JP2002300529A - 画像ファイル作成プログラム、画像処理プログラム及び画像ファイル作成装置 - Google Patents

画像ファイル作成プログラム、画像処理プログラム及び画像ファイル作成装置

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JP2002300529A JP2001102278A JP2001102278A JP2002300529A JP 2002300529 A JP2002300529 A JP 2002300529A JP 2001102278 A JP2001102278 A JP 2001102278A JP 2001102278 A JP2001102278 A JP 2001102278A JP 2002300529 A JP2002300529 A JP 2002300529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で容易に目的とする画像処理結果を得
ることができるようにする。 【解決手段】 第1記憶領域301に記録されている画
像データに対する処理目的であってユーザにより入力さ
れた当該処理目的を受け付けるステップと、この受け付
けた処理目的を第2記憶領域302に記録するステップ
と、画像データの処理目的に対応してユーザにより入力
された画像データに対する処理内容を受け付けるステッ
プと、この受け付けた処理内容を第3記憶領域303に
記録するステップとをコンピュータに実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像ファイルを作
成する画像ファイル作成プログラム、この画像ファイル
を用いて画像処理を行う画像処理プログラム、及び画像
ファイルを作成する画像ファイル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像ファイルに記録されてい
る画像データに対し、パーソナルコンピュータ等の画像
処理装置を用いて色合い、明るさ、コントラスト等の変
更を加える画像処理が行われている。この場合、画像処
理を繰り返すごとに画像データが劣化することになって
元の画像データに復元することが困難となるため、元の
画像データのバックアップをとっておくようにする等、
画像データの管理に細心の注意を払う必要があった。こ
のため、元の画像データと、その画像データに対し所定
の画像処理を行った後の画像データとを分けて管理を行
うようにすることが提案されている(特開昭63−82
553号公報、特開平7−85237号公報、特開20
00−57334号公報、特開2000−76474号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案されている技術は、元の画像データを保存できるよう
に考慮したものではあるが、画像データの処理に不慣れ
なユーザにとっては処理操作が困難で、必ずしも短時間
で目的とする画像処理結果に到達することができるもの
とはいい難いものであった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得
ることができる画像ファイルを作成可能な画像ファイル
作成プログラム、画像処理プログラム及び画像ファイル
作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像データを記録する第1記憶
領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領
域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内
容を記録する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成
するための画像ファイル作成プログラムであって、前記
第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理
目的であってユーザにより入力された当該処理目的を受
け付けるステップと、この受け付けた処理目的を前記第
2記憶領域に記録するステップと、前記画像データの処
理目的に対応してユーザにより入力された前記画像デー
タに対する処理内容を受け付けるステップと、この受け
付けた処理内容を前記第3記憶領域に記録するステップ
とをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴と
している。
【0006】この構成によれば、ユーザにより入力され
た処理目的が第2記憶領域に記録され、処理目的に対応
してユーザにより入力された処理内容が第3記憶領域に
記録される。このようにして作成された画像ファイル
は、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されて
いるため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、
誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱
を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に
目的とする画像処理結果を得ることができるものとな
る。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記ユーザによる処理目的の入力の前
に、予め設定されている複数の処理目的をユーザによる
表示指示に応じて表示部に表示させるステップをコンピ
ュータに実行させるものであり、前記ユーザによる処理
目的の入力は、前記表示部に表示された複数の処理目的
のうちから1の処理目的が選択されることで実行される
ものであることを特徴としている。
【0008】この構成によれば、予め設定されている複
数の処理目的が表示部に表示されるため、この表示部に
表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的を選
択するだけで処理目的の入力ができることになり、入力
作業が簡素化されて容易に目的とする画像処理結果を得
ることができる。
【0009】また、請求項3の発明は、画像データが記
録された第1記憶領域、前記画像データの処理目的が記
録された第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像デ
ータに対する処理内容が記録された第3記憶領域を備え
た画像ファイルから処理目的及び処理内容の異なる別の
画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログ
ラムであって、ユーザにより新たに入力された処理目的
を受け付けるステップと、前記第2記憶領域に記録され
ている処理目的を新たに受け付けた処理目的に書き換え
るステップと、新たな処理目的に応じてユーザにより入
力された新たな処理内容を受け付けるステップと、前記
第3記憶領域に記録されている処理内容を新たに受け付
けた処理内容に書き換えるステップとをコンピュータに
実行させるようにしたことを特徴としている。
【0010】この構成によれば、第2記憶領域に記録さ
れている処理目的がユーザにより新たに入力された処理
目的に書き換えられ、第3記憶領域に記録されている処
理内容がユーザにより新たに入力された処理内容に書き
換えられる。これにより、第1記憶領域に記録されてい
る画像データはそのままで新たな画像ファイルが作成さ
れる。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項3に係る
ものにおいて、前記ユーザによる新たな処理目的の入力
の前に、ユーザによる読取指示に応じて前記第2記憶領
域から処理目的を読み取るステップと、この読み取った
処理目的を表示部に表示させるステップと、予め設定さ
れている複数の処理目的を表示部に表示させるステップ
とをコンピュータに実行させるものであり、前記ユーザ
による新たな処理目的の入力は、前記表示部に表示され
た複数の処理目的のうちから1の処理目的が選択される
ことで実行されるものであることを特徴としている。
【0012】この構成によれば、予め設定されている複
数の処理目的が表示部に表示されるため、この表示部に
表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的を選
択するだけで処理目的の入力ができることになり、入力
作業が簡素化されて容易に目的とする画像処理結果を得
ることができる。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項3又は4
に係るものにおいて、前記第3記憶領域に記録されてい
る処理内容は互いに異なる複数の処理内容を含むもので
あって、前記ユーザにより入力されて書き換えられる新
たな処理内容は、前記記録されている複数の処理内容の
一部のみであり、残る処理内容は書き換えないようにし
たことを特徴としている。
【0014】この構成によれば、第3記憶領域に記録さ
れている処理内容の一部だけが書き換えられて新たな画
像ファイルが作成される。このため、新たな画像ファイ
ルが容易に作成される。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項5に係る
ものにおいて、前記残る処理内容は、ユーザが設定した
画像のトリミング領域であることを特徴としている。こ
の構成によれば、設定作業が比較的煩雑である画像のト
リミング領域は書き換えられないので、新たな画像ファ
イルが容易に作成される。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項5に係る
ものにおいて、前記残る処理内容は、ユーザが設定した
画像の回転角であることを特徴としている。この構成に
よれば、設定作業が比較的煩雑である画像の回転角は書
き換えられないので、新たな画像ファイルが容易に作成
される。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項5に係る
ものにおいて、前記残る処理内容は、ユーザが設定した
画像の色変換であることを特徴としている。この構成に
よれば、設定作業が比較的煩雑である画像の色変換は書
き換えられないので、新たな画像ファイルが容易に作成
される。
【0018】また、請求項9の発明は、請求項1乃至8
のいずれかに係るものにおいて、前記画像データは、撮
像素子で撮像して得た画像データが記録されたものであ
ることを特徴としている。
【0019】この構成によれば、撮像素子で撮像して得
た画像データが取り込まれて第1記憶領域に記録され
る。なお、撮像素子で撮像して得た画像データは、実質
的に解像度を落とさない状態で第1記憶領域に記録され
ることが望ましい。このように実質的に解像度を落とさ
ない状態で記録されるようにすることで、第1記憶領域
に記録されている画像データはそのままの状態で処理目
的等を書き換えるだけで新たな画像ファイルを容易に作
成することができる。
【0020】また、請求項10の発明は、請求項1に係
るものにおいて、画像データを記録する第1記憶領域、
前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前
記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録
する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の
注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイ
ルを作成するための画像ファイル作成プログラムであっ
て、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対
する処理目的であって通信回線を介して外部装置に対し
注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当該外部
装置から取り込まれた処理目的を受け付けるステップ
と、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領域に記録
するステップと、前記画像データの処理目的に対応して
ユーザにより入力された前記画像データに対する処理内
容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を
前記第3記憶領域に記録するステップと、前記画像デー
タを利用した商品を注文するための注文データであって
ユーザにより入力された当該注文データを受け付けるス
テップと、この受け付けた注文データを前記第4記憶領
域に記録するステップとをコンピュータに実行させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0021】この構成によれば、通信回線を介して外部
装置に対し注文商品を指定する際に該通信回線を介して
外部装置から取り込まれた処理目的が第2記憶領域に記
録され、処理目的に対応してユーザにより入力された処
理内容が第3記憶領域に記録され、ユーザにより入力さ
れた商品を注文するための注文データが第4記憶領域に
記録される。このようにして作成された画像ファイル
は、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されて
いるため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、
誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱
を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に
目的とする画像処理結果を得ることができるものとな
る。
【0022】また、請求項11の発明は、請求項10に
係るものにおいて、前記第2記憶領域には、互いに異な
る複数の処理目的が記録されることを特徴としている。
この構成によれば、第2記憶領域に複数の処理目的が記
録されて画像ファイルが作成される。このため、同一の
画像データが複数の処理目的に利用され、画像ファイル
の効率化が図れる。
【0023】また、請求項12の発明は、請求項11に
係るものにおいて、前記第3記憶領域には、前記複数の
処理目的に対して共通の処理内容が記録されることを特
徴としている。
【0024】この構成によれば、第3記憶領域に複数の
処理目的に対し共通の処理内容が記録されて画像ファイ
ルが作成される。このため、同一の処理内容が複数の処
理目的に利用され、画像ファイルの効率化が図れる。
【0025】また、請求項13の発明は、請求項10乃
至12のいずれかに係るものにおいて、前記画像ファイ
ルは通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名を記
録する第5記憶領域を備えたものであり、ユーザにより
入力された外部装置名を受け付けるステップと、この受
け付けた外部装置名を前記第5記憶領域に記録するステ
ップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特
徴としている。
【0026】この構成によれば、ユーザにより入力され
た外部装置名が第5記憶領域に記録されて画像ファイル
が作成される。このため、通信回線を介して注文を行う
場合に注文先を誤らないようにすることができる。
【0027】また、請求項14の発明は、請求項10乃
至13のいずれかに係るものにおいて、前記画像ファイ
ルは通信回線を介して注文を受け付ける外部装置側での
処理内容を記録する第6記憶領域を備えたものであり、
外部装置側のユーザにより入力された外部装置側での処
理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内
容を前記第6記憶領域に記録するステップとをコンピュ
ータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0028】この構成によれば、外部装置側のユーザに
より入力された処理内容が第6記憶領域に記録されて画
像ファイルが作成される。これにより、第6記憶領域に
記録された処理内容に基づいて画像処理が実行される。
【0029】また、請求項15の発明は、第1記憶領域
に画像データが記録され、第2記憶領域に前記画像デー
タの処理目的が記録され、第3記憶領域に前記処理目的
に応じた画像データに対する処理内容が記録された画像
ファイルを用いて前記画像データに対する画像処理を行
う画像処理プログラムであって、前記第1記憶領域から
画像データを読み出すステップと、この読み出した画像
データを処理用記憶手段に記録させるステップと、前記
第2記憶領域から処理目的を読み出すステップと、前記
第3記憶領域から処理内容を読み出すステップと、前記
処理用記憶手段に記録されている画像データに対し前記
読み出した処理目的に応じた処理内容に基づいて画像処
理を行うステップとをコンピュータに実行させるように
したことを特徴としている。
【0030】この構成によれば、第1記憶領域から画像
データが読み出されて処理用記憶手段に記録され、この
処理用記憶手段に記録された画像データに対し画像処理
が実行される。このため、第1記憶領域に記憶されてい
る画像データは劣化することがないので、この画像デー
タをそのまま用い、処理目的等を書き換えるだけで新た
な画像ファイルを容易に作成することができる。
【0031】また、請求項16の発明は、請求項15に
係るものにおいて、前記画像ファイルは、第4記憶領域
に前記画像データを利用した商品の注文データが記録さ
れ、第5記憶領域に通信回線を介して注文を受け付ける
外部装置名が記録されたものであることを特徴としてい
る。
【0032】この構成によれば、画像データを利用した
商品の注文データが第4記憶領域に記録され、通信回線
を介して注文を受け付ける外部装置名が第5記憶領域に
記録されて画像ファイルが作成される。
【0033】また、請求項17の発明は、請求項16に
係るものにおいて、前記画像ファイルは、通信回線を介
して注文を受け付ける外部装置に送信され、当該外部装
置に保存されるものであることを特徴としている。
【0034】この構成によれば、画像ファイルが通信回
線を介して注文を受け付ける外部装置に送信され、その
外部装置に保存される。このため、外部装置側において
画像データに対する画像処理を実行することができる。
【0035】また、請求項18の発明は、請求項17に
係るものにおいて、前記画像ファイルは、第6記憶領域
に通信回線を介して注文を受け付ける外部装置における
処理内容が記録されたものであり、前記画像処理を行う
ステップは、前記外部装置において前記第6記憶領域に
記録された処理内容に基づき第1記憶領域に記録されて
いる画像データに対し画像処理を行うものであることを
特徴としている。
【0036】この構成によれば、外部装置側で第6記憶
領域に記録された処理内容に基づき第1記憶領域に記録
されている画像データに対して画像処理が実行される。
【0037】また、請求項19の発明は、請求項18に
係るものにおいて、前記第6記憶領域に記録された処理
内容に基づいて第1記憶領域に記録されている画像デー
タに対し画像処理を行った後に、当該画像データを用い
て所定の処理を実行するステップをコンピュータに実行
させるようにしたことを特徴としている。
【0038】この構成によれば、第6記憶領域に記録さ
れている処理内容に基づいて第1記憶領域に記録されて
いる画像データに対し画像処理が実行され、この画像処
理の実行された画像データを用いて所定の処理が実行さ
れる。
【0039】また、請求項20の発明は、画像データを
記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記
録する第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像デー
タに対する処理内容を記録する第3記憶領域を備えた画
像ファイルを作成するための画像ファイル作成装置であ
って、前記第1記憶領域に記録されている画像データに
対する処理目的及び当該処理目的に対応する前記画像デ
ータに対する処理内容を入力する入力手段と、この入力
手段により入力された処理目的を前記第2記憶領域に記
録させ、前記入力手段により入力された処理内容を前記
第3記憶領域に記録させる記憶制御手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0040】この構成によれば、ユーザにより入力され
た処理目的が第2記憶領域に記録され、処理目的に対応
してユーザにより入力された処理内容が第3記憶領域に
記録される。このようにして作成された画像ファイル
は、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されて
いるため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、
誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱
を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に
目的とする画像処理結果を得ることができるものとな
る。
【0041】また、請求項21の発明は、画像データを
記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記
録する第2記憶領域、前記処理目的に応じた画像データ
に対する処理内容を記録する第3記憶領域及び前記画像
データを利用した商品の注文データを記録する第4記憶
領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイ
ル作成装置であって、前記第1記憶領域に記録されてい
る画像データに対する処理目的に対応する前記画像デー
タに対する処理内容及び前記画像データを利用した商品
を注文するための注文データを入力する入力手段と、通
信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に
前記通信回線を介して当該外部装置から取り込まれた処
理目的を前記第2記憶領域に記録させ、前記入力手段に
より入力された処理内容を前記第3記憶領域に記録さ
せ、前記入力手段により入力された注文データを前記第
4記憶領域に記録させる記憶制御手段とを備えたことを
特徴としている。
【0042】この構成によれば、通信回線を介して外部
装置に対し注文商品を指定する際に該通信回線を介して
外部装置から取り込まれた処理目的が第2記憶領域に記
録され、処理目的に対応してユーザにより入力された処
理内容が第3記憶領域に記録され、ユーザにより入力さ
れた商品を注文するための注文データが第4記憶領域に
記録される。このようにして作成された画像ファイル
は、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されて
いるため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、
誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱
を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に
目的とする画像処理結果を得ることができるものとな
る。
【0043】また、請求項22の発明は、請求項21に
係るものにおいて、前記画像ファイルは、通信回線を介
して注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領
域を備えたものであって、前記入力手段は前記外部装置
名を入力するものであり、前記記憶制御手段は、前記入
力手段により入力された外部装置名を第5記憶領域に記
録させるものであることを特徴としている。
【0044】この構成によれば、画像データを利用した
商品の注文データが第4記憶領域に記録され、通信回線
を介して注文を受け付ける外部装置名が第5記憶領域に
記録されて画像ファイルが作成される。
【0045】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
係る画像ファイルを作成するための画像ファイル作成装
置の外観構成を示す図であり、図2は、画像ファイル作
成装置の制御構成を示すブロック図である。これらの図
において、画像ファイル作成装置10は、例えばパーソ
ナルコンピュータで構成されたものであり、本体制御部
12と、本体制御部12に接続された画像データ読取部
14と、本体制御部12に接続されたCRTディスプレ
イ等からなる表示部16と、本体制御部12に接続され
た第1入力部であるキーボード18と、本体制御部12
に接続された第2入力部であるマウス20と、本体制御
部12に接続されたプリンタ22とを備えている。
【0046】本体制御部12は、演算処理を実行するC
PU121、処理プログラムや各種データ等を記憶する
ハードディスク等の記憶部122、及び、データを一時
的に保存するRAM123により構成されている。この
本体制御部12には、画像データ読取部14で読み取ら
れた画像データを記録(記憶)すると共に、この画像デ
ータの処理目的(使用目的)や画像データに対する処理
内容等を記録する原画記憶部124、原画記憶部124
から読み出した画像データを一時的に保存し、この保存
した画像データに対して画像処理を行うための処理用記
憶部125、及び、画像処理された後の画像データを保
存する保存用記憶部126が接続されている。これら記
憶部124,125,126は、例えばハードディスク
で構成されている。
【0047】画像データ読取部14は、デジタルカメラ
等の撮像手段で撮像されて取得された画像データやそれ
に付随する画像情報等の記録されているメモリが装着可
能に構成されたもので、この装着されたメモリに記録さ
れている画像データ等を読み取るものである。この画像
データ読取部14で読み取った画像データ等は、原画記
憶部124に記録される。なお、デジタルカメラ等の撮
像手段をUSBケーブル等により本体制御部12に接続
することで、撮像手段に内蔵されているメモリ内の画像
データ等を直接取り込むようにすることもできる。ま
た、感光紙等に記録されている被写体像をスキャナ等で
読み取り、この読み取った画像データを原画記憶部12
4に記録することもできる。
【0048】表示部16は、原画記憶部124あるいは
処理用記憶部125から読み出した画像データに基づい
て表示面161に画像を表示すると共に、この表示面1
61に画像を表示した状態で所定の画像処理を行うよう
にするものである。キーボード18及びマウス20は、
原画記憶部124に記録されている画像データの処理目
的や画像データに対する処理内容等の各種画像情報を入
力するためのものである。これらキーボード18及びマ
ウス20から入力された処理目的や処理内容等の各種画
像情報は、一旦RAM123に受け入れられた後に画像
データと共に原画記憶部124に記録される。プリンタ
22は、原画記憶部124に記録されている画像や画像
処理の施された後の画像を記録紙上にプリントアウトす
るものである。
【0049】図3は、上記のように構成された画像ファ
イル作成装置10を用いて画像ファイルを作成し、その
作成した画像ファイルに基づいて処理目的を実行する一
連の動作概要を説明するためのフローチャートである。
なお、ここでは、デジタルカメラ等の撮像手段により被
写体を撮影するステップも含めて説明している。
【0050】まず、デジタルカメラ等の撮像手段により
被写体を撮影すると(ステップ#1)、その撮影した画
像が例えばCCDRAW形式の画像データとして撮像手
段内のメモリに記録される(ステップ#3)。このメモ
リには、画像データと共に、その画像データの形式や階
調数等の関連画像情報が同時に書き込まれる。
【0051】次いで、撮像手段のメモリに記録された画
像データは、そのメモリを画像データ読取部14に装着
して読取開始指示を与えることで画像ファイル作成装置
10内に取り込まれ、原画記憶部124に記録される
(ステップ#5)。ここで、撮像手段のメモリに記録さ
れた元の画像データは、極力劣化しない状態(解像度を
低下させない状態)で原画記憶部124に記録されるよ
うになっている。
【0052】そして、キーボード18あるいはマウス2
0を操作することにより、取り込んだ画像データの処理
目的(例えば、プリントアウト)が選択されると共に、
画像データに対する処理内容であるサイズ(画像サイ
ズ)が選択され、引き続いて他の処理内容(例えば、ト
リミング範囲)が入力される(ステップ#7)。
【0053】ここで、画像データの処理目的として、本
実施形態では、上記の「プリントアウト」の他に、「W
EB用の画像作成」、「壁紙作成」及び「アイコン作
成」が選択可能となっている。また、画像データに対す
る処理内容として、上記の「サイズ」及び「トリミング
範囲」の他に、「色合い」、「明るさ」及び「コントラ
スト」等が入力設定可能となっている。なお、この処理
目的とサイズの選択操作等については後述する。
【0054】次いで、キーボード18あるいはマウス2
0を操作してファイルの保存を指示すると、画像デー
タ、処理目的、処理内容等が原画記憶部124の所定の
記憶領域にそれぞれ保存され、本発明に係る後述するフ
ァイル形式の画像ファイルが作成される(ステップ#
9)。
【0055】次いで、キーボード18あるいはマウス2
0を操作して処理の実行(例えば、プリントアウト)が
指示されると、原画記憶部124に形成された画像ファ
イルに記録されている画像データが処理用記憶部125
に取り込まれ、この取り込まれた画像データに対し画像
ファイルに記録されている処理目的及び処理内容に従っ
て画像処理が実行され、その画像処理の実行された画像
データが例えばプリンタ22に送信され、プリンタ22
で記録紙に対するプリントが実行される(ステップ#1
1)。
【0056】その後、必要に応じ、キーボード18ある
いはマウス20を操作することで、作成された画像ファ
イルに記録されている画像データはそのままの状態に
し、先に形成した画像ファイルの処理目的や処理内容等
を変更した別の画像ファイルの作成を指示すると、別の
処理目的(例えば、アイコン作成)とサイズの選択とが
可能となるようになっている。このため、上記ステップ
#7における操作と同様の操作により処理目的や処理内
容等の書き換えが行われ、ファイルの保存を指示するこ
とで新たな別の画像ファイルが形成される(ステップ#
13)。
【0057】このように、本発明では、原画記憶部12
4から読み出した画像データに対して画像処理を実行
し、原画記憶部124に記録されている画像データは元
の状態で保存するようにしているので、元の画像データ
のバックアップをとっておく等の必要がないことから画
像データの管理が容易となる。また、元の画像データが
極力劣化しない状態(解像度を低下させない状態)で原
画記憶部124に保存されているので、作成した画像フ
ァイルの処理目的や処理内容等を書き換えるだけで新た
な別の画像ファイルを容易に作成することができる。な
お、CCDRAW形式の他に、画素補間後のRGB画像
データを記録するようにしてもかまわない。
【0058】図4は、画像ファイル作成装置10で作成
される上述の画像ファイルのファイル形式を説明するた
めの図である。すなわち、画像ファイル作成装置10で
作成される画像ファイル30は、画像データ読取部14
により読み取る等して入力された画像データが記録され
る第1記憶領域301、第1記憶領域301に記録され
ている画像データの処理目的が記録される第2記憶領域
302、及び、第1記憶領域301に記録されている画
像データに対する処理内容が記録される第3記憶領域3
03を備えている。
【0059】この第1記憶領域301には、画像データ
のサイズ(横方向X及び縦方向Yのサイズ)、画像デー
タの形式(例えば、CCDRAW形式)、階調数等が同
時に記録され、第2記憶領域302には、処理目的とし
て、プリントアウト、WEB用の画像作成、壁紙作成、
アイコン作成等が記録される。また、第3記憶領域30
3には、複数の処理記録欄が設定されており、各処理記
録欄に処理の順番、処理内容、パラメータ等が記録され
る。なお、処理目的を記録する第2記憶領域302と処
理内容を記録する第3記憶領域303との間に画像処理
開始のコマンドが書き込まれ、第3記憶領域303の後
に画像処理終了のコマンドが書き込まれている。これら
各記憶領域301,302,303に対するデータの書
き込みは、図3に示すステップ#9において実行され
る。
【0060】図5は、上記ステップ#7における操作を
説明するための表示部16に表示される操作画面を示す
図である。すなわち、キーボード18あるいはマウス2
0を操作することで図5に示す操作画面が表示部16の
表示面161に表示される。
【0061】この操作画面の上部にはツールバーG0が
設定されており、「ファイル」、「編集」、「設定」及
び「ヘルプ」の各項目が表示されるようになっている。
キーボード18あるいはマウス20により「ファイル」
が指定されると、「開く」、「閉じる」、「保存」、
「名前を付けて保存」、「印刷」、「終了」及び「フォ
トサービスに接続」の各操作内容一覧が画面に表示され
る。
【0062】この「開く」を指定することにより画像フ
ァイル30を開くことができる。「閉じる」を指定する
と、開いた画像ファイル30を閉じることができる。
「保存」及び「名前を付けて保存」を指定すると、選択
操作ないし指定操作した内容を画像ファイル30の対応
する記憶領域に保存することができる。「印刷」を指定
すると、処理目的として「プリントアウト」を選択した
ときにのみプリンタ22によりプリントを実行させるこ
とができる。「終了」を指定すると、アプリケーション
を終了させることができる。また、「フォトサービスに
接続」を指定すると、インターネット等の通信回線を介
して外部業者にフォトサービス等を依頼することができ
る。
【0063】また、キーボード18あるいはマウス20
により「編集」が指定されると、処理目的や処理内容の
選択操作ないし指定操作を実行することができ、「設
定」が指定されると、プリンタ22の種類や圧縮率等を
設定することができる。また、「ヘルプ」が指定される
と、種々の操作ガイドが表示される。
【0064】いま、例えば、「ファイル」を指定して一
覧を表示させた上で「開く」を指定し、さらに「編集」
を指定することで図5に示す操作画面が表示される。こ
の操作画面の左方上部には目的表示ボックス(リストボ
ックス)G1が設定されており、この目的表示ボックス
G1に選択した処理目的が表示されるようになってい
る。すなわち、この目的表示ボックスG1には、目的表
示ボックスG1の右部に設けられている指定ボタンG3
に対しマウス20によるクリック操作を繰り返すことで
予め設定されている複数の処理目的が択一的に表示され
るようになっている。本実施形態では、上述のように処
理目的として、「プリントアウト」、「WEB用の画像
作成」、「壁紙作成」及び「アイコン作成」が予め設定
されている。ここでは、「プリントアウト」が選択され
た状態となっている。
【0065】また、目的表示ボックスG1の下方にサイ
ズ表示ボックス(リストボックス)G2が設定されてお
り、このサイズ表示ボックスG2に選択した画像のサイ
ズが表示されるようになっている。このサイズ表示ボッ
クスG2には、サイズ表示ボックスG2の右部に設けら
れている指定ボタンG4に対しマウス20によるクリッ
ク操作を繰り返すことで予め設定されている複数のサイ
ズが択一的に表示されるようになっている。このサイズ
は、選択された処理目的に応じて選択肢が異なるように
なっている。
【0066】すなわち、「プリントアウト」が選択され
たときは、本実施形態では、「A4縦」、「A4横」、
「A5縦」、「A5横」、「はがきサイズ縦」及び「は
がきサイズ横」が選択可能となっている。また、「WE
B用の画像作成」が選択されたときは、本実施形態で
は、「1024×768ピクセル」、「800×600
ピクセル」、「768×512ピクセル」、「640×
480ピクセル」、「320×240ピクセル」及び
「160×768ピクセル」が選択可能となっている。
【0067】また、「壁紙作成」が選択されたときは、
本実施形態では、「1600×1200ピクセル」、
「1200×1024ピクセル」、「1024×768
ピクセル」、「800×600ピクセル」及び「640
×480ピクセル」が選択可能となっている。また、
「アイコン作成」が選択されたときは、本実施形態で
は、「64×64ピクセル」のみが指定できるようにな
っている。また、サイズ表示ボックスG2には、「任
意」が選択可能になっている。この「任意」を選択する
と、図6に示すように、サイズ表示ボックスG2の右方
に、縦寸法ボックスG5と横寸法ボックスG6が表示さ
れ、これら各ボックスG5,G6に予め設定されている
範囲内での任意の値(cm)をキーボード18から入力
できるようになっている。
【0068】また、中央右部に画像表示部G7が設定さ
れており、この画像表示部G7に画像ファイル30に記
録されている画像データが読み出されて画像が表示さ
れ、この表示されている画像のトリミング範囲がマウス
20の操作により設定されるようになっている。本実施
形態では、実線と点線とで囲まれた範囲がトリミング範
囲となっており、このトリミング範囲は対角上の2点A
1,A2の平面座標値で表わされるようになっている。
【0069】また、中央下部に色合いボタンG8が設定
されており、この色合いボタンG8をマウス20でクリ
ックすることで画像の色合いが設定可能となっている。
すなわち、色合いボタンG8をクリックすると、本実施
形態では図7に示すように、操作画面の中央左部に色合
い指定画面が表示され、この指定画面の中央に表示され
ている円内のドットDをマウス20の操作により円内の
所定位置に移動させることで色合いの調節が可能となっ
ている。なお、このドットDを移動させることにより中
央右部の画像表示部G7に表示されている画像の色合い
が変化するようになっており、この画像を視認しながら
色合いを好みのものに調節することができる。
【0070】また、右方下部(画像表示部G7の下方)
に明るさスケールG9及びコントラストスケールG10
が設定されている。この明るさスケールG9では、画像
の色合い設定可能時に、明るさスケールG9の黒三角で
示すインデックスをマウス20により左方に移動させる
と画像が暗くなる方向に設定でき、マウス20により右
方に移動させると画像が明るくなる方向に設定できる。
また、コントラストスケールG10では、画像の色合い
設定可能時に、コントラストスケールG10の黒三角で
示すインデックスをマウス20により左方に移動させる
と画像のコントラストが弱くなる方向に設定でき、マウ
ス20により右方に移動させると画像のコントラストが
強くなる方向に設定できる。
【0071】また、キーボード18あるいはマウス20
の操作により、画像表示部G7に表示されているトリミ
ング範囲内にある画像の「右90度回転」、「左90度
回転」、「180度回転」、「左右反転」及び「上下反
転」の画像の回転処理や反転処理を行うことができるよ
うになっている。
【0072】また、左方中央部には実行ボタンG11が
設定されており、この実行ボタンG11をマウス20で
クリックすることにより、処理目的(この例では、プリ
ントアウト)の選択操作が確定され、この確定された処
理目的が画像ファイル30の第2記憶領域302に記録
される。また、実行ボタンG11をクリックすることに
より、処理内容であるサイズ、トリミング範囲、色合
い、明るさ、コントラスト及び画像の回転/反転処理の
各選択操作ないしは指定操作が確定され、これら各処理
内容が画像ファイル30の第3記憶領域303に記録さ
れる。
【0073】また、操作画面が開かれた状態でツールバ
ーG0の「設定」が指定されると、図8及び図9に示す
ように、「プリンタ」、「圧縮率」等の一覧が表示され
るようになっている。この一覧の「プリンタ」を指定す
ると、図8に示すように、本体制御部12に接続されて
いるプリンタ22の種類が表示されるようになってお
り、複数種類のプリンタ22が接続されているときに1
つのプリンタ22を指定することができる。また、この
一覧の「圧縮率」を指定すると、図9に示すように、複
数の圧縮率の一覧が表示され、この一覧の中から1つの
圧縮率を指定することができる。これらのプリンタ22
の種類や圧縮率も画像データに対する処理内容の1つと
して画像ファイル30の第3記憶領域303に記録され
るようになっている。これにより、各記憶領域301,
302,303に所定のデータが記録され、ユーザの目
的とする画像ファイル30が完成する。
【0074】図10は、上記のようにして作成された画
像ファイル30を用い、その第2記憶領域に記録されて
いる処理目的が「プリントアウト」である場合の画像処
理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチ
ャートである。すなわち、本発明に係る画像ファイル3
0は、第2記憶領域302に処理目的である「プリント
アウト」が記録されているため、画像ファイル30の利
用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル30を
「プリントアウト」以外の他の目的に使用するといった
混乱を生じさせないようにすることができる。以下、こ
のフローチャートを参照して処理動作の概略を説明す
る。
【0075】まず、キーボード18が操作され、画像フ
ァイル30に記録されている画像データに対する画像処
理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録さ
れているRGBRAW形式の画像データが処理用記憶部
125に取り込まれ、この取り込まれたRGBRAW形
式の画像データからRGB画像データへ変換するための
補間処理が実行され(ステップ#21)、その補間処理
が実行された後に第3記憶領域303に記録されている
トリミング範囲の画像データが取り出される(ステップ
#23)。この取り出された画像データに基づいて表示
部16の表示面161に画像が表示される。
【0076】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる画像データの回転処理あるいは反転処理データに基
づいて処理用記憶部125に記録されている画像データ
に対して回転/反転処理が実行される(ステップ#2
5)。この回転/反転処理が実行されると、表示面16
1に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示さ
れる。
【0077】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる色合い、明るさ及びコントラストデータに基づいて
処理用記憶部125に記録されている画像データに対し
て色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行さ
れる(ステップ#27)。この変換処理が実行される
と、表示面161に変換処理された後の画像が表示され
る。
【0078】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いるサイズデータと、プリンタ22の解像度とに基づい
て補間倍率が算出決定され(ステップ#29)、処理用
記憶部125に記録されている画像データに対して補間
処理が実行される(ステップ#31)。そして、プリン
タ22の種類に応じてCMYKに変換処理し、γテーブ
ルによって8ビットデータに変換処理される(ステップ
#33)。その後、プリンタ22の種類に応じた輪郭強
調処理が実行され(ステップ#35)、プリンタ22に
対しプリントデータが送信される(ステップ#37)。
これにより、プリンタ22は、送信されてきたプリント
データに基づいてプリント処理を実行する。
【0079】図11は、上記のようにして作成された画
像ファイル30を用い、その第2記憶領域に記録されて
いる処理目的が「WEB用の画像作成」である場合の画
像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。すなわち、本発明に係る画像ファイ
ル30は、第2記憶領域302に処理目的である「WE
B用の画像作成」が記録されているため、画像ファイル
30の利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル
30を「WEB用の画像作成」以外の他の目的に使用す
るといった混乱を生じさせないようにすることができ
る。以下、このフローチャートを参照して処理動作の概
略を説明する。
【0080】まず、キーボード18が操作されて画像フ
ァイル30に記録されている画像データに対する画像処
理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録さ
れているRGBRAW形式の画像データが処理用記憶部
125に取り込まれ、この取り込まれたRGBRAW形
式の画像データからRGB画像データへ変換するための
補間処理が実行される(ステップ#41)。この補間処
理は、例えば、注目画素の周辺のRGBデータから1画
素分のRGBデータが作成されることで実行される。そ
して、この補間処理が実行された後に第3記憶領域30
3に記録されているトリミング範囲の画像データが取り
出される(ステップ#43)。この取り出された画像デ
ータに基づいて表示部16の表示面161に画像が表示
される。
【0081】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる画像データの処理内容に基づいて処理用記憶部12
5に記録されている画像データに対して回転/反転処理
が実行される(ステップ#45)。この回転/反転処理
が実行されると、表示面161に回転処理あるいは反転
処理された後の画像が表示される。
【0082】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる色合い、明るさ及びコントラスト処理データに基づ
いて処理用記憶部125に記録されている画像データに
対して色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実
行される(ステップ#47)。この変換処理が実行され
ると、表示面161に変換処理された後の画像が表示さ
れる。
【0083】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いるサイズデータに応じた画素数の変換処理が実行され
(ステップ#49)、その後にγテーブルによって8ビ
ットデータに変換処理される(ステップ#51)。その
後、RGBデータからLCrCbデータに変換処理され
(ステップ#53)、Lハイパスフィルタ処理が実行さ
れる(ステップ#55)。そして、CrCbローパスフ
ィルタ処理が実行され(ステップ#57)、第3記憶領
域303に記憶されている圧縮率に基づいて圧縮処理が
実行される(ステップ#59)。このようにして得られ
た画像データに基づいてWEB用の画像が形成される。
【0084】図12は、上記のようにして作成された画
像ファイル30を用い、その第2記憶領域に記録されて
いる処理目的が「壁紙作成」である場合の画像処理を実
行するときの処理動作を説明するためのフローチャート
である。すなわち、本発明に係る画像ファイル30は、
第2記憶領域302に処理目的である「壁紙作成」が記
録されているため、画像ファイル30の利用目的が明確
になる結果、誤って画像ファイル30を「壁紙作成」以
外の他の目的に使用するといった混乱を生じさせないよ
うにすることができる。以下、このフローチャートを参
照して処理動作の概略を説明する。
【0085】まず、キーボード18が操作されて画像フ
ァイル30に記録されている画像データに対する画像処
理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録さ
れているCCDRAW形式の画像データが処理用記憶部
125に取り込まれ、この取り込まれたCCDRAW形
式の画像データからRGB画像データへ変換するための
補間処理が実行される(ステップ#61)。この補間処
理は、CCDRAW形式の画像データの解像度が高いと
きには、例えば、4画素のRGGBデータから平均化処
理によって1画素分のRGBデータが作成されることで
実行される。そして、この補間処理が実行された後に第
3記憶領域303に記録されているトリミング範囲の画
像データが取り出される(ステップ#63)。この取り
出された画像データに基づいて表示部16の表示面16
1に画像が表示される。
【0086】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる画像データの回転処理あるいは反転処理データに基
づいて処理用記憶部125に記録されている画像データ
に対して回転/反転処理が実行される(ステップ#6
5)。この回転/反転処理が実行されると、表示面16
1に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示さ
れる。
【0087】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる色合い、明るさ及びコントラストデータに基づいて
処理用記憶部125に記録されている画像データに対し
て色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行さ
れる(ステップ#67)。この変換処理が実行される
と、表示面161に変換処理された後の画像が表示され
る。
【0088】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いるサイズデータに応じた画素数の変換処理が実行され
(ステップ#69)、その後にγテーブルによって8ビ
ットデータに変換処理される(ステップ#71)。その
後、フィルタリング処理が実行され(ステップ#7
3)、引き続いて輪郭強調処理が実行される(ステップ
#75)。このようにして得られた画像データに基づい
て壁紙用の画像が形成される。
【0089】図13は、上記のようにして作成された画
像ファイル30を用い、第2記憶領域に記録されている
処理目的が「アイコン作成」である場合の画像処理を実
行するときの処理動作を説明するためのフローチャート
である。すなわち、本発明に係る画像ファイル30は、
第2記憶領域302に処理目的である「アイコン作成」
が記録されているため、画像ファイル30の利用目的が
明確になる結果、誤って画像ファイル30を「アイコン
作成」以外の他の目的に使用するといった混乱を生じさ
せないようにすることができる。以下、このフローチャ
ートを参照して処理動作の概略を説明する。
【0090】まず、キーボード18が操作されて画像フ
ァイル30に記録されている画像データに対する画像処
理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録さ
れているCCDRAW形式の画像データが処理用記憶部
125に取り込まれ、この取り込まれたCCDRAW形
式の画像データからRGB画像データへ変換するための
補間処理が実行される(ステップ#81)。この補間処
理は、例えば、64画素のRGGBデータから平均化処
理によって1画素分のRGBデータが作成される。そし
て、この補間処理が実行された後に第3記憶領域303
に記録されているトリミング範囲の画像データが取り出
される(ステップ#83)。この取り出された画像デー
タに基づいて表示部16の表示面161に画像が表示さ
れる。
【0091】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる画像データの回転処理あるいは反転処理データに基
づいて処理用記憶部125に記録されている画像データ
に対して回転/反転処理が実行される(ステップ#8
5)。この回転/反転処理が実行されると、表示面16
1に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示さ
れる。
【0092】次いで、第3記憶領域303に記録されて
いる色合い、明るさ及びコントラストデータに基づいて
処理用記憶部125に記録されている画像データに対し
て色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行さ
れる(ステップ#87)。この変換処理が実行される
と、表示面161に変換処理された後の画像が表示され
る。その後、ぼかしフィルタ処理が実行され(ステップ
#89)、さらにγ変換処理が実行される(ステップ#
91)。そして、輪郭強調処理が実行され(ステップ#
93)、引き続いて縮小処理が実行される(ステップ#
95)。このようにして得られた画像データに基づいて
アイコン画像が形成される。
【0093】図14は、上記のようにして作成された画
像ファイル30を用い、第1記憶領域301に記録され
ている画像データは元のままで、第2記憶領域302に
記録されている処理目的及び第3記憶領域303に記録
されている処理内容を書き換えることにより、新たな別
の画像ファイルを作成する場合の処理動作を説明するた
めのフローチャートである。すなわち、本発明では、デ
ジタルカメラ等の撮像手段で得られた元の画像データが
極力劣化しない状態(解像度を低下させない状態)で画
像ファイル30に保存されているので、先に作成した画
像ファイルの処理目的及び処理内容、あるいはいずれか
一方のみを書き換えることで新たな画像ファイル30を
容易に作成することができる。
【0094】まず、原画記憶部124に保存されている
画像ファイル30を読み出して先の図5と同様の操作画
面を表示させる。すなわち、ユーザにより画像ファイル
30に対する読取指示が与えられることでデータの読み
取りが実行され、目的表示ボックス(リストボックス)
G1に先に設定された処理目的(例えば、プリントアウ
ト)が表示されるようになっている。このため、指定ボ
タンG3をマウス20によりクリック操作して別の処理
目的(例えば、壁紙作成)を表示させる(ステップ#1
01)。
【0095】同様に、上記読取指示が与えられることで
データの読み取りが実行され、サイズ表示ボックス(リ
ストボックス)G2に先に設定されたサイズが表示され
るようになっている。このため、指定ボタンG4をマウ
ス20によりクリック操作して処理目的に対応した別の
サイズを表示させる(ステップ#103)。そして、先
に設定されている各処理内容を読み出し、各処理内容を
処理目的に対応させて順次更新する(ステップ#10
5)。その後、実行ボタンG11をマウス20によりク
リックする(ステップ#107)。これにより、第2記
憶領域302の処理目的の書き換えが実行されると共
に、第3記憶領域303の処理目的の書き換えが実行さ
れ、新たな画像ファイル30が作成される。なお、実行
ボタンG11は、処理目的の表示内容の更新やサイズの
表示内容の更新の都度クリックしたり、各処理内容の更
新の都度クリックしたりすることで順次書き換えを行う
ようにしてもよい。
【0096】図15は、画像ファイル作成装置10で作
成され、インターネット等の通信回線を利用して画像デ
ータを利用した商品(例えば、画像を印刷した透明シー
ルを周面に貼り付ける等したマグカップ、画像を印刷し
たカレンダ等)を注文する場合の画像ファイルのファイ
ル形式を示す図である。
【0097】すなわち、この画像ファイル30aは、画
像データ読取部14により読み取る等して入力された画
像データが記録される第1記憶領域301a、第1記憶
領域301aに記録されている画像データの処理目的が
記録される第2記憶領域302a、第1記憶領域301
aに記録されている画像データに対する処理内容が記録
される第3記憶領域303a、第1記憶領域301aに
記録されている画像データを利用した商品を注文するた
めの注文情報(注文データ)が記録される第4記憶領域
304a、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置
名(あるいは、URL)が記録される第5記憶領域30
5a、及び、外部装置側での処理内容を記録する第6記
憶領域306aを備えている。
【0098】この第1記憶領域301aには、図3に示
す画像ファイル30の第1記憶領域301に記録される
内容と同一の内容が画像データ読取部14で読み取られ
る等して記録される。第2記憶領域302aには、第1
記憶領域301aに記録されている画像データを利用す
る目的等が記録される。この第2記憶領域302aは、
複数の処理目的が記録可能に構成されており、この第2
記憶領域302aへのデータは、後述するように通信回
線を介して外部から取り込まれることで記録される。
【0099】また、第3記憶領域303aには、図3に
示す画像ファイル30の第3記憶領域303に記録され
る内容と同様の処理内容がキーボード18等を操作する
ことで入力されて記録される。この第3記憶領域303
aに記録される処理内容は、ここでは第2記憶領域30
2aに記録される複数の処理目的に共通するものとなっ
ている。第4記憶領域304aには、発注者名、発注日
及び発注内容がキーボード18等を操作することで入力
されて記録される。第5記憶領域305aには、ここで
はURLがキーボード18等を操作することで入力され
て記録される。第6記憶領域306aには、マグカップ
に貼り付ける透明シールに画像を印刷する場合等のマグ
カップの下地の色等を加味した加工情報が発注後に外部
装置側で入力され、その内容が通信回線を介して取り込
まれることで記録される。
【0100】図16は、この画像ファイル30aを画像
ファイル作成装置10により作成する場合の処理内容を
説明するためのフローチャートを示す図である。すなわ
ち、デジタルカメラ等の撮像手段のメモリに記録された
例えばCCDRAW形式の画像データが画像データ読取
部14を介して画像ファイル作成装置10内に取り込ま
れ、原画記憶部124に記録される(ステップ#11
1)。ここで、撮像手段のメモリに記録された元の画像
データは、極力劣化しない状態(解像度を低下させない
状態)で原画記憶部124に記録される。
【0101】次いで、画像データの処理目的が画面上で
商品を発注することで通信回線を介して外部から取り込
まれて原画記憶部124に記録される一方、キーボード
18等の操作により所定の処理内容や外部装置名等が入
力されて原画記憶部124に記録され、さらに外部装置
側で入力された処理内容が通信回線を介して取り込まれ
ることで原画記憶部124に記録される(ステップ#1
13)。
【0102】そして、キーボード18あるいはマウス2
0を操作してファイルの保存を指示すると、画像デー
タ、処理目的、処理内容等が原画記憶部124に形成さ
れる画像ファイルの所定の記憶領域にそれぞれ保存さ
れ、図15に示すファイル形式の画像ファイル30aが
作成される(ステップ#115)。
【0103】図17は、画像ファイル作成装置10をイ
ンターネット等の通信回線Nに接続し、外部業者(アプ
リケーション・サービス・プロバイダ(ASP))のサ
ーバ等の外部装置31,32に接続可能にした状態を示
す図である。ここで、画像ファイル作成装置10は、通
信回線Nを介してマグカップに貼り付ける透明シールを
印刷するシールプリンタに接続された外部装置31と、
カレンダを印刷するカレンダプリンタに接続された外部
装置32とに接続されるようになっている。
【0104】図18は、インターネット等の通信回線N
を利用し、画像ファイル30aに記録されている画像デ
ータを利用した商品を注文する場合の表示面161に表
示される操作画面を示すものである。すなわち、先の図
5等に示すメニューバーG0の「ファイル」をマウス2
0等により指定すると、「フォトサービスに接続」の画
面が表示され、この「フォトサービスに接続」をマウス
20等により指定することで画像ファイル作成装置10
が外部装置31,32に接続されるようになっている。
【0105】図19は、画像ファイル作成装置10が外
部装置31,32に接続されたときに表示面161に表
示される注文画面を例示する図である。この注文画面
は、通信回線Nを介して外部装置31,32から取り込
まれたもので、写真入りマグカップと写真入りオリジナ
ルカレンダとが同時に注文可能に構成されている。写真
入りマグカップのチェック欄をクリックすることで、大
小サイズのいずれか一方のマグカップ、あるいは両方の
マグカップが注文可能となっている。ここでは、小サイ
ズのマグカップを注文した場合を例示している。また、
写真入りオリジナルカレンダのチェック欄をクリックす
ることで、横型(A)及び縦型(B)のいずれか一方の
カレンダ、あるいは両方のカレンダが注文可能となって
いる。ここでは、横型(A)のカレンダを注文した場合
を例示している。
【0106】また、この注文画面では、発注者の住所、
氏名、連絡先、及び、カードで決済する場合のカード番
号記入欄が設けられており、キーボード18等の操作に
より入力するようになっている。また、この注文画面の
下部には、注文ボタンG12が設けられており、この注
文ボタンG12をクリックすることで注文内容が確定さ
れることになる。この注文ボタンG12をクリックして
注文内容が確定すると、その注文内容が通信回線Nを介
して画像ファイル作成装置10側に取り込まれ、図15
に示す画像ファイル30aの第2記憶領域302aに記
録されるようになっている。すなわち、図15に示す処
理目的1の欄に、画像データの処理目的が「サイズ小の
マグカップへのプリント」であることが記録され、処理
目的2の欄に、画像データの処理目的が「カレンダAへ
のプリント」であることが記録される。
【0107】このようにして、画像ファイル30aの第
2記憶領域302aに処理目的が記録されると、画像フ
ァイル30aが原画記憶部124から読み出されて通信
回線Nを介して外部装置31,32に送信される。この
画像ファイル30aを受信した外部装置31,32側で
は、画像ファイル30aの第6記憶領域306aにマグ
カップに貼り付ける透明シールに画像を印刷する場合の
マグカップの下地色等を加味した加工情報が外部装置3
1側のユーザにより入力されて記録される一方、その記
録内容が通信回線Nを介して画像ファイル作成装置10
に取り込まれ、原画記憶部124に形成されている画像
ファイル30aの第6記憶領域306aに記録される。
【0108】また、カレンダに画像を印刷するときに
は、画像ファイル30aの第6記憶領域306aにカレ
ンダの用紙の色等を加味した加工情報が外部装置32側
のユーザにより入力されてマグカップの加工情報との書
き換えが行われる一方、その記録内容が通信回線Nを介
して画像ファイル作成装置10に取り込まれ、原画記憶
部124に形成されている画像ファイル30aの第6記
憶領域306aのマグカップの加工情報との書き換えが
行われる。
【0109】図20は、注文を受けた外部装置31,3
2側における処理動作を説明するためのフローチャート
である。まず、通信回線Nを介して発注者からの画像フ
ァイル30aを受信することで受注が行われ(ステップ
#121)、その後に処理目的1に対応する外部装置3
1側でのマグカップに対する処理内容が外部装置31側
のユーザにより入力され、受信した画像ファイル30a
の第6記憶領域306aに記録される(ステップ#12
3)。
【0110】次いで、マグカップ用のシールプリンタが
作動されてシールプリント処理(所定の処理)が実行さ
れる(ステップ#125)。その後、処理目的2に対応
する外部装置32側でのカレンダに対する処理内容が外
部装置32側のユーザにより入力されると共に、受信し
た画像ファイル30aの第6記憶領域306aの書き換
えが行われ(ステップ#127)、カレンダプリンタが
作動されてカレンダのプリント処理(所定の処理)が実
行される(ステップ#129)。
【0111】本発明は、上記実施形態において説明した
ように、画像ファイル30,30aの第2記憶領域30
2,302aに第1記憶領域画像301,301aに記
録されている画像データの処理目的(例えば、「プリン
トアウト」、「サイズ小のマグカップへのプリント」)
が記録されるようになっているため、画像ファイル3
0,30aの利用目的が明確になる結果、誤って画像フ
ァイル30,30aを例えば「プリントアウト」や「サ
イズ小のマグカップへのプリント」以外の他の目的に使
用するといった混乱を生じさせないようにすることがで
き、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ること
ができるものとなる。
【0112】なお、本発明は、上記実施形態のものに限
定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形
態様を採用することができる。
【0113】(1)上記実施形態では、デジタルカメラ
等の撮像手段で得た画像データを画像データ読取部14
にメモリを装着する等して取り込むようにしているが、
これに限るものではない。例えば、デジタルカメラ等の
撮像手段で得た画像データが記録されたフロッピディス
クやCD−ROM等の記録媒体を本体制御部12に備わ
っている図略の読取装置に装着して読み取ることによ
り、原画記憶部124に記録するようにしてもよい。ま
た、インターネット等の通信回線を利用して外部の装置
から取り込むことも可能であり、無線装置により外部の
装置から取り込むことも可能である。要は、種々の画像
データ入力手段を備えておればよい。
【0114】(2)上記実施形態では、画像データの処
理目的を予め設定されている複数の処理目的から選択す
るように構成されているが、これに限るものではない。
例えば、キーボード18の操作により文字入力するよう
にしてもよい。また、画像のサイズも予め設定されてい
る複数のサイズから選択するように構成されているが、
キーボード18の操作により文字入力することもでき
る。
【0115】(3)上記実施形態では、画像ファイル3
0aは、外部装置名あるいはURLを記録する第5記憶
領域305aと、外部装置側での処理内容を記録する第
6記憶領域306aとを備えているが、これに限るもの
ではない。例えば、外部装置名あるいはURLを記録す
る第5記憶領域305a、あるいは外部装置側での処理
内容を記録する第6記憶領域306aを有しない構成と
することもできるし、それら両方の記憶領域305a,
306aを有しない構成とすることもできる。また、第
5記憶領域305aにURLを記録する場合には、画像
ファイルからURLを読み出して自動的に該URLに接
続させるようにすることもできる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像ファイルの第2記憶領域に第1記憶領域に記録され
ている画像データの処理目的が記録されるようになって
いるため、画像ファイルの用途が明確になる結果、誤っ
て画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱を生
じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的
とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像ファイル作成装
置の外観構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像ファイル作成装置の制御構成を
示すブロック図である。
【図3】図1に示す画像ファイル作成装置の一連の動作
概要を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示す画像ファイル作成装置で作成される
画像ファイルのファイル形式を説明するための図であ
る。
【図5】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表
示される操作画面を示す図である。
【図6】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表
示される操作画面を示す図である。
【図7】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表
示される操作画面を示す図である。
【図8】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表
示される操作画面を示す図である。
【図9】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表
示される操作画面を示す図である。
【図10】画像データに対し画像処理を実行するときの
処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】画像データに対し画像処理を実行するときの
処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】画像データに対し画像処理を実行するときの
処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】画像データに対し画像処理を実行するときの
処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】新たな別の画像ファイルを作成する場合の処
理動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】図1に示す画像ファイル作成装置で作成され
る別の画像ファイルのファイル形式を説明するための図
である。
【図16】図15に示す別の画像ファイルを作成する場
合の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】図1に示す画像ファイル作成装置をインター
ネットを介して外部装置に接続した状態を示す図であ
る。
【図18】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に
表示される操作画面を示す図である。
【図19】インターネットを介して商品を注文する場合
の画像ファイル作成装置の表示部に表示される注文画面
を示す図である。
【図20】注文を受けた外部装置側における処理動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像ファイル作成装置 12 本体制御部(記憶制御手段) 14 画像データ読取部 16 表示部 18 キーボード(入力手段) 20 マウス(入力手段) 30,30a 画像ファイル 31,32 外部装置 124 原画記憶部 125 処理用記憶部 161 表示面 301,301a 第1記憶領域 302,302a 第2記憶領域 303,303a 第3記憶領域 304a 第4記憶領域 305a 第5記憶領域 306a 第6記憶領域 N 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 11/80 H04N 1/387 H04N 1/387 5/76 E 5/76 5/91 N 5/765 5/781 510L 5/781 5/91 J L Fターム(参考) 5B050 BA10 BA15 CA07 CA08 EA03 EA09 EA10 EA12 EA13 EA15 EA16 FA02 FA03 FA05 FA08 FA12 FA13 FA19 5C052 AA01 AA12 AA14 DD02 DD04 5C053 FA04 FA05 FA08 FA14 FA23 FA30 HA29 JA21 KA24 LA01 LA03 LA04 LA06 LA11 LA14 5C076 AA02 AA13 AA17 AA21 AA24 AA26 BA02 BA06 CA02 CB04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記録する第1記憶領域、前
    記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域及び前
    記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録
    する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成するため
    の画像ファイル作成プログラムであって、前記第1記憶
    領域に記録されている画像データに対する処理目的であ
    ってユーザにより入力された当該処理目的を受け付ける
    ステップと、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領
    域に記録するステップと、前記画像データの処理目的に
    対応してユーザにより入力された前記画像データに対す
    る処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処
    理内容を前記第3記憶領域に記録するステップとをコン
    ピュータに実行させるようにしたことを特徴とする画像
    ファイル作成プログラム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザによる処理目的の入力の前
    に、予め設定されている複数の処理目的をユーザによる
    表示指示に応じて表示部に表示させるステップをコンピ
    ュータに実行させるものであり、前記ユーザによる処理
    目的の入力は、前記表示部に表示された複数の処理目的
    のうちから1の処理目的が選択されることで実行される
    ものであることを特徴とする請求項1記載の画像ファイ
    ル作成プログラム。
  3. 【請求項3】 画像データが記録された第1記憶領域、
    前記画像データの処理目的が記録された第2記憶領域及
    び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容が
    記録された第3記憶領域を備えた画像ファイルから処理
    目的及び処理内容の異なる別の画像ファイルを作成する
    ための画像ファイル作成プログラムであって、ユーザに
    より新たに入力された処理目的を受け付けるステップ
    と、前記第2記憶領域に記録されている処理目的を新た
    に受け付けた処理目的に書き換えるステップと、新たな
    処理目的に応じてユーザにより入力された新たな処理内
    容を受け付けるステップと、前記第3記憶領域に記録さ
    れている処理内容を新たに受け付けた処理内容に書き換
    えるステップとをコンピュータに実行させるようにした
    ことを特徴とする画像ファイル作成プログラム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザによる新たな処理目的の入力
    の前に、ユーザによる読取指示に応じて前記第2記憶領
    域から処理目的を読み取るステップと、この読み取った
    処理目的を表示部に表示させるステップと、予め設定さ
    れている複数の処理目的を表示部に表示させるステップ
    とをコンピュータに実行させるものであり、前記ユーザ
    による新たな処理目的の入力は、前記表示部に表示され
    た複数の処理目的のうちから1の処理目的が選択される
    ことで実行されるものであることを特徴とする請求項3
    記載の画像ファイル作成プログラム。
  5. 【請求項5】 前記第3記憶領域に記録されている処理
    内容は互いに異なる複数の処理内容を含むものであっ
    て、前記ユーザにより入力されて書き換えられる新たな
    処理内容は、前記記録されている複数の処理内容の一部
    のみであり、残る処理内容は書き換えないようにしたこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の画像ファイル作成
    プログラム。
  6. 【請求項6】 前記残る処理内容は、ユーザが設定した
    画像のトリミング領域であることを特徴とする請求項5
    記載の画像ファイル作成プログラム。
  7. 【請求項7】 前記残る処理内容は、ユーザが設定した
    画像の回転角であることを特徴とする請求項5記載の画
    像ファイル作成プログラム。
  8. 【請求項8】 前記残る処理内容は、ユーザが設定した
    画像の色変換であることを特徴とする請求項5記載の画
    像ファイル作成プログラム。
  9. 【請求項9】 前記画像データは、撮像素子で撮像して
    得た画像データが記録されたものであることを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれかに記載の画像ファイル作成
    プログラム。
  10. 【請求項10】 画像データを記録する第1記憶領域、
    前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前
    記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録
    する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の
    注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイ
    ルを作成するための画像ファイル作成プログラムであっ
    て、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対
    する処理目的であって通信回線を介して外部装置に対し
    注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当該外部
    装置から取り込まれた処理目的を受け付けるステップ
    と、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領域に記録
    するステップと、前記画像データの処理目的に対応して
    ユーザにより入力された前記画像データに対する処理内
    容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を
    前記第3記憶領域に記録するステップと、前記画像デー
    タを利用した商品を注文するための注文データであって
    ユーザにより入力された当該注文データを受け付けるス
    テップと、この受け付けた注文データを前記第4記憶領
    域に記録するステップとをコンピュータに実行させるよ
    うにしたことを特徴とする画像ファイル作成プログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記第2記憶領域には、互いに異なる
    複数の処理目的が記録されることを特徴とする請求項1
    0記載の画像ファイル作成プログラム。
  12. 【請求項12】 前記第3記憶領域には、前記複数の処
    理目的に対して共通の処理内容が記録されることを特徴
    と請求項11記載の画像ファイル作成プログラム。
  13. 【請求項13】 前記画像ファイルは通信回線を介して
    注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領域を
    備えたものであり、ユーザにより入力された外部装置名
    を受け付けるステップと、この受け付けた外部装置名を
    前記第5記憶領域に記録するステップとをコンピュータ
    に実行させるようにしたことを特徴とする請求項10乃
    至12のいずれかに記載の画像ファイル作成プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記画像ファイルは通信回線を介して
    注文を受け付ける外部装置側での処理内容を記録する第
    6記憶領域を備えたものであり、外部装置側のユーザに
    より入力された外部装置側での処理内容を受け付けるス
    テップと、この受け付けた処理内容を前記第6記憶領域
    に記録するステップとをコンピュータに実行させるよう
    にしたことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか
    に記載の画像ファイル作成プログラム。
  15. 【請求項15】 第1記憶領域に画像データが記録さ
    れ、第2記憶領域に前記画像データの処理目的が記録さ
    れ、第3記憶領域に前記処理目的に応じた画像データに
    対する処理内容が記録された画像ファイルを用いて前記
    画像データに対する画像処理を行う画像処理プログラム
    であって、前記第1記憶領域から画像データを読み出す
    ステップと、この読み出した画像データを処理用記憶手
    段に記録させるステップと、前記第2記憶領域から処理
    目的を読み出すステップと、前記第3記憶領域から処理
    内容を読み出すステップと、前記処理用記憶手段に記録
    されている画像データに対し前記読み出した処理目的に
    応じた処理内容に基づいて画像処理を行うステップとを
    コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする
    画像処理プログラム。
  16. 【請求項16】 前記画像ファイルは、第4記憶領域に
    前記画像データを利用した商品の注文データが記録さ
    れ、第5記憶領域に通信回線を介して注文を受け付ける
    外部装置名が記録されたものであることを特徴とする請
    求項15記載の画像処理プログラム。
  17. 【請求項17】 前記画像ファイルは、通信回線を介し
    て注文を受け付ける外部装置に送信され、当該外部装置
    に保存されるものであることを特徴とする請求項16記
    載の画像処理プログラム。
  18. 【請求項18】 前記画像ファイルは、第6記憶領域に
    通信回線を介して注文を受け付ける外部装置における処
    理内容が記録されたものであり、前記画像処理を行うス
    テップは、前記外部装置において前記第6記憶領域に記
    録された処理内容に基づき第1記憶領域に記録されてい
    る画像データに対し画像処理を行うものであることを特
    徴とする請求項17記載の画像処理プログラム。
  19. 【請求項19】 前記第6記憶領域に記録された処理内
    容に基づいて第1記憶領域に記録されている画像データ
    に対し画像処理を行った後に、当該画像データを用いて
    所定の処理を実行するステップをコンピュータに実行さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項18記載の画像
    処理プログラム。
  20. 【請求項20】 画像データを記録する第1記憶領域、
    前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域及び
    前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記
    録する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成するた
    めの画像ファイル作成装置であって、前記第1記憶領域
    に記録されている画像データに対する処理目的及び当該
    処理目的に対応する前記画像データに対する処理内容を
    入力する入力手段と、この入力手段により入力された処
    理目的を前記第2記憶領域に記録させ、前記入力手段に
    より入力された処理内容を前記第3記憶領域に記録させ
    る記憶制御手段とを備えたことを特徴とする画像ファイ
    ル作成装置。
  21. 【請求項21】 画像データを記録する第1記憶領域、
    前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前
    記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録
    する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の
    注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイ
    ルを作成するための画像ファイル作成装置であって、前
    記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処
    理目的に対応する前記画像データに対する処理内容及び
    前記画像データを利用した商品を注文するための注文デ
    ータを入力する入力手段と、通信回線を介して外部装置
    に対し注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当
    該外部装置から取り込まれた処理目的を前記第2記憶領
    域に記録させ、前記入力手段により入力された処理内容
    を前記第3記憶領域に記録させ、前記入力手段により入
    力された注文データを前記第4記憶領域に記録させる記
    憶制御手段とを備えたことを特徴とする画像ファイル作
    成装置。
  22. 【請求項22】 前記画像ファイルは、通信回線を介し
    て注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領域
    を備えたものであって、前記入力手段は前記外部装置名
    を入力するものであり、前記記憶制御手段は、前記入力
    手段により入力された外部装置名を第5記憶領域に記録
    させるものであることを特徴とする請求項21記載の画
    像ファイル作成装置。
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