JP7250461B2 - タブレット支持装置及びタブレットスタンド - Google Patents

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Description

本発明は、主にデスク上の空間においてタブレットを任意の位置、任意の姿勢に支持するためのタブレット支持装置及びタブレットスタンドに関するものである。
情報端末等のような表示画面を有する各種の機器(タブレット)を支える装置は従来から各種提案されている。例えば、特許文献1に記載の情報端末保持スタンドは、支柱1aを有し、支柱1aにおいて、軸受部(1)はY軸(上下方向)、軸受部(2)はX軸(左右方向)、軸受部(3)はZ軸(前後方向)の各軸受の移動・回動・保持することによって端末ホルダーの位置調整を行う。また、腕3aは、軸受部(4)(5)(6)が移動・回動・保持させることによって端末ホルダーの位置および角度調整が出来るようにしたものである。また、軸受部(7)~(10)は、情報端末の大きさに合せて可動させ、その厚みに合せて回動させて所望の位置で保持させることができる。
特開2012-122607号公報
特許文献1の情報端末保持スタンドでは、情報端末を保持する際、軸受部(7)~(10)を情報端末の大きさに合せて移動させる必要があり、情報端末の装着が煩雑である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、タブレットをタブレット受け部に対して簡単に装着できるタブレット支持装置を提供することを目的としている。
本発明は、斯かる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係るタブレット支持装置は、タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、前記タブレット荷重受け部が自重に抗して持ち上げられることで、前記タブレット押さえと前記タブレット受けとの間にタブレット挿入口が開口することを特徴とする。
ただし、タブレットは、表示機能を備える、板状、薄型の装置の全般を含み、狭義のタブレットだけでなく、携帯電話やスマートフォン等の各種の情報端末機器を含む概念である。また、タブレットは、そのサイズが何ら限定されるものではない。
上記の構成によると、タブレットを落とし込むことで、タブレット押さえによりタブレットがタブレット受け部に密着するようになる。したがって、タブレットをタブレット受け部に対して簡単に装着できる。
また、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。
また、タブレットを落とし込むと、その後、タブレット荷重受け部が自重で移動して、タブレットを簡単に装着できる。
本発明に係るタブレット支持装置は、タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、前記タブレット押さえは、タブレットを装着した状態で、その基端側よりも先端側がタブレットにより近くなるように、前記タブレット受け部に対して傾斜することを特徴とする。
この構成によると、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。
また、タブレットを落とし込むと、その後、タブレット荷重受け部が自重で移動して、タブレットを簡単に装着できる。
また、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に確実に密着させることが可能となる。
本発明に係るタブレット支持装置は、タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、前記タブレット押さえは、前記タブレット荷重受け部とともに回転軸回りの回転動作を行うとともに、前記回転軸が、前記タブレット荷重受け部よりも後上方にあり、前記タブレット押さえが、前記タブレット受け部よりも前にあることを特徴とする。
この構成によると、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。
また、タブレットを落とし込むと、その後、タブレット荷重受け部が自重で移動して、タブレットを簡単に装着できる。
また、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。また、折り畳まれた状態において、タブレット荷重受け部がタブレット受け部の表面から出っ張るのを防止できる。
また、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に確実に密着させることが可能となる。
本発明に係るタブレット支持装置は、タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、前記タブレット押さえは、前記タブレット荷重受け部とともにスライド動作を行うことを特徴とする。
この構成によると、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。
また、タブレットを落とし込むと、その後、タブレット荷重受け部が自重で移動して、タブレットを簡単に装着できる。
また、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。
本発明に係るタブレット支持装置は、タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、前記タブレット押さえは固定で、タブレットが前記タブレット押さえに沿って動くことで、当該タブレットが前記タブレット押さえにガイドされて前記タブレット受け部に密着する方向に移動する。
この構成によると、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させる構成を簡略化できる。
また、タブレット押さえを移動するように構成しなくても、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に密着させることが可能となる。
好ましくは、前記タブレット支持装置において、前記タブレット押さえの押し付け力は、前記タブレット荷重受け部が受けるタブレットの重量に応じて変化する。
この構成によると、タブレット押さえによりタブレットをタブレット受け部に確実に密着させることが可能となる。
好ましくは、前記タブレット支持装置において、前記タブレット押さえは、透明材料で形成される。
この構成によると、タブレット押さえによりタブレット面が隠れるのを防止でき、視認性を維持できる。
本発明に係るタブレットスタンドは、上述したタブレット支持装置と、前記タブレット支持装置と接続されるアーム部と、前記アーム部と接続されるアーム支持部と、を備え、前記タブレット支持装置は、前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳み/展開可能に接続したことを特徴とする。
この構成によると、タブレットスタンドの持ち運びが容易である。
本発明に係るタブレットスタンドは、上述したタブレット支持装置と、前記タブレット支持装置と接続されるアーム部と、前記アーム部と接続されるアーム支持部と、を備え、前記タブレット支持装置は、前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳み/展開可能に接続し、前記タブレットスタンドにおいて、前記タブレット押さえは、前記タブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット支持装置を前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳んだ状態で、前記タブレット荷重受け部が前記アーム支持部に設けた凹部内に収容されて、前記タブレット押さえ部は、前記タブレット受け部と略同じ面になることを特徴とする。
この構成によると、折り畳まれた状態において、タブレット荷重受け部がタブレット受け部の表面から出っ張るのを防止できる。したがって、折り畳んだ状態のタブレットスタンドを小型化できる。
本発明に係るタブレットスタンドは、タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成としたタブレット支持装置と、前記タブレット支持装置と接続されるアーム部と、前記アーム部と接続されるアーム支持部と、を備え、前記タブレット支持装置は、前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳み/展開可能に接続したことを特徴とする。
この構成によると、タブレットスタンドの持ち運びが容易である
本発明によると、タブレットをタブレット受け部に対して簡単に装着できる。
本発明の第1実施形態に係るタブレットスタンド100の正面斜視図である。 タブレットスタンド100の側面図である。 タブレットスタンド100の背面斜視図である。 タブレットスタンド100の要部の分解背面斜視図である。 タブレットスタンド100の要部の動作を説明する図である。 タブレットスタンド100の要部の分解斜視図である。 第1操作、第2操作のいずれも行われていない状態、第1操作が行われている状態、第2操作が行われている状態のタブレットスタンド100の要部の拡大図である。 タブレットスタンド100を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 タブレットスタンド100を折り畳んだ状態を示す側面図である。 タブレットTをタブレットスタンド100に装着する方法を説明するための図である。 該タブレットスタンド100の使用態様を説明するための図である。 該タブレットスタンド100の使用態様を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るタブレット支持装置103の正面斜視図である。 タブレット支持装置103の縦断面図である。 タブレット支持装置103の要部の分解斜視図である。 タブレットTがタブレット支持装置103に支持された状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るタブレットスタンド200の正面斜視図である。 タブレットTをタブレットスタンド200に装着する方法を説明するための図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<<第1実施形態>>
<1.構成>
第1実施形態に係るタブレットスタンド100の構成について、図1~図12を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係るタブレットスタンド100の正面斜視図である。図2は、タブレットスタンド100の側面図である。図3は、タブレットスタンド100の背面斜視図である。図4は、タブレットスタンド100の要部の分解背面斜視図である。図5は、タブレットスタンド100の要部の動作を説明する図である。図6は、タブレットスタンド100の要部の分解斜視図である。
タブレットスタンド100は、アーム支持部1と、アーム部2と、タブレット支持装置としてのタブレット支持部3と、アーム部2とアーム支持部1を接続する第1関節5aと、アーム部2とタブレット支持部3を接続する第2関節5bとを備える。アーム支持部1及びアーム部2は、タブレット支持部3を支持するスタンドの役割を有している。この実施形態では、第1関節5aが、アーム部2の途中(すなわち、アーム部2の一方の端部と他方の端部の間に設定された中間接続部)と、アーム支持部1の一方の端部とを接続する位置に設けられる。また、第2関節5bが、アーム部2の一方の端部とタブレット支持部3の一方の端部を接続する位置に設けられる。なお、以下においても、説明の便宜上、アーム部2における第1関節5aが設けられる側を「下側」と呼び、第2関節5bが設けられる側を「上側」と呼ぶが、これは、タブレットスタンド100の使用方向を限定するものではない。
<1-1.アーム支持部>
アーム支持部1は、脚体11を備える。
脚体11は、断面コ字状の長尺部材であり、その延在方向に沿って長尺の凹状部111が形成されている。この凹状部111の内寸(幅寸法および長さ寸法)は、アーム部2における第1関節5aよりも上側の部分の外寸(幅寸法および長さ寸法)よりも一回り大きなものとされており、脚体11と接続されたアーム部2が第1関節5aを介して回動されて、両者11,2が略平行な姿勢とされた状態において、アーム部2における第1関節5aよりも上側の部分が、この凹状部111に収容されるようになっている(図8及び図9)。また、脚体11の上端において、脚体11の各側壁部分には突壁部112が形成されており、各突壁部112には貫通孔H11が形成される。一方、脚体11の下端には、幅方向に延びる凹部113が、長尺方向を脚体11の幅方向に沿わせるような姿勢で、該脚体11と一体的に設けられている。
<1-2.タブレット支持部>
タブレット支持部3は、タブレット受け部としての載置板31と、保持部材32とを備える。保持部材32は、載置板31の上面に載置されたタブレットTが落下しないように挟持するための部材である。
載置板31は、透明材料により形成された平面視長方形の平板状部材である。載置板31の一方の主面(上面)は、タブレットTを載置するための載置面を形成する。載置板31の下端部付近には、その下面側に、一対の突壁部312,312が形成されており、各突壁部312には貫通孔H31が形成される。各突壁部312の外側面において、貫通孔H31の周囲には、円筒突部312aがそれぞれ形成される。載置板31の下端部付近には、円筒突部312aに対して揺動可能に構成された保持部材32が取り付けられている。
保持部材32は、透明材料により形成され、図4に示すように、一対の揺動支持部321と、タブレット荷重受け部322と、2つのタブレット押さえ323とを有している。
一対の揺動支持部321は、所定間隔離れて略平行に配置され、その上端部の内側面には、円形の凹部321aがそれぞれ形成されている。凹部321aの直径は、突壁部312の円筒突部312aの外径より大きい。したがって、一対の揺動支持部321の凹部321aが、一対の突壁部312の円筒突部312aに外挿されることにより、保持部材32は、突壁部312に対して揺動可能に支持される。したがって、円筒突部312aは、一対の揺動支持部321が揺動する際の回転軸となる。
タブレット荷重受け部322は、載置板31と略同一の幅を有する矩形板状であり、一対の揺動支持部321の下端に接続されている。タブレット荷重受け部322は、タブレットTがタブレット支持部3に装着される際に、タブレットTの荷重を受ける部分である。したがって、タブレット荷重受け部322に外力が作用してない状態から、タブレット荷重受け部322が自重に抗して持ち上げられた後、タブレットTが装着される際に、タブレット荷重受け部322がタブレットTの荷重を受けると、一対の揺動支持部321が突壁部312に対して揺動し、タブレット荷重受け部322は、円筒突部312aを回転軸として回転動作を行う。
タブレット押さえ323は、載置板31上のタブレットTを後方に向かって押さえる透明材料で形成された部分であり、タブレット荷重受け部322の先端から上方に向かって延在する。したがって、タブレット押さえ323は、タブレット荷重受け部322と一体に形成され、タブレット荷重受け部322とともに円筒突部312aを回転軸として回転動作を行う。2つのタブレット押さえ323は、略同一の幅を有し、載置板31の幅方向に離れて配置される。タブレット押さえ323は、その基端側323bよりも先端側323aが後方に配置されるように傾斜する。したがって、タブレットTを装着した状態において、タブレット押さえ323は、その基端側323bよりも先端側323aがタブレットTにより近くなるように傾斜し、タブレットTを載置板31に向かって押し付ける。タブレット押さえ323の押し付け力は、タブレット荷重受け部322が受けるタブレットTの重量に応じて変化する。即ち、タブレット押さえ323の押し付け力は、タブレットTの重量が大きいほど大きくなる。
本実施形態において、一対の揺動支持部32の回転軸である円筒突部312aは、タブレット荷重受け部322よりも後上方にあり、タブレット押さえ323が、載置板31よりも前にある。したがって、タブレット押さえ323は、タブレット荷重受け部322とともに可動であり、タブレット荷重受け部322がタブレットTの荷重を受けて下がると、タブレットTを載置板31に密着させる方向に移動する。
上述したように、保持部材32は、突壁部312の円筒突部312aに対して揺動可能に支持されており、外力が作用しない状態では、その自重により、タブレット荷重受け部322は、円筒突部312aを回転軸としてアーム部2に近づく方向に移動する。このとき、図5(a)に示すように、タブレット押さえ323の先端部323aは、載置板31の下端に押し付けられる。したがって、タブレットTを装着するには、図5(b)に示すように、タブレット荷重受け部322が自重に抗して持ち上げられることで、保持部材32を円筒突部312aを回転軸として回転させると、タブレット押さえ323と載置板31との間にタブレット挿入口tが開口する。さらに、タブレット荷重受け部322が自重に抗して持ち上げられると、保持部材32が円筒突部312aを回転軸として回転して、タブレット挿入口tが大きくなる。保持部材32は、図5(c)に示すように、一対の揺動支持部321が載置板31の裏面に接するまで、円筒突部312aを回転軸として回転可能である。
<1-3.アーム部>
アーム部2について、主として図6を参照しながら説明する。アーム部2は、主アーム21と、主アーム21と平行に延在するとともに主アーム21に対して近接離間する方向に変位可能な補助アーム22と、主アーム21および補助アーム22の間に設けられた一対のコイルバネ23,23と、主アーム21の一方の端部からこれと同じ方向に延出するように設けられた支持部24と、を備える。主アーム部21の該一方の端部は、アーム部2の一端部と他端部の間に設定された中間接続部に相当し、アーム部2とアーム支持部1とを接続する第1関節5aは、該中間接続部に設けられる。
主アーム21および補助アーム22は、いずれも樹脂または樹脂よりも高剛性の材料により形成されている。両アーム21,22は互いに略等しい長さを有する長尺の部材であり、いずれも一方の側面が開口した略箱状を呈している。そして、両アーム21,22は開口した面を対向させるようにして配置される。
主アーム21の両端部の各々には、貫通孔H21が形成される。同様に、補助アーム22の両端部の各々にも、貫通孔H22が形成される。各アーム21,22の下端側に設けられた各貫通孔H21,H22は、互いに対応する位置に設けられており、これらには後述する第1軸部50aが挿通される。また、各アーム21,22の上端側に設けられた各貫通孔H21,H22も、互いに対応する位置に設けられており、これらには後述する第2軸部50bが挿通される。
主アーム21の内側面には、各貫通孔H21を囲むように円筒状のリブ(円筒部)21aが立設される。同様に、補助アーム22の内側面にも、各貫通孔H22を囲むように円筒状のリブ(円筒部)22aが立設される。主アーム21および補助アーム22の各内側面には、長尺方向と交差して延在する直線状のリブが適宜形成されることも好ましい。
補助アーム22の外側面には、操作受付部221が形成される。操作受付部221は、具体的には、該外側面に形成された凸条部であり、補助アーム22の延在方向に沿う長尺な頂面を有する。この頂面の長尺方向の各端部(すなわち、各関節5a,5bの近傍)には、他の部分(中央平坦部2212)に比べて突出した操作凸部2211が設けられている。後述する第1操作S1は、操作凸部2211を押圧する操作であり、第2操作S2は、中央平坦部2212を押圧する操作である。つまり、操作受付部221における各操作凸部2211が、第1操作S1の入力部を構成し、中央平坦部2212が、第2操作S2の入力部を構成する。
補助アーム22の内側面には、図7に示すように、アーム部2の延在方向に間隔を設けつつ配置された一対の凸部(接触凸部)225,225が形成される。各接触凸部225は、他の部分に比べて突出した形状部分であり、主アーム21と補助アーム22の間隔を狭める狭窄部としての役割を担う。一対の接触凸部225,225は、その中間位置が、第1関節5aと第2関節5bの中間位置と一致するように形成される。各接触凸部225は、操作受付部221の中央平坦部2212と各操作凸部2211の境界と対応する位置あるいは該境界よりも端部側の位置に形成されることも好ましい。
一対のコイルバネ23,23は、主アーム21と補助アーム22の間に設けられる。具体的には、各コイルバネ23は、主アーム21に設けられた各円筒部21aに外挿され、この状態で、補助アーム22が、主アーム21との間に一対のコイルバネ23,23を挟み込むようにして主アーム21と対向配置される。アーム部2が各支持部1,3に取り付けられた状態において、各コイルバネ23は、縮短状態で、一端側において補助アーム22の内側面に当接し、他端側において主アーム21の内側面に当接する。つまり、この状態において、主アーム21と補助アーム22は、一対のコイルバネ23,23によって互いに離間する方向に付勢される。すなわち、一対のコイルバネ23,23は、補助アーム22を主アーム21から離間する方向に付勢する付勢部としての役割を担う。
支持部24は、主アーム21と同じ方向に延在する矩形状の部材であり、その上端部が、主アーム21の下端部に固定されている。また、支持部24には、矩形状の孔部241が形成されている。支持部24と主アーム21とは、例えば一体成形技術を用いることにより一体的に形成されていてもよい。
<1-4.第1関節>
第1関節5aについて、引き続き図6を参照しながら説明する。第1関節5aは、クラッチ状に形成されている。すなわち、第1関節5aは、アーム部2(具体的には、補助アーム22)の側に設けられた係合部(第1アーム部側係合部)51aと、アーム支持部1の側に設けられた係合部(第1支持部側係合部)52aと、を備える。両係合部51a,52aは、軸部(第1軸部)50aによって互いに回動可能に軸支されており、一対の係合部51a,52aが、噛合/解離することによって、第1関節5aの回動(すなわち、アーム部2のアーム支持部1に対する回動)が禁止される状態と、該回動が許容される状態とが切り替えられるようになっている。
第1アーム部側係合部51aは、例えば一体成形技術を用いることにより、補助アーム22と一体的に形成される。第1アーム部側係合部51aは、補助アーム22の外側面における平面状の部分において、貫通孔H22(下端側に形成されている貫通孔H22)を囲むように設けられた凹凸構造を備える。この凹凸構造は、具体的には、矩形状の凸部分が、貫通孔H22の中心から放射状を成すように360°に亘って配列されたものである。
第1支持部側係合部52aは、一対の平面状の主面を有する略円盤状の部材である。第1支持部側係合部52aの中心には、例えば一体成形技術を用いることにより、円筒状の軸部(第1軸部)50aが形成されている。また、第1支持部側係合部52aの一方の主面には、凹凸構造が設けられている。この凹凸構造は、第1軸部50aの周りに設けられたものであり、具体的には、矩形状の凸部分が、第1軸部50aの中心から放射状を成すように360°に亘って配列されたものである。また、第1支持部側係合部52aの円盤部分の周縁には、切欠部(図示しない)が形成されている。
<1-5.第2関節>
第2関節5bについて、引き続き図6を参照しながら説明する。第2関節5bは、第1関節5aと同様、クラッチ状に形成されている。すなわち、第2関節5bは、アーム部2(具体的には、補助アーム22)の側に設けられた係合部(第2アーム部側係合部)51bと、タブレット支持部3の側に設けられた係合部(第2支持部側係合部)52bと、を備える。両係合部51b,52bは、軸部(第2軸部)50bによって互いに回動可能に軸支されており、一対の係合部51b,52bが、噛合/解離することによって、第2関節5bの回動(すなわち、アーム部2のタブレット支持部3に対する回動)が禁止される状態と、該回動が許容される状態とが切り替えられるようになっている。
第2アーム部側係合部51bは、第1アーム部側係合部51aと同様、例えば一体成形技術を用いることにより、補助アーム22と一体的に形成される。第2アーム部側係合部51bは、補助アーム22の外側面における平面状の部分において、貫通孔H22(上端側に形成されている貫通孔H22)を囲むように設けられた凹凸構造を備える。第2アーム部側係合部51bの具体的な構成は、第1アーム部側係合部51aと同様である。
第2支持部側係合部52bは、第1支持部側係合部52aと同様の部材である。すなわち、第2支持部側係合部52bは、一対の平面状の主面を有する略円盤状の部材であって、中心に円筒状の軸部(第2軸部)50bが形成されている。また、その一方の主面に凹凸構造が設けられ、円盤部分の周縁に切欠部(図示しない)が形成されている。
<2.各関節の形成態様>
第1関節5aおよび第2関節5bの形成態様について、引き続き図6を参照しながら説明する。
まず、主アーム21の内側面に設けられた各円筒部21aにコイルバネ23が外挿される。そして、補助アーム22が、主アーム21との間に一対のコイルバネ23,23を挟み込むようにして主アーム21と対向配置される。
続いて、第1支持部側係合部52aに設けられた第1軸部50aが、下端側において重なり合わされた一対の貫通孔H22,H21、具体的には、補助アーム22の下端側の円筒部22a内、および、主アーム21の下端側の円筒部21a内に、順に軸通される。同様に、第2支持部側係合部52bに設けられた第2軸部50bが、上端側において重なり合わされた一対の貫通孔H22,H21、具体的には、補助アーム22の上端側の円筒部22a内、および、主アーム21の上端側の円筒部21a内に、順に軸通される。これにより、一対の係合部51a,52aおよび一対の係合部51b,52bの各々が、凹凸構造が形成されている面同士を対向させて配置されることになる。
ここで、第1軸部50aおよび第2軸部50bの途中には、段差部分521が設けられており、先端側が基端側よりも小径となっている。具体的には、段差部分521よりも先端側の部分の外径は、主アーム21側の円筒部21aの内径よりも僅かに小さい寸法とされており、円筒部21aに内挿可能に構成されている。一方、段差部分521よりも基端側の部分の外径は、円筒部21aの内径よりも大きく、且つ、補助アーム22側の円筒部22aの内径よりも小さいものとされており、補助アーム22側の円筒部22a内には挿入可能であるものの、主アーム21側の円筒部21a内には挿入されないように構成されている。したがって、第1軸部50aおよび第2軸部50bが軸通された状態において、段差部分521が、主アーム22側の円筒部21aの先端面と突き当たった状態となる。
続いて、これら一群の部材52a,52b,21~23が、その下端部が、脚体11の一対の突壁部112の間に配置され、その上端部が、載置板31の一対の突壁部312,312の間に配置された状態とされる。このとき、第1支持部側係合部52aは、その円盤部分に設けられている切欠き部内に、脚体11の突壁部112に形成されている凸部(図示しない)が収容されるような位置に配置される。これにより、第1支持部側係合部52aが、突壁部112(ひいては、アーム支持部1)に対して、回転不能に係止される。同様に、第2支持部側係合部52bは、その円盤部分に設けられている切欠き部内に、載置板31の突壁部312に形成されている凸部(図示しない)が収容されるような位置に配置される。これにより、第2支持部側係合部52bが、突壁部312(ひいては、タブレット支持部3)に対して、回転不能に係止される。
続いて、一方の突壁部112の貫通孔H11、第1軸部50aの軸内部、他方の突壁部112の貫通孔H11に、次々とネジ501aを挿通して、ナット502aで締結する。これによって、主アーム21、補助アーム22、および、アーム支持部1が、第1軸部50aによって軸支されることになる。ネジ501aおよびナット502aによる締結の後に、突壁部112の外側面からキャップ112aが被せられる。ただし、第1支持部側係合部52aが突壁部112に対して十分に付勢されるように第1軸部50aには十分な締付力が付加されることが好ましい。これにより、第1支持部側係合部52aの切欠部と突壁部112の凸部との係合が解除されないように担保される。
同様に、一方の突壁部312の貫通孔H31、第2軸部50bの軸内部、他方の突壁部312の貫通孔H31に、次々とネジ501bを挿通して、ナット502bで締結する。これによって、主アーム21、補助アーム22、および、タブレット支持部3が、第2軸部50bによって軸支されることになる。ここでも、第2支持部側係合部52bが突壁部312に対して十分に付勢されるように第2軸部50bに十分な締付力が付加されることが好ましい。
上記の通り、補助アーム22側の円筒部22aには、第1軸部50aあるいは第2軸部50bにおける段差部分521よりも基端側の部分が挿通される。ここで、該基端側の部分の外径は、補助アーム22側の円筒部22aの内径よりも小さいものとされており、補助アーム22は、各軸部50a,50bに軸支された状態において、軸方向に移動可能とされている。具体的には、補助アーム22は、両軸部50a,50bに対して同じ軸方向に移動する(すなわち、主アーム21と略平行な姿勢のままこれに対して近接離間する)ことも可能であり、各軸部50a,50bに対して逆の軸方向に移動する(すなわち、主アーム21に対して傾斜した姿勢をとる)ことも可能である。一方、主アーム21には段差部分521aが突き当たっており、各軸部50a,50bに軸支された状態において、軸方向に移動できないように規制されている。主アーム21の軸方向の移動が規制されることにより、補助アーム22が変位可能な範囲が十分広く確保される。以下に明らかになるように、補助アーム22が主アーム21に対して変位されることにより、各関節5a,5bの回動の禁止/許容が切り替えられる。
<3.使用の態様>
タブレットスタンド100の使用の態様について、図1~図6に加え、図7を参照しながら説明する。図7(a)は、第1操作S1、第2操作S2のいずれも行われていない状態におけるタブレットスタンド100の要部の拡大図である。図7(b)は、第1操作S1が行われている状態のタブレットスタンド100の要部の拡大図である。図7(c)は、第2操作S2が行われている状態のタブレットスタンド100の要部の拡大図である。
上記の通り、主アーム21と補助アーム22は、一対のコイルバネ23,23によって互いに離間する方向に付勢される。これにより、補助アーム22に設けられた第1アーム部側係合部51aおよび第2アーム部側係合部51bが、アーム支持部1に設けられた第1支持部側係合部52aおよびタブレット支持部3に設けられた第2支持部側係合部52bに向けてそれぞれ付勢されて、一対の係合部51a,52aの対向する各主面に形成されている凹凸構造が噛合するとともに、一対の係合部51b,52bの対向する各主面に形成されている凹凸構造が噛合する。この状態においては、たとえアーム部2およびアーム支持部1に外力が付加されたとしても、各係合部51a,52aの互いの相対角度は変更されない。また、たとえアーム部2およびタブレット支持部3に外力が付加されたとしても、各係合部51b,52bの互いの相対角度は変更されない。つまり、第1関節5aおよび第2関節5bの回動がいずれも禁止された状態となり、アーム部2とアーム支持部1が互いに回動することができず、アーム部2とタブレット支持部3も互いに回動することができない。
第1関節5aおよび第2関節5bの回動が禁止された状態のタブレットスタンド100に対して、使用者が、第1操作S1を行うと、第1関節5aおよび第2関節5bの各々の回動が個別に禁止状態から許容状態に切り替わる。また、使用者が、第2操作S2を行うと、第1関節5aおよび第2関節5bの回動がともに禁止状態から許容状態に切り替わる。以下において、各操作S1,S2について説明する。
(第1操作)
第1操作S1は、補助アーム22における、第1関節5aの近傍、あるいは、第2関節5bの近傍に対する操作であり、具体的には、操作受付部221の操作凸部2211を押圧する操作である。
即ち、操作が行われてない状態である図7(a)において、使用者が、図7(b)に示すように、例えば、操作受付部221における上側の操作凸部2211(すなわち、第2関節5bの近傍)を、上側のコイルバネ23の付勢力に逆らって押圧すると、補助アーム22が、第1アーム部側係合部51a(すなわち、第1支持部側係合部52aと係合している第1アーム部側係合部51a)を支点として、上端側が主アーム21に近づく方向に回動する。補助アーム22が、このような方向に回動すると、ある回動角度で、下側の接触凸部225が主アーム21に当接し、補助アーム22は、それ以上は回動することもできず、主アーム21に近接する方向に全体的にスライドすることもできない状態となる。つまり、該接触凸部225を介して補助アーム22と主アーム21が当接するところで、それ以上の補助アーム22の移動が規制される。
上側の操作凸部2211が押圧されて補助アーム22が回動すると、第2アーム部側係合部51bが第2支持部側係合部52bから解離する。一方、第1アーム部側係合部51aは、依然として下側のコイルバネ23の付勢力によって第1支持部側係合部52aに向けて付勢されたままであり、該一対の係合部51a,52aは噛合した状態に維持される。つまり、第2関節5bの回動が許容され(すなわち、アーム部2のタブレット支持部3に対する回動が許容され)、且つ、第1関節5aの回動が禁止された(すなわち、アーム部2のアーム支持部1に対する回動が禁止された)状態となる。上記の通り、ここでは、補助アーム22が変位可能な範囲が広く確保されているため、補助アーム22が十分大きな角度で回動(つまりは、傾斜)することができる。したがって、第2関節5bの回動が確実に許容される。また、上側の接触凸部225を介して補助アーム22と主アーム21が当接すると、たとえ使用者が引き続き操作凸部2211に強い押圧力を付与し続けたとしても、補助アーム22は、それ以上は回動することもできず、主アーム21に近接する方向に全体的にスライドすることもできない。したがって、押圧されていない側の係合部51a,52aの噛合が解除されることが確実に回避される。これにより、第2関節5bの回動が確実に許容されつつ、第1関節5aの回動が確実に禁止される。
また、図7(a)に示した操作が行われてない状態において、使用者が、例えば、操作受付部221における下側の操作凸部2211(すなわち、第2関節5aの近傍)を、下側のコイルバネ23の付勢力に逆らって押圧すると、補助アーム22が、第2アーム部側係合部51b(すなわち、第2支持部側係合部52bと係合している第2アーム部側係合部52b)を支点として、下端側が主アーム21に近づく方向に回動する。ここで、上記の通り、補助アーム22の内側面には一対の接触凸部225,225が形成されており、補助アーム22と主アーム21の離間距離は、接触凸部225が形成されている部分において、他の部分よりも小さく(狭く)なっている。補助アーム22が、その下端側が主アーム21に近づく方向に回動すると、ある回動角度で、下側の接触凸部225が主アーム21に当接し、補助アーム22は、それ以上は回動することもできず、主アーム21に近接する方向に全体的にスライドすることもできない状態となる。つまり、該接触凸部225を介して補助アーム22と主アーム21が当接するところで、それ以上の補助アーム22の移動が規制される。
下側の操作凸部2211が押圧されて補助アーム22が回動すると、第1アーム部側係合部51aが第1支持部側係合部52aから解離する。一方、第2アーム部側係合部51bは、依然として上側のコイルバネ23の付勢力によって第2支持部側係合部52bに向けて付勢されたままであり、該一対の係合部51b,52bは噛合した状態に維持される。つまり、第1関節5aの回動が許容され(すなわち、アーム部2のアーム支持部1に対する回動が許容され)、且つ、第2関節5bの回動が禁止された(すなわち、アーム部2のタブレット支持部3に対する回動が禁止された)状態となる。このとき、補助アーム22の回動角度(つまりは、傾斜角度)が大きいほど、一方の一対の係合部51a,52aの離間距離が大きくなるところ、上記の通り、ここでは、主アーム21の軸方向の移動が規制されることにより、補助アーム22が変位可能な範囲が広く確保されているため、補助アーム22が十分大きな角度で回動(つまりは、傾斜)することができる。したがって、第1関節5aの回動が確実に許容される。その一方で、押圧位置が比較的中央寄りであった場合やアーム部6の長さが比較的短い場合等においては、補助アーム22が回動しつつ主アーム21に近接する方向に全体的にスライドする可能性があり、こうなると、一方の一対の係合部51a,52aの噛合だけでなく、他方の一方の係合部51b,52bの噛合も解除されてしまう可能性がある。しかしながらここでは、下側の接触凸部225を介して補助アーム22と主アーム21が当接すると、たとえ使用者が引き続き操作凸部2211に強い押圧力を付与し続けたとしても、補助アーム22は、それ以上は回動することもできず、主アーム21に近接する方向に全体的にスライドすることもできない。したがって、押圧されていない側の係合部51b,52bの噛合が解除されることが確実に回避される。これにより、第1関節5aの回動が確実に許容されつつ、第2関節5bの回動が確実に禁止される。
このように、タブレットスタンド100は、第1操作S1を受けることにより、第1関節5aおよび第2関節5bの各々の回動が、個別に禁止状態から許容状態に切り替わるように構成されている。したがって、使用者は、下側の操作凸部2211を押圧しながら、アーム部2とアーム支持部1(具体的には、脚体11)の角度を変更し、該角度が所望のものとなった状態で、該押圧をやめることで、アーム部2とタブレット支持部3の角度を変更することなく、アーム部2とアーム支持部1の角度だけを所望のものに変更することができる。また、使用者は、上側の操作凸部2211を押圧しながら、アーム部2とタブレット支持部3(具体的には、載置板31)の角度を変更し、該角度が所望のものとなった状態で、該押圧をやめることで、アーム部2とアーム支持部1の角度を変更することなく、アーム部2とタブレット支持部3の角度だけを所望のものに変更することができる。
(第2操作)
第2操作S2は、補助アーム22における、第1関節5aと第2関節5bの中央あるいはその近傍に対する操作であり、具体的には、操作受付部221の頂面の中央平坦部2212を押圧する操作である。
すなわち、図7(a)に示した操作が行われてない状態において、使用者が、図7(c)に示すように、操作受付部221の中央平坦部2212を、一対のコイルバネ23,23の付勢力に逆らって押圧すると、補助アーム22は、主アーム21と略平行な姿勢のまま、主アーム21に近づく方向に移動する。つまり、補助アーム22の上端側と下端側がともに、主アーム21に近接する方向に変位する。ここでは、一対の接触凸部225,225の両方が略同時に主アーム21に接触し、補助アーム22が主アーム21と略平行な姿勢となるように規制され、この状態のまま、主アーム21に近づく方向に変位することになる。
すると、第1アーム部側係合部51aが第1支持部側係合部52aから解離するとともに、第2アーム部側係合部51bも第2支持部側係合部52bから解離する。つまり、第1関節5aの回動、および、第2関節5bの回動が、いずれも許容された状態となる。上記の通り、ここでは、補助アーム22が変位可能な範囲が広く確保されているため、補助アーム22が軸方向に沿って十分大きな距離だけ変位することができる。すなわち、一対の係合部51a,52aおよび一対の係合部51b,52bがいずれも十分に解離することができる。したがって、第1関節5aおよび第2関節5bの回動が確実に許容される。
このように、タブレットスタンド100は、第2操作S2を受けることにより、第1関節5aおよび第2関節5bの回動がともに禁止状態から許容状態に切り替わるように構成されている。したがって、使用者は、操作受付部221の中央平坦部2212を押圧しながら、アーム部2とアーム支持部1の角度を変更するとともに、アーム部2とタブレット支持部3の角度も変更し、両角度がそれぞれ所望のものとなった状態で、該押圧をやめることで、アーム部2とアーム支持部1の角度、および、アーム部2とタブレット支持部3の角度を、一度に、所望のものに変更することができる。
以上の通り、タブレットスタンド100の使用者は、第1操作S1または/および第2操作S2を行うことによって、簡易な操作で、アーム部2とアーム支持部1の角度、および、アーム部2とタブレット支持部3の角度をそれぞれ調整し、タブレットMの位置および姿勢(角度)を所望のものとすることができる。
図8及び図9は、タブレットスタンド100を折り畳んだ状態を示す斜視図、側面図である。タブレットスタンド100は、上述したように、タブレット支持部3と、タブレット支持部3と第2関節5bを介して接続されるアーム部2と、アーム部2と第1関節5aを介して接続されるアーム支持部1と、を備える。図2において、載置板31の裏面の上端部が第2関節5bを介して主アーム21及び補助アーム22に近づく方向に回動させると共に、脚体11の上面が第1関節5aを介して主アーム21及び補助アーム22に近づく方向に回動させると、図8及び図9に示すように、アーム支持部1とアーム部2とタブレット支持部3とが折り畳まれる。すなわち、脚体11をアーム部2の側に押し倒して両者が平行となるようにして、アーム部2における第2関節5bよりも上側の部分が脚体11の凹状部111内に収容された状態とする。さらに、載置板31をアーム部2に向けて押し倒して両者を略平行とする。これにより、タブレットスタンド100が折り畳まれた状態となる。
保持部材32において、タブレット押さえ323は、タブレット荷重受け部322とともに可動であり、アーム支持部1とアーム部2とタブレット支持部3とを折り畳んだ状態では、タブレット荷重受け部322は、載置板31の裏面側に配置可能である。したがって、タブレット荷重受け部322が脚体11の下端部に設けた凹部113に収容されて、タブレット押さえ部323は、載置板31と略同じ面になる。
また、折り畳まれた状態から、載置板31の裏面の上端部が第2関節5bを介して主アーム21及び補助アーム22から離れる方向に回動させると共に、脚体11の上面が第1関節5aを介して主アーム21及び補助アーム22から離れる方向に回動させると、図2に示すように、アーム支持部1とアーム部2とタブレット支持部3とが展開される。
図10は、タブレットTをタブレットスタンド100に装着する方法を説明するための図である。上述したように、保持部材32は、外力が作用しない状態では、その自重により、円筒突部312aを回転軸として揺動し、図1に示すように、タブレット押さえ323の先端部323aは、載置板31の下端に押し付けられている。したがって、タブレットTを装着するには、図10(a)に示すように、タブレット荷重受け部322を自重に抗して持ち上げることで、タブレット押さえ323と載置板31との間にタブレット挿入口tを開口する。
その状態で、図10(b)に示すように、タブレットTをタブレット挿入口tに挿入し、タブレットTの下端をタブレット荷重受け部322に当接させる。その後、タブレットTを離すと、図10(c)に示すように、タブレット荷重受け部322がタブレットTの荷重を受けて下がることにより、タブレット押さえ323の先端部323aは、タブレットTを載置板31に密着させる方向に移動する。即ち、タブレット荷重受け部322がタブレットTの荷重を受けて下がることにより、タブレット押さえ323が載置板31に向かって移動し、タブレット押さえ323と載置板31との間の距離が小さくなる。
図11は、タブレットTがタブレットスタンド100に装着された状態を示す図である。載置板31上のタブレットTの下端部は、保持部材32のタブレット押さえ323により、載置板31に向かって押し付けられる。
上述したように、アーム支持部1の脚体11の下端には、凹部113が設けられている。したがって、図12に示すように、凹部113の下壁に、照明装置としてのスマートフォンCを立て掛けて置いて、該スマートフォンCの下端縁が、凹部113の下壁によって係止された状態として、該スマートフォンCのライトを点灯させると、タブレット支持部3に支持されているタブレットTと対向している使用者の下方から照明があたるように構成されている。したがって、使用者は、例えば、タブレットスタンド100に支持されたタブレットTを用いて、ビデオ通話や自撮りを行う際に、顔の下方から照明をあててカメラ写りをよくすることができる。なお、アーム支持部1の脚体11に形成された貫通孔にペンライト等を差し込んで、該ペンライトを点灯させた場合も同様である。
<4.効果>
以上の通り、上記実施形態に係るタブレット支持部3は、タブレットTを装着することで、タブレットTとタブレット押さえ323との接触部Aが載置板31に近づいて、タブレット押さえ323がタブレットTを載置板31に密着させるように構成される。
上記の構成によると、タブレットTを落とし込むことで、タブレット押さえ323によりタブレットTが載置板31に密着するようになる。したがって、タブレットTを載置板31に対して簡単に装着できる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット押さえ323がタブレット荷重受け部322とともに可動であり、タブレット荷重受け部322が荷重を受けて下がると、タブレット押さえ323がタブレットTを載置板31に密着させる方向に移動する。
この構成によると、タブレット押さえ323によりタブレットTを載置板31に密着させる構成を簡略化できる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット荷重受け部322が自重に抗して持ち上げられることで、タブレット押さえ323と載置板31との間にタブレット挿入口tが開口する。
この構成によると、タブレットTを落とし込むと、その後、タブレット荷重受け部322が自重で移動して、タブレットTを簡単に装着できる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット押さえ323の押し付け力は、タブレット荷重受け部322が受けるタブレットTの重量に応じて変化する。
この構成によると、タブレット押さえ323によりタブレットTを載置板31に確実に密着させることが可能となる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット押さえ323は、タブレットTを装着した状態で、その基端側323bよりも先端側323aがタブレットTにより近くなるように、載置板31に対して傾斜する。
この構成によると、タブレット押さえ323によりタブレットTを載置板31に確実に密着させることが可能となる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット押さえ323は、タブレット荷重受け部322とともに回転軸回りの回転動作を行う。
この構成によると、タブレット押さえ323によりタブレットTを載置板31に密着させる構成を簡略化できる。また、折り畳まれた状態において、タブレット荷重受け部322が載置板31の表面から出っ張るのを防止できる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット荷重受け部322の回転軸である円筒突部312aが、タブレット荷重受け部322よりも後上方にあり、タブレット押さえ324が、載置板31よりも前にある。
この構成によると、タブレット押さえ324によりタブレットTを載置板31に確実に密着させることが可能となる。
上記実施形態に係るタブレット支持部3において、タブレット押さえ324が透明材料で形成される。
この構成によると、タブレット押さえ324によりタブレット面が隠れるのを防止でき、視認性を維持できる。
上記実施形態に係るタブレットスタンド100は、タブレット支持部3と、タブレット支持部3と接続されるアーム部2と、アーム部2と接続されるアーム支持部1と、を備え、タブレット支持部3は、アーム部2とアーム支持部1に対して折り畳み/展開可能に接続した。
この構成によると、タブレットスタンド100の持ち運びが容易である。
上記実施形態に係るタブレットスタンド100において、タブレット押さえ323は、タブレット荷重受け部322とともに可動であり、タブレット支持部3をアーム部2とアーム支持部1に対して折り畳んだ状態で、タブレット荷重受け部322がアーム支持部1に設けた凹部113内に収容されて、タブレット押さえ部323は、載置板31と略同じ面になる。
この構成によると、折り畳まれた状態において、タブレット荷重受け部322が載置板31の表面から出っ張るのを防止できる。したがって、折り畳んだ状態のタブレットスタンド100を小型化できる。
<<第2実施形態>>
第2実施形態に係るタブレット支持装置103の構成について、図13~図16を参照しながら説明する。図13は、第2実施形態に係るタブレット支持装置103の正面斜視図である。図14は、タブレット支持装置103の縦断面図である。図13(a)及び図14(a)は、タブレット保持部材132(以下、保持部材132)がパネル131内に収納された状態であり、図13(b)及び図14(b)は、保持部材132がパネル131内から引き出された状態である。図15は、タブレット支持装置103の要部の分解斜視図である。図16は、タブレットTがタブレット支持装置103に支持された状態を示す図である。
タブレット支持装置103は、図13~図15に示すように、タブレット受け部としてのパネル131と、保持部材132とを備える。保持部材132は、パネル131の表面に載置されたタブレットTが落下しないように挟持するための部材である。
パネル131は、例えばデスクトップパネルであり、長方形の板状部材である。パネル131の一方の主面(表面)は、タブレットTを載置するための載置面を形成する。パネル131には、図15に示すように、表面から裏面に向かって貫通する貫通孔1311が形成される。貫通孔1311は、パネル131の表面に平行な略矩形状の縦断面形状を有し、パネル131の表面から裏面に向かって下方に傾斜している。貫通孔1311の左右内壁の下端近傍には、外側に向かった凹状の一対の係合溝1311aが形成されている。一対の係合溝1311aは、パネル131の表面から裏面まで延びている。
保持部材132は、透明材料で形成され、図15に示すように、タブレット荷重受け部1321と、タブレット押さえ1322とを有している。
タブレット荷重受け部1321は、パネル131の貫通孔1311と略同一の幅を有する部材である。タブレット荷重受け部1321は、タブレットTがタブレット支持部103に装着される際に、タブレットTの荷重を受ける部分である。タブレット荷重受け部1321の両端部には、パネル131の貫通孔1311の左右内壁に形成された一対の係合溝1311aに係合される係合部1321aが形成される。タブレット荷重受け部1321は、その係合部1321aが一対の係合溝1311aに係合された状態でスライド可能に構成される。したがって、タブレット荷重受け部1321がタブレットTの荷重を受けると、タブレット荷重受け部1321が一対の係合溝1311aに係合された状態でスライド動作を行う。
タブレット押さえ1322は、パネル131上のタブレットTを後方に向かって押さえる透明材料で形成された部分であり、タブレット荷重受け部1321の先端から上下方向に延びるように延在する。タブレット押さえ1322は、略矩形板状であり、パネル131の貫通孔1311を覆う大きさを有している。したがって、タブレット押さえ1322は、タブレット荷重受け部1321と一体に形成され、パネル131の表面と平行な状態で、タブレット荷重受け部1321とともにスライド動作を行う。タブレット押さえ1322は、パネル131の貫通孔1311と略同一の幅を有している。したがって、タブレットTを装着した状態において、タブレット押さえ1322は、タブレットTと略平行な状態で、タブレットTをパネル131に向かって押し付ける。即ち、タブレット押さえ1322は、タブレット荷重受け部1321とともに可動であり、タブレット荷重受け部1321がタブレットTの荷重を受けて下がると、タブレットTをパネル131に密着させる方向に移動する。タブレット押さえ1322の押し付け力は、タブレット荷重受け部1321が受けるタブレットTの重量に応じて変化する。即ち、タブレット押さえ1322の押し付け力は、タブレットTの重量が大きいほど大きくなる。
上述したように、保持部材132は、パネル131の貫通孔1311に対してスライド可能に支持されるが、外力が作用してない状態では、その自重により、後方に向かってスライドし、タブレット押さえ1322は、図13(a)に示すように、パネル131の貫通孔1311を覆って、パネル131の表面に略面一に配置される。このとき、タブレット押さえ1322の上端部は、パネル131の表面に押し付けられる。したがって、タブレットTを装着するには、図13(b)に示すように、タブレット押さえ1324が自重に抗して持ち上げられることで、保持部材132を斜め上方にスライド動作させると、タブレット押さえ1322とパネル131との間にタブレット挿入口tが開口する。
その状態で、タブレットTをタブレット挿入口tに挿入し、タブレットTの下端をタブレット荷重受け部1321に当接させる。その後、タブレットTを離すと、タブレット荷重受け部1321がタブレットTの荷重を受けて下がることにより、タブレット押さえ1322は、図16に示すように、タブレットTをパネル131に密着させる方向に移動する。即ち、タブレット荷重受け部1321がタブレットTの荷重を受けて下がることにより、タブレット押さえ1322がパネル131に向かって移動し、タブレット押さえ1322とパネル131との間の距離が小さくなる。このように、タブレットTを装着することで、タブレットTとタブレット押さえ1322との接触部Aがパネル131に近づいて、タブレット押さえ1322がタブレットTをパネル131に密着させるように構成される。
<効果>
上記実施形態に係るタブレット支持装置103によると、第1実施形態に係るタブレット支持部3と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態に係るタブレット支持部103において、タブレット押さえ1324は、タブレット荷重受け部1323とともにスライド動作を行う。
この構成によると、タブレット押さえ1324によりタブレットTをパネル131に密着させる構成を簡略化できる。
<<第3実施形態>>
第3実施形態に係るタブレットスタンド200の構成について、図17及び図18を参照しながら説明する。図17は、第3実施形態に係るタブレットスタンド200の正面斜視図である。図18は、タブレットTをタブレットスタンド100に装着する方法を説明するための図である。
本実施形態に係るタブレットスタンド200が、第1実施形態に係るタブレットスタンド100と主として異なる点は、タブレット支持部の構成である。本実施形態のタブレットスタンド200の構成で、第1実施形態のタブレットスタンド100と同一の構成については説明を省略する。
タブレット支持部203は、タブレット受け部としての載置板31と、保持部232とを備える。保持部232は、図17に示すように、載置板31の下端部に、載置板31と一体に形成されている。保持部232は、透明材料で形成され、タブレット押さえ支持部2321と、タブレット押さえ2322とを有している。タブレット押さえ支持部2321は、載置板31と略同一の幅を有する矩形板状であり、載置板31の下端から略垂直方向に延在する。
タブレット押さえ2322は、載置板31上のタブレットTを後方に向かって押さえる透明材料で形成された部分である。タブレット押さえ2322は、タブレット押さえ支持部2321の先端から上方に向かって延在する。したがって、タブレット押さえ2322は、タブレット押さえ支持部2321と一体に形成される。タブレット押さえ2322は、載置板31及びタブレット押さえ支持部2321と略同一の幅を有する矩形板状である。タブレット押さえ2322の厚さは、その基端側2322bよりも先端側2322aより小さい。即ち、タブレット押さえ2322の内側面(載置板31と対向する面)は、その基端側2322bよりも先端側2322aが載置板31から離れるように傾斜するテーパ状に形成される。
タブレットTを装着する際、図18(a)に示すように、タブレットTの下端部をタブレット押さえ2322と載置板31との間に形成されるタブレット挿入口tに挿入する。すると、タブレットTの下端は、タブレット押さえ2322の先端側2322aの内面に接触した後、タブレットTは、その自重により、タブレット押さえ2322の内面に沿って下方に移動する。その後、タブレットTの下端は、タブレット押さえ2322の基端側2322bの内面に接触するようになり、タブレットTの下端の厚さが、タブレット押さえ2322の内面と載置板31との間の距離と略同一になるまで下方に移動する。したがって、タブレットTを装着する際、タブレットTがタブレット押さえ2322にガイドされて載置板31に密着する方向に移動する。即ち、タブレット押さえ2322の内側面と載置板31との間の距離は、タブレット押さえ2322の先端側2322aから基端側2322bに向かって小さくなっている。このように、タブレットTを装着することで、タブレットTとタブレット押さえ2322との接触部Aが載置板31に近づいて、タブレット押さえ2322がタブレットTを載置板31に密着させるように構成される。
<効果>
上記実施形態に係るタブレット支持装置203によると、第1実施形態に係るタブレット支持部3と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態に係るタブレット支持部203において、タブレット押さえ2322は固定で、タブレットTがタブレット押さえ2322に沿って動くことで、タブレットTがタブレット押さえ2322にガイドされて載置板31に密着する方向に移動する。
この構成によると、タブレット押さえ2322を移動するように構成しなくても、タブレット押さえ2322によりタブレットTを載置板31に密着させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
上記第1~第3実施形態において、タブレット押さえ323は、透明材料により形成されるものとしたが、透明ではない材料により形成されてもよい。上記第1及び第3実施形態では、タブレット支持装置であるタブレット支持部3がアーム支持部1及びアーム部2により支持され、第2実施形態では、タブレット支持装置103がパネル131と一体に形成されていたが、本発明のタブレット支持装置は、例えば、引掛部材等によりデスクトップパネル等のパネルの上端に引っ掛けられ、パネル面に沿って配置されてよい。
100 タブレットスタンド
1 アーム支持部
2 アーム部
3 タブレット支持部(タブレット支持装置)
31 載置板(タブレット受け部)
32 保持部材
113 凹部
322 タブレット荷重受け部
323 タブレット押さえ
323a タブレット押さえの先端側
323b タブレット押さえの基端側
103 タブレット支持装置
131 パネル(タブレット受け部)
132 保持部材
1321 タブレット荷重受け部
1322 タブレット押さえ
200 タブレットスタンド
203 タブレット支持部(タブレット支持装置)
232 保持部
2321 タブレット荷重受け部
2322 タブレット押さえ
A タブレットとタブレット押さえとの接触部
T タブレット

Claims (10)

  1. タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、
    前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、
    前記タブレット荷重受け部が自重に抗して持ち上げられることで、前記タブレット押さえと前記タブレット受けとの間にタブレット挿入口が開口することを特徴とするタブレット支持装置。
  2. タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、
    前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、
    前記タブレット押さえは、タブレットを装着した状態で、その基端側よりも先端側がタブレットにより近くなるように、前記タブレット受け部に対して傾斜することを特徴とするタブレット支持装置。
  3. タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、
    前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、
    前記タブレット押さえは、前記タブレット荷重受け部とともに回転軸回りの回転動作を行うとともに、
    前記回転軸が、前記タブレット荷重受け部よりも後上方にあり、前記タブレット押さえが、前記タブレット受け部よりも前にあることを特徴とするタブレット支持装置。
  4. タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、
    前記タブレット押さえがタブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット荷重受け部が荷重を受けて下がると、前記タブレット押さえがタブレットを前記タブレット受け部に密着させる方向に移動し、
    前記タブレット押さえは、前記タブレット荷重受け部とともにスライド動作を行うことを特徴とするタブレット支持装置。
  5. タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成とし、
    前記タブレット押さえは固定で、タブレットが前記タブレット押さえに沿って動くことで、当該タブレットが前記タブレット押さえにガイドされて前記タブレット受け部に密着する方向に移動することを特徴とするタブレット支持装置。
  6. 前記タブレット押さえの押し付け力は、前記タブレット荷重受け部が受けるタブレットの重量に応じて変化する請求項1~4の何れかに記載のタブレット支持装置。
  7. 前記タブレット押さえは、透明材料で形成される請求項1~6の何れかに記載のタブレット支持装置。
  8. 請求項1~7の何れかに記載のタブレット支持装置と、前記タブレット支持装置と接続されるアーム部と、前記アーム部と接続されるアーム支持部と、を備え、
    前記タブレット支持装置は、前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳み/展開可能に接続したことを特徴とするタブレットスタンド。
  9. 請求項1~4の何れかに記載のタブレット支持装置と、前記タブレット支持装置と接続されるアーム部と、前記アーム部と接続されるアーム支持部と、を備え、
    前記タブレット支持装置は、前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳み/展開可能に接続し、
    前記タブレット押さえは、前記タブレット荷重受け部とともに可動であり、前記タブレット支持装置を前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳んだ状態で、前記タブレット荷重受け部が前記アーム支持部に設けた凹部内に収容されて、前記タブレット押さえ部は、前記タブレット受け部と略同じ面になることを特徴とするタブレットスタンド。
  10. タブレットを装着することで、当該タブレットとタブレット押さえとの接触部がタブレット受け部に近づいて、前記タブレット押さえが当該タブレットを前記タブレット受け部に密着させる構成としたタブレット支持装置と、前記タブレット支持装置と接続されるアーム部と、前記アーム部と接続されるアーム支持部と、を備え、
    前記タブレット支持装置は、前記アーム部と前記アーム支持部に対して折り畳み/展開可能に接続したことを特徴とするタブレットスタンド。
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