JP2000002505A - ポジショナの補償方法および補償装置 - Google Patents

ポジショナの補償方法および補償装置

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JP2000002505A
JP2000002505A JP10437499A JP10437499A JP2000002505A JP 2000002505 A JP2000002505 A JP 2000002505A JP 10437499 A JP10437499 A JP 10437499A JP 10437499 A JP10437499 A JP 10437499A JP 2000002505 A JP2000002505 A JP 2000002505A
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temperature
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compensation
positioner
position sensor
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Kenji Irokawa
賢治 色川
Yasushi Watanabe
靖 渡辺
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SMC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】位置センサの温度補償回路、直線性補償回路を
不要とし、製造コストを低廉化することが可能なポジシ
ョナの補償方法および補償装置を提供する。 【解決手段】ポジショナ10から出力される制御信号に
基づいて駆動されるアクチュエータ30の出力軸の変位
量を検出した位置センサ28の出力は、温度センサ16
によって測定された温度tに基づいて決定される傾き
a、切片bの一次式によって温度補償演算がなされて、
温度補償された出力データが得られる。この温度補償さ
れた出力データは、該温度補償された出力データに基づ
いて決定される傾きc、切片dの一次式によって位置セ
ンサの非直線性を補償する直線性補償演算がなされて、
非直線性が補償された直線性補償出力データが得られ
る。この直線性補償出力データに基づいてアクチュエー
タ30が駆動制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポジショナから出
力される制御信号に基づいて駆動される被制御機器の移
動部の変位量を検出する位置センサの温度特性および非
直線性を補正し、誤差の少ない出力を得ることが可能な
ポジショナの補償方法および補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ダイアフラムモータ、シリン
ダ等の圧力流体機器を制御するためにポジショナが使用
されている。このポジショナは、例えば、電気信号、空
気圧信号等による制御指令である入力信号と、ダイアフ
ラムモータの出力軸の変位位置、シリンダのピストンの
変位位置等を検出する位置センサの出力信号との差信号
に基づいて圧力流体を制御し、前記ダイアフラムモータ
の出力軸、前記ピストン等を所定の位置に変位させるも
のである。この場合、位置センサにMR素子(磁気抵抗
効果素子)等を使用すると、摺動部がないために位置セ
ンサの寿命が長くなり、また、出力信号にノイズがな
く、分解能が高くなるため、精度の高い制御が可能とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MR素
子等の位置センサの出力信号は、環境温度に大きく依存
し、また、前記回転軸の回転角度、前記ピストンの変位
位置等に対して非直線性の出力特性を有するため、温度
補償回路および直線性補償回路が必要となり、ポジショ
ナの製造コストが高騰するという問題があった。
【0004】一方、特開平6−207601号公報に
は、「電−空変換装置の校正方法」が開示されている。
この方法によれば、校正のシーケンスで、複数設定され
た温度に対する電気信号入力の補正値を求めてメモリに
格納し、次の補償シーケンスで、温度を測定し、このと
きの温度に対する電気信号入力のアクティブ補正値を求
めてメモリに格納し、動作シーケンスで、前記電気信号
入力を前記アクティブ補正値により補正し、この補正さ
れた電気信号入力を使って電−空変換装置を動作させ
る。また、線形化方法は、先ず、ポジショナフィードバ
ックリンケージを基準値に変位させてフィードバックポ
ジションセンサからポジションフィードバック値を読み
取り、次に、ポジショナ入力を変化させ、ポジショナフ
ィードバックリンケージの非直線性に合わせてポジショ
ンフィードバック線形化基準値を求めてメモリに格納す
る。
【0005】ところが、この方法では、使用される全て
の温度および全てのポジショナ入力にわたる種々のポイ
ントにおける補償値がメモリに格納されるため、データ
の数が膨大となり、大容量のメモリが必要となる問題が
ある。
【0006】本発明は前記の課題を解決すべくなされた
ものであって、位置センサの温度補償回路、直線性補償
回路を不要とし、メモリの容量を節約して製造コストを
低廉化することが可能なポジショナの補償方法および補
償装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のポジショナの補
償方法は、ポジショナから出力される制御信号に基づい
て駆動される被制御機器の移動部の変位量を位置センサ
により検出し、位置センサ出力データを得る工程と、温
度センサにより前記ポジショナの温度を検出する工程
と、前記温度センサにより検出された温度に対応して決
められた関数を用いて前記位置センサ出力データを温度
補償し、温度補償された出力データを得る工程と、前記
温度補償された出力データに対応して決められた関数を
用いて前記温度補償された出力データの非直線性を補償
し、非直線性が補償された出力データを得る工程と、を
有することを特徴とする。
【0008】本発明のポジショナの補償装置は、ポジシ
ョナから出力される制御信号に基づいて駆動される被制
御機器の移動部の変位量を検出する位置センサと、前記
ポジショナの温度を検出する温度センサと、前記温度セ
ンサにより検出された温度に対応して決められた温度補
償関数を用いて前記位置センサ出力データを温度補償
し、温度補償された出力データを求める温度補償演算手
段と、前記温度補償演算手段によって求められた温度補
償された出力データに対応して決められた直線性補償関
数を用いて前記温度補償された出力データの非直線性を
補償し、非直線性が補償された出力データを求める直線
性補償演算部と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明のポジショナの補償方法および補償
装置によれば、ポジショナから出力される制御信号に基
づいて駆動される被制御機器の移動部の変位量が位置セ
ンサにより検出されて、位置センサから位置センサ出力
データが得られ、温度センサにより前記ポジショナの温
度が検出されて、前記温度センサにより検出された温度
に対応して決められた関数を用いて前記位置センサ出力
データが温度補償されて温度補償された出力データが得
られて、前記温度補償された出力データに対応して決め
られた関数を用いて前記温度補償された出力データの非
直線性が補償された出力データが得られる。
【0010】したがって、本発明のポジショナの補償方
法および補償装置によれば、温度補償回路、直線性補償
回路を用いることがなく、位置センサ出力に温度補償お
よび直線性補償が施される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るポジショナの補償方
法および補償装置について、好適な実施の形態を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0012】図1および図2において、参照符号10
は、本実施の形態に係る補償方法および補償装置に使用
されるポジショナを示す。この実施例では圧力流体機器
がシリンダであって、該シリンダのピストンがポジショ
ナ10によって駆動される場合を例示している。なお、
以下の説明においては、シリンダをアクチュエータとも
記している。
【0013】このポジショナ10はケーシング12を有
し、ケーシング12の内部にはプリント基板14が配設
される。プリント基板14には温度センサ16、表示器
22、複数のスイッチ24等が設けられる。前記ケーシ
ング12にはフィードバックシャフト26が軸支され、
フィードバックシャフト26の一端部には位置センサ2
8が連結される。また、フィードバックシャフト26の
他端部には、このポジショナ10によって制御されるア
クチュエータ30の変位を回転に変換した回転軸(以
下、単にアクチュエータ30の回転軸とも記す)32が
連結される。
【0014】位置センサ28は、図3に示すように、ケ
ーシング34を有し、このケーシング34にはフィード
バックシャフト26に連結されるセンサシャフト36が
回転自在に挿通する。このセンサシャフト36の一端部
には断面略半円形状の磁石38が固着される。前記ケー
シング34の内部にはスタッド40を介して基板42が
固定され、基板42には磁石38に対向してMR素子4
4a、44bが固着される。MR素子44a、44b
は、図4に示すように、それぞれ半円弧状に形成され、
センサシャフト36の軸芯を中心に配設される。MR素
子44a、44bの一方の端子は入力端子45a、45
bとして形成され、他方の端子は互いに接続されて出力
端子47として形成されて、いわゆるポテンショメータ
接続される。
【0015】前記ケーシング12には圧縮空気供給源か
ら出力される圧縮空気が導入される供給路46、この供
給路46に供給される圧縮空気を制御信号に基づいて制
御し、この制御された圧縮空気をアクチュエータ30に
供給するための入出路48、50が形成され、供給路4
6、入出路48、50にはそれぞれ圧力計52a乃至5
2cが設けられる。また、ケーシング12にはプリント
基板14に接続されたケーブルコネクタ54が配設され
る。
【0016】次に、このポジショナ10について、図5
のブロック図を参照して説明する。
【0017】ポジショナ10のプリント基板14には演
算部として機能するCPU56が設けられる。該CPU
56にはケーブルコネクタ54に調節器から出力される
制御指令信号が入力信号として供給される。また、CP
U56には不揮発性メモリ58が接続される。CPU5
6の出力は電空変換部60に入力される。該電空変換部
60は圧縮空気供給源62から供給路46を通じて供給
される圧縮空気の圧力をCPU56からの出力信号に対
応する圧力に変換して入出力路48、50を通じてアク
チュエータ30に供給する。
【0018】前記圧力に基づいて駆動されるアクチュエ
ータ30の回転軸32の回転角度は前記位置センサ28
によって電気信号に変換され、この電気信号はオペアン
プ64によって増幅される。この信号は入力側にアナロ
グマルチプレクサ68を備えたA/D変換器66によっ
てデジタル信号に変換されてCPU56に入力される。
また、A/D変換器66は温度センサ16の出力信号を
デジタル信号に変換してCPU56に入力する。
【0019】CPU56は位置センサ28の温度特性を
補償するための温度補償演算部561と位置センサ28
の非直線性を補償するための直線性補償演算部562と
を機能的に備え、アナログマルチプレクサ68を制御し
てオペアンプ64にて増幅された位置センサ28の出力
信号をA/D変換器66に導いてA/D変換し、次いで
温度センサ16の出力信号をA/D変換器66に導いて
A/D変換して、不揮発性メモリ58のデータを参照し
て温度補償演算部561にて位置センサ28の出力信号
の温度補償を行い、不揮発性メモリ58のデータを参照
して、温度補償された位置センサ28の出力信号の非直
線性を直線性補償演算部562にて直線性特性に補償し
て温度補償および非直線性が補償された位置センサの出
力信号とする。
【0020】前記ポジショナ10は、以上のように構成
されるものであり、次に、本実施の形態に係るポジショ
ナ10の補償方法および補償装置による補償について説
明する。
【0021】位置センサ28の入力端子45aと45b
には所定の電圧が印加されている(図4参照)。アクチ
ュエータ30の回転軸32が基準の位置(このときの回
転角度を0°とする。)にあるとき、磁石38がMR素
子44aと44bに対して対称な位置に設定されるもの
とする。このとき、MR素子44aと44bとの抵抗値
は等しくなる。このため、出力端子47には入力端子4
5aと45bに印加された電圧の1/2の電圧が出力さ
れる。
【0022】アクチュエータ30の回転軸32が回転す
ると、図4に示すように、磁石38のMR素子44a、
44bに対する位置関係が非対称となる。このとき、M
R素子44aと44bに対する磁界の強さが変化し、M
R素子44a、44bの抵抗値が変化する。このため、
出力端子47の電圧が変化する。
【0023】この出力端子47の電圧はオペアンプ64
にて増幅され、アナログマルチプレクサ68を介してA
/D変換器66に入力されA/D変換器66によりデジ
タル値に変換され、CPU56において、位置センサ出
力データX1 として検出される。同様に、温度センサ1
6の出力はアナログマルチプレクサ68を介してA/D
変換器66に入力されA/D変換器66によりデジタル
値に変換されてCPU56に入力されることにより、温
度センサ16の該出力に基づき、CPU56により温度
tが実質的に検知される。
【0024】ここで、位置センサ出力データX1 は、図
6の曲線70、72に示すように、温度依存性があり、
また、図7の曲線74に示すように、回転角度に対して
非直線性を有している。そこで、位置センサ出力データ
1 に対して温度補償および直線性補償を行う。
【0025】先ず、基準温度25℃における位置センサ
出力データX1 となるように一次式で近似した温度補償
関数f1(X1 )のパラメータである傾きaと切片bを
決定する。この傾きa、切片bは、表1および図8に示
すように、MR素子44a、44b毎に測定して不揮発
性メモリ58に記憶されており、所定の温度範囲毎に一
次式を用いて求める。
【0026】
【表1】
【0027】例えば、温度tが12℃の場合、表1から
t=10℃のときの傾き a(10)=1.0032 …(1) と、t=15℃のときの傾き a(15)=1.0000 …(2) とを結ぶ直線78(図8参照)から、傾きaの一次式 a(t)=(a(15)−a(10))/(15−10)×(t−10) +a(10) =−0.00064t+1.0096 …(3) を求める。
【0028】この(3)式に温度t=12℃を代入する
と、このときの傾き a(12)=1.00192 …(4) が求められる。
【0029】また、切片bについても、同様に、表1か
らt=10℃のときの切片 b(10)=−0.1584 …(5) と、t=15℃のときの切片 b(15)=0.0030 …(6) とを結ぶ直線80(図8参照)から、切片bの一次式 b(t)=(b(15)−b(10))/(15−10)×(t−10) +b(10) =0.03228t−0.4812 …(7) を求める。
【0030】この(7)式に温度t=12℃を代入する
と、 b(12)=−0.09384 …(8) が求められる。
【0031】このようにして求められた傾きaと切片b
を温度補償関数f1(X1 )のパラメータとし、温度補
償出力データX2 を求める。すなわち、 X2 =f1(X1 )=a(t)×X1 +b(t) =1.00192×X1 −0.09384 …(9) となる。
【0032】この場合、温度補償出力データX2 は、図
6中、直線82、84、86に示すように、基準温度2
5℃を基準として温度補償されているが、その直線性は
補償されていない。
【0033】そこで、次に、この温度補償出力データX
2 に対して直線性補償を行う。この場合、先ず、一次式
で近似した直線性補償関数f2(X2 )のパラメータで
ある傾きcと切片dとを決定する。この傾きc、切片d
は、表2および図9に示すように、MR素子44a、4
4b毎に測定して不揮発性メモリ58に記憶されてお
り、所定の温度補償出力データX2 毎に一次式を用いて
求める。
【0034】
【表2】
【0035】例えば、温度t=12℃において位置セン
サ出力データX1 =60[%Vin]の場合、これを
(9)式に代入して、 X2 =f1(60) =1.00192×60−0.09384 =60.02136 …(10) が得られる。
【0036】そこで、この温度補償出力データX2 から
表2を参照して傾きc=0.97297、切片d=1.
28622が得られる。この傾きcと切片dを直線性補
償関数f2(X2 )に代入し、直線性補償出力データX
3 を求める。すなわち、 X3 =f2(X2 )=c×X2 +d =0.97297×X2 +1.28622 …(11) となる。
【0037】この(11)式に(10)式で求めた温度
補償出力データX2 =60.02136を代入すると、 X3 =f2(60)=59.6851820264 が求められる。
【0038】このようにして得られた直線性補償出力デ
ータX3 は、図7中、直線90に示すように、回転角度
に対して直線的に変化する。
【0039】このようにして温度補償がなされたうえ、
直線性補償がなされる。この直線性補償がなされたデー
タを直線性補償出力データX3 と記している。
【0040】そして、CPU56では、さらにこの直線
性補償出力データX3 と、ケーブルコネクタ54から入
力された目標値データとの差を演算し、この差の値にP
ID制御等の制御演算を施して電空変換部60に制御出
力として出力する。この電空変換部60では圧縮空気供
給源62から供給される圧縮空気を前記制御出力に対応
してアクチュエータ30に導入し、またはアクチュエー
タ30から圧縮空気を排出する。このため、アクチュエ
ータ30が作動し、回転軸32が目標値データに一致す
るように回転する。
【0041】位置センサ28は、再びこの回転軸32の
回転角度を測定し、前述のように温度補償および直線性
補償を施して制御に供される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るポジ
ショナの補償方法および補償装置によれば、位置センサ
の出力に対して演算により温度補償、直線性補償が施さ
れるため、温度補償回路、直線性補償回路が不要とな
り、ポジショナの製造コストを低廉化することが可能と
なる。また、位置センサの出力データの精度が向上する
ため、このポジショナによって精度の高い制御が可能と
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る補償方法に使用され
るポジショナを示す横断面図である。
【図2】図1のポジショナを示す縦断面図である。
【図3】図1のポジショナに使用される位置センサを示
す縦断面図である。
【図4】図3の位置センサを示す回路図である。
【図5】図1のポジショナを示すブロック図である。
【図6】位置センサの温度と出力信号データおよび温度
補償出力データとの関係を示すグラフである。
【図7】位置センサの角度と温度補償出力データおよび
直線性補償出力データの関係を示すグラフである。
【図8】位置センサの温度と温度補償関数の傾きおよび
切片の関係を示すグラフである。
【図9】位置センサの角度と直線性補償関数の傾きおよ
び切片の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…ポジショナ 16…温度センサ 28…位置センサ 30…アクチュエー
タ 32…回転軸 38…磁石 44a、44b…MR素子 56…CPU 58…不揮発性メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポジショナから出力される制御信号に基づ
    いて駆動される被制御機器の移動部の変位量を位置セン
    サにより検出し、位置センサ出力データを得る工程と、 温度センサにより前記ポジショナの温度を検出する工程
    と、 前記温度センサにより検出された温度に対応して決めら
    れた関数を用いて前記位置センサ出力データを温度補償
    し、温度補償された出力データを得る工程と、 前記温度補償された出力データに対応して決められた関
    数を用いて前記温度補償された出力データの非直線性を
    補償し、非直線性が補償された出力データを得る工程
    と、 を有することを特徴とするポジショナの補償方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のポジショナの補償方法にお
    いて、 前記温度に対応して決められた関数は、位置センサ出力
    データの一次式で設定され、前記一次式で形成される直
    線の傾きと切片が前記温度に対応して設定されることを
    特徴とするポジショナの補償方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のポジショナの補償方法にお
    いて、 前記温度補償出力データに対応して決められた関数は、
    位置センサ出力データの一次式で設定され、前記一次式
    で形成される直線の傾きと切片が前記温度補償出力デー
    タに対応して設定されることを特徴とするポジショナの
    補償方法。
  4. 【請求項4】ポジショナから出力される制御信号に基づ
    いて駆動される被制御機器の移動部の変位量を検出する
    位置センサと、 前記ポジショナの温度を検出する温度センサと、 前記温度センサにより検出された温度に対応して決めら
    れた温度補償関数を用いて前記位置センサ出力データを
    温度補償し、温度補償された出力データを求める温度補
    償演算手段と、 前記温度補償演算手段によって求められた温度補償され
    た出力データに対応して決められた直線性補償関数を用
    いて前記温度補償された出力データの非直線性を補償
    し、非直線性が補償された出力データを求める直線性補
    償演算部と、 を有することを特徴とするポジショナの補償装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のポジショナの補償装置にお
    いて、 位置センサは、直列接続された第1および第2の磁気抵
    抗素子と、前記移動部の変位に基づき第1および/また
    は第2磁気抵抗素子に対向して移動する磁石とを備え、
    第1の磁気抵抗素子と第2の磁気抵抗素子との共通接続
    点から出力を得ることを特徴とするポジショナの補償装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のポジショナの補償装置にお
    いて、 温度補償演算手段は、 温度に対応して決められた温度補償関数を位置センサ出
    力データの一次式として、該一次式で形成される直線の
    傾きと切片を前記温度に対して予め格納した記憶手段
    と、 該記憶手段に格納された傾きと切片とを温度センサによ
    って検出された温度を参照して読み出し、読み出された
    傾きと切片とに基づいて温度補償出力データを求める温
    度補償演算部とを備えたことを特徴とするポジショナの
    補償装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載のポジショナの補償装置にお
    いて、 直線性補償演算手段は、 温度補償された出力データに対応して決められた直線性
    補償関数を温度補償出力データの一次式として、該一次
    式で形成される直線の傾きと切片が位置センサから出力
    された位置センサ出力データと温度補償出力データに対
    して予め格納した記憶手段と、 該記憶手段に格納された傾きと切片とを位置センサから
    出力された位置センサ出力データと温度補償出力データ
    を参照して読み出し、読み出された傾きと切片とに基づ
    いて位置センサの非直線性が補償された出力データを求
    める直線性補償演算部とを備えたことを特徴とするポジ
    ショナの補償装置。
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