JP2000007081A - 工程用マガジン - Google Patents

工程用マガジン

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JP2000007081A
JP2000007081A JP10170359A JP17035998A JP2000007081A JP 2000007081 A JP2000007081 A JP 2000007081A JP 10170359 A JP10170359 A JP 10170359A JP 17035998 A JP17035998 A JP 17035998A JP 2000007081 A JP2000007081 A JP 2000007081A
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JP
Japan
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integrated circuit
leads
wall portion
magazine
process magazine
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JP10170359A
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English (en)
Inventor
Hiroya Watabe
博也 渡部
Tomoaki Sato
智暁 佐藤
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NEC Yamagata Ltd
Original Assignee
NEC Yamagata Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程用マガジン内に集積回路素子を収納、搬
送する際に、集積回路素子のリードが変形することのな
い工程用マガジンの提供を課題とする。また、工程用マ
ガジンの外径寸法を変更せず、工程用マガジンの換装に
伴う設備改造の低コスト化を可能とし、かつ工程用マガ
ジンの強度を保つことも目的とする。 【解決手段】 上壁部15、16の先端に、集積回路素
子3の素子本体1を押さえるガイド面17、18が形成
された構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路素子の製
造工程における集積回路素子の収納、搬送に用いて好適
な工程用マガジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】素子本体1と該素子本体1より2方向に
突出した多数のリード2とからなる集積回路素子3を多
数個収納する工程用マガジン4は、一般的に図2、3に
示すような形状を有している。しかし、この工程用マガ
ジン4には、該工程用マガジン4の長手方向に沿って集
積回路素子3を移動をさせるためのガイド機能を備えて
いないため、集積回路素子3を収納または搬送する際に
リード2が工程用マガジン4の上壁部5A、5B等に接
触して変形する問題があった。
【0003】このような事情から、図4に示すように、
集積回路素子3を工程用マガジン4の長手方向にガイド
するためのガイド部6を設けたものが、特開昭63−1
91782号で開示されている。このガイド部6は、素
子本体1側に形成された突起7と、該突起7が嵌合する
溝8とからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図3
で説明した工程用マガジン4には、リード2が上壁部5
A、5B等に接触して変形する問題があり、また、図4
に示す工程用マガジン4においても、次のような問題が
あった。図4の工程用マガジン4を既存設備のものと交
換することを考えた場合、この設備改造を低コストで行
うには、既存設備の設置個所Bの形状に適合させる必要
があるので、工程用マガジン4の外径寸法が規制され、
ガイド部6を設けるために上壁部5Aおよび5Bの位置
を上方にずらすことができない。したがって、工程用マ
ガジン4の高さを守るためには、図4のように上壁部5
Aおよび5Bの厚みを薄くすることになるが、これは、
工程用マガジン4の強度低下および変形を招く恐れがあ
るという問題である。
【0005】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、下記をその目的としている。すなわち、工程
用マガジン内に集積回路素子を収納、搬送する際に、集
積回路素子のリードが変形することのない工程用マガジ
ンの提供を目的とする。また、工程用マガジンの外径寸
法を変更せず、工程用マガジンの換装に伴う設備改造の
低コスト化を可能とし、かつ工程用マガジンの強度を保
つことも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の工程用マガジン
は、上記課題を解決するために以下の手段採用した。す
なわち、請求項1記載の工程用マガジンは、一方向に延
在し、その上面に集積回路素子を載置する滑走面が形成
された主壁部と、該主壁部の両側部に起立するように形
成された左右の側壁部と、これら左右の側壁部の上端か
ら互いに接する方へ形成された上壁部と、これら主壁部
と側壁部と上壁部とによって形成されて前記集積回路素
子のリードの移動を許す空間とを備えてなり、前記リー
ドを左右方向に突出させた状態で、前記集積回路素子を
前記滑走面上に列をなすように配置して多数個収納する
工程用マガジンにおいて、前記上壁部の先端には、前記
集積回路素子の素子本体を押さえるガイド面が形成され
ていることを特徴とする。上記請求項1記載の工程用マ
ガジンによれば、リードが突出する左右方向への集積回
路素子の動きは上壁部によって規制され、かつ、リード
は空間内に位置して上壁部、側壁部、主壁部と接触しな
い。
【0007】請求項2記載の工程用マガジンは、請求項
1記載の工程用マガジンにおいて、前記ガイド面が、前
記素子本体の上側両角部に接する傾斜面とされているこ
とを特徴とする。上記請求項2記載の工程用マガジンに
よれば、上壁部は、その先端部においてのみ素子本体と
接触し、その他の箇所は素子本体と接触しないので肉厚
の変更を必要としない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態
を、図1を参照して説明する。以下の説明において、従
来例で示した図2から4と共通する部分については同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0009】図1に示すアルミ合金製の工程用マガジン
10は、一方向に延在し、その上面に集積回路素子3を
載置する滑走面11が形成された主壁部19と、該主壁
部19の両側部に起立するように形成された左右の側壁
部20、21と、これら左右の側壁部20、21の上端
から互いに接する方へ形成された上壁部15、16と、
これら主壁部19と側壁部20、21と上壁部15、1
6とによって形成されて集積回路素子3のリード2の移
動を許す空間12とが備えられている。
【0010】滑走面11上には、リード2を左右方向に
突出させた状態で、集積回路素子3が列をなすように配
置されたている。このような配置状態で、集積回路素子
3は工程用マガジン10内に多数個収納されている。ま
た、滑走面11の表面には、その摩擦を少なくして素子
本体1の滑走性を良くし、工程用マガジン10の摩耗を
少なくするために、カニゼンメッキ処理が施されてい
る。上壁部15、16の先端には、集積回路素子3の素
子本体1を押さえるガイド面17、18が形成されてい
る。このガイド面17、18は、素子本体1の上側両角
部13、14に接する傾斜面とされている。また、強度
を上げるために、側壁20、21と上壁部15、16と
の接合部22の形状は角状ではなくR形状とされ、ここ
での厚みを増した構造とされている。
【0011】上記構成の工程用マガジン10において、
集積回路素子3が収納または排出されるとき、集積回路
素子3は、リード2が突出する左右方向への動きは上壁
部15、16によって規制され、かつ、リード2は空間
12内に位置して上壁部15、16、側壁部20、2
1、主壁部19とは接触しない状態で、工程用マガジン
10の長手方向に沿って滑走面11上を滑走する。
【0012】上記構成の工程用マガジン10によれば、
集積回路素子3のリード2が上壁部15、16等に接触
することがないため、集積回路素子3の搬送中や工程用
マガジン10の運搬中の、リード2の曲がりが防止でき
る。また、上壁部15、16にガイド面17、18を設
けたことで、上壁部15、16の厚みを薄くしないこと
と、接合部22をR形状にしたことにより、工程用マガ
ジン10の強度を上げ、該工程用マガジン10の変形防
止が可能となる。よって、工程用マガジン10の外形寸
法の変更を必要としないため、既存設備での使用が可能
となり、設備改造のコストダウンが可能となる。
【0013】なお、上記実施形態において、工程用マガ
ジン1はアルミ合金製としたが、プラスチック製等他の
材質を採用しても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、集積回路素子のリード
が工程用マガジンの上壁部等に接触することがないた
め、集積回路素子の搬送中や工程用マガジンの運搬中
に、リードの曲がりが防止できる。また、上壁部にガイ
ド面を設けたことで、上壁部の厚みを薄くしないこと
と、接合部22をR形状にしたことにより、工程用マガ
ジンの強度を上げ、該工程用マガジンの変形が防止でき
る。よって、工程用マガジンの外形寸法の変更を必要と
しないため、既存設備での使用が可能となり、設備改造
のコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す図であって、工程
用マガジンの断面図である。
【図2】 従来の工程用マガジンを示す図であって、平
面図である。
【図3】 従来の工程用マガジンのA−A断面図であ
る。
【図4】 従来の工程用マガジンの他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1・・・素子本体 2・・・リード 3・・・集積回路素子 10・・・工程用マガジン 11・・・滑走面 12・・・空間 13、14・・・角部 15、16・・・上壁部 17、18・・・ガイド面 19・・・主壁部 20、21・・・側壁部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月29日(1999.3.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の工程用マガジン
は、上記課題を解決するために以下の手段採用した。す
なわち、請求項1記載の工程用マガジンは、一方向に延
在し、その上面に集積回路素子を載置する滑走面が形成
された主壁部と、該主壁部の両側部に起立するように形
成された左右の側壁部と、これら左右の側壁部の上端か
ら互いに接する方へ形成された上壁部と、これら主壁部
と側壁部と上壁部とによって形成されて前記集積回路素
子のリードの移動を許す空間とを備えてなり、前記リー
ドを左右方向に突出させた状態で、前記集積回路素子を
前記滑走面上に列をなすように配置して多数個収納し、
長手方向に沿って前記滑走面上を滑走させる工程用マガ
ジンにおいて、前記上壁部の先端には、前記集積回路素
子の素子本体を押さえて前記リードが突出する左右方向
への動きを規制するガイド面が形成されていることを特
徴とする。上記請求項1記載の工程用マガジンによれ
ば、リードが突出する左右方向への集積回路素子の動き
は上壁部によって規制され、かつ、リードは空間内に位
置して上壁部、側壁部、主壁部とは接触しない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に延在し、その上面に集積回路素
    子を載置する滑走面が形成された主壁部と、該主壁部の
    両側部に起立するように形成された左右の側壁部と、こ
    れら左右の側壁部の上端から互いに接する方へ形成され
    た上壁部と、これら主壁部と側壁部と上壁部とによって
    形成されて前記集積回路素子のリードの移動を許す空間
    とを備えてなり、前記リードを左右方向に突出させた状
    態で、前記集積回路素子を前記滑走面上に列をなすよう
    に配置して多数個収納する工程用マガジンにおいて、 前記上壁部の先端には、前記集積回路素子の素子本体を
    押さえるガイド面が形成されていることを特徴とする工
    程用マガジン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の工程用マガジンにおい
    て、 前記ガイド面は、前記素子本体の上側両角部に接する傾
    斜面とされていることを特徴とする工程用マガジン。
JP10170359A 1998-06-17 1998-06-17 工程用マガジン Pending JP2000007081A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111746910A (zh) * 2020-07-21 2020-10-09 龙岩市云惠企科技有限公司 一种包装微小型集成电路的包装管结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000201