WO2020189487A1 - チェーンテンショナ - Google Patents

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Abstract

シリンダ(9)に摺動可能に支持された筒状のプランジャ(10)と、シリンダ(9)内に形成された圧力室(18)とプランジャ(10)との間に配置されたチェックバルブ(20)と、プランジャ(10)とシリンダ(9)との間のリーク隙間(19)とプランジャ(10)の内部とを連通する連通路(30)と、シリンダ(9)の外側と内側とを結ぶ給油通路(31)と、チェックバルブ(20)から一端側へ立ち上がり給油通路(31)よりも一端側にリザーバ室(27)内への開口部(45)を備える筒状のセパレート部材(40)とを備えるチェーンテンショナとした。

Description

チェーンテンショナ
 この発明は、チェーンの張力保持に用いられるチェーンテンショナに関する。
 自動車等のエンジンに使用されるチェーン伝動装置として、例えば、クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達するものや、クランクシャフトの回転をオイルポンプ等の補機に伝達するものや、クランクシャフトの回転をバランサシャフトに伝達するものや、あるいは、ツインカムエンジンの吸気カムと排気カムを互いに連結するもの等がある。これらのチェーン伝動装置のチェーンの張力を適正範囲に保つために、チェーンテンショナが使用される。
 チェーンテンショナは、一般的に、エンジンからのオイル供給により油圧ダンパを発生させて、チェーンの張力の変動を一定に保っている。しかし、エンジン停止時はオイル供給が止まっているため、エンジン始動後、チェーンテンショナ内部の圧力室にオイルが充填されるまでの間は、所定の油圧ダンパを発生させることができない場合がある。このような場合、チェーンテンショナが大きく押し込まれて、チェーンのばたつきや異音が発生するという問題がある。そこで、多くのチェーンテンショナでは、ノーバック機構と呼ばれる機構を備え、プランジャが一定量を超えて押し込まれないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
 また、チェーンテンショナ内部でオイルを循環することで、チェーンテンショナの外部へのオイルの流出を抑制するとともに、そのオイルをチェーンテンショナ内部に貯留させることで、エンジン始動直後から油圧ダンパを発生できるようにしたチェーンテンショナもある(例えば、特許文献1、2参照)。
 例えば、図5に示すチェーンテンショナ60は、一端が開口し他端が閉じた筒状のシリンダ9と、そのシリンダ9の内周で軸方向へ摺動可能に支持された筒状のプランジャ10と、そのプランジャ10をシリンダ9から一端側へ突出する方向に付勢するリターンスプリング33と、プランジャ10の内部に形成されたリザーバ室27と、シリンダ9内においてプランジャ10の他端側に形成されプランジャ10の軸方向移動に伴って容積が変化する圧力室18と、プランジャ10のシリンダ9内への挿入端に設けられリザーバ室27から圧力室18へのオイルの流れのみを許容するチェックバルブ20と、を備えている。
 シリンダ9は、エンジンのオイルポンプ等によって供給されるオイルを、内側に導入する給油通路31を有し、その給油通路31が、プランジャ10の外周とシリンダ9の内周との間に形成されたオイル供給空間28に開口している。プランジャ10の外周とシリンダ9の内周の間にはリーク隙間19が形成されている。リーク隙間19は微小な隙間で構成され、圧力室18からオイル供給空間28を経てシリンダ9の一端の開口に至っている。また、リーク隙間19及びオイル供給空間28とリザーバ室27とは連通路30で連通している。さらに、プランジャ10をチェーンのバタつきに追従させるため、プランジャ10に推力を付与するリターンスプリング33を設けている。
 エンジン作動中にチェーンの張力が大きくなると、そのチェーンの張力によって、プランジャ10がシリンダ9内の他端側に押し込まれる方向(以下、「押し込み方向」と称する)に移動し、チェーンの緊張を吸収する。このとき、圧力室18側の圧力増大によってチェックバルブ20は閉じられ、オイルは、圧力室18からリーク隙間19を通ってオイル供給空間28側へ流出する。このリーク隙間19を通るオイルの粘性抵抗によってダンパ力が発生し、チェーンのバタつきを防止する。このとき、オイルの一部は、オイル供給空間28よりも一端側のリーク隙間19を通じてチェーンテンショナ60の外部へ流出し、エンジン側へ戻っていく。しかし、リーク隙間19は微小な隙間であり流路の抵抗が大きいので、大部分のオイルは、連通路30を通じてオイル供給空間28からリザーバ室27へと戻される(図5中の矢印参照)。
 一方、エンジン作動中にチェーンの張力が小さくなると、リターンスプリング33の付勢力によって、プランジャ10がシリンダ9から一端側へ突出する方向(以下、「突出方向」と称する)に移動し、チェーンの弛みを吸収する。このとき、チェックバルブ20が開き、リザーバ室27から圧力室18にオイルが流入するので、プランジャ10は速やかに突出方向へ移動する。
特公平3-010819号公報 特開2015-183767号公報
 図5に記載の従来のチェーンテンショナ60では、エンジン始動直後において、オイルポンプからエンジン内のオイル配管を通じてオイルが供給されるまでの間は、テンショナ内に貯留したオイルで油圧ダンパ力を発生させることとなる。このため、テンショナ内に貯留するオイルの量は多いほうがよい。しかし、エンジンを停止すると、オイル配管の中にあるオイルは、その自重でエンジンの下方に設けたオイルパンに落ちていく。また、テンショナ内のオイルも、エンジン側のオイル配管への接続部である給油通路31の高さまで油面が低下する。このため、エンジンに対するテンショナの取付角度や給油通路31の位置によっては、エンジン始動直後において、シリンダ9内に必要なオイル量を確保することができず、適切なダンパ力を発生できない場合があった。
 また、従来のチェーンテンショナ60では、エンジン始動直後において、給油通路31からシリンダ9内に流入するオイルとともに、オイル配管内の空気が気泡となって圧力室18に流入する可能性があった。気泡が混入したオイルが圧力室18に流入すると、ダンパ不良が生じて適切なダンパ力を発生できない場合があった。
 そこで、この発明が解決しようとする課題は、エンジン始動直後において適切なダンパ力を発生するチェーンテンショナとすることである。
 上記課題を解決するため、この発明は、一端が開口し他端が閉じた筒状のシリンダと、前記シリンダの内周で軸方向に摺動可能に支持され前記シリンダ内への挿入端が開口し前記シリンダからの突出端が閉塞した筒状のプランジャと、前記プランジャを前記シリンダの一端から突出する方向に付勢するリターンスプリングと、前記プランジャの軸方向移動に伴って容積が変化するように前記シリンダ内に形成された圧力室と、前記プランジャ内に形成されたリザーバ室と、前記リザーバ室から前記圧力室へのオイルの流れのみを許容するチェックバルブと、前記プランジャの外周と前記シリンダの内周との間のリーク隙間と、前記リーク隙間と前記プランジャの内部とを連通する連通路と、前記シリンダの外側と内側とを結ぶ給油通路と、前記チェックバルブから一端側へ立ち上がり前記給油通路よりも一端側に前記リザーバ室内への開口部を備える筒状のセパレート部材とを備えるチェーンテンショナを採用した。
 ここで、前記チェックバルブは、前記リザーバ室と前記圧力室とを結ぶ弁孔が形成されたバルブシートと、前記弁孔を開閉弁する弁体とを備え、前記セパレート部材の他端に、前記プランジャと前記バルブシートとの間に挟んで固定される接続部を備える構成を採用することができる。
 また、前記セパレート部材の前記接続部は、前記バルブシートに加締め固定されている構成を採用することができる。
 これらの各態様において、前記セパレート部材は、前記給油通路よりも他端側に前記プランジャの内周に密着する大径部を、前記給油通路よりも一端側に前記プランジャの内周との間に隙間を介在する小径部を備える構成を採用することができる。
 また、これらの各態様において、前記プランジャを前記シリンダの一端から突出する方向に付勢するリターンスプリングを備え、前記リターンスプリングは、前記プランジャ側を小径側とするテーパ状のコイルスプリングである構成を採用することができる。
 さらに、これらの各態様において、前記給油通路よりも一端側における前記プランジャの外周と前記シリンダの内周との間にシールリングを備える構成を採用することができる。
 この発明は、エンジン始動直後において適切なダンパ力を発生するチェーンテンショナとすることができる。
この発明の実施形態のチェーンテンショナを組み込んだチェーン伝動装置を示す全体図 図1のチェーンテンショナの右側面図 図2Aの背面図 この発明の実施形態のチェーンテンショナを示す縦断面図 この発明の実施形態のチェーンテンショナを示す縦断面図 図3Aの実施形態の変形例を示す縦断面図 従来例のチェーンテンショナを示す縦断面図
 図1に、この発明の実施形態のチェーンテンショナ1を組み込んだチェーン伝動装置を示す。このチェーン伝動装置は、エンジンのクランクシャフト2に固定されたスプロケット3と、2本のカムシャフト4にそれぞれ固定されたスプロケット5とがチェーン6を介して連結されており、そのチェーン6がクランクシャフト2の回転をカムシャフト4に伝達し、そのカムシャフト4の回転により燃焼室のバルブの開閉を行なう。
 エンジンが作動しているときのクランクシャフト2の回転方向は一定(図1では右回転)であり、このときチェーン6は、クランクシャフト2の回転に伴ってスプロケット3に引き込まれる側(図1の右側)の部分が張り側となり、スプロケット3から送り出される側(図1の左側)の部分が弛み側となる。そして、チェーン6の弛み側の部分には、支点軸7を中心として揺動可能に支持されたチェーンガイド8が接触している。チェーンテンショナ1は、チェーンガイド8を介してチェーン6を押圧している。
 図2A、図2B、図3A及び図3Bに示すように、チェーンテンショナ1は、一端が開口し、他端が閉じた筒状のシリンダ9と、シリンダ9の内周で軸方向に摺動可能に支持されたプランジャ10とを備えている。シリンダ9の一端から突出するプランジャ10の突出端17は、チェーンガイド8を押圧している。
 シリンダ9は、金属(例えば、アルミ合金)で一体成形されている。シリンダ9は、シリンダ9の外周に一体に形成された複数の取付片11の孔11a(図2A、図2B参照)に挿通されたボルト12を締め込むことによって、シリンダブロック等のエンジン壁面に固定されている。チェーンテンショナ1をエンジン壁面に取り付ける場合、その仕様によって、例えば、図3Aに示すようにチェーンテンショナ1を水平状態に設定したり、あるいは、プランジャ10の突出方向が斜め下向きになるように設定される場合もあるが、この実施形態では、図1及び図3Bに示すように、プランジャ10の突出方向が斜め上向きになるように設定されている。
 プランジャ10は、その他端のシリンダ9内への挿入端が開口し、一端のシリンダ9からの突出端17が閉塞する筒状に形成されている。プランジャ10の材質は、鉄系材料(例えば、SCM(クロームモリブデンン鋼)やSCr(クローム鋼)等の鋼材)である。
 シリンダ9内の他端には、プランジャ10の軸方向移動に伴ってその容積が変化する圧力室18が形成されている。圧力室18の容積は、プランジャ10が突出方向に移動したときに拡大し、プランジャ10が押し込み方向に移動したときに縮小する。
 プランジャ10のシリンダ9内への挿入端には、プランジャ10の内部から圧力室18側へのオイルの流れのみを許容し、圧力室18からプランジャ10の内部へのオイルの流れを規制するチェックバルブ20が設けられている。チェックバルブ20は、プランジャ10のシリンダ9内への挿入端に設けられたバルブシート21と、そのバルブシート21に備えられる弁孔21aと、その弁孔21aを圧力室18の側から開閉する球状の弁体25であるチェックボール(以下、チェックボール25と称する)と、チェックボール25の移動範囲を規制するリテーナ26とからなる。リテーナ26は、チェックボール25が圧力室18側へ離脱することを防止する保持部26aと、その保持部26aをバルブシート21に支持する裾部26bとを備えている。裾部26bから圧力室18側に立ち上がる放射状の保持部26aは、バルブシート21の弁孔21a周囲の円筒状の突部に嵌合している。また、裾部26bは、バルブシート21の端面21cに当接している。
 ここで、プランジャ10の内部は、チェックバルブ20の弁孔21aの径よりも大径のリザーバ室27となっている。チェックバルブ20のバルブシート21はリザーバ室27の他端に取り付けられている。バルブシート21は円柱又は円盤状を成し、弁孔21aは、そのバルブシート21の軸心に一端側と他端側を貫通するように形成されている。弁体25が弁孔21aから他端側へ離脱している場合には、その弁孔21aを通じて、圧力室18とリザーバ室27とが連通する。
 プランジャ10の外周15とシリンダ9の内周14との間には、圧力室18内から圧力室18外へオイルをリークさせるリーク隙間19が設けられている。リーク隙間19の大きさは、例えば、シリンダ9の内周14とプランジャ10の外周15との半径差で、0.005~0.100mmの範囲に設定することができる。
 また、プランジャ10の外周15とシリンダ9の内周14の間には、リーク隙間19に連通するオイル供給空間28が形成されている。オイル供給空間28は、プランジャ10の外周全周に形成された凹部16と、シリンダ9の内周14との間に環状に形成されている。オイル供給空間28を形成するための凹部16は、プランジャ10が突出方向、押込み方向にそれぞれ移動した際にも給油通路31と連通する範囲に設けられ、その凹部16を挟んで一端側と他端側にそれぞれリーク隙間19が存在する。
 圧力室18には、リターンスプリング33が組み込まれている。リターンスプリング33は、他端がシリンダ9の底部13で支持され、一端がリテーナ26の裾部26b及びバルブシート21を介してプランジャ10を押圧している。この押圧によって、プランジャ10は突出方向へ付勢されている。この実施形態では、リターンスプリング33として、プランジャ10側を小径側とするテーパ状のコイルスプリングを採用している。
 プランジャ10には、オイル供給空間28とリザーバ室27との間を連通する連通路30が設けられている。連通路30は、オイル供給空間28を通じて、リーク隙間19とも連通している。
 連通路30は、シリンダ9の取付片11をエンジン壁面に固定した状態で、プランジャ10の上側の半周に位置するように設けられている。具体的には、連通路30は、プランジャ10の径方向上側部分で、且つ、プランジャ10の外周寸法の半分に相当する範囲内に設けられ、特に、この実施形態では、連通路30は、プランジャ10の外周の頂上に位置するように設けられている。このため、リザーバ室27の内部に空気が存在するときに、その空気を連通路30から円滑に排出することが可能である。
 シリンダ9には、シリンダ9の外側から内側にオイルを導入する給油通路31が設けられている。給油通路31は、シリンダ9を半径方向に貫通する貫通孔である。図2Bに示すように、給油通路31の入口は、その給油通路31のエンジン壁面側へ開口している。チェーンテンショナ1をエンジン壁面に取り付けた際に、この開口が、エンジンのオイルポンプからのオイル配管に接続される。また、給油通路31の出口は、シリンダ9の内周の円筒面に開口して、オイル供給空間28に臨んでいる。この給油通路31によって、エンジンのオイルポンプから供給されるオイルが、シリンダ9の外側から内側へ導入される。
 リザーバ室27には、チェックバルブ20から一端側へ立ち上がる筒状のセパレート部材40が備えられている。
 セパレート部材40は、筒状を成す部材の軸方向の一端が、給油通路31の出口及び連通路30のリザーバ室27内への開口よりもさらに一端側に位置している。そのセパレート部材40の軸方向の一端には、リザーバ室27内への開口部45を備えている。また、セパレート部材40の軸方向の他端には、プランジャ10とバルブシート21との間に挟んで固定される接続部43を備えている。
 セパレート部材40は、シリンダ9の軸方向に対して、給油通路31よりも他端側にプランジャ10の内周に密着する大径部41を備えることができる。プランジャ10の内周は円筒面であるので、大径部41の外周も円筒面となっている。
 また、セパレート部材40は、シリンダ9の軸方向に対して、給油通路31よりも一端側に、大径部41よりも小径でプランジャ10の内周との間に隙間を介在する小径部42を備えている。プランジャ10の内周及び小径部42の外周は同心の円筒面であり、プランジャ10の内周の円筒面と小径部42の外周の円筒面との間は、全周に亘る一定の隙間となっている。大径部41と小径部42との間は、段部44で接続されている。なお、セパレート部材40として、例えば、大径部41を備えずに、一定の径で連続する小径部42のみで構成される筒状部材としたり、あるいは、途中で径が変化するテーパ部を備えた構成を採用することもできる。また、大径部41と小径部42とを備える場合において、その大径部41と小径部42との間をテーパ部で接続した構成としてもよい。
 この実施形態では、小径部42は、シリンダ9の軸方向に対して、給油通路31よりも一端側の部分に加え、給油通路31の出口付近、及び、連通路30のリザーバ室27内への開口付近にも位置している。このため、大径部41と小径部42との間を結ぶ段部44は、給油通路31の出口付近よりも他端側に位置し、また、連通路30のリザーバ室27内への開口よりも他端側に位置している。
 給油通路31よりも一端側において、プランジャ10の外周15とシリンダ9の内周14との間にシールリング50が備えられている。シールリング50は、プランジャ10の外周15に形成されたシール溝51に収納され、リーク隙間19を通じてシリンダ9の外部へ漏出するオイルを低減する。シールリング50としては、例えば、樹脂製やゴム製、金属製の環状部材を採用することができる。
 このチェーンテンショナ1の動作例を説明する。通常運転時、プランジャ10を付勢するリターンスプリング33の推力よりもチェーン6の張力が大きくなると、そのチェーン6の張力によって、プランジャ10がシリンダ9内への押し込み方向へ移動し、チェーン6の緊張を吸収する。そして、プランジャ10とともにバルブシート21が圧力室18側へ移動する。プランジャ10及びバルブシート21の移動に応じて圧力室18の容積が縮小するので、圧力室18の圧力がリザーバ室27の圧力より高くなり、チェックバルブ20が閉じられて圧力室18を密閉する。このとき、圧力室18内からリーク隙間19を通じて流出するオイルのほとんどは、オイル供給空間28、連通路30を通じてリザーバ室27へ戻っていく。このリーク隙間19を流れるオイルの粘性抵抗によってダンパ力が発生し、チェーン6のバタつきを防止する。
 また、エンジン作動中にチェーン6の張力が小さくなった場合には、リターンスプリング33の付勢力によって、プランジャ10が突出方向へ移動し、チェーン6の弛みを吸収する。このとき、プランジャ10の移動に応じて圧力室18の容積が拡大するので、圧力室18の圧力がリザーバ室27の圧力より低くなり、チェックバルブ20が開く。そして、チェックバルブ20の弁孔21aを通じてリザーバ室27から圧力室18にオイルが流入するので、プランジャ10は速やかに移動する。このとき、オイルポンプの圧力によって、エンジン側のオイル配管から、給油通路31、オイル供給空間28、連通路30を通じて、リザーバ室27へオイルが導入される。このため、リザーバ室27内の圧力低下が生じにくく、チェーン6の弛みに対する追従性に優れている。
 また、このチェーンテンショナ1は、プランジャ10の内部に、チェックバルブ20の弁孔21aの径よりも大径のリザーバ室27が形成されているので、プランジャ10の内部に貯留するオイルの量を多く確保することができる。このため、エンジン始動直後で、エンジンからチェーンテンショナ1へのオイルの供給が無い状態においても、リザーバ室27に貯留されたオイルを用いてダンパ力を発生することができる。
 ここで、エンジンの稼働中は、エンジン側のオイル配管から給油通路31を通じてオイルがシリンダ9内に供給され、そのオイルは、連通路30を通じてプランジャ10の内部のリザーバ室27に流入するので、通常は、シリンダ9内のオイルが不足することはない。しかし、従来のチェーンテンショナ60では、エンジンが停止してエンジン側のオイル配管内の供給圧が無くなると、オイル配管の中にあるオイルはその自重でエンジンの下方に設けたオイルパンに落ちていき、チェーンテンショナ60内のオイルも、エンジン側のオイル配管への接続部である給油通路31の高さまで油面が低下してしまう状態であった。このため、運転条件によっては、エンジン始動直後にシリンダ9内のオイルが不足する場合があった。
 それに対して、この発明では、プランジャ10内のリザーバ室27にセパレート部材40を配置したので、エンジン停止時は、セパレート部材40内にオイルが貯留し、その貯留されたオイルは、連通路30、オイル供給空間28、給油通路31側には流出しにくい構造となっている。これは、図3Bに示すように、チェーンテンショナ1のエンジン壁面への取り付け状態で、セパレート部材40の開口部45が、連通路30や給油通路31よりも一端側、すなわち上方に位置するからである。このため、シリンダ9内へのオイルの保持機能を確保しつつ、給油通路31の位置や、エンジン壁面に対するチェーンテンショナ1の取付角度の設定の自由度が向上するという利点がある。また、セパレート部材40は、プランジャ10内に配置できるため、チェーンテンショナ1のサイズを大型化することがない。
 また、エンジン始動直後等において、プランジャ10内に気泡(エア)を含んだオイルが流入した場合、その気泡を含んだオイルはプランジャ10の一端側へ移動する。このとき、プランジャ10の突出端17が斜め上向きであるので、気泡はプランジャ10内の突出端17側の上部へ留まり、図3B中に矢印で示すように、オイルのみがセパレート部材40内をチェックバルブ20側へ流入する。これにより、圧力室18内への気泡の混入を抑制することができ、ダンパ不良の発生を防止することができる。
 なお、チェーンテンショナ1のエンジン壁面への取り付け状態が、仮に、図3Aに示す水平状態であっても、セパレート部材40を配置したことによって連通路30とチェックバルブ20との間の距離が長くなるので、エンジン停止時等におけるシリンダ9外へのオイルの流出防止の効果や、エンジン始動時等における圧力室18内への気泡の混入の抑制効果は、ある程度期待できる。
 この実施形態では、セパレート部材40を、プランジャ10とバルブシート21との間に挟んで固定している。具体的には、図3A、図3Bに示すように、セパレート部材40の他端に外径側に突出するフランジ状の接続部43を設けて、その接続部43を、プランジャ10の他端側に設けた段部の端面10aと、バルブシート21の背面との間で挟んで固定している。このような挟み込みによる固定としたことで、セパレート部材40の軸方向位置が位置決めされ、セパレート部材40の一端側の開口部45がプランジャ10内の一端側の端面に接することがない。このため、オイルの通路を確実に確保することができる。したがって、セパレート部材40の一端側の端縁にオイルが流通するための溝を設けたり、あるいは、セパレート部材40の側周面を内外に貫通する孔等を設ける必要がなく、セパレート部材40をシンプルな構造とできる。さらに、その挟み込みによるセパレート部材40の固定は、リターンスプリング33の付勢力によってより充分な強度が確保されている。
 また、セパレート部材40は、シリンダ9の軸方向に対して、給油通路31よりも他端側にプランジャ10の内周に密着する大径部41を備えているので、セパレート部材40とプランジャ10との径方向位置も正しく位置決めされる。
 上記の実施形態の変形例を図4に示す。図4の例では、セパレート部材40の他端側の構造として、外径側に突出するフランジ状の接続部43に加えて、そのフランジ状の接続部43の外径側端部から軸方向他端側へ伸びる円筒状の接続部46を設けたものである。フランジ状の接続部43は、プランジャ10の他端側に設けた段部の端面10aと、バルブシート21の背面との間で挟んで固定され、円筒状の接続部46は、バルブシート21の外周面21bとプランジャ10の内周面との間に挟んで固定されている。これにより、セパレート部材40は、バルブシート21とプランジャ10との間でよりしっかりと固定される。
 このとき、セパレート部材40の円筒状の接続部46、あるいは、フランジ状の接続部43と円筒状の接続部46の両方が、バルブシート21に対して加締め固定されている構造を採用できる。すなわち、セパレート部材40を構成する金属製の筒状部材の他端をバルブシート21の外周面21bや背面等に沿って塑性変形させることにより、セパレート部材40とバルブシート21とを一体に固定した構造とすることができる。
 セパレート部材40とバルブシート21とが一体に固定される構造を採用すれば、チェックバルブ20とセパレート部材40とを、互いに一体となったアッセンブリの状態で提供できる。このため、部品管理が容易になるとともに、チェーンテンショナ1のシリンダ9内への部品の組み付けが容易である。
 また、チェックバルブ20とセパレート部材40とをアッセンブリとした場合、バルブシート21のプランジャ10に対する逆組み(誤組み)防止の効果も期待できる。すなわち、仮に、バルブシート21をプランジャ10に対して表裏逆向きに組み付けようとした場合、セパレート部材40はプランジャ10内に収容されず、逆に、シリンダ9の底部13側へ突出した状態となる。このため、セパレート部材40が底部13に当たると、それ以上プランジャ10が他端側へ押し込まなくなるので、逆組みを防止することができる。
 セパレート部材40とバルブシート21とを一体に固定する構造としては、上記のような加締め固定以外にも、例えば、バルブシート21の外周面21bに、筒状を成すセパレート部材40の他端を圧入する構造を採用することができる。
 上記の実施形態において、リターンスプリング33は、端面10a側に向く一端が、底部13側に向く他端よりも小径となるテーパ形状のコイルばねで構成されている。このため、小径側の一端がバルブシート21を押圧する力の方向がバルブシート21側へ向かうにつれて軸心に近づく方向となり、バルブシート21とプランジャ10との一体性がより高まる効果がある。また、リテーナ26の裾部26bは、バルブシート21の弁孔21a周囲に位置し、比較的内径寄りの部分にある。このため、リターンスプリング33の小径側の一端がリテーナ26の裾部26bを押圧しやすくなり、リテーナ26がバルブシート21に保持されやすくなる。また、裾部26bから圧力室18側に立ち上がる放射状の保持部26aの外周にリターンスプリング33の小径側の端部が嵌ることで、その小径側の端部がリテーナ26及びバルブシート21に固定されて、リターンスプリング33の伸縮動作が安定する効果も期待できる。なお、リターンスプリング33は、全長に亘って外径が一定のコイルばねを採用することも可能である。
 さらに、上記の実施形態では、給油通路31よりも一端側におけるプランジャ10の外周15とシリンダ9の内周14との間にシールリング50を備えたので、オイルがリーク隙間19を通じてシリンダ9の外部へ流出することを防止できる。
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 チェーンテンショナ
9 シリンダ
10 プランジャ
14 内周
15 外周
18 圧力室
19 リーク隙間
20 チェックバルブ
21 バルブシート
21a 弁孔
25 弁体(チェックボール)
27 リザーバ室
30 連通路
31 給油通路
33 リターンスプリング
40 セパレート部材
41 大径部
42 小径部
43,46 接続部
45 開口部
50 シールリング

Claims (6)

  1.  一端が開口し他端が閉じた筒状のシリンダ(9)と、前記シリンダ(9)の内周で軸方向に摺動可能に支持され前記シリンダ(9)内への挿入端が開口し前記シリンダ(9)からの突出端が閉塞した筒状のプランジャ(10)と、前記プランジャ(10)を前記シリンダ(9)の一端から突出する方向に付勢するリターンスプリング(33)と、前記プランジャ(10)の軸方向移動に伴って容積が変化するように前記シリンダ(9)内に形成された圧力室(18)と、前記プランジャ(10)内に形成されたリザーバ室(27)と、前記リザーバ室(27)から前記圧力室(18)へのオイルの流れのみを許容するチェックバルブ(20)と、前記プランジャ(10)の外周(15)と前記シリンダ(9)の内周(14)との間のリーク隙間(19)と、前記リーク隙間(19)と前記プランジャ(10)の内部とを連通する連通路(30)と、前記シリンダ(9)の外側と内側とを結ぶ給油通路(31)と、前記チェックバルブ(20)から一端側へ立ち上がり前記給油通路(31)よりも一端側に前記リザーバ室(27)内への開口部(45)を備える筒状のセパレート部材(40)と、を備えるチェーンテンショナ。
  2.  前記チェックバルブ(20)は、前記リザーバ室(27)と前記圧力室(18)とを結ぶ弁孔(21a)が形成されたバルブシート(21)と、前記弁孔(21a)を開閉弁する弁体(25)とを備え、
     前記セパレート部材(40)の他端に、前記プランジャ(10)と前記バルブシート(21)との間に挟んで固定される接続部(43,46)を備える請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  3.  前記セパレート部材(40)の前記接続部(43,46)は、前記バルブシート(21)に加締め固定されている請求項2に記載のチェーンテンショナ。
  4.  前記セパレート部材(40)は、前記給油通路(31)よりも他端側に前記プランジャ(10)の内周に密着する大径部(41)を、前記給油通路(31)よりも一端側に前記プランジャ(10)の内周との間に隙間を介在する小径部(42)を備える請求項1から3のいずれか1つに記載のチェーンテンショナ。
  5.  前記プランジャ(10)を前記シリンダ(9)の一端から突出する方向に付勢するリターンスプリング(33)を備え、前記リターンスプリング(33)は、前記プランジャ(10)側を小径側とするテーパ状のコイルスプリングである請求項1から4のいずれか1つに記載のチェーンテンショナ。
  6.  前記給油通路(31)よりも一端側における前記プランジャ(10)の外周(15)と前記シリンダ(9)の内周(14)との間にシールリング(50)を備える請求項1から5のいずれか1つに記載のチェーンテンショナ。
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