JP2000008988A - 燃料噴射弁用の制御弁 - Google Patents

燃料噴射弁用の制御弁

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JP2000008988A
JP2000008988A JP11139117A JP13911799A JP2000008988A JP 2000008988 A JP2000008988 A JP 2000008988A JP 11139117 A JP11139117 A JP 11139117A JP 13911799 A JP13911799 A JP 13911799A JP 2000008988 A JP2000008988 A JP 2000008988A
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valve
control
valve body
chamber
control valve
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JP11139117A
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Heinz Lixl
リクスル ハインツ
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Siemens AG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/21Fuel-injection apparatus with piezoelectric or magnetostrictive elements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が単純であるにもかかわらず、加えられ
る制御力が小さくてよい制御弁を提供する。 【解決手段】 制御弁12が、制御室4とは反対側に配
置された弁室26を有していて、該弁室26が流出絞り
28を介して制御室4と接続されており、制御弁12
が、第1の作用面A1とは逆向きに作用する第2の作用
面A2を弁体20に有していて、該第2の作用面A2が
第1の作用面A1よりも小さな面積を有しており、弁室
26が、流れ方向で見て流出絞り28の後ろでかつシー
ル面22及び所属の弁座24の前に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に燃料を
噴射するための燃料噴射弁用の制御弁であって、流入絞
りを介して高圧アキュムレータに接続されている制御室
が設けられていて、該制御室が、流出絞りと、軸方向可
動の弁体を有する制御弁とを介して、燃料タンクに通じ
る無圧の戻し路と接続可能であり、流入絞りと流出絞り
とは、流入絞りにおける圧力降下が流出絞りにおける圧
力降下よりも大きくなるように、寸法設定されており、
制御弁が制御室に隣接して形成されていて、制御弁の弁
体が第1の作用面で、制御室に面しており、弁体が、制
御室及び第1の作用面とは反対の側に、弁座と共働する
シール面を有しており、弁体のシール面が弁座から持ち
上がることによって、制御室が戻し路と接続可能であ
り、しかも制御室における圧力が、ノズルニードルを備
えた可動のノズル体に作用するようになっていて、ノズ
ルニードルがノズル体の運動時に噴射孔を開閉する形式
のものに関する。
【0002】このような形式の制御弁は、ヨーロッパ特
許公開第0826876号明細書に基づいて公知であ
る。
【0003】
【従来の技術】内燃機関への燃料供給のためには今日ま
すます、極めて高い噴射圧で作動させられるアキュムレ
ータ噴射系が使用されるようになっている。このような
噴射系はコモンレール系(ディーゼル機関)及びHPD
I噴射系(オット機関)として公知である。これらの噴
射系が優れている点は次のことにある。すなわちこのよ
うな噴射系では、燃料は高圧ポンプによって機関のすべ
てのシリンダに共通の1つの圧力アキュムレータに圧送
され、この圧力アキュムレータから個々のシリンダにお
ける噴射弁に燃料が送られる。そして噴射弁の開閉は、
通常電磁式に、場合によっては圧電素子を補助的に用い
て、制御される。
【0004】制御弁は、本来の燃料噴射弁の開閉をハイ
ドロリック式に生ぜしめるために、つまり噴射過程の開
始及び終了を時間的に正確に決定するために、働く。噴
射弁は例えばコントロールされて開放され、かつ噴射過
程の終了時に迅速に閉鎖されることが望まれている。ま
た、本来の噴射の前に前噴射(パイロット噴射)のため
に少量の燃料を噴射できることが望まれており、このよ
うな噴射形式によって燃焼プロセスを最適化することが
できる。
【0005】前記ヨーロッパ特許公開第0826876
号明細書及びヨーロッパ特許公開第0778411号明
細書では、コモンレール系のための制御弁として、2ポ
ート2位置方向切換え制御弁が使用される。
【0006】次に図1を参照しながら、制御弁として本
発明による2ポート2位置方向切換え制御弁を備えた公
知の噴射弁について説明する。
【0007】図1に示されているように、コモンレール
系では燃料は系圧をもって、高圧アキュムレータ(図示
せず)から、高圧孔1と流入絞り3を備えた流入孔2と
を介して、噴射弁本体5における制御室4に案内され
る。制御室4内においては、そこに存在する圧力が、前
端部にノズルニードル13を備えた可動のノズル体6の
後端部に作用し、ノズルニードル13は、ノズル体6の
運動時に噴射弁本体5における噴射孔7を開閉し、これ
らの噴射孔7は内燃機関の燃焼室に通じている。同様に
高圧孔1を介して高圧アキュムレータにはノズル室8が
接続されており、このノズル室8は、噴射弁本体5にお
いてノズル体6の前端部に形成されている。制御室4に
もノズル室8にも共に完全な系圧が存在する場合には、
ノズル体6は制御室4におけるその大きな作用面に基づ
いて、下方に向かって押圧され、その場合ノズルニード
ル13はノズル室8における弁座15に接触していて、
噴射孔7を閉鎖している。
【0008】制御室4からは、噴射弁本体5に設けられ
ていて流出絞り10を備えた孔9が、噴射弁本体5に一
体に組み込まれた2ポート2位置方向切換え制御弁の形
の制御弁12に通じている。制御弁12からは無圧の燃
料戻し路14が、燃料タンクに通じている。制御弁12
は突き棒16を介して、電磁式及び/又は圧電式のアク
チュエータ18によって制御されかつ操作される。
【0009】制御弁12は、制御室14において可動の
ノズル体6に加えられる圧力を制御する。制御弁12が
閉鎖されている場合には、制御室4はほぼ完全な系圧に
あり、その結果ノズル体6の前端部におけるノズルニー
ドル13は、燃焼室に通じている噴射孔7を閉鎖してい
る。アクチュエータ18が電気的に制御されると、突き
棒16はばね負荷された制御弁12に対して力を加え
る。その結果制御弁12は開放する。制御弁12が開放
されている場合には、高圧アキュムレータと制御室4と
制御弁12と戻し路14との間には、静的な(stationa
er)流れが生ぜしめられる。この流れは、個々の絞りつ
まり流入絞り3及び流出絞り10において、規定された
圧力降下を生ぜしめる。流入絞り3及び流出絞り10に
おける圧力降下はそれぞれ、制御室4における圧力が低
下するように設定されている。これによって、制御室4
においてノズル体6に作用する力は減少し、これに対し
てノズル室8における圧力は系圧と等しいままに保たれ
るので、その結果噴射弁はハイドロリック式に、ノズル
室8においてノズル体6に加えられる力によって、開放
される。これによってノズル室8と噴射孔7との間にお
ける接続が生ぜしめられ、燃料は燃焼室に噴射される。
【0010】この公知の構成には次のような欠点があ
る。すなわち公知の構成では、閉鎖された状態において
制御弁12に作用する圧力は、ほぼ系圧に等しく、つま
りかなり高い。この圧力は公知の構成では制御弁12に
対して開放方向に作用するので、制御弁12の閉鎖ばね
12は強力に設計されねばならず、さもないと、制御弁
12を閉鎖状態に保つことができない。これによってさ
らにまた、制御弁を開放するための力つまりアクチュエ
ータ18によって加えられねばならない力も、極めて大
きなものになる。
【0011】このような欠点を排除するために、ヨーロ
ッパ特許公開第0778411号明細書では、制御室に
圧力補償室及び圧力補償ピストンを設けることが提案さ
れている。制御弁はこの場合依然として、噴射弁本体に
設けられていて流出絞りを備えた孔を介して、制御室と
接続されている。この構成のさらに有利な構成では、流
出孔が、ばね負荷された可動の絞りピストンに設けられ
ており、この絞りピストンは制御室と制御弁との間に配
置されている。このような構成によって、噴射弁のノズ
ル体を制御するための構成は、極めて高価なものにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の制御弁を改良して、構造が単純
であるにもかかわらず、加えられる制御力が小さくてよ
い制御弁を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、制御弁が、制御室とは反対側に配
置された弁室を有していて、該弁室が流出絞りを介して
制御室と接続されており、制御弁が、第1の作用面とは
逆向きに作用する第2の作用面を弁体に有していて、該
第2の作用面が第1の作用面よりも小さな面積を有して
おり、弁室が、流れ方向で見て流出絞りの後ろでかつシ
ール面及び所属の弁座の前に配置されている。
【0014】本発明の別の有利な構成は請求項2以下に
記載されている。
【0015】
【発明の効果】本願発明による制御弁はしたがって、噴
射弁体に一体的に組み込まれた2ポート2位置方向切換
え制御弁である。本発明による制御弁は極めて簡単に構
成されており、噴射弁本体内に完全に組み込まれてい
て、小さな制御力しか必要としない。本発明による制御
弁の特別な構成によって、弁室容積を最小にすることが
できる。また制御弁、絞り及び噴射弁本体はコンパクト
なユニットを形成している。そして制御弁には、プレロ
ード(Vorspannung)を生ぜしめるために、ばね又はそ
れに類した装置は不要である。本発明による制御弁は、
20〜40μmの行程しかない最小の行程運動のために
も設計することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0017】第2図には、制御弁として本発明による2
ポート2位置方向切換え制御弁を備えた噴射弁が示され
ている。
【0018】図2に示された噴射弁においても、図1に
示された噴射弁のように、噴射弁の制御室4は、噴射弁
本体5における高圧孔1と流入絞り3を備えた流入孔2
とを介して、系圧にある高圧アキュムレータに接続され
ている。図2には示されていないが、図2においても高
圧孔1はさらに、可動のノズル体6の前端部におけるノ
ズル室に通じており、ノズル体6はその後端部で制御室
4に突入していて、つまり制御室4の側を形成してい
る。
【0019】図2に示された本発明による構成では、制
御弁12は制御室4に直ぐ隣接して配置されている。そ
のために噴射弁本体5には切欠き30が形成されてお
り、この切欠き30は、ノズル体6とは反対に、つまり
ノズル体6を受容するために規定された孔とは反対に、
噴射弁本体5の長手方向において、制御室4から離れる
方向に延びている。切欠き30には弁体20が挿入され
ている。ノズル体6と同様に、制御弁12の弁体20も
また噴射弁本体5の長手方向において運動可能である
が、しかしながら密につまりシール作用をもって切欠き
30内に押し込まれている。
【0020】切欠き30は制御室4に向かって開放して
いるので、切欠き30に挿入された弁体20は(その底
面である)面A1で、制御室4に突入しており、つまり
この面A1で制御室4の片側を形成している。通常この
側は、制御室4の、ノズル体6によって形成される側に
向かい合って位置している。
【0021】切欠き30の、制御室4とは反対側の他方
の側(つまり上側)において、噴射弁本体5には孔40
が設けられており、この孔40を通って、電磁式及び/
又は圧電式のアクチュエータ(図2には図示せず)の突
き棒16が延びている。突き棒16の直径は孔40の直
径よりも小さく、孔40は無圧の戻し路の一部を形成し
ており、この戻し路を通って燃料は、制御弁12の開放
時に制御室4から燃料タンクへと流れる。
【0022】孔40はまた切欠き30よりも小さな直径
を有している。孔40から切欠き40への移行部は、制
御弁12のための弁座24として形成されており、この
弁座24には、制御弁12の閉鎖時に弁体20の上側に
おけるシール面22が、つまり弁体20の、制御室4と
は反対の側におけるシール面22が、密に接触する。
【0023】弁座24に対応するシール面22に続い
て、弁体20はその外周部に半径方向の段部又は半径方
向の狭窄部25を有している。この狭窄部25は階段状
に、弁体20の上側及びシール面22から間隔をおい
て、弁体20の外径にまで拡大し、この外径は切欠き3
0の内径に相当する。狭窄部25は、切欠き30の上端
部における半径方向の肩部32と一緒に、制御弁12の
上端部において弁室26を生ぜしめる。
【0024】狭窄部25は、弁室26における圧力に関
連してリング状の作用面A2を有しており、この作用面
A2は、弁体20の下側における作用面A1とは反対側
に位置していて、この作用面A1よりも小さい。したが
ってこの関係は、上端部と下端部とにおける異なった作
用面の考慮下で、制御室4とノズル室8とにおける圧力
に関連して上下運動するノズル体6における関係と、同
様である。
【0025】弁体20には流出孔27に流出絞り28が
一体に組み込まれている。流出絞り28を備えた流出孔
27は、制御弁4から弁室26に延びており、すなわち
弁体20の、制御室4に隣接する側つまり制御室4に突
入する側から、狭窄部25に延びている。
【0026】出発状態においてつまり噴射弁の閉鎖時
に、制御弁12の弁体20は、ほぼ系圧に相当する制御
室4における圧力によって、弁座24に押圧され、その
結果弁室26と、燃料タンクに通じる無圧の戻し路の一
部である孔40との間には、接続部が存在しない。確か
に、流出孔27と流出絞り28とを介して弁室26にお
いては制御室4とほぼ同じ圧力が存在しているが、しか
しながら、制御室4の側からの圧力を弁体20に作用さ
せる面A1は、弁室26における圧力を逆方向に作用さ
せる面A2よりも大きいので、結果的に生じる力は弁座
に向けられている。
【0027】系圧は制御室4においてノズル体6にも作
用しているので、ノズル体6の前端部におけるノズルニ
ードルはその座に押圧され、噴射孔7への接続は中断さ
れている。その結果燃料は燃焼室に噴射されない。
【0028】アクチュエータ18の電気的な制御時に、
突き棒16を介して制御弁12には力が加えられ、この
力は弁体20を弁座24から持ち上げる。弁室26の作
用面A2には既に開放方向に作用する力が存在している
ので、突き棒16によって加えられる力はもはや単に、
大きな作用面A1に作用する力に対する差を克服するだ
けでよい。
【0029】弁座24からの弁体20の上昇時、つまり
弁座24から弁体20が離れる方向に運動した時に、弁
室26と、燃料タンクに通じる無圧の戻し路の一部であ
る孔40との間には、接続部が生ぜしめられる。これに
よって燃料は高圧孔1から流入絞り3、制御室4、流出
絞り28及び弁室26を通って孔40に流入する。流出
絞り28の直径は、噴射弁本体5における流入絞り3の
直径よりも大きい。したがって流入絞り3を通る貫流量
は、流出絞り28を通る貫流量よりも小さいので、その
結果制御室4における圧力は低下する。これによってノ
ズル体6に対する負荷は軽減され、ノズル室8(図1)
における系圧によってノズルニードルはその座から持ち
上げられ、噴射孔7への接続部を開放する。そしてこれ
によって噴射過程が始まる。
【0030】弁座24からの上昇時における弁体20の
行程及びこの運動とは逆方向のノズル体6の行程は、弁
体20の下側がノズル体6の上側に接触するように、合
わせられていることができる。両者は共に平らな面であ
るので、これによって、弁体20の下側に開口する流出
孔27は閉鎖される。その結果として、戻し路を通って
もはや燃料は実質的に流出しない。そして同時に制御室
4における圧力が上昇する。
【0031】このような処置には、噴射弁の漏れ流がひ
いては不必要に吐出される燃料量が減じられるという利
点がある。しかしながらこのような処置を施すことは、
必ずしも必要ではない。
【0032】アクチュエータ18の制御の終了後に、弁
体20は制御室4における圧力によって、つまり無圧の
戻し路に接続されている弁室26における圧力よりも常
に大きい圧力によって、弁座24に押し付けられる。こ
れによって孔40への及び無圧の戻し路への接続部が中
断され、その結果制御室4において完全な圧力つまり全
圧が再び形成され得る。制御室4における圧力はノズル
体6において、ノズルニードルの座に向かっての力を生
ぜしめ、この力によってノズルニードルは再びその座に
押圧され、そして噴射過程が終了する。
【0033】図3には、図2の噴射弁において使用され
る弁体20の構成が示されている。流出絞り28を備え
た流出孔27は、制御室4に隣接する弁体20の下側を
起点として斜めに弁体20を貫いて延びていて、シール
面22の下における狭窄部25に直接開口している。
【0034】図4には弁体20の択一的な構成が示され
ており、この構成では流出絞り28を備えた流出孔27
は、制御室4に隣接する弁体20の下側を起点として、
弁体20の長手方向軸線の方向で弁体20内を延びてい
て、横孔29に開口しており、この横孔29は、長手方
向軸線に対して垂直に弁体20を貫通していて、シール
面22の下における狭窄部25に開口している。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御弁として本発明による2ポート2位置方向
切換え制御弁を備えた公知の噴射弁を示す図である。
【図2】本発明による制御弁を備えた噴射弁を示す図で
ある。
【図3】図2に示された制御弁のための噴射弁本体の第
1実施例を示す図である。
【図4】図2に示された制御弁のための噴射弁本体の第
2実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 高圧孔、 2 流入孔、 3 流入絞り、 4 制
御室、 5 噴射弁本体、 6 ノズル体、 7 噴射
孔、 8 ノズル室、 9 孔、 10 流出絞り、
12 制御弁、 13 ノズルニードル、 14 燃料
戻し路、 15座、 16 突き棒、 18 アクチュ
エータ、 20 弁体、 22 シール面、 24 弁
座、 25 狭窄部、 26 弁室、 27 流出孔、
28流出絞り、 29 横孔、 30 切欠き、 4
0 孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に燃料を噴射するための燃料噴
    射弁用の制御弁であって、流入絞り(3)を介して高圧
    アキュムレータに接続されている制御室(4)が設けら
    れていて、該制御室(4)が、流出絞り(10,28)
    と、軸方向可動の弁体(20)を有する制御弁(12)
    とを介して、燃料タンクに通じる無圧の戻し路(14)
    と接続可能であり、 流入絞り(3)と流出絞り(10,28)とは、流入絞
    り(3)における圧力降下が流出絞り(10,28)に
    おける圧力降下よりも大きくなるように、寸法設定され
    ており、 制御弁(12)が制御室(4)に隣接して形成されてい
    て、制御弁(12)の弁体(20)が第1の作用面(A
    1)で、制御室(4)に面しており、 弁体(20)が、制御室(4)及び第1の作用面(A
    1)とは反対の側に、弁座(24)と共働するシール面
    (22)を有しており、弁体(20)のシール面(2
    2)が弁座(24)から持ち上がることによって、制御
    室(4)が戻し路(14)と接続可能であり、しかも制
    御室(4)における圧力が、ノズルニードル(13)を
    備えた可動のノズル体(6)に作用するようになってい
    て、ノズルニードル(13)がノズル体(6)の運動時
    に噴射孔(7)を開閉する形式のものにおいて、 制御弁(12)が、制御室(4)とは反対側に配置され
    た弁室(26)を有していて、該弁室(26)が流出絞
    り(28)を介して制御室(4)と接続されており、制
    御弁(12)が、第1の作用面(A1)とは逆向きに作
    用する第2の作用面(A2)を弁体(20)に有してい
    て、該第2の作用面(A2)が第1の作用面(A1)よ
    りも小さな面積を有しており、 弁室(26)が、流れ方向で見て流出絞り(28)の後
    ろでかつシール面(22)及び所属の弁座(24)の前
    に配置されていることを特徴とする、燃料噴射弁用の制
    御弁。
  2. 【請求項2】 流出絞り(28)が制御弁(12)の弁
    体(20)に一体に組み込まれている、請求項1記載の
    制御弁。
  3. 【請求項3】 弁室(26)の第2の作用面(A2)
    が、弁体(20)の上側における狭窄部(25)によっ
    て形成されている、請求項1記載の制御弁。
  4. 【請求項4】 弁体(20)に設けられていて流出絞り
    (28)を備えた流出孔(27)が、制御室(4)に隣
    接した弁体(20)の下側から、直接、弁体(20)の
    上側における狭窄部(25)に延びている、請求項2又
    は3記載の制御弁。
  5. 【請求項5】 流出絞り(28)を備えた流出孔(2
    7)が、制御室(4)に隣接した弁体(20)の下側か
    ら、横孔(29)に通じており、該横孔(29)が、弁
    体(20)の上側における狭窄部(25)の高さにおい
    て、弁体(20)の長手方向軸線に対して垂直に延びて
    いて、狭窄部(25)に開口している、請求項2又は3
    記載の制御弁。
  6. 【請求項6】 弁座(24)からの弁体(20)の上昇
    と所属の座(15)からのノズルニードル(13)の上
    昇とによって、ノズル体(6)と弁体(20)とが互い
    に向かって接近運動させられ、その結果流出絞り(2
    8)を介しての流出量が減じられる、請求項1から5ま
    でのいずれか1項記載の制御弁。
  7. 【請求項7】 弁体(20)の第1の作用面(A1)に
    向けられた、ノズル体(6)の上側が、少なくとも部分
    的にシール面として形成されており、ノズルニードル
    (13)及び弁体(20)の上昇時に、弁体の下側が弁
    体の上側に接触して、流出絞り(28)を介しての流出
    が中断される、請求項6記載の制御弁。
JP11139117A 1998-05-19 1999-05-19 燃料噴射弁用の制御弁 Withdrawn JP2000008988A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19822503A DE19822503C1 (de) 1998-05-19 1998-05-19 Steuerventil für Kraftstoffeinspritzventil
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