JP2000004352A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JP2000004352A
JP2000004352A JP10168776A JP16877698A JP2000004352A JP 2000004352 A JP2000004352 A JP 2000004352A JP 10168776 A JP10168776 A JP 10168776A JP 16877698 A JP16877698 A JP 16877698A JP 2000004352 A JP2000004352 A JP 2000004352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フィルムから読み取った画像の端部に人
物の顔等の主要被写体がある場合でも、主要被写体の一
部の画像が欠けることなくプリントすることができる画
像処理方法及び画像処理装置を提供する。 【解決手段】 写真フィルムに記録されたレンズタイプ
を読み取り(ステップ202)、プレスキャン(ステッ
プ204)、ファインスキャン(ステップ206)す
る。次に、読み取った画像の中の人物の顔の部分を抽出
する処理を行う(ステップ208)。抽出結果に基づい
て、収差補正を行った場合に、顔の部分がけられ(画欠
け)るか否かを判断し(ステップ210)、顔の部分が
けられないと判断した場合には、通常の収差補正処理を
行い(ステップ212)、顔の部分がけられると判断し
た場合には、顔の部分がけられない範囲で収差補正処理
を行う(ステップ214)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及び
画像処理装置に係り、より詳しくは、写真感光材料に記
録された画像を画像処理する際に、収差補正を行うこと
ができる画像処理方法及び画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムに記録されたコ
マ画像をCCD等のセンサで読み取って該コマ画像のデ
ジタル画像データを得て、得られたデジタル画像データ
に基づいて印画紙に焼き付け露光する画像処理装置が知
られている。
【0003】近年では、このような画像処理装置では、
読み取った画像データに対して各種補正を行って安定し
たプリント品質を保つことができるようになっている。
例えば、レンズ付きフィルムやコンパクトカメラ等の安
価なレンズを用いるカメラで撮影した場合に生じ易い倍
率色収差(R、G、B各色で画素位置が異なる)や歪曲
収差(画像が歪む)を補正することができる。
【0004】ところが、上記のような収差補正を行った
場合には以下のような問題が生じる。例えば、歪曲収差
補正を行うと、本来、図6(A)に示すような画像が、
図6(B)に示すような所謂糸巻き型の画像になるが、
この場合図中斜線で示す画像の無い領域、所謂画欠けが
発生するため、プリント画像として好ましくない。この
ため、画欠けの領域を含まないような図中点線で示す矩
形領域302を所望のプリントサイズに拡大し、画欠け
のないプリント画像を得るようにしている。しかし、図
6(B)に示すように、例えば人物の顔が画像の端部に
ある場合には、本来撮影されているにもかかわらず、プ
リント後の画像では、顔の一部が切れてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、写真フィルムから読み取った画像を収差補正す
る場合に、画像の端部に人物の顔等の主要被写体がある
場合でも、主要被写体の一部の画像が欠けることなくプ
リントすることができる画像処理方法及び画像処理装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、撮影レンズ特性情報と写真
感光材料に記録された画像とを読み取り、読み取った前
記画像の主要被写体を抽出し、前記撮影レンズ特性情報
に対応した収差補正情報を読み取り、抽出した前記主要
被写体の位置情報と前記収差補正情報とに基づいて、前
記画像の収差補正を行った場合に前記主要被写体が画欠
け領域に入るか否かを判定し、前記主要被写体が画欠け
領域に入らないと判定された場合には前記収差補正を行
うことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、前記主要被写体が
画欠け領域に入ると判定された場合には、前記収差補正
を行わないことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、前記主要被写体が
画欠け領域に入ると判定された場合には、前記主要被写
体が前記画欠け領域に入らない程度に収差補正を行うこ
とを特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明によれば、撮影レンズ
特性情報と写真感光材料に記録された画像を読み取り、
読み取った画像の主要被写体、例えば人物の顔の部分を
抽出する。撮影レンズ特性情報は、例えば撮影レンズの
種類や、詳細は後述するが読み取った画像の収差補正を
行うためのレンズ収差補正式、この収差補正式の補正係
数、カメラ機種等の情報である。この撮影レンズ特性情
報は、例えば写真感光材料の画像記録領域外に光学的
(バーコード等)や磁気的に予め記録(例えば製造時)
されていてもよいし、カメラ側から記録されるようにな
っていてもよい。そして、読み取った撮影レンズ特性情
報に対応する収差補正情報を読み取る。顔の抽出方法と
しては従来より公知の種々の方法を用いることができ
る。例えば、画素ごとに周囲8画素のエッジ強度を測定
して輪郭線を求めることにより人物の顔の部分を抽出す
ることができる。このようにして抽出した主要被写体の
位置情報と収差補正情報とに基づいて、収差補正を行っ
た場合に主要被写体が画欠け領域に入るか否かを判定す
る。そして、主要被写体が画欠け領域に入らないと判定
された場合には収差補正を行う。主要被写体が画欠け領
域に入ると判定された場合には、例えば、請求項2記載
の発明のように、収差補正を行わないようにする。この
ようにすることで、プリント後の画像において人物の顔
の一部が欠けてしまうことがない。
【0010】また、請求項3記載の発明のように、人物
の顔が画欠け領域に入らない程度に収差補正を行うよう
にしてもよい。このようにすれば、画像の歪みを適度に
補正しつつ人物の顔をプリント範囲内に収めることがで
きる。
【0011】請求項4記載の発明は、前記収差補正を行
うか否かの判断は、顧客からの注文情報に基づいて行う
ことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明によれば、例えば収差
補正を優先的に行うか、主要被写体がプリント範囲内に
収まるのを優先するか等を注文情報として指定できるよ
うにしておき、この注文情報に基づいて収差補正を行う
か否かを判断する。このようにすれば、ユーザの好みに
合わせたプリント処理を行うことができる。
【0013】請求項5記載の発明は、撮影レンズ特性情
報を読み取る撮影レンズ特性情報読み取り手段と、写真
感光材料に記録された画像を読み取る画像読み取り手段
と、前記画像読み取り手段により読み取った前記画像の
主要被写体を抽出する抽出手段と、前記撮影レンズ特性
情報に対応した収差補正情報が予め記憶された記憶手段
と、前記記憶手段から前記収差補正情報を読み取る収差
補正情報読み取り手段と、前記抽出手段により抽出され
た前記主要被写体の位置情報と前記収差補正情報とに基
づいて、前記画像の収差補正を行った場合に前記主要被
写体が画欠け領域に入るか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記主要被写体が画欠け領域に入ら
ないと判定された場合に前記収差補正を行う収差補正手
段と、を有することを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、前記判定手段によ
り前記主要被写体が画欠け領域に入ると判定された場合
には、前記収差補正を行わないことを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、前記判定手段によ
り前記主要被写体が画欠け領域に入ると判定された場合
には、前記主要被写体が前記画欠け領域に入らない程度
に収差補正を行うことを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明によれば、撮影レンズ
特性情報を撮影レンズ特性情報読み取り手段により読み
取るとともに、写真感光材料に記録された画像を画像読
み取り手段により読み取る。撮影レンズ特性情報は、例
えば撮影レンズの種類や、詳細は後述するが読み取った
画像の収差補正を行うためのレンズ収差補正式、この収
差補正式の補正係数、カメラ機種等の情報である。この
撮影レンズ特性情報は、例えば写真感光材料の画像記録
領域外に光学的(バーコード等)や磁気的に予め記録
(例えば製造時)されていてもよいし、カメラ側から記
録されるようになっていてもよい。そして、読み取った
画像の主要被写体、例えば人物の顔の部分を抽出手段に
より抽出する。また、読み取った撮影レンズ特性情報に
対応する収差補正情報を記憶手段から収差補正情報読み
取り手段により読み取る。そして、抽出した主要被写体
の位置情報と収差補正情報と結果に基づいて、収差補正
を行った場合に主要被写体が画欠け領域に入るか否かを
判定手段により判定し、主要被写体が画欠け領域に入ら
ないと判定された場合には収差補正を行う。主要被写体
が画欠け領域に入ると判定された場合には、例えば、請
求項6記載の発明のように、収差補正を行わないように
する。このようにすることで、プリント後の画像におい
て人物の顔の一部が欠けてしまうことがない。
【0017】また、請求項7記載の発明のように、判定
手段により主要被写体が画欠け領域に入ると判定された
場合には、人物の顔が画欠け領域に入らない程度に収差
補正を行うようにしてもよい。このようにすれば、画像
の歪みを適度に補正しつつ人物の顔をプリント範囲内に
収めることができる。
【0018】請求項8記載の発明は、前記収差補正を行
うか否かの判断は、顧客からの注文情報に基づいて行う
ことを特徴としている。
【0019】請求項8記載の発明によれば、例えば収差
補正を優先的に行うか、主要被写体がプリント範囲内に
収まるのを優先するか等を注文情報として指定できるよ
うにしておき、この注文情報に基づいて収差補正を行う
か否かを判断する。このようにすれば、ユーザの好みに
合わせたプリント処理を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0021】(システム全体の構成)まず、本実施形態
に係るディジタルラボシステムについて説明する。図1
には本実施形態に係るディジタルラボシステム10の概
略構成が示されており、図2にはディジタルラボシステ
ム10の外観が示されている。図1に示すように、この
ラボシステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像
処理部16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部
20を含んで構成されており、ラインCCDスキャナ1
4と画像処理部16は、図2に示す入力部26として一
体化されており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ
部20は、図2に示す出力部28として一体化されてい
る。
【0022】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ライ
ンCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
ラインCCDで読み取り、画像データを出力する。
【0023】なお、ここでいう写真フィルムとは、被写
体を撮影後現像処理され、ネガ画像またはポジ画像が可
視化されたフィルムをいう。
【0024】図4には、APSフィルム102が示され
ている。図4に示される如く、APSフィルム102に
は、磁気記録層116が設けられている。この磁気記録
層116には、プリント条件や、撮影したレンズのレン
ズタイプも記録される。このレンズタイプは、APSフ
ィルム102から読み取った画像を収差補正する場合に
用いる。なお、レンズタイプは、例えばレンズ付きフィ
ルムの場合には製造時に予め記録されていてもよいし、
撮影時にカメラ側から記録するようにしてもよい。ま
た、APSフィルム102には、光学的情報(バーコー
ド112)が予め(例えば製造時等)記録されており、
このバーコード112はフィルムIDを示している。
【0025】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、コマ画像以外の原稿(例えば反射
原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像デー
タ、コンピュータで生成された画像データ等の画像ファ
イルを外部から入力する(例えば、メモリカード等の記
憶媒体を介して入力したり、通信回線を介して他の情報
処理機器から入力する等)ことも可能なように構成され
ている。
【0026】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0027】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査
露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現
像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これによ
り、印画紙上に画像が形成される。
【0028】(画像処理部16の構成)次に画像処理部
16の構成について図3を参照して説明する。画像処理
部16は、ラインCCDスキャナ14に対応してライン
スキャナ補正部122が設けられている。ラインスキャ
ナ補正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列
に出力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補
正回路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路
130から成る信号処理系が3系統設けられている。
【0029】暗補正回路124は、ラインCCD116
の光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ラ
インCCDスキャナ14から入力されたデータ(ライン
CCD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを
表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCD
スキャナ14から入力されたスキャン画像データから、
各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることに
よって補正する。
【0030】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部12
8の後段の明補正回路130では、ラインCCDスキャ
ナ14に画面全体が一定濃度の調整用のコマ画像がセッ
トされている状態で、ラインCCD116で前記調整用
のコマ画像を読み取ることによりラインCCDスキャナ
14から入力された調整用のコマ画像の画像データ(こ
の画像データが表す各画素毎の濃度のばらつきは各セル
の光電変換特性のばらつきに起因する)に基づいて各セ
ル毎にゲインを定めておき、ラインCCDスキャナ14
から入力された読取対象のコマ画像の画像データを、各
セル毎に定めたゲインに応じて各画素毎に補正する。
【0031】一方、調整用のコマ画像の画像データにお
いて、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく異な
っていた場合には、ラインCCDの前記特定の画素に対
応するセルには何らかの異常があり、前記特定の画素は
欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部128は調整用
のコマ画像の画像データに基づき欠陥画素のアドレスを
記憶しておき、ラインCCDスキャナ14から入力され
た読取対象のコマ画像の画像データのうち、欠陥画素の
データについては周囲の画素のデータから補間してデー
タを新たに生成する。
【0032】また、ラインCCDは3本のライン(CC
Dセル列)が写真フィルムの搬送方向に沿って所定の間
隔を空けて順に配置されているので、ラインCCDスキ
ャナ14からR、G、Bの各成分色の画像データの出力
が開始されるタイミングには時間差がある。ラインスキ
ャナ補正部122は、コマ画像上で同一の画素のR、
G、Bの画像データが同時に出力されるように、各成分
色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タイミングの
遅延を行う。
【0033】ラインスキャナ補正部122の出力端はセ
レクタ132の入力端に接続されており、補正部122
から出力された画像データはセレクタ132に入力され
る。また、セレクタ132の入力端は入出力コントロー
ラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コ
ントローラ134からは、外部から入力されたファイル
画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ1
32の出力端は入出力コントローラ134、イメージプ
ロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接
続されている。セレクタ132は、入力された画像デー
タを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ
部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされ
ている。
【0034】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々1フレーム分のコマ画像の画像データを記憶可能
な容量を有しており、セレクタ132から入力された画
像データは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶
されるが、メモリコントローラ138は、入力された画
像データの各画素のデータが、フレームメモリ142の
記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像
データをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレ
スを制御する。
【0035】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮する
ハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネス
を強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処
理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オート
セットアップエンジン144(後述)によって自動的に
演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行わ
れる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ
134に接続されており、画像処理を行った画像データ
は、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定
のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0036】ところで、本実施形態では個々のコマ画像
に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる解像
度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像度で
の読み取り(以下、プレスキャンという)では、コマ画
像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにおけ
る露光オーバのネガ画像)にも、ラインCCD116で
蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取条件(写
真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長域毎の光
量、CCDの電荷蓄積時間)でコマ画像の読み取りが行
われる。このプレスキャンによって得られた画像データ
(プレスキャン画像データ)は、セレクタ132から入
出力コントローラ134に入力され、更に入出力コント
ローラ134に接続されたオートセットアップエンジン
144に出力される。
【0037】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0038】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のコ
マ画像のプレスキャン画像データに基づいて、ラインC
CDスキャナ14による2回目の比較的高解像度での読
み取り(以下、ファインスキャンという)によって得ら
れた画像データ(ファインスキャン画像データ)に対す
る画像処理の処理条件を演算し、演算した処理条件をイ
メージプロセッサ部136のイメージプロセッサ140
へ出力する。この画像処理の処理条件の演算では、撮影
時の露光量、撮影光源種やその他の特徴量から類似のシ
ーンを撮影した複数のコマ画像が有るか否か判定し、類
似のシーンを撮影した複数のコマ画像が有った場合に
は、これらのコマ画像のファインスキャン画像データに
対する画像処理の処理条件が同一又は近似するように決
定する。
【0039】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0040】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたコマ画像
のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリンタ
部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバランス等
を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザプリ
ンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する際に
同時に出力する。また、オートセットアップエンジン1
44は、外部から入力されるファイル画像データに対し
ても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算す
る。
【0041】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0042】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボー
ド166(図2も参照)、マウス177、ハードディス
ク168、CD−ROMドライバ170、搬送制御部1
72、拡張スロット174、及び画像圧縮/伸長部17
6を備えており、これらがバス178を介して互いに接
続されて構成されている。
【0043】搬送制御部172はフィルムキャリア38
に接続されており、フィルムキャリア38による写真フ
ィルム102の搬送を制御する。また、フィルムキャリ
ア38には、図示は省略したが、バーコード112を読
み取るためのバーコードセンサ及び磁気記録層116に
記録された情報を読み取るための磁気ヘッドを有してい
る。これにより、バーコード112に記録されたフィル
ムID及び磁気記録層116に記録されたレンズタイプ
を読み取ることができる。
【0044】ハードディスク168には、詳細は後述す
るが、レンズタイプに応じて収差補正を行うためのレン
ズデータ(補正係数)が予めテーブルデータとして記憶
されている。
【0045】また、メモリカード等の記憶媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。
【0046】また、拡張スロット174を介して外部か
らファイル画像データが入力された場合には、入力され
たファイル画像データは、オートセットアップエンジン
144を介して入出力コントローラ134へ出力され
る。この場合、入出力コントローラ134では入力され
たファイル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0047】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
ラインCCDスキャナ14で読み取られたコマ画像をデ
ィスプレイ164に表示したり、印画紙に記録すること
で得られる画像を推定してディスプレイ164に表示
し、キーボード166を介してオペレータにより画像の
修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に反
映することも可能とされている。
【0048】(収差補正処理について)パーソナルコン
ピュータ158のCPU160では、レンズの収差によ
り発生する歪曲(ディストーション)収差や倍率色収差
を補正することができるようになっている。これらの補
正は、読み取った画像の中心位置からの距離によって補
正の割合が変化する多項式(補正式)により算出された
値に基づいて行う。すなわち、この多項式により算出さ
れた値に基づいて各画素の適正な画素位置を決める。歪
曲収差補正、倍率色収差補正を行うためのそれぞれの多
項式の補正係数はレンズタイプごとに異なり、ハードデ
ィスク168に予め記憶されている。
【0049】また、CPU60では、読み取った画像の
主要被写体(例えば人物の顔)を抽出することができる
ようになっている。ここで、歪曲収差補正を行うことに
より図6(B)に示す如く顔がけられてしまう場合に
は、顔がけられない程度に歪曲収差補正を行うことがで
きるようになっている。これは、画像の端部から顔の端
部までの距離D(図6(B)参照)に応じて収差補正の
補正強度を図7に示す如く変化させることにより行う。
すなわち、図7に示すように、距離Dが大きい場合は水
平方向の収差補正の補正強度を強くし、距離Dが小さい
場合には、補正強度を弱くする。このようにすること
で、顔の部分がけられることなく、ある程度まで歪曲収
差補正を行うことができる。
【0050】なお、補正強度の変化は、上述の補正式の
補正係数を変化させることで可能となる。距離Dに対応
する補正係数のデータはテーブルデータとして例えばハ
ードディスク168に予め記憶されている。
【0051】次に、本実施の形態の作用として、パソコ
ン158のCPU160によって実行されるコマ画像の
読取及び画像処理に係る制御ルーチンを図5に示すフロ
ーチャートに従って説明する。
【0052】オペレータがAPSフィルム102をフィ
ルムキャリア38の図示しない挿入口に挿入して、所定
の処理開始指示を行うと、図5の制御ルーチンがCPU
160によって実行開始される。
【0053】図5のステップ202では、フィルムキャ
リア38の図示しない磁気ヘッドにより読み取ったレン
ズタイプを読み取る。そして、ステップ204において
プレスキャンする。すなわち、APSフィルム102を
搬送しながら低解像度で画像を読み取る。次にステップ
206でファインスキャンする。すなわち、プレスキャ
ンで読み取った画像に基づいて各コマ画像ごとに読み取
り条件を決定し、高解像度で画像を読み取る。
【0054】次に、ステップ208で読み取った画像の
中の主要被写体(一例として人物の顔)を抽出する処理
を行う。これは、各画素ごとに、周囲に存在する画素と
の濃度変化値(エッジ強度)を求め、このエッジ強度に
基づいて人物の顔の輪郭線を追跡することにより行う。
【0055】そして、ステップ210で求めた輪郭線デ
ータから、歪曲収差補正を行った場合に、顔の部分がけ
られ(画欠け)るか否かを判断する。これは、求めた輪
郭線データのうち、上下左右のそれぞれの端部の座標値
から矩形領域304の上下左右の端部までの距離Dをそ
れぞれ求め、この距離Dに基づいて顔の部分がけられる
か否かを判断する。
【0056】顔の部分がけられないと判断した場合に
は、ステップ212でハードディスク168からレンズ
タイプに対応した補正係数を読み出し、この補正係数に
基づいて通常の収差補正処理を行う。顔の部分がけられ
ると判断した場合には、ステップ214でハードディス
ク168から読み取ったレンズタイプに対応し、かつ距
離Dに対応した補正係数を読み出し、この補正係数に基
づいて補正強度を弱め、顔の部分がけられない範囲で収
差補正処理を行う。図6(B)に示す例では、顔の左端
部がけられるので、水平方向の補正強度を弱めて収差補
正を行う。このようにして収差補正すると、図6(C)
に示す如く、顔の部分がけられずに済む。
【0057】次に、ステップ216で図6(C)に示す
点線部分の矩形領域302を電子変倍処理して所望のプ
リントサイズに拡大する。そしてステップ218で収差
補正及び電子変倍処理のなされた画像データをレーザプ
リンタ部18へ出力する。
【0058】レーザプリンタ部18では、画像処理部1
6から出力された画像データに基づいて印画紙へ焼き付
け露光し、プロセッサ部20で発色現像、漂白定着、水
洗、乾燥の各処理を施す。これにより、印画紙上に画像
が形成される。このように、撮影した画像の端部に人物
の顔があっても、顔の部分を自動的に抽出し、顔の位置
に応じて収差補正を行うので、本来撮影されている顔の
部分がけられずに済み、プリント後の画像を自然な仕上
がりにすることができる。
【0059】また、収差補正を行うことにより顔の部分
がけられると予想される場合には、収差補正を行わない
ようにしてもよい。この場合には、図5においてステッ
プ214を実行せずに、そのままステップ216を実行
するようにすればよい。
【0060】また、収差補正するか否かの判断を顧客か
らの注文情報により判断してもよい。例えば、注文情報
として、収差補正を優先させる(顔の部分がけられても
かまわない)、収差補正をせずに顔の部分がプリント範
囲内に収まるのを優先させる、顔の部分がけられない程
度に収差補正を行う、の3種類の指定を顧客がラボにお
いて選択できるようにしておき、顧客から指定された注
文情報に基づいて処理を行う。このようにすれば、顧客
の好みに応じたプリント処理を行うことができる。
【0061】なお、本実施の形態では、人物の顔がけら
れないようにする場合について説明したが、これに限ら
ず、特徴的な形状で、抽出しやすいものであれば本発明
を適用可能である。
【0062】また、本実施の形態では、予め写真フィル
ムにレンズタイプを記録しておく場合を例に説明した
が、レンズデータ(補正係数)そのものを写真フィルム
に記録しておくようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
写真感光材料に記録された画像を読み取り、読み取った
画像の主要被写体を抽出し、抽出した主要被写体が収差
補正を行うことによりけられてしまうと判断した場合に
は、主要被写体がけられない程度に収差補正を行うよう
にしたので、画像の歪みを適度に補正しつつ主要被写体
をプリント範囲内に収めることができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタルラボシス
テムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】画像処理部の制御ブロック図である。
【図4】APS対応のフィルムを示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る制御の流れを示すフ
ローチャートである。
【図6】(A)は本来の撮影画像を示す図である。
(B)は収差補正を行った場合の画像を示す図である。
(C)は顔の部分がけられない範囲で収差補正を行った
場合の画像を示す図である。
【図7】補正強度と距離との関係を示す線図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 16 画像処理部 18 レーザプリンタ部 20 プロセッサ部 102 写真フィルム 158 パーソナルコンピュータ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA05 AA14 AB03 AB07 AB17 AB41 AB43 AB44 AC04 AC07 AC08 AC61 AF11 AF12 BA00 5C077 LL02 LL20 MM03 MM20 MM25 MP08 NN02 PP03 PP05 PP15 PP20 PP32 PQ12 PQ22 RR19 SS02 TT03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ特性情報と写真感光材料に記
    録された画像とを読み取り、 読み取った前記画像の主要被写体を抽出し、 前記撮影レンズ特性情報に対応した収差補正情報を読み
    取り、 抽出した前記主要被写体の位置情報と前記収差補正情報
    とに基づいて、前記画像の収差補正を行った場合に前記
    主要被写体が画欠け領域に入るか否かを判定し、 前記主要被写体が画欠け領域に入らないと判定された場
    合には前記収差補正を行うことを特徴とする画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記主要被写体が画欠け領域に入ると判
    定された場合には、前記収差補正を行わないことを特徴
    とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記主要被写体が画欠け領域に入ると判
    定された場合には、前記主要被写体が前記画欠け領域に
    入らない程度に収差補正を行うことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記収差補正を行うか否かの判断は、顧
    客からの注文情報に基づいて行うことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理方
    法。
  5. 【請求項5】 撮影レンズ特性情報を読み取る撮影レン
    ズ特性情報読み取り手段と、 写真感光材料に記録された画像を読み取る画像読み取り
    手段と、 前記画像読み取り手段により読み取った前記画像の主要
    被写体を抽出する抽出手段と、 前記撮影レンズ特性情報に対応した収差補正情報が予め
    記憶された記憶手段と、 前記記憶手段から前記収差補
    正情報を読み取る収差補正情報読み取り手段と、 前記抽出手段により抽出された前記主要被写体の位置情
    報と前記収差補正情報とに基づいて、前記画像の収差補
    正を行った場合に前記主要被写体が画欠け領域に入るか
    否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記主要被写体が画欠け領域に入ら
    ないと判定された場合に前記収差補正を行う収差補正手
    段と、 を有する画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段により前記主要被写体が画
    欠け領域に入ると判定された場合には、前記収差補正を
    行わないことを特徴とする請求項5記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段により前記主要被写体が画
    欠け領域に入ると判定された場合には、前記主要被写体
    が前記画欠け領域に入らない程度に収差補正を行うこと
    を特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記収差補正を行うか否かの判断は、顧
    客からの注文情報に基づいて行うことを特徴とする請求
    項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
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