JP2000010018A - 望遠鏡 - Google Patents

望遠鏡

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JP2000010018A
JP2000010018A JP10191067A JP19106798A JP2000010018A JP 2000010018 A JP2000010018 A JP 2000010018A JP 10191067 A JP10191067 A JP 10191067A JP 19106798 A JP19106798 A JP 19106798A JP 2000010018 A JP2000010018 A JP 2000010018A
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leg
eyepiece
telescope
space
wheelchair
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JP10191067A
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Kazuhiro Kajiura
一弘 梶浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子利用者でも接眼部を楽な姿勢で、しか
も安全に覗くことができ、更に、安全な状態での利用を
可能に出来るようにした望遠鏡を提供する。 【解決手段】 接眼部の下方に、接眼部を覗こうとする
車椅子利用者が自身の脚部を出入させることを可能にす
る脚入空間を形成する。この脚入空間は照明手段によっ
て照明される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天体の観測や観望に
用いる望遠鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の望遠鏡としてはケプラー式、ニ
ュートン式、カセグレン式などの形式の望遠鏡がある。
しかし何れの形式の望遠鏡も、見ようとする天体を変え
る為に望遠鏡の向きを変えた場合、接眼部の位置が大き
く動く。このような望遠鏡を車椅子利用者が用いようと
する場合、車椅子利用者は見ようとする天体を変える度
に車椅子を操って自身の居場所を変えねばならず、甚だ
不便である。
【0003】上記接眼部の位置の移動による不便さを解
消するものとして接眼部の位置が固定した望遠鏡例えば
図11に示すようなクーデ式望遠鏡2kがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしクーデ式望遠鏡
2kはその接眼部25kの下方位置近くの場所に、望遠鏡を
支えている脚体21kが存在する。車椅子利用者3kがクー
デ式望遠鏡の接眼部25kを覗こうとする場合、自身の足
3fkの先や車椅子4kにおける足乗せ台12kの先がその脚
体21kにぶつかる。場合によっては膝3dkや車椅子4kの
前輪8k、後輪6kがぶつかる場合もある。この為、車椅子
利用者3kは図示の如く身を乗り出すなどの甚だ無理な姿
勢を強いられ、接眼部25kを覗き難かったり、無理な姿
勢であるが為にバランスを失って車椅子4kから転げ落ち
たりする危険があるという問題点があった。更に上記望
遠鏡は、例えばドーム内において天体がよく見えるよう
にする為に照明を消した状態で用いられる為、車椅子利
用者3kが接眼部25kに近寄ったときに自身の足3fkや足
乗せ台12kが脚体21kにぶつかる危険があるという問題
点もあった。
【0005】本件出願の望遠鏡は上記従来技術の問題点
を解決する為に提供するもので、その目的は、車椅子利
用者でも接眼部を楽な姿勢で、しかも安全に覗くことが
でき、更に、安全な状態での利用を可能に出来るように
した望遠鏡を提供することである。他の目的及び利点は
図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らか
になるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明における望遠鏡は、接眼部の位置が固定し
た望遠鏡において、接眼部の下方に、接眼部を覗こうと
する車椅子利用者が自身の脚部を出入させることを可能
にする脚入空間を備え、更に、上記脚入空間を照明する
ための照明手段を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図1および図2において、1は
天体の観測或いは観望を行う場所の床面で、例えばドー
ム内の床面である。2は接眼部の位置が固定した望遠
鏡、3はその望遠鏡2を使用しようとする車椅子利用者
を夫々示す。
【0008】車椅子利用者3について説明すれば、3aは
目、3bは腕、3cは大腿部、3dは膝、3eは下腿部、3fは足
を夫々示す。4は車椅子で、5はそのフレーム、6は後
輪、7は手回し用のリング、8は前輪、9は座部、10は
背もたれ、11はアームレスト、12は足乗せ台を夫々示
す。尚この車椅子4としては、車椅子利用者3が自身で
操作することの可能な図示の如き車椅子の他、介護者に
よって操作してもらう形式の車椅子もある。
【0009】次に接眼部の位置が固定した望遠鏡2につ
いて説明する。接眼部の位置が固定したとは、接眼部の
位置が観測或いは観望を行う者に対して移動せぬことを
いう。そのような望遠鏡の一例としてクーデ式望遠鏡を
示す。該望遠鏡2において、21は望遠鏡の機械系及び光
学系を支えるベースとなる脚体で、上記床面1上に定置
される。或いは床面1に対して実質的に不動となってい
る独立基礎の上に定置される。22は脚体21に固定的に取
付けた赤経マウント、23は赤経体で、赤経マウント22に
対して極軸24を中心とする回動を自在に取付けてある。
25は接眼部を示す。該接眼部25は赤経マウント22に取付
けてあり、その結果、床面1に対して変位せぬようにな
っている。26は接眼部25の覗き口を示す。覗き口26の高
さH1は、車椅子利用者3の目3aが容易に届く高さにする
のが良く、例えば120cm前後にすると良い。車椅子利
用者3が子供である場合を考慮して、120cmよりも低
くしても良い。33は赤緯体で、赤緯マウントとなる赤経
体23に対して赤緯軸34を中心とする回動を自在に取付け
てある。35は極軸24回りの釣り合い重りである。36は赤
緯体33に取付けた鏡筒、37はフード、38は赤緯軸34回り
の釣り合い重りを夫々示す。
【0010】上記脚体21について説明する。40は接眼部
25を覗こうとする車椅子利用者3が自身の脚部15を出入
させることを可能にする為に接眼部25の下方に設けた脚
入空間を示す。上記車椅子利用者3の自身の脚部15と
は、車椅子4に乗って接眼部25を覗こうとする人の目3a
の下方の場所において、その目3aよりも前方に張り出し
ていて、接眼部25を覗こうとする際に望遠鏡2と干渉す
る可能性の有る部分をいう。例えば、車椅子利用者3の
腕3b、大腿部3c、膝3d、下腿部3e、足3f等がある。また
車椅子利用者3と一体不可分な状態となっている車椅子
4の後輪6や手回し用のリング7や座部9の一部、前輪
8、足乗せ台12、アームレスト11の一部等が脚部15とな
る場合もある。上記脚入空間40とは上記のような脚部15
を自由に容易にしかも安全に出入りさせることを可能に
する空間である。該脚入空間40は、望遠鏡2の接眼部25
の長さL1が短い場合には、主として脚体21の下側の空間
41をもって形成される。しかし上記長さL1が長い場合に
は、脚体21の下側の空間41と接眼部25の下側の空間42と
の両方をもって上記脚入空間が形成される。上記脚体21
の下側の空間41を形成する為には、例えば脚体21を図2
に示す如く左右の脚体要素21a,21bとそれらの上端相
互を繋ぐ横架部21cとで門型に構成する。こうすること
によって、それらの脚体要素21a,21bと横架部21cと
に囲まれた内側に上記空間41を形成することができる。
上記脚入空間40の高さH2及び奥行きD1は、車椅子の形
態、その利用者の体格等によっても異なるが、上記脚部
15の容易且つ安全な出入りを可能にする為に、例えば高
さH2は80cm程度以上、奥行きD1は60cm程度以上にす
るのが良い。上記脚入空間40のうち脚体21の下側の空間
41の高さH3は、そこに車椅子利用者3の膝3d及びそこよ
りも下にある部分(下腿部3e、前輪8、足乗せ台12な
ど)のみでなくアームレスト11やその上に乗せた腕3bま
でも出入りさせる必要がある場合には、80cm程度以上
にするのが良い。しかし空間41に膝3d及びそこよりも下
にある部分のみを出入りさせればよい場合には、60〜
70cm程度有ればよい。上記空間41の幅W1は、上記脚部
15となる部分の出入りが可能なように例えば70cm程度
以上にするのが良い。
【0011】次に71は脚入空間40を照明するための照明
手段として例示する照明器具を示す。該照明器具71は上
記脚入空間40を照明する為に、空間40に面する場所例え
ば横架部21cの下面72に備えさせてある。矢印81は該照
明器具71から発せられる光及びその方向を示す。上記照
明器具71は本例では図2に示すように左右の2箇所に備
えさせているが、何れか1箇所でも、中央部の1箇所で
も、より多くの箇所でも、あるいは下面72の全面に備え
させても良い。上記脚入空間40に面する場所の他の例と
しては脚体要素21a,21bの内面73,74を利用しても良
い。内面73,74の場合はその上部の位置を利用すること
も下部の位置を利用することも出来る。
【0012】上記の場所に照明器具71を備えさせる手段
として本例では下面72に露出するように取り付けた例を
示す。しかし図4に示すように脚体21内に埋め込み状態
に照明器具71を備えさせ、脚体21に設けた開口部76を通
して照明器具71からの光81を上記脚入空間40に配するよ
うにしても良い。このことは照明器具71を横架部21cに
備えさせる場合もまた脚体要素21a,21bに備えさせる
場合も同様である。
【0013】上記脚入空間40を照明する為には、上記の
ような空間40に面する場所以外に、脚体21における接眼
部25側の場所77あるいはそれとは反対側の場所78に照明
手段を備えさせても良い。これらの場所に照明手段を備
えさせる場合には、その照明手段における光源から発せ
られた光が上記脚入空間40に至るように該照明手段の取
付向きを考慮したり、あるいは光を上記空間40に向かわ
せるようにする反射板や傘を備えさせると良い。
【0014】上記照明手段はこれから発せられる光が上
記接眼部25を覗く目に直接に入らぬようにしてある。例
えば前記したように照明器具71を上記横架部21cの下面
72に備えさせている。このような場所に照明器具71を備
えさせることにより、脚体21の横架部21cが照明器具71
から直接に接眼部25の近傍に到達しようとする光に対す
る遮蔽体となって、照明器具71からの光が上記接眼部25
を覗く目に直接に入らぬようにすることが出来る。照明
手段を内面73,74の上部の位置に備えさせる場合も同様
に横架部21cを光の遮蔽体として利用することが出来
る。照明手段を内面73,74の下部の位置や脚体21におけ
る接眼部25側の場所77に備えさせる場合には、図5に示
すように、照明器具71から直接に接眼部25の近傍に至る
光を遮る為のセード79を設けたり(セード付きの照明器
具を用いても良い)、図6に示すように同様の目的のル
ーバー80を設けて、光81がそれぞれ矢印81で示すよう略
水平乃至下向きに出るようにすると良い。
【0015】上記照明手段としては白色光を発するもの
を用いても良いが、明るさのわりに目を眩ませることの
少ない光例えば赤色光を発するものを用いるのがより好
適である。赤色光を発する照明手段としては、赤色光を
発する光源を使用したものを用いることが出来るほか、
白色光を発する光源からの光を赤色のフィルタ例えば赤
色セロファンや赤色の透明板に通すことによって赤色光
が発せられるようにしたものを用いることもできる。
【0016】上記照明手段の他の例としては蓄光部材例
えば蓄光テープ、蓄光シートなどを用い、それらを上記
下面72や内面73,74に貼付しても良い。
【0017】上記望遠鏡2の光学系について図3に基づ
き説明する。45は望遠鏡の主鏡で、前記鏡筒36の先端部
に備えさせた対物レンズを例示する。46,47は夫々赤緯
体33、赤経体23内に備えさせた平面鏡、48は接眼部25に
装着した接眼レンズを夫々示す。
【0018】上記の望遠鏡2においては、赤経体23を極
軸24の回りに回動させたり、赤緯体33を赤緯軸34の回り
に回動させることにより、主鏡45を目的の天体に向ける
ことが出来る。天体から到来する光は対物レンズ45で集
められ、平面鏡46,47で図示の如く反射されて接眼レン
ズ48に至る。従って該接眼レンズ48をのぞき込むことに
より天体の像を見ることができる。
【0019】上記望遠鏡2を車椅子利用者3が利用する
場合、車椅子4に座った状態で床面1上に居る車椅子利
用者3は、図1に示す如く自身の脚部15を脚入空間40に
進入させることにより、自身の目3aを容易に接眼部25の
覗き口26に近付けることができる。この場合、周囲が暗
闇であっても脚入空間40は照明器具71によって照明され
ているので、介護者の介護による場合は無論のこと車椅
子利用者3が自身で車椅子4を操る場合でも、上記脚入
空間40を容易に認識して脚部15を安全にしかもスムーズ
に脚入空間40に進入させることが出来る。上記のように
して自身の脚部15を脚入空間40に進入させた車椅子利用
者3は、楽な姿勢で接眼レンズ48を覗くことが出来る。
接眼レンズ48を覗く場合、上記のように照明器具71があ
っても、該照明器具71からの光が直接に目3aに入って目
が眩むようなことは無い為、暗い天体でも容易に見るこ
とができる。上記望遠鏡2は健常者がこれを利用する場
合であっても、健常者は椅子にかけた状態で脚入空間40
に自身の脚部15を進入させられるので、楽な姿勢で観望
や観測を行うことが出来る。
【0020】脚体21を上記のように構成した望遠鏡2に
おいては、図2に2点鎖線で示す如く、望遠鏡2の制御
回路51や操作盤(例えばキーボード)52やディスプレー
53を、望遠鏡2を覗く者がそれらを操作性良く扱うこと
が出来るようにする為に、脚体21における例えば横架部
21cに取り付けることが出来る。そのようにすることに
より、望遠鏡2の使用者は覗き口26から離れることを要
せずして、自身の前にあるそれらの機器を操作すること
が出来る。上記望遠鏡は主鏡として対物レンズを用いた
クーデ式望遠鏡を示したが、主鏡として反射鏡を用いた
クーデ式望遠鏡であっても良い。
【0021】次に脚入空間の異なる実施形態を示す図7
について説明する。この図は接眼部の下方に脚入空間を
備えさせる為の手段の異なる例を示すものであり、脚体
を大型化することなく接眼部の下方に脚入空間を備えさ
せ得るようにすることを目的とするものである。図にお
いて、54は脚体21hの上部部分、55は下部部分を夫々示
し、上部部分54を図示の如く傾斜させて構成することに
より、上部部分54の後側(接眼部25hの側)の下方と下
部部分55の後方に脚入空間40hが形成されるようにして
いる。照明器具71hは上部部分54に備えた例を示すが、
下部部分55や赤経マウント22hに備えさせても良い。該
照明器具71hは光81hが直接に接眼部25hに至ることを
防止する為に、前記したような脚体21hへの埋込式、セ
ード付き或いはルーバー付き等の形式のものを用いると
良い。
【0022】このような構成のものにあっては、脚体21
hは1本の柱体として構成できるので、その形状を比較
的コンパクトにすることが出来る。例えば脚体21hの幅
方向(紙面と垂直な方向)の寸法を最小限に抑えること
ができる。なお、機能上前図のものと同一又は均等の構
成で説明が重複すると考えられる部分には、前図と同一
の符号にアルファベットのhを付して重複する説明を省
略した。(また次図以降のものにおいても同様の考えで
アルファベットのiを付して重複する説明を省略す
る。)
【0023】次に接眼部の位置が固定した望遠鏡の異な
る例を示す図8乃至図10について説明する。これらの
図は接眼部の位置が固定した望遠鏡の他の例としてナス
ミス式望遠鏡を示し、該ナスミス式望遠鏡において車椅
子利用者による使用を楽にしかも安全に行い得るように
することを目的とするものである。図において、61はベ
ースで、回転装置62により水平面内での回転を自在に支
えられてターンテーブルとなっている。該ベース61の上
面61aを観測者或いは観望者が乗る為の面としている。
従って該上面61aは、床面1iとの間での車椅子4iの移動
に支障を来さぬようにする為に、床面1iとは段差がない
ようにしておくのがよい。63,64は望遠鏡の鏡筒65を支
える為の脚体で、ベース61に取り付けてある。接眼部が
備えられる側の脚体64には、車椅子利用者3iが脚部15i
を出入りさせられるようにした空間41iを備えさせてい
る。望遠鏡の本体である鏡筒65はその両側面に備えさせ
た耳軸66,66によって上記脚体63,64に鉛直面内での回
転を自在に取り付けてある。少なくとも一方の耳軸66は
その内部を通して望遠鏡の光束を接眼部25iに導くよう
にしてある。接眼部25iは脚体64に取り付けられてお
り、ベース61に対する位置が変化しないようになってい
る。照明器具71iは脚体64の下面に取り付けて、該器具
71iからの直接光が接眼部25iに至らぬようにしてい
る。
【0024】上記構成のものにあっては、車椅子利用者
3iは車椅子4iに座ったままベース61の上面61aに乗る。
そして図8の如く脚部15iを脚入空間40iに入り込ませ
ることにより、安全にしかも楽な姿勢で目を接眼部25i
に近付けて覗くことが出来る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、接眼
部25の下方に脚入空間40を備えているので、車椅子利用
者3がその接眼部25を覗こうとする場合、自身の脚部15
をその脚入空間40に進入させることができて、目3aを接
眼部25のそばに容易にもたらすことができる。従って背
筋を伸ばして正面を向いた非常に楽な姿勢で安全に接眼
部25を覗くことができる効果がある。
【0026】更に本発明にあっては、上記脚入空間40を
照らす照明手段を備えるので、暗闇の中での天体観測の
際に車椅子利用者3が上記接眼部25に近寄ろうとする場
合、上記脚入空間40の場所を容易に確認して、自身の脚
部15を脚体21にぶつけることなく安全に上記脚入空間40
に進入させることができる特長もある。
【0027】更に上記のように照明手段を備えるもので
あっても、接眼部25を覗いている目には上記照明手段か
らの光が直接に入らぬ為、何らまぶしさを感じることは
無く、暗い天体の観測であってもそれを支障無く行うこ
とができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す側面図。
【図2】使用状態を示す背面図。
【図3】光路図。
【図4】照明手段の異なる例を示す断面図(図2のIV−
IV線位置の断面図)。
【図5】照明手段の他の異なる例を示す図。
【図6】照明手段の更に他の異なる例を示す縦断面図。
【図7】異なる実施形態を示す側面図。
【図8】更に異なる実施形態を示す側面図。
【図9】図8の例の平面図。
【図10】図8におけるX方向矢視図。
【図11】従来のクーデ式望遠鏡を示す図。
【符号の説明】
3 車椅子利用者 25 接眼部 40 脚入空間 71 照明器具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接眼部の位置が固定した望遠鏡におい
    て、接眼部の下方に、接眼部を覗こうとする車椅子利用
    者が自身の脚部を出入させることを可能にする脚入空間
    を備え、更に、上記脚入空間を照明するための照明手段
    を備えたことを特徴とする望遠鏡。
  2. 【請求項2】 上記照明手段は、該照明手段から発せら
    れる光が上記接眼部を覗く目に直接に入らぬようにして
    あることを特徴とする請求項1の望遠鏡。
JP10191067A 1998-06-22 1998-06-22 望遠鏡 Pending JP2000010018A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013061536A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Toshiba Corp 光学装置

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