JP2000002014A - 耐火性制震壁 - Google Patents

耐火性制震壁

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JP2000002014A JP16738498A JP16738498A JP2000002014A JP 2000002014 A JP2000002014 A JP 2000002014A JP 16738498 A JP16738498 A JP 16738498A JP 16738498 A JP16738498 A JP 16738498A JP 2000002014 A JP2000002014 A JP 2000002014A
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雅良 池永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐火性に優れてしかも設置が容易な好ましい
制震壁を提供する。 【解決手段】 制震壁1は、建物の上部躯体としての例
えば上階の床2から垂下させるための内壁3と、内壁3
を取り囲んで建物の下部躯体としての例えば下階の床4
に立設させるための外壁5と、内壁3と外壁5との間の
隙間6に配された粘性体、例えばブタン系の高分子粘性
体からなる粘性体7と、内壁3及び外壁5を取り囲んで
配された耐火壁8とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物等を地震の被
害から防止するために、建物等に加わる地震エネルギを
効果的に吸収する制震壁、特に耐火性の制震壁に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の制震壁として
は、粘性剪断抵抗を用いたのものが知られており、これ
は、通常、建物内の上部躯体から垂下される内壁と、こ
の内壁を取り囲んで下部躯体に立設される外壁と、内壁
と外壁との間の隙間に配された粘性体、好ましくは高粘
性体とを具備している。
【0003】ところで、かかる制震壁には、事務所ビ
ル、戸建住宅等の建築物内に設置されるために火災にお
ける耐火性が通常要求されるが、この耐火性に優れてし
かも設置が容易な好ましい制震壁は未だ提案されていな
いの実状である。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、耐火性に優れてし
かも設置が容易な好ましい制震壁を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の耐火性制震壁は、上部躯体から垂下させるための内壁
と、この内壁を取り囲んで下部躯体に立設させるための
外壁と、内壁と外壁との間の隙間に配された粘性体と、
内壁及び外壁を取り囲んで配された耐火壁とを具備して
おり、耐火壁は、上部躯体側に設けられる上部耐火壁部
と、下部躯体側に設けられる下部耐火壁部とを具備して
おり、下部耐火壁部は、その上部で上部耐火壁部の下部
に密接されており、且つ上部耐火壁部に対して相対的に
可動となっている。
【0006】請求項1の耐火性制震壁によれば、内壁及
び外壁が耐火壁により取り囲まれているため、火災に際
して、内壁及び外壁、特に粘性体を収容する外壁が過度
に加熱されることがなく、而して、粘性体が発火するこ
と等を確実に防止し得る。そして、請求項1の耐火性制
震壁では、耐火壁が、上部躯体側に設けられる上部耐火
壁部と、下部躯体側に設けられる下部耐火壁部とを具備
し、下部耐火壁部が、その上部で上部耐火壁部の下部に
密接されて、且つ上部耐火壁部に対して相対的に可動と
なっているため、地震における上部躯体側に対する下部
躯体側の振動において、耐火壁が過度に歪んで損壊され
ることがなく、しかも、下部耐火壁部と上部耐火壁部と
の連結部位からの耐火壁で囲まれた空間内への火炎の回
り込みを好ましく防止できる。
【0007】本発明の請求項2に記載の耐火性制震壁で
は、請求項1の耐火性制震壁において、下部耐火壁部の
上部は、上部耐火壁部の下部に入れ子式に配されてい
る。
【0008】請求項2の耐火性制震壁によれば、下部耐
火壁部と上部耐火壁部との連結部位が入れ子式になって
いるため、地震における上部躯体側に対する下部躯体側
の振動において、上部耐火壁部の下部が下部耐火壁部の
上部から外れ難く、而して、下部耐火壁部と上部耐火壁
部との連結部位に隙間が生じ難く、耐火壁で囲まれた空
間内と外部とを所望に隔離し得る。ここで、下部耐火壁
部の上部を、上部耐火壁部の下部内部に入れ子式に配し
てもよく、これに代えて、上部耐火壁部の下部を、下部
耐火壁部の上部内部に入れ子式に配してもよい。
【0009】本発明の請求項3に記載の耐火性制震壁で
は、請求項1又は2の耐火性制震壁において、上部耐火
壁部は、下部耐火壁部を上部耐火壁部に対して相対的に
可動とすべく、柔軟性を有した部材からなっている。
【0010】本発明の請求項4に記載の耐火性制震壁で
は、請求項1から3のいずれかの耐火性制震壁におい
て、上部耐火壁部は、セラミックファイバー等の耐火材
からなるブランケットで形成されている。また、本発明
の請求項5に記載の耐火性制震壁では、請求項4の耐火
性制震壁において、ブランケットは、金網に包まれてい
る。
【0011】請求項4又は5の耐火性制震壁によれば、
耐火性が向上されて、しかも、施工の容易化を図ること
ができる。
【0012】本発明の請求項6に記載の耐火性制震壁で
は、請求項1から5のいずれかの耐火性制震壁におい
て、外壁は、互いに並置されて対面する広幅側壁部と、
この広幅側壁部に一体化されて、互いに並置されて対面
する狭幅側壁部とを具備しており、耐火壁は、少なくと
も広幅側壁部に対して所定幅の断熱空間をもって配され
ている。
【0013】請求項6の耐火性制震壁では、最も火炎に
曝されやすい側の耐火壁と広幅側壁部との間に断熱空間
が設けられているため、粘性体を収容する外壁の加熱を
更に効果的に防止し得る。
【0014】本発明の請求項7に記載の耐火性制震壁で
は、請求項6の耐火性制震壁において、断熱空間には、
当該断熱空間を維持するためのスペーサが配されてい
る。
【0015】本発明の請求項8に記載の耐火性制震壁で
は、請求項6又は7に記載の耐火性制震壁において、外
壁は、広幅側壁部及び狭幅側壁部の下端部が固着されて
いると共に、下部躯体に固着される底壁部を更に具備し
ており、耐火壁の下部は、底壁部の周囲に密に固着され
ている。請求項8の耐火性制震壁では、耐火壁で囲まれ
た下部空間が密封されるため、下方からの当該空間内へ
の火炎の回り込みを防止できる。
【0016】本発明の請求項9に記載の耐火性制震壁で
は、請求項1から8のいずれかの耐火性制震壁内壁にお
いて、内壁は、上部躯体に固着される鍔部と、この鍔部
から垂下されて、外壁に取り囲まれた垂下部とを具備し
ており、耐火壁の上部は、鍔部の周囲に密に固着されて
いる。請求項9の耐火性制震壁では、請求項8の耐火性
制震壁と同様に、耐火壁で囲まれた上部空間が密封され
るため、上方からの当該空間内への火炎の回り込みを効
果的に防止できる。
【0017】粘性体としては、ブタン系の高分子粘性体
であってもよいが、他のものからなる高粘性体であって
もよく、本発明では、特に難燃性にされた高粘性体が好
ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明を、その実施の形態を
示す図を参照して詳細に説明する。なお、本発明はこれ
ら実施の形態に何等限定されないのである。
【0019】図1から図5において、本例の制震壁1
は、建物の上部躯体としての例えば上階の床2から垂下
させるための内壁3と、内壁3を取り囲んで建物の下部
躯体としての例えば下階の床4に立設させるための外壁
5と、内壁3と外壁5との間の隙間6に配された粘性
体、例えばブタン系の高分子粘性体からなる粘性体7
と、内壁3及び外壁5を取り囲んで配された耐火壁8と
を具備している。
【0020】内壁3は、剛性の鋼板等からなる鍔部21
と、鍔部21に溶接等により一体的に固着された剛性の
鋼板等からなる垂下部としての抵抗板22と、多数の補
強用のリブ23とを具備しており、鍔部21において床
2に溶接又はボルト24等により固着されて用いられ
る。鍔部21と抵抗板22とは、溶接などによることな
しに、一体形成されていてもよい。
【0021】外壁5は、夫々上方に段部25を有して、
互いに対向した剛性の鋼板等からなる表裏の広幅側壁部
26及び27と、広幅側壁部26及び27に夫々溶接等
により一体的に固着された剛性の鋼板等からなる左右の
狭幅側壁部28及び29と、広幅側壁部26及び27並
びに狭幅側壁部28及び29の夫々に溶接等により一体
的に固着された剛性の鋼板等からなる底壁部30と、多
数の補強用のリブ31とを具備して、箱状に形成されて
いる。外壁5は、底壁部30において、床4に溶接又は
ボルト32等により固着されて用いられる。
【0022】内壁3の抵抗板22は、主に広幅側壁部2
6及び27に挟まれるようにして箱状体の外壁5内に挿
入されており、広幅側壁部26及び27と抵抗板22と
の間の隙間6は、狭幅の隙間35と、狭幅の隙間35に
連続して当該狭幅の隙間35の上に位置しており、上端
で外部に連通した幅広の隙間36と具備しており、粘性
体7の上面37は、幅広の隙間36に位置している。
【0023】耐火壁8は、床2側に設けられる上部耐火
壁部41と、床4側に設けられる下部耐火壁部42とを
具備しており、下部耐火壁部42の上部は、上部耐火壁
部41の下部の内部に入れ子式に配されている。
【0024】上部耐火壁部41は、互いに対向した表裏
の広幅側壁部43及び44と、広幅側壁部43及び44
に夫々一体形成された左右の狭幅側壁部45及び46と
を具備しており、上部耐火壁部41の上部及びその上面
は、鍔部21の周囲及び床2に密に固着されている。上
部耐火壁部41は、下部耐火壁部42を上部耐火壁部4
1に対して相対的に可動とすべく、柔軟性を有した部
材、本例では、セラミックファイバー等の耐火材からな
るブランケットで形成されており、このブランケットは
金網に包まれて配されている。ブランケットの表面を覆
うこの金網としては、線径0.5mmの鋼線を網目が亀
甲になるように、編まれたものを一例として示すことが
できる。
【0025】下部耐火壁部42は、互いに対向した表裏
の広幅側壁部52及び53と、広幅側壁部52及び53
に夫々一体形成された左右の狭幅側壁部54及び55と
を具備しており、下部耐火壁部42の下部及びその下面
は、底壁部30の周囲及び床4に密に固着されている。
広幅側壁部52及び53の夫々は、外壁5の広幅側壁部
26及び27と所定の幅の断熱空間56及び57をもっ
て配されており、下部耐火壁部42の上部の全外周面5
8は、上部耐火壁部41の下部の全外周面59に隙間な
く密接されている。全外周面58と全外周面59とは、
耐火性の接着剤により互いに接着されて密接されていて
もよいが、これに代えて、摺動自在に互いに密接されて
いてもよい。全外周面58と全外周面59とが互いに接
着されている場合には、上部耐火壁部41は、柔軟性を
有する上に、更に伸縮自在性を有した部材から形成され
ているとよい。本例の下部耐火壁部42は、圧縮成形さ
れたセラミックスファイバー製の板状体からなり、下部
耐火壁部42の厚み、即ち板状体の厚みとしては、例え
ば、50mmを一例として示すことができる。
【0026】断熱空間56及び57のぞれぞれには、当
該断熱空間56及び57を維持すべく、長尺のスペーサ
62が配されており、スペーサ62は、本例では、広幅
側壁部52及び53にボルト等により取り付けられてい
るが、これに代えて又はこれと共に、広幅側壁部26及
び27に取り付けてもよい。
【0027】耐火壁8の下部耐火壁部42は、その全体
が一体形成により形成されたものでもよいが、施工の容
易化のために、位置85において上下に複数に分割され
たものから構成されていてもよい。また、下部耐火壁部
42をしっかりと外壁5の周りに固定するために、下部
耐火壁部42の外側から複数のスタッド71を打ち込ん
で、スタッド71の先端を広幅側壁部26及び27に溶
接して、下部耐火壁部42をスタッド71を介して外壁
5に支持させるようにしてもよく、また、下部耐火壁部
42の配置後に、スタッド71を下部耐火壁部42に打
ち込む代わりに、一端にねじ部を有したスタッド71の
他端を予め下部耐火壁部42に溶接し、下部耐火壁部4
2の配置において、予め下部耐火壁部42に形成された
貫通孔にスタッド71の一端を通して、当該一端のねじ
部にナットを螺合させて、下部耐火壁部42をスタッド
71及びスタッド71のねじ部に螺合したナットを介し
て外壁5に支持させるようにしてもよい。
【0028】以上の制震壁1では、地震による下階の床
4に対する上階の床2の水平方向Hの相対的な振動にお
いて、抵抗板22も外壁5の広幅側壁部26及び27に
対して水平方向Hに相対的に移動される。抵抗板22の
広幅側壁部26及び27に対する水平方向Hの移動にお
いて、隙間6に配された粘性体7が粘性剪断されて、主
に隙間35に配された粘性体7の粘性剪断に基づく粘性
剪断抵抗により、この相対的な振動が減衰されることに
なる。
【0029】制震壁1では、耐火壁8が内壁3及び外壁
5を取り囲んで配されているため、制震壁1によって画
成された室内に火災が発生しても、耐火壁8により内壁
3及び外壁5が過度に加熱されることがない上に、火炎
が内壁3及び外壁5に及ぶことがなく、而して、粘性体
7が加熱して発火するという事態をも防ぎ得る。
【0030】なお、内壁3の抵抗板22は、一枚に限定
されず、複数枚であってもよく、この場合、外壁5は、
広幅側壁部26と27との間に、少なくとも一枚の中間
壁板部を具備しているとよい。また、上記制震壁1で
は、上部耐火壁部41を柔軟性を有した部材で形成し、
下部耐火壁部42を非柔軟性の板状体から形成したが、
これとは逆に、上部耐火壁部41を非柔軟性の板状体か
ら形成し、下部耐火壁部42を柔軟性を有した、ブラン
ケットのような部材で形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、内壁及び外壁を取り囲
んで配された耐火壁を具備しているため、耐火性に優れ
た好ましい制震壁を提供することができ、また、耐火壁
が、上部躯体側に設けられる上部耐火壁部と、下部躯体
側に設けられる下部耐火壁部とを具備し、下部耐火壁部
が、その上部で上部耐火壁部の下部に密接されて、且つ
上部耐火壁部に対して相対的に可動となっているため、
地震における上部躯体側に対する下部躯体側の振動にお
いて、耐火壁が過度に歪んで損壊されることがなく、し
かも、下部耐火壁部と上部耐火壁部との連結部位からの
耐火壁で囲まれた空間内への火炎の回り込みを好ましく
防止でき、しかも設置が容易な好ましい制震壁を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の図2に示すI−I
線断面図である。
【図2】図1に示す例のII−II線断面図である。
【図3】図1に示す例のIII−III線断面図であ
る。
【図4】図1の例の拡大説明図である。
【図5】図1に示す例の図3の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 制震壁 2 上階の床 3 内壁 4 下階の床 5 外壁 6 隙間 7 粘性体 8 耐火壁 41 上部耐火壁部 42 下部耐火壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池永 雅良 栃木県足利市羽刈町1000 オイレス工業株 式会社足利事業場内 (72)発明者 持丸 昌己 栃木県足利市羽刈町1000 オイレス工業株 式会社足利事業場内 Fターム(参考) 2E129 AA03 CA58 CB02 CB21 DD01 3J048 AA03 AB01 BE04 DA03 EA38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部躯体から垂下させるための内壁と、
    この内壁を取り囲んで下部躯体に立設させるための外壁
    と、内壁と外壁との間の隙間に配された粘性体と、内壁
    及び外壁を取り囲んで配された耐火壁とを具備してお
    り、耐火壁は、上部躯体側に設けられる上部耐火壁部
    と、下部躯体側に設けられる下部耐火壁部とを具備して
    おり、下部耐火壁部は、その上部で上部耐火壁部の下部
    に密接されており、且つ上部耐火壁部に対して相対的に
    可動となっている耐火性制震壁。
  2. 【請求項2】 下部耐火壁部の上部は、上部耐火壁部の
    下部に入れ子式に配されている請求項1に記載の耐火性
    制震壁。
  3. 【請求項3】 上部耐火壁部は、下部耐火壁部を上部耐
    火壁部に対して相対的に可動とすべく、柔軟性を有した
    部材からなっている請求項1又は2に記載の耐火性制震
    壁。
  4. 【請求項4】 上部耐火壁部は、セラミックファイバー
    等の耐火材からなるブランケットで形成されている請求
    項1から3のいずれか一項に記載の耐火性制震壁。
  5. 【請求項5】 ブランケットは、金網に包まれている請
    求項4に記載の耐火性制震壁。
  6. 【請求項6】 外壁は、互いに並置されて対面する広幅
    側壁部と、この広幅側壁部に一体化されて、互いに並置
    されて対面する狭幅側壁部とを具備しており、耐火壁
    は、少なくとも広幅側壁部に対して所定幅の断熱空間を
    もって配されている請求項1から5のいずれか一項に記
    載の耐火性制震壁。
  7. 【請求項7】 断熱空間には、当該断熱空間を維持する
    ためのスペーサが配されている請求項6に記載の耐火性
    制震壁。
  8. 【請求項8】 外壁は、広幅側壁部及び狭幅側壁部の下
    端部が固着されていると共に、下部躯体に固着される底
    壁部を更に具備しており、下部耐火壁部の下部は、底壁
    部の周囲に密に固着されている請求項6又は7に記載の
    耐火性制震壁。
  9. 【請求項9】 内壁は、上部躯体に固着される鍔部と、
    この鍔部から垂下されて、外壁に取り囲まれた垂下部と
    を具備しており、上部耐火壁部の上部は、鍔部の周囲に
    密に固着されている請求項1から8のいずれか一項に記
    載の耐火性制震壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107119828A (zh) * 2017-05-11 2017-09-01 王昆 粘滞钢板剪力墙及其安装方法
CN108204163A (zh) * 2018-03-02 2018-06-26 上海堃熠工程减震科技有限公司 主动加压式挤压摩擦复合铅阻尼器

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