JP2000004753A - クーラーボックス - Google Patents
クーラーボックスInfo
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Abstract
ボックスを提供する。 【解決手段】 このクーラーボックスの蓋部は外殻部2
1と内殻部22と外殻部21及び内殻部22の間に配置
される断熱材23とを有している。内殻部22の周縁部
分は一周にわたって外殻部21方向へ凸状に突出するよ
うに形成されており、この周縁部分に溝部24と溝部2
4の両側にそれぞれ形成された一対の排水孔25とが設
けられている。
Description
するクーラーボックスに関する。
部と、容体部上部に蝶番等によって開閉可能に設けられ
た板状の蓋部とを有している。この容体部及び蓋部は内
部にポリウレタン樹脂等の断熱材が充填されている。こ
のクーラーボックスは、氷や保冷剤と共に魚等を容体部
内に入れて使用される。この際、本体部及び蓋部が有す
る断熱効果により、内部の温度を低く保つことができ、
内部に収納した魚等が保冷される。
スは、氷等を容体部内に入れて使用され容体部及び蓋部
が濡れた状態におかれる場合が多い。このため、容体部
または蓋部内部のポリウレタン樹脂等の断熱材部分に水
が侵入してしまう恐れがある。特に、従来の多くのクー
ラーボックスは、外殻部及び内殻部の2つの部材を用意
してその間に断熱材を挟み込んで容体部及び蓋部をそれ
ぞれ形成している。このため、外殻部と内殻部との連結
部分から水が侵入して、断熱材部分に水が溜まってしま
う恐れがあった。このような部分に水が溜まってしまう
と、クーラーボックスの断熱効果が低下してしまい、ま
た、クーラーボックス全体の重量増を招く。
防止可能なクーラーボックスを提供することにある。
ボックスは、中空の殻部と殻部の中空内に配置された断
熱材とを有する箱型の容体部と、前記容体部の上部に開
閉可能に設けられ中空の蓋殻部と前記蓋殻部の中空内に
配置された断熱材とを有する蓋部とを備えている。そし
て、殻部または蓋殻部は中空から外部に連通した排水孔
を有している。
ラーボックスを使用して容体部または蓋部の中空内の断
熱材に水が侵入しても、殻部または蓋殻部に設けられた
排水孔から侵入した水が排水されるので、容体部または
蓋部内の中空内の断熱材に水が溜まってしまうのを防止
できる。この結果、クーラーボックスの断熱効果の低下
を防止でき、またクーラーボックス全体の重量増を防止
できる。
1のクーラーボックスであって、排水孔は容体部の殻部
の底面に設けられている。この場合には、容体部の中空
内の断熱材に水が侵入しても、通常通り容体部の底面を
下にしてクーラーボックスを使用していれば、容体部の
殻部の底面に設けられた排水孔から水が排水される。
1のクーラーボックスであって、排水孔は蓋部の蓋殻部
の周縁に設けられている。この場合には、蓋部の中空内
の断熱材に水が侵入しても、通常通り蓋部を開閉してい
る間に、蓋部の蓋殻部の周縁に設けられた排水孔から水
が排水される。
第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図
1に示すように、本発明の第1実施形態を採用したクー
ラーボックスは、箱型の容体部1と、蝶番(図示せず)
によって開閉可能なように容体部1の上部設けられてい
る蓋部2と、蓋部2を容体部1に密閉し固定するフック
3と、容体部1に開動可能に接続されているハンドル5
とを有している。
る。この容体部1は内に魚等を収納し保存するものであ
り断熱効果を必要とするので、表面壁となるポリプロピ
レン製の部材の間に発泡ポリウレタン製断熱材(図示せ
ず)を内包する構造である。蓋部2は容体部1と同様に
断熱効果を必要とするものであり、図2に示すように、
蓋部2の外殻面を形成する外殻部21と内殻面を形成す
る内殻部22とを有している。この外殻部21及び内殻
部22はポリプロピレン等の合成樹脂からなる部材であ
る。そして、外殻部21と内殻部22との間には発泡ポ
リウレタン製の断熱材23が配置されており、この断熱
材23を挟み込むようにして外殻部21と内殻部22と
固定されている。なお、蓋部2は横方向(図2のx方
向)中央付近が最も厚く両端部付近が最も薄くなるよう
に断面アーチ状に形成されている。外殻部21及び内殻
部22は均一の厚肉で形成されており、断熱材23は蓋
部2の横方向中央付近において最も厚くなるように配置
される。また、蓋部2は縦方向(図2のy方向)におい
ても、中央付近が最も厚く両端部が最も薄くなるように
断面アーチ状になっている。この縦方向においても、横
方向と同様に、外殻部21及び内殻部22は均一の厚肉
で形成されており、断熱材23は蓋部2の縦方向中央付
近において最も厚くなるように配置される。
周縁部分は一周にわたって外殻部21方向へ凸状に突出
するように形成されており、この周縁部分に溝部24と
溝部24の両側にそれぞれ形成された一対の排水孔25
とが設けられている。さらに、この溝部24の内部には
複数のボルト穴22aが設けられている。なお、排水孔
25は内殻部22を貫通して外殻部21と内殻部22と
の間に配置される断熱材23と外部とを連通している。
一方、溝部24が形成された内殻部22の周縁部分に当
接する外殻部21の周縁部分には、内殻部22方向に突
出した柱状部21aが形成されている。また、この柱状
部21aの前記溝部24のボルト穴22aに対応する箇
所には雌ねじ部が形成されている。そして、溝部24の
ボルト穴22aから差し込まれたボルト40が柱状部2
1aの雌ねじ部に螺合して、外殻部21と内殻部22と
は固定されている。
部24にはシリコンゴム等からなるパッキン30がはめ
込まれている。このパッキン30は内部に中空を有する
チューブ状の部材である。さらに、パッキン30は溝部
24に一周にわたってはめ込み可能な途中に切目のない
リング状の部材である。このように構成されたクーラー
ボックスでは、水に濡れやすい環境でクーラーボックス
を使用して蓋部2内の断熱材23に水が侵入しても、内
殻部22に設けられた排水孔25から断熱材23に侵入
した水が排水されるので、蓋部2内の断熱材23に水が
溜まってしまうのを防止できる。この結果、クーラーボ
ックスの断熱効果の低下を防止でき、またクーラーボッ
クス全体の重量増を防止できる。また、排水孔25は蓋
部2の周縁に設けられているので、通常通り蓋部を開閉
している間に排水孔25から水が排水される。
形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の第2
実施形態を採用したクーラーボックスの容体部1は、上
方に開口した箱状部材であって、容体部1は、図5に示
すように、内殻部11と外殻部12とを有している。内
殻部11と外殻部12との間は中空となっており、この
中空には発泡ポリウレタン樹脂等の発泡樹脂等からなる
断熱材(図示せず)が充填される。この外殻部12の底
面には複数の排水孔50が形成されている。排水孔50
は外部から断熱材に連通するように外殻部12を貫通し
ている。
であり説明を省略する。このように構成されたクーラー
ボックスでは、第1実施形態と同様の作用効果を奏す
る。また、容体部1の中空内の断熱材に水が侵入して
も、通常通り容体部1の底面を下にしてクーラーボック
スを使用していれば、容体部1の外殻部12の底面に設
けられた排水孔25から水が排水される。
ば、容体部または蓋部に排水孔が形成されているので、
容体部または蓋部内に配置された断熱材に侵入した水を
排水でき、クーラーボックスの断熱効果が低下やクーラ
ーボックス全体の重量増を防止できる。
クスの全体図。
図。
クスの容体部を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】中空の殻部と前記殻部の中空内に配置され
た断熱材とを有する箱型の容体部と、 前記容体部の上部に開閉可能に設けられ、中空の蓋殻部
と前記蓋殻部の中空内に配置された断熱材とを有する蓋
部とを備え、 前記殻部または蓋殻部は前記中空から外部に連通した排
水孔を有しているクーラーボックス。 - 【請求項2】前記排水孔は容体部の殻部の底面に設けら
れている、請求項1に記載のクーラーボックス。 - 【請求項3】前記排水孔は蓋部の蓋殻部の周縁に設けら
れている、請求項1に記載のクーラーボックス。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1998
- 1998-06-19 JP JP17282498A patent/JP3993701B2/ja not_active Expired - Fee Related
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