JP2000001028A - 印刷システムとその障害解除方法 - Google Patents

印刷システムとその障害解除方法

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JP2000001028A
JP2000001028A JP10171319A JP17131998A JP2000001028A JP 2000001028 A JP2000001028 A JP 2000001028A JP 10171319 A JP10171319 A JP 10171319A JP 17131998 A JP17131998 A JP 17131998A JP 2000001028 A JP2000001028 A JP 2000001028A
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Yutaka Maeda
豊 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷データと帳票データとのオーバレイ印刷
中に印刷障害が発生した状態において、無駄な出力を行
わず、最低限必要なページから再印刷可能な手段を提供
することを課題とする。 【解決手段】 帳票フォームと印刷データのオーバレイ
印刷を行う印刷システムにおいて、帳票フォームと印刷
データとを作成するアプリケーションと、前記帳票フォ
ームと前記印刷データとを入力してページ毎にオーバレ
イするオーバレイ制御部と、前記オーバレイしたプリン
タ印刷データを印刷するプリンタ装置と、を備え、前記
プリンタ装置の障害が発生したとき、再起動時に障害発
生時のページのプリンタ印刷データを起動条件とする起
動条件入力手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバレイ印刷制
御を可能とする印刷システム及びその障害解除方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーバレイ印刷中に印刷障害が発
生した場合、印刷の再開は、全データの先頭から印刷を
行うため、印刷障害発生前に正常に印刷完了したページ
に対しても再出力され、無駄に出力されるという問題を
生じていた。
【0003】このような印刷障害発生時の無駄を削減す
る方法を、第1の従来例として、特開平6−18711
0号公報に開示されている。本公報によれば、ホストコ
ンピュータと複数のプリンタを伝送路で接続し、ホスト
コンピュータから大容量の印刷データを特定のプリンタ
に送出してプリンタ内のRAMにこの印刷データを順次
蓄積し、帳票印刷のためのフォーマットとしてのオーバ
レイや個々の文字パターン等のビットパターンデータを
ページメモリ上に展開してその印刷機構を用いて印刷し
ようとするもので、その印刷中機械的な部品の故障や印
刷用紙のつまり等の故障が発生したとき、プリンタの一
が印刷を中止したときのその印刷データ記憶手段に記憶
されている印刷データと、ビットパターンデータ作成手
段によるビットパターンデータの作成に係わった各種デ
ータとを格納しているプリンタ環境情報とを、他のプリ
ンタに出力することを特徴としている。
【0004】こうすることで、印刷のリカバリ処理を実
現し、または故障したプリンタの実行していた印刷処理
を割り込んで処理したり、現在行っている印刷処理が終
了するとすぐに故障したプリンタの実行していた印刷処
理を実行させることができ、印刷の効率化を可能とする
という効果を奏するとしている。
【0005】また、第2の従来例として、印刷途中に印
刷障害が発生した場合に、再度の帳票作成処理を行う必
要がなく、さらに帳票作成を行う入力装置の帳票作成時
の占有時間を削減することを目的とする特開平9−24
5098号公報について説明する。
【0006】ここに、帳票とは、通常、使用目的に応じ
て設定されたフォーマット(記録形式)からなり、各種
の伝票やカード形式の用紙をいう。
【0007】本公報の帳票作成システム及びその帳票印
刷制御方法では、表示画面を使用して帳票作成に必要な
作成条件情報及び作成要求を入力する入力処理手段と、
帳票作成に必要な作成条件情報及び帳票出力処理を管理
する管理情報を保存する作成要求ファイル手段と、作成
要求の発生に応じて該当する帳票出力プログラムを起動
する出力制御手段と、帳票出力プログラムにより作成条
件情報に従った帳票を印刷して出力する出力処理手段か
らなる。また、作成要求ファイル手段は作成条件情報を
作成要求単位に保存し、作成要求単位の帳票出力処理状
況を管理する管理情報を保存し、上記出力処理手段は、
作成要求ファイル手段のファイル内容を絶えず印刷監視
タスクで監視し、印刷監視タスクは管理情報の状態フラ
グ情報をチェックして、印刷要求レコードに対応する帳
票出力処理の状況を認識している。また、再度の復旧実
行時、管理情報に基づいて作成要求に該当する帳票出力
プログラムを起動する。また、管理情報には作成要求単
位に未処理、作成要求中、帳票出力中のいずれかを示す
帳票出力処理状況を含み、上記出力制御手段は、入力さ
れた作成要求に応じて未処理の帳票出力プログラムを起
動する手段とを有していることを特徴としている。
【0008】上記構成によって、入力処理に必要な表示
画面を使用することなく、バックステージにより帳票出
力プログラムを起動して、帳票出力処理を実行すること
ができ、帳票出力処理が完了する前に表示画面を開放
し、相対的に表示画面の占有時間を短縮化することを可
能としている。また、システムの障害発生時に、システ
ムの復旧作業の完了時に再度の帳票作成処理を行う場
合、帳票作成処理に必要な入力処理を再実行する必要が
なく、また作成要求の処理作業が二重になることはな
く、帳票作成処理を継続的に実行できるという効果を奏
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例では、複数のプリンターを接続したホストコ
ンピュータの印刷要求時の故障についてのもので、シス
テム的に大型であり、また、ホストコンピュータ及びプ
リンタに共に印刷故障のためにプリンタ環境情報を確保
するためのプリンタ環境情報退避手段やプリンタ環境情
報入力手段を備えなくてはならず、システム自体が大型
になり、コスト的にも高価になるという問題点が改めて
発生する。
【0010】また、第2の従来例では、印刷監視タスク
が印刷要求ファイルを参照して帳票出力処理を再起動す
るが、その際再度の印刷要求とデータの再入力を要しな
いだけで、すでに出力した帳票についても再度印刷出力
するという無駄を発生してしまう。すなわち、オーバレ
イ印刷中に印刷障害が発生した場合を特に想定されてい
ないものである。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために、印刷データと帳票データとのオーバレイ印刷中
に印刷障害が発生した状態において、無駄な出力を行わ
ず、最低限必要なページから再印刷可能な手段を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、帳票フォーム
と印刷データのオーバレイ印刷を行う印刷システムにお
いて、帳票フォームと印刷データとを作成するアプリケ
ーションと、前記帳票フォームと前記印刷データとを入
力してページ毎にオーバレイするオーバレイ制御部と、
前記オーバレイしたプリンタ印刷データを印刷するプリ
ンタ装置と、を備え、前記プリンタ装置の障害が発生し
たとき、再起動時に障害発生時のページのプリンタ印刷
データを起動条件とする起動条件入力手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明は、帳票フォームと印刷デー
タのオーバレイ印刷を行う印刷システムにおいて、予め
作成される帳票フォームと改めて作成される印刷データ
とを作成するアプリケーションと、前記帳票フォームと
前記印刷データとを入力してページ毎にオーバレイする
プリンタ印刷データ制御部と、前記オーバレイしたプリ
ンタ印刷データを印刷するプリンタ装置と、前記印刷デ
ータとを格納する記憶装置と、前記アプリケーションか
らの前記印刷データを前記記憶手段に転送しジョブID
を発生するプリントシステムと、前記ジョブIDに対応
するページ情報を管理するページ管理情報記憶手段とを
備え、前記プリンタ装置の障害が発生したとき、再起動
時に障害発生時のページのプリンタ印刷データを前記ジ
ョブIDに従って起動条件とする起動条件入力手段とを
備えたことを特徴とする。
【0014】さらに、本発明は、帳票フォームと印刷デ
ータのオーバレイ印刷を行う印刷システムにおいて、帳
票フォームと印刷データとを作成するアプリケーション
と、前記帳票フォームと前記印刷データとを入力してペ
ージ毎にオーバレイするオーバレイ制御部と、前記オー
バレイしたプリンタ印刷データを印刷するプリンタ装置
と、前記帳票フォームと前記印刷データとを格納する記
憶装置と、前記アプリケーションの前記帳票フォームと
前記印刷データとを前記記憶手段に転送しジョブIDを
発生するプリントシステムと、前記ジョブIDに対応す
るページ情報を管理するページ管理情報記憶手段とを備
え、前記プリンタ装置の障害が発生したとき、前記プリ
ントシステムは再起動時に障害発生時のページの前記ジ
ョブIDを抽出し、再起動指示を前記オーバレイ制御部
に出力し、前記オーバレイ制御部は前記記憶手段から当
該ページの印刷データを読み出し、前記帳票フォームに
オーバレイし、前記プリンタ装置へプリンタ印刷データ
を出力することを特徴とする。
【0015】さらにまた、本発明は、帳票フォームと印
刷データのオーバレイ印刷を行う印刷システムの障害解
除方法において、予め作成される帳票フォームと改めて
作成される印刷データとを作成するアプリケーション
と、前記帳票フォームと前記印刷データとを入力してペ
ージ毎にオーバレイするプリンタ印刷データ制御部と、
前記オーバレイしたプリンタ印刷データを印刷するプリ
ンタ装置と、前記印刷データとを格納する記憶装置と、
前記アプリケーションからの前記印刷データを前記記憶
手段に転送しジョブIDを発生するプリントシステム
と、前記ジョブIDに対応するページ情報を管理するペ
ージ管理情報記憶手段とを備え、前記プリンタ装置の障
害が発生したとき、前記プリントシステムは再起動時に
障害発生時のページの前記ジョブIDを抽出し、再起動
指示を前記プリンタ印刷データ制御部に出力し、前記プ
リンタ印刷データ制御部は前記記憶手段から当該ページ
の印刷データを読み出し、前記帳票フォームにオーバレ
イし、前記プリンタ装置へプリンタ印刷データを出力す
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0017】[第1の実施形態] (本実施形態の構成)図1を参照すると、本実施形態に
よる印刷システムは、種々の情報を蓄える記憶装置1
と、プログラムを制御する中央処理装置2と、プリンタ
エンジン機構部のプリンタ装置3とを含む。
【0018】記憶装置1は、印刷データ11と、帳票フ
ォーム12と、ページ管理情報13と等を記憶する論理
的な領域を含んでいる。この印刷データ11は、帳票フ
ォーム12とオーバレイ(重畳)して、プリンタ装置3
で印刷するためのコンテンツデータであり、レコードを
区切る任意のレコード区切りコードと、このレコードに
含まれるデータ項目を区切る任意のデータ区切りコード
と、データ区切りコードで区切られたデータ項目との少
なくとも3種類から構成される。なお、各々のレコード
に含まれるデータ区切りコードの数は、各レコードとも
同じ数で構成される。
【0019】また、帳票フォーム12は、帳票データと
して事前に作成されており、印刷データ11に含まれる
レコード区切りコードと、データ区切りコードとの情報
と、帳票のレイアウト情報である帳票タイトルの位置、
フォントの大きさなどの情報や、罫線情報である線の種
類、位置、長さの情報などと、印刷データ11に含まれ
るデータ項目を帳票の何処にどの様に編集してオーバレ
イするかなどの編集と配置情報とを含む。
【0020】さらに、ページ管理情報13は、帳票フォ
ーム12と、印刷データ11とをオーバレイした、絶対
物理ページ番号と、絶対物理ページ番号に対応する印刷
データ11の開始位置とを蓄えて、ページ管理の情報と
している。
【0021】また、中央処理装置2は、アプリケーショ
ン21と、プリントシステム22と、起動条件入力手段
24と、オーバレイ制御部23とを含む。
【0022】ここで、アプリケーション21は、事前に
作成されている帳票フォーム12と、印刷先であるプリ
ンタ装置3に対する印刷データ11とへ格納する各デー
タをそれぞれ個別に生成し、プリントシステム22へ与
える。このアプリケーション21は、例えば不図示のキ
ーボード等の入力装置から順次入力して帳票フォーム1
2を作成し、次に印刷データ11を帳票フォーム12を
指標として入力して、各データを作成する。また、各デ
ータはフロッピーディスクやICカード等から入力して
もよく、アプリケーションは種々の形態で適用でき、結
果として帳票フォーム12と印刷データ11とを作成さ
れればよい。また、このアプリケーション21で作成さ
れた各データは、プリントシステム22へ全てのデータ
を与え終わるとアプリケーション21は終了する。
【0023】また、プリントシステム22は、アプリケ
ーション21が生成した各データを記憶装置1の印刷デ
ータ11へ蓄えるとともにジョブIDを生成する。プリ
ントシステム22は、記憶装置1の印刷データ11に蓄
え終わると、先に生成したジョブIDと、アプリケーシ
ョン21が指定した帳票フォーム12と、データを蓄え
た印刷データ11と、初期起動である条件とを、起動条
件に設定し、プリンタ装置3に対応するオーバレイ制御
部23を起動する。起動したオーバレイ制御部23から
生成されてきたプリンタ印刷データを、プリンタ装置3
へ出力し、オーバレイ制御部23から全てのプリンタ印
刷データを正常に出力し終えると、記憶装置1に蓄えて
ある印刷データ11とページ管理情報13を削除する。
【0024】つぎに、起動条件入力手段24は、プリン
トシステム22から初期の起動条件とジョブIDとを入
力して設定する。
【0025】また、オーバレイ制御部23は、起動条件
入力手段24から起動条件とジョブIDを、記憶装置1
から帳票フォーム12と印刷データ11とページ管理情
報とを入力し、帳票フォーム12と印刷データ11とを
オーバレイして、初期起動条件又は再起動条件とで、ペ
ージ毎の全データを準備し、さらにプリンタ装置3用の
データ形式に変換し、プリントシステム22に送出す
る。
【0026】ここで、プリンタ装置3で印刷障害となっ
た場合について、簡単に各部位の動作機能について説明
する。プリンタ装置3で印刷障害となったとき、オーバ
レイ制御部23を強制終了させ、記憶装置1に蓄えてあ
る印刷データ11と、ページ管理情報13は残して置
く。
【0027】プリンタ装置3の障害が取り除かれたこと
を確認すると、オーバレイ制御部23を強制終了させる
前の起動条件に、障害による再起動であることの条件
と、障害となった印刷ページ番号を加えて、オーバレイ
制御部23を再起動する。
【0028】オーバレイ制御部23は、プリントシステ
ム22から与えられた起動条件であるジョブIDに対応
するようにページ管理情報を作成し、与えられた帳票フ
ォーム12と印刷データ11とをオーバレイしながら、
プリンタ装置3に出力できる形式のプリンタ印刷データ
に変換し、1ページ毎にプリントシステム22へ与える
とともに、ページ毎に管理するページ管理情報13を蓄
える。
【0029】また、オーバレイ制御部23は、障害によ
る再起動の起動条件の場合は、与えられた障害となった
印刷ページ番号からページ管理情報13を参照し、印刷
データ11の該当ページを構成するレコードの先頭位置
をダイレクトにアクセスし、その箇所の印刷データ11
から帳票フォーム12とをオーバレイしながらプリンタ
装置3に出力できる形式のプリンタ印刷データに変換
し、1ページ毎にプリントシステム22へ与えるととも
にページ管理情報13を蓄える。
【0030】(本実施形態の動作)次に、図1および図
2を参照して本実施形態の動作について説明する。
【0031】アプリケーション21は、事前に作成され
ている帳票フォーム12と印刷先であるプリンタ装置3
と印刷データ11のもととなる各データを生成し、プリ
ントシステム22へ供給する。プリントシステム22に
対して全てのデータを供給し終わると、アプリケーショ
ン21は終了する。
【0032】プリントシステム22は、アプリケーショ
ン21が生成したデータを記憶装置1の印刷データ11
へ蓄えるとともにシステムで唯一のジョブIDを生成す
る。
【0033】ジョブIDは、蓄えた印刷データ11とア
プリケーション21から与えられた帳票フォーム12と
出力先であるプリンタ装置3とを関連付ける。
【0034】印刷データ11にアプリケーション21か
ら入力したデータを蓄え終わると、プリントシステム2
2が生成したジョブIDと、アプリケーション21が指
定した帳票フォーム12と、アプリケーション21が生
成したデータを蓄えた印刷データ11とを用い、初期起
動であることを起動条件に設定し、プリンタ装置3に対
応するオーバレイ制御部23を別のプログラムとして起
動する。
【0035】起動したオーバレイ制御部23から生成さ
れてきたプリンタ装置3向けのプリンタ印刷データを、
プリントシステム22が引き取り、プリンタ装置3へ出
力する。
【0036】オーバレイ制御部23から生成されてきた
全てのプリンタ印刷データを全ページにつき正常に出力
し終えると、記憶装置1に蓄えてある印刷データ11と
ページ管理情報13を削除する。
【0037】プリンタ装置3で印刷障害となった場合
は、オーバレイ制御部23を強制終了させ、記憶装置1
に蓄えてある印刷データ11とページ管理情報13は残
して置く。
【0038】プリントシステム22が、プリンタ装置3
の障害が取り除かれたことを確認すると、オーバレイ制
御部23を強制終了させる前の起動条件に、障害による
再起動であることの条件と、障害となった印刷ページ番
号を加えてオーバレイ制御部23を再起動する。
【0039】なお、プリントシステム22が、プリンタ
装置3の障害が取り除かれたことを確認する方法は、オ
ペレータによる確認でも良いし、プリンタ装置3と通信
して確認してもかまわなく、ここでは規定していない。
【0040】以下、図2のフローチャートを参照しつ
つ、本印刷システムの動作について説明する。
【0041】オーバレイ制御部23は、プリントシステ
ム22から与えられた初期起動、または障害による再起
動、帳票フォーム12、印刷データ11の起動条件を解
析する(図2のステップA1)。
【0042】起動条件が初期起動であれば、ジョブID
と対応できるようなプリントシステム22と取り決めた
規則に従って、記憶装置1にページ管理情報13を作成
して初期化する(図2のステップA2およびA3)。
【0043】起動条件が障害による再起動であれば、起
動条件に含まれる障害となったページ番号をもとに、ジ
ョブIDに対応するページ管理情報から該当するページ
に対応する印刷データ11の開始位置を求め、ダイレク
トにアクセスし、印刷データ11の読込ポイントを変更
する(図2のステップA9)。
【0044】ジョブIDと対応できるようなプリントシ
ステム22と取り決めた規則とは、プリントシステム2
2が、オーバレイ制御部23から生成されてきた全ての
プリンタ印刷データを正常に出力し終えると、記憶装置
1に蓄えてある印刷データ11とページ管理情報13を
削除できるようにするための取り決めとする。
【0045】起動条件の一部である、帳票フォーム12
から罫線情報や、帳票のタイトルなどの帳票レイアウト
情報をプリンタ装置3に出力できる形式に変換し、プリ
ンタシステム22へ引き渡す(図2のステップA4)。
【0046】例えば、図3に示す帳票フォーム12の場
合、罫線123と帳票タイトル121の情報を帳票のレ
イアウト情報としてプリンタ装置3に出力できる形式に
変換し、プリンタシステム22へ引き渡す。
【0047】次に、起動条件の一部である帳票フォーム
12に定義されているレコード区切りコード、およびデ
ータ区切りコードとをもとに、印刷データ11の先頭か
らデータ項目を切り出し、切り出したデータ項目を帳票
フォーム12に定義されているオーバレイエリア122
1〜1226にオーバレイする位置、フォントの大き
さ、フォントの種類などの情報からデータ項目をオーバ
レイした1ページ分のデータをプリンタ装置3に出力で
きる形式に変換し、プリンタシステム22へ引き渡す
(図2のステップA5)。
【0048】この時、印刷データ11を該当ページで処
理したデータ項目が含まれるレコードの次のレコードの
開始位置をページ管理情報に記憶する(図2のステップ
A6)。全ての印刷データ11に対して、プリンタ装置
3に出力できる形式に変換し、プリンタシステム22へ
引き渡しが完了すると、プリンタ装置3向けに印刷の終
了であることを知らせる終了データをプリンタシステム
22へ引き渡す(図2のステップA8)。
【0049】次に、具体例を用いて本実施形態の動作を
説明する。上述した図3は、事前に作成済みの帳票フォ
ーム12である。
【0050】図4に示す印刷データは、データ項目11
11と、データ区切りコード1112、レコード区切り
コード1115の欄で構成され、データ区切りコード1
112、1114、1122、1124、1132、1
134、1142、1144は、全て同一コードであ
り、データ項目を区切る。
【0051】レコード区切りコード1115、112
5、1135、1145は全て同一のコードであり、レ
コードを区切る。
【0052】レコード区切りコード1115で区切られ
たレコード111と、レコード区切りコード1125で
区切られたレコード112と、レコード区切りコード1
135で区切られたレコード113と、レコード区切り
コード1145で区切られたレコード114とは、全て
同一のデータ区切りコードで区切られたデータ項目で構
成されている。
【0053】また、図5は、ページ管理情報13の構成
を示し、1ページ目からの各ページのページ情報とし
て、ページ管理情報13に格納されている。
【0054】また、図6は、ページ管理情報13のペー
ジ毎の具体的なページ情報131を絶対物理ページ番号
1311と絶対物理ページ番号に対応する印刷データ1
1の開始位置1312を示す。
【0055】ページ毎のページ情報131は、固定長で
あり、図5のページ管理情報を絶対物理ページ番号13
11をインデックスとして、直接該当するページ毎のペ
ージ情報131を参照することができる。
【0056】絶対物理ページ番号1311は、印刷デー
タ11の先頭から帳票フォーム12にオーバレイして作
成されるページ番号とする。
【0057】また、図7は、オーバレイ制御部23がプ
リンタ装置3へ出力できる形式に変換したプリント印刷
データ4の形式を示す。
【0058】例えば、図3の帳票フォーム12には、オ
ーバレイエリア1221、1222、1223に印刷デ
ータ11のレコードの1番目のデータ項目をオーバレイ
すること、オーバレイエリア1224、1225、12
26に印刷データ11のレコードの2番目のデータ項目
をオーバレイすることを事前に定義されているものとす
る。
【0059】まず始めに、初期起動の条件で、オーバレ
イ制御部23が起動される。起動されたオーバレイ制御
部23は、起動条件であるジョブIDからプリントシス
テム22と取り決めた規則に従って、ページ管理情報1
3を記憶装置1に作成するとともに、1ページ目のペー
ジ情報131として絶対物理ページ番号1311に1ペ
ージ、絶対物理ページに対する印刷データ11の開始位
置1312にデータ項目1111の先頭位置を書き込む
(図2のステップA3)。
【0060】次に、オーバレイ制御部23は、起動条件
に含まれる帳票フォーム12を解析し、帳票タイトル1
21および罫線123をプリンタ装置3に出力可能な形
式であるプリンタ帳票フォーム情報41に変換し、プリ
ントシステム22へ引き渡す。プリントシステム22
は、引き取ったプリンタ帳票フォーム情報41をプリン
タ装置3へ出力する(図2のステップA4)。
【0061】次に、帳票フォーム12に定義済みである
データ区切りコード1112、およびレコード区切りコ
ード1115と同じコードをもとに、印刷データ11か
ら先頭レコードであるレコード111のレコードの1番
目のデータ項目であるデータ項目1111と、レコード
の2番目のデータ項目であるデータ項目1113を抽出
して、データ項目1111はオーバレイエリア1221
に、データ項目1113はオーバレイエリア1224に
オーバレイする。印刷データ11のレコード112、1
13も同様にオーバレイする。
【0062】図4に示すレコード113をオーバレイし
た時点で、帳票フォーム12にはオーバレイするエリア
が無くなり、この時点で1ページ分のオーバレイが完了
し、オーバレイした1ページ分のデータを、プリンタ装
置3へ出力できる形式に変換したプリント印刷データ4
のプリント対応オーバレイデータ42をプリントシステ
ム22へ引き渡す。
【0063】プリントシステム22は、引き取ったプリ
ンタ帳票フォーム情報41をプリンタ装置3へ出力する
(図2のステップA5)。
【0064】次に、オーバレイ制御部23は、絶対物理
ページ番号1311を2ページとし、絶対物理ページに
対応する印刷データ11の開始位置を、1ページ目の印
刷データ11のオーバレイが完了したレコード113の
次のレコード114を先頭位置として、ページ毎のペー
ジ情報131を設定して、ページ管理情報13の2ペー
ジ目のページ情報131へ書き込む(図2のステップA
6)。
【0065】このようにして、最後のページ情報131
の印刷データ11までオーバレイを繰り返す(図2のス
テップA7、A5およびA6)。
【0066】全ての印刷データ11をオーバレイが完了
すると、プリント印刷データ4の最後であることを知ら
せるプリンタ印刷終了データ43を、プリンタ装置3へ
出力できる形式に変換したプリント印刷データ4として
プリントシステム22へ引き渡す。
【0067】プリントシステム22は、引き取ったプリ
ンタ帳票フォーム情報41をプリンタ装置3へ出力する
(図2のステップA8)。
【0068】起動条件が障害による再起動の場合は、前
記処理においてページ管理情報13が作成されており、
起動条件の一情報である印刷障害の絶対物理ページ番号
が指定されている。
【0069】例えば、前記処理で1ページ目が印刷障害
となった場合、絶対物理ページ番号は1ページが設定さ
れる。
【0070】プリントシステム22が設定した印刷障害
となった絶対物理ページ番号をインデックスとして、ペ
ージ管理情報13の該当するページ情報131を求め
る。
【0071】求めたページ情報131から、絶対物理ペ
ージに対応する印刷データ11の開始位置を求め、印刷
データ11の読込ポイントを更新する(図2のステップ
A9)。
【0072】この後は、前記処理の図2のステップA
4、A5、A6、A7、A8と同様の処理を行い、印刷
障害の絶対物理ページ番号に対応する印刷データ11の
開始位置からオーバレイ処理が可能となり、障害ページ
から再印刷が可能となる。
【0073】また、障害後の再印刷の場合にもう一度印
刷障害が発生した場合でも、印刷のページ番号の管理
を、印刷データ11の先頭から帳票フォーム12にオー
バレイして作成されるページ番号を絶対物理ページ番号
1311としているため、オーバレイを再開する印刷デ
ータ11の開始位置も絶対物理ページ番号1311と一
致するので該当ページからの印刷が可能となる。
【0074】さらに、プリンタ装置に印刷障害が発生し
たならば、プリンタ装置の障害が除去されて、再起動す
れば、図2のステップA1からスタートするので、ステ
ップA9を介して、印刷障害の発生したページから再度
印刷を開始して、無駄な二重印刷を防止することができ
る。
【0075】また、上述したように、帳票フォームと印
刷データのオーバレイ印刷を行うプリント印刷システム
において、リカバリ機能を有さないプリンタ装置に対し
て、プリンタ障害後の印刷再開時に印刷障害が発生した
ページから、無駄なく高速にプリンタ印刷データを再作
成できる手段を提供するものである。
【0076】また、上記印刷障害には、プリンタ印刷デ
ータをプリンタ装置3で印刷中にペーパジャムや用紙不
足、トナー欠乏、用紙機構の故障など種々の障害があ
り、いずれの障害であっても、プリンタ装置に種々の障
害検出センサを備えておけば、ユーザの手を煩わすこと
なく、障害時のページから改めてプリントを開始する。
【0077】また、本実施形態によるプリンタ装置は、
ドットプリンタ、インクジェットプリンタ、感熱式プリ
ンタ、レーザープリンタ等いずれの方式であってもよ
く、また、プリンタ用紙の種類も、巻き取り式であって
も、標準サイズのA4,B5等限定されない。
【0078】また、印刷障害が発生したページ情報を起
動条件として、起動されたオーバレイ制御部23では、
帳票フォーム12から帳票フォーム情報を再作成し、か
つページ管理情報13を使用することにより、印刷デー
タの障害となったページに対応する印刷データの箇所を
ダイレクトにアクセスすることができ、無駄なく、高速
に、障害となったページからプリンタ印刷データを作成
できる。
【0079】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0080】図8を参照すると、本実施形態は、中央処
理装置2が、図1に示された実施形態におけるオーバレ
イ制御部23の構成をプリンタ印刷データ変換部25に
変え、記憶装置1の帳票フォーム12の構成が異なり、
オーバレイ印刷を行わない場合の実施形態である。
【0081】アプリケーション21は、印刷先であるプ
リンタ装置3と印刷データ11のもととなるデータを生
成し、プリントシステム22へ供給する。
【0082】アプリケーション21は、プリントシステ
ム22に対して全てのデータを供給し終わると、アプリ
ケーション21は終了する。なお、アプリケーション2
1でのデータ供給形態は、第1の実施形態で説明したよ
うに、フロッピーディスクや他の入力手段から入力して
もよい。
【0083】プリントシステム22は、アプリケーショ
ン21が生成したデータを記憶装置1の印刷データ11
へ蓄えるとともに、プリントシステムで唯一のジョブI
Dを生成する。
【0084】ジョブIDは、蓄えた印刷データ11とア
プリケーション21から与えられた出力先のプリンタ装
置3とを関連付ける。
【0085】記憶装置1の印刷データ11に蓄え終わる
と、プリントシステム22が生成したジョブIDと、ア
プリケーション21が指定した帳票フォーム12と、ア
プリケーション21が生成したデータを蓄えた印刷デー
タ11とを読み出し、初期起動であることを起動条件に
設定し、プリンタ装置3に対応するプリンタ印刷データ
変換部25を別のプログラムとして起動する。
【0086】プリンタ印刷データ変換部25は、起動し
たプリンタ印刷データを生成し、プリンタ装置3向けの
プリンタ印刷データをプリントシステム22が引き取
り、プリンタ装置3へ出力する。
【0087】プリンタ印刷データ変換部25から生成さ
れてきた全てのプリンタ印刷データを全ページで正常に
出力し終えると、記憶装置1に蓄えてある印刷データ1
1とページ管理情報13を削除する。
【0088】ここで、プリンタ装置3で印刷障害となっ
た場合は、プリンタ印刷データ変換部25を強制終了さ
せ、記憶装置1に蓄えてある印刷データ11とページ管
理情報13は残して置く。
【0089】プリントシステム22が、プリンタ装置3
の障害が取り除かれたことを確認すると、プリンタ印刷
データ変換部25を強制終了させる前の起動条件に、障
害による再起動であることの条件と障害となった印刷ペ
ージ番号を加えてプリンタ印刷データ変換部25を再起
動する。
【0090】なお、プリントシステム22が、プリンタ
装置3の障害が取り除かれたことを確認する方法は、オ
ペレータによる確認でも良いし、プリンタ装置3と通信
して確認してもかまわなく、ここでは規定していない。
【0091】本実施形態によるプリンターシステムの動
作を、図9に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0092】また、プリンタ印刷データ変換部25は、
プリントシステム22から与えられた初期起動または障
害による再起動、印刷データ11の起動条件を解析する
(図9のステップB1)。
【0093】起動条件が初期起動であれば、ジョブID
と対応できるようなプリントシステム22と取り決めた
規則に従って記憶装置1にページ管理情報13を作成し
て初期化する(図9のステップB2およびB3)。
【0094】起動条件が障害による再起動であれば、起
動条件に含まれる障害となったページ番号をもとに、ジ
ョブIDに対応するページ管理情報から該当するページ
に対応する印刷データ11の開始位置を求め、ダイレク
トにアクセスし、印刷データ11の読込ポイントを変更
する(図9のステップB4)。
【0095】ジョブIDと対応できるようなプリントシ
ステム22と取り決めた規則とは、プリントシステム2
2がプリンタ印刷データ変換部25から生成されてきた
全てのプリンタ印刷データを正常に出力し終えると、記
憶装置1に蓄えてある印刷データ11とページ管理情報
13を削除できるようにするための取り決めとする。
【0096】次に、レコード区切りコード(通常は改行
コード)をもとに、印刷データ11の先頭から1文字づ
つプリンタ印刷データに変換して1ページ分のデータが
そろうとプリンタシステム22へ引き渡す(図9のステ
ップB5)。
【0097】この時、印刷データ11を該当ページで処
理したデータのレコードの次のレコードの開始位置をペ
ージ管理情報に記憶する(図9のステップB6)。
【0098】全ての印刷データ11に対して、プリンタ
装置3に出力できる形式に変換し、プリンタシステム2
2へ引き渡しが完了すると終了する(図9のステップB
7)。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、障害後の開始ページを
もとにページ管理情報を使用し、該当ページの印刷デー
タの開始位置を直接求めることができるので、印刷デー
タを帳票フォームにオーバレイ印刷する時に、オーバレ
イする前の印刷データの開始位置を1ページ毎に記憶す
るだけで、印刷障害が発生しても、無駄なく、高速に障
害が発生したページから印刷が可能となる。
【0100】また、プリンタ向けに変換したプリンタ印
刷データを保持せず、印刷データと帳票フォームからそ
の都度オーバレイしてプリンタ装置に対応するプリンタ
印刷データを作成しているので、印刷データを帳票フォ
ームにオーバレイ印刷する時にオーバレイする前の印刷
データの開始位置を、1ページ毎に記憶するだけで、プ
リンタ装置が故障して印刷できなくなっても、例えば複
数のプリンタが接続されているようなシステムであって
も、タイプが異なるプリンタ装置に対して、障害発生し
たページから印刷が可能となる。
【0101】さらに、プリンタ向けに変換したプリンタ
印刷データを保持せず、印刷データと帳票フォームから
その都度オーバレイしてプリンタ装置に対応するプリン
タ印刷データを作成しているので、オーバレイ印刷を行
わないで、印刷データを印刷する時に印刷データの開始
位置を1ページ毎に記憶するだけで、プリンタ装置が故
障して印刷できなくなっても、並列的にプリンタが接続
されているシステムの場合のタイプが異なるプリンタ装
置に対して障害発生したページから印刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
フローチャートである。
【図3】本発明の実施形態によるプリンターシステムに
用いる帳票例図である。
【図4】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
印刷データ例図である。
【図5】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
ページ管理情報例図である。
【図6】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
ページ管理情報例図である。
【図7】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
プリンタ印刷データ図である。
【図8】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
ブロック図である。
【図9】本発明の実施形態によるプリンターシステムの
フローチャートである。
【符号の説明】
1 記憶装置 2 中央処理装置 3 プリンタ装置 4 プリンタ印刷データ 11 印刷データ 12 帳票フォーム 13 ページ管理情報 21 アプリケーション 22 プリントシステム 23 オーバレイ制御部 24 起動条件入力手段 25 プリンタ印刷データ変換部 41 プリンタ帳票フォーム情報 42 プリンタ対応オーバレイデータ 43 プリンタ印刷終了データ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月27日(1999.4.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票フォームと印刷データのオーバレイ
    印刷を行う印刷システムにおいて、 帳票フォームと印刷データとを作成するアプリケーショ
    ンと、 前記帳票フォームと前記印刷データとを入力してページ
    毎にオーバレイするオーバレイ制御部と、 前記オーバレイしたプリンタ印刷データを印刷するプリ
    ンタ装置と、を備え、 前記プリンタ装置の障害が発生したとき、再起動時に障
    害発生時のページのプリンタ印刷データを起動条件とす
    る起動条件入力手段とを備えたことを特徴とする印刷シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷システムにおい
    て、更に前記帳票フォームと前記印刷データとを格納す
    る記憶装置と、前記アプリケーションの前記帳票フォー
    ムと前記印刷データとを前記記憶手段に転送しジョブI
    Dを発生するプリントシステムと、前記ジョブIDに対
    応するページ情報を管理するページ管理情報記憶手段と
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷システムにおい
    て、前記プリンタ装置の障害が発生したときの障害発生
    時のページを検出し、前記ページ管理情報記憶手段から
    前記ジョブIDを抽出し、該ジョブIDに対応するプリ
    ンタ印刷データを前記オーバレイ制御部から前記プリン
    タ装置に転送することを特徴とする印刷システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の印刷システムにおい
    て、前記プリントシステムは、前記印刷データを前記記
    憶手段に蓄え、蓄えた前記印刷データと前記アプリケー
    ションが指示した事前に作成済みの帳票フォームとを起
    動条件を指定して前記オーバレイ制御部に転送すること
    を特徴とする印刷システム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の印刷システムにおい
    て、前記オーバレイ制御部は、前記帳票フォームと前記
    印刷データを1ページ毎に前記プリンタ装置で印刷でき
    る形式に変換し、前記印刷データを1ページ毎にオーバ
    レイしたときの印刷データの開始位置を前記ページ管理
    情報記憶手段へ記憶することを特徴とする印刷システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の印刷システムにおい
    て、前記プリンタ印刷データを前記プリンタ装置で印刷
    中にペーパジャムなどのプリンタ障害となった場合、前
    記プリントシステムは、再度、前記帳票フォームと前記
    印刷データと印刷障害が発生したページ情報を起動条件
    として指定し、前記オーバレイ制御部を起動し、起動さ
    れた前記オーバレイ制御部は、前記印刷障害が発生した
    ページ情報を起動条件として、前記帳票フォームから帳
    票フォーム情報を再作成し、かつ前記ページ管理情報を
    使用することにより、前記印刷障害となったページに対
    応する印刷データの箇所をダイレクトにアクセスするこ
    とを特徴とする印刷システム。
  7. 【請求項7】 帳票フォームと印刷データのオーバレイ
    印刷を行う印刷システムにおいて、 予め作成される帳票フォームと改めて作成される印刷デ
    ータとを作成するアプリケーションと、 前記帳票フォームと前記印刷データとを入力してページ
    毎にオーバレイするプリンタ印刷データ制御部と、 前記オーバレイしたプリンタ印刷データを印刷するプリ
    ンタ装置と、 前記印刷データとを格納する記憶装置と、 前記アプリケーションからの前記印刷データを前記記憶
    手段に転送しジョブIDを発生するプリントシステム
    と、 前記ジョブIDに対応するページ情報を管理するページ
    管理情報記憶手段とを備え、 前記プリンタ装置の障害が発生したとき、再起動時に障
    害発生時のページのプリンタ印刷データを前記ジョブI
    Dに従って起動条件とする起動条件入力手段とを備えた
    ことを特徴とする印刷システム。
  8. 【請求項8】 帳票フォームと印刷データのオーバレイ
    印刷を行う印刷システムにおいて、 帳票フォームと印刷データとを作成するアプリケーショ
    ンと、前記帳票フォームと前記印刷データとを入力して
    ページ毎にオーバレイするオーバレイ制御部と、前記オ
    ーバレイしたプリンタ印刷データを印刷するプリンタ装
    置と、前記帳票フォームと前記印刷データとを格納する
    記憶装置と、前記アプリケーションの前記帳票フォーム
    と前記印刷データとを前記記憶手段に転送しジョブID
    を発生するプリントシステムと、前記ジョブIDに対応
    するページ情報を管理するページ管理情報記憶手段とを
    備え、 前記プリンタ装置の障害が発生したとき、前記プリント
    システムは再起動時に障害発生時のページの前記ジョブ
    IDを抽出し、再起動指示を前記オーバレイ制御部に出
    力し、前記オーバレイ制御部は前記記憶手段から当該ペ
    ージの印刷データを読み出し、前記帳票フォームにオー
    バレイし、前記プリンタ装置へプリンタ印刷データを出
    力することを特徴とする印刷システムの障害解除方法。
  9. 【請求項9】 帳票フォームと印刷データのオーバレイ
    印刷を行う印刷システムの障害解除方法において、 予め作成される帳票フォームと改めて作成される印刷デ
    ータとを作成するアプリケーションと、前記帳票フォー
    ムと前記印刷データとを入力してページ毎にオーバレイ
    するプリンタ印刷データ制御部と、前記オーバレイした
    プリンタ印刷データを印刷するプリンタ装置と、前記印
    刷データとを格納する記憶装置と、前記アプリケーショ
    ンからの前記印刷データを前記記憶手段に転送しジョブ
    IDを発生するプリントシステムと、前記ジョブIDに
    対応するページ情報を管理するページ管理情報記憶手段
    とを備え、 前記プリンタ装置の障害が発生したとき、前記プリント
    システムは再起動時に障害発生時のページの前記ジョブ
    IDを抽出し、再起動指示を前記プリンタ印刷データ制
    御部に出力し、前記プリンタ印刷データ制御部は前記記
    憶手段から当該ページの印刷データを読み出し、前記帳
    票フォームにオーバレイし、前記プリンタ装置へプリン
    タ印刷データを出力することを特徴とする印刷システム
    の障害解除方法。
JP10171319A 1998-06-18 1998-06-18 印刷システムとその障害解除方法 Pending JP2000001028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286868A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Sii Data Service Kk 注文管理システム
US8089644B2 (en) 2007-09-18 2012-01-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Image-processing device, recording medium, and method

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JP2007286868A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Sii Data Service Kk 注文管理システム
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