JP2000009064A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術は、スクロール壁上端面と相手側渦
巻体底板部の隙間から圧縮ガスの漏れ防止のために、一
般にチップシールが使用されているが、組み付け部品が
多いために組み付け性が悪く、またコスト高になりまた
その加工時間も多い。このため、チップシールを用いな
いで、加工がしやすく、渦巻体を組み立てやすいスクロ
ール圧縮機を得る。 【解決手段】 スクロール型圧縮機の固定渦巻体及び可
動渦巻体のスクロール壁上端面に潤滑油が保持でき、な
おかつ相手側渦巻体底板との間にオイルシールを形成す
る深さの浅溝を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調装置など
に用いられる圧縮機に関し、特には、スクロール圧縮機
に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機は、可動スクロールを
旋回運動させることによって外径部から取り入れたガス
を、固定スクロールのスクロール壁と可動スクロールの
スクロール壁との作る空間(圧縮室)を狭めていくこと
によって、ガスを圧縮し、渦巻体中央部に設けられた弁
体を通して圧縮ガスを吐出する構造の圧縮機である。
【0003】図1は、スクロール型圧縮機の構造を示し
ている。駆動主軸2に取り付けられた主軸大径部21
0、さらに主軸大径部210に取り付けられた駆動ピン
211、駆動ピン211にはめたブッシュ13に可動ス
クロール110の円環状ボス119をかぶせる形ではめ
込み、駆動主軸2を回転させると、駆動ピン211が駆
動主軸2の回転軸よりわずかにずれて配置されているた
めに、可動スクロール110はニードルベアリング3と
円環状ボス119を介して旋回運動する。
【0004】一方、渦巻体1は、可動スクロール110
と固定スクロール120とからなり、可動スクロール1
10を固定スクロール120にかぶせるように組み合わ
せて構成される圧縮機構の主要部分である。可動スクロ
ールおよび固定スクロールはスクロール壁(図の121
と111)を有しており、この両スクロール壁の間に図
2に示すような空間(図2の斜線部)ができ、その空間
が可動スクロールが旋回することによって外径部から内
径部へと狭められながら移動する。これによって、外径
部で取り入れられたガスが圧縮され、吐出通路4を通
り、弁体5を押し開けて吐出室6に吐き出される。
【0005】なお図2は、渦巻体を旋回転軸方向から見
た断面図であり、斜線部10がガスを閉じ込める部屋で
ある。この部屋は、可動スクロール壁111と固定スク
ロール壁121によって作り出されるもので、図では斜
線部以外にも5個(全体で6個)の部屋ができている。
部屋は中央部にいくほど小さくなる。すなわち、外径部
(図の斜線部)で取り入れられたガスは中央部の部屋で
は圧縮ガスとなる。
【0006】固定スクロールと可動スクロールの組み合
わせが平行に保たれたまま、可動スクロールが稼動すれ
ば問題はないが、両スクロール壁の平行度の悪化により
接触部分で隙間ができ、そこから圧縮ガスが逃げてしま
う恐れがある。このような事態になれば、圧縮効率の低
下すなわち圧縮機の性能低下を引き起こす。とくに中央
部では圧力が高くなるので、もれは大きくなる。そこで
一般に採られている方法がチップシールを用いる方法で
ある。
【0007】この方法は、図3に示すように可動スクロ
ール壁111の上端部に溝を彫り、そこにチップシール
7を埋め込み、固定スクロール底板122のボトムプレ
ート123との隙間をなくすことによって、ガス漏れを
防ごうというものである。なお図3は、可動スクロール
壁上端部と固定スクロール底板部の関係で見ているが、
固定スクロール壁上部と可動スクロール底板部において
も同じような構成を施す必要がある。
【0008】チップシールを用いないスクロール型圧縮
機としては、『スクロール圧縮機』(特開平9−213
90号公報)と『スクロール装置及びその製造方法』
(特開平7−259761号公報)がある。
【0009】前者では、渦巻体底板部に突起の付いた敷
板を設置する方法や、弾性材のシール部材と潤滑性材の
板状敷板を設置する方法が提唱されている。これによっ
てチップシールを使うときのような高精度な加工工程を
不要としている。また後者では、セラミックパーティク
ル強化アルミニウムマトリクス組成物よる渦巻体を提唱
している。この提唱によれば、この組成物を用いた渦巻
体ではチップシールが不要となるというものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術でみてきたよ
うに、スクロール壁上端部と相手側渦巻体底板部の隙間
から圧縮ガスが漏れることを防ぐために、一般にチップ
シールが使用されている。しかしチップシールを用いる
と、組み付け部品が多いために組み付け性が悪く、また
コスト高になる問題がある。
【0011】またチップシール溝を加工するには、高度
な技術が必要であり、加工時間が長くなるなどの欠点が
ある。このような理由から、『スクロール圧縮機』や
『スクロール装置及びその製造方法』などでは、チップ
シールを用いない方法が提唱されている。
【0012】通常用いられているチップシールの場合、
チップシールをはめ込む溝を深く(冷凍空調装置用圧縮
機の場合チップシール溝の深さは1.4mm)彫らなけ
ればならないために加工時間が掛かる。また、チップシ
ールを用いるために組み立て部品が多くなり、組み付け
工数が多くなるなどの問題点もある。このようなことか
ら、加工組立コストが割高となっていた。
【0013】上記従来技術の問題点に対して、本発明が
解決しようとする課題は、上記の提案とは別の方法でチ
ップシールを用いないで、加工がしやすく、渦巻体を組
み立てやすいスクロール圧縮機を提唱することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の発明が課題を解決
するために、スクロール型圧縮機の固定および可動スク
ロールのスクロール壁において、潤滑油が保持でき、な
おかつオイルシールを形成する深さの浅溝を壁上端面に
設けるものである。このオイルシールによって圧縮ガス
の漏れを防ぎ、圧縮機の性能低下を防ぐ。
【0015】また、スクロール型圧縮機の固定および可
動スクロールのスクロール壁において、潤滑油が保持で
き、なおかつ、オイルシールを形成する深さの浅溝を壁
上端面に設け、該浅溝に潤滑油を供給するための給油孔
または給油溝を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき図と共に説明する。
【0017】図4は、スクロール壁の上端面に浅溝11
4を設けたときのスクロール壁と相手側渦巻体底板と関
連で見たときの断面図である。図ではスクロール壁は、
可動スクロール壁111とし、相手側渦巻体底板は固定
スクロール底板122としてあるが、固定スクロール壁
から見たときも同様の相対的な関係を有する同じ作用が
考えられるので、以降では説明上支障のない限り、“固
定”および“可動”という用語は付けないで説明する。
【0018】スクロール壁111の上端面に設けた浅溝
114は、相手側渦巻体ボトムプレート123との間で
空間を作る。この空間に潤滑油が溜まり、その潤滑油が
渦巻体111の上端部とボトムプレートの間でオイルシ
ールを形成し、ガスの漏れを防ぐ。
【0019】図5は接触部分を誇張して描いたものであ
るが、図に示すように油溜まり8(浅溝114)から広
がるオイルで可動スクロール壁111とボトムプレート
123の間にオイルシール9を形成する。この油溜まり
8が、可動スクロール壁111と固定スクロール壁12
1及び両渦巻体の底板で仕切られる空間10(圧縮室)
に閉じこめられた圧縮ガスの漏れを防ぐ働きをするのが
見出された。但し、このような効果を得るには、オイル
溜まりができ、なおかつオイルシールを形成する深さの
浅溝114であることが必要条件となる。
【0020】即ち、図5において浅溝114の深さが深
すぎると、浅溝114に潤滑油がすべて集まり、その浅
溝114の上に空気層(冷媒)が溜まり、オイルシール
を形成しないのが理解される。また、浅すぎてもオイル
シールを形成せず好ましくない。したがって、浅溝11
4は、潤滑油の保持性がよく、なおかつオイルシールを
形成することができる深さを目処にするとよい。
【0021】つまり、浅溝114の深さは、オイル溜ま
りとしての機能を保持し、なおかつオイルシールを形成
する深さであることが要求され、深すぎるとオイルシー
ルは作らないし、浅すぎるとオイル溜まりとしての働き
が薄れるのであり、実際の数値としては、おおよそ0.
02mmから0.2mm程度が好ましい。従来の通常用
いられているチップシールの場合、チップシールをはめ
込む溝を深く(冷凍空調装置用圧縮機の場合チップシー
ル溝の深さは1.4mm)彫らなければならなかったの
が、チップシールを不要とするばかりでなく、その加工
も浅いために簡単となる。
【0022】冷凍空調装置における圧縮機で、浅溝11
4の深さを0.05mm(=50μm)としたときの実
験結果では、従来の性能と遜色のない結果を得ている。
【0023】その流れの状況は、図5のように、可動ス
クロール壁111と浅溝114との間で、潤滑油の粘性
と摺動速度との関係により、浅溝114へ入る潤滑油の
量と出る量とがバランスした場合には、一種の移動でき
るシールが形成されると考えられる。このバランス状態
が崩れると、オイルシールが壊れて隙間に空気層(冷
媒)の流れが形成されたり、また、オイル溜まりとして
機能が無くなるものと考えられる。
【0024】スクロール型圧縮機の固定スクロール壁1
21上端部および可動スクロール壁111上端部に浅溝
114を設けるのであるが、必要なら片方だけにも設け
られる。
【0025】浅溝114は、以下図面と共に説明する
が、スクロール壁上端部の中央部から大半にかけて全体
的に設ける場合、断続的に設ける場合、あるいは中央部
だけに設ける場合など、浅溝114の刻み方はいく通り
か考えられる。
【0026】図6、7、8は、渦巻体を旋回軸方向のス
クロール壁上面側から見た図である(固定スクロール部
分もまったく同様な形態であるから、可動スクロールで
のみ説明する)。
【0027】以下の図において、斜線部が浅溝114を
表している。図6は、渦巻体1の中央部から外に向かっ
て長い浅溝114をスクロール壁111の上端面に設け
た例である。図7は、渦巻体1の中央部付近にのみ浅溝
114を設けた例である。図8は、渦巻体1の中央部か
ら外に向かって長い浅溝114を設けた例であるが、図
6と異なる点は断続的に浅溝114を設けている。した
がって、浅溝114と浅溝の間に彫り残し部分として断
点115ができている。
【0028】図6のような長い連続した溝を設けること
によって、中央部の圧縮室(固定スクロール壁と可動ス
クロール壁及び両渦巻体の底板が作る空間<図2、図5
の圧縮室10を参照>)だけでなく、外側の圧縮室もガ
スが漏れること防いでいる。
【0029】これに対して、図7の中央部にだけ浅溝1
14を設けた場合には、圧縮されたガスの漏れに重点的
を置いている。なぜなら、渦巻体1の外径部にできる圧
縮室ではガス圧が低いために、ガス漏れが少ないからで
ある。ただし、どちらを採用するかは圧縮機の種類にも
よる。
【0030】図8は、図6と同じ形態の浅溝114をも
つ構造であるが、浅溝114を断続的にしてある。これ
は、中央部で圧縮ガスが浅溝114に入った場合、ガス
が溝を伝わって圧力の低い外径方向に逃げるのを防ぐた
めである。
【0031】中央部ほどガス圧は高い。したがって、中
央部ではガス圧によってガスが浅溝114に流れ込み潤
滑油を吐き出してしまう可能性があるので、中央部に対
しては潤滑油の供給できる通路を設ける。
【0032】浅溝114に給油する場合には、固定スク
ロール壁および可動スクロール壁のそれぞれの浅溝11
4に対して、渦巻体の中央端部分に、浅溝114と吐出
室6とをつなぐ給油孔11を設ける。通常は問題はない
が、長時間運転ではこのような問題も想定しておく必要
がある。その例が、図9と図10である。
【0033】図9には、固定スクロール底板122を貫
いて吐出室6とつなげる給油孔11を設けた例である。
可動スクロール壁111の浅溝114に給油する給油孔
11は、吐出室6から固定スクロール底板122の表面
まで貫通している。
【0034】一方、固定スクロール壁121の浅溝12
4に給油する給油孔11は、吐出室6から固定スクロー
ル底板122と固定スクロール壁121を貫通し、浅溝
124の溝底部の表面まで達する貫通孔にする。
【0035】吐出室6は、浅溝114部よりも高圧であ
るために、潤滑油を含んだガスが浅溝114まで達し、
潤滑油を浅溝114に供給することができる。なお、給
油孔は圧縮機の性能を低下させない程度の太さにする。
【0036】図10は、給油溝12で浅溝114、12
4に給油する場合の例である。図において、給油溝12
は圧縮室10と浅溝114とをつなぐ溝になっている。
給油溝12を設ける位置は、スクロール壁の中央端部
分である。なお、給油溝12は、圧縮機の性能を低下さ
せない程度の深さと幅にする。
【0037】これら溝12は固定、可動両スクロールの
いずれに設けても浅溝114、124とは同様の相対的
な関係を有しており、その作用は同じであることは勿論
である。
【0038】図9の給油孔の場合には、確実な給油が行
えるが、精密な加工が必要となる。しかし、図10の給
油溝の場合には、スクロール壁中央端部に浅溝と圧縮室
をつなげる細い溝を彫るだけでよいから、精密な加工技
術も不要であり、また加工時間も掛からない。また、給
油溝を設けたとしても、浅溝にすることによってチップ
シールが廃止したことによって得られるメリットのほう
が大きい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、チップシールを不要としつ
つ、シール作用を行わせることが出来、且つ部品点数も
複雑な組立工程もなくなるために、加工組立時間の短縮
とコストパフォーマンスの向上が期待できる。
【0040】現在の渦巻体製造工程でチップシール用溝
を浅溝にする作業に替えればよいので、現在の製造工程
がそのまま利用できるなどのメリットがある。
【0041】また、現在広く用いられているチップシー
ルの深い溝(約1.4mm程度)を、浅溝に替えるだけ
で潤滑油を浅溝に溜めると共に、オイルシールを張るこ
とによってガス漏れ防止することができる。
【0042】本発明では、また、浅溝に給油する給油孔
または給油溝を設け、このような給油孔や給油溝がなく
ても、浅溝からオイルがなくなるというような問題は起
きないとはいえ、より確実に常時オイルを浅溝に蓄えて
おく構成として、給油孔または給油溝を設け確実な給油
によるシール作用と共に潤滑作用を保証する。
【0043】以上のことを踏まえ、チップシールを廃止
することによって得られる本発明の効果としてまとめる
と以下のようになる。組み付け部品が少なくなるために
組み付け性が改善されること。チップシールを取り付け
る作業工程がなくなるために、組立時間が短縮されるこ
と。部品点数の減少と加工及び組立時間の短縮によりコ
ストダウンが図れること。チップシールを用いていた工
程がそのまま利用できること(チップシール取付工程が
不要)。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術におけるスクロール圧縮機の構造を説
明するための図である。
【図2】従来技術におけるスクロール圧縮機のスクロー
ル壁が作る圧縮室を説明するための図である。
【図3】従来技術におけるチップシールを用いたガス漏
れ防止策を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例における渦巻体底板、スクロ
ール壁および浅溝との位置関係を示した断面図である。
【図5】本発明の実施例における浅溝を設けることによ
って形成されるオイルシールを説明するための図であ
る。
【図6】本発明の長い浅溝を設けるときの実施例であ
る。
【図7】本発明の渦巻体中央部付近にのみに浅溝を設け
るときの実施例である。
【図8】本発明の不連続な長い浅溝を設けるときの実施
例である。
【図9】本発明の給油孔を設けた実施例である。
【図10】本発明の実施例における給油溝を説明するめ
の図である。
【符号の説明】
1 渦巻体 101 中央スクロール壁の段差 110 可動スクロール 111 可動スクロール壁 114 浅溝 115 浅溝間の断点(不連続部分) 120 固定スクロール 121 固定スクロール壁 122 固定スクロール底板 123 ボトムプレート 124 浅溝 2 駆動主軸 210 主軸大径部 211 駆動ピン 3 ニードルベアリング 4 吐出通路 5 弁体 6 吐出室 7 チップシール 8 油溜まり 9 オイルシール 10 圧縮室(固定スクロール壁と可動スクロ
ール壁とで区切られる空間) 11 給油孔 12 給油溝 13 ブッシュ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクロール型圧縮機の固定および可動渦巻
    体のスクロール壁上端面に潤滑油が保持でき、なおかつ
    相手側渦巻体底板との間にオイルシールを形成する深さ
    の浅溝を設けることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】前記圧縮機において、該浅溝に潤滑油を供
    給するための給油孔または給油溝を設けることを特徴と
    するスクロール型圧縮機。
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