JPH08116293A - スペクトル拡散通信同期方法とその回路装置 - Google Patents

スペクトル拡散通信同期方法とその回路装置

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JPH08116293A
JPH08116293A JP13494595A JP13494595A JPH08116293A JP H08116293 A JPH08116293 A JP H08116293A JP 13494595 A JP13494595 A JP 13494595A JP 13494595 A JP13494595 A JP 13494595A JP H08116293 A JPH08116293 A JP H08116293A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペクトル拡散多元接続(SSMA)通信に
おいて、正確かつ安定的に動作する簡易な同期回路を実
現する。 【構成】 サンプラ104でサンプリングした受信信号
でディジタルマッチドフィルタ(DMF)105により
相関検出し、包絡線検波器106による検波出力から、
比較器108においてシンボル周期内の各サンプル毎の
検波出力の大きさを比較して、予め決められた一定サン
プル数分のサンプル位置(位相)を出力の大きい順にメ
モリ回路109で記憶し、その記憶されたサンプル位置
の記憶回数をメモリ回路110でシンボル周期毎にカウ
ントし、最もカウント数の大きいサンプル位置を検出回
路111でピーク位置として検出し、そのピーク位置か
らシンボル同期の捕捉・保持および受信窓位置の設定を
設定回路112で行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル自動車電話
・携帯電話等の直接拡散方式によるスペクトル拡散多元
接続(SSMA)通信における同期方法とその回路装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散通信とは、情報信号のス
ペクトルを、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域
に拡散して伝送する通信のことである。また、多元接続
通信とは同一の帯域で複数の局が同時に通信を行なうこ
とである。
【0003】論文「スペクトル拡散の変復調」(太刀川
著:電子情報通信学会93年春季大会<基礎境界グルー
プ>コンシューマ通信、パーソナル通信におけるスペク
トル拡散に掲載)に記載されているように、拡散系列符
号をそのまま情報信号に乗じる(データ変調される)直
接拡散方式では、一般に拡散系列符号としてM系列やGo
ld系列など2元符号が知られている。自己相関波形とし
ては、一般に図14のように1シンボル(一般的には情
報信号1ビットに対応)につき、1つのピークが検出さ
れる。
【0004】また、移動通信におけるスペクトル拡散通
信では、さまざまな伝搬路を経て到達する電波(マルチ
パス伝搬)の遅延時間分散(ディレイスプレッド)がチ
ップ幅より大きい場合、受信側で相関検出(逆拡散)を
行なうと、複数の遅延波に分離できるという特徴があ
る。これらを合成することにより、パスダイバーシチ効
果が得られる。
【0005】スペクトル拡散通信方式では、受信側で逆
拡散を行なって情報を取り出すために、送信側で拡散に
使った拡散符号の位相を受信信号から推定し、同位相の
レプリカを発生させる必要がある。これが「同期」問題
であり、拡散信号の時間軸推定(位相推定)が必要であ
る。受信信号中に含まれる拡散符号と受信信号で発生さ
せる拡散信号の位相差は、極めて小さい範囲内に保持し
なければならない。同期の問題は、捕捉(あるいは初期
同期、引き込み、粗同期)という過程と保持(あるいは
追従、追跡、精密同期)という過程の2つに分けられ
る。拡散信号は通常±1チップの位相差の範囲内でしか
自己相関の値が得られないため、まず入力拡散信号と局
部の拡散信号の位相差が±1チップより小さい範囲に入
るように捕捉し、次に完全な同期点に保持する必要があ
る。「スペクトル拡散通信方式応用技術」(トリケップ
ス出版)によれば、直接拡散方式における同期システム
にはさまざまな方法が研究開発されているが、キャリア
バンドをベースバンドに落としてからディジタルマッチ
ドフィルタ(DMF)を用いて同期の捕捉・保持を行な
う方法は、近年デバイスの進歩に伴い重要な位置を占め
てきている。
【0006】図15は移動通信伝搬路(マルチパス伝搬
路)を経た受信電波を入力とした包絡線検波出力(1シ
ンボル間)の一例である。これは1局の場合で、1シン
ボル間の各サンプルでの検波出力を見ると、0サンプル
(左端)で高いピークが出ている。また0サンプル周辺
に多少出力値の大きいサンプルがあるが、これは逆拡散
により分散された遅延波と考えられる。また、それ以外
のサンプルでの値は、拡散符号(Gold符号)の自己相関
波形である。正しい情報信号を復号するためには、0サ
ンプル点に同期させる必要があるが、包絡線検波出力を
用いても、1局の場合であれば比較的容易に実現できる
ことが分かる。これに対し、複数局分を多重して送信し
た電波が、上記と同じ伝搬路を経て受信された場合のあ
る1局の検波出力の様子が図16である。これをみる
と、0サンプルにおいてある程度の大きさのピーク値が
出ているものの、それと同様またはそれ以上のピーク値
が、さまざまなサンプル点において出力されていること
が分かる。この主たる原因は、受信信号には異なる拡散
符号でデータ変調された信号が、さまざまな位相で多重
化されていることによる相互相関の影響である。また、
1シンボル間で最大のピーク値を出力したサンプルN
o.の様子を240シンボル間表示したのが図17であ
る。この場合、サンプルNo.にオフセット値が付いて
いるため、図の中央に直線でchip0として表示した位置
が、上記で述べた1局だけの場合最も大きいピーク値が
安定的に出力される位置に相当する。これを見ると最大
ピーク値の位置が1シンボル間のあらゆるサンプル位置
を取りながら、激しく変化していることが分かる。
【0007】論文「DS/CDMA移動無線検波後RA
KE合成に適した系列同期方式」(鈴木、工藤著:19
92年電子情報通信学会春季大会B−361)に提案さ
れている方式は、ディジタルマッチドフィルタ(DM
F)と組み合わせ用いる同期方式であり、図18にその
構成を示す。チップクロック発生器1のn倍(n≧1の
整数)のサンプリング信号をサンプリング信号発生器2
で発生させ、この信号を用いてサンプラ3がサンプリン
グし、ディジタルマッチドフィルタ4により相関検出を
行ない、包絡線検波器5によりサンプリング周期毎の検
波出力を求める。次に、初期モードにおいて、包絡線検
波器5の出力から遅延広がりに対応する相関ピーク位置
をピーク位置カウンタ6で検出し、平均化回路7で一定
回数平均して、窓中心位置カウンタ8で時間窓の中心位
置を得る。次に定常モードに切り替え、位相比較器9に
おいてピーク位置と時間窓中心位置とを比較して、ピー
ク位置が大きければ+1、小さければ−1をアップダウ
ンカウンタ10に入力する。アップダウンカウンタ10
の絶対値がしきい値を越えた場合、カウンタ値をリセッ
トし、時間窓の中心位置を±1/nチップ偏移する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の同期回路装置では、マルチパス条件下で多くの複数
局が多重してスペクトル通信を行なった場合、図17で
示したように受信側で逆拡散したときの包絡線検波出力
のピーク位置が激しく変化するため、初期モードにおい
て平均化を行なっても安定した窓中心位置を得るのは困
難であり、また定常モードにおいても、ピーク位置と窓
中心位置とが一致する可能性が低いため、常に窓中心位
置カウンタのチップ偏移が高い確率で発生する。これに
より、正しいシンボル同期が取れず、正常なデータ復号
が行なえないという問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、簡易かつ正確かつ安定的にシンボル同期
の獲得・保持ができる優れたスペクトル拡散通信同期方
法およびその回路装置を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、送信データの情報を含んだ自己相関出力
は時間軸で比較的安定して出力(一定位相で連続して出
力)されるのに対し、異なる拡散符号でデータ変調され
た信号がさまざまな位相で多重化されていることによる
相互相関の影響は、固定的位相に連続的に大きい値を取
ることが少ない特徴を利用して、サンプリング周期毎に
求まる包絡線検波出力から、シンボル周期内の各検波出
力の大きさを比較して、出力の大きいサンプル位置(位
相)を一定サンプル数分記憶して、サンプル位置の記憶
回数をシンボル周期毎にカウントして、最も記憶回数の
多い(カウント数の大きい)サンプル位置をピーク位置
として検出するようにしたものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば、マルチパス条件
下で多くの複数局が多重してスペクトル通信を行ない、
受信側で逆拡散したときの包絡線検波出力の最大ピーク
位置が激しく変化する場合においても、安定した正確な
シンボル同期の捕捉・保持および受信窓位置の設定を行
なえるため、優れたスペクトル拡散多元接続(SSM
A)通信を行なうことができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例における同期
回路装置およびPDI受信機のブロック図である。図1
において、101は同期回路装置全体を示し、102は
拡散信号のチップクロックを発生させるチップクロック
発生器、103はチップ速度のn倍(n≧1の整数)の
サンプリングクロックを発生させるサンプリングクロッ
ク発生器、104は上記サンプリングクロックで拡散信
号をサンプリングするサンプラ、105は拡散信号の相
関検出を行なうディジタルマッチドフィルタ(DM
F)、106は相関検出した信号をサンプリング周期毎
に包絡線検波する包絡線検波器、107はサンプリング
クロックをカウントするサンプリングカウンタ、108
はシンボル周期内の各サンプル毎の検波出力の大きさを
比較する比較器、109は検波出力の大きい順に、予め
決められた一定サンプル数分のサンプル位置(位相)を
記憶するサンプル位置メモリ回路、110は記憶された
検波出力の大きいサンプル位置の記憶回数をシンボル周
期毎にカウントして記憶するランキング蓄積メモリ回
路、111は最も記憶回数の多い(カウント数の大き
い)サンプル位置をピーク位置として検出するピーク位
置検出回路、112はそのピーク位置(位相)からシン
ボル同期の捕捉・保持および受信窓位置の設定を行なう
窓位置設定回路である。
【0013】201はPDI受信機全体を示し、202
はマッチドフィルタ105の出力のうち、復号に必要な
信号を窓内サンプル信号を用いてサンプリングするサン
プラ、203はサンプリング信号を遅延検波する遅延検
波器、204は遅延検波出力を信頼度により重み付けす
る重み付け回路、205はダイバーシチ合成するための
選択合成回路、206は復号データを得るための2値判
定回路である。
【0014】次に本実施例の動作について説明する。送
信側において、データによる拡散符号の変調をして送信
した信号に対して、受信側の同期回路装置101では、
拡散信号のチップクロック発生器102のn倍(n≧1
の整数)のサンプリング信号をサンプリング信号発生器
103で発生させ、この信号を用いてサンプラ104は
サンプリングし、ディジタルマッチドフィルタ105に
より相関検出を行ない、包絡線検波器106によりサン
プリング周期毎の検波出力を求める。上記サンプリング
信号は、サンプルカウンタ107により1シンボル周期
(初期位相は任意で、シンボル周期で巡回するカウン
タ)でカウントされ、この値はサンプル位置メモリ回路
109に伝えられる。比較器108は、1シンボル周期
内の各サンプル毎の検波出力の大きさを比較し、出力の
大きい順に、予め決められた一定サンプル数分のサンプ
ル位置(位相)をサンプル位置メモリ回路109に記憶
する。図2にサンプル位置メモリ回路109の構成例を
示す。この例では、1シンボル周期内の各サンプルの中
で検波出力の大きい5サンプルを記憶するような構成に
なっている。また、比較のための検波出力(MF出力
値)も同時に記憶する。ランキング記憶段数をmとする
と、この場合m=5である。記憶された検波出力の大き
いサンプル位置は、シンボル周期毎にランキング蓄積メ
モリ回路110に送出されカウントされる。上記のラン
キングおよび送出の手順をフローで示した例が図3であ
る。この図中のMaxとは、1シンボル周期の巡回サン
プルカウンタ107の最大値を示す。また、図4にラン
キング蓄積メモリ回路110の一例を示す。サンプル位
置メモリ回路109から送られたサンプルNo.によ
り、対応するサンプルNo.がアップカウントされる。
ピーク位置検出回路111は、上記ランキング蓄積メモ
リ110において最も記憶回数の多い(カウント数の大
きい)サンプル位置をピーク位置として検出する回路で
ある。これにより、受信側で逆拡散したときの包絡線検
波出力の最大ピーク位置が激しく変化する場合において
も、安定したシンボル同期の捕捉・保持が可能となる。
さらにこの例では、Rake受信やPDI受信などのパ
スダイバーシチ受信を行なう際に必要になる受信窓位置
の設定を行なうための窓位置設定回路112を設けて、
窓内サンプリング信号を出力する構成にしている。
【0015】一方、PDI受信機201において、サン
プラ202はマッチドフィルタ出力の内、復号に必要な
信号を窓内サンプル信号を用いてサンプリングし、遅延
検波203による検波出力を重み付け回路204で信頼
度により重み付けした後、選択合成回路205でダイバ
ーシチ合成され、2値判定回路206により復号データ
が出力される。
【0016】このように本実施例によれば、サンプリン
グ周期毎に求まる包絡線検波出力から、シンボル周期内
の各検波出力の大きさを比較して、出力の大きいサンプ
ル位置(位相)を一定サンプル数分記憶し、サンプル位
置の記憶回数をシンボル周期毎にカウントして、最も記
憶回数の多い(カウント数の大きい)サンプル位置をピ
ーク位置として検出することにより、マルチパス条件下
で多くの複数局が多重してスペクトル通信を行ない、受
信側で逆拡散したときの包絡線検波出力の最大ピーク位
置が激しく変化する場合においても、安定した正確なシ
ンボル同期の捕捉・保持および受信窓位置の設定を行な
うことができる。
【0017】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。スペクトル多元接続通信では、伝搬路
の状態が時間や場所によって刻々変化するのに加えて、
同一帯域の使用する局数も変化する。このため、相互相
関の影響なども大きく変化する。これは同期の捕捉・保
持の困難さも時間や場所により変化することを意味して
いる。特に、干渉やノイズの大きい条件下では、シンボ
ル同期の位相が時間的に安定しない可能性がある。本実
施例は、どのような条件下においても、同期の捕捉また
は保持が正確かつ安定的に動作することを目的として、
図5に示すように、上記実施例1の同期回路装置101
に、ピーク位置の時間的変化率によって、サンプル位置
メモリ回路109において記憶するサンプル位置の数、
またはランキング蓄積メモリ回路110においてシンボ
ル周期毎にカウントするサンプル位置数を変化させるた
めのピーク位置変化率測定回路113およびメモリサイ
ズ制御回路114を付加したものである。
【0018】次に本実施例の動作について説明する。基
本的な動作は実施例1と同様である。それに加えて、ピ
ーク位置検出回路111の出力からピーク位置変化率測
定回路113によりピーク位置の時間的変化率を測定
し、例えば、ピーク位置が安定している場合は、伝送路
条件が良いと考えて、サンプル位置メモリ回路109で
記憶するランキング記憶段数(m)を不変または減少さ
せるようにメモリサイズ制御回路114により制御す
る。また、ピーク位置が不安定な場合は、伝送路条件が
悪く不要ピークが多く発生して、真に求めたいピーク位
置のピーク値が記憶段数内の大きさになる確率が低いた
めに不安定化していると考えて、ランキング記憶段数
(m)を増加させるようにメモリサイズ制御回路114
により制御する。この場合、制御方法としては、ランキ
ング記憶段数(m)は固定しておき、ランキング蓄積メ
モリ回路110においてシンボル周期毎にカウントする
サンプル位置数を変化させることも考えられる。いずれ
の方法にしても、同期の捕捉または保持が正確かつ安定
的に動作する効果を有する。
【0019】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて説明する。スペクトル多元接続通信では、干渉や
ノイズの大きい条件下では、シンボル同期の位相が時間
的に安定しない可能性、または間違った位相に安定して
しまう可能性がある。したがって本実施例では、図6に
示すように、同期の捕捉または保持が正確かつ安定的に
動作することを目的として、上記実施例1の同期回路装
置101に、復号データの誤り率(BER(ビット誤り
率)またはFER(フレーム誤り率))によって、サン
プル位置メモリ回路109において記憶するサンプル位
置の数、またはランキング蓄積メモリ回路110におい
てシンボル周期毎にカウントするサンプル位置数を変化
させるためのBER/FER測定回路115およびメモ
リサイズ116を付加したものである。また、復調器と
して図1に示したPDI受信機201を用いており、こ
のPDI受信機201によって復号される復号データを
BER/FER測定回路115の入力としている。
【0020】次に本実施例の動作について説明する。基
本的な動作は実施例1と同様である。図13のようにフ
レーム単位で伝送を行なう場合には、送信データ(TC
H)にCRC等の誤り検出符号を付加して伝送し、受信
側では、復号データからCRCによる誤り検出を行なう
ことにより、フレーム誤りの検出が可能になる。BER
/FER測定回路115で測定される誤り率を基に、例
えば、ピーク位置が安定している場合は、伝送路条件が
良いと考えて、サンプル位置メモリ回路109で記憶す
るランキング記憶段数(m)を不変または減少させるよ
うにメモリサイズ制御回路116により制御する。ま
た、ピーク位置が不安定な場合は、伝送路条件が悪く不
要ピークが多く発生して、真に求めたいピーク位置のピ
ーク値が記憶段数内の大きさになる確率が低いために不
安定化していると考えて、ランキング記憶段数(m)を
増加させるようにメモリサイズ制御回路116により制
御する。この場合、制御方法としては、ランキング記憶
段数(m)は固定しておき、ランキング蓄積メモリ回路
110においてシンボル周期毎にカウントするサンプル
位置数を変化させることも考えられる。いずれの方法に
しても、復号データの誤り率を基に制御することで、シ
ンボル同期の位相が時間的に安定しない可能性や、間違
った位相に安定してしまう可能性を低減させ、同期の捕
捉または保持が正確かつ安定的に動作する効果を有す
る。
【0021】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて説明する。包絡線検波出力の大きいサンプル位置
は、シンボル周期毎にランキング蓄積メモリ回路110
に送出されカウントされる。しかし、ランキング蓄積メ
モリ回路110が図4のような構成の場合、カウンタの
大きさは有限であり、オーバーフローすると後段のピー
ク位置検出回路111で正しい結果を得られなくなる。
したがって本実施例では、図7に示すように、ランキン
グ蓄積メモリ回路110のオーバーフローの防止を目的
として、上記実施例1の同期回路装置101に、オーバ
ーフロー監視回路117を付加したものである。
【0022】次に本実施例の動作について説明する。基
本的な動作は実施例1と同様である。オーバーフロー監
視回路117がランキング蓄積メモリ回路110の各サ
ンプル毎のカウント数を監視し、カウント数の最大値が
ある一定値以上になった場合には、記憶している全サン
プルの各カウント数から決められた値を減算する。これ
により、ランキング蓄積メモリ回路110のオーバーフ
ローを防止し、同期の捕捉または保持が正確かつ安定的
に動作する効果を有する。
【0023】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて説明する。初期同期捕捉時においては、ピーク位
置がシンボル毎に激しく変化するが、ある程度の時間が
経過すると、一般には次第に安定化し、求めるべきピー
ク位置に収束する。したがって、同期保持状態において
は、必ずしも全シンボル周期においてランキングを蓄積
しなくても安定的な動作が可能であると考えられる。そ
こで本実施例では、図8に示すように、上記実施例1の
同期回路装置において、ピーク位置の時間的変化率によ
って、初期モードと定常モードを区別し、サンプル位置
メモリ回路109において記憶したサンプル位置をラン
キング蓄積メモリ回路110においてカウントするタイ
ミング(周期)を変化させるためのピーク位置変化率測
定回路118およびシンボルカウンタ119を付加した
ものである。
【0024】次に本実施例の動作について説明する。基
本的な動作は実施例1と同様である。ピーク位置検出回
路111の出力からピーク位置変化率測定回路118に
よりピーク位置の時間的変化率を測定し、変化率の大き
いときは初期モード、小さいときを定常モードとして区
別し、初期モードにおいては、サンプル位置メモリ回路
109に記憶した一定サンプル数分のサンプル位置(位
相)をシンボル周期毎にランキング蓄積メモリ回路11
0に送出しカウントする。これに対して、定常モードに
おいては、送出してカウントする周期を1シンボルから
数シンボルに伸ばす。このとき、サンプルカウンタ10
7の信号を基にシンボルカウンタ119でタイミング信
号を作り、その信号を使ってサンプル位置メモリ回路1
09の送出を行なう方法などが考えられる。また、定常
モードでは、必ずしも周期を固定化する必要はなく、ピ
ーク位置の変化率によって変化させることも考えられ
る。
【0025】上記方法および構成により、定常モードに
おいてランキング蓄積メモリ回路110の動作回数を減
少させることが可能になり、ハードウェアにおける消費
電流を削減する効果を有する。
【0026】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて説明する。本実施例は、上記実施例1において、
同期捕捉または保持性能の向上を目的として、サンプル
位置メモリ回路109において記憶したサンプル位置を
ランキング蓄積メモリ回路110においてカウントする
際に、検波出力の大きさまたは順位(ランキング)を考
慮して重み付けを行なってカウントするように、ランキ
ング蓄積メモリ回路110の構成を図9に示すように変
換したものである。
【0027】すなわち、サンプル位置メモリ回路109
からは、サンプル位置に加えて、そのときのランキング
または検波出力値(MF出力値)も送出するようにし、
ランキング蓄積メモリ回路110では、図9に示すよう
に、セレクタ110bをサンプルNo.によって切り替
えて、さらにランキングまたは検波出力値の大きさによ
って重み付け回路110cで変換した値をカウンタ11
0aに加算する。これにより、同期捕捉時の収束時間が
高速化が図られるなどの性能向上の効果を有する。
【0028】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて説明する。本実施例は、上記実施例1において、
同期捕捉または保持性能の向上を目的として、図10に
示すように、ピーク位置の時間的変化率によってサンプ
ラの動作速度を変化させ、同時にサンプル位置メモリ回
路109までの全体の動作速度を変化させるよう、ピー
ク位置変化率測定回路120を設けて、包絡線検波出力
の大きい順に記憶したサンプル位置の記憶回数をカウン
トする周期を変化させるようにしたものである。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
基本的な動作は実施例1と同様である。それに加えて、
ピーク位置検出回路111の出力からピーク位置変化率
測定回路120によりピーク位置の時間的変化率を測定
し、例えば、ピーク位置が安定している場合は、伝送路
条件が良いまたは定常モードと考えて、サンプル周期を
落とす(nを小さくする)ように制御する。また、ピー
ク位置が不安定な場合は、伝送路条件が悪く不要ピーク
が多く発生している、または初期モードのために不安定
であると考えて、サンプル周期を増加させる(nを大き
くする)ように制御する。また、サンプル周期の変化と
同時にサンプル位置メモリ回路109までの全体の動作
速度を変化させ、サンプルカウンタ107の巡回周期や
サンプル位置メモリ回路109のデータ送出タイミング
なども合わせて変化させる。これにより、伝送路条件ま
たは動作モードに応じて、同期の捕捉または保持が正確
かつ安定的に動作する効果を有する。
【0030】(実施例8)次に本発明の第8の実施例に
ついて説明する。本実施例は、上記実施例1において、
同期捕捉または保持性能の向上を目的として、図11に
示すように、復号データの誤り率によサンプラの動作速
度を変化させ、同時にサンプル位置メモリ回路109ま
での全体の動作速度を変化させるように、BER/FE
R測定回路121を設けて、サンプル位置メモリ回路1
09において記憶したサンプル位置をランキング蓄積メ
モリ回路110においてカウントする周期を変化させる
ようにしたものである。
【0031】次に、本実施例の動作について説明する。
基本的な動作は実施例1と同様である。図13のように
フレーム単位で伝送を行なう場合には、送信データ(T
CH)にCRC等の誤り検出符号を付加して伝送し、受
信側では、復号データからCRCによる誤り検出を行な
うことにより、フレーム誤りの検出が可能になる。BE
R/FER測定回路121で測定される誤り率を基に、
例えば、ピーク位置が安定している場合は、伝送路条件
が良いまたは定常モードと考えて、サンプル周期を落と
す(nを小さくする)ように制御する。また、ピーク位
置が不安定な場合は、伝送路条件が悪く不要ピークが多
く発生している、または初期モードのために不安定であ
ると考えて、サンプル周期を増加させる(nを大きくす
る)ように制御する。また、サンプル周期の変化と同時
にサンプル位置メモリ回路109までの全体の動作速度
を変化させ、サンプルカウンタ107の巡回周期やサン
プル位置メモリ回路109のデータ送出タイミングなど
も合わせて変化させる。これにより、伝送路条件または
動作モードに応じて、同期の捕捉または保持が正確かつ
安定的に動作する効果を有する。
【0032】(実施例9)次に本発明の第9の実施例に
ついて説明する。実施例1において、包絡線検波出力の
大きいサンプル位置は、シンボル周期毎にランキング蓄
積メモリ回路110に送出されカウントされる。しかし
ながら、ランキング蓄積メモリ回路110が図4のよう
な構成の場合、カウンタ110aの大きさは有限であ
り、オーバーフローすると後段のピーク位置検出回路1
11で正しい結果を得られなくなる。また、あまり大き
なカウンタを備えてしまうと、刻々と変化する伝搬条件
によって、実際には受信信号における正しいピーク位置
が既に変化しているにも関わらず、ランキン蓄積メモリ
回路110においては、古いランキング結果による影響
が強く残りすぎてしまうことになる。その結果、ピーク
位置検出回路111において最も記憶回数の多いサンプ
ル位置をピーク位置として検出した場合、実際のピーク
位置の変化に追従できずに、性能を劣化させてしまう可
能性がある。そこで本実施例は、ピーク位置変化への追
従性の向上を目的として、図12に示すように、上記実
施例1の同期回路装置に、減算指示回路122を付加し
たものである。
【0033】次に、本実施例の動作について説明する。
基本的な動作は実施例1と同様である。減算指示回路1
22は、シンボル数をカウントして、カウント数がある
一定値になった場合には、ランキング蓄積メモリ回路1
10に対して減算を指示し、指示を受けたランキング蓄
積メモリ回路110は、記憶している全サンプルの各カ
ウント数から予め決められた値を減算する。これによ
り、ランキング蓄積メモリ回路110において、古いラ
ンキング結果がなくなるため、ピーク位置変化への追従
性が向上し、またランキング蓄積メモリ回路110のオ
ーバーフローをも防止して、同期の捕捉または保持が正
確かつ安定的に動作する効果を有する。
【0034】なお、減算指示回路122は、ある周期毎
にランキング蓄積メモリ回路110に対して減算を指示
すればよいので、シンボル数をカウントするのではな
く、サンプル数やフレーム数などをカウントしてもよい
ことは明白である。
【0035】(実施例10)次に、本発明の第10の実
施例について説明する。実施例1において、シンボル周
期毎にサンプル位置メモリ回路109から送られたサン
プルNo.によりランキング蓄積メモリ110がカウン
トされ、全ランキング蓄積メモリの中からカウント値が
最大となるサンプルNo.がピーク位置として検出され
る。しかしながら、図1のような構成の場合、シンボル
周期毎に全ランキングメモリの中から最大値を検出する
ための比較器が必要となる。そこで本実施例は、ランキ
ングメモリの最大値を検出するために必要な比較回数の
減少を目的として、図19に示すように、上記実施例1
のピーク位置検出回路111を、最大値メモリ123、
比較値選択回路124、比較回路125で構成したもの
である。
【0036】次に、本実施例の動作について説明する。
基本的な動作は実施例1と同様である。ランキング記憶
段数をmとすると、シンボル周期毎にランキング蓄積メ
モリ回路110は、サンプル位置メモリ回路109から
送られたm個のサンプルNo.がアップカウントされ
る。ピーク位置検出回路111は、ランキング蓄積メモ
リ回路110の中から最大値を検出するが、現シンボル
周期で最大値と成り得るのは1シンボル周期前でピーク
位置として検出されたサンプルNo.もしくは現シンボ
ル周期でアップカウントされたサンプルNo.のいずれ
かである。比較値選択回路124は、最大値メモリ回路
123に記憶された1シンボル周期前でのピーク位置と
して検出されたサンプルNo.と、サンプル位置メモリ
回路109から出力されたm個のサンプルNo.の計m
+1個のサンプルNo.のカウンタを選択し、比較器1
25でこのm+1個のカウンタ値を比較し、カウンタ値
が最大となるサンプルNo.をピーク位置検出結果とし
て窓位置設定回路112に出力し、同時に最大値メモリ
回路123に記憶する。
【0037】このように本実施例によれば、ピーク位置
検出回路111で必要な比較回数をm+1回に減少する
ことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、サンプリング周期毎に求まる包絡線検波出力から、
シンボル周期内の各検波出力の大きさを比較して、出力
の大きいサンプル位置(位相)を一定サンプル数分記憶
して、サンプル位置の記憶回数をシンボル周期毎にカウ
ントし、最も記憶回数の多い(カウント数の大きい)サ
ンプル位置をピーク位置として検出することにより、マ
ルチパス条件下で多くの複数局が多重してスペクトル通
信を行ない、受信側で逆拡散したときの包絡線検波出力
の最大ピーク位置が激しく変化する場合においても、安
定したシンボル同期の捕捉・保持および受信窓位置の設
定を行なえるため、簡易かつ正確かつ安定的にシンボル
同期の獲得・保持ができ、優れたスペクトル拡散多元接
続(SSMA)通信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における同期回路装置および
PDI受信機のブロック図
【図2】実施例1におけるサンプル位置メモリ回路の構
成を示す模式図
【図3】実施例1におけるランキングおよび送出手順を
示すフロー図
【図4】実施例1におけるランキング蓄積メモリ回路の
構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例2における同期回路装置のブロ
ック図
【図6】本発明の実施例3における同期回路装置のブロ
ック図
【図7】本発明の実施例4における同期回路装置のブロ
ック図
【図8】本発明の実施例5における同期回路装置のブロ
ック図
【図9】本発明の実施例6におけるランキング蓄積メモ
リ回路の一例を示すブロック図
【図10】本発明の実施例7における同期回路装置のブ
ロック図
【図11】本発明の実施例8における同期回路装置のブ
ロック図
【図12】本発明の実施例9における同期回路装置のブ
ロック図
【図13】各実施例におけるフレーム構成の一例を示す
模式図
【図14】スペクトル拡散信号の自己相関波形の一例を
示す波形図
【図15】スペクトル拡散受信信号の自己相関波形(包
絡線検波出力)の一例を示す波形図
【図16】スペクトル拡散受信信号の自己相関波形(包
絡線検波出力)の一例を示す波形図
【図17】スペクトル拡散受信信号の自己相関波形の最
大ピーク値の位相変化の一例を示す波形図
【図18】従来例における同期回路装置の一例を示すブ
ロック図
【図19】本発明の実施例10におけるピーク位置検出
回路とその周辺回路のブロック図
【符号の説明】
101 同期回路装置 102 チップクロック発生器 103 サンプリングクロック発生器 104 サンプラ 105 ディジタルマッチドフィルタ(DMF) 106 包絡線検波器 107 サンプルカウンタ 108 比較器 109 サンプル位置メモリ回路 110 ランキング蓄積メモリ回路 111 ピーク位置検出回路 112 窓位置設定回路 113 ピーク位置変化率測定回路 114 メモリサイズ制御回路 115 BER/FER測定回路 116 メモリサイズ制御回路 117 オーバーフロー監視回路 118 ピーク位置変化率測定回路 119 シンボルカウンタ 120 ピーク位置変化率測定回路 121 BER/FER測定回路 122 減算指示回路 123 最大値メモリ回路 124 比較値選択回路 125 比較器 201 PDI受信機 202 サンプラ 203 遅延検波器 204 重み付け回路 205 選択合成回路 206 2値判定回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接拡散方式によるスペクトル拡散多元
    接続通信を行なう際に、送信側でデータによる拡散符号
    の変調をして送信した信号に対し、受信側では、拡散信
    号のチップ速度のn倍(n≧1の整数)の信号でサンプ
    リングを行なってディジタルマッチドフィルタにより相
    関検出を行ない、サンプリング周期毎に求まる包絡線検
    波出力から、シンボル周期内の各サンプル毎の検波出力
    の大きさを比較して、決められた一定サンプル数分のサ
    ンプル位置を出力の大きい順に記憶し、記憶された検波
    出力の大きいサンプル位置の記憶回数をシンボル周期毎
    にカウントして、最も記憶回数の多いサンプル位置をピ
    ーク位置として検出し、そのピーク位置からシンボル同
    期の捕捉・保持および受信窓位置の設定を行なうスペク
    トル拡散通信同期方法。
  2. 【請求項2】 ピーク位置の時間的変化率によって、包
    絡線検波出力の大きい順に記憶するサンプル位置の数、
    またはシンボル周期毎に記憶回数をカウントする検波出
    力の大きいサンプル位置数を変化させる請求項1記載の
    スペクトル拡散通信同期方法。
  3. 【請求項3】 復号データの誤り率によって、包絡線検
    波出力の大きい順に記憶するサンプル位置の数、または
    シンボル周期毎に記憶回数をカウントする検波出力の大
    きいサンプル位置数を変化させる請求項1記載のスペク
    トル拡散通信同期方法。
  4. 【請求項4】 シンボル周期毎に検波出力の大きいサン
    プル位置の記憶回数をカウントする際に、カウント数の
    最大値がある一定以上の値となったときには、記憶して
    いる各サンプル位置のカウント数を減算する請求項1記
    載のスペクトル拡散通信同期方法。
  5. 【請求項5】 ピーク位置の時間的変化率によって、包
    絡線検波出力の大きい順に記憶したサンプル位置の記憶
    回数をカウントする周期を変化させる請求項1記載のス
    ペクトル拡散通信同期方法。
  6. 【請求項6】 包絡線検波出力の大きい順に記憶したサ
    ンプル位置の記憶回数をカウントする際に、検波出力の
    大きさまたは順位を考慮して重み付けを行なってカウン
    トする請求項1記載のスペクトル拡散通信同期方法。
  7. 【請求項7】 ピーク位置の時間的変化率によって、相
    関検出を行なうサンプリング速度および包絡線検波出力
    の大きい順にサンプル位置を記憶するまでの動作速度を
    変化させる請求項1記載のスペクトル拡散通信同期方
    法。
  8. 【請求項8】 復号データの誤り率によって、相関検出
    を行なうサンプリング速度および包絡線検波出力の大き
    い順にサンプル位置を記憶するまでの動作速度を変化さ
    せる請求項1記載のスペクトル拡散通信同期方法。
  9. 【請求項9】 ある特定の周期毎に、記憶している各サ
    ンプル位置のカウント数を減算する請求項1記載のスペ
    クトル拡散通信同期方法。
  10. 【請求項10】 直接拡散方式によるスペクトル拡散多
    元接続通信を行なう際に、送信側でデータによる拡散符
    号の変調をして送信した信号に対し、受信側では、拡散
    信号のチップ速度のn倍(n≧1の整数)の信号でサン
    プリングするサンプラと、拡散信号の相関検出を行なう
    ディジタルマッチドフィルタと、相関検出した信号をサ
    ンプリング周期毎に包絡検波する包絡線検波器と、サン
    プリングクロックをカウントするサンプリングカウンタ
    と、シンボル周期内の各サンプル毎の検波出力の大きさ
    を比較する比較器と、予め決められた一定サンプル数分
    のサンプル位置を検波出力の大きい順に記憶するサンプ
    ル位置メモリ回路と、記憶された検波出力の大きいサン
    プル位置の記憶回数をシンボル周期毎にカウントして記
    憶するランキング蓄積メモリ回路と、最も記憶回数の多
    いサンプル位置をピーク位置として検出するピーク位置
    検出回路と、そのピーク位置からシンボル同期・保持お
    よび受信窓位置の設定を行なう窓位置設定回路とを備え
    たスペクトル拡散通信同期装置。
  11. 【請求項11】 ピーク位置の時間的変化率によって、
    サンプル位置メモリ回路において記憶するサンプル位置
    の数、またはランキング蓄積メモリ回路においてシンボ
    ル周期毎にカウントするサンプル位置数を変化させる手
    段を備えた請求項10記載のスペクトル拡散通信同期装
    置。
  12. 【請求項12】 復号データの誤り率によって、サンプ
    ル位置メモリ回路において記憶するサンプル位置の数、
    またはランキング蓄積メモリ回路においてシンボル周期
    毎にカウントするサンプル位置数を変化させる手段を備
    えた請求項10記載のスペクトル拡散通信同期装置。
  13. 【請求項13】 ランキング蓄積メモリ回路において各
    サンプル位置の記憶回数をカウントする際に、カウント
    数の最大値がある一定以上の値となったときには、記憶
    しているカウント数を減算する手段を備えた請求項10
    記載のスペクトル拡散通信同期装置。
  14. 【請求項14】 ピーク位置の時間的変化率によって、
    サンプル位置メモリ回路において記憶したサンプル位置
    をランキング蓄積メモリ回路においてカウントする周期
    を変化させる手段を備えた請求項10記載のスペクトル
    拡散通信同期装置。
  15. 【請求項15】 サンプル位置メモリ回路において記憶
    したサンプル位置をランキング蓄積メモリ回路において
    カウントする際に、検波出力の大きさまたは順位を考慮
    して重み付けを行なってカウントする手段を備えた請求
    項10記載のスペクトル拡散通信同期装置。
  16. 【請求項16】 ピーク位置の時間的変化率によって、
    サンプラの動作速度およびサンプル位置メモリ回路まで
    の動作速度を変化させる手段を備えた請求項10記載の
    スペクトル拡散通信同期装置。
  17. 【請求項17】 復号データの誤り率によって、サンプ
    ラの動作速度およびサンプル位置メモリ回路までの動作
    速度を変化させる手段を備えた請求項10記載のスペク
    トル拡散通信同期装置。
  18. 【請求項18】 ある特定の周期毎に、記憶しているカ
    ウント数を減算する手段を備えた請求項10記載のスペ
    クトル拡散通信同期装置。
  19. 【請求項19】 ピーク位置検出において、ランキング
    蓄積メモリを比較する際に、1シンボル周期前に検出さ
    れたピーク位置と現シンボルでアップカウントされたサ
    ンプル位置のみの比較によりピーク位置を検出する請求
    項1記載のスペクトル拡散通信同期方法。
  20. 【請求項20】 ピーク位置検出回路において、1シン
    ボル周期前に検出されたピーク位置を記憶する最大値メ
    モリ回路と、比較するサンプル位置を制御する比較値選
    択回路と、比較値選択回路により選択されたランキング
    蓄積メモリカウンタを比較する比較器とを備えた請求項
    10記載のスペクトル拡散通信同期装置。
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