WO2023199970A1 - 収納袋及び収納袋構成体 - Google Patents

収納袋及び収納袋構成体 Download PDF

Info

Publication number
WO2023199970A1
WO2023199970A1 PCT/JP2023/014979 JP2023014979W WO2023199970A1 WO 2023199970 A1 WO2023199970 A1 WO 2023199970A1 JP 2023014979 W JP2023014979 W JP 2023014979W WO 2023199970 A1 WO2023199970 A1 WO 2023199970A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
storage
storage bag
string
article
opening
Prior art date
Application number
PCT/JP2023/014979
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
由美子 吹越
Original Assignee
株式会社根本杏林堂
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社根本杏林堂 filed Critical 株式会社根本杏林堂
Publication of WO2023199970A1 publication Critical patent/WO2023199970A1/ja

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B50/00Containers, covers, furniture or holders specially adapted for surgical or diagnostic appliances or instruments, e.g. sterile covers
    • A61B50/30Containers specially adapted for packaging, protecting, dispensing, collecting or disposing of surgical or diagnostic appliances or instruments

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

物品HSを収納する収納袋10は、物品の収納部11と、収納部と接続されている紐部12とを備える。

Description

収納袋及び収納袋構成体
 本発明は、物品を収納する収納袋と、収納袋構成体とに関する。
 特許文献1には、ガイドケース及びシース部材を備える医療デバイス収納体が記載されている。このガイドケースは、折り畳まれた第1の形態から枠の開口部が開く第2の形態へと変形可能に構成されている。また、シース部材は、柔軟な材質で袋状に形成されている。そして、使用時には、医療デバイスがシース部材に入れられる。その後、シース部材の口は、クリップを用いて閉じられる。
特開2018-175421号公報
 特許文献1に記載の医療デバイス収納体において、シース部材の口は、クリップを用いて閉じられる。そのため、クリップを準備しておき、医療デバイス収納体とともに保管する必要がある。
 以下に説明する一態様に係る収納袋は、物品を収納する収納袋であって、前記物品の収納部と、前記収納部と接続されている紐部とを備える。
 また、他の一態様に係る収納袋構成体は、物品を収納する収納袋と、前記収納袋が溶着されている台紙とを備え、前記収納袋は、前記物品の収納部と、前記収納部と接続されている紐部とを有する。
 これにより、収納された物品が汚染されることを防止できる。
 本発明のさらなる特徴は、添付図面を参照して例示的に示した以下の実施例の説明から明らかになる。
第1実施形態に係る収納袋10を表す平面図である。 開口部OPを拡げた状態を表す概略説明図である。 物品HSを挿入する状態を表す概略説明図である。 収納袋10を剥がす状態を表す概略説明図である。 開口部OP側の端部18を折り返す状態を表す概略説明図である。 紐部12を捩じる状態を表す概略説明図である。 収納部11を挿入する状態を表す概略説明図である。 物品HSを収納した状態を表す概略説明図である。 開口部OP側の端部18を摘まんだ状態を表す概略説明図である。 紐部12が外れた状態を表す概略説明図である。 開口部OPを開いた状態を表す概略説明図である。 物品HSを取り出す状態を表す概略説明図である。 第2実施形態に係る収納袋210を表す平面図である。
 以下、本発明を実施するための例示的な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態において説明する寸法、材料、形状及び構成要素の相対的な位置は任意に設定でき、本発明が適用される装置の構成又は様々な条件に応じて変更できる。また、特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に具体的に記載された実施形態に限定されない。
 [第1実施形態]
 汚染物質(例えばウィルス、細菌、血液及び油等)の付着が望まれない物品がある。一例として、造影剤及び生理食塩水等の薬液を注入する注入装置の遠隔操作装置は、汚染物質が付着してしまうと、汚染物質を除去して滅菌又は殺菌する作業等が必要となる。そのため、注入装置の使用中、遠隔操作装置に汚染物質が付着することは望まれない。例えば、注入装置は、心臓カテーテル検査を行う場合に、被検者の体内に造影剤及び生理食塩水を注入するために使用される。
 遠隔操作装置は、心臓カテーテル検査を行う場合に、注入速度の変更、注入の開始、又は注入の停止を行うために使用される。この遠隔操作装置は、一例としてハンドスイッチであり、オペレーターが手を使って操作する。そのため、手又は手袋に付着している血液等がハンドスイッチに付着する可能性がある。なお、遠隔操作装置は、収納袋10に収納される物品の一例である。以下の説明では、ハンドスイッチを収納する例について主に説明する。
 また、注入装置は、医療用の撮像装置とともに使用される。一例として、この撮像装置としては、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、CT(Computed Tomography)装置、アンギオ撮像装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置、CTアンギオ装置、MRアンギオ装置、超音波診断装置、及び血管撮像装置がある。
 図1に示すように、収納袋10は、物品HSを収納する収納部11と、収納部11に接続されている紐部12とを備えている。この紐部12は、収納部11の周囲に形成されている。そして、収納部11と紐部12とは同一の材料から一体的に形成されている。例えば、収納袋10は、二枚のフィルム材を融着によって一体化して、袋状に構成することによって形成されている。代替的に、収納袋10は、接着等の方法によって一体化されていてもよい。一例として、収納袋10は、折り畳みが可能な程度に柔軟な材料(例えばポリエチレンフィルム)から形成されており、絹目のエンボス加工が施されている。そして、収納袋10は、収納した物品HSを外方から視認できるように、光透過性を有している。なお、収納袋10は、開口部OPを開放しない状態ではシート状であり、表面と裏面とは同一の形状を有している。
 代替的に、収納袋10には、エンボス加工が施されていなくともよい。ただし、エンボス加工が施されていることにより、収納袋10に付着した汚染物質、例えば血液を容易に除去できる。血液が収納袋10の外側に付着していると手から滑り落ち易くなるが、血液を除去して滑り落ちを抑制できる。少なくとも紐部12は、伸縮性を有することが好ましい。これにより、捩じった紐部12によって形成される隙間に収納部11を挿入した後に、伸ばされた紐部12が弾性力によって縮んで開口部OPを閉じることができる(図8)。また、紐部12は、収納部11とは別の材料によって形成されていてもよい。この場合、紐部12は、収納部11に溶着又は接着等の方法によって取り付けられる。一例として、このような紐部12の材料は。シリコーンゴムである。
 収納部11は、物品HSを挿入する入口となる開口部OPを有している。そして、収納袋10において、収納部11の開口部OPと反対側には、略U字状の紐部12が形成されている。代替的に、紐部12の外形は矩形であってもよく、この形状であっても捩じった紐部12によって隙間が形成される。また、収納部11と紐部12との間には、穴部を形成するための抜き部分13が存在している。この抜き部分13は、台紙17(図2)から収納袋10を剥がすと台紙17に残る。これによって、収納部11と紐部12との間に穴部が形成される。また、抜き部分13の開口部OP側の両端部には、抜き部分13よりも幅が広い略円形の丸端部が形成されている。
 収納部11の開口部OP側の端部18は、開口部OPに向かって徐々に幅が広くなる形状を有している。開口部OP側の端部18は、折り畳まれる部分である。言い換えると、開口部OP側の端部18は、物品HSを収納した収納部11において物品HSを囲んでいない部分と、開口部OPとの間の領域に対応する。そして、収納部11と紐部12との境界領域には、湾曲部CPが形成されている。さらに、開口部OPを除く収納袋10の外周及び抜き部分13の外周の縁には、封止部が形成されている。また、抜き部分13の丸端部の周辺には、直線状の線状補強部14と、略U字状の湾曲補強部15とが形成されている。一例として、線状補強部14と湾曲補強部15とは、二枚のフィルムが融着されている部分であり、図1の例ではそれぞれ二か所に形成されている。代替的に、線状補強部14と湾曲補強部15とは、接着によって形成されてもよい。さらに、線状補強部14と湾曲補強部15とは、別体の部材(例えばフィルム)を、収納部11に融着又は接着することによって形成されてもよい。
 線状補強部14によって、紐部12と収納部11とが区分けされている。紐部12においては、フィルムが融着されていないため、収納部11に物品HSを挿入するときに、紐部12に物品HSの一部が入り込む可能性がある。物品HSの一部が入り込むと、物品HSが紐部12に引っかかってしまうが、線状補強部14によって、引っかかることが防止される。また、湾曲補強部15によって、抜き部分13と紐部12との間が裂けてしまうことを抑制できる。代替的に、紐部12の全体においてフィルムが融着されていてもよい。これにより、溶着された部分は、線状補強部14及び湾曲補強部15に対応する補強部として機能する。
 収納袋10は、図2に示す収納袋構成体100から剥がして用いられる。この収納袋構成体100は、医療用の物品を収納する収納袋10と、収納袋10が溶着されている台紙17とを備えている。このような収納袋構成体100を製造する場合、まず台紙17(図2)の上に二枚のフィルム材を重ねて配置する。そして、収納袋10の外形に沿って二枚のフィルム材に熱を加えて溶着させる。一例として、溶着された部分は封止部(不図示)として機能し、溶着された部分の幅は5mmである。溶着と同時に又は溶着後に、収納袋10の外形に沿って切り込みを加えて、台紙17から収納袋10を切り抜く。そして、フィルム材の残部は台紙17から取り除かれる。このとき、抜き部分13は、収納袋10とともに台紙17上に残される。代替的に、抜き部分13を台紙17から取り除いてもよい。また、溶着された部分の少なくとも一部は、台紙17に溶着されている。その後、台紙17及び収納袋10は外装袋(不図示)に収納され、外装袋とともにエチレンオキサイドガス滅菌処理が施される。
 使用時には、オペレーターが外装袋から台紙17と収納袋10を取り出す。そして、オペレーターは、台紙17から収納袋10を剥がして、台紙17と収納袋10を分離させる。このとき、抜き部分13は、台紙17上に残される。一例として、抜き部分13の外周の切り込みの深さは、収納袋10の外周の切り込みの深さよりも深い。これにより、抜き部分13が台紙17から剥がれ難くなり、抜き部分13のみを台紙17上に残すことができる。
 例えば、収納袋10の長手方向の外寸は300mmであり、長手方向に直行する幅方向の外寸は200mmである。また、紐部12の長手方向の外寸は190mmであり、幅方向の外寸は130mmである。さらに、抜き部分13の略円形の端部の直径は10mmであり、抜き部分13の幅は5mmである。
 [使用方法]
 図2から図12を参照して、収納袋10の使用方法について説明する。まず、オペレーターは、図2に示すように、収納袋10の開口部OPを拡げて物品HSを挿入するための挿入口を開ける。代替的に、オペレーターは、台紙17から収納袋10を剥がした後に開口部OPを拡げてもよい。次に、オペレーターは、図3に示すように、開口部OPを介して物品HSを収納部11に挿入する。このとき、物品HSであるハンドスイッチは、スイッチ側の端部から挿入され、抜き部分13に囲まれた空間にまで挿入される。そして、オペレーターは、図4に示すように、収納袋10を台紙17から剥がして台紙17と収納袋10とを分離させる。このとき、抜き部分13は、台紙17上に残るため、収納部11の周囲に穴部が形成される。
 続いて、オペレーターは、図5に示すように、収納部11の開口部OP側の端部18を折り返す。代替的に、オペレーターは、開口部OP側の端部18を捩じって開口部OPを閉じてもよい。次に、オペレーターは、図6に示すように、紐部12を捩じって、紐部12の一方側の一方側部分12Aと他方側の他方側部分12Bとを交差させる。さらに、オペレーターは、図7に示すように、紐部12を複数回(例えば三回)捩じる。そして、オペレーターは、捩じった紐部12の内側に形成される隙間に物品HSを収納した収納部11を挿入する。なお、紐部12を捩じる回数は二回又は四回以上であってもよい。ただし、捩じった紐部12の内側に物品HSを収納した収納部11が通る程度の隙間を形成する必要がある。その後、オペレーターが、捩じった紐部12の内側に形成される隙間に収納部11を挿入して、紐部12から手を離すと、図8に示すように紐部12が収縮して収納部11の開口部OPを閉じることができる。すなわち、収納部11の周囲に紐部12が巻かれた状態となる。
 使用後、収納袋10から物品HSが取り出され、収納袋10は廃棄される。オペレーターは、物品HSを取り出す場合、まず図9に示すように、収納部11の開口部OP側の端部18を摘まみ、収納部11とは反対側の方向にめくって引っ張る。これにより、図10に示すように、紐部12が収納部11から外れて開口部OPが開放される。その後、オペレーターは、図11に示すように、開口部OPを開いて、物品HSのスイッチとは反対側の端部を外部に露出させる。そして、オペレーターは、図12に示すように、収納袋10から物品HSを取り出す。なお、収納袋10から物品HSを取り出す場合、取り出した物品HSを充電器のアダプタ等に取り付けてもよい。
 以上説明した収納袋10によれば、収納された物品HSが汚染されることを防止できる。さらに、紐部12と収納部11とが一体的に構成されているため、収納部11の開口部OPを閉じる閉じ具を準備しておき、収納袋10と別に保管する手間を省略できる。さらに、紐部12は、その一方側部分12Aの端部と他方側部分12Bの端部とが収納部11に接続されている。そのため、捩じった紐部12の一方側部分12Aと他方側部分12Bとの内側の隙間に収納部11を通して、紐部12を収納部11の開口部OP側の端部18の周囲に巻き付けることができる。これにより、収納部11の開口部OP側の端部18をめくって引っ張るのみで、開口部OPを開放できる。
 [第2実施形態]
 続いて、図13を参照して、第2実施形態に係る収納袋210について説明する。なお、図13は、第2実施形態に係る収納袋210を概略的に表す平面図である。
 収納袋210は、物品HSを収納する収納部211と、収納部211に接続されている紐部212とを備えている。この紐部212は、収納部211の周囲に形成されている。そして、収納部211と紐部212とは同一の材料から一体的に形成されている。また、収納部211は、物品HSを挿入する入口となる開口部OPを有している。そして、収納袋210において、収納部211の開口部OPと反対側には、略U字状の紐部212が形成されている。
 また、収納部211と紐部212との間には、穴部を形成するための抜き部分213が存在している。この抜き部分213は、台紙17(図2)から収納袋210を剥がすと台紙17に残る。これによって、収納部211と紐部212との間に穴部が形成される。また、抜き部分213の開口部OP側の両端部には、抜き部分213よりも幅が広い略円形の丸端部が形成されている。また、収納部211の開口部OP側の端部218は、開口部OPに向かって徐々に幅が広くなる形状を有している。
 さらに、収納部211と紐部212との境界領域には、湾曲部CPが形成されている。そして、開口部OPを除く収納袋210の外周及び抜き部分213の外周の縁には、封止部が形成されている。また、抜き部分213の丸端部の周辺には、直線状の線状補強部214が形成されている。なお、抜き部分213の丸端部の周辺には、湾曲補強部15(図1)がさらに形成されていてもよい。
 第2実施形態においては、収納袋210の収納部211が、肩部の一例として第1肩部219Aと第2肩部219Bとを有している。代替的に、収納部211は、第1肩部219A及び第2肩部219Bのいずれか一方のみを有していてもよい。そして、第1肩部219Aは、収納部211の第1縁部EPAから収納部211の先端部TPに向かって直線状に延びている。また、第2肩部219Bは、収納部211の第2縁部EPBから収納部211の先端部TPに向かって直線状延びている。ただし、第1肩部219A及び第2肩部219Bは、曲線状に延びていてもよい。
 また、第1縁部EPA及び第2縁部EPBは、収納部211の両側に位置している。そして、第1肩部219Aは、第2肩部219Bよりも先端部TPから遠い位置にまで延びている。そのため、第1肩部219Aは、第2肩部219Bよりも長い。さらに、第1縁部EPA及び第2縁部EPBは、いずれも封止されている。そして、開口部OPを拡げて物品HSを挿入すると、第1縁部EPA及び第2縁部EPBのそれぞれが、物品HSと当接する当接面を構成するように広がる。
 例えば、物品HSとしてのハンドスイッチのスイッチは、ハンドスイッチの指当て部により近い位置に配置されている。そのため、ハンドスイッチにおいては、スイッチの周囲の指当て部側の面が、指当て部とは反対側の面よりも広い。そして、第1肩部219Aによって収納部211の内側に構成される当接面は、上記反対側の面と当接する。また、第2肩部219Bによって収納部211の内側に構成される当接面は、上記指当て部側の面と当接する。
 このようにして、スイッチの周囲の面と当接面とが当接する。そのため、収納部211の奥にハンドスイッチを挿入しても、スイッチが先端部TPに強く押し付けられる前に、スイッチの周囲の面と当接面とが当接する。これにより、ハンドスイッチが収納部211の奥側に入り込むことを規制できる。その結果、収納部211の奥に挿入されたハンドスイッチによって先端部TPに力が集中することを抑制できる。そのため、力が集中することに起因する収納袋210の破損を抑制できる。なお、ハンドスイッチの形状に応じて、第1肩部219Aと第2肩部219Bとが同じ長さであってもよい。
 また、収納袋210には、物品HSの画像IMが印刷されている。例えば、図13においては、物品HSとしてハンドスイッチの画像IMが印刷されている。一例として、画像IMは、収納袋210の裏面(すなわち台紙17に接する面)に印刷されている。そして、収納袋210が光透過性を有しているため、収納袋210の裏面及び表面を透過して画像IMを視認できる。画像IMが印刷されていることにより、オペレーターは、物品HSを収納する向きを視覚的に認識できる。
 以上説明した収納袋210によっても、収納された物品HSが汚染されることを防止できる。さらに、紐部212と収納部211とが一体的に構成されているため、収納部211の開口部OPを閉じる閉じ具を準備しておき、収納袋210と別に保管する手間を省略できる。さらに、第2実施形態によれば、収納袋210の破損を抑制できる。
 なお、第2実施形態の収納袋210の収納部211の幅は、第1実施形態の収納袋10の収納部11よりも長い。ただし、収納部211の幅は、収納部11と同じであってもよい。例えば、収納袋210の長手方向の外寸は300mmであり、長手方向に直行する幅方向の外寸は190mmである。また、紐部212の長手方向の外寸は189.5mmであり、幅方向の外寸は120mmである。
 以上、各実施形態及び各変形形態を参照して本発明について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明に反しない範囲で変更された発明、及び本発明と均等な発明も本発明に含まれる。また、各実施形態及び各変形形態は、本発明に反しない範囲で適宜組み合わせることができる。
 例えば、遠隔操作装置は、注入装置に有線接続可能であってもよい。また、遠隔操作装置は、注入装置に無線接続されているフットスイッチであってもよい。さらに、遠隔操作装置は、薬液以外の液体(例えば油)を送出する送出装置を操作する装置であってもよい。また、遠隔操作装置は、薬液の注入装置以外の医療用装置、例えば、血液等の体液を吸引する吸引装置を操作する装置であってもよい。
 さらに、収納袋10は、遠隔操作装置以外の物品、例えば、測定装置又は測定器具等を収納してもよい。ただし、収納袋10は、オペレーターが手で操作する医療用の物品HSの収納に好適に用いることができる。また、線状補強部14と湾曲補強部15とは、三か所以上に形成されていてもよい。さらに、収納袋10の強度が十分であれば、湾曲補強部15を省略してもよい。さらに、紐部12の一方側部分12Aの端部及び他方側部分12Bの端部の少なくとも一方は、収納部11から分離されていてもよい。この場合、収納部11から離隔している端部によって、紐部12を収納部11に巻き付けることができる。これによって、収納部11の開口部OPを閉じることができる。
 上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
 [付記1]
 物品を収納する収納袋であって、
 前記物品の収納部と、
 前記収納部と接続されている紐部とを備える、収納袋。
 [付記2]
 前記収納部及び前記紐部は、同一の材料から一体的に形成されている、付記1に記載の収納袋。
 [付記3]
 前記収納部は、袋状に構成されていると共に開口部を有しており、
 前記紐部は、前記収納袋において、前記開口部と反対側に形成されている、付記1又は2に記載の収納袋。
 [付記4]
 前記紐部は、前記収納部の周囲に形成されている、付記1から3のいずれか一項に記載の収納袋。
 [付記5]
 前記収納部と前記紐部との間に、穴部を形成するための抜き部分がある、付記1から4のいずれか一項に記載の収納袋。
 [付記6]
 前記紐部と前記収納部とが、補強部によって区分けされている、付記1から5のいずれか一項に記載の収納袋。
 [付記7]
 前記収納部は、前記収納部の縁部から延びる肩部を有している、付記1から6のいずれか一項に記載の収納袋。
 [付記8]
 物品を収納する収納袋と、
 前記収納袋が溶着されている台紙とを備え、
 前記収納袋は、前記物品の収納部と、前記収納部と接続されている紐部とを有する、収納袋構成体。
 この出願は2022年4月14日に出願された日本国特許出願第2022-66856号からの優先権を主張し、その全内容を引用してこの出願の一部とする。
 10:収納袋、11:収納部、12:紐部、13:抜き部分、14:線状補強部、17:台紙、100:収納袋構成体、210:収納袋、211:収納部、212:紐部、213:抜き部分、214:線状補強部、219A:第1肩部、219B:第2肩部、EPA:第1縁部、EPB:第2縁部、HS:物品、OP:開口部

Claims (8)

  1.  物品を収納する収納袋であって、
     前記物品の収納部と、
     前記収納部と接続されている紐部とを備える、収納袋。
  2.  前記収納部及び前記紐部は、同一の材料から一体的に形成されている、請求項1に記載の収納袋。
  3.  前記収納部は、袋状に構成されていると共に開口部を有しており、
     前記紐部は、前記収納袋において、前記開口部と反対側に形成されている、請求項1又は2に記載の収納袋。
  4.  前記紐部は、前記収納部の周囲に形成されている、請求項1又は2に記載の収納袋。
  5.  前記収納部と前記紐部との間に、穴部を形成するための抜き部分がある、請求項1又は2に記載の収納袋。
  6.  前記紐部と前記収納部とが、補強部によって区分けされている、請求項1又は2に記載の収納袋。
  7.  前記収納部は、前記収納部の縁部から延びる肩部を有している、請求項1又は2に記載の収納袋。
  8.  物品を収納する収納袋と、
     前記収納袋が溶着されている台紙とを備え、
     前記収納袋は、前記物品の収納部と、前記収納部と接続されている紐部とを有する、収納袋構成体。
PCT/JP2023/014979 2022-04-14 2023-04-13 収納袋及び収納袋構成体 WO2023199970A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022-066856 2022-04-14
JP2022066856 2022-04-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2023199970A1 true WO2023199970A1 (ja) 2023-10-19

Family

ID=88329899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2023/014979 WO2023199970A1 (ja) 2022-04-14 2023-04-13 収納袋及び収納袋構成体

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2023199970A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050069227A1 (en) * 2003-09-29 2005-03-31 Mark Steele Flexible package having integrated slit member
JP2005219841A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Makino Sogo Kenkyusho:Kk ゴミ袋
US20080140015A1 (en) * 2004-02-09 2008-06-12 Adroit Medical Systems, Inc. Hand Held Remote Cover

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050069227A1 (en) * 2003-09-29 2005-03-31 Mark Steele Flexible package having integrated slit member
JP2005219841A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Makino Sogo Kenkyusho:Kk ゴミ袋
US20080140015A1 (en) * 2004-02-09 2008-06-12 Adroit Medical Systems, Inc. Hand Held Remote Cover

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2635337B1 (en) Package with catheter and sterilizing method thereof
US10328237B2 (en) Ready to use catheter assembly and method of making a ready to use catheter assembly
JPS63288160A (ja) 体液に接触するのに用いられた器具の殺菌廃棄処分用器具及び殺菌廃棄処分方法
CA2782288C (en) A pack of oral care items
JP7090638B2 (ja) 一体型延長セットとバネ駆動の針安全性を備えたivカテーテル
MXPA04010482A (es) Empaque de dispositivo medico de apertura automatica y metodo de fabricacion.
JP6980248B2 (ja) 医療デバイス収納体
JP5265764B2 (ja) 医療具用容器及び医療キット
MX2013001219A (es) Cateter intravenoso periferico cerrado con sistema de seguridad civpcss.
WO2023199970A1 (ja) 収納袋及び収納袋構成体
JP3540813B2 (ja) 医用機器の無菌包装構造
US20110192115A1 (en) Packaging system for a sterilizable item
JPH10272182A (ja) 留置針組立体
JP6517797B2 (ja) 輸液バック・ボトル収納袋、および、その製造方法
JP2002505905A (ja) 流体を無菌搬送するための装置
US11660385B1 (en) Package for medical device
JP2001253472A (ja) 医療器具収納容器
JP6940321B2 (ja) 柔軟性容器
KR101909244B1 (ko) 의료용 튜브 홀더
GB1601691A (en) Surgical devices
JP4933059B2 (ja) 包装体
JP7468366B2 (ja) 超音波診断装置用保護カバーのスリーブシート
US11951275B2 (en) Package for medical device
JP2023092662A (ja) 膀胱バルーンカテーテルの挿入補助器具
JP2012176767A (ja) 包装体

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 23788388

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1