JP3346472B2 - 乗員保護装置の起動制御装置 - Google Patents

乗員保護装置の起動制御装置

Info

Publication number
JP3346472B2
JP3346472B2 JP02404599A JP2404599A JP3346472B2 JP 3346472 B2 JP3346472 B2 JP 3346472B2 JP 02404599 A JP02404599 A JP 02404599A JP 2404599 A JP2404599 A JP 2404599A JP 3346472 B2 JP3346472 B2 JP 3346472B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
output
detection means
vehicle
impact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02404599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000219098A (ja
Inventor
勇二郎 小畠
紀文 伊豫田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP02404599A priority Critical patent/JP3346472B2/ja
Priority to US09/493,032 priority patent/US6324454B1/en
Priority to EP00101968A priority patent/EP1026052B1/en
Priority to DE60022696T priority patent/DE60022696T2/de
Publication of JP2000219098A publication Critical patent/JP2000219098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3346472B2 publication Critical patent/JP3346472B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • B60R21/0132Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to vehicle motion parameters, e.g. to vehicle longitudinal or transversal deceleration or speed value
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • B60R21/0136Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to actual contact with an obstacle, e.g. to vehicle deformation, bumper displacement or bumper velocity relative to the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R2021/01006Mounting of electrical components in vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両衝突時に乗
員を保護する乗員保護装置の起動を制御する乗員保護装
置の起動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両衝突時に乗員を保護するため
に車両にエアバッグ装置が搭載されている。このエアバ
ッグ装置においては、衝突速度の大きさに基づいてイン
フレータの出力を制御する装置が存在する(特開平10
−29494号公報参照)。このエアバッグ装置におい
ては、加速度センサにより検出された加速度の積分値及
び微分値に基づいて衝突速度を求め、この衝突速度に基
づいてインフレータの出力の制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
エアバッグ装置においては、加速度センサを衝突部位に
近づけて設置するには限界があり加速度センサを衝突部
位から遠ざけて設置すると衝突の際の衝撃が加速度セン
サに伝達されにくくなることから加速度又は衝突速度の
検出に遅れが生じることになる。
【0004】この発明の課題は、衝突時の衝撃を的確に
検出することにより衝突形態を的確に判定し、衝突形態
に応じて乗員保護装置のインフレータの出力を最適値と
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の乗員保護
装置の起動制御装置は、車両が衝突対象物に衝突した際
に、この車両に搭載された乗員保護装置の起動を制御す
る乗員保護装置の起動制御装置であって、前記車両の衝
突部位付近に設けられた第1の衝撃検出手段と、前記第
1の衝撃検出手段よりも車両後方に設けられた第2の衝
撃検出手段と、前記第1の衝撃検出手段及び前記第2の
衝撃検出手段の検出値に基づいて前記乗員保護装置を起
動する際のインフレータの出力値を制御する出力値制御
手段とを備え、前記出力値制御手段は、前記第2の衝撃
検出手段の検出値の積分値が第2の所定値、例えば、図
4の閾値60、図8の閾値66、図11の閾値74の右
端よりも小さい範囲で前記第1の衝撃検出手段の検出値
の積分値が第1の所定値、例えば、図4の閾値60、図
8の閾値66、図11の閾値74の下端よりも大きい場
合に、前記第2の衝撃検出手段の検出値の積分値が第2
の所定値よりも小さい範囲で前記第1の衝撃検出手段の
検出値の積分値が第1の所定値よりも小さい場合に比較
して、前記インフレータの出力値を大きくすることを特
徴とする。
【0006】ここで、インフレータの出力値とは、イン
フレータのガス噴出力あるいは、時間当たりのインフレ
ータのガス噴出量をいい、インフレータの出力値を制御
するとは、ガス噴出力あるいは噴出量を無段階に調節で
きるインフレータの場合には、調節できる範囲内の適当
な値に調節することをいい、またガス噴出力あるいは噴
出量を2段階に調節できるインフレータの場合には、高
出力あるいは低出力に調節することをいう。
【0007】ここで、出力値制御手段は、前記第2の衝
撃検出手段の検出値の積分値が第2の所定値よりも小さ
い範囲で前記第1の衝撃検出手段の検出値の積分値が第
1の所定値よりも大きい場合に、前記第2の衝撃検出手
段の検出値の積分値が第2の所定値よりも小さい範囲で
前記第1の衝撃検出手段の検出値の積分値が第1の所定
値よりも小さい場合に比較して、前記インフレータの出
力値を大きくしている。
【0008】この請求項1記載の乗員保護装置の起動制
御装置によれば、第1の衝撃検出手段及び第2の衝撃検
出手段の検出値、即ち互いに異なる位置に配置された検
出手段の検出値に基づいて出力値制御手段により乗員保
護装置を起動する際のインフレータの出力値を制御する
ため衝突の激しさに応じた最適な出力で乗員保護装置の
起動を行うことができる。
【0009】また、請求項2記載の乗員保護装置の起動
制御装置は、車両が衝突対象物に衝突した際に、この車
両に搭載された乗員保護装置の起動を制御する乗員保護
装置の起動制御装置であって、前記車両の衝突部位付近
に設けられた第1の衝撃検出手段と、前記第1の衝撃検
出手段よりも車両後方に設けられた第2の衝撃検出手段
と、前記第1の衝撃検出手段及び前記第2の衝撃検出手
段の検出値に基づいて前記乗員保護装置を起動する際の
インフレータの出力値を制御する出力値制御手段とを備
え、車両の衝突時を検出する衝突時検出手段を備え、前
記出力値制御手段は、前記衝突時検出手段により検出さ
れた衝突時からの時間が第3の所定値、例えば、図7の
閾値64の右端よりも短い範囲で前記第1の衝撃検出手
段の検出値の積分値が第1の所定値よりも大きい場合
に、前記衝突時検出手段により検出された衝突時からの
時間が第3の所定値よりも短い範囲で前記第1の衝撃検
出手段の検出値の積分値が第1の所定値よりも小さい場
合に比較して、前記インフレータの出力値を大きくする
ことを特徴とする。
【0010】この請求項1及び請求項2記載の乗員保護
装置の起動制御装置によれば、高速の衝突の場合には、
衝突初期、即ち第2の衝撃検出手段の検出値の積分値が
所定の値よりも小さいとき又は衝突時検出手段により検
出された衝突時からの時間が所定の値よりも短いときに
大きな衝撃が発生する、即ち第1の衝撃検出手段の検出
値の積分値が所定の値よりも大きくなることから高速衝
突と判断することができ、この判断結果に基づいてイン
フレータの出力を適切なものとすることができる。
【0011】また、請求項3記載の乗員保護装置の起動
制御装置は、請求項1又は請求項2に記載の乗員保護装
置の起動制御装置の前記第1の検出手段は、前記車両の
左前部に設けられている左前部検出手段及び右前部に設
けられている右前部検出手段により構成され、前記左前
部検出手段及び前記右前部検出手段の検出値に基づい
て、前記出力値制御手段により前記インフレータの出力
値を制御することを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の乗員保護装置の起動
制御装置は、請求項3記載の乗員保護装置の起動制御装
置において、前記出力値制御手段は、前記左前部検出手
段により検出された検出値と前記第2の衝撃検出手段の
検出値に基づいて演算された値又は前記右前部検出手段
により検出された検出値と前記第2の衝撃検出手段の検
出値に基づいて演算された値の何れか一方が前記第1の
所定値よりも小さい所定の閾値、例えば、図8の閾値6
8、図11の閾値76の下端を超え他方が所定の閾値を
超えない場合に、前記左前部検出手段により検出された
検出値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づいて演
算された値及び前記右前部検出手段により検出された検
出値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算
された値の両方が前記第1の所定値よりも小さい所定の
閾値を超えた場合に比較して、前記インフレータの出力
値を大きくすることを特徴とする。
【0013】この請求項3及び請求項4記載の乗員保護
装置の起動制御装置によれば、低速正突と高速のオフセ
ット衝突等の高速不規則衝突を的確に判別することがで
き、この判別結果に基づいてインフレータの出力を制御
することができる。また、請求項5に係る乗員保護装置
の起動装置においては、前記左前部検出手段及び前記右
前部検出手段は、それぞれ車両の前部の衝突部位付近に
設けられている電子式センサであることを特徴とする。
請求項6に係る乗員保護装置の起動制御装置は、車両が
衝突対象物に衝突した際に、この車両に搭載された乗員
保護装置の起動を制御する乗員保護装置の起動制御装置
であって、前記車両の衝突部位付近に設けられた第1の
衝撃検出手段と、前記第1の衝撃検出手段よりも車両後
方に設けられた第2の衝撃検出手段と、前記第1の衝撃
検出手段及び前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づい
て前記乗員保護装置を起動するか否かと前記乗員保護装
置を起動する際のインフレータの出力値を決定する起動
制御手段と、を備え、前記起動制御手段は、前記第1の
衝撃検出手段の検出値に基づいて演算された値と前記第
2の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算された値とに
より定められる値が第1の出力決定起動判定閾値を超え
た場合に、前記第1の衝撃検出手段の検出値に基づいて
演算された値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づ
いて演算された値とにより定められる値が前記第1の出
力決定起動判定閾値を超えず、かつ第2の出力決定起動
判定閾値を超えた場合に比較して、前記インフレータの
出力値を大きくし、前記第1及び第2の出力決定起動判
定閾値は、前記第1の衝撃検出手段の検出値に基づいて
演算された値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づ
いて演算された値とを座標軸にとった出力決定マップ上
の閾値に設定されることを特徴とする。請求項7に係る
乗員保護装置の起動制御装置においては、前記第1の衝
撃検出手段は、前記車両の左前部に設けられている電子
式センサ及び右前部に設けられている電子式センサによ
り構成されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、こ
の発明の第1の実施の形態にかかる乗員保護装置の起動
制御装置について説明する。
【0015】図1に示すように、エアバッグ装置の起動
制御装置2は、エアバッグ装置36の起動を制御する装
置であって、主として、制御回路20、フロントセンサ
(第1の衝撃検出手段)30A,30B、フロアセンサ
(第2の衝撃検出手段)32、駆動回路34を備えてい
る。
【0016】このうち、フロントセンサ30A,30B
は、車両の前部、即ち一般に車両の衝突部位付近に設け
られているものであり車両に加わる衝撃の大きさを検出
するための電子式のセンサであって、具体的には、車両
に加わる減速度を検出して減速度に対応する信号G’
(t)を出力する。また、フロアセンサ32は、車両に
加わり車体を介して伝達する衝撃を測定するためのいわ
ゆる加速度センサであって、具体的には、車両に対して
前後方向に加わる減速度を随時検出して、その検出値
(減速度)に対応する信号G(t)を出力する。
【0017】制御回路20は、中央処理装置(CPU)
22、入出力回路(I/O回路)24、リード・オンリ
・メモリ(ROM)26及びランダム・アクセス・メモ
リ28等を備えており各構成要素はバスで接続されてい
る。このうち、CPU22はROM26に記憶されたプ
ログラム等にしたがってエアバッグ装置36の起動制御
を行なう。また、RAM28はフロントセンサ30A,
30B,フロアセンサ32からの信号により得られたデ
ータや、それに基づいてCPU22が演算した結果等を
格納しておくためのメモリである。更に、I/O回路2
4はフロントセンサ30A,30B,フロアセンサ32
からの信号の入力、駆動回路34に対する起動信号の出
力等を行うための回路である。
【0018】また、CPU22は、フロアセンサ32の
検出値を基にして得られる値と所定の閾値とを比較し、
その比較結果に基づいてエアバッグ装置36の起動を制
御する起動制御部40と、フロントセンサ30A,30
Bの検出値及びフロアセンサ32の検出値に基づいてエ
アバッグ装置36の作動出力を制御する出力制御部42
として機能する。
【0019】また、駆動回路34は、制御回路20から
の起動信号によってエアバッグ装置36内のインフレー
タ36A,36Bのスクイブ38A,38Bに通電し点
火させる回路である。更に、エアバッグ装置36は、点
火装置であるスクイブ38A,38Bの他、スクイブ3
8A,38Bにより点火されるガス発生剤(図示せず)
や、発生したガスによって膨張するバッグ(図示せず)
等を備えている。
【0020】これら構成要素のうち、制御回路20と、
フロアセンサ32と、駆動回路34は、図2に示すEC
U(電子制御装置)44に収納されて、車両46内のほ
ぼ中央にあるフロアトンネル48上に取り付けられてい
る。また、フロントセンサ30Aは、ECU44内のフ
ロアセンサ32に対して、右斜め前方の車両46の前部
に配設され、フロントセンサ30Bは、フロアセンサ3
2に対して左斜め前方の車両46の前部に配設されてい
る。
【0021】次に、CPU22において行われるエアバ
ッグ装置の起動制御について説明する。図3に示すよう
にCPU22内の起動制御部40は、演算部50と起動
判定部52とを備えている。フロアセンサ32は、車両
46に対して前後方向に加わる減速度を随時測定して、
その減速度を示す信号G(t)を出力する。起動制御部
40の演算部50は、フロアセンサ32から出力された
減速度G(t)に所定の演算、即ち数式1、数式2によ
る演算を施して演算値V10,Vnを求める。ここでV10
は衝突発生から衝突終了までの期間を10ms毎の区間
に分割した、減速度G(t)の区間積分値であり、Vn
は、衝突発生から衝突終了までに要する時間(nは、1
00ms程度の時間)の減速度G(t)の積分値であ
る。即ち、Vnは、衝突発生からの速度変化(減速速
度)である。
【0022】
【数1】
【数2】
【0023】また、出力制御部42は、演算部54と出
力決定部56とを備えている。フロントセンサ30A,
30Bはそれぞれ、検出値(減速度)に対応する信号
G’(t)を出力する。出力制御部42の演算部54
は、フロントセンサ30A,30Bから出力された減速
度G’(t)のそれぞれに所定の演算、即ち数式3によ
る演算を施して演算値V5を求める。ここでV5は衝突発
生から衝突終了までの期間を5ms毎の区間に分割し
た、減速度G’(t)の区間積分値である。
【0024】
【数3】
【0025】ここでフロントセンサ30Aから出力され
た減速度G’(t)に基づく演算値V5とフロントセン
サ30Bから出力された減速度G’(t)に基づく演算
値V5の中で大きい方が出力決定部56に入力される。
また、起動制御部40の演算部50により求められた演
算値Vnが出力決定部56に入力される。
【0026】出力決定部56には、図4に示すような出
力決定閾値60を有する出力決定マップが記憶されてい
る。この出力決定マップは、横軸に演算値Vnを採ると
共に縦軸に演算値V5を採ったものである。出力決定部
56は、出力決定マップの出力決定閾値60と演算値V
5,Vnにより定められる値とを比較して、演算値V5
nにより定められる値が出力決定閾値60を超えた時
に、起動判定部52に対して、インフレータの出力を高
出力とすることを示す信号の出力を行う。なお、演算値
5,Vnにより定められる値が出力決定閾値60を超え
ない時には、起動判定部52に対して、インフレータの
出力を低出力とすることを示す信号の出力を行う。
【0027】即ち高速衝突の場合には、演算値V5,Vn
により定められる値が図4において実線で示すように変
化する。換言すれば高速衝突の場合には、車両46があ
まり減速しないうちにフロントセンサ30A,30Bが
大きな減速度を検出する(フロント部に非常に大きな変
形が生じる)ことからインフレータの出力を高出力とす
ることを示す信号の出力を行う。
【0028】一方、低速衝突の場合には、演算値V5
nにより定められる値が図4において破線で示すよう
に変化する。換言すれば低速衝突の場合には、車両46
がある程度減速してもフロントセンサ30A,30Bが
あまり大きな減速度を検出しない(フロント部の変形が
小さい)ことからインフレータの出力を低出力とするこ
とを示す信号の出力を行う。
【0029】起動判定部52においては、演算値V10
nにより定められる値が起動判定部52により記憶さ
れている判定マップの閾値62と比較される。即ち、起
動判定部52には、図5に示すような閾値62を有する
判定マップが記憶されている。この判定マップは、横軸
に演算値Vnを採ると共に縦軸に演算値V10を採ったも
のである。
【0030】従って、起動判定部52は、閾値62と演
算部50で求められた演算値V10,Vnにより定められ
る値とを比較して、演算値V10,Vnにより定められる
値が閾値62を超えた時に、起動判定部52は駆動回路
34(図1参照)に対して、起動信号Aを出力する。な
お、起動信号Aには、出力決定部56により決定された
インフレータの出力を示す信号が含まれる。
【0031】駆動回路34は、起動信号Aにインフレー
タを高出力とする旨の信号が含まれている場合には、ス
クイブ38A及び38Bに通電し、スクイブ38A及び
38Bでガス発生剤(図示せず)を点火させる。一方、
起動信号Aにインフレータを低出力とする旨の信号が含
まれている場合には、スクイブ38Aに通電し、スクイ
ブ38Aのみでガス発生剤を点火させる。
【0032】この第1の実施の形態にかかる乗員保護装
置の起動制御装置によれば、衝突の激しさをフロントセ
ンサ30A,30Bにより検出された検出値及びフロア
センサ32により検出された検出値に基づいて判断する
ことから衝突の激しさを早期にかつ的確に判断すること
がき、衝突の激しさに応じた最適な出力でエアバッグ装
置36を起動させることができる。
【0033】次に、図6及び図7を参照して、この発明
の第2の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起動制御
装置について説明する。なお、この第2の実施の形態に
かかるエアバッグ装置の起動制御装置は、第1の実施の
形態にかかるエアバッグ装置の起動制御装置とほぼ同一
の構成を有するものであることから第1の実施の形態に
かかるエアバッグ装置の起動制御装置2の各構成に付し
た符号を用いて説明する(図1参照)。
【0034】図6に示すように、この第2の実施の形態
にかかる出力制御部42は、演算部54と出力決定部5
6とを備えている。フロントセンサ30A,30Bはそ
れぞれ、検出値(減速度)に対応する信号G’(t)を
出力する。出力制御部42の演算部54は、フロントセ
ンサ30A又は30Bの検出値(減速度)G’(t)が
所定の値を超えたときに車両46に衝突が発生したと判
断して、即ち衝突時を検出して衝突時からの時間を計測
する。この計測した衝突時からの時間tは出力決定部5
6に入力される。また、演算部54において求められた
フロントセンサ30Aから出力された減速度G’(t)
に基づく演算値V5とフロントセンサ30Bから出力さ
れた減速度G’(t)に基づく演算値V5との中で大き
い方が出力決定部56に入力される。
【0035】出力決定部56には、図7に示すような出
力決定閾値64を有する出力決定マップが記憶されてい
る。この出力決定マップは、横軸に衝突時からの時間t
を採ると共に縦軸に演算値V5を採ったものである。出
力決定部56は、出力決定マップの出力決定閾値64と
演算値V5及び衝突時からの時間tにより定められる値
とを比較して、演算値V5及び衝突時からの時間tによ
り定められる値が出力決定閾値64を超えた時に、起動
判定部52に対して、インフレータの出力を高出力とす
ることを示す信号の出力を行う。なお、演算値V5及び
衝突時からの時間tにより定められる値が出力決定閾値
64を超えない時には、起動判定部52に対して、イン
フレータの出力を低出力とすることを示す信号の出力を
行う。
【0036】即ち高速衝突の場合には、インフレータの
出力を高出力とすることを示す信号の出力を行う。ま
た、低速衝突の場合には、インフレータの出力を低出力
とすることを示す信号の出力を行う。
【0037】起動判定部52においては、演算値V10
nにより定められる値が起動判定部52により記憶さ
れている判定マップの閾値62と比較される(図5参
照)。従って、起動判定部52は、閾値62と演算部5
0で求められた演算値V10,V nにより定められる値と
を比較して、演算値V10,Vnにより定められる値が閾
値62を超えた時に、起動判定部52は駆動回路34
(図1参照)に対して、起動信号Aを出力する。なお、
起動信号Aには、出力決定部56により決定されたイン
フレータの出力を示す信号が含まれる。
【0038】駆動回路34は、起動信号Aにインフレー
タを高出力とする旨の信号が含まれている場合には、ス
クイブ38A及び38Bに通電し、スクイブ38A及び
38Bでガス発生剤(図示せず)を点火させる。一方、
起動信号Aにインフレータを低出力とする旨の信号が含
まれている場合には、スクイブ38Aに通電し、スクイ
ブ38Aのみでガス発生剤を点火させる。
【0039】この第2の実施の形態にかかる乗員保護装
置の起動制御装置によれば、衝突の激しさをフロントセ
ンサ30A,30Bにより検出された検出値及び衝突時
からの時間tに基づいて判断することから衝突の激しさ
を的確に判断することがき、衝突の激しさに応じた最適
な出力でエアバッグ装置36を起動させることができ
る。
【0040】次に、図8を参照して、この発明の第3の
実施の形態にかかるエアバッグ装置の起動制御装置につ
いて説明する。なお、この第3の実施の形態にかかるエ
アバッグ装置の起動制御装置は、第1の実施の形態にか
かるエアバッグ装置の起動制御装置とほぼ同一の構成を
有するものであることから第1の実施の形態にかかるエ
アバッグ装置の起動制御装置2の各構成に付した符号を
用いて説明する(図1及び図3参照)。
【0041】この第3の実施の形態にかかる出力制御部
42は、演算部54と出力決定部56とを備えている。
フロントセンサ30A,30Bはそれぞれ、検出値(減
速度)に対応する信号G’(t)を出力する。出力制御
部42の演算部54は、フロントセンサ30A,30B
から出力された減速度G’(t)のそれぞれに所定の演
算、即ち数式3による演算を施して演算値V5を求め
る。
【0042】ここでフロントセンサ30Aから出力され
た減速度G’(t)に基づく演算値V5及びフロントセ
ンサ30Bから出力された減速度G’(t)に基づく演
算値V5が出力決定部56に入力される。また、起動制
御部40の演算部50により求められた演算値Vnが出
力決定部56に入力される。
【0043】出力決定部56には、図8(a),(b)
に示すような出力決定閾値66,68を有する出力決定
マップが記憶されている。この出力決定マップは、横軸
に演算値Vnを採ると共に縦軸に演算値V5を採ったもの
である。出力決定部56は、出力決定マップの出力決定
閾値66,68とフロントセンサ30Aにより検出され
た減速度に基づく演算値V5及びVnにより定められる値
とを比較して、この演算値V5及びVnにより定められる
値が出力決定閾値66を超え、かつ出力決定閾値66,
68とフロントセンサ30Bにより検出された減速度に
基づく演算値V 5及びVnにより定められる値とを比較し
て、この演算値V5及びVnにより定められる値が出力決
定閾値66を超えた時に高速の正突が発生したと判断し
て、起動判定部52に対して、インフレータの出力を高
出力とすることを示す信号の出力を行う。即ち、高速の
正突が発生した場合には、演算値V5及びVnにより定め
られる値の何れもが図8(a),(b)において太実線
で示すように出力決定閾値66を超えることから高速の
正突が発生したと判断することができる。
【0044】また、出力決定部56は、出力決定マップ
の出力決定閾値66,68とフロントセンサ30Aによ
り検出された減速度に基づく演算値V5及びVnにより定
められる値とを比較して、この演算値V5及びVnにより
定められる値が出力決定閾値68を超えて閾値66を超
えず、かつ出力決定閾値66,68とフロントセンサ3
0Bにより検出された減速度に基づく演算値V5及びVn
により定められる値とを比較して、この演算値V5及び
nにより定められる値が出力決定閾値68を超えて閾
値66を超えない時に低速の正突が発生したと判断し
て、起動判定部52に対して、インフレータの出力を低
出力とすることを示す信号の出力を行う。即ち、低速の
正突が発生した場合には、演算値V5及びVnにより定め
られる値の何れもが図8(a),(b)において細実線
で示すように出力決定閾値68を超えて閾値66を超え
ないことから低速の正突が発生したと判断することがで
きる。
【0045】更に、出力決定部56は、出力判定マップ
の出力決定閾値66,68とフロントセンサ30Aによ
り検出された減速度に基づく演算値V5及びVnにより
定められる値、フロントセンサ30Bにより検出された
減速度に基づく演算値V5及びVnにより定められる値
とを比較して、これらの値の内の一方(車両の衝突側)
が出力決定閾値68を超え、他方(車両の非衝突側)が
閾値68を超えない時に高速のODB衝突(衝突対象物
が柔らかい場合の不規則衝突)が発生したと判断して、
起動判定部52に対して、インフレータの出力を高出力
とすることを示す信号の出力を行う。即ち、高速のOD
B衝突が発生した場合には、演算値V5及びVnにより
定められる値の一方が図8(a)において破線で示すよ
うに出力決定閾値68を超え、他方が図8(b)におい
て破線で示すように出力決定閾値68を超えないことか
ら高速のODB衝突が発生したと判断することができ
る。
【0046】起動判定部52においては、演算値V10
nにより定められる値が起動判定部52により記憶さ
れている判定マップの閾値62と比較される(図5参
照)。従って、起動判定部52は、閾値62と演算部5
0で求められた演算値V10,V nにより定められる値と
を比較して、演算値V10,Vnにより定められる値が閾
値62を超えた時に、起動判定部52は駆動回路34
(図1参照)に対して、起動信号Aを出力する。なお、
起動信号Aには、出力決定部56により決定されたイン
フレータの出力を示す信号が含まれる。
【0047】駆動回路34は、起動信号Aにインフレー
タを高出力とする旨の信号が含まれている場合には、ス
クイブ38A及び38Bに通電し、スクイブ38A及び
38Bでガス発生剤(図示せず)を点火させる。一方、
起動信号Aにインフレータを低出力とする旨の信号が含
まれている場合には、スクイブ38Aに通電し、スクイ
ブ38Aのみでガス発生剤を点火させる。
【0048】この第3の実施の形態にかかる乗員保護装
置の起動制御装置によれば、衝突の形態をフロントセン
サ30A,30Bにより検出された検出値及びフロアセ
ンサ32により検出された検出値に基づいて判断するこ
とから衝突の形態を的確に判断することがき、衝突の形
態に応じた最適な出力でエアバッグ装置36を起動させ
ることができる。
【0049】次に、図9〜図11を参照して、この発明
の第4の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起動制御
装置について説明する。なお、この第4の実施の形態に
かかるエアバッグ装置の制御装置は、第1の実施の形態
にかかるエアバッグ装置の制御装置(図1参照)とほぼ
同一の構成を有するものであるが、図9に示すように出
力制御部42を有さない点で異なる。
【0050】このエアバッグ装置の起動制御装置の起動
制御部40は、図10に示すように、演算部70と出力
決定起動判定部72とを備えている。フロントセンサ3
0A,30Bはそれぞれ、検出値(減速度)に対応する
信号G’(t)を出力する。演算部70は、フロントセ
ンサ30A,30Bから出力された減速度G’(t)の
それぞれに所定の演算、即ち数式3による演算を施して
演算値V5を求める。ここでフロントセンサ30Aから
出力された減速度G’(t)に基づく演算値V 5とフロ
ントセンサ30Bから出力された減速度G’(t)に基
づく演算値V5の中で大きい方が出力決定起動判定部7
2に入力される。
【0051】また、演算部70は、フロアセンサ32か
ら出力された減速度G(t)に所定の演算、即ち数式2
による演算を施して演算値Vnを求める。この演算値V
nが出力決定起動判定部72に入力される。
【0052】出力決定起動判定部70には、図11に示
すような出力決定起動判定閾値74,76を有するマッ
プが記憶されている。このマップは、横軸に演算値Vn
を採ると共に縦軸に演算値V5を採ったものである。出
力決定起動判定部70は、マップの出力決定起動判定閾
値74,76とフロントセンサ30A又は30Bにより
検出された減速度に基づく演算値V5及びVnにより定め
られる値とを比較して、この演算値V5及びVnにより定
められる値が出力決定起動判定閾値74を超えた場合
に、駆動回路34に対してインフレータを高出力で起動
するための起動信号の出力を行う。
【0053】また、演算値V5及びVnにより定められ
る値が出力決定起動判定閾値74を超えず、出力決定起
動判定閾値76を超えた場合に、駆動回路34に対して
インフレータを低出力で起動するための起動信号の出力
を行う。一方、演算値V5及びVnにより定められる値
が出力決定起動判定閾値76を超えない場合には、駆動
回路34に対して起動信号の出力を行わない。
【0054】この第4の実施の形態にかかる乗員保護装
置の起動制御装置によれば、出力決定起動判定部70に
記憶されている1つのマップのみでインフレータの出力
の決定のみならずエアバッグ装置の起動判定を行うこと
ができる。
【0055】なお、上述の実施の形態によれば、出力決
定マップの縦軸に演算値V5を採っているが、この演算
値は、演算値V10,V15等車種に応じて最適な値を選択
可能である。
【0056】また、上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては出力決定部56に、第4の実施の形態において
は出力決定起動判定部72に、フロントセンサ30Aか
ら出力された減速度G’(t)に基づく演算値V5とフ
ロントセンサ30Bから出力された減速度G’(t)に
基づく演算値V5の中で大きい方が入力されているが、
フロントセンサ30Aから出力された減速度G’(t)
に基づく演算値V5とフロントセンサ30Bから出力さ
れた減速度G’(t)に基づく演算値V5の平均値を出
力決定部56又は出力決定起動判定部72に入力するよ
うにしてもよい。
【0057】また、上述の実施の形態によれば、出力決
定マップの縦軸に演算値V5、即ちフロントセンサの検
出値に基づく積分値を用い、横軸に演算値Vn、即ちフ
ロアセンサの検出値に基づく積分値を用いているが、こ
の演算値は積分値に限定されるものではなく、各種の演
算値を用いることが可能である。
【0058】また、上述の実施の形態においては、エア
バッグ装置36内に2つのインフレータ36A,36B
を備え、ガスの噴出力あるいは噴出量を2段階(高出力
あるいは低出力)に調節できるようにしているが、エア
バッグ装置36にガスの噴出力あるいは噴出量を無段階
に調節できるインフレータを備え、ガスの噴出力あるい
は噴出量を適当な値に調節するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、即ち互い
に異なる位置に配置された検出手段の検出値に基づいて
出力値制御手段により乗員保護装置を起動する際のイン
フレータの出力値を制御するため衝突の激しさに応じた
最適な出力で乗員保護装置の起動を行うことができる。
【0060】また、請求項2記載及び請求項3記載の発
明によれば、高速の衝突の場合には、衝突初期に大きな
衝撃が発生することから、これにより高速衝突と判断す
ることができ、この判断結果に基づいてインフレータの
出力を適切なものとすることができる。
【0061】また、請求項4記載及び請求項5記載の発
明によれば、低速正突と高速不規則衝突を的確に判別す
ることができ、この判別結果に基づいてインフレータの
出力を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置のブロック構成図である。
【図2】第1の実施の形態にかかるエアバッグ装置のフ
ロントセンサ等の車両搭載状態を説明するための図であ
る。
【図3】第1の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置の起動制御部及び出力制御部の詳細なブロッ
ク図である。
【図4】第1の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置で用いられる出力決定マップを示す図であ
る。
【図5】第1の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置で用いられる起動判定マップを示す図であ
る。
【図6】第2の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置の起動制御部及び出力制御部の詳細なブロッ
ク図である。
【図7】第2の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置で用いられる出力決定マップを示す図であ
る。
【図8】第3の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置で用いられる出力決定マップを示す図であ
る。
【図9】第4の実施の形態にかかるエアバッグ装置の起
動制御装置のブロック構成図である。
【図10】第4の実施の形態にかかるエアバッグ装置の
起動制御装置の起動制御部の詳細なブロック図である
【図11】第4の実施の形態にかかるエアバッグ装置の
起動制御装置で用いられる出力決定及び起動判定マップ
を示す図である。
【符号の説明】
2…エアバッグ装置の起動制御装置、20…制御回路、
22…中央処理装置、24…入出力回路、26…RO
M、28…RAM、30A,30B…フロントセンサ、
32…フロアセンサ、34…駆動回路、36…エアバッ
グ装置、36A,36B…インフレータ、40…起動制
御部、42…出力制御部、44…ECU、46…車両。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が衝突対象物に衝突した際に、この
    車両に搭載された乗員保護装置の起動を制御する乗員保
    護装置の起動制御装置であって、 前記車両の衝突部位付近に設けられた第1の衝撃検出手
    段と、 前記第1の衝撃検出手段よりも車両後方に設けられた第
    2の衝撃検出手段と、 前記第1の衝撃検出手段及び前記第2の衝撃検出手段の
    検出値に基づいて前記乗員保護装置を起動する際のイン
    フレータの出力値を制御する出力値制御手段と、 を備え、 前記出力値制御手段は、前記第2の衝撃検出手段の検出
    値の積分値が第2の所定値よりも小さい範囲で前記第1
    の衝撃検出手段の検出値の積分値が第1の所定値よりも
    大きい場合に、前記第2の衝撃検出手段の検出値の積分
    値が第2の所定値よりも小さい範囲で前記第1の衝撃検
    出手段の検出値の積分値が第1の所定値よりも小さい場
    合に比較して、前記インフレータの出力値を大きくする
    ことを特徴とする乗員保護装置の起動制御装置。
  2. 【請求項2】 車両が衝突対象物に衝突した際に、この
    車両に搭載された乗員保護装置の起動を制御する乗員保
    護装置の起動制御装置であって、 前記車両の衝突部位付近に設けられた第1の衝撃検出手
    段と、 前記第1の衝撃検出手段よりも車両後方に設けられた第
    2の衝撃検出手段と、 前記第1の衝撃検出手段及び前記第2の衝撃検出手段の
    検出値に基づいて前記乗員保護装置を起動する際のイン
    フレータの出力値を制御する出力値制御手段と、 を備え、 前記車両の衝突時を検出する衝突時検出手段を更に備
    え、 前記出力値制御手段は、前記衝突時検出手段により検出
    された衝突時からの時間が第3の所定値よりも短い範囲
    で前記第1の衝撃検出手段の検出値の積分値が第1の所
    定値よりも大きい場合に、前記衝突時検出手段により検
    出された衝突時からの時間が第3の所定値よりも短い範
    囲で前記第1の衝撃検出手段の検出値の積分値が第1の
    所定値よりも小さい場合に比較して、前記インフレータ
    の出力値を大きくすることを特徴とする乗員保護装置の
    起動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の検出手段は、前記車両の左前
    部に設けられている左前部検出手段及び右前部に設けら
    れている右前部検出手段により構成され、前記左前部検
    出手段及び前記右前部検出手段の検出値に基づいて、前
    記出力値制御手段により前記インフレータの出力値を制
    御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗
    員保護装置の起動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記出力値制御手段は、前記左前部検出
    手段により検出された検出値と前記第2の衝撃検出手段
    の検出値に基づいて演算された値又は前記右前部検出手
    段により検出された検出値と前記第2の衝撃検出手段の
    検出値に基づいて演算された値の何れか一方が前記第1
    の所定値よりも小さい所定の閾値を超え他方が所定の閾
    値を超えない場合に、前記左前部検出手段により検出さ
    れた検出値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づい
    て演算された値及び前記右前部検出手段により検出され
    た検出値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づいて
    演算された値の両方が前記第1の所定値よりも小さい所
    定の閾値を超えた場合に比較して、前記インフレータの
    出力値を大きくすることを特徴とする請求項3記載の乗
    員保護装置の起動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記左前部検出手段及び前記右前部検出
    手段は、それぞれ車両の前部の衝突部位付近に設けられ
    ている電子式センサであることを特徴とする請求項3又
    は請求項4記載の乗員保護装置の起動装置。
  6. 【請求項6】 車両が衝突対象物に衝突した際に、この
    車両に搭載された乗員保護装置の起動を制御する乗員保
    護装置の起動制御装置であって、 前記車両の衝突部位付近に設けられた第1の衝撃検出手
    段と、 前記第1の衝撃検出手段よりも車両後方に設けられた第
    2の衝撃検出手段と、 前記第1の衝撃検出手段及び前記第2の衝撃検出手段の
    検出値に基づいて前記乗員保護装置を起動するか否かと
    前記乗員保護装置を起動する際のインフレータの出力値
    を決定する起動制御手段と、 を備え、 前記起動制御手段は、前記第1の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算された
    値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算さ
    れた値とにより定められる値 が第1の出力決定起動判定
    閾値を超えた場合 前記第1の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算された
    値と前記第2の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算さ
    れた値とにより定められる値 が前記第1の出力決定起動
    判定閾値を超えず、かつ第2の出力決定起動判定閾値を
    超えた場合に比較して、前記インフレータの出力値を大
    きくし、 前記第1及び第2の出力決定起動判定閾値は、前記第1
    の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算された値と前記
    第2の衝撃検出手段の検出値に基づいて演算された値と
    を座標軸にとった出力決定マップ上の閾値に設定される
    ことを特徴とする 乗員保護装置の起動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の衝撃検出手段は、前記車両の
    左前部に設けられている電子式センサ及び右前部に設け
    られている電子式センサにより構成されていることを特
    徴とする請求項6記載の乗員保護装置の起動制御装置。
JP02404599A 1999-02-01 1999-02-01 乗員保護装置の起動制御装置 Expired - Fee Related JP3346472B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02404599A JP3346472B2 (ja) 1999-02-01 1999-02-01 乗員保護装置の起動制御装置
US09/493,032 US6324454B1 (en) 1999-02-01 2000-01-28 Activation control apparatus of occupant safety
EP00101968A EP1026052B1 (en) 1999-02-01 2000-02-01 Activating control of a vehicle passenger restraint system
DE60022696T DE60022696T2 (de) 1999-02-01 2000-02-01 Aktivierungsvorrichtung eines Rückhaltesystems für Kraftfahrzeug

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02404599A JP3346472B2 (ja) 1999-02-01 1999-02-01 乗員保護装置の起動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000219098A JP2000219098A (ja) 2000-08-08
JP3346472B2 true JP3346472B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=12127521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02404599A Expired - Fee Related JP3346472B2 (ja) 1999-02-01 1999-02-01 乗員保護装置の起動制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6324454B1 (ja)
EP (1) EP1026052B1 (ja)
JP (1) JP3346472B2 (ja)
DE (1) DE60022696T2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3436185B2 (ja) * 1999-02-09 2003-08-11 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
JP3487279B2 (ja) * 2000-10-02 2004-01-13 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
JP3695351B2 (ja) * 2001-05-14 2005-09-14 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動装置
US6701238B2 (en) 2001-07-24 2004-03-02 Siemens Vdo Automotive Corporation Vehicle impact detection system and control method
JP3608052B2 (ja) * 2001-08-09 2005-01-05 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
JP3778833B2 (ja) 2001-09-19 2006-05-24 トヨタ自動車株式会社 衝突形態判別装置
DE10155663A1 (de) * 2001-11-13 2003-05-22 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur Aktivierung einer Sicherheitseinrichtung
US6961645B2 (en) * 2002-06-18 2005-11-01 Siemens Vdo Automotive Corporation Multiple-satellite sensor algorithm wake up and reset strategy for an inflatable restraint system
CA2433598C (en) * 2002-06-25 2009-07-28 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Collision determination system
JP4135569B2 (ja) * 2002-09-18 2008-08-20 株式会社デンソー 車両用側方衝突保護装置
JP3858870B2 (ja) * 2003-08-05 2006-12-20 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
DE10348388B4 (de) * 2003-10-17 2016-02-04 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Bestimmung eines Kontaktzeitpunkts eines Fahrzeugs mit einem Aufprallobjekt
DE102004013268B4 (de) * 2004-03-18 2015-05-07 Conti Temic Microelectronic Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Auslösen eines Insassenschutzsystems eines Fahrzeugs
DE102006026239B4 (de) * 2005-06-07 2008-04-17 Denso Corp., Kariya Insassenschutzvorrichtung und Verfahren zum Schützen eines Insassen
DE112007002666B4 (de) * 2006-11-14 2016-05-19 Mitsubishi Electric Corp. Aktivierungsvorrichtung für ein Insassenschutzsystem
US20090051510A1 (en) * 2007-08-21 2009-02-26 Todd Follmer System and Method for Detecting and Reporting Vehicle Damage
JP5601383B2 (ja) 2011-02-10 2014-10-08 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびハイブリッド車両の制御方法
JP5792030B2 (ja) * 2011-11-11 2015-10-07 富士通テン株式会社 エアバッグ制御装置、および、エアバッグ制御方法
JP5778236B2 (ja) * 2013-10-18 2015-09-16 本田技研工業株式会社 車両衝突判定装置
KR20170056337A (ko) * 2015-11-13 2017-05-23 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어 방법

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2768710B2 (ja) * 1988-09-17 1998-06-25 ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 車両の搭乗者を保護する保護装置を起動する装置
US5483447A (en) * 1988-09-17 1996-01-09 Robert Bosch Gmbh Apparatus for tripping a system for the protection of occupants of a vehicle
USRE36122E (en) 1989-02-18 1999-03-02 Robert Bosch Gmbh Method for controlling the release of passenger restraint systems
DE3924507A1 (de) 1989-02-18 1990-08-23 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur ausloesung von rueckhaltemitteln
JP2843125B2 (ja) 1990-07-10 1999-01-06 株式会社リコー 薄膜形成装置
US6125313A (en) * 1990-08-24 2000-09-26 Kanto Seiki Co., Ltd. Air-bag control circuit
US5787377A (en) * 1990-08-24 1998-07-28 Kanto Seiki Co. Ltd. Air-bag control circuit
JPH0538998A (ja) 1991-08-02 1993-02-19 Daihatsu Motor Co Ltd エアバツグセンサの配置構造
JPH05213150A (ja) 1992-01-31 1993-08-24 Suzuki Motor Corp エアバッグ制御監視装置
JPH05286407A (ja) 1992-04-15 1993-11-02 Honda Motor Co Ltd 衝突判定装置
JP3082878B2 (ja) 1992-04-30 2000-08-28 スズキ株式会社 エアバック起動制御装置
JP3036278B2 (ja) 1993-01-25 2000-04-24 日産自動車株式会社 乗員拘束装置の制御装置
JP3392180B2 (ja) 1993-05-10 2003-03-31 ボッシュ エレクトロニクス株式会社 車両用安全装置の制御システム
JPH06340244A (ja) 1993-06-01 1994-12-13 Nippon Seiko Kk 安全装置の起動時期決定方法
JPH0796816A (ja) 1993-09-30 1995-04-11 Mitsubishi Motors Corp 電子式エアバッグ装置
US5496979A (en) 1994-03-11 1996-03-05 Automotive Systems Laboratory, Inc. Accelerometer with optical switch
US5668720A (en) * 1994-04-28 1997-09-16 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag controlling apparatus
US5802479A (en) * 1994-09-23 1998-09-01 Advanced Safety Concepts, Inc. Motor vehicle occupant sensing systems
GB2293681B (en) * 1994-09-29 1998-08-12 Autoliv Dev Improvements in or relating to a safety arrangement
JP3050061B2 (ja) 1994-10-25 2000-06-05 トヨタ自動車株式会社 乗員拘束装置
KR970001747B1 (ko) * 1994-10-31 1997-02-15 대우전자 주식회사 3방향(3축) 감속신호와 가변 기준치를 이용한 자동차용 에어백 제어장치
KR100202941B1 (ko) 1994-10-31 1999-06-15 배길훈 3방향(3축) 감속신호를 이용한 자동차용 충돌유형 판별장치
US5559697A (en) 1994-12-14 1996-09-24 General Motors Corporation Method for controlling actuation of a vehicle safety device
US5995892A (en) * 1995-06-12 1999-11-30 Denso Corporation Triggering device for safety apparatus
US5770997A (en) * 1995-06-26 1998-06-23 Alliedsignal Inc. Vehicle occupant sensing system
JP3633107B2 (ja) 1996-05-14 2005-03-30 タカタ株式会社 エアバッグ装置
JP3289612B2 (ja) 1996-09-17 2002-06-10 日本電気株式会社 車両の衝突判定方法及び衝突判定装置
US5785347A (en) 1996-10-21 1998-07-28 Siemens Automotive Corporation Occupant sensing and crash behavior system
JP3333813B2 (ja) 1996-11-20 2002-10-15 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
JP3206469B2 (ja) 1996-12-10 2001-09-10 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
JP3799586B2 (ja) * 1997-01-09 2006-07-19 マツダ株式会社 車両用エアバックシステム
JP3834803B2 (ja) * 1997-01-30 2006-10-18 マツダ株式会社 車両用エアバックシステム及び車両用乗員拘束システム
JP3726277B2 (ja) * 1997-01-30 2005-12-14 マツダ株式会社 車両用エアバックシステム
JP2877145B2 (ja) 1997-02-13 1999-03-31 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の制御装置
DE19740019A1 (de) 1997-09-11 1999-03-25 Siemens Ag Einrichtung für den Insassenschutz in einem Kraftfahrzeug
JP3044709B2 (ja) * 1997-09-19 2000-05-22 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置の起動制御装置
JPH11263187A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Asuko Kk 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体
JPH11263188A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Asuko Kk 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP1026052A3 (en) 2001-01-24
DE60022696T2 (de) 2006-07-13
EP1026052B1 (en) 2005-09-21
DE60022696D1 (de) 2006-02-02
EP1026052A2 (en) 2000-08-09
US6324454B1 (en) 2001-11-27
JP2000219098A (ja) 2000-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3346472B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP3436185B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP3063731B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
KR100363423B1 (ko) 에어백 시스템의 구동 제어 장치
US7484756B2 (en) Vehicle side impact crash detection for deployment of curtain and side airbags
EP1637405B1 (en) Object struck discrimination system and protection system
JP3044709B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
KR100749172B1 (ko) 탑승자 보호 장치용 활성화 제어 장치
JP2877145B2 (ja) 乗員保護装置の制御装置
JP2022180592A (ja) 制御装置、及び保護装置の制御方法
JP3695351B2 (ja) 乗員保護装置の起動装置
JPH0999803A (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP2001030873A (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP3885757B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP3364920B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
KR100437244B1 (ko) 자동차 측면 에어백 시스템 및 그 제어방법
JPH0769171A (ja) 乗員保護装置
JP3438774B2 (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP2000233706A (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JP2002178872A (ja) 衝突形態判定装置及び乗員保護装置の起動制御装置
JP3300668B2 (ja) 衝突形態判別装置及び乗員保護装置の起動制御装置
JP2000168489A (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
JPH0585298A (ja) 乗員保護装置の作動制御装置
JP2000071929A (ja) 乗員保護装置の起動制御装置
KR100437245B1 (ko) 자동차 정면 에어백 시스템 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070906

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130906

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees