JP2000009964A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2000009964A
JP2000009964A JP10176287A JP17628798A JP2000009964A JP 2000009964 A JP2000009964 A JP 2000009964A JP 10176287 A JP10176287 A JP 10176287A JP 17628798 A JP17628798 A JP 17628798A JP 2000009964 A JP2000009964 A JP 2000009964A
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ferrule
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plug
connector
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Yasutaka Nagaoka
保貴 長岡
Nobuhiko Suzuki
信彦 鈴木
Hiroyuki Kondo
博之 近藤
Norihito Suzuki
規仁 鈴木
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業を容易にし、作業能率を格段に
向上させるとともに、誤組み付け等に対する配慮がなさ
れた光コネクタを提供する。 【解決手段】 光コネクタは1、光コネクタプラグ2と
コネクタハウジング123とフェルール保持体122と
を備えて構成されており、光コネクタプラグ2は、フェ
ルール4にバネ性のある収縮自在の脚体3bを有する付
勢部材3を一体に形成するようになっている。また、コ
ネクタハウジング123は、フェルール4に対する収容
室139を有するとともに相手側コネクタ124のハウ
ジング124aに嵌合し、フェルール保持体122は、
光コネクタプラグ2を挿着収容してコネクタハウジング
123に嵌合するとともに脚体3bが当接して光コネク
タプラグ2の収容室139内での付勢を維持するように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタに関
し、特に、光コネクタプラグの組み立て作業性の向上を
図った光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、本願出願人が特願平9−342
968号(平成9年12月12日出願)にて先に提案し
た光コネクタを示しており、その光コネクタ121は、
一対の光コネクタプラグ102、102と、フェルール
保持体122と、コネクタハウジング123とを備えて
構成され、相手側コネクタ124に嵌合するようになっ
ている。
【0003】光コネクタプラグ102、102は、光フ
ァイバである一対の光伝導部材105、105と、合成
樹脂製の円筒状の小径部106a、106a、大径部1
06b、106bを有するフェルール106、106
と、弾性体としての圧縮コイルスプリング109、10
9とから構成されており、フェルール106、106に
各光伝導部材105、105の末端(図10参照)をそ
れぞれ挿着するようになっている。また、大径部106
b、106bには、圧縮コイルスプリング109、10
9に対する係合突起106c、106cが形成されてい
る。
【0004】フェルール保持体122は、合成樹脂製の
ハウジング125と、そのハウジング125の後壁12
6に連成された支持壁127、127とから構成されて
おり、ハウジング125には、光コネクタプラグ10
2、102に対するプラグ収容室128、128が前端
面129の一部を開放するように形成されている。プラ
グ収容室128、128には、圧縮コイルスプリング1
09、109に対する係合部130、130と、スムー
ズな嵌合を促すための案内突条131、131がそれぞ
れ形成されている。
【0005】また、ハウジング125には、両側壁13
2、132と後壁126の一部とを連続して切り欠い
て、プラグ収容室128、128に連通するプラグ導入
スリット133、133が形成されている。
【0006】ハウジング125の上壁134には、中央
部分に凹部135が形成されており、その凹部135の
両側には、相手側コネクタ124に係合するコネクタハ
ウジング123の後述するロッキングアーム141に対
する保護壁136、136が設けられている。ハウジン
グ125の下壁137の中央部分には、フェルール保持
体122の軸方向の断面形状がL字状となる係止部13
8(図5参照)が形成されており、コネクタハウジング
123の後述する可撓係止片146が前記軸に直交する
一方の壁138a(図5参照)に係合するようになって
いる。尚、他方の壁138b(図5参照)は、その係合
部分を保護する役割を果たしている。
【0007】一方、支持壁127、127は、フェルー
ル保持体122の軸に直交する方向の断面形状がC字状
であって、後壁126側のプラグ導入スリット133、
133の縁部133a、133aから突出しており、端
部127a、127aは曲面に形成されている。
【0008】コネクタハウジング123は、合成樹脂材
により成形されており、光コネクタプラグ102、10
2に対する中空のプラグ収容室139、139を有し、
上壁140の前部には、相手側コネクタ124のハウジ
ング124aに対するロッキングアーム141が設けら
れている。また、下壁142の中央部分には、プラグ収
容室139、139を区画する凹部143が形成されて
おり、その凹部143には、前端面144から連通する
係止解除治具挿通孔145(図6参照)が形成されてい
る。さらに、凹部143には、フェルール保持体122
の係止部138に対する可撓係止片146(図6参照)
が設けられている。
【0009】コネクタハウジング123の両側壁14
7、147には、フェルール保持体122の両側壁13
2、132部分のプラグ導入スリット133、133に
対応するスリットカバー部148、148が形成されて
おり、そのスリットカバー部148、148には、コネ
クタハウジング123の後端面149よりも突出してフ
ェルール保持体122の支持壁127、127に対応す
る短冊状の支持壁カバー部150、150が設けられて
いる。また、スリットカバー部148、148には、フ
ェルール保持体122の案内突条131、131に対す
るガイド溝151、151が形成されている。
【0010】上記構成において、図4を参照しながら光
コネクタ121の組み立てについて説明する。まず、光
伝導部材105、105に圧縮コイルスプリング10
9、109を予め外嵌挿着しておき、光伝導部材10
5、105の末端にフェルール106、106を挿着し
ながら接着剤により固定して光コネクタプラグ102、
102を形成する。
【0011】続いて、プラグ導入スリット133、13
3を介して光コネクタプラグ102、102をフェルー
ル保持体122のプラグ収容室128、128に収容
し、そのフェルール保持体122をコネクタハウジング
123に向けて(矢線C方向)嵌合してゆくと、案内突
条131、131がガイド溝151、151を摺動して
図8に示される如く可撓係止片146が係止部138の
一方の壁138aに係合し、コネクタハウジング123
とフェルール保持体122が嵌合する。
【0012】この時、図示しないが(図4を代わりに参
照のこと)、コネクタハウジング123のプラグ収容室
139、139に挿着された光コネクタプラグ102、
102は、フェルール106、106の係合突起106
c、106cとフェルール保持体122の係合部13
0、130との間に介装された圧縮コイルスプリング1
09、109の弾性力によって、遊びがもたされた状態
になっている。
【0013】また、フェルール保持体122の両側壁1
32、132側のプラグ導入スリット133、133部
分がスリットカバー部148、148によって覆われる
とともに、支持壁127、127がプラグ導入スリット
133、133から突出する支持壁カバー部150、1
50によって同様に覆われ、光コネクタプラグ102、
102の脱落が規制されている。
【0014】以上のように組み立てられた光コネクタ1
21は、図8に示されるように、前記相手側コネクタ1
24のハウジング124a(図4参照)に装着可能な状
態になる。そして、図9に示される如く、その光コネク
タ121を矢線D方向に移動して嵌合すると、ロッキン
グアーム141に設けられた係止突起141aがハウジ
ング124aの係止孔124bに係合し、光コネクタ1
21は相手側コネクタ124に取り付けられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、光コネクタ121を図4に示される如くに構成する
ことにより、上記従来技術以前よりも組み付け作業が非
常に容易になって、作業能率を格段に向上させることが
できるという効果を奏し、さらには、メンテナンス性の
向上と拡張性を持たせることが可能になる。
【0016】ところが、このような優れた光コネクタ1
21ではあるが、日々多数個を生産するにつれ、作業能
率を更に向上させるべくの改善点を光コネクタプラグ1
02の部分に見いだしたため、本願出願人は、その対策
を講じることが光コネクタ121に有用であると判断し
た。
【0017】即ち、その改善点について図10を参照し
ながら説明すると、先ず、光コネクタプラグ102は、
上述したような多くの工程を経て組み立てられているこ
とから、その組み立てにかかる作業工数が多いと言うこ
とができ、光コネクタ121の作業能率を更に向上させ
るためには、光コネクタプラグ102にかかる工程や部
品点数などを見直す必要がある。
【0018】その他には、光伝導部材105をフェルー
ル106に挿着、即ちフェルール106の接着面106
dに光伝導部材105の被覆部105aを構成する外側
被覆105bと内側被覆105cとの段差部分を接着固
定し、内側被覆105cと芯線部105dをフェルール
106内に収容する工程時において、例えばその工程が
立ち作業の場合には、予め光伝導部材105に外嵌挿着
した圧縮コイルスプリング109が光伝導部材105を
伝って足下まで滑り落ち、後工程に影響を来してしまう
ことが僅かな件数ではあるが生じている。
【0019】これは、圧縮コイルスプリング109の不
安定さに起因するものであり、仮に、このような圧縮コ
イルスプリング109の滑り落ちが頻繁に起こるようで
は、圧縮コイルスプリング109の有無に対する確認間
違えを起こしやすくなり、圧縮コイルスプリング109
の嵌め忘れや余分に嵌めてしまう等の誤組み付けが生
じ、場合によっては、光コネクタプラグ102の作り直
しを伴うことにもなりかねない。
【0020】一方、フェルール106の接着面106d
と光伝導部材105の上記段差部分との接着の際に、塗
布した接着剤がはみ出して固化し、そのままでは圧縮コ
イルスプリング109を正常な位置にセットすることが
できない場合がある。そのため接着剤のはみ出し部分を
カットする修正作業を行う際に、圧縮コイルスプリング
109が上述の不安定状態にあれば、上述同様滑り落
ち、後工程に影響を来してしまうことになる。また、上
記修正作業中、圧縮コイルスプリング109が邪魔にな
る。
【0021】本発明は、上述した事情に鑑み、組み立て
作業を容易にし、作業能率を格段に向上させるととも
に、誤組み付け等に対する配慮がなされた光コネクタを
提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の光コネクタは、光伝導
部材及び該光伝導部材の端末が挿着されるフェルールを
有し、該フェルールにバネ性のある収縮自在の脚体を有
する付勢部材を一体に形成した光コネクタプラグと、前
記フェルールに対する収容室を有するとともに相手側コ
ネクタのハウジングに嵌合するコネクタハウジングと、
前記光コネクタプラグを挿着収容して前記コネクタハウ
ジングに嵌合するとともに前記脚体が当接して前記光コ
ネクタプラグの前記収容室内での付勢を維持するフェル
ール保持体とを備えることを特徴としている。
【0023】上記構成において、光コネクタは、光コネ
クタプラグとコネクタハウジングとフェルール保持体と
を備えて構成されており、光コネクタプラグは、フェル
ールにバネ性のある収縮自在の脚体を有する付勢部材を
一体に形成するようになっている。また、コネクタハウ
ジングは、フェルールに対する収容室を有するとともに
相手側コネクタのハウジングに嵌合し、フェルール保持
体は、光コネクタプラグを挿着収容してコネクタハウジ
ングに嵌合するとともに脚体が当接して光コネクタプラ
グの収容室内での付勢を維持するようになっている。こ
のように光コネクタを構成することにより、従来の光コ
ネクタプラグを構成していた圧縮コイルスプリングを廃
止することができるので、その圧縮コイルスプリングの
誤組み付け等を生じることはなく、確認も行う必要がな
くなる。また、光コネクタプラグの組み立て工程がより
簡素化されることになるので、組み立て作業が容易にな
り、作業能率が向上する。さらにまた、光伝導部材をフ
ェルールに挿着する際に、光伝導部材をしっかり持って
挿着することができるようになる。従って、組み立て作
業を容易にし、作業能率を格段に向上させるとともに、
誤組み付け等に対する配慮がなされた光コネクタを提供
することができる。
【0024】請求項2記載の本発明の光コネクタは、請
求項1に記載の光コネクタにおいて、前記脚体は前記フ
ェルールの周方向に沿って次第に高くなる傾斜した板バ
ネ状に形成されることを特徴としている。
【0025】上記構成において、付勢部材の脚体は、フ
ェルールの周方向に沿って次第に高くなる傾斜した板バ
ネ状に形成されるようになっている。従って、簡単な構
造でありながら、従来の圧縮コイルスプリングと同様の
十分な付勢力を得ることができる。
【0026】請求項3記載の本発明の光コネクタは、請
求項1に記載の光コネクタにおいて、前記脚体は複数の
屈曲部分を有するとともに該屈曲部分の頂部の向きが順
次変わる波形棒状に形成されることを特徴としている。
【0027】上記構成において、付勢部材の脚体は、複
数の屈曲部分を有するとともに、その屈曲部分の頂部の
向きが順次変わる波形棒状に形成されるようになってい
る。従って、この場合も同じく、簡単な構造でありなが
ら、従来の圧縮コイルスプリングと同様の十分な付勢力
を得ることができる。
【0028】請求項4記載の本発明の光コネクタは、請
求項1ないし請求項3いずれか記載の光コネクタにおい
て、前記付勢部材は前記フェルールの端部に配置形成さ
れることを特徴としている。
【0029】上記構成において、付勢部材はフェルール
の端部に配置形成されるようになっている。このような
位置に付勢部材を配置すると、脚体の収縮範囲にフェル
ールの端部を含まないようにすることが可能になり、光
伝導部材をフェルールに挿着する際に施す接着剤のはみ
出しがあったとしても、よほど大きなはみ出しでない限
り修正作業をする必要はない。従って、工数低減に寄与
し、作業能率をさらに向上させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の光コネクタの一
実施の形態を示す分解斜視図である。また、図2は図1
の付勢部材の拡大斜視図を示している。さらにまた、図
3は図1の付勢部材に対する他の実施形態を示す拡大斜
視図である。尚、従来例と基本的に同一の構成部材には
同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】図1において、1は光コネクタを示してお
り、その光コネクタ1は、一対の光コネクタプラグ2、
2と、従来同様のフェルール保持体122と、同じく従
来同様のコネクタハウジング123とを備えて構成され
ている。また、光コネクタ1は、相手側コネクタ124
(図4参照)に嵌合するようになっている。
【0032】光コネクタプラグ2、2は、光ファイバで
ある一対の光伝導部材105、105と、付勢部材3、
3を一体成形した合成樹脂製のフェルール4、4とを備
えて構成されており、フェルール4、4内に光伝導部材
105、105の内側被覆105cと芯線部105dを
挿着収容するようになっている。
【0033】フェルール4、4には、円筒状の小径部4
a、4aと大径部4b、4bとが形成されており、大径
部4b、4bには、環状の係合突起4c、4cが突出形
成されて付勢部材3、3がインサート成形されている。
また、大径部4b、4bの光伝導部材105、105に
対する挿着側端部には、接着面4d、4dが形成されて
おり、外側被覆105bと内側被覆105cとの段差部
分がそれぞれ当接して接着されるようになっている。
【0034】付勢部材3、3は金属製であって、図2に
示される如く、リング状に形成された基部3aを有し、
その基部3aには、バネ性のある収縮自在の脚体3b
(本形態では4つ形成されているが、この数に限定され
るものではなく、適宜の数で設けることができるものと
する)が形成されている。
【0035】脚体3bは、例えばプレス加工によって切
り起こしたような、フェルール4の周方向に沿って次第
に高くなる傾斜した板バネ状に形成されており、簡単な
構造でありながら、従来の圧縮コイルスプリング109
(図4参照)と同様の十分な付勢力を得ることができる
ようになっている。
【0036】上記構成において、図1を参照しながら光
コネクタ1の組み立てについて説明する。まず、付勢部
材3、3が一体成形されたフェルール4、4に光伝導部
材105、105の末端を挿着し、接着面4d、4dと
上記段差部分とを接着剤により固定することにより光コ
ネクタプラグ2、2を形成する。
【0037】この時、付勢部材3、3がフェルール4、
4に一体成形されているので、光伝導部材105、10
5をしっかり持って挿着することができ、光コネクタプ
ラグ2、2の組み立て作業を常に安定した状態で行うこ
とができる。
【0038】続いて、プラグ導入スリット133、13
3(一方のみ図示)を介して光コネクタプラグ2、2を
フェルール保持体122のプラグ収容室128、128
(一方のみ図示)に収容し、そのフェルール保持体12
2をコネクタハウジング123に向けて嵌合してゆく
と、案内突条131、131がガイド溝151、151
を摺動する。そして、可撓係止片146(図7参照)が
係止部138(図7参照)の一方の壁138a(図7参
照)に係合し、コネクタハウジング123とフェルール
保持体122とが嵌合しあって光コネクタ1の組み立て
が完了する(組み立て完了状態は図8及び図9参照)。
【0039】尚、コネクタハウジング123のプラグ収
容室139、139に挿着された光コネクタプラグ2、
2は、脚体3b、3bの弾性力によって、従来の圧縮コ
イルスプリング109(図4参照)と同様に遊びがもた
された状態になっている。
【0040】本形態の場合、プラグ導入スリット133
を有する関係上、そのプラグ導入スリット133に光コ
ネクタプラグ2の脚体3bのうちの1つがかかってしま
うことになる。しかし、残り3つで十分対応することが
でき、また、安定性を懸念するのであれば、脚体3bの
数を増やすことで容易に対応できるので、何ら問題はな
い。
【0041】以上、図1を参照して説明したように光コ
ネクタプラグ2を組み立てて構成すれば、従来の光コネ
クタプラグ102(図4参照)を構成していた圧縮コイ
ルスプリング109(図4参照)を廃止することができ
るので、その圧縮コイルスプリング109(図4参照)
の誤組み付け等を生じることはない。そして、当然に圧
縮コイルスプリング109(図4参照)の確認も行う必
要がなくなる。
【0042】また、上記構成により、光コネクタプラグ
2の組み立て工程がより簡素化されることになるので、
組み立て作業が容易になり、作業能率が向上する。さら
にまた、上述の組み立て工程時における部品点数は、従
来と比べて圧縮コイルスプリング109(図4参照)の
分だけ削減されていることから、部品管理を容易にする
ことにもなる。
【0043】一方、上述のような位置に付勢部材3を配
置すると、脚体3bの収縮範囲にフェルール4の端部が
含まれないようにすることが可能になり、光伝導部材1
05をフェルール4に挿着する際に施す接着剤のはみ出
しがあったとしても、よほど大きなはみ出しでない限り
修正作業をする必要はない。
【0044】従って、組み立て作業を容易にし、作業能
率を格段に向上させるとともに、誤組み付け等に対する
配慮がなされた光コネクタを提供することができる。
【0045】次に、図3を参照しながら図1の付勢部材
3に対する他の実施形態を説明する。
【0046】図3に示される付勢部材5には、前記付勢
部材3と同様のリング状に形成された基部5aにバネ性
のある収縮自在の脚体5b(本形態では4つ形成されて
いるが、この数に限定されるものではなく、適宜の数で
設けることができるものとする)が形成されており、そ
の脚体5bは複数の屈曲部分が形成されて、その屈曲部
分の頂部の向きが順次変わる波形棒状になっている。
【0047】そして、この付勢部材5も当然に上述の付
勢部材3(図1及び図2参照)と同様の効果を奏するこ
とになる。
【0048】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、光コネクタは、光コネクタプラグ
とコネクタハウジングとフェルール保持体とを備えて構
成されており、光コネクタプラグは、フェルールにバネ
性のある収縮自在の脚体を有する付勢部材を一体に形成
するようになっている。また、コネクタハウジングは、
フェルールに対する収容室を有するとともに相手側コネ
クタのハウジングに嵌合し、フェルール保持体は、光コ
ネクタプラグを挿着収容してコネクタハウジングに嵌合
するとともに脚体が当接して光コネクタプラグの収容室
内での付勢を維持するようになっている。このように光
コネクタを構成することにより、従来の光コネクタプラ
グを構成していた圧縮コイルスプリングを廃止すること
ができるので、その圧縮コイルスプリングの誤組み付け
等を生じることはなく、確認も行う必要がなくなる。ま
た、光コネクタプラグの組み立て工程がより簡素化され
ることになるので、組み立て作業が容易になり、作業能
率が向上する。さらにまた、光伝導部材をフェルールに
挿着する際に、光伝導部材をしっかり持って挿着するこ
とができるようになる。従って、組み立て作業を容易に
し、作業能率を格段に向上させるとともに、誤組み付け
等に対する配慮がなされた光コネクタを提供することが
できるという効果を奏する。
【0050】請求項2に記載された本発明によれば、付
勢部材の脚体は、フェルールの周方向に沿って次第に高
くなる傾斜した板バネ状に形成されるようになってい
る。従って、簡単な構造でありながら、従来の圧縮コイ
ルスプリングと同様の十分な付勢力を得ることができる
という効果を奏する。
【0051】請求項3に記載された本発明によれば、付
勢部材の脚体は、複数の屈曲部分を有するとともに、そ
の屈曲部分の頂部の向きが順次変わる波形棒状に形成さ
れるようになっている。従って、この場合も同じく、簡
単な構造でありながら、従来の圧縮コイルスプリングと
同様の十分な付勢力を得ることができるという効果を奏
する。
【0052】請求項4に記載された本発明によれば、付
勢部材はフェルールの端部に配置形成されるようになっ
ている。このような位置に付勢部材を配置すると、脚体
の収縮範囲にフェルールの端部を含まないようにするこ
とが可能になり、光伝導部材をフェルールに挿着する際
に施す接着剤のはみ出しがあったとしても、よほど大き
なはみ出しでない限り修正作業をする必要はない。従っ
て、工数低減に寄与し、作業能率をさらに向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光コネクタの一実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】図1の付勢部材の拡大斜視図である。
【図3】図1の付勢部材に対する他の実施形態を示す拡
大斜視図である。
【図4】従来例の光コネクタの分解斜視図である。
【図5】図4のフェルール保持体のA−A線断面図であ
る。
【図6】図4のコネクタハウジングのB−B線断面図で
ある。
【図7】図4のコネクタハウジングとフェルール保持体
との嵌合状態を示す断面図である。
【図8】図7の嵌合状態における外観斜視図である。
【図9】図4の光コネクタと相手側コネクタとの嵌合を
説明するための斜視図である。
【図10】図4の光コネクタ及び光コネクタプラグの分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 光コネクタ 2 光コネクタプラグ 3 付勢部材 3a 基部 3b 脚体 4 フェルール 5 付勢部材 5a 基部 5b 脚体 105 光伝導部材 122 フェルール保持体 123 コネクタハウジング 124 相手側コネクタ 128、139 プラグ収容室(収容室) 133 プラグ導入スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 博之 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 鈴木 規仁 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 2H036 GA03 GA12 GA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝導部材及び該光伝導部材の端末が挿
    着されるフェルールを有し、該フェルールにバネ性のあ
    る収縮自在の脚体を有する付勢部材を一体に形成した光
    コネクタプラグと、 前記フェルールに対する収容室を有するとともに相手側
    コネクタのハウジングに嵌合するコネクタハウジング
    と、 前記光コネクタプラグを挿着収容して前記コネクタハウ
    ジングに嵌合するとともに前記脚体が当接して前記光コ
    ネクタプラグの前記収容室内での付勢を維持するフェル
    ール保持体とを備えることを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光コネクタにおいて、 前記脚体は前記フェルールの周方向に沿って次第に高く
    なる傾斜した板バネ状に形成されることを特徴とする光
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光コネクタにおいて、 前記脚体は複数の屈曲部分を有するとともに該屈曲部分
    の頂部の向きが順次変わる波形棒状に形成されることを
    特徴とする光コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    光コネクタにおいて、 前記付勢部材は前記フェルールの端部に配置形成される
    ことを特徴とする光コネクタ。
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