JP2000009273A - シールリング - Google Patents

シールリング

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JP2000009273A
JP2000009273A JP10177929A JP17792998A JP2000009273A JP 2000009273 A JP2000009273 A JP 2000009273A JP 10177929 A JP10177929 A JP 10177929A JP 17792998 A JP17792998 A JP 17792998A JP 2000009273 A JP2000009273 A JP 2000009273A
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JP
Japan
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projections
seal ring
pipe
annular groove
receiving port
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Pending
Application number
JP10177929A
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English (en)
Inventor
Takehiko Watabe
武彦 渡部
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被接続管の挿入量の調整が簡単に行えると共
に、水密性に優れたシールリングを提供する。 【解決手段】 ゴム弾性体からなるリング本体31の内
周壁のほぼ中央に所定間隔を隔てて相似形のヒレ状突起
32を2条設け、双方のヒレ状突起32の間に滑剤4を
充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡径受口に挿入さ
れた被接続管を伸縮自在に接続するシールリングに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から上下水道管の接続には、図4に
示した如く一方の管1の端部に拡径受口11を設けると
共に、該受口11の内面に設けた環状溝12にシールリ
ング3aを装着し、該拡径受口11に挿入した被接続管
2の端部をシールリング3aを介して伸縮自在に接続す
ることが行われている。
【0003】この配管接続には、ゴム弾性体からなるリ
ング本体の内周壁に受口の奥側に向かってリップ状の突
起31aが突出したシールリング3aが用いられてお
り、拡径受口11に被接続管2の端部を挿入するとき、
リップ状の突起31aの内面に滑剤4を塗布してから拡
径受口11に被接続管2の端部を挿入していた。このと
き、図5に示した如く被接続管2の先端が受口奥部のス
トッパー段部に当接するまで挿入されることがあり、こ
の状態のままでは被接続管2に軸方向のスラスト荷重が
作用したとき、管先端がストッパー段部に圧接して拡径
受口に亀裂が生じたり、管が破断することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、接続作業の
際に被接続管2の端部外周面に伸長代を見込んた挿入量
の目安となる標線を記入しておき、この標線が受口11
の開口端と一致する位置まで挿入することも行なわれて
いるが、被接続管2の端部を拡径受口11に押込むと
き、勢い余って被接続管2の先端が受口奥部のストッパ
ー段部に当接するまで挿入されてしまうことがある。
【0005】このとき、作業者が被接続管2を引っ張っ
て標線が受口11の開口端と一致する所定位置まで引き
戻そうとしても、人力では引き戻せない。即ち、リップ
状の突起31aの内面に塗布されていた滑剤4は被接続
管2を拡径受口11に挿入したとき削ぎ落とされてすべ
りが悪くなっているため、被接続管2を受口奥部から引
き戻そうとするとき、図6に示した如くシールリング3
aが被接続管2の外周面に食い込んだ状態で圧接する。
すると、被接続管2を引き戻せなくなり、作業者はその
まま放置してしまうことがあった。
【0006】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、被接続管の挿入量の調整が簡単に行えると共に、水
密性に優れたシールリングを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、拡径受口の内
周面に設けられた環状溝に装着され、該受口に挿入され
る被接続管の端部外周面と水密的に圧接するシールリン
グであって、ゴム弾性体からなるリング本体の内周壁の
ほぼ中央に所定間隔を隔てて相似形のヒレ状突起を2条
設け、双方のヒレ状突起の間に滑剤を充填したことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すシ
ールリングの要部断面図、図2は受口奥部まで被接続管
を挿入した状態を示す半断面図、図3は被接続管を受口
奥部から引き戻した状態を示す半断面図である。図中の
符号1は一方の合成樹脂管であって、該管1の端部には
拡径受口11が設けられている。拡径受口11の開口側
の内周面には環状溝12が設けられており、該環状溝1
2にシールリング3が装着されている。
【0009】シールリング3はゴム弾性体からなるもの
であって、前記環状溝12に装着されるリング本体31
の外周壁には4条の小さな環状突起30が設けられてお
り、該環状突起30が環状溝12の周面と圧接して水密
性が確保されるようになっている。また、リング本体3
1の内周壁のほぼ中央には所定間隔を隔てて相似形のヒ
レ状突起32が2条設けられており、双方のヒレ状突起
32の間に滑剤4が充填されている。
【0010】被接続管2の端部を拡径受口11に挿入す
るとき、シールリング3の双方のヒレ状突起32の間に
充填されている滑剤4が絞り出されるため、挿入が円滑
に行える。このとき、図2に示した如く被接続管2の先
端が受口奥部まで挿入されてしまっても、双方のヒレ状
突起32の間に充填されている滑剤4が絞り出されるた
め、被接続管2を所定位置まで簡単に引き戻すことがで
きる。また、この接続操作の際に、図3に示した如く双
方のヒレ状突起32が反転しても、2本のヒレ状突起3
2が被接続管2の外周面と圧接することによって水密性
が確保され、管内流体が漏洩することもない。
【0011】この様にして、接続作業の際に被接続管2
の伸長代を見込んた所定位置まで被接続管2を挿入でき
るため、配管施工後に管が伸縮しても被接続管2の先端
が受口奥部のストッパー段部に圧接して拡径受口11に
亀裂が生じたり、管が破断することもない。
【0012】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のシールリン
グは、環状溝に装着されるゴム弾性体からなるリング本
体の内周壁のほぼ中央に所定間隔を隔てて相似形のヒレ
状突起を2条設け、双方のヒレ状突起の間に滑剤を充填
したので、被接続管を拡径受口に接続するとき挿入量の
調整が簡単に行える。また、被接続管の先端と受口奥部
のストッパー段部との間に所定の隙間が形成されるた
め、配管施工後に管が伸縮しても被接続管の先端が受口
奥部のストッパー段部に圧接して拡径受口に亀裂が生じ
たり、管が破断することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示すシールリングの
要部断面図である。
【図2】図2は受口奥部まで被接続管を挿入した状態を
示す半断面図である。
【図3】図3は被接続管を受口奥部から引き戻した状態
を示す半断面図である。
【図4】図4は従来のシールリングを用いた管継手の半
断面図である。
【図5】図5は被接続管の先端を受口奥部まで挿入した
状態を示す半断面図である。
【図6】図6は被接続管を受口奥部から引き戻すときに
シールリングが変形する状態を示す半断面図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂管、 11 拡径受口 12 環状溝 2 被接続管 3 シールリング 31 リング本体、 32 ヒレ状突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡径受口(11)の内周面に設けられた
    環状溝(12)に装着され、該受口(1)に挿入される
    被接続管(2)の端部外周面と水密的に圧接するシール
    リングであって、ゴム弾性体からなるリング本体(3
    1)の内周壁のほぼ中央に所定間隔を隔てて相似形のヒ
    レ状突起(32)を2条設け、双方のヒレ状突起(3
    2)の間に滑剤(4)を充填したことを特徴とするシー
    ルリング。
JP10177929A 1998-06-25 1998-06-25 シールリング Pending JP2000009273A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101159641B1 (ko) 2010-05-10 2012-06-27 안병무 그리스 수용홈을 구비한 오링
JP2012182634A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Fujitsu Telecom Networks Ltd 監視装置、通信装置および網監視方法
JP2013068263A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Sekisui Chem Co Ltd 伸縮継手構造

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