WO2021251172A1

WO2021251172A1 - 保持装置および保持方法

Info

Publication number: WO2021251172A1
Application number: PCT/JP2021/020354
Authority: WO
Inventors: 浩紀渡辺; 友則小倉; 大樹佐藤; 創鷹野
Original assignee: ソニーグループ株式会社
Priority date: 2020-06-12
Filing date: 2021-05-28
Publication date: 2021-12-16
Also published as: US20230228365A1; JPWO2021251172A1

Abstract

本開示は、携帯端末などの物体をより安定的に保持することができるようにする保持装置および保持方法に関する。第１部材と、第１部材に対して伸縮可能にスライドする第２部材とを備え、第１部材は、第１部材の内部でスライドする第２部材に押圧されることで、摩擦力により第２部材を固定する固定部材と、固定部材を第２部材に押圧する押圧機構とを備える。本開示は、例えば、タブレットホルダに適用することができる。

Description

保持装置および保持方法

　本開示は、保持装置および保持方法に関し、特に、携帯端末などの物体をより安定的に保持することができるようにした保持装置および保持方法に関する。

　特許文献１には、携帯電話機でゲームをプレイするために、中央に携帯電話機を保持する保持機構と、その保持機構の両側に突出した手持ち構造体に、利用者の指先で操作される操作要素を備える拡張コントローラが開示されている。保持機構としては、プッシュロック機構やバネ機構などが例示されている。

　近年、小型の無人航空機（いわゆるドローン）を操縦するための通信機に、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末を組み合わせて使い、空撮された画像やドローンの状況を表す情報を表示させる技術が知られている。

特開２００３－１８２７５号公報

　そのような中で、携帯端末などの物体をより安定的に保持する機構が求められている。

　本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、携帯端末などの物体をより安定的に保持することができるようにするものである。

　本開示の保持装置は、第１部材と、前記第１部材に対して伸縮可能にスライドする第２部材とを備え、前記第１部材は、前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構とを備える保持装置である。

　本開示の保持方法は、載置面と、前記載置面に載置された物体の一辺に当接する第１当接部を有する第１部材と、前記第１部材に対して伸縮可能にスライドし、前記第１当接部に当接する前記物体の一端に対向する他の一辺に当接する第２当接部を有する第２部材とを備え、前記第１部材が、前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構とを備える保持装置が、前記物体を、前記第１当接部と第２当接部に挟持した状態で、前記固定部材により前記第２部材を固定することで保持する保持方法である。

　本開示においては、第１部材と、前記第１部材に対して伸縮可能にスライドする第２部材とが設けられ、前記第１部材に、前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構とが設けられる。

通信機の外観を示す正面図である。通信機の外観を示す側面図である。タブレット端末の角度調整について説明する図である。タブレット端末の角度調整について説明する図である。タブレットホルダの外観を示す斜視図である。タブレットホルダの外観を示す斜視図である。タブレットホルダの内部構造を示す側面断面図である。タブレット端末の保持の流れについて説明する図である。タブレット端末の保持の流れについて説明する図である。タブレット端末の保持の流れについて説明する図である。

　以下、本開示を実施するための形態（以下、実施の形態とする）について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
　１．通信機の外観
　２．タブレットホルダの外観と内部構造
　３．タブレット端末の保持の流れ

＜１．通信機の外観＞
　図１および図２は、タブレット端末を保持するタブレットホルダを有する通信機の外観を示す図である。図１には、タブレット端末の表示面が水平面に対して垂直な状態にある通信機の正面図が示され、図２には、同様の状態の通信機の側面図が示される。

　通信機１は、図示せぬ無人航空機（ドローン）を操縦するためのコントローラであり、本体１１、タブレットホルダ１２、および接合部材１３を備える。

　通信装置としての本体１１は、ドローンとの通信を行うことで、各種の信号を送受信する。本体１１の操作面には、ドローンを前進／後退、左右旋回させるための操作スティック（左スティック）と、ドローンを上昇／下降、左右移動させるための操作スティック（右スティック）の他、各種のボタンが設けられる。それらのボタンには、電源をＯＮ／ＯＦＦするための電源ボタンや、通信機１の設定やモードを選択するための選択ボタンなどが含まれる。

　本体１１は、左右の操作スティックがユーザにより操作されることで、その操作に応じた制御信号を、無線通信によりドローンに送信する。これにより、ユーザは、ドローンを操縦することができる。

　本体１１には、保持装置としてのタブレットホルダ１２が、接合部材１３により接合される。

　タブレットホルダ１２には、タブレット端末ＴＢが保持される。情報処理端末として構成されるタブレット端末ＴＢは、有線または無線により本体１１と電気的に接続され、本体１１と通信を行う。

　タブレット端末ＴＢは、タッチパネル機能を備えるディスプレイを有しており、ドローンから取得される各種の情報を表示する。ドローンには、飛行中に地上の風景などを撮影（空撮）するカメラが搭載されており、タブレット端末ＴＢには、そのカメラにより空撮された画像、ドローンの状況やカメラの設定を表す情報などが表示される。これにより、ユーザは、ドローンを操縦しながら、空撮された画像、ドローンの状況やカメラの設定などを確認することができる。

　なお、タブレット端末ＴＢは、ドローンからの情報を、ドローンと無線通信を行う本体１１を介して取得してもよいし、直接ドローンと無線通信を行うことで取得してもよい。

　タブレットホルダ１２は、その載置面に載置された矩形状のタブレット端末ＴＢの上辺と下辺とを挟持することで、タブレット端末ＴＢを保持する。タブレットホルダ１２は、その下端に接合部材１３を備え、接合部材１３は、タブレットホルダ１２の下端と本体１１の操作面中央上部とを接合する。接合部材１３は、タブレットホルダ１２に保持されているタブレット端末ＴＢの角度を調整可能にする回動機構（ヒンジ機構）を有する。

　具体的には、図３に示されるように、本体１１の操作面が水平な状態から、タブレットホルダ１２は、その上端が接合部材１３を軸に、図中矢印＃１方向に回動可能に構成される。これにより、図４に示されるように、タブレット端末ＴＢの表示面が本体１１の操作面に対して垂直な状態になるように、タブレット端末ＴＢの角度を調整することができる。

　なお、接合部材１３が有する回動機構の構造やその有無は、上述した例に限定されない。また、タブレットホルダ１２は、タブレット端末ＴＢの上辺と下辺とを挟持するものとしたが、例えば、タブレット端末ＴＢの左辺と右辺とを挟持することで、タブレット端末ＴＢを保持するようにしてもよい。

＜２．タブレットホルダの外観と内部構造＞
　以下においては、タブレットホルダ１２の外観と内部構造について説明する。

（タブレットホルダの外観）
　図５および図６は、タブレットホルダ１２の外観を示す斜視図である。

　タブレットホルダ１２において、タブレット端末ＴＢが載置される側を正面とすると、図５には、正面から見たタブレットホルダ１２の外観が示され、図６には、背面から見たタブレットホルダ１２の外観が示される。

　タブレットホルダ１２は、第１部材３０と第２部材４０から構成される。

　第１部材３０は、載置面３１と、載置面３１に載置された物体の一辺（具体的には、タブレット端末ＴＢの下辺）に当接する第１当接部３２を有する。第１当接部３２においてタブレット端末ＴＢに当接する当接面は、載置面３１と直角よりやや小さい角をなす。

　第２部材４０は、第１部材３０に対して伸縮可能にスライドする。また、第２部材４０は、第１部材３０の第１当接部３２に当接する物体の一辺に対向する他の一辺（具体的には、タブレット端末ＴＢの上辺）に当接する第２当接部４１を有する。第２当接部４１においてタブレット端末ＴＢに当接する当接面もまた、載置面３１と直角よりやや小さい角をなす。

　第２部材４０の大半の部分は、第１部材３０の内部に収納されており、図５および図６に示される第２部材４０の上端部が、図中上方に引き出されることにより、第２部材４０の被収納部分がスライドし、第１部材３０から露出する。

　第１部材３０の載置面３１、第１当接部３２、および第２部材４０の第２当接部４１は、側面視で略コの字状をなす。第１部材３０において、タブレット端末ＴＢを、その下辺が第１当接部３２に当接するように載置面３１に載置した状態で、第２部材４０をスライドさせ、第２当接部４１をタブレット端末ＴＢの上辺に当接させることで、タブレット端末ＴＢが挟持される。

　なお、第１当接部３２のタブレット端末ＴＢとの当接面、第２当接部４１のタブレット端末ＴＢとの当接面には、それぞれクッション部材３２Ｃ，４１Ｃが設けられている。これにより、タブレット端末ＴＢを傷つけることなく、安定して、タブレット端末ＴＢが第１当接部３２と第２当接部４１に挟持されるようになる。

　第１部材３０の中央左右両端には、当接部材３３－１，３３－２が設けられる。当接部材３３－１，３３－２は、その上端が、その下端を軸に回動可能に構成され、載置面３１に対して垂直な状態となる。これにより、例えばスマートフォンなどの、タブレット端末ＴＢより高さ（幅）の小さい携帯端末が、当接部材３３－１，３３－２と第２当接部４１に挟持されるようにもできる。

　具体的には、第１部材３０において、スマートフォンを、その下辺が当接部材３３－１，３３－２に当接するように載置面３１に載置した状態で、第２部材４０をスライドさせ、第２当接部４１をスマートフォンの上辺に当接させることで、スマートフォンが挟持される。

　図６に示されるように、第１部材３０の背面には、カムレバー５１と連結部材５２が設けられる。

　詳細は後述するが、第１部材３０は、その内部でスライドする第２部材４０に押圧されることで、摩擦力により第２部材４０のスライドを固定する固定部材と、その固定部材を第２部材４０に押圧する押圧機構とを備える。

　その押圧機構は、カムレバー５１と連結部材５２を含むように構成される。カムレバー５１は、連結部材５２によって回動可能に、第１部材３０の筐体背面に連結される。カムレバー５１が回動することで、第１部材３０の内部で、固定部材が第２部材４０に押圧され、第２部材４０のスライドが固定される。

（タブレットホルダの内部構造）
　ここで、タブレットホルダ１２の内部構造について説明する。

　図７は、タブレットホルダ１２（主に第１部材３０）の内部構造を示す側面断面図である。図７では、タブレットホルダ１２においてカムレバー５１より下方の内部構造の図示は省略されている。

　図７に示されるように、第１部材３０の筐体は、第１部材３０の正面側を構成する正面カバー部材３０Ｆと、第１部材３０の背面側を構成する背面カバー部材３０Ｒから構成される。正面カバー部材３０Ｆと背面カバー部材３０Ｒとの間には、第２部材４０の被収納部分である、板状に形成されたスライド部材４０Ｓが上下に移動可能な空間が設けられる。すなわち、スライド部材４０Ｓが、正面カバー部材３０Ｆと背面カバー部材３０Ｒとの間の空間を上下に移動することで、第２部材４０が第１部材３０に対して伸縮可能にスライドする。

　正面カバー部材３０Ｆと背面カバー部材３０Ｒとの間の空間において、カムレバー５１と連結部材５２に対応する箇所には、固定部材６１，６２が設けられる。固定部材６１，６２は、互いにスライド部材４０Ｓを挟んで対向する位置に設けられる。

　固定部材６１は、正面カバー部材３０Ｆと背面カバー部材３０Ｒとの間の空間において、スライド部材４０Ｓの正面カバー部材３０Ｆ側の面に、軽く接触するように設けられる。

　一方、固定部材６２は、正面カバー部材３０Ｆと背面カバー部材３０Ｒとの間の空間において、支持部材６３により支持され、スライド部材４０Ｓの背面カバー部材３０Ｒ側の面に押圧されるように設けられる。

　上述した押圧機構は、カムレバー５１、連結部材５２、および支持部材６３から構成され、タブレットホルダ１２の背面（載置面３１の裏面）から固定部材６２をスライド部材４０Ｓに押圧する押圧力を発生させる。具体的には、カムレバー５１が、その回動により支持部材６３に対して押圧力を伝達することで、固定部材６２が、スライド部材４０Ｓの背面カバー部材３０Ｒ側の面に押圧される。

　カムレバー５１は、図７の状態（以下、０°の状態ともいう）から、図中矢印＃２に示される方向におよそ９０°回動可能とされる。

　図７の状態では、カムレバー５１からの押圧力により、固定部材６２が、スライド部材４０Ｓに押圧されている。固定部材６２がスライド部材４０Ｓに押圧されると、スライド部材４０Ｓが固定部材６１側に微少に撓む。これにより、スライド部材４０Ｓ（第２部材４０）が、固定部材６１と固定部材６２の摩擦力により固定される。

　一方、カムレバー５１が９０°回動した状態では、固定部材６２が、カムレバー５１からの押圧力から解放され、固定部材６２のスライド部材４０Ｓへの押圧が解除される。これにより、スライド部材４０Ｓ（第２部材４０）が、第１部材３０に対して伸縮可能にスライドする。

　固定部材６１，６２は、スライド部材４０Ｓを固定することが可能な、比較的、摩擦係数の高い材料で形成される。例えば、固定部材６１，６２は、ゴムやスポンジなどの弾性体、アラミド繊維やスチール繊維などの硬質素材、コルクなどの木質素材などで形成される。

　これに限らず、固定部材６１と固定部材６２が、所定の樹脂で形成され、スライド部材４０Ｓが、上述した弾性体や硬質素材のような、比較的、摩擦係数の高い材料で形成されるようにしてもよい。また、スライド部材４０Ｓの表面に、摩擦係数の高い材質がコーティングされたり、所定の材質のビーズが配合された塗料が塗装されたりしてもよい。

　また、カムレバー５１は、偏心カムを有する偏心カムレバーとして構成することができる。この場合、支持部材６３は、カムレバー５１の回動により、固定部材６２をスライド部材４０Ｓに押圧する押圧力とともに、第２部材４０（スライド部材４０Ｓ）の収縮方向（図７中下方向）への力を伝達するように構成される。

　具体的には、支持部材６３は、カムレバー５１の円筒状カム部分のうちの左下１／４程度に接する凹型円弧状の断面を有する。支持部材６３においては、偏心カムを有するカムレバー５１の回動により、凹型円弧状の断面部分に対して、図中左下方向への力が加わる。

　これにより、第２部材４０（スライド部材４０Ｓ）は、固定部材６２により下方に引き込まれながら固定されるので、結果として、タブレット端末ＴＢをより強固に保持することが可能となる。

　なお、偏心カムの偏心量を変えることにより、固定部材６２への押圧力を所望の強さに調整することができる。

　第１部材３０に対してスライドさせた第２部材４０を固定する構造としては、ラチェット式のロック構造を用いることも可能であるが、その場合、第２部材４０を固定する位置は段階的にしか決められない。

　一方、以上の構成によれば、カムレバー５１を含む押圧機構により固定部材６２が第２部材４０に押圧されることで、第２部材４０が固定されるので、第２部材４０を固定する位置はフレキシブルに決められるようになる。結果として、タブレット端末ＴＢのサイズによらず、タブレット端末ＴＢをより安定的に保持することが可能となる。

　なお、上述した説明では、押圧機構がカムレバー５１を含むように構成されるものとしたが、カムレバー５１に代えてクランプレバーを含むようにしてもよいし、ワンタッチで第２部材４０を固定可能な任意の構成を採るようにしてもよい。

＜３．タブレット端末の保持の流れ＞
　次に、図８乃至図１０を参照して、タブレットホルダ１２によるタブレット端末ＴＢの保持の流れについて説明する。

　図８には、第２部材４０（スライド部材４０Ｓ）が、第１部材３０の内部に収納されている状態のタブレットホルダ１２の側面断面図が示されている。

　図８においては、カムレバー５１が０°の状態にあり、第２部材４０（スライド部材４０Ｓ）は、第１部材３０の内部に収納された状態で、固定部材６１と固定部材６２により固定されている。

　図８の状態から、カムレバー５１を９０°回動すると、図９に示されるように、第２部材４０（スライド部材４０Ｓ）は、固定部材６１と固定部材６２による固定から解放され、伸長方向（図中上方向）に移動可能となる。

　図９の状態から、タブレット端末ＴＢを第１当接部３２と第２当接部４１に挟持される状態とする。

　その状態で、カムレバー５１を０°の状態に戻すと、図１０に示されるように、タブレット端末ＴＢを第１当接部３２と第２当接部４１に挟持された状態で、第２部材４０（スライド部材４０Ｓ）が、固定部材６１と固定部材６２により固定される。

　以上の流れによれば、タブレット端末ＴＢのサイズによらず、タブレット端末ＴＢをより安定的に保持することが可能となる。

　以上においては、本開示に係る技術を、ドローンを操縦するための通信機１に搭載されるタブレットホルダ１２に適用した例について説明した。これに限らず、本開示に係る技術は、板状の物体の対向する二辺を挟持することで、その物体を保持する任意の保持装置に適用することが可能である。

　本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

　また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。

　さらに、本開示は以下のような構成をとることができる。

（１）
　第１部材と、
　前記第１部材に対して伸縮可能にスライドする第２部材と
　を備え、
　前記第１部材は、
　　前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、
　　前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構と
　を備える
　保持装置。
（２）
　前記第１部材は、載置面と、前記載置面に載置された物体の一辺に当接する第１当接部を有し、
　第２部材は、前記第１当接部に当接する前記物体の一辺に対向する他の一辺に当接する第２当接部を有する
　（１）に記載の保持装置。
（３）
　前記物体は、前記第１当接部と前記第２当接部に挟持された状態で、前記固定部材により前記第２部材が固定されることで保持される
　（２）に記載の保持装置。
（４）
　前記押圧機構は、前記載置面の裏面から前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧力を発生させる
　（３）に記載の保持装置。
（５）
　前記押圧機構は、前記固定部材を支持する支持部材に対して前記押圧力を伝達するカムレバーを含む
　（４）に記載の保持装置。
（６）
　前記カムレバーは、偏心カムを有し、
　前記支持部材は、前記カムレバーの回動により、前記押圧力とともに、前記第２部材の収縮方向への力を伝達するように構成される
　（５）に記載の保持装置。
（７）
　前記固定部材は、弾性体により形成される
　（１）乃至（６）のいずれかに記載の保持装置。
（８）
　前記弾性体は、ゴムを含む
　（７）に記載の保持装置。
（９）
　前記固定部材は、硬質素材により形成される
　（１）乃至（６）のいずれかに記載の保持装置。
（１０）
　前記硬質素材は、アラミド繊維を含む
　（９）に記載の保持装置。
（１１）
　前記硬質素材は、スチール繊維を含む
　（９）に記載の保持装置。
（１２）
　前記物体は、情報処理端末である
　（２）乃至（１１）のいずれかに記載の保持装置。
（１３）
　前記情報処理端末と電気的に接続される通信装置に接合する接合部材をさらに備える
　（１２）に記載の保持装置。
（１４）
　前記接合部材は、保持されている前記情報処理端末の角度を調整可能にする回動機構を有する
　（１３）に記載の保持装置。
（１５）
　前記通信装置は、無人航空機との通信を行う
　（１３）または（１４）に記載の保持装置。
（１６）
　載置面と、前記載置面に載置された物体の一辺に当接する第１当接部を有する第１部材と、前記第１部材に対して伸縮可能にスライドし、前記第１当接部に当接する前記物体の一端に対向する他の一辺に当接する第２当接部を有する第２部材とを備え、
　前記第１部材が、前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構とを備える保持装置が、
　前記物体を、前記第１当接部と第２当接部に挟持した状態で、前記固定部材により前記第２部材を固定することで保持する
　保持方法。

　１　通信機，　１１　本体，　１２　タブレットホルダ，　１３　接合部材，　３０　第１部材，　３１　載置面，　３２　第１当接部，　３２Ｃ　クッション部材，　４０　第２部材，　４１　第２当接部，　４１Ｃ　クッション部材，　５１　カムレバー，　５２　連結部材，　６１　固定部材，　６２　固定部材，　６３　支持部材

Claims

　第１部材と、
　前記第１部材に対して伸縮可能にスライドする第２部材と
　を備え、
　前記第１部材は、
　　前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、
　　前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構と
　を備える
　保持装置。
　前記第１部材は、載置面と、前記載置面に載置された物体の一辺に当接する第１当接部を有し、
　第２部材は、前記第１当接部に当接する前記物体の一辺に対向する他の一辺に当接する第２当接部を有する
　請求項１に記載の保持装置。
　前記物体は、前記第１当接部と前記第２当接部に挟持された状態で、前記固定部材により前記第２部材が固定されることで保持される
　請求項２に記載の保持装置。
　前記押圧機構は、前記載置面の裏面から前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧力を発生させる
　請求項３に記載の保持装置。
　前記押圧機構は、前記固定部材を支持する支持部材に対して前記押圧力を伝達するカムレバーを含む
　請求項４に記載の保持装置。
　前記カムレバーは、偏心カムを有し、
　前記支持部材は、前記カムレバーの回動により、前記押圧力とともに、前記第２部材の収縮方向への力を伝達するように構成される
　請求項５に記載の保持装置。
　前記固定部材は、弾性体により形成される
　請求項１に記載の保持装置。
　前記弾性体は、ゴムを含む
　請求項７に記載の保持装置。
　前記固定部材は、硬質素材により形成される
　請求項１に記載の保持装置。
　前記硬質素材は、アラミド繊維を含む
　請求項９に記載の保持装置。
　前記硬質素材は、スチール繊維を含む
　請求項９に記載の保持装置。
　前記物体は、情報処理端末である
　請求項２に記載の保持装置。
　前記情報処理端末と電気的に接続される通信装置に接合する接合部材をさらに備える
　請求項１２に記載の保持装置。
　前記接合部材は、保持されている前記情報処理端末の角度を調整可能にする回動機構を有する
　請求項１３に記載の保持装置。
　前記通信装置は、無人航空機との通信を行う
　請求項１３に記載の保持装置。
　載置面と、前記載置面に載置された物体の一辺に当接する第１当接部を有する第１部材と、前記第１部材に対して伸縮可能にスライドし、前記第１当接部に当接する前記物体の一端に対向する他の一辺に当接する第２当接部を有する第２部材とを備え、
　前記第１部材が、前記第１部材の内部でスライドする前記第２部材に押圧されることで、摩擦力により前記第２部材を固定する固定部材と、前記固定部材を前記第２部材に押圧する押圧機構とを備える保持装置が、
　前記物体を、前記第１当接部と第２当接部に挟持した状態で、前記固定部材により前記第２部材を固定することで保持する
　保持方法。