JP2000013203A - パルス整形装置及びパルス整形方法 - Google Patents

パルス整形装置及びパルス整形方法

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JP2000013203A
JP2000013203A JP10176483A JP17648398A JP2000013203A JP 2000013203 A JP2000013203 A JP 2000013203A JP 10176483 A JP10176483 A JP 10176483A JP 17648398 A JP17648398 A JP 17648398A JP 2000013203 A JP2000013203 A JP 2000013203A
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signal
timer
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voltage
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JP10176483A
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Shoji Haneda
正二 羽田
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号を受信する対象の装置が雑音を
容易に選別することを可能にするパルス整形装置及びパ
ルス整形方法を提供することである。 【解決手段】 コンパレータ1は信号を受信して二値化
し、二値化により得られたデジタル信号を、タイマ2及
びORゲート3の入力端に印加する。タイマ2は、供給
されたデジタル信号がハイレベルとなってから一定の時
間、ハイレベルのデジタル信号をORゲート3に供給す
る。ORゲート3は、コンパレータ1及びタイマ2から
供給されたデジタル信号の論理和をとって、結果を表す
デジタル信号をドライバ4に供給する。ドライバ4は、
ORゲート3から供給されたデジタル信号をバッファリ
ングして外部に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パルス整形装置
及びパルス整形方法に関し、特に、デジタル信号を正し
く伝送するためのパルス整形装置及びパルス整形方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号は、コンピュータ相互間等
における情報の伝送を行うために広く用いられている。
しかし、デジタル信号には、リレー等が発生するチャタ
リングなどの雑音が混入することが通常であり、信号に
混入した雑音はデジタル信号を受信する装置の誤動作の
原因となる。
【0003】信号に混入した雑音を区別して、その影響
を除去する手法としては、伝送する対象のデジタル信号
の電気的特性を所定の規格に合致するものとし、そのデ
ジタル信号を受信する装置が、その規格に合致するもの
を選別して受信する手法が考えられる。規格により設定
される対象の電気的特性としては、具体的には、デジタ
ル信号の振幅や長さ、ローレベルとハイレベルの境界と
なるしきい値の値や、クロック信号等を基準とした位相
などが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、デジタル信号
を受信する装置は通常は複数の構成部品からなり、各構
成部品は、互いに異なる製造者により製造されているな
どのため、各構成部品が信号を選別する基準は互いに異
なっているのが通常である。また、雑音は、構成部品を
通過するときその構成部品により変形されるのが通常で
あり、変形後の雑音による影響を予測することは困難で
ある。このため、装置を構成するいずれの構成部品にお
いても雑音との混同が生じないようなデジタル信号の規
格を決定することは極めて困難である。
【0005】特にチャタリングは、リレー等のオン及び
オフの直後の短時間のうちに繰り返して発生するのが一
般である。一方で、デジタル信号を受信する装置は、時
間的に密集して発生した雑音を受信すると、その雑音を
全体として単一のパルスとして扱うなどする結果、誤動
作する可能性が高い。
【0006】また、雑音が時間的に密集して発生するも
のでなくても、雑音の電気的特性(例えば、振幅や長さ
など)は詳細に予測することができないのが通常であ
り、従って、装置が受信した雑音の電気的特性によって
は、装置が誤った動作を行う。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、デジタル信号を受信する対象の装置が雑音を容易
に選別することを可能にするパルス整形装置及びパルス
整形方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるパルス整形装置は、
トリガ信号を受信し、前記トリガ信号を受信した時点よ
り所定の期間、前記トリガ信号が所定の論理値を示した
ことを表すタイマ信号を出力するタイマ手段と、前記ト
リガ信号及び前記タイマ信号を受信し、前記トリガ信号
及び前記タイマ信号のうち少なくとも一方を受信したか
否かを判別して、受信したと判別したとき、前記トリガ
信号及び前記タイマ信号のうち少なくとも一方が供給さ
れていることを表す出力信号を外部に供給する信号合成
手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】このようなパルス整形装置によれば、トリ
ガ信号として供給された雑音等は、所定の長さ以上の長
さを有する出力信号に整形され、外部に供給される。従
って、この出力信号を受信する対象の装置は、雑音が供
給されたことを容易に識別して、選別することが可能と
なる。
【0010】前記信号合成手段は、例えば、前記トリガ
信号及び前記タイマ信号を受信し、受信した前記トリガ
信号及び前記タイマ信号が示す各論理値の論理和を表す
前記出力信号を外部に供給する論理和手段を備えること
により、出力信号を生成する。
【0011】また、この発明の第2の観点にかかるパル
ス整形装置は、トリガ信号を受信し、受信した前記トリ
ガ信号が所定の論理値を示す状態に至ったとき、前記ト
リガ信号が前記論理値を示したことを表す出力信号を所
定の期間出力するタイマ手段と、前記トリガ信号を受信
し、受信した前記トリガ信号が前記所定の論理値を示し
ているか否かを判別して、示していると判別したとき、
前記タイマ手段が前記出力信号の出力を終了することを
阻止するタイマ延長手段と、を備える、ことを特徴とす
る。
【0012】このようなパルス整形装置によっても、ト
リガ信号として供給された雑音等は、所定の長さ以上の
長さを有する出力信号に整形され、外部に供給される。
従って、この出力信号を受信する対象の装置は、雑音が
供給されたことを容易に識別して、選別することが可能
となる。
【0013】前記タイマ手段は、例えば、第1及び第2
の反転素子と、トリガ入力手段と、帰還手段と、遅延手
段と、を備えており、前記第1及び第2の反転素子の各
々は、二値化された論理値を示す制御信号を供給された
とき、供給された前記制御信号が示す前記論理値を反転
させたものを表す制御信号を出力する手段を備え、前記
トリガ入力手段は、前記トリガ信号を受信して、前記遅
延手段に、所定の論理値を表す前記制御信号を供給する
手段を備え、前記帰還手段は、前記第2の反転素子が出
力した前記制御信号を前記第1の反転素子に供給する手
段を備え、前記遅延手段は、前記第1の反転素子が出力
した前記制御信号が前記所定の論理値を表しているか否
かを判別し、表していると判別した時点より始まる所定
の期間、前記第2の反転素子に、前記所定の論理値を表
す前記制御信号を供給する手段を備え、前記タイマ延長
手段は、前記所定の期間以外の期間に、前記トリガ入力
手段より供給された前記制御信号が表す論理値と実質的
に同一の論理値を表す前記制御信号を前記第2の反転素
子に供給する手段を備え、前記第2の反転素子は、自ら
が出力した前記制御信号を前記出力信号として外部に供
給する手段を備えることにより、出力信号を生成する。
【0014】この場合、前記第1の反転素子は、例え
ば、電流路を備え、自らに供給された前記制御信号に従
って、前記電流路を実質的に導通及び遮断し、前記電流
路が実質的に導通しているか遮断しているかを表す前記
制御信号を供給する第1のスイッチング素子を備え、前
記第2の反転素子は、例えば、電流路を備え、自らに供
給された前記制御信号に従って、前記電流路を実質的に
導通及び遮断し、前記電流路が実質的に導通しているか
遮断しているかを表す前記制御信号を供給する第2のス
イッチング素子を備えるものであってもよい。
【0015】前記パルス整形装置は、アナログ信号を受
信し、前記アナログ信号を二値化したものを表す前記ト
リガ信号を出力する二値化手段を備えるものであっても
よい。これにより、アナログ量を有する雑音等は二値化
され、トリガ信号に変換される。このため、アナログ信
号も整形される。
【0016】前記パルス整形装置は、一対の平衡出力端
と、前記出力信号を受信して、前記平衡出力端の一方
に、受信した前記出力信号が表す論理値と実質的に同一
の論理値を表す信号を供給する手段と、前記出力信号を
受信して、前記平衡出力端の他方に、受信した前記出力
信号が表す論理値を反転させたものを表す信号を供給す
る手段と、を備えるものであってもよい。これにより、
出力信号は、ほぼ常時、所定量の電位差を有する一対の
信号として外部に供給される。このため、出力信号につ
いて所定量のノイズマージンがほぼ常時確保され、誤り
の少ないデジタル信号の伝送が行われる。
【0017】また、この発明の第3の観点にかかるパル
ス整形方法は、トリガ信号を受信し、前記トリガ信号を
受信した時点より所定の期間、前記トリガ信号が所定の
論理値を示したことを表すタイマ信号を出力するタイマ
ステップと、前記トリガ信号及び前記タイマ信号を受信
し、前記トリガ信号及び前記タイマ信号のうち少なくと
も一方を受信したか否かを判別して、受信したと判別し
たとき、前記トリガ信号及び前記タイマ信号のうち少な
くとも一方が供給されていることを表す出力信号を外部
に供給する信号合成ステップと、を備える、ことを特徴
とする。
【0018】このようなパルス整形方法によれば、トリ
ガ信号として供給された雑音等は、所定の長さ以上の長
さを有する出力信号に整形され、外部に供給される。従
って、この出力信号を受信する対象の装置は、雑音が供
給されたことを容易に識別して、選別することが可能と
なる。
【0019】また、この発明の第4の観点にかかるパル
ス整形方法は、トリガ信号を受信し、受信した前記トリ
ガ信号が所定の論理値を示す状態に至ったとき、前記ト
リガ信号が前記論理値を示したことを表す出力信号を所
定の期間出力するタイマステップと、前記トリガ信号を
受信し、受信した前記トリガ信号が前記所定の論理値を
示しているか否かを判別して、示していると判別したと
き、前記タイマステップが前記出力信号の出力を終了す
ることを阻止するタイマ延長ステップと、を備える、こ
とを特徴とする。
【0020】このようなパルス整形方法によっても、ト
リガ信号として供給された雑音等は、所定の長さ以上の
長さを有する出力信号に整形され、外部に供給される。
従って、この出力信号を受信する対象の装置は、雑音が
供給されたことを容易に識別して、選別することが可能
となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるパルス整形装置を、デジタル信号を整形するビット
処理回路を例とし、図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の形態にかかるビ
ット処理回路の構成を示す回路図である。図示するよう
に、このビット処理回路は、コンパレータ1と、タイマ
2と、ORゲート3と、ドライバ4とを備えている。
【0023】コンパレータ1は、例えば演算増幅器から
なり、反転入力端と、非反転入力端と、出力端とを備え
る。コンパレータ1は、非反転入力端に印加された電圧
が反転入力端に印加された電圧より高いとき、出力端
に、所定のしきい値以上の電圧(以下、「ハイレベル電
圧」と呼ぶ)を発生する。そして、非反転入力端に印加
された電圧が反転入力端に印加された電圧以下であると
き、出力端に、しきい値未満の電圧(以下、「ローレベ
ル電圧」と呼ぶ)を発生する。
【0024】タイマ2は、入力端及び出力端を備え、入
力端にハイレベル電圧が印加されると、ハイレベル電圧
の印加が開始されてから実質的に一定の期間、出力端の
電圧をハイレベル電圧に保ち、その期間以外の期間は、
出力端の電圧をローレベル電圧とする。タイマ2の入力
端はコンパレータ1の出力端に接続されており、タイマ
2の出力端はORゲート3の一方の入力端に接続されて
いる。
【0025】ORゲート3は、出力端と、2個の入力端
とを備える。ORゲート3は、各入力端に印加された電
圧が示す論理値の論理和を表す電圧を、出力端に発生す
る。具体的には、例えば、ORゲート3の少なくともい
ずれかの入力端にハイレベル電圧が印加された場合、出
力端の電圧をハイレベル電圧とし、その他の場合は、出
力端の電圧をローレベル電圧とする。ORゲート3の一
方の入力端はタイマ2の出力端に接続されており、他方
の入力端はコンパレータ1の出力端に接続されており、
ORゲート3の出力端は、ドライバ4の入力端に接続さ
れている。
【0026】ドライバ4は、ORゲート3の出力端に発
生した電圧をバッファリングするためのものである。ド
ライバ4は、入力端及び出力端を備え、入力端に印加さ
れた電圧に実質的に等しい電圧を、出力端に発生する。
【0027】次に、このビット処理回路がデジタル信号
を整形する動作を説明する。なお、以下の説明におい
て、このビット処理回路が取り扱う信号は、正論理形式
の信号であるものとする。すなわち、以下では、ハイレ
ベル電圧が論理値”1”に相当し、ローレベル電圧が論
理値”0”に相当するものとする。
【0028】このビット処理回路を動作させるために
は、例えば、コンパレータ1の反転入力端を接地し、ド
ライバ4の出力端を、このビット処理回路により整形さ
れたデジタル信号を供給する対象の装置に接続する。
【0029】この状態で、コンパレータ1の非反転入力
端に、整形する対象のデジタル信号が供給され、非反転
入力端の電圧が正極性になったとする。この場合、コン
パレータ1の出力端の電圧はハイレベル電圧となり、こ
のハイレベル電圧はタイマ2の入力端に印加され、ま
た、ORゲート3の入力端のうち、コンパレータ1の出
力端に接続されている方にも印加される。
【0030】タイマ2の入力端へのハイレベル電圧の印
加が始まると、以後実質的に一定の期間、タイマ2の出
力端にはハイレベル電圧が発生し続け、このハイレベル
電圧は、ORゲート3の入力端のうち、タイマ2の出力
端に接続されている方に印加される。
【0031】従って、ORゲート3の出力端には、コン
パレータ1の出力端に発生する電圧が表す論理値とタイ
マ2の出力端に発生する電圧が表す論理値との論理和を
表す電圧が出力される。すなわち、コンパレータ1の出
力端の電圧及びタイマ2の出力端の電圧のうち少なくと
もいずれかがハイレベル電圧であれば、ORゲート3の
出力端には、ハイレベル電圧が発生する。そして、ドラ
イバ4は、ORゲート3の出力端の電圧に実質的に等し
い電圧を、外部の装置に供給する。
【0032】この結果、ドライバ4の出力端の電圧は、
少なくとも、タイマ2の出力端の電圧がハイレベルに保
たれる一定の期間、ハイレベル電圧に保たれる。すなわ
ち、コンパレータ1の非反転入力端に印加されたデジタ
ル信号は、このビット処理回路によって、所定の長さ以
上の長さを有するデジタル信号へと整形された上で、ド
ライバ4の出力端より外部の装置に供給される。
【0033】このビット処理回路が以上説明した処理を
行う結果、コンパレータ1の非反転入力端の電圧の波形
と、ドライバ4の出力端の電圧の波形は、例えば図2に
示すようになる。
【0034】図示するように、例えば、非反転入力端
に、N1〜N4として示した入力信号が印加されたとす
る。入力信号N1〜N3の長さは、タイマ2が自らの出
力端の電圧をハイレベル電圧に保つ最小限の時間より短
く、入力信号N4の長さは、タイマ2が自らの出力端の
電圧をハイレベル電圧に保つ最小限の時間より長いもの
とする。
【0035】また、入力信号N1の印加が開始されてか
ら入力信号N2の印加が開始されるまでの時間間隔は、
タイマ2が自らの出力端の電圧をハイレベル電圧に保つ
最小限の時間より長いものとする。また、入力信号N2
の印加が開始されてから入力信号N3の印加が終了する
までの時間間隔は、タイマ2が自らの出力端の電圧をハ
イレベル電圧に保つ最小限の時間より短いものとする。
【0036】図示するように、入力信号N1が印加され
ると、このビット処理回路は、所定の期間、ドライバ4
の出力端間に出力信号S1を発生させる。出力信号S1
の長さは、タイマ2が自らの出力端の電圧をハイレベル
電圧に保つ最小限の時間にほぼ等しくなる。
【0037】また、入力信号N2が印加された場合も、
このビット処理回路は、所定の期間、ドライバ4の出力
端間に出力信号S2を発生させる。そして、出力信号S
2が発生している間に印加された入力信号N3は、実質
的に、出力信号S2の波形に影響を与えない。従って、
出力信号S2の長さは、出力信号S1の長さと実質的に
等しい。
【0038】また、入力信号N4が印加されたとき、こ
のビット処理回路は、入力信号N4の印加が実質的に終
了するまでの間、ドライバ4の出力端間に出力信号S3
を発生させる。入力信号N4の長さは、タイマ2が自ら
の出力端の電圧をハイレベル電圧に保つ最小限の時間よ
り長いので、出力信号S3の長さは、出力信号S1及び
S2の長さより長くなる。
【0039】なお、このビット処理回路の構成は、上述
のものに限られない。例えば、ORゲート3が、整形さ
れたデジタル信号を供給する対象の装置を駆動するに十
分なドライブ能力を有している場合、ドライバ4は不要
である。また、コンパレータ1も必要ではなく、タイマ
2の入力端及びORゲート3の一方の入力端に、ハイレ
ベル電圧とローレベル電圧との二値をとるデジタル信号
を直接に印加するようにしてもよい。
【0040】また、タイマ2は、入力端へのハイレベル
電圧の印加が開始されてから実質的に一定の期間、出力
端の電圧をローレベル電圧に保ち、その期間以外の期間
は、出力端の電圧をハイレベル電圧とするものであって
もよい。この場合は、ORゲート3に代えてNANDゲ
ート5を用い、更にインバータ6を用いて、図3(a)
に示すような構成とすればよい。
【0041】すなわち、ORゲート3の各入力端及び出
力端が接続されるべき箇所にNANDゲート5の各入力
端及び出力端を接続し、コンパレータ1の出力端にイン
バータ6の入力端を接続し、インバータ6の出力端を、
NANDゲート5の入力端のうち、タイマ2に接続され
ていない方に接続すればよい。
【0042】なお、インバータ6は、入力端及び出力端
を備え、入力端に印加された電圧が示す論理値を反転さ
せた論理値を示す電圧を、出力端に発生する。具体的に
は、例えば、インバータ6の入力端にハイレベル電圧が
印加されたとき、インバータ6の出力端にはローレベル
電圧が発生する。逆に、インバータ6の入力端にローレ
ベル電圧が印加されると、インバータ6の出力端にはハ
イレベル電圧が発生する。
【0043】また、タイマ2は、入力端へのローレベル
電圧の印加が開始されてから実質的に一定の期間、出力
端の電圧をローレベル電圧に保ち、その期間以外の期間
は、出力端の電圧をハイレベル電圧とするものであって
もよい。この場合は、図3(b)に示すように、図3
(a)に示す構成のうち、インバータ6の入力端及び出
力端が接続されている箇所を短絡した構成とすればよ
い。
【0044】ただし、図3(b)に示すビット処理回路
は、コンパレータ1の非反転入力端に供給された負論理
形式の信号(すなわち、ハイレベル電圧が論理値”0”
に相当し、ローレベル電圧が論理値”1”に相当する信
号)を正論理形式に変換して整形したものを表す信号
を、ドライバ4の出力端より外部に供給する。
【0045】また、タイマ2は、入力端へのローレベル
電圧の印加が開始されてから実質的に一定の期間、出力
端の電圧をハイレベル電圧に保ち、その期間以外の期間
は、出力端の電圧をローレベル電圧とするものであって
もよい。この場合は、図3(a)に示す構成のうち、N
ANDゲート5に代えてORゲート3を用いて、図3
(c)に示すような構成とすればよい。すなわち、NA
NDゲート5の各入力端及び出力端が接続されるべき箇
所にORゲート3の各入力端及び出力端を接続すればよ
い。
【0046】図3(c)に示すビット処理回路も、コン
パレータ1の非反転入力端に供給された負論理形式の信
号を正論理形式に変換して整形したものを表す信号を、
ドライバ4の出力端より外部に供給する。
【0047】また、コンパレータ1は、例えば、図4に
示す構成を有する差動増幅器からなるものであってもよ
い。図示するように、この差動増幅器は、トランジスタ
Q1及びQ2と、抵抗器R1〜R3と、定電流源G1と
からなる。
【0048】トランジスタQ1及びQ2は、いずれもN
PN型のバイポーラトランジスタからなる。トランジス
タQ1のベースは抵抗器R1の一端に接続されており、
抵抗器R1の他端は非反転入力端を形成する。トランジ
スタQ2のベースは抵抗器R2の一端に接続されてお
り、抵抗器R2の他端は反転入力端を形成する。トラン
ジスタQ1のエミッタ及びトランジスタQ2のエミッタ
は、いずれも、定電流源G1の負極に接続されている。
なお、定電流源G1の正極は、直流電源Eの負極に接続
されている。トランジスタQ1のコレクタは、外部の直
流電源Eの正極に接続されており、トランジスタQ2の
コレクタはコンパレータ1の出力端を形成し、また、抵
抗器R3を介して直流電源Eの正極に接続されている。
【0049】そして、例えばこの差動増幅器の反転入力
端が接地され、非反転入力端に信号が印加されたとす
る。この場合、非反転入力端の電圧が上昇すると、トラ
ンジスタQ1のベースに流れ込む電流が増大する結果、
トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間に流れるコレ
クタ電流が増大する。逆に、非反転入力端の電圧が降下
すると、トランジスタQ1のコレクタ電流は減少する。
【0050】一方、トランジスタQ1及びQ2のそれぞ
れのコレクタ−エミッタ間に流れる電流の和は、定電流
源G1により一定量に保たれる。このため、トランジス
タQ1のコレクタ電流が増大するとトランジスタQ2の
コレクタ電流は減少し、トランジスタQ1のコレクタ電
流が減少するとトランジスタQ2のコレクタ電流は増大
する。
【0051】そして、トランジスタQ2のコレクタ電流
は抵抗器R3に流れるので、抵抗器R3の両端に発生す
る電圧降下の大きさはトランジスタQ2のコレクタ電流
の大きさに比例する。従って、トランジスタQ2のコレ
クタの電圧は、非反転入力端の電圧の上昇及び降下に従
い、上昇及び降下する。
【0052】なお、図5に示すように、トランジスタQ
1及びQ2はPNP型バイポーラトランジスタであって
もよい。この場合は、図示するように、直流電源E及び
定電流源G1が接続される向きを、いずれも図4のコン
パレータ1における向きと逆にすればよい。図5に示す
コンパレータ1の動作は、コンパレータ1の各部を流れ
る電流の向きが図4に示すものとは逆である点を除き、
図4のコンパレータ1と実質的に同一である。
【0053】また、図3(b)に示すタイマ2及びNA
NDゲート5は、例えば、図6に示す構成を有する電気
回路からなるものであってもよい。図示するように、こ
の電気回路は、トランジスタQ3〜Q5と、ダイオード
D1〜D3と、抵抗器R4〜R7及びRTと、コンデン
サCTと、定電流源G2とからなる。
【0054】トランジスタQ3〜Q5は、いずれもPN
P型のバイポーラトランジスタからなる。トランジスタ
Q3のベースは、コンパレータ1の出力端に接続されて
おり、エミッタは外部の直流電源Eの正極に接続されて
おり、コレクタは、抵抗器R4を介して直流電源Eの負
極に接続されている。
【0055】トランジスタQ4のベースは、抵抗器R5
を介してトランジスタQ5のコレクタに接続されてお
り、エミッタは直流電源Eの正極に接続されており、コ
レクタは、抵抗器R6を介して直流電源Eの負極に接続
されている。
【0056】トランジスタQ5のエミッタは直流電源E
の正極に接続されており、ベースは抵抗器R7を介して
直流電源Eの正極に接続されており、コレクタは定電流
源G2の負極に接続されている。定電流源G2の正極は
直流電源Eの負極に接続されている。
【0057】コンデンサCTの一端はトランジスタQ4
のコレクタに接続されており、他端はダイオードD3の
カソードに接続されている。抵抗器RTの一端は、ダイ
オードD3のカソードとコンデンサCTとの接続点に接
続されており、他端は直流電源Eの負極に接続されてい
る。
【0058】ダイオードD1のアノードはトランジスタ
Q3のコレクタに接続され、カソードはトランジスタQ
4のコレクタに接続されている。ダイオードD2のアノ
ードはトランジスタQ3のコレクタに接続され、カソー
ドはコンデンサCTと抵抗器RTとの接続点に接続され
ている。ダイオードD3のアノードはトランジスタQ5
のベースに接続され、カソードはコンデンサCTと抵抗
器RTとの接続点に接続されている。
【0059】この電気回路の入力端に印加される電圧
は、トランジスタQ3によりエミッタ接地モードで増幅
されるため、トランジスタQ3のコレクタには、入力端
に印加される電圧が実質的に逆相で増幅された電圧が発
生する。そして、入力端の電圧を十分高くすると、トラ
ンジスタQ3はオフ状態になり、従って、トランジスタ
Q3のコレクタの電圧は直流電源Eの負極の電圧にほぼ
等しくなる。
【0060】このとき、ダイオードD1及びD2はいず
れも逆バイアスされる。一方、直流電源Eの正極から、
抵抗器R7、ダイオードD3及び抵抗器RTを通じて直
流電源Eの負極に流れる電流により、抵抗器R7の両端
には電圧降下が発生する。そして、抵抗器R7の両端間
の電圧はトランジスタQ5のベース−エミッタ間に印加
され、この結果、トランジスタQ5はオンし、出力端の
電圧(すなわち、トランジスタQ5のコレクタの電圧)
は、直流電源Eの正極の電圧にほぼ等しくなる。
【0061】このとき、トランジスタQ4のベースに
も、抵抗器R5を介して、直流電源Eの正極の電圧にほ
ぼ等しい電圧が印加されるので、トランジスタQ4はオ
フし、トランジスタQ4のコレクタの電圧は、直流電源
Eの負極の電圧にほぼ等しくなる。
【0062】このとき、コンデンサCTの両端のうち、
トランジスタQ4のコレクタに接続されている方には直
流電源Eの負極の電圧にほぼ等しい電圧が印加され、抵
抗器RTに接続されている方には、直流電源Eの正極の
電圧から、トランジスタQ5のベース−エミッタ間の電
圧とダイオードD3のアノード−カソード間の順方向電
圧とを差し引いた値にほぼ等しい電圧が印加される。こ
のため、コンデンサCTは充電される。
【0063】次に、入力端の電圧を十分低くすると、ト
ランジスタQ3がオンし、トランジスタQ3のコレクタ
の電圧は直流電源Eの正極の電位にほぼ等しくなる。す
ると、ダイオードD1及びD2がいずれも順バイアスさ
れ、ダイオードD3のカソードの電圧は、直流電源Eの
正極の電圧にほぼ等しくなる。この結果、ダイオードD
3には実質的に電流が流れなくなり、トランジスタQ5
のベースの電圧も直流電源Eの正極の電圧にほぼ等しく
なるので、トランジスタQ5がオフして、出力端の電圧
は、直流電源Eの負極の電圧にほぼ等しくなる。また、
トランジスタQ5のコレクタの電圧が降下する結果、ト
ランジスタQ4のベースの電圧も降下し、トランジスタ
Q4はオンする。
【0064】続いて、入力端の電圧が上昇し、トランジ
スタQ3がオン状態からオフ状態に復帰すると、トラン
ジスタQ3のコレクタの電圧は直流電源Eの負極の電位
にほぼ等しくなり、ダイオードD1及びD2がいずれも
逆バイアスされた状態に戻る。この結果、ダイオードD
3のカソードとトランジスタQ3のコレクタとの間は、
実質的に絶縁される。
【0065】しかし、トランジスタQ4はオン状態にあ
り、またコンデンサCTには電荷が蓄積されており、従
って、コンデンサCTの両端には、ダイオードD3に接
続されている方の端が正極性となるような向きの起電力
が発生している。このため、ダイオードD3のカソード
の電圧は直流電源Eの正極の電圧より高くなって、ダイ
オードD3は逆バイアスされ、ダイオードD3には引き
続き実質的に電流が流れない。この結果、トランジスタ
Q5は引き続きオフし、トランジスタQ4は引き続きオ
ンする。従って、出力端の電圧は、引き続き、直流電源
Eの負極の電圧にほぼ等しく保たれる。
【0066】一方、コンデンサCTに蓄積された電荷は
放電され、抵抗器RTには、放電による電流が流れる。
この結果、コンデンサCTと抵抗器RTとの接続点の電
圧は徐々に降下する。そして、放電が開始されてから、
コンデンサCTの静電容量と抵抗器RTの抵抗値との積
(時定数)により決定される所定の時間が経過すると、
ダイオードD3は順バイアスされるようになり、抵抗器
R7の両端間に実質的に電流が流れて電圧降下が再び発
生する。この結果、抵抗器R7の両端間の電圧をベース
−エミッタ間に印加されたトランジスタQ5は再びオン
し、トランジスタQ4はオフする。従って、出力端の電
圧は、引き続き、直流電源Eの正極の電圧にほぼ等しく
なる。
【0067】以上説明したように、図6の電気回路は、
その入力端に印加される電圧が、トランジスタQ3がオ
フする程度に高い電圧から、トランジスタQ3がオンす
る程度に低い電圧に遷移すると、トランジスタQ3がオ
ンしている間は、出力端の電圧を、直流電源Eの負極の
電圧にほぼ等しく保つ。また、トランジスタQ3が再び
オフしても、トランジスタQ3が一旦オンしてから少な
くとも一定の期間は、出力端の電圧を、直流電源Eの負
極の電圧にほぼ等しく保つ。従って、図6の電気回路
は、図3(b)に示すタイマ2及びNANDゲート5の
機能を行う。
【0068】なお、図7に示すように、トランジスタQ
3〜Q5はNPN型バイポーラトランジスタであっても
よい。この場合は、図示するように、直流電源E、定電
流源G2及びダイオードD1〜D3が接続される向きを
いずれも図6の電気回路における向きとは逆にすればよ
い。
【0069】図7に示す電気回路では、入力端に印加さ
れる電圧が、トランジスタQ3がオフする程度に低い電
圧から、トランジスタQ3がオンする程度に高い電圧に
遷移すると、トランジスタQ3がオンしている間は、出
力端の電圧を、直流電源Eの正極の電圧にほぼ等しく保
つ。また、トランジスタQ3が再びオフしても、トラン
ジスタQ3が一旦オンしてから少なくとも一定の期間
は、出力端の電圧を、直流電源Eの正極の電圧にほぼ等
しく保つ。従って、図7に示す電気回路は、図1に示す
タイマ2及びORゲート3の機能を行う。
【0070】また、ドライバ4は、例えば、図8に示す
構成を有する増幅器からなるものであってもよい。図示
するように、この増幅器は、トランジスタQ6〜Q9
と、抵抗器R8〜R13とからなる。
【0071】トランジスタQ6及びQ9はNPN型のバ
イポーラトランジスタからなり、トランジスタQ7及び
Q8はPNP型のバイポーラトランジスタからなる。ト
ランジスタQ6及びQ7はプッシュプル増幅器を構成
し、トランジスタQ8及びQ9は、コンプリメンタリ型
のインバータを構成する。
【0072】トランジスタQ6及びQ7の両者のベース
は、いずれも抵抗器R8の同一の端に接続されている。
抵抗器R8の両端のうち、トランジスタQ6及びQ7の
両者のベースが接続されていない方の端は、ドライバ4
の入力端を形成する。トランジスタQ6及びQ7の両者
のエミッタは互いに接続され、ドライバ4の一対の出力
端の一方の極OUTAを形成している。トランジスタQ
6のコレクタは抵抗器R9を介して外部の直流電源Eの
正極に接続され、トランジスタQ7のコレクタは抵抗器
R10を介して直流電源Eの負極に接続されている。
【0073】トランジスタQ8のベースは、抵抗器R1
1を介してトランジスタQ6及びQ7のエミッタに接続
され、トランジスタQ9のベースは、抵抗器R12を介
してトランジスタQ6及びQ7のエミッタに接続されて
いる。トランジスタQ8のエミッタはトランジスタQ6
のコレクタに接続され、トランジスタQ9のエミッタは
トランジスタQ7のコレクタに接続されている。トラン
ジスタQ8及びQ9の両者のコレクタは互いに接続さ
れ、ドライバ4の出力端の他方の極OUTBを形成して
いる。抵抗器R13は、ドライバ4の出力端の極OUT
Aと極OUTBとの間に接続されている。
【0074】図8に示すドライバ4の入力端に十分高い
電圧を印加すると、抵抗器R8を介してトランジスタQ
6のベースにベース電流が供給され、トランジスタQ6
がオンする。一方、トランジスタQ7にはベース電流が
実質的に供給されないので、トランジスタQ7はオフす
る。この結果、トランジスタQ6のエミッタ及びトラン
ジスタQ7のエミッタの接続点の電圧(すなわち、出力
端の極OUTAの電圧)は、直流電源Eの正極の電圧に
ほぼ等しくなる。
【0075】このとき、トランジスタQ6のエミッタか
ら抵抗器R12を経て、トランジスタQ9のベースにベ
ース電流が供給され、トランジスタQ9はオンする。一
方、トランジスタQ8には実質的にベース電流は供給さ
れず、従ってトランジスタQ8はオフする。この結果、
トランジスタQ8のコレクタ及びトランジスタQ9のコ
レクタの接続点の電圧(すなわち、出力端の極OUTB
の電圧)は、直流電源Eの負極の電圧にほぼ等しくな
る。
【0076】また、入力端に十分低い電圧を印加する
と、トランジスタQ6がオフして、トランジスタQ7は
オンするので、出力端の極OUTAの電圧は、直流電源
Eの負極の電圧にほぼ等しくなる。このとき、トランジ
スタQ8のベース電流が、トランジスタQ8のベースか
ら抵抗器R11を経て、トランジスタQ7のエミッタへ
と流れ、トランジスタQ8はオンする。一方、トランジ
スタQ9のベースにはベース電流が実質的に供給され
ず、トランジスタQ9はオフする。従って、出力端の極
OUTBの電圧は、直流電源Eの正極の電圧にほぼ等し
くなる。
【0077】以上説明したように、図8のドライバ4
は、入力端に十分高い電圧が印加されると、出力端の極
OUTAを直流電源Eの正極の電圧にほぼ等しく保ち、
極OUTBを、直流電源Eの負極の電圧にほぼ等しく保
つ。また、入力端に十分低い電圧が印加されると、出力
端の各極の極性を反転させる。すなわち、出力端の極O
UTAを直流電源Eの負極の電圧にほぼ等しく保ち、極
OUTBを直流電源Eの正極の電圧にほぼ等しく保つ。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、デジタル信号を受信する対象の装置が雑音を容易に
選別することを可能にするパルス整形装置及びパルス整
形方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるビット処理回路
の構成を示す回路図である。
【図2】図1のビット処理回路の非反転入力端及び出力
端の電圧の波形を表すグラフである。
【図3】(a)〜(c)は、図1のビット処理回路の変
形例を示す回路図である。
【図4】図1のビット処理回路におけるコンパレータの
変形例を示す回路図である。
【図5】図4のコンパレータの変形例を示す回路図であ
る。
【図6】図3(b)のビット処理回路におけるタイマ及
びNANDゲートの変形例を示す回路図である。
【図7】図1のビット処理回路におけるタイマ及びOR
ゲートの変形例を示す回路図である。
【図8】図1のビット処理回路におけるドライバの変形
例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 タイマ 3 ORゲート 4 ドライバ 5 NANDゲート 6 インバータ CT コンデンサ D1〜D3 ダイオード E 直流電源 G1、G2 定電流源 Q1〜Q9 トランジスタ R1〜R13、RT 抵抗器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリガ信号を受信し、前記トリガ信号を受
    信した時点より所定の期間、前記トリガ信号が所定の論
    理値を示したことを表すタイマ信号を出力するタイマ手
    段と、 前記トリガ信号及び前記タイマ信号を受信し、前記トリ
    ガ信号及び前記タイマ信号のうち少なくとも一方を受信
    したか否かを判別して、受信したと判別したとき、前記
    トリガ信号及び前記タイマ信号のうち少なくとも一方が
    供給されていることを表す出力信号を外部に供給する信
    号合成手段と、を備える、 ことを特徴とするパルス整形装置。
  2. 【請求項2】前記信号合成手段は、前記トリガ信号及び
    前記タイマ信号を受信し、受信した前記トリガ信号及び
    前記タイマ信号が示す各論理値の論理和を表す前記出力
    信号を外部に供給する論理和手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のパルス整形装置。
  3. 【請求項3】トリガ信号を受信し、受信した前記トリガ
    信号が所定の論理値を示す状態に至ったとき、前記トリ
    ガ信号が前記論理値を示したことを表す出力信号を所定
    の期間出力するタイマ手段と、 前記トリガ信号を受信し、受信した前記トリガ信号が前
    記所定の論理値を示しているか否かを判別して、示して
    いると判別したとき、前記タイマ手段が前記出力信号の
    出力を終了することを阻止するタイマ延長手段と、を備
    える、 ことを特徴とするパルス整形装置。
  4. 【請求項4】前記タイマ手段は、第1及び第2の反転素
    子と、トリガ入力手段と、帰還手段と、遅延手段と、を
    備えており、 前記第1及び第2の反転素子の各々は、二値化された論
    理値を示す制御信号を供給されたとき、供給された前記
    制御信号が示す前記論理値を反転させたものを表す制御
    信号を出力する手段を備え、 前記トリガ入力手段は、前記トリガ信号を受信して、前
    記遅延手段に、所定の論理値を表す前記制御信号を供給
    する手段を備え、 前記帰還手段は、前記第2の反転素子が出力した前記制
    御信号を前記第1の反転素子に供給する手段を備え、 前記遅延手段は、前記第1の反転素子が出力した前記制
    御信号が前記所定の論理値を表しているか否かを判別
    し、表していると判別した時点より始まる所定の期間、
    前記第2の反転素子に、前記所定の論理値を表す前記制
    御信号を供給する手段を備え、 前記タイマ延長手段は、前記所定の期間以外の期間に、
    前記トリガ入力手段より供給された前記制御信号が表す
    論理値と実質的に同一の論理値を表す前記制御信号を前
    記第2の反転素子に供給する手段を備え、 前記第2の反転素子は、自らが出力した前記制御信号を
    前記出力信号として外部に供給する手段を備える、 ことを特徴とする請求項3に記載のパルス整形装置。
  5. 【請求項5】前記第1の反転素子は、電流路を備え、自
    らに供給された前記制御信号に従って、前記電流路を実
    質的に導通及び遮断し、前記電流路が実質的に導通して
    いるか遮断しているかを表す前記制御信号を供給する第
    1のスイッチング素子を備え、 前記第2の反転素子は、電流路を備え、自らに供給され
    た前記制御信号に従って、前記電流路を実質的に導通及
    び遮断し、前記電流路が実質的に導通しているか遮断し
    ているかを表す前記制御信号を供給する第2のスイッチ
    ング素子を備える、 ことを特徴とする請求項4に記載のパルス整形装置。
  6. 【請求項6】アナログ信号を受信し、前記アナログ信号
    を二値化したものを表す前記トリガ信号を出力する二値
    化手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    のパルス整形装置。
  7. 【請求項7】一対の平衡出力端と、 前記出力信号を受信して、前記平衡出力端の一方に、受
    信した前記出力信号が表す論理値と実質的に同一の論理
    値を表す信号を供給する手段と、 前記出力信号を受信して、前記平衡出力端の他方に、受
    信した前記出力信号が表す論理値を反転させたものを表
    す信号を供給する手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    のパルス整形装置。
  8. 【請求項8】トリガ信号を受信し、前記トリガ信号を受
    信した時点より所定の期間、前記トリガ信号が所定の論
    理値を示したことを表すタイマ信号を出力するタイマス
    テップと、 前記トリガ信号及び前記タイマ信号を受信し、前記トリ
    ガ信号及び前記タイマ信号のうち少なくとも一方を受信
    したか否かを判別して、受信したと判別したとき、前記
    トリガ信号及び前記タイマ信号のうち少なくとも一方が
    供給されていることを表す出力信号を外部に供給する信
    号合成ステップと、を備える、 ことを特徴とするパルス整形方法。
  9. 【請求項9】トリガ信号を受信し、受信した前記トリガ
    信号が所定の論理値を示す状態に至ったとき、前記トリ
    ガ信号が前記論理値を示したことを表す出力信号を所定
    の期間出力するタイマステップと、 前記トリガ信号を受信し、受信した前記トリガ信号が前
    記所定の論理値を示しているか否かを判別して、示して
    いると判別したとき、前記タイマステップが前記出力信
    号の出力を終了することを阻止するタイマ延長ステップ
    と、を備える、 ことを特徴とするパルス整形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325985A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Nikon Corp 画像表示装置
JP2014045249A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Nippon Soken Inc 受信回路
CN107968640A (zh) * 2017-11-16 2018-04-27 湖南工业大学 采样积累式干扰脉冲过滤方法

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