JP2000007418A - 天然ゼオライトとカキ殻類、酸化カリウムを原料とした アルカリ還元水を造るセラミツクの製造法 - Google Patents

天然ゼオライトとカキ殻類、酸化カリウムを原料とした アルカリ還元水を造るセラミツクの製造法

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JP2000007418A
JP2000007418A JP10214735A JP21473598A JP2000007418A JP 2000007418 A JP2000007418 A JP 2000007418A JP 10214735 A JP10214735 A JP 10214735A JP 21473598 A JP21473598 A JP 21473598A JP 2000007418 A JP2000007418 A JP 2000007418A
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potassium oxide
ceramic
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reduced water
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Kazuo Sato
一男 佐藤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然ゼオライトとカキ殼等の貝殼類を熱処理
加工した粉体と酸化カリウムとの3種類の材料を以て球
型体に成形したセラミツクによつて、アルカリ還元水を
造るものである。 【構成】 天然ゼオライトとカキ殼等の貝殼類をロータ
リーキルンで1100℃で約30分乃至50分間加熱焼
成し、これを5ミクロン乃至10ミクロン程度の粉体を
形成し、その後該粉体に酸化カリウムの粉体を3%混合
した後、該粉体を有機バインダーを使用して回転ドラム
で3mm乃至5mm程度の球型体に成形し、その後球型
体を350℃の電気炉で2時間焼成し、更に温度を上昇
させて840℃で約24時間焼成処理したことを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天然ゼオライトとカキ
殼等の貝殻類と酸化カリウムとを特殊な熱処理加工して
球型体を形成したセラミツクを水に入れるだけで簡単に
アルカリ還元水を造ることができることを特徴とした天
然ゼオライトとカキ殼類、酸化カリウムを原料としたア
ルカリ還元水を造るセラミツクの製造法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の還元材としてのセラミツク
は、反応速度が大変に遅いために大量の還元水を作る場
合は、セラミツクの量を多量に必要としたものである。
更に、従来のものは、材料としてマグネシウム、ナトリ
ウム、セレン、鉄等を使用したので焼成時間が著しく増
大されている。
【0003】本発明の動機としては、環境汚染、農薬物
の使用等で野菜や果物等の農作物や食品等の残留有害物
質を除去する効果が従来のセラミツクの2倍程度あるの
で、飲料水はもとより食品加工、浄水器の濾過材等の水
の有害物を除去するために最適なものであつた。
【0004】また、日本は土壌母材にカルシウムやカリ
ウムが大変に少ないので、河川水や湧き水でも中性のP
H6〜PH7位の水が一般に多く、PHの低い三重県等
では5.2PH位のものまである。なお、アメリカ、ヨ
ーロツパ等はPHが8.9〜9位である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の様な
実情に鑑みてなされたもので、その主たる目的とする所
は、天然ゼオライトと貝殼類と酸化カリウムの3種の原
料だけで高効率のセラミツクを成形し、特にカリウムが
含まれる水を飲料にすると動脈硬化を防止できると共
に、細胞の機能を正常に保持するためのアルカリ還元水
を造るセラミツクの製造法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、天然ゼオライ
トとカキ殻等の貝殼類をロータリーキルンで1100℃
の材料温度で約30分乃至50分間加熱焼成し、この焼
成物を5ミクロン乃至10ミクロン程度の粉体に加工す
る。この後、その粉体を酸化カリウムの粉体を3%混合
し、混合した粉体を有機バインダーを使用して回転ドラ
ムで3mm乃至5mmの球型体に成形する。その後球型
体を350℃の電気炉で2時間、更に温度を上昇させて
840℃で約24時間焼成してアルカリ還元水を造るセ
ラミツクを製造する。このセラミツクは、原料が3種類
で高効率を達成でき、水に入れるだけで簡単にアルカリ
還元水を造る特性がある。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を詳細に説明すると、
天然ゼオライトとカキ殻等の貝殼類を混合したものをロ
ータリーキルンに投入とする。この時の天然ゼオライト
とカキ殻等の貝殻類との配合割合は50:50である。
然し、配合割合は用途により設定するものである。その
後、ロータリーキルンで1100℃の材料温度で約30
分乃至50分間加熱焼成して焼成物を形成した後、その
焼成物を5ミクロン乃至10ミクロン程度の粉体に成形
する。その後粉体にした焼成物に酸化カリウムの粉体を
3%混合し、その粉体を有機バインダーを使用して回転
ドラムで3mm乃至5mm程度の球型体に成形し、その
後該球型体を350℃の電気炉で2時間焼成し、更に温
度を上昇させて840℃で約24時間焼成処理した工程
によつて容易にアルカリ還元水を造るセラミツクを製造
している。
【0008】以上の工程で製造されたセラミツクは、カ
ルシウム、カリウム等のミネラルバランスが良好で、飲
料水や食品加工水として最適となる。次に、カキ殻の成
分を調べてみると、カルシウム39%、ナトリウム2
%、カリウム2%、鉄・セレン・亜鉛・マグネシウム・
マンガン等を微量に含有したミネラルバランスの良好な
物質である。この様な物質は、人工的に造ることは不可
能である。また、ゼオライトの使用量は水の重量に対し
て2%投入することで、2分程度でアルカリ還元水が造
られるものである。
【0009】
【実験例】本発明のセラミツクを使用した実験例. 試験年月日 平成10年3月30日 採水場所 花巻市水道(浄水器通過) 試験成績 検査項目 水素イオン濃度(PH) 10.9 酸化還元電位 −225mv 実験場所 社団法人 岩手県医薬品衛生検査センター なお、従来のこの種のセラミツクでは、酸化還元電位は
プラス5mm位迄しか下がらない。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上のように製造されたの
で、セラミツクを水に入れるだけで簡単にアルカリ還元
水を造ることができる効果と、酸化カリウムを使用する
ことでセラミツクの反応速度が従来の3倍以上となり、
短時間でアルカリ還元水を得ることができる効果があ
る。また、本発明のセラミツクによれば、従来のセラミ
ツクのように反応速度が遅いため、大量の還元水を得る
時に大量のセラミツクを使用する必要がない効果と、従
来のようにマグネシウム、ナトリウム、セレン、鉄等を
使用しないために焼成時間が大幅に短縮されると云う効
果もある。そして、本発明のセラミツクは、天然ゼオラ
イト、カキ殻等の貝殻類及び酸化カリウムの3種類の原
料を使用するため、安価に提供できると共に、大量生産
に対応できる効果がある。更に、本発明は、短時間で大
量のアルカリ還元水が造れるため、食品の酸化防止、農
業、食品加工水、飲料水等の多岐に亘る利用が可能であ
る。本発明の製造法によれば、ゼオライト、貝殻類、酸
化カリウムの各粉体を混合して焼成するので、焼成時間
も著しく短縮でき、価格も安価となると共に、長期間に
亘つて使用できると云う効果もある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゼオライトとカキ殼等の貝殻類を混
    合したものをロータリーキルンに投入し、材料温度11
    00℃で約30分乃至50分間加熱焼成して焼成物を形
    成した後、該焼成物を5ミクロン乃至10ミクロン程度
    の粉体を形成し、その後粉体にした焼成物に酸化カリウ
    ムの粉体を3%混合した後、該粉体を有機バンイダーを
    使用して回転ドラムで3mm乃至5mmの球型体に形成
    し、その後該球型体を350℃の電気炉で2時間焼成し
    た後、更に温度を上昇させて840℃で約24時間焼成
    処理したことを特徴とする天然ゼオライトとカキ殼類、
    酸化カリウムを原料としたアルカリ還元水を造るセラミ
    ツクの製造法。
JP10214735A 1998-06-24 1998-06-24 天然ゼオライトとカキ殻類、酸化カリウムを原料とした アルカリ還元水を造るセラミツクの製造法 Pending JP2000007418A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122026A (ja) * 2004-10-25 2006-05-18 Nos:Kk 複合活性機能水利用の植物育成方法
WO2009044439A1 (ja) * 2007-10-01 2009-04-09 Shigeo Kono 肝臓病の予防・治療用組成物
JP2018091860A (ja) * 2018-02-14 2018-06-14 株式会社フレッシュ 水の製造方法

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