JP2000011236A - 入金装置 - Google Patents
入金装置Info
- Publication number
- JP2000011236A JP2000011236A JP17900298A JP17900298A JP2000011236A JP 2000011236 A JP2000011236 A JP 2000011236A JP 17900298 A JP17900298 A JP 17900298A JP 17900298 A JP17900298 A JP 17900298A JP 2000011236 A JP2000011236 A JP 2000011236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safe
- lock
- main body
- depositing device
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 70
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 12
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入金装置本体に金庫ユニットが正規の収納位
置でロックされていることを検出でき、金庫ユニットの
入金装置本体へのセット不良の解消、セキュリティーの
確実化を図ることのできる入金装置を提供すること。 【解決手段】 金庫ユニット2を入金装置本体1に正規
の収納位置でロックするためのロック機構7のロックレ
バー7aがロックシャフト7bに掛止したことを検出す
るためのロック検出手段8を設ける。
置でロックされていることを検出でき、金庫ユニットの
入金装置本体へのセット不良の解消、セキュリティーの
確実化を図ることのできる入金装置を提供すること。 【解決手段】 金庫ユニット2を入金装置本体1に正規
の収納位置でロックするためのロック機構7のロックレ
バー7aがロックシャフト7bに掛止したことを検出す
るためのロック検出手段8を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入金貨幣を入金装
置本体内の金庫に収納する入金装置、特に入金装置本体
に対し引き出し・収納可能な金庫ユニット内に入金貨幣
を収納するための金庫を有する入金装置に関するもので
ある。
置本体内の金庫に収納する入金装置、特に入金装置本体
に対し引き出し・収納可能な金庫ユニット内に入金貨幣
を収納するための金庫を有する入金装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、流通業界においては、例えばコン
ビニエンスストアやスーパーマーケットなどの売上金の
集金、送金業務の安全性の確保、或いはトータルコスト
の削減などを目的として、警備会社の管理による入金装
置が広く利用されている。この種の入金装置は、売上金
の紙幣や硬貨を収納するための紙幣金庫、貨幣金庫を取
り外し可能に装着する金庫ユニットを有し、この金庫ユ
ニットは入金装置本体に引き出し・収納可能に取り付け
られている。入金装置には一日のレジ締め時に売上金の
紙幣や硬貨が入金され、入金紙幣や入金硬貨は鑑別器で
真偽鑑別が為された後、紙幣金庫或いは硬貨金庫に収納
される。この紙幣金庫及び貨幣金庫は、売上金の集金時
に金庫ユニットを入金装置本体から引き出した後、警備
会社の警備員により回収され、それぞれ空の紙幣金庫及
び硬貨金庫と入れ換えられる。
ビニエンスストアやスーパーマーケットなどの売上金の
集金、送金業務の安全性の確保、或いはトータルコスト
の削減などを目的として、警備会社の管理による入金装
置が広く利用されている。この種の入金装置は、売上金
の紙幣や硬貨を収納するための紙幣金庫、貨幣金庫を取
り外し可能に装着する金庫ユニットを有し、この金庫ユ
ニットは入金装置本体に引き出し・収納可能に取り付け
られている。入金装置には一日のレジ締め時に売上金の
紙幣や硬貨が入金され、入金紙幣や入金硬貨は鑑別器で
真偽鑑別が為された後、紙幣金庫或いは硬貨金庫に収納
される。この紙幣金庫及び貨幣金庫は、売上金の集金時
に金庫ユニットを入金装置本体から引き出した後、警備
会社の警備員により回収され、それぞれ空の紙幣金庫及
び硬貨金庫と入れ換えられる。
【0003】
【発明が解決しようする課題】このような入金装置で
は、入金装置本体への金庫ユニットのセット不良の解
消、セキュリティーの確実化などを図るため、金庫ユニ
ットを入金装置本体に正規の収納位置でロックするため
のロック機構を設けている。また紙幣金庫や貨幣金庫の
回収時に、金庫ユニット内の紙幣金庫と貨幣金庫を空の
紙幣金庫と硬貨金庫に入れ換えるのを忘れてしまう傾向
があり、かゝる紙幣金庫や硬貨金庫の入れ換え洩れを防
止するための対策を講じる必要がある。
は、入金装置本体への金庫ユニットのセット不良の解
消、セキュリティーの確実化などを図るため、金庫ユニ
ットを入金装置本体に正規の収納位置でロックするため
のロック機構を設けている。また紙幣金庫や貨幣金庫の
回収時に、金庫ユニット内の紙幣金庫と貨幣金庫を空の
紙幣金庫と硬貨金庫に入れ換えるのを忘れてしまう傾向
があり、かゝる紙幣金庫や硬貨金庫の入れ換え洩れを防
止するための対策を講じる必要がある。
【0004】本発明は上記従来技術を更に発展させたも
のであり、その第一の目的は、入金装置本体に金庫ユニ
ットが正規の収納位置でロックされていることを検出で
き、金庫ユニットの入金装置本体へのセット不良の解
消、セキュリティーの確実化を図ることのできる入金装
置を提供することにある。その第二の目的は、貨幣を収
納するための金庫の回収時の入れ換え洩れを確実に防止
できるようにした入金装置を提供することにある。
のであり、その第一の目的は、入金装置本体に金庫ユニ
ットが正規の収納位置でロックされていることを検出で
き、金庫ユニットの入金装置本体へのセット不良の解
消、セキュリティーの確実化を図ることのできる入金装
置を提供することにある。その第二の目的は、貨幣を収
納するための金庫の回収時の入れ換え洩れを確実に防止
できるようにした入金装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るため、本発明に係わる入金装置は、入金貨幣を入金装
置本体内の金庫に収納する入金装置において、前記金庫
を有して前記入金装置本体に引き出し・収納可能に取り
付けられた金庫ユニットと、前記金庫ユニットを前記入
金装置本体に正規の収納位置で前記金庫ユニットを前記
入金装置本体にロックするためのロックシャフトとこれ
に掛止するロックレバーを前記金庫ユニットと前記入金
装置本体に個別に設けたロック機構と、前記ロックレバ
ーが前記ロックシャフトに掛止したことを検出するため
のロック検出手段とを有することを特徴とする。この入
金装置にあっては、金庫ユニットは入金装置本体の正規
の収納位置でロック機構のロックレバーがロックシャフ
トに掛止することでロックされる。ロック検出手段はロ
ックレバーがロックシャフトに掛止したことを検出す
る。これにより、入金装置本体に金庫ユニットが正規の
収納位置でロックされていることを検出でき、金庫ユニ
ットの入金装置本体へのセット不良の解消、セキュリテ
ィーの確実化を図れる。
るため、本発明に係わる入金装置は、入金貨幣を入金装
置本体内の金庫に収納する入金装置において、前記金庫
を有して前記入金装置本体に引き出し・収納可能に取り
付けられた金庫ユニットと、前記金庫ユニットを前記入
金装置本体に正規の収納位置で前記金庫ユニットを前記
入金装置本体にロックするためのロックシャフトとこれ
に掛止するロックレバーを前記金庫ユニットと前記入金
装置本体に個別に設けたロック機構と、前記ロックレバ
ーが前記ロックシャフトに掛止したことを検出するため
のロック検出手段とを有することを特徴とする。この入
金装置にあっては、金庫ユニットは入金装置本体の正規
の収納位置でロック機構のロックレバーがロックシャフ
トに掛止することでロックされる。ロック検出手段はロ
ックレバーがロックシャフトに掛止したことを検出す
る。これにより、入金装置本体に金庫ユニットが正規の
収納位置でロックされていることを検出でき、金庫ユニ
ットの入金装置本体へのセット不良の解消、セキュリテ
ィーの確実化を図れる。
【0006】上記第二の目的を達成するため、本発明に
係わる入金装置は、入金貨幣を入金装置本体内の金庫に
収納する入金装置において、前記金庫を取り外し可能に
装填するための金庫装填部を有して前記入金装置本体に
引き出し・収納可能に取り付けられた金庫ユニットと、
前記金庫ユニットの金庫装填部から前記金庫を取り出し
たことを検出する検出手段と、前記検出手段が前記金庫
ユニットの金庫装填部から前記金庫を取り出したことを
検出しないときに作動して前記金庫ユニットの前記入金
装置本体への収納を不能にする報知手段とを有すること
を特徴とする。この入金装置にあっては、金庫ユニット
の金庫装填部から金庫を取り出したことを検出手段が検
知していないときに報知手段が作動して金庫ユニットの
入金装置本体への収納を不能にする。これにより、金庫
ユニットの金庫装填部から金庫を取り出していないこと
を報知でき、金庫の回収時の入れ換え洩れを防止でき
る。
係わる入金装置は、入金貨幣を入金装置本体内の金庫に
収納する入金装置において、前記金庫を取り外し可能に
装填するための金庫装填部を有して前記入金装置本体に
引き出し・収納可能に取り付けられた金庫ユニットと、
前記金庫ユニットの金庫装填部から前記金庫を取り出し
たことを検出する検出手段と、前記検出手段が前記金庫
ユニットの金庫装填部から前記金庫を取り出したことを
検出しないときに作動して前記金庫ユニットの前記入金
装置本体への収納を不能にする報知手段とを有すること
を特徴とする。この入金装置にあっては、金庫ユニット
の金庫装填部から金庫を取り出したことを検出手段が検
知していないときに報知手段が作動して金庫ユニットの
入金装置本体への収納を不能にする。これにより、金庫
ユニットの金庫装填部から金庫を取り出していないこと
を報知でき、金庫の回収時の入れ換え洩れを防止でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る入金装置を添
付図面に基づいて、更に詳しく説明する。図1は本実施
の形態に係る入金装置において入金装置本体から入金ユ
ニットを引き出した状態を示す外観斜視図、図2は図1
に示す入金装置本体と入金ユニットの縦断面図、図3は
入金ユニットを入金装置本体にロックするためのロック
機構とロック検知センサの説明図である。
付図面に基づいて、更に詳しく説明する。図1は本実施
の形態に係る入金装置において入金装置本体から入金ユ
ニットを引き出した状態を示す外観斜視図、図2は図1
に示す入金装置本体と入金ユニットの縦断面図、図3は
入金ユニットを入金装置本体にロックするためのロック
機構とロック検知センサの説明図である。
【0008】図1及び図2において、1は入金装置の筐
体を構成する入金装置本体(以下、装置本体と称す)、
2は装置本体1にスライドレールなどのガイド部材(図
示せず)を用いて引き出し・収納可能に取り付けられた
金庫ユニットである。3は紙幣金庫、4は硬貨金庫であ
り、金庫ユニット2の金庫装填部2a,2bにそれぞれ
取り外し可能に装填される。5は紙幣を入金するための
紙幣ホッパ、6は硬貨を入金するための硬貨ホッパであ
り、これらのホッパ5,6は何れも装置本体1の上枠部
1aに設けられている。
体を構成する入金装置本体(以下、装置本体と称す)、
2は装置本体1にスライドレールなどのガイド部材(図
示せず)を用いて引き出し・収納可能に取り付けられた
金庫ユニットである。3は紙幣金庫、4は硬貨金庫であ
り、金庫ユニット2の金庫装填部2a,2bにそれぞれ
取り外し可能に装填される。5は紙幣を入金するための
紙幣ホッパ、6は硬貨を入金するための硬貨ホッパであ
り、これらのホッパ5,6は何れも装置本体1の上枠部
1aに設けられている。
【0009】本実施の形態の入金装置は、紙幣ホッパ5
に紙幣が入金されると、その入金紙幣は装置本体1内の
不図示の搬送手段により鑑別器を経て真偽鑑別され、一
時貯留部で一時貯留されて入金額と入金計数額との一致
確認を行った後に、金庫ユニット2の金庫装填部2aに
装填されている紙幣金庫3に収納される。一方、硬貨ホ
ッパ6に硬貨が入金されると、その入金硬貨は装置本体
1内の不図示の搬送手段により鑑別器を経て真偽鑑別さ
れ、一時貯留部で一時貯留されて入金額と入金計数額と
の一致確認を行った後に、金庫ユニット2の金庫装填部
2bに装填されている硬貨金庫4に収納される。
に紙幣が入金されると、その入金紙幣は装置本体1内の
不図示の搬送手段により鑑別器を経て真偽鑑別され、一
時貯留部で一時貯留されて入金額と入金計数額との一致
確認を行った後に、金庫ユニット2の金庫装填部2aに
装填されている紙幣金庫3に収納される。一方、硬貨ホ
ッパ6に硬貨が入金されると、その入金硬貨は装置本体
1内の不図示の搬送手段により鑑別器を経て真偽鑑別さ
れ、一時貯留部で一時貯留されて入金額と入金計数額と
の一致確認を行った後に、金庫ユニット2の金庫装填部
2bに装填されている硬貨金庫4に収納される。
【0010】7は装置本体1に金庫ユニット2をロック
するためのロック機構である。ロック機構7は図2に示
すように、ロックレバー7aとロックシャフト7bとか
らなる。ロックレバー7aは入金装置本体1内の後部か
ら金庫ユニット2の収納部1sに向けて突出しており、
その先端には金庫ユニット2の後部に設けたロックシャ
フト7bに掛止する掛止部7a2を有する。ロックレバ
ー7aは支軸7a1を支点に時計回り方向又は反時計回
り方向に回動可能となっており、装置本体1に金庫ユニ
ット2をロックする際に時計回り方向へ回動されて掛止
部7a2がロックシャフト7bに掛止し(図3参照)、
金庫ユニット2のロックを解除する際には反時計回り方
向へ回動されて掛止部7a2がロックシャフト7bから
外れるようになっている。かゝる金庫ユニット2のロッ
ク及びロック解除を行うためのロックレバー7aの回動
操作は装置本体1に設けたロックスイッチとロック解除
スイッチ(何れも図示せず)の何れかを押したときの信
号に基づいて入金装置全体を制御する不図示の制御部に
接続されたロック制御部によりロックモータの回転方向
を制御することにより為される。
するためのロック機構である。ロック機構7は図2に示
すように、ロックレバー7aとロックシャフト7bとか
らなる。ロックレバー7aは入金装置本体1内の後部か
ら金庫ユニット2の収納部1sに向けて突出しており、
その先端には金庫ユニット2の後部に設けたロックシャ
フト7bに掛止する掛止部7a2を有する。ロックレバ
ー7aは支軸7a1を支点に時計回り方向又は反時計回
り方向に回動可能となっており、装置本体1に金庫ユニ
ット2をロックする際に時計回り方向へ回動されて掛止
部7a2がロックシャフト7bに掛止し(図3参照)、
金庫ユニット2のロックを解除する際には反時計回り方
向へ回動されて掛止部7a2がロックシャフト7bから
外れるようになっている。かゝる金庫ユニット2のロッ
ク及びロック解除を行うためのロックレバー7aの回動
操作は装置本体1に設けたロックスイッチとロック解除
スイッチ(何れも図示せず)の何れかを押したときの信
号に基づいて入金装置全体を制御する不図示の制御部に
接続されたロック制御部によりロックモータの回転方向
を制御することにより為される。
【0011】ロックレバー7aの掛止部7a2には図3
に示すように、ロック検出手段としてのロック検出セン
サ8が取り付けられている。ロック検知センサ8はマイ
クロスイッチ8aの一部にロック機構7のロックシャフ
ト7b側に突出するアクチュエータ8bを有する。アク
チュエータ8bはロックレバー7aがロックシャフト7
bに掛止した状態でロックシャフト7bに当接してマイ
クロスイッチ8aをONにし、ロックレバー7aがロッ
クシャフト7bに掛止していない非掛止状態でフリーと
なってマイクロスイッチ8aをOFFにする。マイクロ
スイッチ8aはスイッチONで制御部にロックレバー7
aがロックシャフト7bに掛止した旨の信号を出力す
る。
に示すように、ロック検出手段としてのロック検出セン
サ8が取り付けられている。ロック検知センサ8はマイ
クロスイッチ8aの一部にロック機構7のロックシャフ
ト7b側に突出するアクチュエータ8bを有する。アク
チュエータ8bはロックレバー7aがロックシャフト7
bに掛止した状態でロックシャフト7bに当接してマイ
クロスイッチ8aをONにし、ロックレバー7aがロッ
クシャフト7bに掛止していない非掛止状態でフリーと
なってマイクロスイッチ8aをOFFにする。マイクロ
スイッチ8aはスイッチONで制御部にロックレバー7
aがロックシャフト7bに掛止した旨の信号を出力す
る。
【0012】9は金庫ユニット2の金庫装填部2a,2
bから紙幣金庫3と硬貨金庫4をそれぞれ取り出したこ
とを検出するための検出手段としてのフォトセンサであ
る。フォトセンサ9は紙幣金庫3と硬貨金庫4のそれぞ
れに対応して対をなす投光素子9aと受光素子9bを有
し、上記ロック解除スイッチが押されたときに通電され
て投光素子9aが受光素子9bに光を投射するようにな
っている。受光素子9bは投光素子9aからの投射光を
受光した場合(紙幣金庫3又は硬貨金庫4が金庫装填部
2a,2bから取り出されたとき)にはその旨の信号を
制御部に出力する。
bから紙幣金庫3と硬貨金庫4をそれぞれ取り出したこ
とを検出するための検出手段としてのフォトセンサであ
る。フォトセンサ9は紙幣金庫3と硬貨金庫4のそれぞ
れに対応して対をなす投光素子9aと受光素子9bを有
し、上記ロック解除スイッチが押されたときに通電され
て投光素子9aが受光素子9bに光を投射するようにな
っている。受光素子9bは投光素子9aからの投射光を
受光した場合(紙幣金庫3又は硬貨金庫4が金庫装填部
2a,2bから取り出されたとき)にはその旨の信号を
制御部に出力する。
【0013】10は装置本体1に設けられた報知手段と
してのエアースプリングである。エアースプリング10
は上記制御部に接続された報知ドライバ回路により制御
され、制御部で紙幣金庫3と硬貨金庫4のそれぞれに対
応したフォトセンサの両受光素子9bから入力する信号
のアンド条件を満足していないときにのみ伸張されて、
金庫ユニット2の装置本体1への収納を不能にする。
してのエアースプリングである。エアースプリング10
は上記制御部に接続された報知ドライバ回路により制御
され、制御部で紙幣金庫3と硬貨金庫4のそれぞれに対
応したフォトセンサの両受光素子9bから入力する信号
のアンド条件を満足していないときにのみ伸張されて、
金庫ユニット2の装置本体1への収納を不能にする。
【0014】本実施の形態に係る入金装置において、ロ
ック解除スイッチを押すと、ロックモータが作動してロ
ック機構7のロックレバー7aを反時計回り方向へ回動
し、ロックレバー7aのロックシャフト7bとの掛止状
態を解除する。金庫ユニット2を装置本体1から引き出
して紙幣金庫3と硬貨金庫4を金庫装填部2a,2bか
ら取り出し、空の紙幣金庫と硬貨金庫を所定の金庫装填
部2a,2bに装填した後、金庫ユニット2を装置本体
1に押し込む。上述の紙幣金庫3と硬貨金庫4を空の紙
幣金庫と硬貨金庫に交換する際、紙幣金庫3又は硬貨金
庫4を金庫装填部2a,2bから取り出さなかった場
合、フォトセンサ9はその取り出した紙幣金庫3又は硬
貨金庫4についてのみその旨の信号を制御部に出力す
る。制御部は紙幣金庫3と硬貨金庫4のそれぞれについ
て両受光素子9bから入力する信号のアンド条件が満足
されないので、報知ドライバ回路を制御してエアースプ
リング10を伸張させる。
ック解除スイッチを押すと、ロックモータが作動してロ
ック機構7のロックレバー7aを反時計回り方向へ回動
し、ロックレバー7aのロックシャフト7bとの掛止状
態を解除する。金庫ユニット2を装置本体1から引き出
して紙幣金庫3と硬貨金庫4を金庫装填部2a,2bか
ら取り出し、空の紙幣金庫と硬貨金庫を所定の金庫装填
部2a,2bに装填した後、金庫ユニット2を装置本体
1に押し込む。上述の紙幣金庫3と硬貨金庫4を空の紙
幣金庫と硬貨金庫に交換する際、紙幣金庫3又は硬貨金
庫4を金庫装填部2a,2bから取り出さなかった場
合、フォトセンサ9はその取り出した紙幣金庫3又は硬
貨金庫4についてのみその旨の信号を制御部に出力す
る。制御部は紙幣金庫3と硬貨金庫4のそれぞれについ
て両受光素子9bから入力する信号のアンド条件が満足
されないので、報知ドライバ回路を制御してエアースプ
リング10を伸張させる。
【0015】このようにエアースプリング10を伸張し
た状態で金庫ユニット2を装置本体1に押し込むと、金
庫ユニット2はエアースプリング10により装置本体1
の前部側に押し戻される。ここで、先の交換作業で金庫
装填部2a又は2bから取り出さなかった紙幣金庫3又
は硬貨金庫4を空の紙幣金庫又は硬貨金庫に交換するこ
とで、制御部でのフォトセンサ9の両受光素子9bから
入力する信号のアンド条件が成立し、制御部はエアース
プリング10を収縮させる。これにより、エアースプリ
ング10による金庫ユニット2の押し戻しが解除され、
金庫ユニット2を装置本体1の正規の収納位置まで押し
込むことが可能になる。そして、再び金庫ユニット2を
装置本体1に押し込んで正規の収納位置に収納した後、
ロックスイッチを押すと、ロックモータが作動してロッ
ク機構7のロックレバー7aを時計回り方向へ回動し、
ロックレバー7aの掛止部7a2がロックシャフト7b
に掛止すると同時にアクチュエータ8bがロックシャフ
ト7bに当接してマイクロスイッチ8aをONにする。
そして、制御部はマイクロスイッチ8aからの信号を入
力することで、例えば装置本体1に設けた表示部(不図
示)に「ロック完了」などのメッセージを表示させる。
た状態で金庫ユニット2を装置本体1に押し込むと、金
庫ユニット2はエアースプリング10により装置本体1
の前部側に押し戻される。ここで、先の交換作業で金庫
装填部2a又は2bから取り出さなかった紙幣金庫3又
は硬貨金庫4を空の紙幣金庫又は硬貨金庫に交換するこ
とで、制御部でのフォトセンサ9の両受光素子9bから
入力する信号のアンド条件が成立し、制御部はエアース
プリング10を収縮させる。これにより、エアースプリ
ング10による金庫ユニット2の押し戻しが解除され、
金庫ユニット2を装置本体1の正規の収納位置まで押し
込むことが可能になる。そして、再び金庫ユニット2を
装置本体1に押し込んで正規の収納位置に収納した後、
ロックスイッチを押すと、ロックモータが作動してロッ
ク機構7のロックレバー7aを時計回り方向へ回動し、
ロックレバー7aの掛止部7a2がロックシャフト7b
に掛止すると同時にアクチュエータ8bがロックシャフ
ト7bに当接してマイクロスイッチ8aをONにする。
そして、制御部はマイクロスイッチ8aからの信号を入
力することで、例えば装置本体1に設けた表示部(不図
示)に「ロック完了」などのメッセージを表示させる。
【0016】本実施の形態の入金装置によれば、金庫ユ
ニット2の金庫装填部2a,2bから紙幣金庫3と硬貨
金庫4を取り出したことをフォトセンサ9が検知してい
ないときにエアースプリング10が作動して金庫ユニッ
ト2の装置本体1への収納を不能にするので、金庫ユニ
ット2の金庫装填部2a,2bから紙幣金庫3又は硬貨
金庫4を取り出していないことを係員に報知できて、紙
幣金庫3と硬貨金庫4の回収時の入れ換え洩れを確実に
防止できる。また、金庫ユニット2が装置本体1の正規
の収納位置でロック機構7のロックレバー7aがロック
シャフト7bに掛止した際に、ロック検知センサ8はア
クチュエータ8bがロックシャフト7bに当接してマイ
クロスイッチ8aをONにすることで、ロックレバー7
aがロックシャフト7bに掛止したことを検出するた
め、装置本体1に金庫ユニット2が正規の収納位置でロ
ックされていることを検出でき、金庫ユニット2の装置
本体1へのセット不良の解消、セキュリティーの確実化
を図ることができる。
ニット2の金庫装填部2a,2bから紙幣金庫3と硬貨
金庫4を取り出したことをフォトセンサ9が検知してい
ないときにエアースプリング10が作動して金庫ユニッ
ト2の装置本体1への収納を不能にするので、金庫ユニ
ット2の金庫装填部2a,2bから紙幣金庫3又は硬貨
金庫4を取り出していないことを係員に報知できて、紙
幣金庫3と硬貨金庫4の回収時の入れ換え洩れを確実に
防止できる。また、金庫ユニット2が装置本体1の正規
の収納位置でロック機構7のロックレバー7aがロック
シャフト7bに掛止した際に、ロック検知センサ8はア
クチュエータ8bがロックシャフト7bに当接してマイ
クロスイッチ8aをONにすることで、ロックレバー7
aがロックシャフト7bに掛止したことを検出するた
め、装置本体1に金庫ユニット2が正規の収納位置でロ
ックされていることを検出でき、金庫ユニット2の装置
本体1へのセット不良の解消、セキュリティーの確実化
を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の入金装置によれ
ば、ロックレバーがロックシャフトに掛止したことをロ
ック検出手段で検出するようにしたので、入金装置本体
に金庫ユニットが正規の収納位置でロックされているこ
とを検出でき、金庫ユニットの入金装置本体へのセット
不良の解消、セキュリティーの確実化を図ることができ
る。また、金庫ユニットの金庫装填部から金庫を取り出
したことを検出手段が検知していないときに報知手段が
作動して金庫ユニットの入金装置本体への収納を不能に
するので、金庫ユニットの金庫装填部から金庫を取り出
していないことを報知でき、金庫の回収時の入れ換え洩
れを確実に防止できる。
ば、ロックレバーがロックシャフトに掛止したことをロ
ック検出手段で検出するようにしたので、入金装置本体
に金庫ユニットが正規の収納位置でロックされているこ
とを検出でき、金庫ユニットの入金装置本体へのセット
不良の解消、セキュリティーの確実化を図ることができ
る。また、金庫ユニットの金庫装填部から金庫を取り出
したことを検出手段が検知していないときに報知手段が
作動して金庫ユニットの入金装置本体への収納を不能に
するので、金庫ユニットの金庫装填部から金庫を取り出
していないことを報知でき、金庫の回収時の入れ換え洩
れを確実に防止できる。
【図1】 本実施の形態に係る入金装置において入金装
置本体から入金ユニットを引き出した状態を示す外観斜
視図。
置本体から入金ユニットを引き出した状態を示す外観斜
視図。
【図2】 図1に示す入金装置本体と入金ユニットの縦
断面図。
断面図。
【図3】 入金ユニットを入金装置本体にロックするた
めのロック機構とロック検知センサの説明図。
めのロック機構とロック検知センサの説明図。
1 入金装置本体 2 金庫ユニット 2a,2b 金庫装填部 3 紙幣金庫(金庫) 4 貨幣金庫(金庫) 7 ロック機構 7a ロックレバー 7b ロックシャフト 8 ロック検出センサ(ロック検出手段) 8a マイクロスイッチ 8b アクチュエータ 9 フォトセンサ(検出手段) 10 エアースプリング(報知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 義春 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 杉谷 達夫 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA01 AA08 BA03 CA05 DA05 FA03 FC03 FC11 FH01 FJ07 5B055 BB00 BB19 CB03 JJ05
Claims (8)
- 【請求項1】 入金貨幣を入金装置本体内の金庫に収納
する入金装置において、 前記金庫を有して前記入金装置本体に引き出し・収納可
能に取り付けられた金庫ユニットと、 前記金庫ユニットを前記入金装置本体に正規の収納位置
で前記金庫ユニットを前記入金装置本体にロックするた
めのロックシャフトとこれに掛止するロックレバーを前
記金庫ユニットと前記入金装置本体に個別に設けたロッ
ク機構と、 前記ロックレバーが前記ロックシャフトに掛止したこと
を検出するためのロック検出手段とを有することを特徴
とする入金装置。 - 【請求項2】 前記ロック検出手段は前記ロック機構の
ロックレバーに設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の入金装置。 - 【請求項3】 前記ロック検出手段は前記ロックシャフ
トの前記ロックレバーへの掛止状態で前記ロックシャフ
トに接触して前記ロックレバーが前記ロックシャフトに
掛止していることを検出するアクチュエータを有するこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の入金装置。 - 【請求項4】 前記ロック機構のロックレバーは前記入
金装置本体に取り付けられ、前記ロックシャフトは前記
金庫ユニットに取り付けられていることを特徴とする請
求項1乃至3の何れか一項に記載の入金装置。 - 【請求項5】 入金貨幣を入金装置本体内の金庫に収納
する入金装置において、 前記金庫を取り外し可能に装填するための金庫装填部を
有して前記入金装置本体に引き出し・収納可能に取り付
けられた金庫ユニットと、 前記金庫ユニットの金庫装填部から前記金庫を取り出し
たことを検出する検出手段と、 前記検出手段が前記金庫ユニットの金庫装填部から前記
金庫を取り出したことを検出しないときに作動して前記
金庫ユニットの前記入金装置本体への収納を不能にする
報知手段とを有することを特徴とする入金装置。 - 【請求項6】 前記検出手段は金庫ユニットに設けられ
ていることを特徴とする請求項5に記載の入金装置。 - 【請求項7】 前記報知手段は前記入金装置本体に設け
られていることを特徴とする請求項5又は6に記載の入
金装置。 - 【請求項8】 前記報知手段は前記金庫ユニットの前記
入金装置本体への収納を機械的に阻止することにより前
記金庫ユニットの収納の不能を報知することを特徴とす
る請求項5乃至7の何れか一項に記載の入金装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17900298A JP2000011236A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 入金装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17900298A JP2000011236A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 入金装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000011236A true JP2000011236A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16058408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17900298A Pending JP2000011236A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 入金装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000011236A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103366451A (zh) * | 2012-04-09 | 2013-10-23 | 冲电气工业株式会社 | 现金处理装置及用于该现金处理装置的单元锁定机构 |
CN109272678A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-25 | 苏州浪潮智能软件有限公司 | 一种模块安装到位检测及预警的锁扣装置 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP17900298A patent/JP2000011236A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103366451A (zh) * | 2012-04-09 | 2013-10-23 | 冲电气工业株式会社 | 现金处理装置及用于该现金处理装置的单元锁定机构 |
CN103366451B (zh) * | 2012-04-09 | 2015-09-23 | 冲电气工业株式会社 | 现金处理装置及用于该现金处理装置的单元锁定机构 |
CN109272678A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-25 | 苏州浪潮智能软件有限公司 | 一种模块安装到位检测及预警的锁扣装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4555557B2 (ja) | 入金用金庫を利用した入金システム | |
US4340150A (en) | Automatic note dispenser with purge control | |
US5883371A (en) | Digital deposit and dispensing safe | |
JP6568704B2 (ja) | 有価媒体処理装置 | |
JP2006313398A (ja) | 現金自動取引装置 | |
KR920009699B1 (ko) | 지폐 취급 장치 | |
JPS5854425B2 (ja) | パ−ジ制御装置を設けた自動紙幣払出しシステム | |
JP2014119808A (ja) | 貨幣処理システム、棒金収納装置および貨幣処理方法 | |
JP6726002B2 (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理方法 | |
JP2000011236A (ja) | 入金装置 | |
JP3340176B2 (ja) | 売上金入金機 | |
JPH10334315A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2007011917A (ja) | 金銭処理装置 | |
FR2471940A1 (fr) | Systeme de delivrance de billets a dispositif de commande de recuperation | |
JP3070061B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP5108269B2 (ja) | 物品収納装置 | |
JPH029409Y2 (ja) | ||
JP6435954B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2916358B2 (ja) | 取引装置の自動チェック方法 | |
JPH09251577A (ja) | レジスタシステム | |
JP6571829B2 (ja) | 貨幣処理システム | |
JP2018036909A (ja) | 貨幣処理システム及び貨幣処理方法 | |
JP2010282514A (ja) | 硬貨釣銭機 | |
JPH0454585A (ja) | 自動取引機の防犯装置 | |
JPH03265993A (ja) | 紙幣処理装置 |