JP2000002577A - ガス遮断制御装置 - Google Patents

ガス遮断制御装置

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JP2000002577A
JP2000002577A JP16663298A JP16663298A JP2000002577A JP 2000002577 A JP2000002577 A JP 2000002577A JP 16663298 A JP16663298 A JP 16663298A JP 16663298 A JP16663298 A JP 16663298A JP 2000002577 A JP2000002577 A JP 2000002577A
Authority
JP
Japan
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gas
shut
test switch
time
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP16663298A
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English (en)
Inventor
Masao Ito
昌夫 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部磁界等の要因でテストスイッチがオンし
ても、テスト遮断してしまうことのないようにするこ
と。 【解決手段】 テストスイッチ12の入力回数を検出す
る入力回数検出部13と、テストスイッチ12のオン時
間を計測するオン時間計測部14と、テストスイッチ1
2のオフ時間を計測するオフ時間計測部15と、入力回
数検出部13、オン時間計測部14、オフ時間計測部1
5からの信号を入力して遮断弁6の信号を出力するテス
トスイッチ判定部16が設けられている。これによって
テスト遮断が確実に行えると共に、外部磁界の要因での
誤動作を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロパンガスなどの
ガス需要家の供給管入口部に設けられるガスメータの遮
断制御装置に関し、更に詳しくは、いたずら等によりテ
ストスイッチが容易に作動して遮断弁が閉じてガスを遮
断することをなくすことにより、安心して使用すること
のできるガス遮断制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のガス遮断制御装置は、第3
図に示すように、ガスメータ本体17の入口側口金18
から出口側口金19へ通り抜けるガス流量を計測するた
めのダイヤフラムなどの計量部20と、計量部20に取
り付けた永久磁石でガスの流れを検知する感磁性のリー
ドスイッチなどの流量センサ21と、流量センサ21の
信号を監視してガスの流量パターンから異常を判別し遮
断弁22を駆動してガスを遮断する制御部23などから
構成される。また制御部23にはシステム電源である電
池24や、地震を検出する感震器25、ガス漏れを検知
するガス警報器26、外部からの磁力を検出する感磁性
のリードスイッチなどのテストスイッチ27、また遮断
弁22を駆動してガスを遮断した時などに遮断事由を表
示するための表示部28などが接続されている。
【0003】第4図はこのようなガス遮断装置を内蔵し
た従来のガスメータの外観図で、メータ本体17の前面
にはガス遮断などの事由を表示する表示部28が設けら
れ、この3個の発光LEDがその点滅パターンによって
ガス遮断やその他要因による各種状況を表現するように
なっていた。また、表示部28の近傍にはテスト遮断を
行うためのテストスイッチ27が組み込まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような構成ではテストスイッチが感磁性のリードス
イッチであるため、例えば、たまたま近くを強力な磁性
体が通過するような場合には誤遮断する可能性があっ
た。このような遮断の場合、原因がわからないままでは
弁を復帰させても不安が残り、次に使用する時戸惑うこ
とが多かった。
【0005】本発明は、かかる従来の件題を解決するも
ので、安心してガスを使用することができるガス遮断制
御装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のガス遮断制御装置は、テストスイッチの入
力回数を検出する入力回数検出部と、テストスイッチの
オン時間を計測するオン時間計測部と、テストスイッチ
のオフ時間を計測するオフ時間計測部と、入力回数検出
部、オン時間計測部及びオフ時間計測部からの信号を入
力して遮断弁の信号を出力するテストスイッチ判定部を
備えたものである。この本発明によれば誤遮断を防止す
ると共にテスト遮断が確実に操作できる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載に係わる発明はガス
流路に設けた流量センサと、ガス流路を遮断する遮断弁
と、遮断弁のテスト動作を行うテストスイッチと、テス
トスイッチの入力回数を検出する入力回数検出部と、周
囲の空気を吸入してガス漏れを検出しガス漏れ信号を出
力するガス警報器と、地震を検知して感震信号を出力す
る感震器とを備えたものである。
【0008】そして流量センサ、ガス警報器、感震器ま
たは入力回数検出部からのそれぞれの信号を受けて前記
遮断弁を制御するようにしている。
【0009】請求項2記載に係る発明は、テストスイッ
チの操作回数を検出することによって規定の回数に達し
た時にスイッチを有効にしたり、テストスイッチのオン
時間やオフ時間を計測しテストスイッチ操作のタイミン
グを判定してスイッチを有効にすることによって、単純
なオン操作では遮断しない構成にしている。そして磁石
などによるいたずらでのテスト遮断を防ぎ、またテスト
スイッチの近くを強力な磁石などが通過した場合の誤遮
断を防ぐと共にテスト遮断が確実に行えるようにしてい
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。
【0011】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
けるガス遮断制御装置の構成図を示すものである。
【0012】図において、ガスメータ本体1の入口側口
金2から出口側口金3へ通り抜けるガス流量を計測する
ためのダイヤフラムなどの計量部4と、計量部4に取り
付けた永久磁石でガスの流れを検知する感磁性のリード
スイッチなどの流量センサ5と、流量センサ5の信号を
監視してガスの流量パターンから異常を判別し遮断弁6
を駆動してガスを遮断する制御部7などから構成され
る。また制御部7にはシステム電源である電池8や、地
震を検出する感震器9、ガス漏れを検知するガス警報器
10、テスト遮断操作を行うための感磁性のリードスイ
ッチなどのテストスイッチ11などが接続され、また遮
断弁6を駆動してガスを遮断した時などに遮断事由を表
示するための表示部12などが接続されている。また、
テストスイッチ11から入力回数検出部13やオン時間
測定部14、オフ時間測定部15を介して入力された信
号によりテストスイッチ判定部16が判定した信号にも
とづき制御部7が遮断弁6を駆動してガスを遮断する。
【0013】上記構成において、ガスメータ本体1の入
口側口金2から出口側口金3へ通り抜けるガス流量が一
定体積分、ダイヤフラムなどの計量部4を動かし、計量
部4に取り付けた永久磁石によってガスの流れを検知す
る感磁性のリードスイッチなどの流量センサ5がオン・
オフする。制御部7は流量センサ5の信号から単位時間
当たりの流量の算出、ガス種メータ号数別係数による補
正演算、流量の増減判定、増減ロジックによる個別流量
の推定、流量テーブルへの個別流量登録などをおこな
い、この制御部7はマイクロコンピュータで実現でき
る。制御部7はこれらのガス流量の大きさや流量の継続
時間といった流量パターンが正常時に比べて異常となっ
た場合、遮断弁6を駆動してガスの元で流れを止める。
この弁遮断の際、遮断事由を表示部12の点滅のパター
ンによって表示する。例えば、合計流量オーバー遮断の
場合には表示部12の右端のLED1個のみ点滅させ、
警報器遮断の場合には表示部12の真ん中と右端のLE
Dを交互に点滅させることができる。また、電池8はガ
ス遮断制御装置に供給する電源でリチウム電池で実現で
きる。感震器9は震度5(200gal)以上の地震発
生時に信号を出力するものである。ガス警報器10はガ
ス漏れを検出した時に信号を発生するものである。
【0014】テストスイッチ11は、ガス遮断制御装置
の動作確認のためのスイッチで、遮断弁6をテスト遮断
することができる。テストスイッチ判定部16はテスト
スイッチ11からの信号を受けスイッチの回数をカウン
トする入力回数検出部13やスイッチのオン時間を測定
するオン時間測定部14、スイッチのオフ時間を測定す
るオフ時間測定部15を介して入力された信号によりス
イッチのオン回数やオン・オフのタイミングよりスイッ
チの有効、無効を判定して、テスト遮断を制御する。
【0015】次に上記構成の動作を図2のフローチャー
トを用いて説明する。テストスイッチがオンされると、
まず入力回数検出部の入力回数をクリアし、オン時間測
定部がオン時間の計測を開始する。次に、テストスイッ
チがオフになるまでオン時間の計測を継続し、スイッチ
がオフになった時点で入力回数検出部の入力回数を更新
し、オン時間の計測を終了する。オン時間が所定の時間
幅T1とT2の範囲に入っていない場合は、スイッチ信
号は無効なので処理を終了する。
【0016】オン時間が所定の時間幅T1とT2の範囲
に入っている場合は、次にスイッチ入力回数が所定の回
数に達しているかを判定し、達していない場合はオフ時
間の計測を開始する。オフ時間の計測を開始して、スイ
ッチがオンになった時点で、オン時間の計測を終了し、
オフ時間が所定の時間幅T3とT4の範囲に入っていな
い場合は、スイッチ信号は無効なので処理を終了する。
オフ時間が所定の時間幅T3とT4の範囲に入っている
場合は、次にオン時間の計測を開始する。このようにし
て、スイッチのオン時間、オフ時間を交互に計測すると
ともに、スイッチ入力回数が所定の回数に達しているか
を判定し、達した場合にテストスイッチが有効となり、
テスト遮断を行う。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のガス遮断制御装置によれば次の効果が得られる。
【0018】請求項1記載の発明は、テストスイッチの
オン回数を計数して所定回数に達したならばテストスイ
ッチを有効とみなして本来のテスト遮断を行うことによ
り、いたずらなどで故意に磁石をテストスイッチに近づ
けても所定回数の操作をしない限り弁は遮断しない。ま
た、テストスイッチの近傍を強力な磁石が通過したとし
ても簡単には誤遮断しないため、安心して使用すること
ができる。
【0019】また、請求項2記載の発明は、テストスイ
ッチのオン回数を計数し所定の回数の操作が行われたか
を検出するとともに、テストスイッチのオン時間および
オフ時間を計測しオン時間およびオフ時間が所定の範囲
に入っていかどうかを判別することによって、所定のタ
イミングで所定の回数の操作をしない限り有効とならな
い。従って、いたずらなどで故意に磁石をテストスイッ
チに近づけても弁は遮断しない。また、テストスイッチ
の近傍を強力な磁石が通過したとしても簡単には誤遮断
しないため、安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガス遮断制御装置の
構成図
【図2】同装置におけるフローチャート
【図3】従来のガス遮断制御装置の構成図
【図4】同装置を内蔵したガスメータの外観図
【符号の説明】
1 ガスメータ本体 4 計量部 5 流量センサ 6 遮断弁 7 制御部 8 電池 9 感震器 10 ガス警報器 11 表示部 12 テストスイッチ 13 入力回数検出部 14 オン時間計測部 15 オフ時間計測部 16 テストスイッチ判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス流路に設けた流量センサと、ガス流路
    を遮断する遮断弁と、前記遮断弁のテスト動作を行うテ
    ストスイッチと、前記テストスイッチの入力回数を検出
    する入力回数検出部と、周囲の空気を吸入してガス漏れ
    を検出しガス漏れ信号を出力するガス警報器と、地震を
    検知して感震信号を出力する感震器と、前記流量センサ
    からの信号または前記ガス警報器または前記感震器また
    は前記入力回数検出部からの信号を受けて前記遮断弁を
    制御する制御部と、前記遮断弁の遮断事由を表示する表
    示手段を有した表示部とを備えたガス遮断制御装置。
  2. 【請求項2】テストスイッチのオン時間を計測するオン
    時間計測部と、前記テストスイッチのオフ時間を計測す
    るオフ時間計測部と、入力回数検出部および前記オン時
    間計測部、前記オフ時間計測部からの信号を入力して遮
    断弁の信号を出力するテストスイッチ判定部と、前記テ
    ストスイッチ判定部からの信号を受けて前記遮断弁を制
    御する制御部とを備えた請求項1記載のガス遮断制御装
    置。
JP16663298A 1998-06-15 1998-06-15 ガス遮断制御装置 Pending JP2000002577A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350210A (ja) * 2001-05-30 2002-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置用の設定器装置
CN112414699A (zh) * 2020-11-03 2021-02-26 广州东部发展燃气有限公司 一种燃气泄露检测装置及方法

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