JP2000011440A - 光学式ピックアップ装置用アクチュエータ - Google Patents

光学式ピックアップ装置用アクチュエータ

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JP2000011440A
JP2000011440A JP10174923A JP17492398A JP2000011440A JP 2000011440 A JP2000011440 A JP 2000011440A JP 10174923 A JP10174923 A JP 10174923A JP 17492398 A JP17492398 A JP 17492398A JP 2000011440 A JP2000011440 A JP 2000011440A
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Japan
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actuator
pickup device
optical pickup
objective lens
light
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JP10174923A
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English (en)
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Hiroaki Ito
弘明 伊藤
Ryuji Izumino
龍二 五十公野
Yoshiharu Sato
佳晴 佐藤
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズとレンズホルダとの光軸の一致性
を容易に確保できるようにして光ディスク面に対するデ
ータの再生を正確に行えるようにすることができる構成
を備えた光学式ピックアップ装置用アクチュエータを提
供する。 【解決手段】 ディスク上のピットパターンに対して光
ビームを集光させる対物レンズ11を支持するレンズホ
ルダを有するとともにこのレンズホルダのフォーカシン
グ用およびトラッキング用の各駆動コイル14A、15
Aが取り付けられ、弾性部材12により浮遊支持されて
いる可動体10Aを備えた光学式ピックアップ装置にお
いて、上記可動体10Aは、上記レンズホルダおよび上
記対物レンズを光透過性材料により一体成形し、上記対
物レンズの開口とこのレンズ開口周辺との光透過性を異
ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プ装置用アクチュエータに関し、さらに詳しくは、レン
ズホルダの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、光ディスクに形成されて
いるピットパターンの再生に用いられる光ピックアップ
装置は、レーザビームを出射するレーザ光源、光ディス
ク面にレーザビームを集光する対物レンズ、光源から出
射されたレーザビームの少なくとも一部を対物レンズへ
と振り向けるビームスプリッタおよび光ディスク面から
反射されたレーザビームを受光するフォトダイオードを
備えて構成されている。一方、光ディスク面でのピット
パターンで構成されるデータを正確に記録・再生するた
めには、いわゆる、フォーカシング制御およびトラッキ
ング制御が行われる必要があり、このため、光ピックア
ップ装置は、弾性部材により浮遊支持されるとともに、
フォーカシング方向およびトラッキング方向への電磁力
を発生させる駆動コイルを備えた可動体により支持され
ている。可動体は、対物レンズを支持するためのレンズ
ホルダと、このレンズホルダが自由端に設けられて基端
を不動部に支持されている支持部材(サスペンション)
と、レンズホルダに設けられているフォーカシング用お
よびトラッキング用の各駆動コイルとを備えている。対
物レンズはレンズホルダによって支持されるようになっ
ているが、その支持構造の一例として、図6に示す構造
がある。図6において、対物レンズ1は、ガラスあるい
は光透過性のプラスチックによって形成されており、光
不透過性の合成樹脂製のレンズホルダ2に形成されてい
る支持用開口部2Aに嵌合されるようになっている。レ
ンズホルダ2の支持用開口部2A内に嵌合する対物レン
ズ1は、図7に示すように、自らに有するフランジ1A
を支持用開口部2Aに形成されている段部に載置される
ことにより、光軸を入射光軸と平行するように位置決め
され、例えば、紫外線硬化型樹脂によって接着固定され
る。また、レンズホルダ2の支持用開口部2Aには、光
ディスクからの不要な入射光を制限して対物レンズ1の
開口率を所定値に維持するための絞り部2Bが設けられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の光
ピックアップ装置には、次のような問題があった。すな
わち、対物レンズとレンズホルダとが別部品であるため
にこれら部品同士の精度が高くないとスキュー調整の際
のレンズ光軸と入射光軸とのずれが発生しやすくなる。
光ピックアップにより光ディスク面のデータを再生する
場合には、光学系の収差を極力小さくすることがデータ
の再生周波数帯域を広く得るうえで重要となる。このた
め、対物レンズをレンズホルダに組み付ける際には、上
記光軸同士を一致させるためにレンズホルダの姿勢を調
整して、いわゆる、スキュー調整を行うことがあるが、
対物レンズおよびレンズホルダの組み付け精度が低い
と、対物レンズの移動方向が本来移動すべき軸からずれ
てしまい、予め設定されている対物レンズの開口率を基
準とした光学系での伝達関数による周波数特性が悪化
し、高精度の追随性を確保することができなくなる。そ
こで、対物レンズとレンズホルダとの組付けを精度よく
行うことが考えられるが、これら部品だけでなく、アク
チュエータを構成する部品の加工精度や組立精度によっ
ては、対物レンズとレンズホルダとの組立精度を確保す
ることが困難な場合があるために、高精度の追随性を得
ることが困難となる虞があった。また、対物レンズはレ
ンズホルダに対して接着固定されるようになっている
が、接着に用いられる樹脂の硬化時や温湿度などの環境
変化により対物レンズの姿勢変化や歪みによる光学的特
性の劣化を招く虞があり、これによっても、高精度な追
随性を確保することが困難となる虞がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来の光学式ピック
アップ装置における問題に鑑み、対物レンズとレンズホ
ルダとの光軸の一致性を容易に確保できるようにして光
ディスク面に形成されたピットパターンによるデータの
再生を高精度で行えるようにすることができる構成を備
えた光学式ピックアップ装置用アクチュエータを提供す
ることにある。
【0005】この目的を達成するため、請求項1記載の
発明は、ディスクに対して光ビームを集光させる対物レ
ンズを支持するレンズホルダを有するとともにこのレン
ズホルダのフォーカシング用およびトラッキング用の各
駆動コイルが取り付けられ、弾性部材により浮遊支持さ
れている可動体を備えた光学式ピックアップ装置におい
て、上記可動体は、上記レンズホルダおよび上記対物レ
ンズを光透過性材料により一体成形され、上記対物レン
ズの開口とこのレンズ開口周辺との光透過性が異ならせ
てあることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
学式ピックアップ装置用アクチュエータにおいて、上記
光透過性材料は、光透過性合成樹脂であることを特徴と
している。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の光学式ピックアップ装置用アクチュエータにおい
て、上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レン
ズの開口周辺でディスクからの反射光が入射する側の面
に光吸収膜が貼り付けられていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の光学式ピックアップ装置用アクチュエータにおい
て、上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レン
ズの開口周辺でディスクから反射した光が入射する側の
面に乱反射可能な凹凸形状部が設けられていることを特
徴としている。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の光学式ピックアップ装置用アクチュエータにおい
て、上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レン
ズの開口周辺に入射した光が上記対物レンズの開口から
離れる方向に屈折可能な光透過面が形成されていること
を特徴としている。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1又は2記
載の光学式ピックアップ装置用アクチュエータにおい
て、上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レン
ズの開口周辺でディスクからの反射光が入射する側の面
に所定の角度で反射可能な反射面が形成されていること
を特徴としている。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
うちの一つに記載の光学式ピックアップ装置用アクチュ
エータにおいて、上記可動体には、上記駆動コイルが固
着される駆動コイル固着部が形成されていることを特徴
としている。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
うちの一つに記載の光学式ピックアップ装置用アクチュ
エータにおいて、上記可動体には、上記駆動コイルが固
着される駆動コイル固着部と上記弾性部材が連結される
連結部とが形成されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、対物レンズとこれを
支持するレンズホルダとが一体成形されているので、こ
れら両部材同士の位置決め調整を行う必要がない。この
ため、両部材同士の精度の影響がなく、しかも、接着固
定を要しないで済むので、接着剤の硬化時や環境変化に
よるレンズの姿勢変化や歪みを発生することがない。さ
らに、互いに一体成形されている対物レンズとレンズホ
ルダとは、光透過性が異ならせているので、対物レンズ
のみが光透過性をゆうするようにでき、これにより、迷
光の影響を抑止することにより対物レンズの開口率を基
準とした周波数特性を確保して、高精度の再生が可能と
なる。
【0014】請求項2記載の発明では、光透過性材料と
して、光透過性合成樹脂を用いたので、レンズホルダと
対物レンズの一体成形を容易且つ高精度に行うことがで
きる。
【0015】請求項3記載の発明では、対物レンズの開
口周辺に光吸収膜が設けられているので、迷光の影響を
少なくして対物レンズの開口率に対応した入射光を得る
ことができる。
【0016】請求項4記載の発明では、対物レンズの開
口周辺に乱反射可能な凹凸形状部が設けられているの
で、対物レンズの開口率に応じた反射光の入射状態が得
られ、迷光の影響を抑止することにより対物レンズの開
口率を基準とした周波数特性を確保して、高精度の再生
が可能となる。
【0017】請求項5記載の発明では、光ディスクから
の反射光が対物レンズの開口周辺に入射した際において
も、対物レンズの開口から離れるように屈折するので、
対物レンズの開口率に応じた反射光以外の反射光が除外
され、対物レンズの開口率を基準とした周波数特性を確
保して、高精度の再生が可能となる。
【0018】請求項6記載の発明では、対物レンズの開
口周辺に入射した光が所定角度で反射されるので、対物
レンズの開口率に応じた反射光以外の反射光が除外され
て対物レンズの開口率を基準とした周波数特性を確保し
て高精度の再生が可能になる。
【0019】請求項7および8記載の発明では、可動体
に駆動コイルおよび弾性部材との連結部が設けられてい
るので、対物レンズを光ディスクのトラック位置に整合
させることができると共に、合焦処理を可能にすること
ができる。
【0020】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1は、本発明の実施例による光学式ピックアッ
プ装置用アクチュエータの要部を示す斜視図であり、同
図において、アクチュエータ10は、光透過性を有する
アクリル系樹脂やポリオレフィン系樹脂により対物レン
ズ11と一体成形された平面視形状が略馬蹄形状とされ
た可動体10Aを備えている。つまり、対物レンズ11
は、可動体10Aの成形時、光ディスク(図示されず)
に対する焦点位置でのビームウエストが得られるように
曲率および開口サイズが決められて成形されている。な
お、可動体10Aと対物レンズ11とは、溶融されたガ
ラス材料により一体成形されても良い。
【0021】可動体10Aには、対物レンズ11の開口
位置と反対側に位置する二股状の端縁に上下一対の弾性
部材(サスペンション)12がそれぞれ延長方向一端を
連結されている。弾性部材12の延長方向他端は、アク
チュエータの支持基部13に固定されており、可動体1
0Aを片持ち梁状に支持している。弾性部材12は、図
示実施例のように、棒状であってもあるいは板状であっ
てもよい。可動体10Aの二股部には、可動体10Aの
重心を含む平面上にトラッキング用駆動コイル14Aお
よびこれと交差する位置にフォーカシング用の駆動コイ
ル15Aがそれぞれ固定されているコイル固着部14、
15が設けられて、いわゆる、2軸直交並進タイプの駆
動構造が構成されており、これらコイル固着部14、1
5と対向する位置には、永久磁石を備えたヨーク16、
17が対向配置されている。
【0022】一方、可動体10Aにおける対物レンズ1
1の開口が位置する箇所はレンズホルダとされ、この開
口部と開口周辺とは、光透過性が異ならせてあり、対物
レンズ11の開口部のみが光ディスクからの反射光を入
射できるように光透過性が関係付けられている。つま
り、対物レンズ11は、所定の開口率を設定され、この
開口率を基準とした反射光の周波数特性が得られるよう
になっている。本実施例は以上のような構成であるか
ら、アクチュエータ10における可動体10Aは、対物
レンズ11と共に一体成形されて対物レンズ11を自ら
の一部としたレンズホルダを構成することができるの
で、対物レンズ11とこれのレンズホルダを構成する可
動体10Aとは誤差がない状態で構成されることにな
る。このため、対物レンズ11の接着なども不要になる
ので、接着材の環境変化や硬化時での収縮変化などの物
性的な変化を生じることがなく、対物レンズ11の光軸
とレンズホルダとしての可動体10Aの光軸とを常に一
致させることができる。これにより、対物レンズ11の
開口率を得るためのパラメータである反射光の入射角度
が予め設定されている開口率のそれと同じになるので、
開口率を基準とした反射光の読み取り周波数特性を確保
して、光ディスク面のピットパターンに対して高精度の
追随性を確保することができる。
【0023】上記対物レンズ11の開口(図2におい
て、符号Dで示す)とこの開口周辺との光透過性を異な
らせる構成としては、以下に挙げる例とすることも可能
である。図2に示す例では、光ディスク(図示されず)
からの反射光が入射する側において対物レンズ11の開
口周辺の面に光吸収膜18が貼り付けられている。光吸
収膜18は、例えば、黒色塗装された膜材で構成されて
おり、両面テープあるいは接着材等により開口周辺に貼
り付けられている。このような構成においては、対物レ
ンズ11の開口周辺が遮光されることになるので、対物
レンズ11の開口率を基準とした反射光(図2中、符号
Lで示す)のみがフォトダイオード(図示されず)に入
射することができる。
【0024】図3に示す例では、対物レンズ11の開口
周辺の面がシボ加工やサンドブラスト処理によって凹凸
形状部19とされ、この面への入射光(図3中、符号L
1で示す)が乱反射できる構成とされている。このよう
な構成においては、光ディスク(図示されず)からの反
射光が対物レンズ11の開口周辺で乱反射し、透過でき
ない状態とされる。
【0025】図4に示す例では、対物レンズ11の開口
周辺の面が傾斜面20に形成されており、この傾斜面2
0は、入射した光(図4中、符号L1で示す)が対物レ
ンズ11の光軸から離れる向きに屈折することができる
角度に設定されている。さらに、傾斜面20と反対側の
面には反射膜21が設けられ、入射した光を反射させて
傾斜面20に向け再度屈折させることができるようにな
っている。反射面21に入射した光は、対物レンズ11
の光軸から離れる向きに屈折した角度で入射するので、
反射した際には、対物レンズ11の光軸から離れる角度
が大きくなった状態で反射して傾斜面20に達する。な
お、この例では、先に挙げた例と異なり、対物レンズ1
1の開口周辺での遮光が行われないが、入射した光の光
路を対物レンズ11の光軸から離れるようにしているの
で、光ディスク面から対物レンズ11に入射する反射光
に影響する迷光の発生を防止することができる。この例
では、傾斜面20の角度、傾斜面20とこの反対面との
間の厚さ、いわゆる、レンズ厚および屈折率等を迷光防
止に最適な条件に設定することで反射膜21を設けない
ようにすることも可能である。
【0026】図5に示す例では、図4に示した場合と同
様に、所定の角度(θ)で傾斜させた傾斜面20を設
け、その傾斜面20の表面に反射膜22が設けられてい
る。この例における対物レンズ11の開口周辺の傾斜角
度(θ)は、入射した光(図5中、符号L1で示す)が
対物レンズ11の開口内に入射する光と合成しないよう
にできる角度に設定されている。これにより、開口周辺
に入射した光は、傾斜した面に位置する反射膜22によ
って反射されるので、対物レンズ11の開口率に応じた
入射光のみが対物レンズ11に入射するようになる。
【0027】上記した図2乃至図5に示した例によれ
ば、光ディスクのピットパターンから対物レンズ11の
開口に向け入射する光以外の光が対物レンズ11に入射
するのを防止できるので、対物レンズを用いたピックア
ップ光学系での伝達関数の低下を防止して光ディスクに
形成されているピットパターンの読み取り精度を確保す
ることが可能になる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、対物レンズとこれを支
持するレンズホルダとが一体成形されているので、これ
ら両部材同士の位置決め調整を行う必要がない。このた
め、両部材同士の精度の影響がなく、しかも、接着固定
を要しないで済むので、樹脂の硬化時や環境変化による
レンズの姿勢変化や歪みを発生することがない。さら
に、互いに一体成形されている対物レンズとレンズホル
ダとは、光透過性が異なっているので、対物レンズのみ
が光透過性であればよく、これにより、迷光の影響を抑
止することにより対物レンズの開口率を基準とした周波
数特性を確保して、高精度の再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による光学式ピックアップ装置
用アクチュエータの要部を示す斜視図である。
【図2】図1に示した要部構成の詳細を示す部分的な断
面図である。
【図3】図1に示した要部構成の変形例を示す部分的な
断面図である。
【図4】図1に示した要部構成の他の例を示す部分的な
断面図である。
【図5】図1に示した要部構成の別の例を示す部分的な
断面図である。
【図6】光学式ピックアップ装置の従来例を示す斜視図
である。
【図7】図6に示した光学式ピックアップ装置に部分的
な断面図である。
【符号の説明】
10 アクチュエータ 10A 可動体 11 対物レンズ 12 弾性部材 14、15 コイル固着部 14A、15A 駆動コイル 18 光吸収膜 19 凹凸形状部 20 傾斜面 22 反射膜 θ 所定の角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十公野 龍二 山形県天童市大字久野本字日光1105番地 東北パイオニア株式会社内 (72)発明者 佐藤 佳晴 山形県天童市大字久野本字日光1105番地 東北パイオニア株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA06 BA01 EC01 5D119 AA09 AA20 BA01 EC15 JA44 JC04 NA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに対して光ビームを集光させる
    対物レンズを支持するレンズホルダを有するとともにこ
    のレンズホルダのフォーカシング用およびトラッキング
    用の各駆動コイルが取り付けられ、弾性部材により浮遊
    支持されている可動体を備えた光学式ピックアップ装置
    において、 上記可動体は、上記レンズホルダおよび上記対物レンズ
    を光透過性材料により一体成形され、上記対物レンズの
    開口とこのレンズ開口周辺との光透過性が異ならせてあ
    ることを特徴とする光学式ピックアップ装置用アクチュ
    エータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学式ピックアップ装置
    用アクチュエータにおいて、 上記光透過性材料は、光透過性合成樹脂であることを特
    徴とする光学式ピックアップ装置用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光学式ピックアッ
    プ装置用アクチュエータにおいて、 上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レンズの
    開口周辺でディスクからの反射光が入射する側の面に光
    吸収膜が貼り付けられていることを特徴とする光学式ピ
    ックアップ装置用アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の光学式ピックアッ
    プ装置用アクチュエータにおいて、 上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レンズの
    開口周辺でディスクから反射した光が入射する側の面に
    乱反射可能な凹凸形状部が設けられていることを特徴と
    する光学式ピックアップ装置用アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の光学式ピックアッ
    プ装置用アクチュエータにおいて、 上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レンズの
    開口周辺に入射した光が上記対物レンズの開口から離れ
    る方向に屈折可能な光透過面が形成されていることを特
    徴とする光学式ピックアップ装置用アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の光学式ピックアッ
    プ装置用アクチュエータにおいて、 上記可動体は、上記レンズホルダにおける対物レンズの
    開口周辺でディスクからの反射光が入射する側の面に所
    定の角度で反射可能な反射面が形成されていることを特
    徴とする光学式ピックアップ装置用アクチュエータ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちの一つに記載の光
    学式ピックアップ装置用アクチュエータにおいて、 上記可動体には、上記駆動コイルが固着される駆動コイ
    ル固着部が形成されていることを特徴とする光学式ピッ
    クアップ装置用アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちの一つに記載の光
    学式ピックアップ装置用アクチュエータにおいて、 上記可動体には、上記駆動コイルが固着される駆動コイ
    ル固着部と上記弾性部材が連結される連結部とが形成さ
    れていることを特徴とする光学式ピックアップ装置用ア
    クチュエータ。
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