JP2000012624A - Tab用テープキャリアの製造方法 - Google Patents
Tab用テープキャリアの製造方法Info
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- JP2000012624A JP2000012624A JP10175143A JP17514398A JP2000012624A JP 2000012624 A JP2000012624 A JP 2000012624A JP 10175143 A JP10175143 A JP 10175143A JP 17514398 A JP17514398 A JP 17514398A JP 2000012624 A JP2000012624 A JP 2000012624A
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- Japan
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- tape carrier
- photoresist layer
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- insulating film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属箔の表面に変色を発生させることのない
TAB用テープキャリアの製造方法を提供する。 【解決手段】 フォトレジスト層を除去する工程の中
に、陰極電解処理工程を組み入れる。
TAB用テープキャリアの製造方法を提供する。 【解決手段】 フォトレジスト層を除去する工程の中
に、陰極電解処理工程を組み入れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC、LSI等の
半導体素子が実装されるTAB(Tape Autom
ated Bonding)テープキャリアの製造方法
に関し、特に、金属箔表面に変色を発生させることのな
いTAB用テープキャリアの製造方法に関する。
半導体素子が実装されるTAB(Tape Autom
ated Bonding)テープキャリアの製造方法
に関し、特に、金属箔表面に変色を発生させることのな
いTAB用テープキャリアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、TAB用テープキャリアの構造
を示したもので、ポリイミド等のフィルム1と、インナ
ーリード2およびアウターリード3等を含む所定のパタ
ーンのリード4との積層物から構成される。
を示したもので、ポリイミド等のフィルム1と、インナ
ーリード2およびアウターリード3等を含む所定のパタ
ーンのリード4との積層物から構成される。
【0003】絶縁フィルム1の中央には半導体素子を搭
載するためのデバイスホール5が形成され、両サイドお
よびアウターリード3の部分には、それぞれ外部電極接
続のためのアウターホール6と、搬送、位置決めのため
のスプロケットホール7が形成され、さらに、アウター
リード3の先端には、半導体素子の動作テストのための
テストパッド8が形成される。
載するためのデバイスホール5が形成され、両サイドお
よびアウターリード3の部分には、それぞれ外部電極接
続のためのアウターホール6と、搬送、位置決めのため
のスプロケットホール7が形成され、さらに、アウター
リード3の先端には、半導体素子の動作テストのための
テストパッド8が形成される。
【0004】このような構成のTAB用テープキャリア
を製造するための従来の製造方法として、たとえば、銅
などの金属箔の接着面を予め粗化し、アンカー効果によ
る絶縁フィルム1との接着力を確保する。次にパンチン
グ加工を施すことによってデバイスホール5、アウター
ホール6、およびスプロケットホール7を形成した絶縁
フィルム1の片面に接着剤を塗布し、この接着剤塗布面
に粗化面を向けて金属箔をラミネートする。次に金属箔
の表面にフォトレジスト層を塗布形成し、このフォトレ
ジスト層に所定のパターンの露光現像を施し、次いで、
金属箔をエッチングし、これによってポリイミドフィル
ム1の表面に所定のパターンのリード4を形成する製造
方法が知られている。
を製造するための従来の製造方法として、たとえば、銅
などの金属箔の接着面を予め粗化し、アンカー効果によ
る絶縁フィルム1との接着力を確保する。次にパンチン
グ加工を施すことによってデバイスホール5、アウター
ホール6、およびスプロケットホール7を形成した絶縁
フィルム1の片面に接着剤を塗布し、この接着剤塗布面
に粗化面を向けて金属箔をラミネートする。次に金属箔
の表面にフォトレジスト層を塗布形成し、このフォトレ
ジスト層に所定のパターンの露光現像を施し、次いで、
金属箔をエッチングし、これによってポリイミドフィル
ム1の表面に所定のパターンのリード4を形成する製造
方法が知られている。
【0005】ポリイミドフィルム1の、金属箔が貼り合
わされた面の反対側の面の開口部には、エッチング時に
金属箔を保護するために裏止めレジスト層が形成され、
この裏止めレジスト層と金属箔表面のフォトレジスト層
とは、エッチング終了後に、アルカリ処理と酸洗浄処理
を施されることによって除去され、これにより所定のT
AB用テープキャリアとされる。
わされた面の反対側の面の開口部には、エッチング時に
金属箔を保護するために裏止めレジスト層が形成され、
この裏止めレジスト層と金属箔表面のフォトレジスト層
とは、エッチング終了後に、アルカリ処理と酸洗浄処理
を施されることによって除去され、これにより所定のT
AB用テープキャリアとされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来のTAB用テープキャリアの製造方法によると、ア
ルカリ処理時に金属箔表面に生成した酸化物が、次工程
である酸洗浄処理後に残存することがあり、このため、
形成されたリードに変色をきたすことがある。
従来のTAB用テープキャリアの製造方法によると、ア
ルカリ処理時に金属箔表面に生成した酸化物が、次工程
である酸洗浄処理後に残存することがあり、このため、
形成されたリードに変色をきたすことがある。
【0007】これは、TAB用テープキャリアにおける
リードパターンの細密化が原因しているもので、リード
が細密であるために、アルカリ処理工程においてフォト
レジスト層を除去しきれないことから、アルカリ処理工
程での処理条件を強くせざる得ず、このため、金属箔表
面への酸化物の生成量が増え、これが酸洗浄処理工程に
おいて完全に除去されずに残存するものである。
リードパターンの細密化が原因しているもので、リード
が細密であるために、アルカリ処理工程においてフォト
レジスト層を除去しきれないことから、アルカリ処理工
程での処理条件を強くせざる得ず、このため、金属箔表
面への酸化物の生成量が増え、これが酸洗浄処理工程に
おいて完全に除去されずに残存するものである。
【0008】従って、本発明の目的は、金属箔の表面に
変色を発生させることのないTAB用テープキャリアの
製造方法を提供することにある。
変色を発生させることのないTAB用テープキャリアの
製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、絶縁フィルムの表面に金属箔を形成する
工程と、前記金属箔の表面にフォトレジスト層を形成す
る工程と、前記フォトレジスト層を所定のパターンに露
光現像する工程と、露光現像された前記パターンに基づ
いて前記金属箔をエッチング処理して前記絶縁フィルム
に所定のパターンのリードを形成する工程と、前記絶縁
フィルムに形成された前記リードの表面から前記フォト
レジスト層を除去する工程とから成るTAB用テープキ
ャリアの製造方法において、前記フォトレジスト層を除
去する工程は、前記絶縁フィルムに形成された前記リー
ドに施される陰極電解処理を含むことを特徴とするTA
B用テープキャリアの製造方法を提供するものである。
達成するため、絶縁フィルムの表面に金属箔を形成する
工程と、前記金属箔の表面にフォトレジスト層を形成す
る工程と、前記フォトレジスト層を所定のパターンに露
光現像する工程と、露光現像された前記パターンに基づ
いて前記金属箔をエッチング処理して前記絶縁フィルム
に所定のパターンのリードを形成する工程と、前記絶縁
フィルムに形成された前記リードの表面から前記フォト
レジスト層を除去する工程とから成るTAB用テープキ
ャリアの製造方法において、前記フォトレジスト層を除
去する工程は、前記絶縁フィルムに形成された前記リー
ドに施される陰極電解処理を含むことを特徴とするTA
B用テープキャリアの製造方法を提供するものである。
【0010】絶縁フィルムの構成材としては、ポリイミ
ド、ポリアミドイミド、ポリエステル等が使用され、金
属箔としては、銅または銅合金箔などが使用される。絶
縁フィルムの表面に金属箔を形成する手段としては、絶
縁フィルムと金属箔を接着剤により貼り合わせる方法、
あるいは金属箔の表面に絶縁フィルム構成材の液状物を
コーティングする方法などが採用される。絶縁フィルム
と金属箔との接着力を増すために、金属箔表面を粗化
し、これによってアンカー効果を持たせることは好まし
い方法である。
ド、ポリアミドイミド、ポリエステル等が使用され、金
属箔としては、銅または銅合金箔などが使用される。絶
縁フィルムの表面に金属箔を形成する手段としては、絶
縁フィルムと金属箔を接着剤により貼り合わせる方法、
あるいは金属箔の表面に絶縁フィルム構成材の液状物を
コーティングする方法などが採用される。絶縁フィルム
と金属箔との接着力を増すために、金属箔表面を粗化
し、これによってアンカー効果を持たせることは好まし
い方法である。
【0011】絶縁フィルムの金属箔が貼り合わされた面
の反対側の面の開口部には、エッチング処理の前に、金
属箔をエッチングから保護するための裏止めレジスト層
が形成されるのが普通であり、この裏止めレジスト層
は、エッチングが完了した後に、多くの場合、フォトレ
ジスト層とともに除去される。
の反対側の面の開口部には、エッチング処理の前に、金
属箔をエッチングから保護するための裏止めレジスト層
が形成されるのが普通であり、この裏止めレジスト層
は、エッチングが完了した後に、多くの場合、フォトレ
ジスト層とともに除去される。
【0012】フォトレジスト層を除去する工程は、アル
カリ処理工程と、これに続く陰極電解処理工程によって
構成するか、あるいは、これら両工程における陰極電解
処理工程の後に酸洗浄処理工程を追加することが望まし
く、これらの構成のいずれかを採用することにより、金
属箔表面の酸化物は効率よく除去されることになる。
カリ処理工程と、これに続く陰極電解処理工程によって
構成するか、あるいは、これら両工程における陰極電解
処理工程の後に酸洗浄処理工程を追加することが望まし
く、これらの構成のいずれかを採用することにより、金
属箔表面の酸化物は効率よく除去されることになる。
【0013】陰極電解処理に使用される処理液として
は、電解質溶液が使用され、これには酸性、中性、ある
いはアルカリ性のいずれも使用可能であり、たとえば、
水酸化ナトリウム溶液、硫酸水溶液等が使用される。
は、電解質溶液が使用され、これには酸性、中性、ある
いはアルカリ性のいずれも使用可能であり、たとえば、
水酸化ナトリウム溶液、硫酸水溶液等が使用される。
【0014】陰極電解処理液の中に界面活性剤を混入す
ることは、処理対象物との親和性を確保するうえにおい
て有効であり、その場合の界面活性剤としては、カチオ
ン系およびノニオン系のいずれも使用可能である。
ることは、処理対象物との親和性を確保するうえにおい
て有効であり、その場合の界面活性剤としては、カチオ
ン系およびノニオン系のいずれも使用可能である。
【0015】陰極電解処理工程における処理液の温度
は、30〜50℃の範囲に設定することが望ましく、電
流密度と電解時間は、それぞれ0.5A/dm2 以上と
5秒以上に設定することが望ましい。
は、30〜50℃の範囲に設定することが望ましく、電
流密度と電解時間は、それぞれ0.5A/dm2 以上と
5秒以上に設定することが望ましい。
【0016】また、陰極電解処理工程の前のアルカリ処
理工程において使用される処理液としては、濃度5〜2
0g/l(リットル。以下同じ)の水酸化ナトリウム溶
液が好適であり、この処理液の温度とアルカリ処理時間
は、それぞれ30〜50℃と1〜2分に設定されるべき
である。
理工程において使用される処理液としては、濃度5〜2
0g/l(リットル。以下同じ)の水酸化ナトリウム溶
液が好適であり、この処理液の温度とアルカリ処理時間
は、それぞれ30〜50℃と1〜2分に設定されるべき
である。
【0017】酸洗浄処理工程に使用される洗浄液として
は、硫酸、リン酸、あるいは塩酸等が使用され、洗浄液
の温度と洗浄時間は、それぞれ20〜30℃と10〜6
0秒に設定することが望ましい。
は、硫酸、リン酸、あるいは塩酸等が使用され、洗浄液
の温度と洗浄時間は、それぞれ20〜30℃と10〜6
0秒に設定することが望ましい。
【0018】以上の各温度、電流密度、電解時間、水酸
化ナトリウム濃度、アルカリ処理時間、洗浄温度および
洗浄時間は、いずれも、変色のない配線パターンを得る
ための好ましい前提条件となる。
化ナトリウム濃度、アルカリ処理時間、洗浄温度および
洗浄時間は、いずれも、変色のない配線パターンを得る
ための好ましい前提条件となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明のTAB用テープキ
ャリアの製造方法における実施の形態について説明す
る。図1および図2において、予めパンチング加工を施
すことにより、デバイスホール5、アウターホール6、
およびスプロケットホール7を形成したポリイミドフィ
ルム1の片側面に接着剤を塗布し、これに銅箔を貼り合
わせた。
ャリアの製造方法における実施の形態について説明す
る。図1および図2において、予めパンチング加工を施
すことにより、デバイスホール5、アウターホール6、
およびスプロケットホール7を形成したポリイミドフィ
ルム1の片側面に接着剤を塗布し、これに銅箔を貼り合
わせた。
【0020】次に、銅箔の表面にフォトレジスト層を塗
布形成し、これに露光と現像処理とを施すことにより、
フォトレジスト層に所定パターンの銅箔露出部を形成
し、続いて、ポリイミドフィルム1の銅箔を貼り合わせ
た面の反対側の面の開口部に裏止めレジスト層を形成し
た。
布形成し、これに露光と現像処理とを施すことにより、
フォトレジスト層に所定パターンの銅箔露出部を形成
し、続いて、ポリイミドフィルム1の銅箔を貼り合わせ
た面の反対側の面の開口部に裏止めレジスト層を形成し
た。
【0021】次いで、銅箔に対し、フォトレジスト層を
マスキング材としたエッチング処理を施すことにより所
定のパターンのリード4を形成し、その後、これを、液
温50℃、濃度10g/lの水酸化ナトリウム溶液を収
容した第1槽に浸漬した後、0.1%のノニオン系界面
活性剤を含有し、かつ液温50℃、濃度10g/lの水
酸化ナトリウムから成る電解質溶液収容の第2槽に浸漬
して陰極電解処理を施し、引き続き、これを、液温が常
温で濃度10%の硫酸洗浄液を収容した第3の槽に浸漬
することによって、フォトレジスト層と裏止めレジスト
層とを除去した。
マスキング材としたエッチング処理を施すことにより所
定のパターンのリード4を形成し、その後、これを、液
温50℃、濃度10g/lの水酸化ナトリウム溶液を収
容した第1槽に浸漬した後、0.1%のノニオン系界面
活性剤を含有し、かつ液温50℃、濃度10g/lの水
酸化ナトリウムから成る電解質溶液収容の第2槽に浸漬
して陰極電解処理を施し、引き続き、これを、液温が常
温で濃度10%の硫酸洗浄液を収容した第3の槽に浸漬
することによって、フォトレジスト層と裏止めレジスト
層とを除去した。
【0022】表1に、以上の第1〜第3槽を使用して行
われた実施例と従来例における処理条件を示し、さら
に、フォトレジスト層と裏止めレジスト層を除去した後
の銅箔の変色の有無、およびフォトレジスト層と裏止め
レジスト層の残滓の有無についての観察結果を示す。
われた実施例と従来例における処理条件を示し、さら
に、フォトレジスト層と裏止めレジスト層を除去した後
の銅箔の変色の有無、およびフォトレジスト層と裏止め
レジスト層の残滓の有無についての観察結果を示す。
【0023】
【表1】
【0024】この表1によれば、第1槽および第3槽で
の浸漬条件を実施例と同一に設定された従来例が、フォ
トレジスト層および裏止めレジスト層の除去後に変色し
ているのに比べ、実施例1〜5の場合には、いずれも変
色がなく、両者の間には明確な差が認められる。陰極電
解処理工程の有無が、このような差となって現れたもの
である。
の浸漬条件を実施例と同一に設定された従来例が、フォ
トレジスト層および裏止めレジスト層の除去後に変色し
ているのに比べ、実施例1〜5の場合には、いずれも変
色がなく、両者の間には明確な差が認められる。陰極電
解処理工程の有無が、このような差となって現れたもの
である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォトレジスト層を除去する工程の中に陰極電解処理工
程を組み込むことによって、フォトレジスト層除去後に
金属箔が変色することのないTAB用テープキャリアの
製造方法を提供するものであり、TAB用テープキャリ
アの品質を向上させるうえにおいて効果大である。
フォトレジスト層を除去する工程の中に陰極電解処理工
程を組み込むことによって、フォトレジスト層除去後に
金属箔が変色することのないTAB用テープキャリアの
製造方法を提供するものであり、TAB用テープキャリ
アの品質を向上させるうえにおいて効果大である。
【図1】本発明のTAB用テープキャリア製造方法の実
施の形態を示すフローチャート。
施の形態を示すフローチャート。
【図2】TAB用テープキャリアの構造を示す説明図。
1 ポリイミドフィルム 2 インナーリード 3 アウターリード 4 リード 5 デバイスホール 6 アウターホール 7 スプロケットホール 8 テストパッド
Claims (10)
- 【請求項1】絶縁フィルムの表面に金属箔を形成する工
程と、前記金属箔の表面にフォトレジスト層を形成する
工程と、前記フォトレジスト層を所定のパターンに露光
現像する工程と、露光現像された前記パターンに基づい
て前記金属箔をエッチング処理して前記絶縁フィルムに
所定のパターンのリードを形成する工程と、前記絶縁フ
ィルムに形成された前記リードの表面から前記フォトレ
ジスト層を除去する工程とから成るTAB用テープキャ
リアの製造方法において、 前記フォトレジスト層を除去する工程は、前記絶縁フィ
ルムに形成された前記リードに施される陰極電界処理を
含むことを特徴とするTAB用テープキャリアの製造方
法。 - 【請求項2】前記フォトレジスト層を除去する工程は、
前記絶縁フィルムに形成された前記リードに施されるア
ルカリ処理と、前記アルカリ処理に続いて行われる陰極
電解処理を含むことを特徴とする請求項第1項記載のT
AB用テープキャリアの製造方法。 - 【請求項3】前記フォトレジスト層を除去する工程は、
前記絶縁フィルムに形成された前記リードに施されるア
ルカリ処理と、前記アルカリ処理に続いて順に行われる
陰極電解処理と酸洗浄処理を含むことを特徴とする請求
項第1項記載のTAB用テープキャリアの製造方法。 - 【請求項4】前記陰極電解処理は、酸性、中性、あるい
はアルカリ性の電解質溶液を処理液として使用すること
を特徴とする請求項第1項ないし第3項のいずれかに記
載のTAB用テープキャリアの製造方法。 - 【請求項5】前記陰極電解処理は、界面活性剤を含む電
解質溶液を処理液として使用することを特徴とする請求
項第1項ないし第4項のいずれかに記載のTAB用テー
プキャリアの製造方法。 - 【請求項6】前記陰極電解処理は、処理液の温度を30
〜50℃、電流密度を0.5A/dm2 以上、および電
解時間を5秒以上に設定して行われることを特徴とする
請求項第1項ないし第5項のいずれかに記載のTAB用
テープキャリアの製造方法。 - 【請求項7】前記アルカリ処理は、濃度5〜20g/l
の水酸化ナトリウム溶液を処理液として使用し、前記処
理液の温度を30〜50℃、および処理時間を1〜2分
に設定して行われることを特徴とする請求項第2項ある
いは第3項記載のTAB用テープキャリアの製造方法。 - 【請求項8】前記酸洗浄処理は、硫酸、リン酸、あるい
は塩酸を洗浄液として使用し、前記洗浄液の温度を20
〜30℃、洗浄時間を10〜60秒に設定して行われる
ことを特徴とする請求項第3項記載のTAB用テープキ
ャリアの製造方法。 - 【請求項9】前記絶縁フィルムは、前記エッチング処理
する工程の前に、前記金属箔が貼り合わされた面の反対
側の面に裏止めレジスト層を形成され、前記裏止めレジ
スト層は、前記エッチング処理する工程が完了した後に
除去されることを特徴とする請求項第1項ないし第8項
のいずれかに記載のTAB用テープキャリアの製造方
法。 - 【請求項10】前記裏止めレジスト層は、前記フォトレ
ジスト層を除去する工程において除去されることを特徴
とする請求項第1項ないし第9項のいずれかに記載のT
AB用テープキャリアの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175143A JP2000012624A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | Tab用テープキャリアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175143A JP2000012624A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | Tab用テープキャリアの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000012624A true JP2000012624A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=15991044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10175143A Pending JP2000012624A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | Tab用テープキャリアの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000012624A (ja) |
-
1998
- 1998-06-22 JP JP10175143A patent/JP2000012624A/ja active Pending
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