WO2021193506A1 - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

アンテナ装置(100)は、無線信号を処理する回路を有する実装基板(103)と,実装基板(103)に配設され,無線信号を受信するダイポールアンテナ素子(101)と,ダイポールアンテナ素子(101)と平行な第1導線(121)と、第1導線(121)の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第2導線(122)と、第1導線(121)の第2端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第3導線(123)とを有し、少なくとも第2導線(122)の端部が前記ダイポールアンテナ素子の近傍に位置する無給電素子とを備える。

Description

アンテナ装置
 本発明はアンテナ装置に関する。
 近年、無線商品はヒトからモノへハイスピードで拡大している。例えば、無線商品は、車/自動販売機/電車/工場監視システム等々に拡大している。その中で、特に位置情報が分かるGPSの重要度が高まっており、無線商品が、上空からの電波を如何に多くキャッチできるかが商品の重要なセールスポイントとなっている。
 また、スマートフォンなどの携帯端末では、基地局の方向/端末の向きは絶えず変わり、電波がどこから到来するかは分からず、無指向性のアンテナとするのが一般的である。一方で、例えばGPS(Global Positioning System)の様に必ず上空から電波が到来するシステムが存在する。更には、固定設置される端末であれば、そのアンテナは上空だけを狙う指向性とすることが望ましい。
 この様な場合、一般的にはパッチアンテナを使用する場合が多い。通信機本体は薄型構造であることが多く、実装エリアを小さくしたい場合には縦置きにすればよい。特許文献1には、線状の給電アンテナ素子と、複数の線状の無給電アンテナ素子とをそなえ、無給電アンテナ素子を、それぞれ、前記給電アンテナ素子と非接触で交差する位置及び方向に配置するとともに、その交差部分を給電アンテナ素子と並行するように折り曲げ加工するアンテナが記載されている。
 しかし、パッチ型GPSアンテナは平たく実装して上空に指向性を持つ仕様であるため、そう実装せざるを得なく、実装エリアが大きくなってしまう。更に、通信機本体とは別構成であるが故に、高価であるという欠点もある。
 または、商品基板にアンテナを描画するという方法もあるが、利得が小さく、GPS衛星補足性能が悪い。
特開2008-35219号公報
 このように,通信機本体とは別構成であるので高価となる、実装エリアが小さく且つ利得が十分に得られるアンテナ装置
という課題がある。
 本開示の目的は上述した課題を鑑み,安価に実現でき、実装エリアも最小化するという課題を解決するアンテナ装置を提供することにある。
 一実施形態のアンテナ装置は、無線信号を処理する回路を有する実装基板と,前記実装基板に配設され,前記無線信号を受信するダイポールアンテナ素子と,前記ダイポールアンテナ素子と平行な第1導線と、前記第1導線の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第2導線と、前記第1導線の第2端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第3導線とを有し、少なくとも第2導線の端部が前記ダイポールアンテナ素子の近傍に位置する無給電素子とを備えるようにした。
 一実施形態のアンテナ装置は、無線信号を処理する回路を有する実装基板と,前記実装基板に配設され,前記無線信号を受信するダイポールアンテナ素子と,前記ダイポールアンテナ素子と平行な第1導線と、前記第1導線の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第2導線と、前記第2導線の端部で0度より大きく180度より小さい角度で接続する第3導線とを有し、少なくとも第2導線の端部及び前記第3導線が前記ダイポールアンテナ素子の近傍に位置する無給電素子とを備えるようにした。
 本発明によれば,安価に実現でき、実装エリアも最小化するという課題を解決するアンテナ装置を提供することができる。
実施の形態1にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態2にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態2にかかるアンテナ装置の指向性を示す図である。 ダイポールアンテナを実装基板に装着した例を示す図である。 ダイポールアンテナの指向性を示す図である。 実施の形態3にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態4にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態5にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態6にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態7にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
 実施の形態1
 図1は、実施の形態1にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図1において、アンテナ装置100は,ダイポールアンテナ素子101と,無給電アンテナ素子102と,実装基板103と、を備える。
 ダイポールアンテナ素子101は,実装基板103に配設され,無線信号を受信する。ダイポールアンテナ素子101は、2本の直線状の導線を左右対称につけたアンテナ素子である。
 無給電アンテナ素子102は、ダイポールアンテナ素子101と平行な第1導線121と、第1導線121の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第2導線122と、第1導線の第2端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第3導線123とを有する。そして、少なくとも第2導線122の端部がダイポールアンテナ素子101の近傍に位置する。
 実装基板103は、ダイポールアンテナ素子101が受信した無線信号を処理する回路を有する。
 このように実施の形態1のアンテナ装置によれば、安価に実現でき、実装エリアも最小化することができる。
 実施の形態2
 図2は、実施の形態2にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図2において、アンテナ装置200は,ダイポールアンテナ素子201と,無給電アンテナ素子202と,実装基板203と、を備える。
 ダイポールアンテナ素子201は,給電点に2本の直線状の導線を左右対称につけたアンテナ素子である。ダイポールアンテナ素子201の2本の直線状の導線は,実装基板203から離間した位置に配置されている。ダイポールアンテナ素子201の2本の直線状の導線は,給電点から実装基板203の回路に接続されている。ダイポールアンテナ素子201は,実装基板203に配設され,無線信号を受信する。無線信号は、例えば測位信号である。
 無給電アンテナ素子202は,3本の直線状の第1導線221、第2導線222及び第3導線223を備える。第1導線221と第2導線222は、LW面で第1導線221の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線221と第2導線222のなす角度は90度が好適である。
 また、第1導線221と第3導線223は、第1導線221の第2端部にてLW面で0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線221と第3導線の223なす角度は90度が好適である。
 また,無給電アンテナ素子202は実装基板203の回路に接続していない無給電アンテナ素子である。そして,無給電アンテナ素子202は,第1導線221実装基板203から離間した位置で,実装基板203の一辺に平行に配置されている。
 3本の直線状の導線のうち,第2導線222及び第3導線223は,一方の端部が第1導線221の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。第2導線222及び第3導線223の端部とダイポールアンテナ素子201の距離は目標周波数の波長の20分の1以内が望ましい。この近傍に配置は、すなわち、第2導線222及び第3導線223はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置することである。空間結合するためには、アンテナの端点、すなわちアンテナに流れる高周波電流が小、電圧が大となる部分で近接させることが必要となる。また、ダイポールアンテナにおいても給電側(装置200の場合は導線222)が当該条件になっている必要がある。
 また、第3導線223の延伸方向は、第2導線222の延伸方向と並行である。
 また、無給電アンテナ素子202の全体の長さは受信する無線信号波長の1/2、いわゆる半波長が好適である。
 実装基板203は、ダイポールアンテナ素子201と接続し,ダイポールアンテナ素子201が受信した無線信号を処理する回路を有する基板である。例えば、実装基板203は、測位信号(例えばGNSS:Global Navigation Satellite System信号)から自装置の位置を測定する回路を有するプリント基板であってもよい。実装基板203は,無給電アンテナ素子202と接続していないので,無給電アンテナ素子202は無給電アンテナ素子として作用する。実装基板203は、例えば実装基板203の一面には、GND用に形成された方形の金属層を有してもよい。このGND用の金属層は,基準電位の層となる。また,GND用の金属層は,積層基板のいずれかの層に形成されてもよい。
 アンテナ装置200は、図2に示す非接触無給電エレメントを有する点でダイポールアンテナのみの場合と異なる。図2に示すように、ダイポールアンテナ素子201の先端と無給電アンテナ素子202の先端にて、空間結合をさせている。
 図3は、実施の形態2にかかるアンテナ装置の指向性を示す図である。図3では,アンテナ装置200の垂直面(図2のHL面)における指向性を示す。
 比較のためのダイポールアンテナは以下の通りである。図4は、ダイポールアンテナを実装基板に装着した例を示す図である。図4においてダイポールアンテナ装置400は、ダイポールアンテナ素子401と,実装基板402と、を備える。
 図5は、ダイポールアンテナの指向性を示す図である。図5では,アンテナ装置200と比較のダイポールアンテナの垂直面(図4のHL面)における指向性を示す。
 図3と図5を比較すると,アンテナ装置200は,ダイポールアンテナナに比べ受信範囲が広くなっていることが示されている。これにより、アンテナ装置200のアンテナ放射性能は図4のダイポールアンテナより向上している。これは、空間結合によって電波の源である高周波電流が非接触無給電エレメントに流れ、電波の放射効率が向上するためである。本発明ならば商品の薄さをキープしつつ上空利得アップが可能であり、非接触無給電アンテナエレメントは金属物性であれば何でも良く原価を抑えることができる。
 このように実施の形態2のアンテナ装置によれば、安価に実現でき、実装エリアも最小化することができる。
 無給電アンテナ素子202の実装は、筐体裏側への貼付け、或いは筐体内部へのインサート成型、あるいは筐体外への貼付けなどがある。
 実施の形態3
 図6は、実施の形態3にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図6において、アンテナ装置600は、ダイポールアンテナ素子201と,無給電アンテナ素子602と,実装基板203と、を備える。図6において図2と同一の構成は同じ番号を付し、説明を省略する。
 無給電アンテナ素子602は、3本の直線状の第1導線621、第2導線622及び第3導線623を備える。
 第3導線623の延伸方向は、第2導線622の延伸方向と直角である。第2導線622の延伸方向は、実装基板203に直角である。第3導線623の延伸方向は、実装基板203に並行である。
 第1導線621と第2導線622は、LW面で第1導線621の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線621と第2導線622のなす角度は90度が好適である。
 第2導線622は,一方の端部が第1導線621の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線622はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。
 また、第1導線621と第3導線623は、HW面で第1導線621の第2端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。HW面で第1導線621と第3導線の223なす角度は90度が好適である。
 無給電アンテナ素子602の実装は、筐体裏側への貼付け、或いは筐体内部へのインサート成型、あるいは筐体外への貼付けなどがある。
 実施の形態4
 図7は、実施の形態4にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図7において、アンテナ装置700は、ダイポールアンテナ素子201と,無給電アンテナ素子702と,実装基板203と、を備える。図7において図2と同一の構成は同じ番号を付し、説明を省略する。
 無給電アンテナ素子702は、5本の直線状の第1導線721、第2導線722、第3導線723、第4導線724及び第5導線725を備える。
 図7に示すように、第2導線722及び第3導線723は,一方の端部が第1導線721の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線722及び第3導線723はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。そして、第4導線724及び第5導線725の少なくとも一部が近傍に配置されている。好ましくは第4導線724及び第5導線725全体が近傍に配置されている。すなわち、第4導線724及び第5導線725全体が空間結合するように位置する。
 第1導線721と第2導線722は、LW面で第1導線721の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線721と第2導線722のなす角度は90度が好適である。
 第2導線722と第4導線724は、LW面で第2導線722の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第2導線722と第4導線724のなす角度は90度が好適である。そして、第1導線721と第4導線724がLW面で並行であることが好適である。
 また、第1導線721と第3導線723は、HW面で第1導線721の第2端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。HW面で第1導線721と第3導線の223なす角度は90度が好適である。
 第3導線722と第5導線725は、LW面で第3導線722の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第3導線722と第5導線725のなす角度は90度が好適である。そして、第1導線721と第5導線725がLW面で並行であることが好適である。
 無給電アンテナ素子702の実装は、筐体裏側への貼付け、或いは筐体内部へのインサート成型、あるいは筐体外への貼付けなどがある。
 実施の形態5
 図8は、実施の形態5にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図8において、アンテナ装置800は、ダイポールアンテナ素子201と,無給電アンテナ素子802と,実装基板203と、を備える。図8において図2と同一の構成は同じ番号を付し、説明を省略する。
 無給電アンテナ素子802は、3本の直線状の第1導線821、第2導線822及び第3導線823を備える。
 図8に示すように、第2導線822は,一方の端部が第1導線721の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線822はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。そして、第3導線823の少なくとも一部が近傍に配置されている。好ましくは第3導線823全体が近傍に配置されている。すなわち、第3導線823全体が空間結合するように位置する。
 第1導線821と第2導線822は、LW面で第1導線821の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線821と第2導線822のなす角度は90度が好適である。
 第2導線822と第3導線823は、LW面で第2導線822の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第2導線822と第3導線823のなす角度は90度が好適である。そして、第1導線821と第3導線823がLW面で並行であることが好適である。
 無給電アンテナ素子802の実装は、筐体裏側への貼付け、或いは筐体内部へのインサート成型、あるいは筐体外への貼付けなどがある。
 実施の形態6
 図9は、実施の形態6にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図9において、アンテナ装置900は、ダイポールアンテナ素子201と,無給電アンテナ素子902と,実装基板203と、を備える。図9おいて図2と同一の構成は同じ番号を付し、説明を省略する。
 無給電アンテナ素子902は,3本の直線状の第1導線921、第2導線922及び第3導線923を備える。第1導線921、第2導線922及び第3導線923は平面形状金属である。第2導線922及び第3導線923は,一方の端部が第1導線921の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線922及び第3導線923はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。
 第1導線921の主面は実装基板203に並行である。また、第2導線922及び第3導線923の主面はH軸と平行である。第2導線922及び第3導線923の主面は実装基板203に直角であることが好適である。
 第1導線921と第2導線922は、LW面で第1導線921の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線921と第2導線922のなす角度は90度が好適である。
 また、第1導線921と第3導線923は、第1導線921の第2端部にてLW面で0度より大きく180度より小さい角度で接続している。LW面で第1導線921と第3導線の923なす角度は90度が好適である。
 また,無給電アンテナ素子902は実装基板203の回路に接続していない無給電アンテナ素子である。そして,無給電アンテナ素子902は,第1導線921実装基板203から離間した位置で,実装基板203の一辺に平行に配置されている。
 3本の直線状の導線のうち,第2導線922及び第3導線923は,一方の端部が第1導線921の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線922及び第3導線923はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。また、第3導線923の延伸方向は、第2導線922の延伸方向と並行である。
 無給電アンテナ素子902は、実装基板203に挿入して固定することができる。
 実施の形態7
 図10は、実施の形態10にかかるアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。図10において、アンテナ装置1000は、ダイポールアンテナ素子201と,無給電アンテナ素子1002と,実装基板103と、を備える。図10において図2と同一の構成は同じ番号を付し、説明を省略する。
 無給電アンテナ素子1002は,3本の直線状の第1導線1021、第2導線1022及び第3導線1023を備える。第1導線1021、第2導線1022及び第3導線1023は平面形状金属である。第2導線1022及び第3導線1023は,一方の端部が第1導線1021の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線1022及び第3導線1023はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。
 第1導線1021、第2導線1022及び第3導線1023の主面は実装基板203に並行かつ同一面内に配置されている。
 第1導線1021と第2導線1022は、HW面で第1導線1021の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続している。HW面で第1導線1021と第2導線1022のなす角度は90度が好適である。
 また、第1導線1021と第3導線1023は、第1導線1021の第2端部にてHW面で0度より大きく180度より小さい角度で接続している。HW面で第1導線1021と第3導線の1023なす角度は90度が好適である。
 また,無給電アンテナ素子1002は実装基板203の回路に接続していない無給電アンテナ素子である。そして,無給電アンテナ素子1002は,第1導線1021実装基板203から離間した位置で,実装基板203の一辺に平行にかつ同一面内に配置されている。
 3本の直線状の導線のうち,第2導線1022及び第3導線1023は,一方の端部が第1導線1021の端部と接続し、他方の端部がダイポールアンテナ素子201の近傍に配置されている。すなわち、第2導線1022及び第3導線1023はそれぞれの端部がダイポールアンテナ素子201と空間結合するように位置する。また、第3導線1023の延伸方向は、第2導線1022の延伸方向と並行である。
アンテナ装置1000は、高さ方向に余裕がある場合に優位となる。なお、無給電アンテナ素子1002を図7の無給電アンテナ素子702と同様の形状とすれば、更なる小型化が実現できる。また、無給電アンテナ素子を別金属ではなく、商品部品実装基板に直接描画するようにしてもよい。
 以上説明した通り、本発明の非接触無給電アンテナエレメントを用いることにより、無線機の実装エリアを最小限に抑え、かつ理想的な上空利得を得ることを安価に実現できる。
 なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態のアンテナ装置は、ダイポールアンテナを対象としたが、逆L/逆Fアンテナでも実現可能である。ダイポールの(-)エレメントを外せば、構造的に逆Lアンテナとなる。
 更に、上記実施の形態のアンテナ装置は、アンテナと無給電アンテナの占有エリアの最小化に努めている。これは、例えばGPSだけの無線システムを搭載する商品はほとんどなく、それ以外の通信システムを具備している。LTE/Wi-Fi/LPWAなど、GPSで得た情報を他者、或いはクラウド経て伝えるためである。そうなると、他システムのアンテナとの干渉回避が重要な設計ファクターとなり、アンテナ間の距離を確保することは最もベーシックな回避手段となる。故に、GPSアンテナは自身のエリア内で完結することが望ましく、上記実施の形態のアンテナ装置では、コンパクト化かつ高性能を狙っている。
 以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
 この出願は、2020年3月27日に出願された日本出願特願2020-057192を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、200、600、700、800、900、1000 アンテナ装置
101、201 ダイポールアンテナ素子
102、202、602、702、802、902、1002 無給電アンテナ素子
103、203 実装基板
121、221、621、721、821、921、1021 第1導線
122、222、622、722、822、922、1022 第2導線
123、223、623、723、823、923、1023 第3導線
724 第4導線
725 第5導線
400 ダイポールアンテナ装置
401 ダイポールアンテナ素子
402 実装基板

Claims (9)

  1.  無線信号を処理する回路を有する実装基板と,
     前記実装基板に配設され,前記無線信号を受信するダイポールアンテナ素子と,
     前記ダイポールアンテナ素子と平行な第1導線と、前記第1導線の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第2導線と、前記第1導線の第2端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第3導線とを有し、少なくとも第2導線の端部が前記ダイポールアンテナ素子の近傍に位置する無給電素子とを備えるアンテナ装置。
  2.  少なくとも前記第2導線の端部が前記ダイポールアンテナ素子と空間結合するように位置する、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3.  前記無線信号は、少なくとも測位信号を含み、
     前記実装基板は、測位信号に基づいて位置を測位する回路を有し、
     前記ダイポールアンテナ素子は、前記測位信号を受信する、請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4.  前記第3導線の延伸方向は、前記第2導線の延伸方向と並行である、請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5.  前記第3導線の延伸方向は、前記第2導線の延伸方向と直角である、請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6.  前記無給電素子は、前記第2導線の端部で0度より大きく180度より小さい角度で接続する第4導線と、前記第3導線の端部で0度より大きく180度より小さい角度で接続する第5導線とを有する、請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  7.  前記第1導線、前記第2導線及び前記第3導線は平面形状金属であり、
     前記第1導線の平面は、前記実装基板に対向し、
     前記第2導線及び前記第3導線の平面は、前記実装基板に垂直であり、
     前記第2導線の平面と前記第3導線の平面が対向している、請求項4に記載のアンテナ装置。
  8.  前記第1導線、前記第2導線及び前記第3導線は平面形状金属であり、
     前記第1導線の平面、前記第2導線の平面及び前記第3導線の平面は、前記実装基板と同一面内にある、請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  9.  無線信号を処理する回路を有する実装基板と,
     前記実装基板に配設され,前記無線信号を受信するダイポールアンテナ素子と,
     前記ダイポールアンテナ素子と平行な第1導線と、前記第1導線の第1端部にて0度より大きく180度より小さい角度で接続する第2導線と、前記第2導線の端部で0度より大きく180度より小さい角度で接続する第3導線とを有し、少なくとも第2導線の端部及び前記第3導線が前記ダイポールアンテナ素子の近傍に位置する無給電素子とを備えるアンテナ装置。
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