JP2000008847A - 消音装置の連結構造 - Google Patents

消音装置の連結構造

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JP2000008847A
JP2000008847A JP10174957A JP17495798A JP2000008847A JP 2000008847 A JP2000008847 A JP 2000008847A JP 10174957 A JP10174957 A JP 10174957A JP 17495798 A JP17495798 A JP 17495798A JP 2000008847 A JP2000008847 A JP 2000008847A
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JP
Japan
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silencer
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muffler
duct
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JP10174957A
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English (en)
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Toshiji Sase
敏次 佐瀬
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクト途中に複数の消音装置を配置する場
合、消音装置の連結を簡単にし、据付け作業に手間がか
からず、しかも騒音の漏れや浸入を防止できる消音装置
の連結構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 ダクト途中に複数の消音装置1、2を配
置する場合の消音装置1と該消音装置2を連結する消音
装置の連結構造であって、消音装置1及び2は外周に外
板11を配置し、流体の入口側に該外板11の内周に嵌
合させて入口枠14を設けると共に、出口側に該外板1
1の内周に嵌合させて出口枠15を設けた構造であり、
連結する消音装置の一方の消音装置1の出口枠15又は
入口枠14を他方の消音装置2の入口側の外板11又は
出口側の外板11の内周に嵌め込んで該消音装置1と消
音装置2を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば流体機械の
吸い込み口又は吐き出し口ダクト途中にその長手方向に
複数の消音装置を配置する場合の消音装置と消音装置の
連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、流体機械の吸い込み口又は吐き
出し口からの騒音を減音する場合、吸い込み口又は吐き
出し口に接続したダクト途中に消音装置を設置する。そ
して減音量を大きくする場合、ダクトにその長手方向に
複数の消音装置を配置し、減音量を大きくしている。
【0003】上記のように複数台の消音装置を配置して
用いる場合、従来は消音装置を消音装置と消音装置をあ
る間隔をとって設置したり、消音装置を連結して設置し
ている。消音装置を間隔をあけて設置する場合は図4に
示すように、消音装置1と消音装置2とをダクト4内に
所定の間隔をとって配置し、消音装置1とダクト4の隙
間及び消音装置2とダクト4の流体(例えば空気)の入
口側と出口側にそれぞれ遮蔽板3を配置し、音が漏れな
いようにしている。なお、消音装置1及び2はそれぞれ
複数の消音ユニット10をダクト4の横断面方向にアン
グル材6で結合して組合せた構造である。
【0004】また、消音装置を連結して設置する場合は
図5に示すように、ダクト4内に消音装置1と消音装置
2を連結して配置し、この連結部とダクト4の間に連結
部材押え枠5を配置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにダクト4
内に消音装置1と消音装置2をある間隔の距離をとって
配置した場合は、圧力損失が消音装置1と消音装置2で
発生し、該圧力損失が2倍となると共に、消音装置1及
び消音装置2のそれぞれの入口側及び出口側に遮蔽板3
を設置する必要があり、遮蔽板3の数が多く、据付けコ
ストが高く、且つ据付け作業に手間がかかるという問題
がある。
【0006】また、消音装置1と消音装置2をダクト4
内に連結して配置する場合は、図4に示すように消音装
置1と消音装置2の間に間隔をとって配置する場合に比
較して圧力損失は小さいが、消音装置1と消音装置2が
ずれたりしないようにその連結部に連結部材押え枠5を
設置して支える必要がり、据付けコストが高く、且つ据
付け作業に手間がかかるという問題もある。また連結部
からの音漏れBが起こる恐れがあった。
【0007】本発明は消音装置の連結を簡単にし、据付
け作業に手間がかからず、しかも騒音の漏れや浸入を防
止できる消音装置の連結構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、ダクト途中に複数の消音装置
をダクト長手方向に配置する場合の該消音装置と該消音
装置を連結する消音装置の連結構造であって、消音装置
は外周に外板を配置し、流体の入口側に該外板の内周に
嵌合する入口枠を設けると共に、出口側に該外板の内周
に嵌合する出口枠を設けた構造であり、連結する消音装
置の一方の消音装置の出口枠体又は入口枠体を他方の消
音装置の入口側の外板又は出口側の外板の内周に嵌め込
んで該消音装置と消音装置を連結することを特徴とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の消音装置の連結構造において、消音装置は複数の消音
ユニットをダクトの横断面方向に結合して組合せた構造
で、且つ各消音ユニットは外周に外板を配置し、入口側
に該外板の内周に嵌合させて入口枠を設けると共に、出
口側に該外板の内周に嵌合させて出口枠を設けた構造で
あり、連結する消音装置の一方の消音装置の各消音ユニ
ットの出口枠体又は入口枠体を他方の消音装置の各消音
ユニットの入口側の外板又は出口側の外板の内周に嵌め
込んで該消音装置と消音装置を連結することを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の消音装
置の連結構造を示す図で、図3は消音装置2を構成する
消音ユニット10の構造を示す図である。消音ユニット
10は横断面が略矩形状で、図3に示すように、外側に
外板11、内側に内板12を配置し、該外板11と内板
12の間に吸音材13を充填し、更に入口側に入口枠1
4、出口側に出口枠15を配置し、中央部に流体(例え
ば空気)が流れる空洞16が形成された構造である。
【0011】出口枠15はその端部が外板11の端部よ
り所定寸法dだけ内側に挿入されて該外板11の内周に
嵌合し、入口枠14はその端部が外板11の端部より所
定寸法dだけ内側に突出して、該外板11の内周に嵌合
している。内板12は、例えば多孔板にグラスクロスを
張付けた構成の吸音板又はアルミナ粉末を焼結した吸音
板からなる。また、吸音材13はグラスウール又はロッ
クウールからなる。なお、図示は省略するが消音装置1
を構成する消音ユニット10は、出口枠15の端部が外
板11の端部と略一致するようになっているだけで他の
構造は同じである。
【0012】上記構造の消音ユニット10を複数個アン
グル材6で結合し、消音装置1及び2を構成する。この
ような構成の消音装置1と消音装置2を連結して図1に
示すようにダクト4内に配置する。図2は図1の部分A
の拡大図である。図示するように、消音装置1を構成す
る各消音ユニット10の入口枠14の外板11の端部か
ら突出している部分を消音装置2を構成している各消音
ユニット10の出口側の外板11の内周に挿入して嵌合
させ、消音装置1の消音ユニット10と消音装置2の消
音ユニット10を連結し、全体として消音装置1と消音
装置2を連結している。
【0013】上記のように、消音装置1の消音ユニット
10の入口枠14と消音装置2の消音ユニット10の外
板11とが嵌め合って連結しているので、連結された消
音装置1と消音装置2は互いに拘束し合いずれにくい構
造となる。また、騒音は入口枠14と外板との嵌め合い
部分で迷路構造を構成するため漏れにくく、且つ浸入し
にくい。
【0014】上記のように消音装置1と消音装置2を連
結した消音装置の連結体をダクト4内に配置し、消音装
置2とダクト4の隙間の入口側及び消音装置1とダクト
4の隙間の出口側にそれぞれ遮蔽板3を配置し、音が漏
れないようにしている。
【0015】なお、上記例では、消音装置1の消音ユニ
ット10の入口側の入口枠14を外板11の端部より所
定寸法dだけ突出させ、該突出部を消音装置2の出口側
の外板11の内周に嵌め込む構造としたが、消音装置2
の出口側の出口枠15を外板11の端部より所定寸法突
出させ、消音装置1の入口側の入口枠14を外板11の
端部より所定寸法内側に挿入し、消音装置2の消音ユニ
ット10の出口枠15の突出部を消音装置1の入口側の
外板11の内周に嵌め込む構造としてもよいことは当然
である。
【0016】また、上記例では消音装置1及び2はそれ
そぞれ複数個の消音ユニットをアングル材6で結合して
組合せた構造のものであるが、消音装置1及び2がそれ
ぞれ1個の消音ユニットで構成される場合もある。この
場合は外板11、入口枠14、出口枠15は消音装置の
外板、入口枠、出口枠となる。
【0017】また、上記例では2台の消音装置を連結す
る例を示したが、消音装置の数は2台に限定されるもの
ではなく、2台以上であってもよいことは当然である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明によれば下記のような優れた効果が期待できる。
【0019】請求項1に記載の発明によれば、連結する
消音装置の一方の消音装置の出口枠体又は入口枠体を他
方の消音装置の入口側の外板又は出口側の外板の内周に
嵌め込んで連結するので、遮蔽する個所が少なくなり遮
蔽板の数が少なくて済むと同時に、消音装置と消音装置
の連結が簡単にでき、据付けの手間が大幅に省力化され
る。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、連結する
消音装置の一方の消音装置の各消音ユニットの出口枠体
又は入口枠体を他方の消音装置の各消音ユニットの入口
側の外板又は出口側の外板の内周に嵌め込んで該消音装
置と消音装置を連結するので、請求項1の発明の効果に
加え複数の消音ユニットを結合して組合せた構造の消音
装置を簡単に連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消音装置の連結構造の一部を示す断面
図である。
【図2】図1の部分Aの拡大図である。
【図3】消音装置を構成する消音ユニットの構造を示す
図である。
【図4】従来の消音装置の連結構造を示す断面図であ
る。
【図5】従来の消音装置の連結構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 消音装置 2 消音装置 3 遮蔽板 4 ダクト 5 連結部材押え枠 6 アングル材 10 消音ユニット 11 外板 12 内板 13 吸音材 14 入口枠 15 出口枠 16 空洞

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト途中に複数の消音装置をダクト長
    手方向に配置する場合の該消音装置と該消音装置を連結
    する消音装置の連結構造であって、 前記消音装置は外周に外板を配置し、流体の入口側に該
    外板の内周に嵌合する入口枠を設けると共に、出口側に
    該外板の内周に嵌合する出口枠を設けた構造であり、 前記連結する消音装置の一方の消音装置の出口枠体又は
    入口枠体を他方の消音装置の入口側の外板又は出口側の
    外板の内周に嵌め込んで該消音装置と消音装置を連結す
    ることを特徴とする消音装置の連結構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の消音装置の連結構造に
    おいて、 前記消音装置は複数の消音ユニットを前記ダクトの横断
    面方向に結合して組合せた構造で、且つ各消音ユニット
    は外周に外板を配置し、入口側に該外板の内周に嵌合さ
    せて入口枠を設けると共に、出口側に該外板の内周に嵌
    合させて出口枠を設けた構造であり、 前記連結する消音装置の一方の消音装置の各消音ユニッ
    トの出口枠体又は入口枠体を他方の消音装置の各消音ユ
    ニットの入口側の外板又は出口側の外板の内周に嵌め込
    んで該消音装置と消音装置を連結することを特徴とする
    消音装置の連結構造。
JP10174957A 1998-06-22 1998-06-22 消音装置の連結構造 Pending JP2000008847A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006056238A1 (de) * 2006-11-27 2008-05-29 Graessner Gmbh & Co. Kg The Gear Company Kurzbauender Servomotor mit Winkelgetriebe
US7838306B2 (en) * 2000-09-14 2010-11-23 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Adsorbent having differently modified surface areas, method for the production thereof and use of the same
JP2011008196A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Japan Pile Corp 超低周波音低減装置及び低減方法

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DE102006056238A1 (de) * 2006-11-27 2008-05-29 Graessner Gmbh & Co. Kg The Gear Company Kurzbauender Servomotor mit Winkelgetriebe
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