WO2024014013A1 - 送風機及びこれを備えた洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
本発明は、電動機の温度上昇を抑制する送風機を提供することを目的とする。 本発明の送風機22は、円筒状のハウジング102によって外郭を構成した電動機100と、回転軸101を介して電動機100に回転駆動される遠心羽根車300と、電動機100及び遠心羽根車300を収容するケーシング23と、を備える。ケーシング23は、ハウジング102と対向し軸方向に向かって開口した吸込口57と、遠心羽根車300側に位置し遠心羽根車300から吐出された空気を吐出する軸方向に向かって開口した吐出口58を備える。ケーシング23の内壁24とハウジング102との間には、吸込口57と連通し遠心羽根車300へ空気を導く吸込流路59が形成される。吸込流路59は、吸込口57から軸方向に向かった空気の流れを径方向に転向する径方向外向き流路61を備える。
Description
本発明は、送風機及びこれを備えた洗濯乾燥機に関する。
洗濯から乾燥まで連続して行える洗濯乾燥機による衣類の乾燥は、送風機と熱源によって高温の乾燥風を作り、これを洗濯槽内に吹き込んで衣類の温度を高くして、衣類からの水分を蒸発させている。
洗濯乾燥機に用いられる送風機は、乾燥機能における乾燥時間短縮、衣類のしわ低減の観点から、大風量化が求められている。
送風機を大風量化するためには、送風機内に設けられている羽根車への入力を大きくする必要がある。即ち、送風機を駆動する電動機に対してより大きな入力を与える必要がある。
電動機への入力が大きくなると、それに伴って電動機のコイルや回転軸を支持する軸受の温度も上昇する。ある一定温度以上までコイルまたは軸受の温度が上昇すると、内部でスロットが溶けるといった製品信頼性の問題や、絶縁種の種類変更に伴うコスト増加が生じる。そのため、電動機に与えることができる入力は、電動機の内部部品の温度上限によって決まることが多い。
また、電動機に与えた入力のうち、電動機内部の温度上昇に使われるエネルギーは、通常であれば送風機の仕事に使われないエネルギーであるため、送風機への入力を大きくすればするほど、エネルギー効率は低下する。
そのため送風機の大風量化のためには、送風機を駆動する電動機内部の温度を下げる構造が必要となる。
電動機の内部温度を下げる構造としては冷却ファン等の外部冷却デバイスを追加する方法など、さまざまな方法が考えられるが、追加のデバイスを用いずに効率よく冷却する方法としては、送風機自身が駆動した流れを直接電動機周囲に導く構造が想定される。
送風機が駆動した流れで直接電動機を冷却するような構造については、例えば特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載の技術では、 電気掃除機用の送風機において、送風流路内に軸流羽根車と電動機を回転軸方向に直列に設置し、羽根車が回転によって駆動する流れを電動機のコイル側面に通風し、電動機の冷却を図っている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、電動機表面を平行に流れる気流により電動機を冷却するようにしているので、電動機表面での冷却に伴う熱伝達性能の向上は限定的であった。また、コイルと同様に高温となる軸受部の冷却については考慮されていなかった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、送風機の大風量化に伴う電動機の温度上昇を抑制することで製品の信頼性を向上し、電動機の発熱に伴うエネルギー効率低下を抑制する送風機及びこれを備えた洗濯乾燥機を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、円筒状のハウジングによって外郭を構成した電動機と、回転軸を介して前記電動機に回転駆動される羽根車と、前記電動機及び前記羽根車を収容するケーシングと、を備えた送風機において、前記ケーシングには、前記ハウジングと対向し軸方向に向かって開口した吸込口と、前記羽根車側に位置し前記羽根車から吐出された空気を吐出する軸方向に向かって開口した吐出口を備え、前記ケーシングの内壁と前記ハウジングとの間には、前記吸込口と連通し前記羽根車へ空気を導く吸込流路が形成され、前記吸込流路は、前記吸込口から軸方向に向かった空気の流れを径方向に転向する径方向流路を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、送風機の大風量化に伴う電動機の温度上昇を抑制することで製品の信頼性を向上し、電動機の発熱に伴うエネルギー効率低下を抑制する送風機及びこれを備えた洗濯乾燥機を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、同一の要素については、全ての図において、原則として同一の符号を付している。また、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。なお、以下に説明する構成はあくまで実施例に過ぎず、本発明に係る実施様態が、以下の具体的様態に限定されることを意図する趣旨ではない。
図1は、本発明の実施例1に係る洗濯乾燥機Sの内部構造を示す断面図である。図2は、本発明の実施例1に係る洗濯乾燥機Sの内部構造を示す斜視図である。なお以下の説明では、前面側に洗濯物の出し入れ口が形成され、洗濯槽の回転軸が水平方向側に斜めに設けられたドラム式洗濯乾燥機を例に挙げて内部構造について説明する。
図1に示すように、洗濯乾燥機Sは、筐体である外枠1、洗濯水を貯留する外槽2、回転槽3、駆動モータ10、送風機22などを備える。外槽2は、外枠1内に内蔵されるとともに外枠1に防振支持されている。回転槽3は、洗浄、乾燥される衣類などの洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽であり、外槽2の内部に設けられている。また、回転槽3は、外槽2内に回転可能に支持される。
回転槽3の図中右側面には、洗濯物を撹拌して洗う攪拌翼4が回動可能に設けられている。この攪拌翼4は、洗濯運転時および乾燥運転時に、正転/逆転を繰り返す動作が行われる。また、攪拌翼4は、脱水運転時に、回転槽3と一緒に高速回転し、回転槽3内の洗濯物に含まれる水分を脱水するようになっている。
また、外枠1内には、上部に、給水ユニット7が設けられている(図2)。この給水ユニット7は、内部に複数の水路を有し、外部から供給される水道水や浴槽から吸った風呂水を外槽2に供給する。また給水ユニット7内には、洗剤、仕上剤の投入装置8が設けられている。洗剤、仕上剤は、外槽2と回転槽3の間に注がれる。
また、洗濯乾燥機Sは、乾燥機構を備えている。この乾燥機構は、回転槽3内の洗濯物を乾燥する乾燥用空気の循環送風や除湿を行う。また、乾燥機構は、大部分が乾燥用空気循環路で占められる。乾燥用空気循環路は、外槽2の底部に連通するように接続され、上向きに延びる除湿用縦通路21を備える。さらに乾燥機構は回転槽3内に空気を送付する送風機22を備えている。
送風機22の吸込側は、除湿用縦通路21の上側に接続される。送風機22の排出側はヒータボックス400に接続され、その後戻り接続循環路25と連通するように接続されている。なお、送風機22の詳細については、後述する。また、戻り接続循環路25は、外槽2の上部に連通するように接続される。
下部蛇腹ホース26は、外槽2の底落込部31に接続される。この底落込部31は、洗濯水の排水路(図示せず)に連通する。洗濯水を排水する際には、外槽2に溜まっている洗濯水やすすぎ水を、異物除去トラップ32を経て、洗濯乾燥機Sの外部(機外)に排出する。
洗濯乾燥機Sでは、送風機22の遠心羽根車300(図3参照)が回転することによって乾燥用空気が回転槽3内を流通し、回転槽3内の洗濯物を乾燥させる。また、送風機22の下流に設けられたヒータボックス400内において、除湿領域で水分が凝縮された乾燥用空気が再加熱されて回転槽3を流れるので、洗濯物の水分をさらに蒸発させる。この水分除去が乾燥用空気の循環で繰り返されることにより洗濯物が乾燥される。実施例で1では、羽根車として軸方向から吸込んだ空気を径方向外側に向かって吐出する遠心羽根車300を用いている。
図3は、本発明の実施例1に係る送風機22の内部構造を示す断面図である。図4は、本発明の実施例1に係る電動機100を軸方向に沿って断面した断面図である。図5は、本発明の実施例1に係る電動機100を軸方向から見た図である。
実施例1の送風機22は、洗濯乾燥機Sの上部側面において回転軸が水平方向に伸びるように設置される。
送風機22は、円筒形状のケーシング23により外郭を構成し、内部に遠心羽根車300(羽根車)、電動機100を収容している。遠心羽根車300と接続される電動機100の回転軸101は、水平方向に向かって伸びるように配置される。電動機100は回転軸101を介して遠心羽根車300を回転駆動し、送風機22内に気流を発生させる。
送風機22には、遠心羽根車300を回転によって空気が取り込まれる吸込口57と、遠心羽根車300から吐出された空気が吐出される吐出口58が設けられている。吸込口57は、ハウジング102の平面部64と対向し軸方向に向かって開口している。吐出口58は、軸方向に向かって開口している。実施例1では、吸込口57及び吐出口58は、水平方向に向かって開口するように設けられている。
ケーシング23の内壁24とハウジング102との間には空間が形成され、吸込口57から遠心羽根車300へ空気を導く吸込流路59が構成される。電動機100は、空気の流れに対し遠心羽根車300の上流側に配置されている。
吸込口57はフィルタボックス500を介して除湿用縦通路21と接続され、吐出口58はヒータボックス400を介して外槽2と接続される。
実施例1では、送風機22は洗濯乾燥機Sの上部側面に設置するようにしたが、設置場所は上部側面に限定されるものでは無く、洗濯乾燥機S内であれば何れの場所であっても構わない。
電動機100は、円筒状のハウジング102により外郭を構成し、ハウジング102の外部は電動機ケーシング23aによって覆われている。また、遠心羽根車300の外部は羽根車ケーシング23bによって覆われている。実施例1では電動機ケーシング23aと羽根車ケーシング23bによりケーシング23を構成している。
送風機22が駆動すると、空気が図中(図3)の右側に設けられた吸込口57から流入し、吸込流路59を通過して図中左側に設けられた吐出口58から流出する。
図4に示すように電動機100は、ステータコイル105を備えたステータと、ロータコイル104を備えたロータと、ステータ及びロータを覆うハウジング102により構成されている。ロータは、ステータ内に回転可能に軸支され、回転軸101と共に回転する。
電動機100のハウジング102には、径方向外側に向かって伸びたフランジ部103が備えられている。電動機100は、フランジ部103を電動機ケーシング23aと羽根車ケーシング23bによって挟み込むことによってケーシング23に固定される。
フランジ部103は、吸込流路59と交差する形で設置される。そのためフランジ部103には、吸込流路59を通過する流れを妨げないように、吸込流路59の一部を成す貫通した通風部60が形成されている(図3、図5)。通風部60は周方向に分割され、複数形成されている。電動機100には、電力を供給するためのケーブル108が設けられるため、図5に示す通り、通風部60は周方向に不均一な開口となるが、断面積を所望の風量に合わせて確保していれば、送風機性能に影響はない。
送風機22の遠心羽根車300は、電動機100に対して吐出口58側に配置される。
遠心羽根車300は、電動機100の回転軸101に締結される。このとき、遠心羽根車300は、遠心羽根車300の羽根車吸込部302が電動機100側に向くように設けられる。即ち、吸込口57から流入した空気は、吸込流路59を経て、羽根車吸込部302に流入する。
遠心羽根車300は、電動機100の回転軸101に締結される。このとき、遠心羽根車300は、遠心羽根車300の羽根車吸込部302が電動機100側に向くように設けられる。即ち、吸込口57から流入した空気は、吸込流路59を経て、羽根車吸込部302に流入する。
遠心羽根車300に流入した空気は、羽根301によって昇圧され、羽根車吐出部303にて径方向外向きに流出する。羽根車吐出部303より流出した空気は、ディフューザ304、戻り流路305を経て、吐出口58より流出する。
電動機100は、回転軸101と接続されたロータコイル104、ロータコイル104の周囲を覆う様に設けられるステータコイル105、回転軸101を軸支するベアリング106、回転軸101と遠心羽根車300の間に設けられるカラー107によって構成される。
上述したように電動機100のステータ及びロータは、ハウジング102に覆われている。洗濯乾燥機Sでは、洗濯物の乾燥運転をする際、洗濯物に含まれた水分が蒸発し、洗濯乾燥機S内を循環する乾燥風の湿度が上昇する。乾燥運転中は、常時高湿な空気が送風機22内に流入する。そのため、電動機100に高湿空気が触れると、錆等が発生することが想定され、製品信頼性にかかわってくる。そのため、ステータ及びロータをハウジング102で覆うことで、製品の信頼性向上を図っている。
本発明の送風機22は、ケーシング23の内壁24と電動機100のハウジング102によって構成される吸込流路59を有する。電動機100は、遠心羽根車300を駆動すると発熱する。電動機100に入力する電力が多くなればなるほど、電動機100内に設けられたロータコイル104、ステータコイル105が発熱し、温度が上昇する。そのため、電動機100を冷却し、適切な温度に保つ必要がある。送風機22の吸込流路59の流路壁面をハウジング102によって構成することで、送風機22内に設けられた遠心羽根車300が吸気する空気がハウジング102の周囲を通過する。これにより、ハウジング102内に設けられた電動機100が冷却される。
このとき、電動機100は遠心羽根車300の羽根車吸込部302より吸込口57側に設けられる。これは、遠心羽根車300を通過して昇圧された空気は、断熱圧縮によって温度が上昇すると、電動機100と空気の温度差が相対的に小さくなり、熱伝達性能が低下するためである。より低い空気の温度をハウジング102の周囲に流すには、電動機100は遠心羽根車300の羽根車吸込部302より吸込口57側(上流側)に設けることが効果的である。
実施例1において吸込流路59は、吸込口57から電動機100の回転軸101の方向に流入した後、回転軸101の径方向外向きに転向することを特徴としている。これは、回転軸101の方向から吸込口57に流入した流れが、ハウジング102の平面部64に衝突することで90°転向し、回転軸101の径方向外向きに流れることを意味する。
これにより、送風機22が吸気した空気がハウジング102の面上を通過する際に接する面積が増加し、熱伝達性能が向上する。そして、電動機100はハウジング102が冷却され、ハウジング102を介してハウジング102内部に設けられたロータコイル104、ステータコイル105、ベアリング106等が冷却される。
また、吸込流路59を回転軸101の軸方向から径方向外向きに流れる際、空気がハウジング102の平面部64に衝突する。空気が平面部64に衝突すると、衝突噴流流れの効果により、熱伝達性能が更に向上する。これにより更に効率的にハウジング102及び電動機100の温度を低下させることができる。
吸込流路59では、吸込口57から流入した後、90°転向した径方向外向き流路61(径方向流路)を有する。その後、再度90°転向し、今度は回転軸101の軸方向に設けられた軸方向流路62を有する、その後もう一度90°転向した、径方向内向き流路63を経て、羽根車吸込部302に到達する。
衝突噴流の効果を得るために、吸込口57の径aは、ハウジング102の径bよりも小さくすることが効果的である(a<b)。これにより、送風機22が吸込む流れの流速をより速くすることができ、衝突噴流の効果をより多く得ることができる。
但し、吸込口57の径aはどこまでも小さくできるわけではない。吸込口57の流路断面積は、吸込流路59のうち、回転軸101の軸方向に流入する軸方向流路62の流路断面積より小さくしてはならない。これは流路断面積が縮小することによって吸い込んだ流れが加速されるため、吸込流路59の流路壁面上で生じる摩擦損失が増加してしまい、結果的に送風機22の効率が低下してしまうためである。
さらに実施例1では、送風機22の吸込流路59を構成する径方向外向き流路61と軸方向流路62について、径方向外向き流路61の流路高さcの方が軸方向流路62の流路高さdと比較して小さいことを特徴としている。
これは吸込口57より流入した流れがハウジング102の平面部64に衝突し、径方向外向きに転向する際、流路幅を狭くいすることにより、流れの流速低下を抑え、ハウジング102面上での熱伝達率低下を抑制するためである。これにより、ハウジング102及び電動機100からの冷却効率の向上が可能となる。
実施例1によれば、送風機の大風量化に伴う電動機の温度上昇を抑制することで製品の信頼性を向上させることが可能となる。
また実施例1によれば、電動機100を冷却し昇温した空気が送風機22から吐出され、洗濯物の乾燥に利用できるので、省エネルギー化を図ることができる。
図6は、本発明の実施例2に係る送風機22の内部構造を示す断面図である。実施例1と共通する構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
実施例2の送風機22では、羽根車が遠心式の遠心羽根車ではなく、一例として軸流式の軸流羽根車306を用いている。送風機22が採用する羽根車は、遠心羽根車、軸流羽根車306に限定されるものでは無く、どのような形状であってもよい。
実施例2では、送風機22の羽根車として軸流羽根車306を用い、これを洗濯乾燥機Sに搭載することにより、送風機22を駆動する電動機100の入力を大きくすることが可能となる。
実施例2によれば、乾燥運転時の風量風速をより大きくすることができ、乾燥時間の短縮といった性能向上が可能となる。
また実施例2によれば、電動機100を冷却し昇温した空気が送風機22から吐出され、洗濯物の乾燥に利用できるので、省エネルギー化を図ることができる。
上記した実施例1及び2では、ドラム式の洗濯乾燥機を例に説明したが、本発明は縦型の洗濯乾燥機に適用可能である。
1…外枠、2…外槽、3…回転槽、22…送風機、23…ケーシング、24…内壁、57…吸込口、58…吐出口、59…吸込流路、60…通風部、61…径方向外向き流路、62…軸方向流路、63…径方向内向き流路、64…平面部、100…電動機、101…回転軸、102…ハウジング、103…フランジ部、104…ロータコイル、105…ステータコイル、106…ベアリング、107…カラー、300…遠心羽根車、301…羽根、302…羽根車吸込部、303…羽根車吐出部、304…ディフューザ、305…戻り流路、306…軸流羽根車、400…ヒータボックス、500…フィルタボックス、S…洗濯乾燥機
Claims (8)
- 円筒状のハウジングによって外郭を構成した電動機と、回転軸を介して前記電動機に回転駆動される羽根車と、前記電動機及び前記羽根車を収容するケーシングと、を備えた送風機において、
前記ケーシングには、前記ハウジングと対向し軸方向に向かって開口した吸込口と、前記羽根車側に位置し前記羽根車から吐出された空気を吐出する軸方向に向かって開口した吐出口を備え、
前記ケーシングの内壁と前記ハウジングとの間には、前記吸込口と連通し前記羽根車へ空気を導く吸込流路が形成され、
前記吸込流路は、前記吸込口から軸方向に向かった空気の流れを径方向に転向する径方向流路を備えたことを特徴とする送風機。 - 請求項1に記載の送風機において、
前記吸込流路の径方向流路は、径方向外向に向かって伸びた径方向外向き流路であり、 前記吸込流路は、前記径方向外向き流路から転向し、軸方向に伸びた軸方向流路を備えたことを特徴とする送風機。 - 請求項2に記載の送風機において、
前記ハウジングには、径方向外側に向かって伸び、前記電動機を前記ケーシングに固定するためのフランジ部を備え、
前記フランジ部には、前記軸方向流路の一部を成す貫通した通風部を備えたことを特徴とする送風機。 - 請求項3に記載の送風機において、
前記ケーシングは、前記電動機を覆う電動機ケーシングと、前記羽根車を覆う羽根車ケーシングとを備え、
前記フランジ部は前記電動機ケーシングと前記羽根車ケーシングとによって挟まれて固定されること特徴とする送風機。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の送風機において、
前記吸込口の径は、前記ハウジングの径よりも小さいことを特徴とする送風機。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の送風機において、
前記吸込口と対向する前記ハウジングの面は平面部で構成されていることを特徴とする送風機。 - 請求項2乃至4の何れか1項に記載の送風機において、
前記吸込流路のうち、前記径方向外向き流路の流路高さは、前記軸方向流路の流路高さよりも低いことを特徴とする送風機。 - 洗濯水を貯留する外槽と、前記外槽内に回転可能に支持された回転槽と、前記回転槽内に空気を送風する送風機を備えた洗濯乾燥機において、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の送風機を備えたことを特徴とする洗濯乾燥機。
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JP (1) | JP2024009579A (ja) |
WO (1) | WO2024014013A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05288195A (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機 |
JP2022053974A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 洗濯機乾燥機およびファンユニット |
-
2022
- 2022-07-11 JP JP2022111212A patent/JP2024009579A/ja active Pending
-
2023
- 2023-01-18 WO PCT/JP2023/001313 patent/WO2024014013A1/ja unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05288195A (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機 |
JP2022053974A (ja) * | 2020-09-25 | 2022-04-06 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 洗濯機乾燥機およびファンユニット |
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