JP2000009081A - スラストバランス装置 - Google Patents
スラストバランス装置Info
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/22—Rotors specially for centrifugal pumps
- F04D29/2261—Rotors specially for centrifugal pumps with special measures
- F04D29/2266—Rotors specially for centrifugal pumps with special measures for sealing or thrust balance
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04D29/041—Axial thrust balancing
- F04D29/0416—Axial thrust balancing balancing pistons
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
バランス装置の提供。 【手段】 ライナーディスクに、スラストバランス室に
連通する環状溝及び均圧部を設けてなるスラストバラン
ス装置。
Description
装置に関し、更に詳しくは、例えばキャンドモータポン
プにおけるスラストバランス特性を格段に向上させるこ
とのできるスラストバランス装置に関する。
ャンドモータポンプは、回転軸と、この回転軸に装着さ
れたインペラとを有する。このキャンドモータポンプに
おいては、回転軸方向に開口する吸引口から吸引された
流体が、回転するインペラの遠心力により、半径方向に
開口する吐出口から、吐出される。回転軸方向に吸引口
が開口しているので、インペラには、スラスト方向に力
が加わる。したがって、原始的なキャンドモータポンプ
においては、インペラがこのインペラを装填するチャン
バーの内壁に押しつけられてインペラの回転に支障を来
す。したがって、近年のキャンドモータポンプは殆ど全
てと言って良い位にスラストバランス機構を備えてい
る。
体により発生するスラスト方向の圧力によるインペラの
回転障害を防止する機構である。通常、このスラストバ
ランス機構は、(1) バランスホールを備えたインペラ
の裏面に環状に形成された円筒体を、ケーシングに設け
られれた円筒状内周面を有する凹陥部に挿入することに
より、前記円筒体の外周面と前記凹陥部の円筒状内周面
との間隙により形成される固定オリフィスと、(2) 前
記円筒体の底面と、この円筒体の内周面と、前記円筒体
の内部空間に臨むようにケーシングに突出形成された第
1突出部の、前記底面から所定の間隔を有して向かう面
と、前記第1突出部よりも更に突出形成され、回転軸を
囲繞する環状の第2突出部の外周面とで形成されるスラ
ストバランス室と、(3) 前記第2突出部のインペラの
裏面に向かう先端面とインペラの裏面とで形成される可
変オリフィスとを有する。
ンペラを回転することによりその遠心力により流体がラ
ジアル方向に吐出されて行くのであるが、遠心方向に吐
出される流体の一部が前記固定オリフィスを通じてスラ
ストバランス室に流入する。スラストバランス室に流入
した流体は、可変オリフィスを通じてスラストバランス
室外に流出し、スラストバランス室から流出した流体は
バランスホールを通過して、吐出される流体に合流す
る。
と、インペラがスラスト方向に向かう圧力を受けて、イ
ンペラの裏面がその裏面の向かうケーシング面に接近す
る。ところが、流体の圧力により、固定オリフィスを通
過する流体の流量も増加してスラストバランス室内の流
体圧力が高まる。そうすると、スラストバランス室内に
おける流体圧力の増加により、インペラの裏面が向かう
ケーシングからインペラが遠ざかるようにインペラに圧
力がかかる。尚、この圧力を自立力と称することがあ
る。このスラストバランス室内の流体圧力によりインペ
ラが、吸引吐出される流体の圧力に抗して、移動する。
うケーシングから遠ざかるように移動すると、換言する
と、インペラが、その裏面の向かうケーシング面から離
れるように位置をずらすと、可変オリフィスの間隙が増
大して、流体圧力の高まった流体がこの可変オリフィス
から急速に流出してしまう。その結果、スラストバラン
ス室内の流体圧力が低下し、吸引吐出する流体によるイ
ンペラに加わるスラスト方向圧力がスラストバランス室
内の流体圧力よりも大きくなる。スラスト方向圧力によ
ってインペラが、その裏面の向かうケーシング面に向か
ってその位置をずらす。
び可変オリフィスの間隙、さらにはスラストバランス室
の容積に応じて、スラストバランス室内の圧力と吸引吐
出する流体の圧力とがバランスするように、インペラが
その位置を可変し、スラスト方向における回転軸のバラ
ンスが図られている。
するスラストバランス装置においては、スラストバラン
ス室に注目した場合、インペラの裏面は回転面であり、
このインペラに向かうケーシング面は固定面である。し
たがって、このスラストバランス室に流入した流体は、
インペラの回転による角運動エネルギーを受けて、イン
ペラの回転と共に回転をする。スラストバランス室内で
流体がインペラと共に回転することによる流路抵抗が極
めて大きくなる。
路抵抗は、回転面と共に回転する流体の周速の二乗に比
例する。したがって、インペラの回転数が極めて大きい
高速ポンプにおいて、或いは高速ポンプでなくても、固
定面と回転面との間隙に存在する流体の量が多くなっ
て、その結果として回転する流体の周速が大きくなるよ
うな大型のポンプにおいては、スラストバランス室にお
ける流体の流路抵抗が大きくなってスラストバランスを
適正に維持することができないと言う問題があった。
トバランス室における固定面に、均圧穴或いは減圧穴と
称されるバイパスを設ける工夫もなされていたが、流路
抵抗を下げてスラストバランスを適正に保持するには至
っていない。というのは、前記バイパスを設けることに
より、自立力を増大させることができても、スラストバ
ランス室内の流体の角運動量を劇的に減少させるには至
っていないからである。
に優れたスラストバランス装置を提供することにある。
くしてもスラストバランス特性が良好なスラストバラン
ス装置を提供することにある。
を有するポンプであっても、スラストバランス特性が良
好なスラストバランス装置を提供することにある。
の手段は、(1) バランスホールを備え、かつ回転軸に装
着されたインペラの裏面に環状に形成された円筒体を、
ケーシングに設けられた円筒状内周面を有する凹陥部に
挿入することにより、前記円筒体の外周面と前記凹陥部
の円筒状内周面との間隙により形成される固定オリフィ
スと、(2) 前記円筒体の底面と、この円筒体の内周面
と、前記円筒体の内部空間に臨むようにケーシングに突
出形成された第1突出部の、前記底面から所定の間隔を
有して向かう面と、前記第1突出部よりも更に突出形成
され、回転軸を囲繞する環状の第2突出部の外周面とで
形成されるスラストバランス室と、(3) 前記第2突出
部のインペラの裏面に向かう先端面とインペラの裏面と
で形成される可変オリフィスと、(4) 前記回転軸を囲
繞するように前記第1突出部に形成された環状溝と、
(5) 前記環状溝と前記凹陥部とに連通する均圧部とを
備えてなることを特徴とするスラストバランス装置であ
る。前記スラストバランス装置の好ましい態様として
は、前記請求項1における均圧部のその軸線に直交する
方向での断面積の総和、及び前記請求項1における環状
溝の前記第1突出部における開口面積が前記バランスホ
ールの開口面積の総和よりも大きくなるように形成され
てなるスラストバランス装置を挙げることができる。
ス装置の一例である。図1は、例1のスラストバランス
装置を組み込んだ遠心ポンプを示す半切断面図である。
あるスラストバランス装置を組み込んだ遠心ポンプ1
は、ケーシング2とライナディスク3とを備え、このケ
ーシング2とライナディスク3とで形成されるポンプ室
4内に、回転軸5に装着されたインペラ6を備えてな
る。
されていないが、インペラ6の軸方向に向かう場所に形
成される。この吸引口からポンプ室4迄は、回転軸5の
軸線と同じ軸線を有する円筒状の案内路7が存在する。
前記インペラ6は、軸線方向から見て円形をなす基台8
を有する。このインペラ6は、回転軸5の回転により回
転し、案内路7から導入された流体を遠心方向に吐出す
る。したがって、この遠心ポンプ1においては、インペ
ラ6における遠心方向において、ケーシング2に吐出口
が設けられている。
おいては、インペラ6の一部をなす前記基台8の裏面、
すなわちライナディスク3に向かう面に、円筒体9がラ
イナディスク3に向けて突出するように形成されてい
る。この基台8には、更に、回転軸5寄りに基台8の裏
面から案内路7側の面に迄貫通するバランスホール10
が開設されている。
には、前記円筒体9の直径よりも僅かに大きな内径を有
する円筒状内周面を有する凹陥部11が形成される。こ
の凹陥部11に前記円筒体9が挿入される。挿入された
円筒体9の外周面とこの凹陥部11の内周面とでわずか
な間隙が形成される。この間隙が、固定オリフィス12
である。
であって、インペラ6の裏側面に向かって突出する円盤
状の第1突出部13が形成され、更にこの第1突出部1
3の内側であって、回転軸5寄りに形成され、前記イン
ペラ6の裏側面に前記第1突出部13よりも更に近接す
る環状端面を有する第2突出部14が形成される。第1
突出部13の前記円筒体9の底面に向かう端面は環状を
なす。この凹陥部11に前記円筒体9を挿入した場合、
この第1突出部13の外周面と円筒体9の内周面とに
は、所定の間隙が形成される。この間隙は前記固定オリ
フィス12における間隙よりも遙かに大きな寸法に設定
される。また、この第2突出部14の環状端面も、軸方
向から見ると環状をなす。
3の環状端面(この面は固定面でもある。)と、前記円
筒体9の底面(この面はインペラの裏面であり、また、
回転面でもある。)とで挟まれた空間として形成され
る。
面すなわち基台8の裏面との間隙が、可変オリフィス1
6を形成する。
には、回転軸5を中心とする環状溝17が形成される。
この環状溝17は、第1突出部13の環状端面に開口す
る開口部と、回転軸5の軸線と同じ軸線を中心とする円
筒体9の外周面である内側内周面と、回転軸5の軸線と
同じ軸線を中心とする円筒体9の内周面である外側内周
面とで囲繞される溝空間を有する。この溝空間は、回転
軸5を中心とする環状の空間である。なお、縦断面図で
ある図1においては、内側内周面における縦断面端縁線
と外側内周面における縦断面端縁線とが平行に表れる。
面から前記環状溝17まで貫通する貫通孔として形成さ
れる。この均圧部18は、前記環状溝17と凹陥部11
とに連通する。この貫通孔である均圧部18は、この第
1突出部13に12個設けられている。この均圧部のそ
の軸線に直交する方向での断面は円形であり、したがっ
て、この均圧部は円筒形の内部空間を有する。
バランス装置の作用について説明する。
る。吸引口から導入された流体は案内路7を経てポンプ
室4に流入する。ポンプ室4内ではインペラ6が回転し
ているので、その遠心力により吐出口に放流される。こ
れは通常の遠心ポンプ1の作用である。
リフィス12を通じてスラストバランス室15に流入
し、可変オリフィス16を通過し、バランスホール10
を抜けてインペラ6の表側に戻る。
場合には、その吐出圧力によりインペラ6がライナディ
スク3側に近接移動する。すると、可変オリフィス16
の間隙がそれまでよりも更に狭くなり、この可変オリフ
ィス16から流出する流体の流量が低下する。一方、可
変オリフィス16の間隙が小さくなっても固定オリフィ
ス12の間隙は依然として変わらないのでスラストバラ
ンス室15内に流体が流入し続ける。スラストバランス
室15内に流体が流入し続ける一方、吐出圧力の高まり
により可変オリフィス16の間隙が小さくなって可変オ
リフィス16から抜け出る流体の流量が制限される。そ
の結果、スラストバランス室15内の流体の圧力が高ま
り、ついにはスラストバランス室15の流体圧力が吐出
圧力よりも高くなる。
圧力よりも高くなると、凹陥部11から円筒体9が抜け
出る方向にインペラ6が移動する。インペラ6の移動に
より、可変オリフィス16の間隙が広がる。可変オリフ
ィス16の間隙が広がるとスラストバランス室15内の
流体が可変オリフィス16から抜け出る量が多くなり、
スラストバランス室15内の流体量が減少し、結果とし
て、スラストバランス室15内の流体圧力とインペラ6
側の吐出圧力とが釣り合ったところで、インペラ6の移
動が停止する。
在する流体それ自身は、インペラ6の回転に伴って回転
する。スラストバランス室15内で回転する流体は角運
動量を有し、流路抵抗を生じさせる。この流路抵抗が大
きいと、可変オリフィス16の間隙が増大しても、スラ
ストバランス室15内の流体が迅速に可変オリフィス1
6から流出しないと言う問題が残る。
流路抵抗を減少させることにある。したがって、この発
明の例においては、環状溝17及び均圧部18を設けて
いる。この均圧部18から環状溝17を通じてスラスト
バランス室15内に、角運動量を有していない流体が流
入し、角運動量を持つ流れと混合することにより、スラ
ストバランス室15内における流体の角運動量が劇的に
減少する。したがって、スラストバランス室15内の流
体の角運動量による流路抵抗が減少することにより、ス
ラストバランス室15内の流体が迅速かつ円滑に可変オ
リフィス16を通って流出する。
と、均圧部18しか有していないポンプとにおける回転
軸5のスラストバランスについて、コンピュータを使用
したシミュレーション結果によると、均圧部18しか有
していないポンプにおける可変オリフィス16での流体
流出量は290リットル/minであり、インペラ6の
背面における流体圧力(スラストバランス室15内の圧
力)は2363N(241kgf)であったところ、均
圧部18及び環状溝17を有するポンプにおける可変オ
リフィス16での流体流出量は301リットル/min
であり、インペラ6の背面における流体圧力は2157
N(220kgf)であり、劇的に減少した。なお、計
算するにあたって、採用されたポンプの仕様は、SUC
125A、DIS100A、200m3/h×32m×
2900rpm、インペラ径φ190である。
前記回転軸5を囲繞するように前記第1突出部13に形
成されている限り、その溝空間がどのようであっても良
い。例えば、図2に示されるように、環状溝17は、第
1突出部13の環状端面に開口する開口部と、回転軸5
の軸線と同じ軸線を中心とする円筒体9の外周面に相当
する内側内周面と、回転軸5の軸線と同じ軸線を中心と
する円錐体の内周面に相当する外側内周面とで囲繞され
る溝空間を有していてもよい。この場合、図2で示され
る縦断面図においては、この溝空間の縦断面がくさび型
に表れる。また、他の例としての環状溝17は、第1突
出部13の環状端面に開口する開口部と、回転軸5の軸
線と同じ軸線を中心とする円錐体の外周面に相当する内
側内周面と、回転軸5の軸線と同じ軸線を中心とする円
筒体9の内周面に相当する外側内周面とで囲繞される溝
空間を有していてもよい。この場合、図3で示される縦
断面図においては、この溝空間の縦断面がくさび型に表
れる。さらに他の例としての環状溝17は、第1突出部
13の環状端面に開口する開口部と、回転軸5の軸線と
同じ軸線を中心とする円錐体の外周面に相当する内側内
周面と、回転軸5の軸線と同じ軸線を中心とする円錐体
の内周面に相当する外側内周面とで囲繞される溝空間を
有していてもよい。
っても、均圧部18におけるその軸線に直交する方向で
の断面積、具体的には円形断面積の総和A{Aはn×
(π/4)×d1 2で計算される。ただし、nは均圧部1
8の数を示す。}が、環状溝17の開口面積B{Bは
(π/4)×(D2 2−D3 2)で計算される。}と同じ
か、それよりも小さい(すなわち、A≦B)ことが、基
本的に好ましい。
面積の総和A、及び前記環状溝17の開口面積Bの何れ
も、バランスホール10の基台8における開口面積の総
和よりも大きくなるように形成されたスラストバランス
装置は、スラストバランス特性が特に良好であるから好
ましい。
名:HN25E)に、図1に示される構造を有するスラ
ストバランス装置を設けた例につき、吐出流量を10〜
140m3/hrの範囲で変化させて、スラストバラン
ス室15内の流体圧力とインペラ6側の吐出圧力との
差、即ち残留スラストを測定した。
トバランス装置においては、前記均圧部18における前
記円形断面積の総和A、及び前記環状溝17における開
口面積Bの何れもが、バランスホール10の基台8にお
ける開口面積の総和よりも大きくなるように形成され、
更に均圧部18の円形断面積の総和Aが、環状溝17の
前記開口面積Bよりも小さくなるように形成された。前
記キャンドモータポンプは50Hzの交流で回転させ
た。結果を図5に示す。
タポンプでは、10〜140m3/hrの範囲の吐出流
量においては、残留スラストは殆ど零であり、スラスト
バランス室15内の流体圧力とインペラ6側の吐出圧力
とがほぼ釣り合っていた。
何れも設けなかった以外は実施例1と同様の構造を有す
るキャンドモータポンプ(形式名:HN25E−F4)
について、実施例1と同一の条件下、及び同一の範囲の
吐出流量において、残留スラストを測定した。結果を図
5に示す。
タポンプにおいては、スラストバランス室15からイン
ペラ6に向かって、最大約70kgfの残留スラストが
生じた。
性に優れたスラストバランス装置を提供することができ
る。
くしてもスラストバランス特性が良好なスラストバラン
ス装置を提供するができる。
を有するポンプであっても、スラストバランス特性が良
好なスラストバランス装置を提供することができる。
る。
る。
る。
る。
を備える遠心ポンプの一例であるキャンドモータポン
プ、及び前記スラストバランス装置を備えない以外は前
記キャンドモータポンプと同様のキャンドモータポンプ
について、吐出流量を変化させたときの残留スラストの
変化を示す折れ線グラフである。
イナディスク、4・・・ポンプ室、5・・・回転軸、6
・・・インペラ、7・・・案内路、8・・・基台、9・
・・円筒体、10・・・バランスホール、11・・・凹
陥部、12・・・固定オリフィス、13・・・第1突出
部、14・・・第2突出部、15・・・スラストバラン
ス室、16・・・可変オリフィス、17・・・環状溝、
18・・・均圧部。
Claims (2)
- 【請求項1】 バランスホールを備え、かつ回転軸に装
着されたインペラの裏面に環状に形成された円筒体を、
ケーシングに設けられた円筒状内周面を有する凹陥部に
挿入することにより、前記円筒体の外周面と前記凹陥部
の円筒状内周面との間隙により形成される固定オリフィ
スと、 前記円筒体の底面と、この円筒体の内周面と、前記円筒
体の内部空間に臨むようにケーシングに突出形成された
第1突出部の、前記底面から所定の間隔を有して向かう
面と、前記第1突出部よりも更に突出形成され、回転軸
を囲繞する環状の第2突出部の外周面とで形成されるス
ラストバランス室と、 前記第2突出部のインペラの裏面に向かう先端面とイン
ペラの裏面とで形成される可変オリフィスと、 前記回転軸を囲繞するように前記第1突出部に形成され
た環状溝と、 前記環状溝と前記凹陥部とに連通する均圧部とを備えて
なることを特徴とするスラストバランス装置。 - 【請求項2】 前記請求項1における均圧部のその軸線
に直交する方向での断面積の総和、及び前記請求項1に
おける環状溝の前記第1突出部における開口面積は、い
ずれも前記請求項1におけるインペラが備えるバランス
ホールの開口面積の総和よりも大きくなるように形成さ
れてなる前記請求項1に記載のスラストバランス装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP10093299A JP3537349B2 (ja) | 1998-04-20 | 1999-04-08 | スラストバランス装置 |
US09/295,162 US6193462B1 (en) | 1998-04-08 | 1999-04-20 | Thrust balance device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP10972098 | 1998-04-20 | ||
JP10093299A JP3537349B2 (ja) | 1998-04-20 | 1999-04-08 | スラストバランス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000009081A true JP2000009081A (ja) | 2000-01-11 |
JP3537349B2 JP3537349B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=26441871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10093299A Expired - Lifetime JP3537349B2 (ja) | 1998-04-08 | 1999-04-08 | スラストバランス装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US6193462B1 (ja) |
JP (1) | JP3537349B2 (ja) |
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