JP2000001047A - 硬化剤を含有しているインクジェット用着色インクおよび記録要素 - Google Patents

硬化剤を含有しているインクジェット用着色インクおよび記録要素

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JP2000001047A JP11140101A JP14010199A JP2000001047A JP 2000001047 A JP2000001047 A JP 2000001047A JP 11140101 A JP11140101 A JP 11140101A JP 14010199 A JP14010199 A JP 14010199A JP 2000001047 A JP2000001047 A JP 2000001047A
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アードマン デビッド
Charles E Romano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゼラチンおよび架橋性ポリマーをコーティン
グされた紙およびフィルム上でのインクジェット用イン
クの耐水堅牢度、湿潤接着性、および画質を改良する。 【解決手段】 改良された耐久性を有する画像を提供す
るインクジェット用インク/受容体の組であって、a)
支持体上にあって、硬化剤を含有しているインク受容
層、並びにb)キャリア、顔料、および当該インク受容
層中の硬化剤と同じかまたは異なる硬化剤を含有してい
るインクジェット用インクから形成され、a)の上に付
着されている画像、を含んでなるインクジェット用イン
ク/受容体の組。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色剤として顔料
を利用するインクジェット印刷用途に有用な水性インク
の性能を高める方法および調合物に関する。明確には、
本発明は、着色インクおよびインク受容層(IRL)に
硬化剤を取り入れることに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット画像形成に用いられるイ
ンク調合物および方法は、液体インクの液滴を画素毎に
インク受容要素に適用することを含む。画像記録要素へ
のインク液滴の付着を制御して望ましい画像を得るため
に用いることのできる機構は非常にたくさんある。連続
インクジェットとして知られる1つの方法においては、
液滴の連続流れを帯電させ、画像記録要素の表面に画像
の通りに偏向させ、一方で、画像形成されなかった液滴
を捕獲し、インク溜に戻す。ドロップオンデマンド式イ
ンクジェットとして知られるもう1つの方法において
は、個々のインク液滴を必要に応じて画像記録要素に発
射して望ましい画像を形成させる。ドロップオンデマン
ド印刷においてインク液滴の発射を制御する一般的な方
法には、圧電変換器および熱バブル形成(thermal bubbl
e formation)が含まれる。
【0003】さまざまなインクジェットプリンターに使
用されているインクは、染料系または顔料系のいずれか
に分類することができる。染料は、キャリア媒体によっ
て分子的に分散または溶媒和される着色剤である。当該
キャリア媒体は室温において液体であっても固体であっ
てもよい。一般的に使用されているキャリア媒体は、水
または水と有機共溶媒との混合物である。各々の個々の
染料分子は当該キャリア媒体の分子に囲まれている。染
料系インクにおいては、顕微鏡下でも粒子がまったく観
察できない。染料系のインクジェット用インクの技術に
おいて多くの進歩が最近見られるけれども、このような
インクは普通紙における光学濃度が低く、耐光堅牢度が
不良であるなどの欠点を未だに有する。キャリア媒体と
して水を使用する場合には、このようなインクは一般に
耐水堅牢度も不良である。
【0004】顔料系インクは、これらの限界と取り組む
手段として人気を博してきた。顔料系インクにおいて
は、着色剤は離散粒子として存在する。これらの顔料粒
子は、通常は、当該顔料粒子を凝集および/または沈降
させないようにするのに役立つ分散剤または安定剤とし
て知られる添加剤によって処理される。顔料系インク
は、染料系インクとは異なるいくつかの欠点を有する。
1つの欠点は、顔料系インクが、特別なコーティングを
施された紙およびフィルム、例えばオーバーヘッドプロ
ジェクターによる頭上投映に使用される透明フィルム並
びに高品質な図形および画像の出力に使用される光沢紙
および不透明白色フィルムとさまざまな相互作用を起こ
すという所見に関する。特に、このことは、顔料系イン
クがコーティングを施された紙およびフィルムの表面の
全面に存在する画像形成領域を生ずる際に認められてき
た。この結果、乾燥接着性および湿潤接着性が不良な画
像を生じ、その結果、容易に汚れる画像を生ずる。
【0005】所有者が共通の、"Pigmented Ink Jet Ink
s Containing Aldehydes" と題され1997年4月28日に出
願されたMartin他の米国特許出願番号第08/847,858号、
および"Pigmented Ink Jet Inks Containing Olefins"
と題され1997年4月28日に出願されたMartin他の米国特
許出願番号第08/896,520号の各明細書には、アルデヒド
官能基、ブロックトアルデヒド官能基および活性オレフ
ィン系官能基を有する化合物を含有しているインクジェ
ット用インク調合物が開示されている。しかしながら、
これらの参考文献は、インク受容層(IRL)を処理し
て画像の耐水堅牢度を高める方法については教示はおろ
か言及すらされていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、着色インク
が1種以上の硬化剤を含有しており、インク受容層も1
種以上の硬化剤を含有している場合に、ゼラチンおよび
架橋性ポリマーをコーティングされた紙およびフィルム
上での耐水堅牢度、湿潤接着性、および画質が改良され
ることを開示する。硬化剤とは化学架橋を引き起こすい
ずれかの添加剤であると定義される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、改良された耐
久性を有する画像を提供するインクジェット用インク/
受容体の組であって、 a)支持体上にあって、硬化剤を含有しているインク受
容層、並びに b)キャリア、顔料、および当該インク受容層中の硬化
剤と同じかまたは異なる硬化剤を含有しているインクジ
ェット用インクから形成され、a)の上に付着されてい
る画像、を含んでなるインクジェット用インク/受容体
の組を開示する。
【0008】改良された耐久性を有するインクジェット
用インク画像の調製方法であって、 a)キャリア、顔料、および硬化剤を含有しているイン
クジェット用インクを用意し、 b)支持体上にあって、当該インク中の硬化剤と同じか
または異なる硬化剤を含有しているインク受容層を用意
し、そして c)当該インク受容層に当該インクを画像の通りに付着
させる、という工程を含むインクジェット用インク画像
の調製方法も提供される。
【0009】この方法は、添加剤を受容体中に取り入れ
ることによって画像形成された領域および画像形成され
ていない領域の両方で硬化が得られるという点で、添加
剤をインクのみの中に取り入れることに勝る利点を提供
する。そのうえ、インクのレイダウンとは無関係に、硬
化剤の量を正確に制御し、均一に分布させることができ
る。インク受容層に1種以上の硬化剤を添加することに
より、当該コーティングを架橋する。当該架橋された受
容体上になされる硬化剤を含有している着色インクの印
刷は、当該インク受容層に対する顔料の接着が向上して
いる。この方法は、優れた耐水堅牢度および湿潤接着性
を有する画像を生ずる。硬化剤を含有している着色イン
クによる印刷の前に当該インク受容層が架橋されていな
い場合には、当該画像の隅々にわたるコーティングを十
分に硬化させることができず、当該画像の低濃度領域に
おいて湿潤接着性の不良が認められることがある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、各々が1種以上の硬化
剤を含有しており、そのために優れた耐水堅牢度および
湿潤接着性を生ずる、組み合わせて使用されるインクジ
ェット用受容体および着色インクに関する。当該インク
受容層中の硬化剤には、無機硬化剤および有機硬化剤、
並びに無機硬化剤と有機硬化剤との組み合わせが含まれ
ていてもよい。当該着色インク中の硬化剤は1種以上の
有機化合物を含有していてもよい。
【0011】好ましい硬化剤には、ホルムアルデヒドお
よび2つ以上のアルデヒド官能基を含有している化合
物、例えばグリオキサール、グルタルアルデヒドなどが
含まれる。他の好ましい硬化剤には、ブロックトアルデ
ヒド官能基を含有している化合物、例えばテトラヒドロ
-4-ヒドロキシ -5-メチル -2(1H)-ピリミジノンポリマ
ー(Sequa SUNREZ(商標) 700)、無水グルコース1単
位:グリオキサール2単位からなるグリオキサールポリ
オール反応生成物を有するタイプのポリマー(Sequa Ch
emicals Inc.から得られるSEQUAREZ(商標) 755)、DM
E-メラミン非ホルムアルデヒド樹脂(例えばSequa Chem
icals Inc.から得られるSequa CPD3046-76)、2,3-ジヒ
ドロキシ -1,4-ジオキサン(DHD)などのタイプのア
ルデヒドが含まれる。ブロックト硬化剤は、通常は活性
硬化剤から誘導され、適当な条件下で活性化合物を放出
する物質である(The Theory of the Photographic Proc
ess,4th Edition, T.H. James, 1977, Macmillan Publi
shing Co., page 81)。すべては、着色インクおよび/
またはインク受容層中の有効成分の0.10〜 5.0重量%の
範囲にわたる濃度で用いられる。
【0012】他の好ましい硬化剤は、活性オレフィン系
官能基を含有している化合物、例えばビス-(ビニルスル
ホニル)-メタン(BVSM)、ビス-(ビニルスルホニル
メチル)-エーテル(BVSME)、1,3,5-トリアクリロ
イルヘキサヒドロ -s-トリアジンなどである。本発明の
関連においては、活性オレフィン系化合物とは、隣接す
る電子吸引性基によって活性化される、2つ以上のオレ
フィン系結合を有する化合物、とりわけ置換されていな
いビニル基であると規定する(The Theory of the Photo
graphic Process, 4th Edition, T.H. James, 1977, Ma
cmillan Publishing Co., page 82)。すべては、着色イ
ンクおよび/またはインク受容層中の有効成分の0.10〜
5.0重量%の範囲にわたる濃度で用いられる。
【0013】さらなる他の好ましい添加剤は無機硬化
剤、例えばアルミニウム塩(とりわけ硫酸塩、カリウム
ミョウバンおよびアンモニウムミョウバン)、炭酸アン
モニウムジルコニウム、クロム塩(例えば硫酸クロムお
よびクロムミョウバン)、および二酸化チタン、二酸化
ジルコニウムの塩などである。すべては、インク受容層
中の有効成分の0.10〜 5.0重量%の範囲にわたる濃度で
用いられる。無機硬化剤は、ゼラチン受容体において使
用するのが好ましい。
【0014】有機硬化剤と無機硬化剤との組み合わせを
使用してもよい。もっとも好ましいのは、硬化剤濃度の
合計が0.10〜 5.0重量%の範囲にわたるクロムミョウバ
ン(硫酸クロム(III) カリウム10水和物)または硫酸ア
ルミニウムと2,3-ジヒドロキシ -1,4-ジオキサン(DH
D)との組み合わせである。もっとも好ましいのは、硬
化剤濃度の合計がインク受容層中の有効成分の0.25〜
2.0重量%の範囲にわたる硫酸アルミニウムと2,3-ジヒ
ドロキシ -1,4-ジオキサン(DHD)との組み合わせで
ある。
【0015】硬化剤の他に、インク受容層は、さまざま
な量の、光沢、摩擦、および/または指紋耐性を制御す
る目的のための艶消剤、塗工性を改良し、乾燥されたコ
ーティングの表面張力を調整するための界面活性剤、酸
化防止剤、紫外線吸収化合物、光安定剤などを含有して
いてもよい。
【0016】一般に、インクジェット記録方式に有用な
インクは溶媒と着色剤との混合物を少なくとも含んでな
る。好ましい溶媒は脱イオン水であり、着色剤は顔料ま
たは染料のいずれかである。顔料は、一般に、改良され
た耐水堅牢度および耐光堅牢度を普通紙上で提供するた
め、染料よりも好ましいことが多い。
【0017】着色インクは以下の2工程で調製されるの
がもっとも一般的である。 1.受入れたままの顔料をその一次粒子の大きさにまで
解凝集させる顔料微粉砕工程、および 2.当該顔料微粉砕物を使用可能なインクに転化する希
釈工程。
【0018】インクジェット用着色インクの調製方法
は、顔料、安定剤または分散剤として知られる添加剤、
液体キャリア媒体、粉砕媒体、および他の任意の添加剤
(例えば界面活性剤および脱泡剤)をブレンドすること
を含む。次に、この顔料スラリーを、さまざまな器材、
例えばボールミル、媒体ミル、高速分散機、およびロー
ルミルを使用して微粉砕する。
【0019】本発明の実施においては、いずれの既知の
顔料も使用することができる。具体的にどの顔料を選択
するかは、プリンターおよび用途の特定の色再現および
画像安定性への要求に依存するであろう。インクジェッ
ト用インクに有用な顔料の一覧については、米国特許第
5,085,698号の明細書の第7欄第10行〜第8欄第48行を
参照されたい。
【0020】液体キャリア媒体も幅広く多様であっても
よく、やはりインクが企図されているインクジェットプ
リンターの性状に依存するであろう。水性インクを使用
するプリンターについては、水、または水と混和性の有
機共溶媒との混合物が好ましいキャリア媒体である。
【0021】分散剤は、微粉砕物中のもう1つの重要な
成分である。当該技術においては多くの既知の分散剤が
知られているけれども、最良の分散剤はキャリア媒体に
よって変わるであろうし、顔料によって異なるものであ
る。水性インクジェット用インクに好ましい分散剤に
は、ドデシル硫酸ナトリウム、アクリル系コポリマーお
よびスチレン−アクリル系コポリマー(例えば米国特許
第 5,085,698号および同第 5,172,133号の各明細書に開
示されているもの)、およびスルホン化されたスチレン
系のもの(例えば米国特許第 4,597,794号の明細書に開
示されているもの)が含まれる。本発明においてもっと
も好ましい分散剤はオレイルメチルタウリド(tauride)
の塩である。
【0022】希釈工程において、インクジェット用着色
インクに他の成分も添加されるのが一般的である。プリ
ントヘッドのオリフィスにおけるインクの乾燥または固
着を防ぎ、(とりわけ、基材が高度にサイジング処理を
施された紙である場合には)受容基材にインクが浸透す
るのを助けるためには、共溶媒(0〜20重量%)を添加
する。本発明のインクに好ましい共溶媒は、総合濃度が
5〜20重量%の範囲にわたるグリセロール、エチレング
リコール、プロピレン、2-メチル -2,4-ペンタンジオー
ル、ジエチレングリコール、およびそれらの混合物であ
る。
【0023】殺生剤(0.0001〜 1.0重量%)を添加し
て、経時によりインク中に生ずることがある好ましくな
い微生物の生育を防いでもよい。本発明のインクに好ま
しい殺生剤は、最終濃度が 0.005〜 0.5重量%のProxel
GXLTM(Zeneca Coloursから得られる1,2-ベンゾイソチ
アゾリン -3-オン)である。
【0024】インクジェット用インク中に任意に存在し
ていてもよいさらなる添加剤には、増粘剤、伝導性増強
剤、コーゲーション防止剤、乾燥剤、および脱泡剤が含
まれる。
【0025】本発明の関連においては、着色インクが1
種以上の硬化剤を含有していてもよい。インク受容層も
また、当該インク受容層を架橋する硬化剤を1種以上含
んでいてもよい。着色インクおよびインク受容層の両方
への硬化剤の添加の組み合わせにより、優れた耐水堅牢
度、湿潤接着性、および画質特性を有する画像を生ず
る。
【0026】上記に既に挙げられているものの他に、有
効な硬化剤である化合物を含有している他のアルデヒド
もまた本発明の実施に有用であると考えられる。有効な
硬化剤であることが知られている化合物の中には、3-ヒ
ドロキシブチルアルデヒド(米国特許第 2,059,817
号)、クロトンアルデヒド、グリオキサール〜アジパル
デヒドの範囲にわたるジアルデヒドの同族列、ジグリコ
ールアルデヒド(米国特許第 3,304,179号)、さまざま
な芳香族ジアルデヒド(米国特許第 3,565,632号および
同第 3,762,926号)、および高分子ジアルデヒド(例え
ばジアルデヒド澱粉および植物ゴムのジアルデヒド誘導
体)がある。もっとも好ましいのは、着色インクおよび
/またはインク受容層中の有効成分の0.10〜 5.0重量%
の範囲にわたる濃度のホルムアルデヒド、グルタルアル
デヒド、琥珀酸アルデヒド、およびグリオキサールであ
る。
【0027】同様に、本発明の関連において他の硬化剤
が有用であることもあると考えられる。有効な硬化剤で
あることが知られている化合物の中には、ブロックトア
ルデヒド(例えば2,3-ジヒドロキシ -1,4-ジオキサン
(DHD)およびその誘導体)、ジアルデヒドおよびヘ
ミアセタールの酢酸エステル、さまざまな重亜硫酸塩付
加物、2,5-ジメトキシテトラヒドロフラン、並びにホル
ムアルデヒドとさまざまな脂肪族または環状のアミド、
尿素、または窒素複素環との縮合から得られるN-メチロ
ール化合物がある。もっとも好ましいのは、着色インク
および/またはインク受容層中の有効成分の0.10〜 5.0
重量%の範囲にわたる濃度の2,3-ジヒドロキシ -1,4-ジ
オキサン(DHD)である。
【0028】有効な硬化剤である活性オレフィン系官能
基を有する化合物もまた本発明の実施に有用であると考
えられる。有効な硬化剤であることが知られている化合
物の中には、ジビニルケトン、レソルシノールビス (ビ
ニルスルホネート) (米国特許第 3,689,274号)、4,6-
ビス (ビニルスルホニル)-m-キシレン(米国特許第 2,9
94,611号)、ビス (ビニルスルホニルアルキル) エーテ
ルおよびアミン(米国特許第 3,642,486号および同第
3,490,911号)、1,3,5-トリス (ビニルスルホニル) ヘ
キサヒドロ -s-トリアジン、ジアクリルアミド(米国特
許第 3,635,718号)、1,3-ビス (アクリロイル) 尿素
(米国特許第 3,640,720号)、 N,N'-ビスマレイミド
(米国特許第 2,992,109号)、ビスイソマレイミド(米
国特許第 3,232,763号)、ビス (2-アセトキシエチル)
ケトン(米国特許第 3,360,372号)、および1,3,5-トリ
アクリロイルヘキサヒドロ -s-トリアジンがある。ビス
(2-アセトキシエチル) ケトンおよび3,8-ジオキソデカ
ン-1,10-ビス (過塩素酸ピリジニウム) のタイプの活性
ブロックトオレフィンを使用してもよい。もっとも好ま
しいのは、着色インクおよび/またはインク受容層中の
有効成分の0.10〜 5.0重量%の範囲にわたる濃度のBV
SMおよびBVSMEである。
【0029】さらに、有効な硬化剤である他の無機硬化
剤もまた本発明の実施に有用であると考えられる。有効
な硬化剤であることが知られている化合物の中には、ジ
ルコニウム塩およびチタン塩、クロム塩(例えば硫酸ク
ロムおよびクロムミョウバン)、およびアルミニウム塩
(とりわけ硫酸塩、カリウムミョウバンおよびアンモニ
ウムミョウバン)がある。もっとも好ましいのは、イン
ク受容層中の有効成分の0.10〜 5.0重量%の範囲にわた
る濃度の硫酸アルミニウムである。
【0030】硬化剤として作用することができる他の化
合物には、アセチレン、アジ化物、アジリジン、カルボ
ン酸誘導体(例えば無水物、活性化エステル、およびイ
ミドエステル)、エポキシド(例えばグリシジルエーテ
ルおよびグリシジルアンモニウム塩)、活性ハロゲン化
合物、イソシアネート付加物、ジケトン、メチロールメ
ラミン、オキサゾリン、有機金属(例えば VolanTM(メ
タクリル酸と塩化クロム(III) との錯体))、ペプチド
結合形成剤(例えばカルボジイミド、イソオキサゾリウ
ム塩、N-カルバモイルピリジニウム塩、および4-アミノ
-1-メチルスルホニルピリジニウム塩)、スルホン酸エ
ステル、s-トリアジン、ムコ塩素酸、および高分子硬化
剤が含まれる。上記に挙げられているこれらの硬化剤の
中には、あるタイプの受容体に対して別の受容体に対す
るよりも、より適しているようなものもある。例えば、
あるものは、アセトアセチル化PVAまたは他の架橋性
ポリマーとよりもゼラチンとの方が、より良好にはたら
く。しかしながら、当業者であれば、大した実験をする
ことなく、選択した受容体にもっとも適する硬化剤を選
ぶことができるであろう。
【0031】さらに、上述の硬化剤の特定の組み合わせ
による相乗効果が得られることがある。
【0032】さらなる関連する硬化剤は、The Theory o
f the Photographic Process, 4 thEdition, T.H. Jame
s, 1977, Macmillan Publishing Co., page 77-87およ
リサーチディスクロージャー(Research Disclosure)
、第 365巻、1994年9月、項目 36544、II、B、硬化
剤において見出すことができる。
【0033】硬化剤を含有している着色インクを、同様
に硬化剤を含有しているIRL上に印刷すると、ゼラチ
ンおよびポリマーをコーティングされた紙およびフィル
ムにおいて改良された耐水堅牢度、湿潤接着性、および
画質特性を達成することができるということが思いがけ
なく見出された。着色インクおよびインク受容層の両方
に、各々の構成材料における全硬化剤濃度が0.10〜 5.0
重量%の範囲にわたるように、2,3-ジヒドロキシ -1,4-
ジオキサン(DHD)を添加するのがもっとも好まし
い。本明細書において使用されているように、硬化剤の
重量%とは、全溶液(インクまたは受容体)中の活性硬
化剤のパーセントを指す。
【0034】
【実施例】比較例A 微粉砕物 平均直径50μmの高分子ビーズ(粉砕媒体) 325.0g Sun Chemical製キナクリドンマゼンタ顔料P.R. 122 30.0g オレイルメチルタウリン(OMT)ナトリウム塩 9.0g 脱イオン水 208 g Proxel GXLTM(Zenecaの殺生剤) 0.2g
【0035】Morehouse-Cowles Hochmeyer製の高エネル
ギー媒体ミルを使用して上記成分を微粉砕した。当該ミ
ルを室温で8時間運転した。上記分散体を1.30gの顔料
を生ずるように分取し、6.00gのジエチレングリコール
と混合し、脱イオン水を添加して合計50.0gとした。こ
のインクを3μmのフィルターを通して濾過し、空のHe
wlett-Packard 51626A型プリントカートリッジ中に導入
した。 Hewlett-Packard DeskjetTM 540型プリンターを
用いて、画像形成層を含有している中量樹脂コート紙上
に画像を描いた。
【0036】当該樹脂コート紙のストックは、前もって
コロナ放電処理(CDT)によって処理し、約8.61 g/m
2 (約 800 mg/ft2 )のアセトアセチル化ポリビニルア
ルコール(Gohsefimer Z-200, Nippon Gohsei) からなる
画像形成層でコーティングしておいたものである。
【0037】当該画像のいたるところ(Dmax 領域およ
び低濃度領域)に耐水堅牢度および湿潤接着性の不良が
認められた。蒸留水に浸すと、当該着色インク画像は直
ちに表面に広がった。
【0038】比較例B Aldrich Chemicals から得られる2,3-ジヒドロキシ -1,
4-ジオキサン(DHD)の10%溶液1.25gを着色インク
に添加して、最終的なDHD濃度を0.25重量%とし、脱
イオン水を添加して合計50gとしたことを除いては、比
較例Aに記載されているのと同じ手法でインクを調製し
て印刷した。
【0039】100%被覆(fill)領域において、優れた耐
水堅牢特性が測定された(濃度残率99%)。 100%被覆
領域(Dmax )においては、まずまずの湿潤接着特性が
認められた(残率51%)。
【0040】比較例C Aldrich Chemicals から得られる2,3-ジヒドロキシ -1,
4-ジオキサン(DHD)の10%溶液2.50gを着色インク
に添加して、最終的なDHD濃度を0.50重量%とし、脱
イオン水を添加して合計50gとしたことを除いては、比
較例Aに記載されているのと同じ手法でインクを調製し
て印刷した。
【0041】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が測定された(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、優れた湿潤接着特性が認められ
た(残率97%)。
【0042】比較例D 比較例Aに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。
【0043】コーティングの前に、0.25重量%の2,3-ジ
ヒドロキシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemi
cals) をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液
をコーティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウン
をおよそ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび
21.5mg/m2 ( 2.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0044】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0045】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率99%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、まずまずの湿潤接着特性が認め
られた(残率34%)。
【0046】比較例E 比較例Aに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。コーティングの前に、0.50重量%の2,3-ジヒドロ
キシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemicals)
をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液をコー
ティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウンをおよ
そ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび43.1mg
/m2 ( 4.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0047】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0048】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率96%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、まずまずの湿潤接着特性が認め
られた(残率42%)。
【0049】比較例F Aldrich Chemicals から得られるホルムアルデヒド(F
A)の37重量%溶液0.68gを着色インクに添加して、最
終的なFA濃度を0.50重量%とし、脱イオン水を添加し
て合計50gとしたことを除いては、比較例Aに記載され
ているのと同じ手法でインクを調製して印刷した。
【0050】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が測定された(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、優れた湿潤接着特性が認められ
た(残率 100%)。
【0051】例1 比較例Bに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。
【0052】コーティングの前に、0.25重量%の2,3-ジ
ヒドロキシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemi
cals) をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液
をコーティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウン
をおよそ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび
21.5mg/m2 ( 2.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0053】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0054】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、良好な湿潤接着特性が認められ
た(残率83%)。
【0055】例2 比較例Cに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。
【0056】コーティングの前に、0.25重量%の2,3-ジ
ヒドロキシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemi
cals) をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液
をコーティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウン
をおよそ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび
21.5mg/m2 ( 2.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0057】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0058】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、優れた湿潤接着特性が認められ
た(残率 100%)。
【0059】例3 比較例Bに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。コーティングの前に、0.50重量%の2,3-ジヒドロ
キシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemicals)
をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液をコー
ティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウンをおよ
そ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび43.1mg
/m2 ( 4.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0060】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0061】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、良好な湿潤接着特性が認められ
た(残率66%)。
【0062】例4 比較例Cに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。コーティングの前に、0.50重量%の2,3-ジヒドロ
キシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemicals)
をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液をコー
ティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウンをおよ
そ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび43.1mg
/m2 ( 4.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0063】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0064】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、優れた湿潤接着特性が認められ
た(残率 100%)。
【0065】例5 比較例Fに記載されているのと同じ手法でインクを調製
した。コーティングの前に、0.50重量%の2,3-ジヒドロ
キシ -1,4-ジオキサン(DHD)(Aldrich Chemicals)
をインク受容層溶液に添加した。次に、当該溶液をコー
ティングし、乾燥して、最終的な乾燥レイダウンをおよ
そ8.61 g/m2 ( 800 mg/ft2 )のポリマーおよび43.1mg
/m2 ( 4.0 mg/ft2 )のDHDとした。
【0066】上記の例にあるように着色インクを印刷し
た。
【0067】100%被覆領域において、優れた耐水堅牢
特性が認められた(濃度残率 100%)。 100%被覆領域
(Dmax )においては、優れた湿潤接着特性が認められ
た(残率 100%)。
【0068】インク特性 X-RiteTM写真濃度計を使用して最大インク付着量を有す
る3つの領域区画における光学濃度を測定し、平均化す
ることによって、当該例から印刷された画像を評価し
た。
【0069】耐水堅牢度は、印刷画像の試料を蒸留水中
に1時間浸し、次に少なくとも12時間乾燥させることに
よって測定した。水に浸す前および水に浸して乾燥した
後に光学濃度を測定した。耐水堅牢度は、水に浸して乾
燥した後の乱されていないDmax および中濃度(〜0.6
0)の領域における残留光学濃度の百分率として測定し
た。
【0070】当該試料を水に半時間浸した後に、各々の
区画(Dmax )の一部を物理的に擦り、着色インク画像
が圧力によって擦り落とされるかどうかを確かめた(湿
潤接着性)。湿潤接着性は、擦られた部分における残留
光学濃度の元々の濃度に対する百分率として測定した。
【0071】比較例A〜Fおよび例1〜5から得られた
結果を表1および表2に要約する。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】当該結果は、インクジェット用着色インク
およびインク受容層に硬化剤を添加すると、耐水堅牢度
および湿潤接着性がかなり高められるということを示し
ている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良された耐久性を有する画像を提供す
    るインクジェット用インク/受容体の組であって、 a)支持体上にあって、硬化剤を含有しているインク受
    容層、並びに b)キャリア、顔料、および当該インク受容層中の硬化
    剤と同じかまたは異なる硬化剤を含有しているインクジ
    ェット用インクから形成され、a)の上に付着されてい
    る画像、を含んでなるインクジェット用インク/受容体
    の組。
JP11140101A 1998-05-22 1999-05-20 硬化剤を含有しているインクジェット用着色インクおよび記録要素 Pending JP2000001047A (ja)

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