JP2000013171A - 水晶振動子 - Google Patents

水晶振動子

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JP2000013171A
JP2000013171A JP10193673A JP19367398A JP2000013171A JP 2000013171 A JP2000013171 A JP 2000013171A JP 10193673 A JP10193673 A JP 10193673A JP 19367398 A JP19367398 A JP 19367398A JP 2000013171 A JP2000013171 A JP 2000013171A
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JP
Japan
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crystal
conductive adhesive
conduction adhesive
cover
main body
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JP10193673A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Sato
克之 佐藤
Toshihiro Ito
稔宏 伊藤
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Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】導電性接着剤による水晶片とカバーとの電気的
接触を防止して小型化を維持し、周波数変動が少ない高
信頼性の水晶振動子を提供する。 【構成】セラミックからなる容器本体の段部又は底面に
水晶片の少なくとも一端側を導電性接着剤により固着
し、容器本体に導電性のカバーを被せて該カバーをアー
ス接地する表面実装用の水晶振動子において、前記水晶
片と前記カバーとの電気的接続を防止して前記導電性接
着剤の流入する切欠部を、前記導電性接着剤の塗布位置
周辺に形成した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性のカバーをアー
ス接地とした容器内に水晶片を密閉してなる表面実装用
の水晶振動子を利用分野とし、特にカバーと水晶片との
電気的接続を防止した水晶振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】(発明の背景)水晶振動子は、周波数及
び時間の基準源として通信機器及びデジタル制御機器に
広く用いられている。近年では、軽薄短小の名の元に、
表面実装用の水晶振動子が普及している。このようなも
のの一つに、容器のカバーを金属等の導電性とし、これ
をアース接地し、周波数変動を防止した水晶振動子があ
る。
【0003】(従来技術の一例)第8図乃至第10図は
この種の一例を説明する水晶振動子の図である。第8図
は水晶振動子の断面図、第9図はカバーを除く平面図、
第10図は底面図である。水晶振動子は、金属リング1
を有する容器本体2とカバー3とからなる容器4内に水
晶片10を封入してなる。容器本体2は複数枚のセラミ
ックシートを積層して焼成される。セラミックシート
は、底壁5と中間枠6と上枠7の三層からなり、両端側
に段部を形成する。段部の一対の対向する角部表面には
図示しない電極端子が形成される。そして、電極貫通孔
(所謂スルーホール)により、容器本体2の底面及び側
面に水晶振動子の信号端子8(ab)として延出する。
【0004】容器本体2の枠上には金属リング1が鑞接
する。そして、金属リング1は電極貫通孔(所謂スルー
ホール)により、容器本体2の底面及び側面に形成され
たアース端子9(ab)に電気的に接続する。水晶片1
0は、両主面に励振電極11(ab)を有し、一対の対
角部に引出電極12(ab)を延出する。そして、水晶
片10の一対の対角部を容器本体2の段部に導電性接着
剤13により固着して、電気的・機械的に接続する。蓋
体はコバール等の金属からなり、シーム溶接により金属
リング1と接合する。
【0005】このようなものでは、カバー3はアース端
子9に電気的に接続するので、いわばケースアースとな
る。したがって、水晶振動子の励振電極11とアース電
位間との浮遊容量をほぼ一定にできることから、従前の
金属容器に水晶片10を収容したものと同様に周波数変
動を防止できる。そして、これらのものでは、通常、容
器は共通部品として、外形寸法(特に幅方向)の異なる
水晶片10を収容して水晶振動子を構成する。水晶片1
0の外形寸法は、諸特性を良好とすることから、限られ
た容器内にて極力大きく設定される中で、スプリアス抑
圧のために仕様に応じて適宜に決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の水晶振動子では、外形寸法が
大きめの水晶片10を収容すると、水晶片10の角部と
壁面の間隔が小さくなる。そして、幅あるいは長さ方向
又は両方向において、第11図に示したように導電性接
着剤13が例えば中枠表面から上枠7の壁面をはい上が
り、金属リング1に接触する。なお、セラミックは多孔
質であるため、導電性接着剤13が毛細管現象によって
硬化前に滲みだし、はい上がると考えられる。
【0007】また、導電性接着剤13を塗布するディス
ペンサのニードルの位置及び量の制御誤差等も影響して
極端な場合には、両者に全体的に塗布してしまうことも
あった。したがって、このような場合には、水晶振動子
の信号端子とアース端子とが短絡し、使用不能となる。
このことから、容器本体(容器)を大きくすれば問題は
解消するが、この場合には小型化を維持できない問題が
あった。
【0008】(発明の目的)本発明は、導電性接着剤に
よる水晶片とカバーとの電気的接触を防止して小型化を
維持し、周波数変動が少ない高信頼性の水晶振動子を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、水晶片10を
固着する導電性接着剤13の塗布位置周辺に、導電性接
着剤13の流入する切欠部14を形成したことを解決手
段とする。
【0010】
【作用】本発明は導電性接着剤13が切欠部14に流入
することから、金属リング7への到達を阻止するととも
に容器本体の大きさに変更を生じない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いた各実施例により説明する。なお、各図におい
て、前述した従来例と同一部分には同番号を付与し、そ
の説明は簡略又は省略する。
【0012】
【実施例】(第1実施例)第1図及び第2図は本発明の
第1実施例を説明する水晶振動子の図である。第1図は
カバー及び金属リングを除く水晶振動子の平面図、第2
図は第1図のA−A’線で示す水晶振動子の断面図であ
る。水晶振動子は、三層(底壁5、中間枠6、上枠7)
のセラミックシート及び金属リング1を有する容器本体
2と、容器本体2の段部に導電性接着剤13により両端
部を固着されて励振電極及び引出電極を有する水晶片1
0と、シーム溶接により容器本体2を封止するカバー3
とからなる。そして、この実施例では、水晶片10が固
着される一対の角部に対向した、上枠7の角隅部に鉤状
の切欠部14を局所的に形成する。すなわち、導電性接
着剤13の塗布位置周辺に切欠部14を形成する。
【0013】このような構成であれば、導電性接着剤1
3と上枠7の壁面との距離が大きくなる。したがって、
導電性接着剤13が中間枠6の表面に滲み出したとして
も、上枠7壁面に到達する前に導電性接着剤13が硬化
してその進行を遮断する(第3図参照)。このことか
ら、導電性接着剤13は金属リング1には到達せず、水
晶片10との電気的な接続を防止できる。したがって、
アース端子9(ab)と信号端子8(ab)との短絡を
防止し、水晶振動子としての機能を満足できる。
【0014】また、切欠部14は導電性接着剤13の塗
布される一対の角隅部にのみ、形成したので容器本体2
を大きくすることもないので、小型化を維持できる。ま
た、この例では切欠部14を局所的に設けたのでその強
度も維持できる。
【0015】このようなことから、カバー3と水晶片1
0との電気的接続を防止して、ケースアースができるの
で、水晶片10とアース電位間の浮遊容量を一定にし、
周波数変動を押さえ、信頼性を高めることができる。
【0016】(第2実施例)第4図は他の例を示す一部
断面図である。すなわち、この例は、金属リング1に前
述同様の切欠部14を形成したものである。この場合に
は、水晶片10の角部と金属リング1との距離が大きく
なるので、導電性接着剤13が上枠7をはい上がったと
しても、途中で硬化する。したがって、前述同様の効果
を奏する。なお、上枠7と金属リング1のいずれにも設
けてもよい。これらの場合、ディスペンサのニードルの
位置及び量の制御誤差等があったとしても、金属リング
1との接触を防止できる。
【0017】(第3実施例)第5図は本発明のさらに他
の例を説明する水晶振動子の平面図である(但し、カバ
ーは除く)。この実施例では、セラミックシートの中間
枠6の一対の対角部に垂直方向の切欠部14を形成す
る。この場合には、導電性接着剤13が切欠部14内に
流入するので、上枠7壁面への進行を遮る(第6図参
照)。したがって、前述同様の効果を奏する。この場
合、第1実施例の切欠部14とともに形成し、水平及び
垂直方向に導電性接着剤13を逃がしてもよいことは勿
論である。また、この例での切欠部14は局所的でな
く、幅方向へ全面的に形成してもよい。
【0018】(第4実施例)第7図は本発明の他の構成
とした水晶振動子への適用例を示す断面図である。すな
わち、第1乃至第3の実施例では、容器本体2のセラミ
ックシートを三層構造として説明したが、これを二層構
造とした場合の例である。この実施例では、容器2は前
述と同様に容器本体2とカバー3からなるものの、容器
本体2は底壁5と上枠7の二層構造からなるセラミック
シートと金属リング1からなる。そして、底壁5の一対
の角部には電極端子15(ab)が形成されてなり、前
述同様の電極貫通孔により、底面及び側面に信号端子8
(ab)が延出する。また、上枠7からからの電極貫通
孔により、底面及び側面にアース端子9(ab)が形成
され、金属リング1と電気的に接続する。そして、水晶
片10の一対の角部が電極端子15(ab)に導電性接
着剤13により固着される。
【0019】このような構成の場合でも、第1実施例と
同様に上枠7の一対の角部に切欠部14を形成すること
により、導電性接着剤13と金属リング1との接触を防
止し、前述同様の作用効果を奏する。また、この場合、
凹面あるいは凹部とした切欠部14を一対の角部に設け
て、導電性接着剤13が流入するようにしてもよい。こ
の場合導電性接着剤の流入により強度を補える。なお、
第2実施例と同様に金属リング1に切欠部14を設けて
もよい。
【0020】(他の事項)上記実施例では、引出電極1
2(ab)の延出した水晶片10の一対の対角部を固着
したが、例えば引出電極の延出した両端部の中央部を、
あるいは一端部両側を固着した場合でも、導電性接着剤
13の塗布位置近傍に局所的に切欠部14を設ければよ
い。また、切欠部14は鉤状としたが円弧状等であって
もよくその形状は任意である。また、カバー3は金属と
してシーム溶接により封止したが、例えば金属膜の形成
された絶縁体や導電性のガラスを用いて容器本体2に封
止してもよい。
【0021】このように、本発明は種々の変更を可能と
するもので、要するに、導電性接着剤のカバーへの電気
的接触を防止する趣旨をもって、導電性接着剤の塗布位
置周辺に切欠部を設けたものは、本発明の技術的範囲に
属する。
【0022】
【発明の効果】本発明は、水晶片を固着する導電性接着
剤の塗布位置周辺に、導電性接着剤の流入する切欠部を
形成したので、導電性接着剤による水晶片とカバーとの
電気的接続を防止して小型化を維持し、周波数変動が少
ない高信頼性の水晶振動子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するカバー及び金属
リングを除く水晶振動子の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例を説明する第1図のA−
A’線で示す水晶振動子の断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を説明する水晶振動子の一
部断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を説明する水晶振動子の一
部断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を説明するカバーを除く水
晶振動子の平面図である。
【図6】本発明の第3実施例を説明する水晶振動子の一
部断面図である。
【図7】本発明の第4実施例を説明する水晶振動子の断
面図である。
【図8】従来例を説明する水晶振動子の断面図である。
【図9】従来例説明するカバーを除く平面図である。
【図10】従来例を説明する水晶振動子の底面図であ
る。
【図11】従来例を説明する水晶振動子の一部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 金属リング、2 容器本体、3 導電性接着剤、4
容器、5 底壁、6中間枠、7 上枠、8(ab)
信号端子、9(ab) アース端子、10 水晶片、1
1(ab) 励振電極、12(ab) 引出電極、13
導電性接着剤、14 切欠部、15 電極端子.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックからなる容器本体の段部又は底
    面に水晶片の少なくとも一端側を導電性接着剤により固
    着し、容器本体に導電性のカバーを被せて該カバーをア
    ース接地する表面実装用の水晶振動子において、前記水
    晶片と前記カバーとの電気的接続を防止して前記導電性
    接着剤の流入する切欠部を、前記導電性接着剤の塗布位
    置周辺に形成したことを特徴とする水晶振動子。
JP10193673A 1998-06-24 1998-06-24 水晶振動子 Pending JP2000013171A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006174370A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Seiko Epson Corp 実装物、tab基板、圧電振動片および圧電デバイス
JP2010129624A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Kyocera Corp 電子部品収納用パッケージ、および電子装置
JP2012191648A (ja) * 2009-12-09 2012-10-04 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装水晶振動子
US8922286B2 (en) 2012-09-13 2014-12-30 Seiko Epson Corporation Resonator element, resonator, oscillator, electronic apparatus, and mobile object

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