JP2000013409A - ポーリング制御方式 - Google Patents

ポーリング制御方式

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JP2000013409A
JP2000013409A JP10173559A JP17355998A JP2000013409A JP 2000013409 A JP2000013409 A JP 2000013409A JP 10173559 A JP10173559 A JP 10173559A JP 17355998 A JP17355998 A JP 17355998A JP 2000013409 A JP2000013409 A JP 2000013409A
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JP
Japan
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slave station
polling
priority
transmission request
slave
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Pending
Application number
JP10173559A
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English (en)
Inventor
Koji Kato
晃二 加藤
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム内で動作する処理毎に優先度をつ
け、主局・従局間で優先度の高い従局から接続するポー
リング制御方式を提供する。 【解決手段】 通信回線を経由して複数の従属局(従
局)に送信要求確認信号を送信する回線送信部と、この
回線送信部に送る前記送信要求確認信号を処理する送信
処理部と、前記通信回線を経由して送られた前記複数の
従局からの送信要求信号を受信する回線受信部と、この
回線受信部によって受信した前記送信要求信号を解析す
る受信データ解析部と、優先接続を行う従局番号を記録
した優先テーブルと優先接続を行わない従局番号を記録
した通常テーブルとからなるポーリングテーブルと、こ
のポーリングテーブルのデータに基づいてポーリング制
御を行うポーリング制御部とを具備した主局により行わ
れるポーリング制御方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信回線によっ
て接続された主局と従属局(従局)との間のポーリング
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ポーリングは、主局となる権利の争奪を
防止するために、複数の従局に対して1局づつ規則的に
データ送信を勧誘する動作である。通信回線を通じて主
局と従局の関係で接続されている場合の回線間の制御と
しては、ポーリング制御が用いられることが多いが、何
時従局からデータの送信要求があるかを予想することが
難しいため、従局に対して主局から均等にポーリングを
送出し、要求を監視する方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法に
よるポーリング動作は、通常一定周期で各従局に対して
主局から要求処理を行うためポーリング起動周期により
処理時間が決まってしまうという問題があり、ポーリン
グ周期を短くすることにより対処可能だが、やみくもに
短くすると、主局の処理が逼迫してしまうという問題点
があった。
【0004】また従来、従局から応答が来ないこと等に
よって故障と判断し、この従局に対して優先度を下げる
という考え方はあったが、それでは特殊な条件でしかポ
ーリング処理の効率を上げられないという問題点もあっ
た。
【0005】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、システム内で動作する処理は決まった処理なので
処理別に優先度をつけ、主局・従局間で従局毎に常に最
適なポーリング起動時間を設定し、動作させることがで
きるポーリング制御方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、通信回線を経由して複数の従属局(従局)に送信要
求確認信号を送信する回線送信部と、この回線送信部に
送る前記送信要求確認信号を処理する送信処理部と、前
記通信回線を経由して送られた前記複数の従局からの送
信要求信号を受信する回線受信部と、この回線受信部に
よって受信した前記送信要求信号を解析する受信データ
解析部と、優先接続を行う従局番号を記録した優先テー
ブルと優先接続を行わない従局番号を記録した通常テー
ブルとからなるポーリングテーブルと、このポーリング
テーブルのデータに基づいてポーリング制御を行うポー
リング制御部と、を具備してなる主局により行われるこ
とを特徴とするポーリング制御方式を提供する。
【0007】また請求項2に記載の発明は、従局から受
信した前記送信要求信号の前記受信データ解析部による
解析結果によって、この従局の従局番号を該当するテー
ブルカウンタを経由して前記優先テーブルまたは前記通
常テーブルに記録し、前記優先テーブルに記録された従
局を優先して接続を行うことを特徴とする請求項1に記
載のポーリング制御方式を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態によるポーリング制御方式の全体構成を示すブロ
ック図である。この図において、符号10が主局、20
が複数の従局で30が通信回線を表す。ここで、主局1
0と従局20とは通信回線30により接続されている。
【0009】図2は主局側の構成図を示す。この図にお
いて12はポーリングテーブル、13は受信データ解析
部、14は送信処理部、15はポーリング制御部、16
は回線受信部、17は回線送信部を表す。
【0010】主局10と従局20との接続回線は、回線
受信部16と回線送信部17に収容される。ポーリング
テーブル12には、優先テーブル121、優先テーブル
カウンタ122、通常テーブル123、通常テーブルカ
ウンタ124を記憶したメモリを備えており、受信デー
タ解析部13、送信処理部14、ポーリング制御部15
より制御できる。回線受信部16で受信したデータは、
受信データ解析部13に渡すことが出来る。また、デー
タを従局に送信する回線送信部17には、受信データ解
析部13、送信処理部14およびポーリング制御部15
からデータを渡すことが出来る。
【0011】次に、図1によってポーリング制御での主
局と従局との接続構成を説明し、続いて図2の主局側の
構成図によって実際の動作を図3に示すポーリング制御
の制御フロー図と、図4に示すポーリング制御のシーケ
ンス図を用いて説明する。図1が、ポーリング制御を用
いる場合の全体の構成図であり、主局10が従局20と
通信回線30により接続されており、主局10から従局
20に対して順に主局への送信要求があるかポーリング
により問い合わせる。
【0012】図2はポーリング制御を行う主局側の構成
図で、主局から従局への送信要求確認が発生した場合に
は、送信処理部14において送信要求確認信号の処理が
行われ、送信要求確認に対する従局からの応答の優先度
が高い場合には、ポーリングテーブル12内の該当従局
番号を通常テーブル123から優先テーブル121に登
録替えを行う。送信要求確認に対する応答が遅く優先度
が低い場合には、ポーリングテーブル12内の優先テー
ブル121に該当従局番号が登録されていた場合には通
常テーブルに登録替えを行う。
【0013】また、従局からの送信要求信号は、回線受
信部16で受信されて受信データ解析部13で処理さ
れ、受信データにより従局から次に送られる受信データ
の優先度が高いと判断されれば、同様にポーリングテー
ブル12内の優先テーブル121に該当の従局番号を通
常テーブル123から登録替えを行う。ポーリング制御
部15では、ポーリングテーブル12内の優先テーブル
121に登録されている従局に対して優先的にポーリン
グを行う。
【0014】この動作は、次のポーリング先を示す優先
テーブルカウンタ122が、優先テーブル121を検索
し、該当従局に対してポーリングを回線送信部17に要
求する。優先テーブル121に登録されている従局に対
するポーリングが完了したあとに、通常テーブル123
に登録されている次のポーリング先を示す通常テーブル
カウンタ124で通常テーブル123からポーリングを
行う従局を検索し、回線送信部17にポーリングを要求
する。
【0015】次に、ポーリング制御部15の制御動作フ
ローを図3により説明する。優先テーブル121を優先
テーブルカウンタ122にて検索し(図3の300)、
優先従局有りと判断されると(同301)、該当従局へ
ポーリング処理を起動する(同302)。起動すると、
次の登録を検索するために優先テーブルカウンタ122
を更新する(同303)。
【0016】登録されている優先従局へのポーリング処
理が終了を判断し(同304)、終了すれば、通常テー
ブル123を通常テーブルカウンタ124にて検索し
(同305)、登録があると判断すれば(同306)、
該当従局へポーリング処理を起動(同307)し、次の
ポーリング処理起動時のために通常テーブルカウンタ3
08を更新しておく(同308)。
【0017】次に、上記の処理でのポーリングシーケン
スを図4で説明する。主局より優先テーブルカウンタに
登録されている全ての従局に対してポーリング動作が順
に行われ(図4の401、402)、その動作の完了
後、通常テーブルに登録されている1局のみ、ポーリン
グ動作が行われ(同403)、それが周期的に繰り替え
されることになる。
【0018】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述し
た実施形態においては、優先と通常という2段階で行っ
たが、主局・従局の各処理で複数の優先度を決めてもっ
と細かに行うことも可能である。
【0019】また、主から処理を起動し従局からの応答
時間が予想されるならば、予想される時間で優先度をあ
げる(従局からも同様)事が考えられる。その場合に
は、その予想時間帯のみポーリング処理が増えるのみな
ので、主局の処理が軽減される。
【0020】また、処理を簡単にするためにポーリング
テーブルの起動する従局数で優先度をつけたがポーリン
グ起動時間の変更により、優先度を変える方法もある。
その場合には、通常に登録される従局のポーリング起動
が優先登録された従局数に寄らず一定に起動できるとい
う利点がある。
【0021】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、優先度が高い従局に対してポーリング制御が優
先的に行われるため主局・従局でのデータのやりとりが
効率よく行われるため処理の高速化を図ることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるポーリング制御方
式の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるポーリング制御方
式の主局側の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるポーリング制御方
式の制御フロー図である。
【図4】 本発明の一実施形態によるポーリング制御方
式のシーケンス図である。
【符号の説明】
10 主局 12 ポーリングテーブル 121 優先テーブル 122 優先テーブルカウンタ 123 通常テーブル 124 通常テーブルカウンタ 13 受信データ解析部 14 送信処理部 15 ポーリング制御部 16 回線受信部 17 回線送信部 20 従属局(従局) 30 通信回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を経由して複数の従属局(従
    局)に送信要求確認信号を送信する回線送信部と、 この回線送信部に送る前記送信要求確認信号を処理する
    送信処理部と、 前記通信回線を経由して送られた前記複数の従局からの
    送信要求信号を受信する回線受信部と、 この回線受信部によって受信した前記送信要求信号を解
    析する受信データ解析部と、 優先接続を行う従局番号を記録した優先テーブルと優先
    接続を行わない従局番号を記録した通常テーブルとから
    なるポーリングテーブルと、 このポーリングテーブルのデータに基づいてポーリング
    制御を行うポーリング制御部と、を具備してなる主局に
    より行われることを特徴とするポーリング制御方式。
  2. 【請求項2】 従局から受信した前記送信要求信号の前
    記受信データ解析部による解析結果によって、この従局
    の従局番号を該当するテーブルカウンタを経由して前記
    優先テーブルまたは前記通常テーブルに記録し、前記優
    先テーブルに記録された従局を優先して接続を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のポーリング制御方式。
JP10173559A 1998-06-19 1998-06-19 ポーリング制御方式 Pending JP2000013409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100442713C (zh) * 2005-12-30 2008-12-10 华为技术有限公司 一种提高通讯链路层协议效率的方法

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Effective date: 20000215