JP2000007390A - 合わせガラス用中間膜 - Google Patents

合わせガラス用中間膜

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JP2000007390A
JP2000007390A JP17153698A JP17153698A JP2000007390A JP 2000007390 A JP2000007390 A JP 2000007390A JP 17153698 A JP17153698 A JP 17153698A JP 17153698 A JP17153698 A JP 17153698A JP 2000007390 A JP2000007390 A JP 2000007390A
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coarse
laminated glass
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parts
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JP17153698A
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English (en)
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Minoru Nakajima
稔 中嶋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/1055Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
    • B32B17/10559Shape of the cross-section
    • B32B17/10577Surface roughness

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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管中の耐ブロッキング性やガラス板の間に
中間膜を挟む際の取扱い作業性がよいことはもとより、
予備圧着工程での脱気性に優れ、気泡発生による合わせ
ガラスの品質不良が十分に改善され、これ等の性能にば
らつきが小さく、しかもモアレ縞と称される縞状の回折
像が生じない合わせガラス用中間膜を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に
多数の粗大凹凸が規則的に形成され、上記多数の粗大凹
凸の山部表面のみに、該粗大凹凸よりも細かい多数の微
細凹凸が不規則に形成されていることを特徴とする合わ
せガラス用中間膜。ここで、粗大凹凸の山部とは、JI
S B 0601で規定する粗さ曲線において、その平
均線より上方へ突出している部分を意味する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂シー
トの少なくとも片面に多数の凹凸が形成された合わせガ
ラス用中間膜に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の間に、可塑化ポリビニルブチ
ラール等の熱可塑性樹脂シートからなる中間膜を接着さ
せた合わせガラスは、自動車、航空機、建築物などの窓
ガラスに広く使用されている。
【0003】この種の合わせガラスは、ガラス板の間に
中間膜を挟み、これを押圧ロールに通して扱くか(扱き
ロール法)或いはゴムバックに入れて減圧吸引し(真空
バッグ法)、ガラス板と中間膜との間に残留する空気を
脱気しながら予備圧着し、次いでオートクレーブ内で加
熱加圧して本圧着を行うことにより製造される。
【0004】上記合わせガラス用中間膜には、接着性、
耐候性、耐貫通性、透明性等の基本性能が良好であるこ
とのほかに、保管中に中間膜同士がブロッキングしない
こと、ガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性が
良好であること、さらに空気の巻き込みを無くすため
に、予備圧着工程での脱気性が良好であること等が要求
される。
【0005】このような要求を満たすために、特開昭6
0−204643号公報には、可塑化ポリビニルブチラ
ール等の熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に多数の
粗大凹凸(主突起)が形成され、上記多数の粗大凹凸の
表面に、該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸(副突
起)が形成された合わせガラス用中間膜が開示されてい
る。ここで、粗大凹凸(主突起)の表面とは、これを山
部(平均線より上部)と谷部(平均線より下部)とに分
けた場合に、山部の全面部と谷部の全面とを含むものと
なる。
【0006】また、特開平5−294679号公報に
は、可塑化ポリビニルブチラール等の熱可塑性樹脂シー
トの少なくとも片面に一定の分布で配列された多数の微
細突起(主突起)が形成され、上記多数の微細突起の表
面及び/又は突起が位置していない表面に、該粗大凹凸
よりも細かい多数の微細凹凸(副突起)が形成された合
わせガラス用中間膜が開示されている。ここで、微細突
起(主突起)の表面とは、これを山部(平均線より上
部)と谷部(平均線より下部)とに分けた場合に、山部
の全面と谷部の一部面(斜面)とを含むものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
中間膜においては、保管中の耐ブロッキング性、取扱い
作業性及び予備圧着工程での脱気性は相当に改善される
が、未だ改善の余地がある。
【0008】例えば、面積が広い合わせガラスや曲率が
大きい合わせガラスを製造する場合、或いは合わせガラ
スの生産性を上げる場合のように、厳しい条件のもとで
脱気する場合には、ガラス板と中間膜との間に気泡が発
生しやすくなり、気泡発生による品質不良が生じる恐れ
がある。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するもので、
その目的とするところは、保管中の耐ブロッキング性や
ガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性がよいこ
とはもとより、予備圧着工程での脱気性に優れ、気泡発
生による合わせガラスの品質不良が十分に改善され得る
合わせガラス用中間膜を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、保管中の耐ブ
ロッキング性やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い
作業性がよいことはもとより、予備圧着工程での脱気性
に優れ、気泡発生による合わせガラスの品質不良が十分
に改善され、しかもブロッキング性や取扱い作業性や脱
気性のばらつきが小さい合わせガラス用中間膜を提供す
ることにある。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、保管中の耐
ブロッキング性やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱
い作業性がよいことはもとより、予備圧着工程での脱気
性に優れ、気泡発生による合わせガラスの品質不良が十
分に改善され、しかもモアレ縞と称される縞状の回折像
が生じない合わせガラス用中間膜を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明では、熱可塑性樹脂シートの
少なくとも片面に多数の粗大凹凸が形成され、上記多数
の粗大凹凸の山部表面のみに、該粗大凹凸よりも細かい
多数の微細凹凸が形成されていることを特徴とする合わ
せガラス用中間膜が提供される。ここで、粗大凹凸の山
部とは、JIS B 0601で規定する粗さ曲線にお
いて、その平均線より上方へ突出している部分を意味す
る。
【0013】また、請求項2に係る発明では、上記粗大
凹凸は規則的に配列されていることを特徴とする請求項
1に記載の合わせガラス用中間膜が提供される。
【0014】さらに、請求項3に係る発明では、上記微
細凹凸は不規則に配列されていることを特徴とする請求
項1又は2に記載の合わせガラス用中間膜が提供され
る。
【0015】本発明において、粗大凹凸の山部表面のみ
とは、上記のように、JIS B0601で規定する粗
さ曲線において、その平均線より上方へ突出している部
分(全部分でもよく、一部分でもよい)を意味し、平均
線より下方へ凹んでいる谷部表面は含まれない。
【0016】本発明に用いる熱可塑性樹脂シートとして
は、従来の合わせガラスの中間膜に用いられているシー
トが使用される。例えば、可塑化ポリビニルアセタール
系樹脂シート、ポリウレタン系樹脂シート、エチレン−
酢酸ビニル系樹脂シート、エチレン−エチルアクリレー
ト系樹脂シート、可塑化塩化ビニル系樹脂シート等が挙
げられる。これ等のシートは、接着性、耐候性、耐貫通
性、透明性等の合わせガラス用中間膜に要求される基本
性能が優れている。
【0017】特に、可塑化ポリビニルブチラール樹脂シ
ートで代表される可塑化ポリビニルアセタール系樹脂シ
ートが好適である。これ等の熱可塑性樹脂シートの膜厚
は、合わせガラスとして必要な耐貫通性等を考慮して決
められ、従来の中間膜と同程度で、特に0.2〜2mm
とするのが好ましい。
【0018】そして、上記熱可塑性樹脂シートの少なく
とも片面に、多数の粗大凹凸が形成され、上記多数の粗
大凹凸の山部表面のみに、該粗大凹凸よりも細かい多数
の微細凹凸が形成される。このような多数の粗大凹凸及
び微細凹凸を形成するには、通常、エンボスロール法が
採用される。このエンボスロール法で用いるエンボスロ
ール(ネガ型ロール)は、例えば、次に示すような方法
で作製されるが、この方法に限定されるものではない。
【0019】先ず、回転する金属ロール表面に彫刻ミル
(マザーミル)を回転させながら押し付け、この彫刻ミ
ルの凹凸模様を金属ロール表面に転写することにより、
金属ロール表面に多数の粗大凹凸を形成し、次に、酸化
アルミニウムや酸化珪素などの研削材を用いてショット
ブラスト処理を行うことにより、上記多数の粗大凹凸の
凹凸全面に、多数の微細凹凸を形成する。
【0020】上記のようなショットブラスト処理では、
多数の微細凹凸は、多数の粗大凹凸の凹凸全面、すなわ
ち山部(平均線より上部)の全部と谷部(平均線より下
部)の全部とを含むものとなる。そこで、さらに、上記
粗大凹凸と微細凹凸とが形成されている金属ロールに、
バーチカル研削などによりラッピング或いはバフ加工を
行い、粗大凹凸の山部表面に形成されている微細凹凸だ
けを除去して、この粗大凹凸の山部表面のみを実質的に
平滑にする。ここで、粗大凹凸の谷部表面に形成されて
いる微細凹凸はそのまま残される。
【0021】このようにして作製されたエンボスロール
(ネガ型ロール)を用い、それ以外は、従来より公知の
エンボスロール法により、熱可塑性樹脂シートの少なく
とも片面に上記エンボスロールを型押しすると、このシ
ートの少なくとも片面に上記ネガ型ロールのポジ型模
様、すなわち多数の粗大凹凸とこの多数の粗大凹凸の山
部表面のみに、該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸
が形成される(請求項1の発明)。
【0022】上記粗大凹凸及び微細凹凸の山部の形状
は、特に限定されない。一般に、三角錐、四角錐、円錐
等の錐体、截頭三角錐、截頭四角錐、截頭円錐等の截頭
錐体、頭部が山型や半球状となった擬錐体からなる多数
の山部と、これ等の山部に対する谷部とから構成された
凹凸とされる。特に、粗大凹凸の山部の形状は、いずれ
も山型や半球状となった擬錐体や四角錐のような錐体か
らなる多数の山部を有する凹凸が好ましい。
【0023】また、上記粗大凹凸及び微細凹凸の配列
も、特に限定されず、いずれも整然と規則的に分布配列
していてもよく、雑然と不規則的に分布配列していても
よい。特に、粗大凹凸の配列は、規則的に分布配列され
ているほどシート表面の均一性がよくなり、ブロッキン
グ性や取扱い作業性や脱気性のばらつきが小さくなり、
しかもエンボスロールの作製が容易となる観点から、規
則的に配列されているものが好ましい(請求項2の発
明)。粗大凹凸を規則的に配列するには、彫刻ミル(マ
ザーミル)を用いる方法が好適である。
【0024】しかし、シートの両面に粗大凹凸が規則的
に配列されていると、互いの回折面の干渉によりモアレ
縞と称される縞状の回折像が現れることがあり、外観上
の不具合が生じるばかりでなく、中間膜の裁断や合わせ
作業の際に、キラキラと目につくモアレ縞(干渉縞)の
変化等により、作業者の目を疲労させ作業能率が低下す
るという問題が生じる。なお、シートの片面のみに粗大
凹凸が規則的に配列されていても、このシートを複数枚
重ねて作業を行う際には、同様のモアレ縞が現れる。
【0025】この場合、粗大凹凸の山部表面のみに形成
される微細凹凸が不規則に配列されていると、粗大凹凸
が規則的に配列されていても、シート表面にモアレ縞が
現れることがなく、したがって、上記微細凹凸は不規則
に配列されているものが好ましい(請求項3の発明)。
微細凹凸を不規則に配置するには、ショットブラスト法
を用いれば容易である。
【0026】また、粗大凹凸の寸法も、特に限定されな
い。この山部の高さ及び谷部の深さは、いずれも全て同
じであっても異なっていてもよい。山頂の間隔は、一般
に10〜2000μm、特に50〜1000μmのもの
が好ましく、100〜500μmがさらに好ましい。ま
た、山部の高さは5〜500μm、特に20〜150μ
mのものが好ましい。また、山部の底面の大きさ(最大
径)は30〜900μmのものが好ましい。
【0027】また、微細凹凸の寸法も、粗大凹凸よりも
細かいものであればよく、特に限定されない。この凸部
の高さ及び凹部の深さは、いずれも全て同じであっても
異なっていてもよい。一般に、微細凹凸の各寸法は、上
記粗大凹凸の各寸法の5〜50%の範囲で設定される。
特に、山部の高さは1〜75μmが好ましい。このよう
な粗大凹凸及び微細凹凸の寸法は、例えば光学顕微鏡を
用い、CCDカメラ及びVIDEO GAUGEを介し
てモニター上で測定することができる。
【0028】さらに、シートの少なくとも片面に形成さ
れる全ての凹凸(粗大凹凸と微細凹凸とを含む)の粗さ
は、十点平均粗さRzで20〜100μmに設定するの
が、特に、脱気の際の空気の移動に対する抵抗及び合わ
せ加工時に凹凸の山部の潰れやすさの観点から好まし
い。なお、この十点平均粗さRzは、JIS B 06
01に基づいて測定され、一般に、デジタル形の触針電
気式表面粗さ測定器によって測定される。
【0029】このような粗大凹凸及び微細凹凸は、シー
トの両面に形成されているのが好ましいが、一方の面の
み上記粗大凹凸及び微細凹凸が形成され、他方の面は従
来公知の凹凸からなるエンボスが形成されたものであっ
てもよい。こうして、本発明の合わせガラス用中間膜が
得られる。
【0030】本発明の中間膜を用いて合わせガラスを製
造するには、通常の合わせガラスの製法と同様に、予備
圧着と本圧着とを行う。例えば、可塑化ポリビニルブチ
ラール樹脂シートからなる本発明の中間膜を用いる場合
は、具体的には、次のように予備圧着と本圧着とを行
う。
【0031】すなわち、予備圧着は、二枚の透明な無機
ガラス板の間に中間膜を挟み、この積層体を、例えば、
ゴムバッグに入れ、ゴムバッグを排気系に接続して約−
400〜−750mmHgの真空(絶対圧力360〜1
0mmHg)に吸引減圧しながら温度を上げ、約50〜
100℃で予備圧着する方法(真空バッグ法)、或いは
上記積層体をニップロールに通し、例えば、圧力約2〜
10kg/cm2 、温度約50〜80℃の条件で扱いて
脱気しながら予備圧着する方法(扱きロール法)が採用
される。
【0032】次いで、予備圧着された積層体は、常法に
よりオートクレーブを用いるか或いはプレスを用いて、
約120〜150℃の温度、約10〜15kg/cm2
の圧力で本圧着される。こうして、合わせガラスが製造
される。
【0033】なお、上記ガラス板としては、無機ガラス
板のみならず、ポリカーボネート板、ポリメチルメタク
リレート板などの有機ガラス板も使用することができ
る。また、合わせガラスの積層構成は、ガラス板/中間
膜/ガラス板の三層構成のみならず、ガラス板/中間膜
/ガラス板/中間膜/ガラス板のような多層構成とする
ことができる。
【0034】
【作用】本発明の合わせガラス用中間膜は、多数の粗大
凹凸と粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸を有するの
で、従来の主突起と副突起とを有する合わせガラス用中
間膜と同様に、粗大凹凸及び微細凹凸の作用により保管
中の耐ブロッキング性、取扱い作業性及び予備圧着工程
での脱気性が改善される。
【0035】さらに、本発明の合わせガラス用中間膜
は、上記多数の粗大凹凸の山部表面のみに、該粗大凹凸
よりも細かい多数の微細凹凸が形成されていて、粗大凹
凸の谷部表面には微細凹凸が全く形成されておらず平滑
であるので、副突起が主突起の山部表面だけでなく谷部
表面の一部面(斜面)にも形成されている従来の中間膜
に比べて、脱気の際の空気の移動に対する抵抗がより小
さくなる。その結果、予備圧着工程での脱気性がより一
層改善される。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例及び比較
例を示す。 (実施例1)金属ロールの表面に粗大凹凸形成用の彫刻
ミル(マザーミル)を押し付け、金属ロールと彫刻ミル
とを回転させることにより、彫刻ミルの粗大凹凸を金属
ロールに転写し、その後彫刻ミルをその粗大凹凸の配列
単位で金属ロールの軸方向に順にずらし、上記と同様な
操作で、彫刻ミルの粗大凹凸を金属ロールの表面に転写
した。なお、上記彫刻ミル(マザーミル)は、粗大凹凸
の山部が半球状で不規則に配列されたものを用いた。
【0037】次いで、上記多数の粗大凹凸を形成した金
属ロールの表面に、アルミナ質研削材(JIS R 6
111による粒度:♯120)を用いてショットブラス
ト処理を行い、多数の粗大凹凸の全面に該粗大凹凸より
も細かい多数の微細凹凸を不規則に形成した。
【0038】その後、上記多数の粗大凹凸及び微細凹凸
を形成した金属ロールの表面に、多アルミナ質研削材
(JIS R 6111による粒度:♯2000)を用
いてバーチカル研削によりラッピングを行い、粗大凹凸
の山部に形成されている微細凹凸だけを除去して、この
粗大凹凸の山部表面のみを実質的に平滑にする。ここ
で、粗大凹凸の谷部表面に形成されている微細凹凸はそ
のまま残す。
【0039】こうして、多数の粗大凹凸の谷部表面のみ
に、該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸が形成さ
れ、粗大凹凸の山部表面は平滑になされた一対のエンボ
スロール(ネガ型ロール)を作製した。
【0040】一方、ポリビニルブチラール樹脂(平均重
合度1700、残存アセチル基1モル%、ブチラール化
度65モル%)100重量部に、可塑剤としてトリエチ
レングリコール−ジ−2−エチルブチレート40重量部
と、接着力調整剤として酢酸マグネシウム0.2重量部
を混合し、この混合物を押出機により溶融混練し押出金
型よりシート状に押出して、厚さ0.76mmの可塑化
ポリビニルブチラールシートを成形した。
【0041】上記一対のエンボスロール及び可塑化ポリ
ビニルブチラールシートを用い、常法により、可塑化ポ
リビニルブチラールシートの両面に、多数の粗大凹凸の
山部が半球状で不規則に配列され、この粗大凹凸の山部
表面のみに該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸が不
規則に形成され、粗大凹凸の谷部表面は平滑になされた
合わせガラス用中間膜を製造した。中間膜の含水率は
0.4〜0.5重量%に調整した。
【0042】(実施例2)彫刻ミル(マザーミル)は、
粗大凹凸の山部が山型で不規則に配列されたものを用い
た。それ以外は実施例1と同様に行って、可塑化ポリビ
ニルブチラールシートの両面に、多数の粗大凹凸の山部
が山形で不規則に配列され、この粗大凹凸の山部表面の
みに該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸が不規則に
形成され、粗大凹凸の谷部表面は平滑になされた合わせ
ガラス用中間膜を製造した。中間膜の含水率は0.4〜
0.5重量%に調整した。
【0043】(実施例3)彫刻ミル(マザーミル)は、
粗大凹凸の山部が半球状で不規則に配列されたものを用
いた。それ以外は実施例1と同様に行って、可塑化ポリ
ビニルブチラールシートの両面に、多数の粗大凹凸の山
部が半球状で不規則に配列され、この粗大凹凸の山部表
面のみに該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸が不規
則に形成され、粗大凹凸の谷部表面は平滑になされた合
わせガラス用中間膜を製造した。中間膜の含水率は0.
4〜0.5重量%に調整した。
【0044】(比較例1)多数の粗大凹凸及び微細凹凸
を形成した金属ロールの表面に、バーチカル研削により
ラッピングを全く行わなかった。それ以外は実施例1と
同様に行って、可塑化ポリビニルブチラールシートの両
面に、多数の粗大凹凸の山部が半球状で不規則に配列さ
れ、この粗大凹凸の全表面(山部及び谷部)に該粗大凹
凸よりも細かい多数の微細凹凸が不規則に形成された合
わせガラス用中間膜を製造した。中間膜の含水率は0.
4〜0.5重量%に調整した。
【0045】(比較例2)彫刻ミル(マザーミル)は、
粗大凹凸の山部が半球状で規則的に配列されたものを用
いた。また、多数の粗大凹凸及び微細凹凸を形成した金
属ロールの表面に、バーチカル研削によりラッピングを
全く行わなかった。それ以外は実施例1と同様に行っ
て、可塑化ポリビニルブチラールシートの両面に、多数
の粗大凹凸の山部が半球状で規則的に配列され、この粗
大凹凸の全表面(山部及び谷部)に該粗大凹凸よりも細
かい多数の微細凹凸が不規則に形成された合わせガラス
用中間膜を製造した。中間膜の含水率は0.4〜0.5
重量%に調整した。
【0046】上記各実施例及び各比較例で得られた中間
膜について、下記の方法で表面凹凸の十点平均粗さR
z、粗大凹凸及び微細凹凸の山部の平均高さ及び粗大凹
凸の山部の平均間隔を測定した。また、これらの中間膜
の最大摩擦抵抗及び剥離力を測定した。また、モアレ縞
(干渉縞)発生の有無を観察した。
【0047】さらに、これらの中間膜を用いて、下記の
方法で合わせガラスを作製し、これらの合わせガラスに
ついて、下記の方法でベークテストを行い、予備圧着工
程での脱気性を評価した。その結果をまとめて表1に示
した。
【0048】(1)十点平均粗さRzの測定 中間膜の十点平均粗さRzは、20℃±2℃の恒温室に
おいて、デジタル形の触針電気式表面粗さ測定器(SE
−2000:(株)小坂研究所製)を用い、JIS B
0601に基づいて測定した。なお、基準長さ(試料
採取の長さ)は8mmとした。
【0049】(2)山部の平均高さ及び平均間隔の測定 粗大凹凸及び微細凹凸の山部の平均高さ及び粗大凹凸の
山部の平均間隔は、40倍の光学顕微鏡を用い、CCD
カメラ及びVIDEO GAUGEを介してモニター上
で測定した。なお、観察範囲:2.5mm×1.8mm
とした。
【0050】(3)最大摩擦抵抗の測定 中間膜を50cm×50cmに裁断し、これを表面平滑
なガラス板(縦50cm×横50cm)の上に水平に置
き、その上に滑り用ガラス板(縦10cm×横10cm
×厚さ2.5mm)を載せ、30秒後に滑り用ガラス板
をばね秤を介して水平に引っ張り、その最大摩擦抵抗
(g/10cm2 )をばね秤の読みから測定した(繰り
返し数5)。なお、測定は温度20℃、湿度40%RH
の条件で行った。この最大摩擦抵抗が小さいほど、ガラ
ス板と中間膜とが滑りがよくなり、ガラス板と中間膜と
の位置合わせが容易となり、取扱い作業性が優れてい
る。
【0051】(4)剥離力の測定 中間膜を15cm×15cmに裁断し、これを2枚重ね
合わせ、その上に13kgの重りを載せ、室温で24時
間放置したあと、引張試験機で500mm/分の速度で
180度剥離試験を行い、剥離力(g/15cm幅)を
測定した(繰り返し数5)。なお、測定は温度20℃、
湿度40%RHの条件で行った。この剥離力が小さいほ
ど、保管中やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作
業性が優れている。
【0052】(5)モアレ縞の有無 一枚の中間膜及び二枚の中間膜を重ねたものにつき、目
視によりモアレ縞(干渉縞)の有無を観察した。
【0053】(6)脱気性の評価 次の方法(扱きロール法及び真空バッグ法)により予備
圧着を行い、その後本圧着を行って、合わせガラスを作
製した。
【0054】(a)扱きロール法 中間膜を二枚の透明なフロートガラス板(縦30cm×
横30cm×厚さ3mm)の間に挟み、はみ出た部分を
切り取り、こうして得られた積層体を加熱オーブン内
で、積層体の温度(予備圧着温度)がそれぞれ60℃、
70℃、80℃になるように加熱し、その後ニップロー
ル(エアーシリンダー圧力3.5kg/cm2 、線速度
10m/分)に通すことにより予備圧着を行った。
【0055】(b)真空バッグ法 中間膜を二枚の透明なフロートガラス板(縦30cm×
横30cm×厚さ3mm)の間に挟み、はみ出た部分を
切り取り、こうして得られた積層体をゴムバッグ内に移
し、ゴムバッグを吸引減圧系に接続し、外気加熱温度で
加熱すると同時に−600mmHg(絶対圧力160m
mHg)の減圧下で10分間保持し、積層体の温度(予
備圧着温度)がそれぞれ60℃、80℃、100℃にな
るように加熱し、その後、大気圧に戻して予備圧着を終
了した。
【0056】上記(a)及び(b)の方法で得られた積
層体を、それぞれオートクレーブ内で、温度140℃、
圧力13kg/cm2 の条件下に10分間保持した後、
50℃まで温度を下げ大気圧に戻すことにより本圧着を
終了して、合わせガラスを作製した。
【0057】(合わせガラスのベークテスト)上記合わ
せガラスを140℃のオーブンで2時間加熱し、オーブ
ンから取り出し3時間冷却し、合わせガラスに発泡(気
泡)が生じた枚数を調べて、脱気性を評価した。試験枚
数は各100枚とした。発泡(気泡)が少ないほど脱気
性が優れている。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】上述の通り、本発明の合わせガラス用中
間膜は、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に多数の
粗大凹凸が形成され、上記多数の粗大凹凸の山部表面の
みに、該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸が形成さ
れているので、保管中の耐ブロッキング性やガラス板の
間に中間膜を挟む際の取扱い作業性がよいことはもとよ
り、予備圧着工程での脱気性に優れ、気泡発生による合
わせガラスの品質不良が十分に改善され得る。
【0060】したがって、本発明の合わせガラス用中間
膜を用いて合わせガラスを製造すると、特に面積が広い
合わせガラスや曲率が大きい合わせガラスを製造する場
合や合わせガラスの生産性を上げる場合であっても、脱
気が十分に行われ、ガラス板と中間膜との間に気泡が発
生するような品質不良が発生する恐れが全くなく、特に
透明性が優れた合わせガラスを得ることができる。
【0061】また、本発明の合わせガラス用中間膜によ
れば、予備圧着工程において広い温度範囲で良好な脱気
及びシールが可能となり、予備圧着温度の管理が容易と
なり合わせ加工の作業性が著しく向上する。
【0062】特に、上記粗大凹凸を規則的に配列させた
本発明の合わせガラス用中間膜によれば、ブロッキング
性や取扱い作業性や脱気性のばらつきが小さくなり、し
かもエンボスロールの作製が容易である。
【0063】また、特に、上記微細凹凸を不規則的に配
列させた本発明の合わせガラス用中間膜によれば、粗大
凹凸が規則的に配列されていても、シート表面にモアレ
縞(干渉縞)が現れることがなく、外観上の不具合がな
く、また中間膜の裁断や合わせ作業の際に、モアレ縞の
変化等による作業者の目の疲労がなく、作業能率が低下
しない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に
    多数の粗大凹凸が形成され、上記多数の粗大凹凸の山部
    表面のみに、該粗大凹凸よりも細かい多数の微細凹凸が
    形成されていることを特徴とする合わせガラス用中間
    膜。ここで、粗大凹凸の山部とは、JIS B 060
    1で規定する粗さ曲線において、その平均線より上方へ
    突出している部分を意味する。
  2. 【請求項2】 上記粗大凹凸は規則的に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の合わせガラス用中間
    膜。
  3. 【請求項3】 上記微細凹凸は不規則に配列されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の合わせガラス
    用中間膜。
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