JP2000004017A - 絶縁ゲ−ト形バイポ−ラトランジスタ - Google Patents

絶縁ゲ−ト形バイポ−ラトランジスタ

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JP2000004017A
JP2000004017A JP13123598A JP13123598A JP2000004017A JP 2000004017 A JP2000004017 A JP 2000004017A JP 13123598 A JP13123598 A JP 13123598A JP 13123598 A JP13123598 A JP 13123598A JP 2000004017 A JP2000004017 A JP 2000004017A
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region
collector
collector region
electrode
emitter
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Masayuki Hanaoka
正行 花岡
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IGBTにおいて、オン電圧の低減化とスイ
ッチング損失の低減化との両方を高水準に達成すること
ができなかった。 【解決手段】 エミッタ領域21とベース領域20とド
リフト領域19とコレクタ領域とエミッタ電極12とゲ
ート電極13とコレクタ電極14を有するIGBTにお
いて、コレクタ領域をp+ 形の第1のコレクタ領域16
とp形の第2のコレクタ領域17とn+ 形の第3のコレ
クタ領域18とで構成する。半導体基体11の下面11
bに第1及び第3のコレクタ領域16、18を露出させ
る。p形の第2のコレクタ領域17はn形のドリフト領
域19とn+ 形の第3のコレクタ領域18との間に配置
させると共にp+ 形の第1のコレクタ領域16に接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイッチング損失の
低減化とオン電圧の低減化とが高水準に達成された絶縁
ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の絶縁ゲート形バイポーラトランジ
スタ(以下、IGBTという)は、図1に示すようにp
形半導体領域から成る第1のコレクタ領域1、第1のコ
レクタ領域1に隣接して形成されたn形の半導体領域か
ら成る第2のコレクタ領域2、第1及び第2のコレクタ
領域1、2の上面に形成されたn形半導体領域から成る
ドリフト領域3、ドリフト領域3内にDSA(Diffusi
on Self Align)法によって形成された島状又は格子
状あるいはストライプ状のp形半導体領域から成るベー
ス領域4、ベース領域4内にDSA法によって形成され
た環状のn形半導体領域から成るエミッタ領域5から構
成される半導体基体6を備えている。半導体基体6の一
方の主面側においてベース領域4とエミッタ領域5にエ
ミッタ電極7が電気的に接続され、またエミッタ領域5
とドリフト領域3との間に挟まれたベース領域4の上方
に絶縁膜(ゲート酸化膜)8を介してゲート電極9が配
置されている。また、半導体基体6の他方の主面側にお
いて第1及び第2のコレクタ領域1、2にコレクタ電極
10が電気的に接続されている。図1に示すように導電
形が反対である2つのコレクタ領域1、2にコレクタ電
極10が接続された構造は一般にユニバーサルコンタク
ト構造と呼ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オン電圧の
低減化とスイッチング損失の低減化とは相反する関係に
あり、図1のIGBTではその両方を高水準に達成する
ことが困難であった。即ち、図1のIGBTでは、エミ
ッタ電極7とコレクタ電極10との間にコレクタ電極1
0側の電位を高くする電圧を印加し、またゲート電極9
とエミッタ電極7との間にゲート電極9側の電位を高く
する電圧を印加すると、ゲート電極9の直下のベース領
域4がn形に反転してチャネルが形成され、エミッタ領
域5からドリフト領域3に電子が注入される。これによ
り、第1のコレクタ領域1とドリフト領域3との界面に
形成されたpn接合が順方向にバイアスされ、第1のコ
レクタ領域1からドリフト領域3にホールが注入され
る。この結果、ドリフト領域3に伝導度変調が生じ、オ
ン電圧が低減される。一方、ゲート電極9の電位をエミ
ッタ電極7の電位と同電位してスイッチオフした場合に
ついて考えると、ベース領域4とドリフト領域3との間
のpn接合の耐圧が回復して空乏層が広がる。ドリフト
領域3の不純物濃度はベース領域4の不純物濃度に比べ
て低いので、この空乏層は主としてドリフト領域3側に
広がり、空乏層の両端にエミッタ電極7とコレクタ電極
10間に印加した電圧が加わる。上記伝導度変調の際に
ドリフト領域3に蓄積されたキュリアの内のホールは、
この空乏層の広がりによってベース領域4に流れ込み、
エミッタ電極7から流れ出し、電子は第2のコレクタ領
域2に流れ込み、コレクタ電極10から流れ出る。これ
らのキャリアが完全に消滅するまでは、スイッチオフ後
もしばらくの間は微小の電流(テール電流)が流れ続け
る。以上により、オン電圧を低減するには、ドリフト領
域3へのホール注入量を増加するために第1及び第2の
コレクタ領域1、2に占める第1のコレクタ領域1の面
積の割合を大きくするのが望ましく、一方、テール電流
を小さくしてスイッチング損失を低減するために第1及
び第2のコレクタ領域1、2に占める第2のコレクタ領
域2の面積を大きくするのが望ましい。このように、一
方の特性を向上するためには、他方の特性を犠牲にしな
ければならず、両特性のいずれも高水準に達成すること
は困難であった。
【0004】そこで、本発明は、オン電圧の低減とスイ
ッチング損失の低減とのいずれも高水準に達成すること
ができる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、実施例を示す図面の符
合を参照して説明すると、第1及び第2の主面11a、
11bを有する半導体基体11と、前記半導体基体11
の前記第1の主面11a上に選択的に設けられた絶縁膜
15と、前記半導体基体11の前記第1の主面11a上
に設けられたエミッタ電極12と、前記絶縁膜15の上
に設けられたゲート電極13と、前記半導体基体11の
前記第2の主面11bに設けられたコレクタ電極14と
を備えた絶縁ゲート形バイポーラトランジスタであっ
て、前記半導体基体11が、第1導電形の第1のコレク
タ領域16と、第1導電形であり且つ前記第1のコレク
タ領域16よりも低い不純物濃度を有している第2のコ
レクタ領域17又は17′と、第1導電形と反対の第2
導電形の第3のコレクタ領域18と、第2導電形のドリ
フト領域19と、第1導電形のベース領域20と、第2
導電形のエミッタ領域21とを有し、前記エミッタ領域
21は前記半導体基体11の前記第1の主面11aに露
出するように配置され、前記ベース領域20は前記エミ
ッタ領域21の前記第1の主面11aに露出している部
分以外の部分を包囲するように前記エミッタ領域21に
隣接配置され、前記ドリフト領域19は前記ベース領域
20の前記第1の主面11aに露出している部分以外の
部分を包囲するように前記ベース領域20に隣接配置さ
れ、前記第1及び第3のコレクタ領域16、18は前記
半導体基体11の前記第2の主面11bに露出するよう
に配置され、前記第2のコレクタ領域17又は17′は
前記ドリフト領域19と前記第3のコレクタ領域18と
の間に配置され且つ前記第1のコレクタ領域16に接続
され、前記第1のコレクタ領域16が露出している前記
第2の主面11bを基準にした前記第1のコレクタ領域
16の深さは前記第2及び第3のコレクタ領域17又は
17′、18の深さよりも浅く設定され、前記エミッタ
電極12は前記エミッタ領域21と前記ベース領域20
とに接続され、前記絶縁膜15は前記半導体基体11の
前記第1の主面11a上の少なくとも前記ベース領域2
0の前記エミッタ領域21と前記トリフト領域19との
間の表面を覆うように配置され、前記ゲート電極13は
前記ベース領域20の前記エミッタ領域21と前記トリ
フト領域19との間の部分の表面を前記絶縁膜15を介
して覆うように配置され、前記コレクタ電極14は前記
第1及び第3のコレクタ領域16、18に接続されてい
る絶縁ゲート形バイポーラトランジスタに係わるもので
ある。なお、請求項2に示すように第1のコレクタ領域
16がドリフト領域19に隣接するように第2のコレク
タ領域17′を形成することができる。また、請求項3
に示すように第3のコレクタ領域18に凹部18aを設
けることができる。
【0006】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、第1のコレク
タ領域16の不純物濃度が第2のコレクタ領域17又は
17´の不純物濃度よりも高いので、比較的小さい面積
で多くの少数キャリアの注入が可能になる。第2の主面
11bにおける第1のコレクタ領域16の面積を小さく
することによって第3のコレクタ領域18の面積を大き
くすることができる。これにより、スイッチオフ時にお
いてキャリアが第3のコレクタ領域18を通って良好に
流れ、テール電流が抑制され、スイッチング損失が低減
する。従って、オン電圧を犠牲にしないでスイッチング
損失を低減することができる。また、請求項2及び3の
発明によれば、第1及び第2のコレクタ領域16、17
からの少数キャリアの注入量を調整し、オン電圧の低減
化とスイッチング損失の低減化のバランスの調整を容易
に行うことができる。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、図2〜図6を参照して本
発明の実施形態及び実施例を説明する。
【0008】
【第1の実施例】まず、図2〜図4を参照して第1の実
施例に係わる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ即ち
IGBTを説明する。図2はIGBTのシリコン半導体
基体11の表面を示す平面図、図3は本実施例のIGB
Tを図2のA−A線に相当する部分で縦断して示す一部
切欠き拡大断面図、図4は図3の半導体基体11の底面
図である。本実施例のIGBTは、シリコン半導体基体
11と、エミッタ電極12と、ゲート電極13と、コレ
クタ電極14と、絶縁膜15とから成る。なお、エミッ
タ電極12を第1の主電極又はソース電極、コレクタ電
極14を第2の主電極又はドレイン電極、ゲート電極1
3を制御電極と呼ぶこともできる。
【0009】半導体基体11は第1の半導体領域と呼ぶ
ことのできるp+ 形の第1のコレクタ領域16と、第2
の半導体領域と呼ぶことのできるp形の第2のコレクタ
領域17と、第3の半導体領域と呼ぶことのできるn形
の第3のコレクタ領域18と、第4の半導体領域又は伝
導度変調領域と呼ぶことのできるn形ドリフト領域19
と、第5の半導体領域と呼ぶことのできるp形ベース領
域20と、第6の半導体領域と呼ぶことのできるn形エ
ミッタ領域21とを上面(第1の主面)11aと下面
(第2の主面)11bとの間に備えている。なお、第1
及び第2のコレクタ領域16、17を少数キャリア注入
領域と呼ぶこともできる。
【0010】本発明に従うIGBTの半導体基体11の
新規な点は、p形コレクタ領域が第1のコレクタ領域1
6と、第2のコレクタ領域17とから構成されており、
半導体基体11の下面11bにおいてp+ 形の第1のコ
レクタ領域16とn+ 形の第3のコレクタ領域18とが
交互に露出している点である。
【0011】図3に示すように、n+ 形コレクタ領域1
8の半導体基体11の下面11bからの深さは第2のコ
レクタ領域17の下面11bからの深さよりも浅いが、
第1のコレクタ領域16の下面11bからの深さよりは
深い。この結果、n+ 形の第3のコレクタ領域18の下
面は半導体基体11の下面11bから露出しており、こ
のn+ 形の第3のコレクタ領域18の側面の上方一部と
上面はp形の第2のコレクタ領域17に隣接して包囲さ
れており、このn+ 形の第3のコレクタ領域18の側面
の下方一部は第1のコレクタ領域16に隣接して包囲さ
れている。
【0012】n+ 形の第3のコレクタ領域18は図3に
示すようにp形の第2のコレクタ領域17とn形ドリフ
ト領域19を介してベース領域20に対向するように設
けられ、また図4に示すように平面的に見てベース領域
20と同心的に配置され且つ相似である。なお、ベース
領域20を平面的に見て格子状あるいはストライプ状に
形成されている場合においても、n+ 形の第3のコレク
タ領域18をベース領域20の形状に対応させて格子状
あるいはストライプ状に形成することが望ましい。しか
し、必ずしもn+ 形の第3のコレクタ領域18をベース
領域20に対向させて配置する必要はなく、任意の形状
及び配置にすることができる。
【0013】p+ 形の第1のコレクタ領域16は図4に
示すように隣り合うn+ 形の第3のコレクタ領域18の
間に格子状に形成されている。但し、この第1のコレク
タ領域16は島状又はストライプ状に形成し、n+ 形の
第3のコレクタ領域18を格子状又はストライプ状に形
成することもできる。p+ 形の第1のコレクタ領域16
の下面は半導体基体11の下面11bから露出し、この
上面はp形の第2のコレクタ領域17に隣接している。
また、p+ 形の第1のコレクタ領域16の側面はn+
の第3のコレクタ領域18に隣接し、その界面に第1の
pn接合22が生じている。
【0014】p形の第2のコレクタ領域17は隣り合う
+ 形の第3のコレクタ領域18の間に配置され且つ第
1のコレクタ領域16に隣接している第1の部分17a
と、n+ 形の第3のコレクタ領域18とドリフト領域1
9との間に配置された第2の部分17bとを有してい
る。第2のコレクタ領域17はn+ 形の第3のコレクタ
領域18及びn形のドリフト領域19に隣接し、その界
面にそれぞれ第2のpn接合23及び第3のpn接合2
4が生じている。なお、第2のpn接合23は第1のp
n接合22に連続している。
【0015】p形の第1及び第2のコレクタ領域16、
17とn+ 形の第3のコレクタ領域18はすべて周知の
不純物拡散技術によって形成されている。なお、第1の
コレクタ領域16の第2の主面11bからの深さは第2
及び第3のコレクタ領域17、18の第2の主面11b
からの深さよりも深い。第2の主面11bに露出した第
1及び第3のコレクタ領域16、18にはコレクタ電極
14が接続されている。エミッタ領域21は第1の主面
11aに露出するように配置され、ベース領域20はエ
ミッタ領域21をこの表面を除いて囲むように配置さ
れ、ドリフト領域19はベース領域20をこの表面を除
いて囲むように配置されている。絶縁膜15は少なくと
も第1の主面11aのエミッタ領域21とドリフト領域
19との間を被覆するように配置されている。エミッタ
電極12はエミッタ領域21とこれに囲まれたベース領
域20の中央部とに接続されている。ゲート電極13は
第1の主面11aのエミッタ領域21とドリフト領域1
9との間に絶縁膜15を介して対向するように配置され
ている。また、各電極12、13、14は1個の半導体
チップ中の複数の微小トランジスタを並列接続するよう
に形成されている。
【0016】図3のIGBTにおいて、エミッタ電極1
2とコレクタ電極14との間にコレクタ電極14側の電
位を高くする電圧を印加し、またゲート電極13とエミ
ッタ電極12との間にゲート電極13側の電位を高くす
る電圧を印加すると、ゲート電極13の直下のベース領
域20がn形に反転してチャネルが形成され、エミッタ
領域21からドリフト領域19に電子が注入される。こ
れにより、p形の第2のコレクタ領域17とn形のドリ
フト領域19との界面に形成された第3のpn接合24
が順方向にバイアスされ、第2のコレクタ領域17から
ドリフト領域19に少数キャリアとしてホールが注入さ
れる。この結果、ドリフト領域19に伝導度変調が起こ
る。また、ドリフト領域19に注入されたホールはベー
ス領域20へと流れ、これによってコレクタ電極14と
エミッタ電極12との間にホール電流が流れる。上記の
ドリフト領域19の伝導度変調とこのホール電流によっ
て図2のIGBTではオン電圧の低減化が図られる。
【0017】ここで、図2のIGBTでは相対的に不純
物濃度が高いp+ 形の第1のコレクタ領域16を有して
いるので、この第1のコレクタ領域16の半導体基体1
1の下面に占める面積を比較的小さくしてもドリフト領
域19に対してオン電圧の低減を図るにあたって十分な
量のホールを注入することができる。換言すれば、半導
体基体11の下面11bにおけるn+ 形の第3のコレク
タ領域18の占有面積を比較的大きくしてもオン電圧の
低減化を良好に図ることができる。
【0018】一方、ゲート電極13の電位をエミッタ電
極12の電位と同電位としてスイッチオフした場合にお
いては、上記のようにn+ 形の第3のコレクタ領域18
の占有面積を比較的大きくすることができるため、スイ
ッチング損失の低減化も良好に図ることができる。即
ち、上記のようにスイッチオフする電圧を印加すると、
ベース領域20とドリフト領域19との間に形成される
pn接合25が逆方向にバイアスされて空乏層が広が
る。この空乏層は図1のIGBTと同様に主として不純
物濃度の低いドリフト領域19側に広がり、この空乏層
の広がりによってホールはベース領域20に流れ込みエ
ミッタ電極12から流れ出す。一方、電子はn+ 形の第
3のコレクタ領域18を介してコレクタ電極14から流
れ出る。この時、抵抗の低いn+ 形の第3のコレクタ領
域18の占有面積を比較的大きくできるので、n+ 形の
第3のコレクタ領域18を介してコレクタ電極14に電
子を良好に流れ出させることができる。以上により、図
2〜図4のIGBTによれば、オン電圧の低減化とスイ
ッチング損失の低減化とがいずれも高水準に達成するこ
とができる。
【0019】
【第2の実施例】次に、図5を参照して第2の実施例の
IGBTを説明する。但し、図5及び後述する図6にお
いて図2〜図4と実質的に同一の部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。図5のIGBTは、図3に
示す第1の実施例のIGBTのp形の第2のコレクタ領
域17のパターンを変更した第2のコレクタ領域17´
を設けた他は第1の実施例と同一に構成したものであ
る。図5のp形の第2のコレクタ領域17´はn+ 形の
第3のコレクタ領域18と共に周知のDSA法によって
形成されており、n+ 形の第3のコレクタ領域18を囲
むように配置されている。従って、図5の第2のコレク
タ領域17´は、図3の第1の部分17aに相当する部
分を有していない。図5の構成によれば、第1の実施例
と同一の作用効果を有する他に、ホール注入量を調整し
てオン電圧の低減化とスイッチング損失の低減化のバラ
ンスの調整を容易に行うことができるという効果が得ら
れる。
【0020】
【第3の実施例】図6に示す第3の実施例のIGBT
は、図3のp形の第2のコレクタ領域17を図5と同様
に変形してp形の第2のコレクタ領域17´を設け、更
にn+ 形の第3のコレクタ領域18の下面に凹部18a
を設け、この他は図3と同様に構成したものである。な
お、第2のコレクタ領域17´及びn+ 形の第3のコレ
クタ領域18は、第1のコレクタ領域16を形成後に凹
部18aを形成し、しかる後DSA法によって形成され
ている。図6の構造によれば、半導体基体11のp+
の第1のコレクタ領域16が露出する下面11bを基準
にしたp形の第2のコレクタ領域17´及びn+ 形の第
3のコレクタ領域18の深さを第1のコレクタ領域16
の深さに比べて深くすることが容易になる。換言すれ
ば、第1のコレクタ領域16の深さを第2のコレクタ領
域17´及びn+ 形の第3のコレクタ領域18の深さに
比べて浅くすることができる。従って、n+ 形の第3の
コレクタ領域18を介しての電子の排出と、p+ 形の第
1のコレクタ領域16によるホールの注入とを図5のI
GBTに比べて更にバランス良く行うことができ、スイ
ッチング損失の低減化とオン電圧の低減化とをバランス
よく高水準に達成することができる。
【0021】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) p形の第2のコレクタ領域17をエピタキシャ
ル成長層とすることができる。 (2) 半導体基体11の各領域16〜21の導電形を
反対の導電形にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のIGBTを示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のIGBTの半導体基体
の表面を示す平面図である。
【図3】第1の実施例のIGBTの図2のA−A線に相
当する部分の断面図である。
【図4】図3の半導体基体の底面図である。
【図5】第2の実施例のIGBTを図3と同様に示す断
面図である。
【図6】第3の実施例のIGBTを図3と同様に示す断
面図である。
【符号の説明】
11 半導体基体 16 第1のコレクタ領域 17 第2のコレクタ領域 18 n+ 形の第3のコレクタ領域 19 ドリフト領域 20 ベース領域 21 エミッタ領域
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月9日(1999.4.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、実施例を示す図面の符
合を参照して説明すると、第1及び第2の主面11a、
11bを有する半導体基体11と、前記半導体基体11
の前記第1の主面11a上に選択的に設けられた絶縁膜
15と、前記半導体基体11の前記第1の主面11a上
に設けられたエミッタ電極12と、前記絶縁膜15の上
に設けられたゲート電極13と、前記半導体基体11の
前記第2の主面11bに設けられたコレクタ電極14と
を備えた絶縁ゲート形バイポーラトランジスタであっ
て、前記半導体基体11が、第1導電形の第1のコレク
タ領域16と、第1導電形であり且つ前記第1のコレク
タ領域16よりも低い不純物濃度を有している第2のコ
レクタ領域17又は17′と、第1導電形と反対の第2
導電形の第3のコレクタ領域18と、第2導電形のドリ
フト領域19と、第1導電形のベース領域20と、第2
導電形のエミッタ領域21とを有し、前記エミッタ領域
21は前記半導体基体11の前記第1の主面11aに露
出するように配置され、前記ベース領域20は前記エミ
ッタ領域21の前記第1の主面11aに露出している部
分以外の部分を包囲するように前記エミッタ領域21に
隣接配置され、前記ドリフト領域19は前記ベース領域
20の前記第1の主面11aに露出している部分以外の
部分を包囲するように前記ベース領域20に隣接配置さ
れ、前記第1及び第3のコレクタ領域16、18は前記
半導体基体11の前記第2の主面11bに露出するよう
に配置され、前記第2のコレクタ領域17又は17′は
前記半導体基体11の前記第2の主面11bに露出しな
いように前記ドリフト領域19と前記第1及び第3のコ
レクタ領域16、18との間に配置され且つ前記第1の
コレクタ領域16に接続され、前記第1のコレクタ領域
16が露出している前記第2の主面11bを基準にした
前記第1のコレクタ領域16の深さは前記第2及び第3
のコレクタ領域17又は17′、18の深さよりも浅く
設定され、前記エミッタ電極12は前記エミッタ領域2
1と前記ベース領域20とに接続され、前記絶縁膜15
は前記半導体基体11の前記第1の主面11a上の少な
くとも前記ベース領域20の前記エミッタ領域21と前
記トリフト領域19との間の表面を覆うように配置さ
れ、前記ゲート電極13は前記ベース領域20の前記エ
ミッタ領域21と前記トリフト領域19との間の部分の
表面を前記絶縁膜15を介して覆うように配置され、前
記コレクタ電極14は前記第1及び第3のコレクタ領域
16、18に接続されている絶縁ゲート形バイポーラト
ランジスタに係わるものである。なお、請求項2に示す
ように第1のコレクタ領域16がドリフト領域19に隣
接するように第2のコレクタ領域17′を形成すること
ができる。また、請求項3に示すように第3のコレクタ
領域18に凹部18aを設けることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】 明細書
【補正対象項目名】 0006
【補正方法】 変更
【補正の内容】
【0006】
【0006】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、第1のコレク
タ領域16の不純物濃度が第2のコレクタ領域17又は
17´の不純物濃度よりも高く、且つ第2のコレクタ領
域17又は17´がコレクタ電極14に直接に接続されず
に第1のコレクタ領域16を介して接続されている。従
って、第1のコレクタ領域16に基づいてドリフト領域
19に対して良好に少数キャリアを注入することができ
る。この結果、比較的小さい面積の第1のコレクタ領域
16で多くの少数キャリアの注入が可能になる。このよ
うに第2の主面11bにおける第1のコレクタ領域16
の面積を小さくすることができると、逆に第3のコレク
タ領域18の面積を大きくすることができる。このよう
に、第3のコレクタ領域18の面積を大きくすると、
イッチオフ時においてキャリアが第3のコレクタ領域1
8を通って良好に流れ、テール電流が抑制され、スイッ
チング損失が低減する。従って、第1のコレクタ領域1
6からの少数キャリアの注入によるオン電圧低減の効果
と、第3のコレクタ領域18によるテ−ル電流抑制に基
づくスイッチング損失の低減効果との両方を良好に得る
ことができる。また、請求項2及び3の発明によれば、
第1及び第2のコレクタ領域16、17´からの少数キャ
リアの注入量を調整し、オン電圧の低減化とスイッチン
グ損失の低減化のバランスの調整を容易に行うことがで
きる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月6日(1999.8.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、実施例を示す図面の符
合を参照して説明すると、第1及び第2の主面11a、
11bを有する半導体基体11と、前記半導体基体11
の前記第1の主面11a上に選択的に設けられた絶縁膜
15と、前記半導体基体11の前記第1の主面11a上
に設けられたエミッタ電極12と、前記絶縁膜15の上
に設けられたゲート電極13と、前記半導体基体11の
前記第2の主面11bに設けられたコレクタ電極14と
を備えた絶縁ゲート形バイポーラトランジスタであっ
て、前記半導体基体11が、第1導電形の第1のコレク
タ領域16と、第1導電形であり且つ前記第1のコレク
タ領域16よりも低い不純物濃度を有している第2のコ
レクタ領域17又は17′と、第1導電形と反対の第2
導電形の第3のコレクタ領域18と、第2導電形のドリ
フト領域19と、第1導電形のベース領域20と、第2
導電形のエミッタ領域21とを有し、前記エミッタ領域
21は前記半導体基体11の前記第1の主面11aに露
出するように配置され、前記ベース領域20は前記エミ
ッタ領域21の前記第1の主面11aに露出している部
分以外の部分を包囲するように前記エミッタ領域21に
隣接配置され、前記ドリフト領域19は前記ベース領域
20の前記第1の主面11aに露出している部分以外の
部分を包囲するように前記ベース領域20に隣接配置さ
れ、前記第1及び第3のコレクタ領域16、18は前記
半導体基体11の前記第2の主面11bに露出するよう
に配置され、前記第2のコレクタ領域17又は17′は
前記半導体基体11の前記第2の主面11bに露出しな
いように前記ドリフト領域19と前記第1及び第3のコ
レクタ領域16、18との間に配置され且つ前記第1の
コレクタ領域16に接続され、前記第1のコレクタ領域
16が露出している前記第2の主面11bを基準にした
前記第1のコレクタ領域16の深さは前記第2のコレク
タ領域17又は17′の深さよりも浅く設定され、前記
コレクタ電極(14)に対する前記第3のコレクタ領域
(18)の接触面積が前記コレクタ電極(14)に対する前
記1のコレクタ領域(16)の接触面積よりも広く設定さ
れ、前記エミッタ電極12は前記エミッタ領域21と前
記ベース領域20とに接続され、前記絶縁膜15は前記
半導体基体11の前記第1の主面11a上の少なくとも
前記ベース領域20の前記エミッタ領域21と前記トリ
フト領域19との間の表面を覆うように配置され、前記
ゲート電極13は前記ベース領域20の前記エミッタ領
域21と前記トリフト領域19との間の部分の表面を前
記絶縁膜15を介して覆うように配置され、前記コレク
タ電極14は前記第1及び第3のコレクタ領域16、1
8に接続されている絶縁ゲート形バイポーラトランジス
タに係わるものである。なお、請求項2に示すように第
1のコレクタ領域16がドリフト領域19に隣接するよ
うに第2のコレクタ領域17′を形成することができ
る。また、請求項3に示すように第3のコレクタ領域1
8に凹部18aを設けることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】 明細書
【補正対象項目名】 0006
【補正方法】 変更
【補正の内容】
【0006】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1のコレク
タ領域16の不純物濃度が第2のコレクタ領域17の
純物濃度よりも高く、且つ第2のコレクタ領域17がコ
レクタ電極14に直接に接続されずに第1のコレクタ領
域16を介して接続されているので、第1のコレクタ領
域16に基づいてドリフト領域19に対して良好に少数
キャリアが注入され、オン電圧の低減効果が得られる。
また、第3のコレクタ領域18のコレクタ電極14に対
する接触面積が第1のコレクタ電極16のコレクタ電極
14に対する接触面積よりも大きくなっているので、ス
イッチオフ時において空乏層のキャリアが第3のコレク
タ領域18を通ってコレクタ電極14に良好に流れ、テ
ール電流が抑制され、スイッチング損失が低減する。従
って、第1のコレクタ領域16からの少数キャリアの注
入によるオン電圧低減の効果と、第3のコレクタ領域1
8によるテ−ル電流抑制に基づくスイッチング損失の低
減効果との両方を良好に得ることができる。また、請求
項2及び3の発明によれば、第1及び第2のコレクタ領
域16、17´からの少数キャリアの注入量を調整し、オ
ン電圧の低減化とスイッチング損失の低減化のバランス
の調整を容易に行うことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の主面(11a、11b)
    を有する半導体基体(11)と、前記半導体基体(1
    1)の前記第1の主面(11a)上に選択的に設けられ
    た絶縁膜(15)と、前記半導体基体(11)の前記第
    1の主面(11a)上に設けられたエミッタ電極(1
    2)と、前記絶縁膜(15)の上に設けられたゲート電
    極(13)と、前記半導体基体(11)の前記第2の主
    面(11b)に設けられたコレクタ電極(14)とを備
    えた絶縁ゲート形バイポーラトランジスタであって、 前記半導体基体(11)が、第1導電形の第1のコレク
    タ領域(16)と、第1導電形であり且つ前記第1のコ
    レクタ領域(16)よりも低い不純物濃度を有している
    第2のコレクタ領域(17又は17´)と、第1導電形
    と反対の第2導電形の第3のコレクタ領域(18)と、
    第2導電形のドリフト領域(19)と、第1導電形のベ
    ース領域(20)と、第2導電形のエミッタ領域(2
    1)とを有し、 前記エミッタ領域(21)は前記半導体基体(11)の
    前記第1の主面(11a)に露出するように配置され、 前記ベース領域(20)は前記エミッタ領域(21)の
    前記第1の主面(11a)に露出している部分以外の部
    分を包囲するように前記エミッタ領域(21)に隣接配
    置され、 前記ドリフト領域(19)は前記ベース領域(20)の
    前記第1の主面(11a)に露出している部分以外の部
    分を包囲するように前記ベース領域(20)に隣接配置
    され、 前記第1及び第3のコレクタ領域(16、18)は前記
    半導体基体(11)の前記第2の主面(11b)に露出
    するように配置され、 前記第2のコレクタ領域(17又は17´)は前記ドリ
    フト領域(19)と前記第3のコレクタ領域(18)と
    の間に配置され且つ前記第1のコレクタ領域(16)に
    接続され、前記第1のコレクタ領域(16)が露出して
    いる前記第2の主面(11b)を基準にした前記第1の
    コレクタ領域(16)の深さは、前記第2及び第3のコ
    レクタ領域(17又は17´、18)の深さよりも浅く
    設定され、 前記エミッタ電極(12)は前記エミッタ領域(21)
    と前記ベース領域(20)とに接続され、 前記絶縁膜(15)は前記半導体基体(11)の前記第
    1の主面(11a)上の少なくとも前記ベース領域(2
    0)の前記エミッタ領域(21)と前記ドリフト領域
    (19)との間の表面を覆うように配置され、 前記ゲート電極(13)は前記ベース領域(20)の前
    記エミッタ領域(21)と前記ドリフト領域(19)と
    の間の部分の表面を前記絶縁膜(15)を介して覆うよ
    うに配置され、 前記コレクタ電極(14)は前記第1及び第3のコレク
    タ領域(16、18)に接続されていることを特徴とす
    る絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記第2のコレクタ領域(17´)は、
    前記第1のコレクタ領域(16)が前記ドリフト領域
    (19)に隣接することを許すように選択的に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の絶縁ゲート形バ
    イポーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記第3のコレクタ領域(18)の前記
    第2の主面(11b)に露出する面に凹部(18a)が
    設けられていることを特徴とする請求項2記載の絶縁ゲ
    ート形バイポーラトランジスタ。
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