WO2020162356A1 - 採光装置 - Google Patents
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Definitions
- FIG. 1 shows a daylighting device 100 according to the present embodiment.
- 2 is a schematic sectional view taken along line II-II in FIG.
- the daylighting device 100 includes a daylighting film 105 that emits light as outgoing light 104 by changing the angle of incident light 103 entering from the panel 101.
- the mounting member protruding from the frame 102 may interfere with the members around the frame 102 and impair the mobility of the panel 101.
- the end protection members 106 and 108 are attached to the panel 101 instead of the frame 102 by the double-sided adhesives 203 and 204, it is possible to prevent a part of the lighting device 100 from protruding from the frame 102, and It is possible to suppress a decrease in the mobility of 101.
- the material of the daylighting film 105 is a polyester film (hereinafter, this may be referred to as PET film), and the material of the panel 101 is glass, the daylighting film 105 per width of 1.8 m.
- the thermal contraction and the thermal expansion of the panel 101 exceed 1 mm, and the difference in the thermal expansion and the thermal contraction with the panel 101 also exceeds 0.5 mm.
- the coefficient of thermal expansion of the PET film is 2.0 (10 ⁇ 5 /° C.), which is about twice the coefficient of thermal expansion of glass.
- the end protection member 108 may be separated into the side to be attached to the panel 101 and the indoor side, or the side to be attached to the panel 101 may be attached first. For this reason, when the daylighting film 105 is separable, it is not necessary to bend the daylighting film 105 to insert the daylighting film 105 into the end part protection member 108 when the daylighting film 105 is supported by the end part protection member 106A.
- the sum t4 of the thickness of the edge protection members 601 and 602 and the thickness of the double-sided adhesives 701 and 702 is smaller than the sum t5 of the thicknesses of the corner protection members 606 and 608 and the double-sided adhesives 703 and 704.
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Abstract
設置対象となるパネルの可動性を損なわせにくい採光装置を提供する。本発明の一態様の採光装置は、パネルから入光する入射光の角度を変えて出射光として出光する採光フィルムと、少なくとも採光フィルムの上辺の一部を含む端部に取り付けられ、採光フィルムの端部を覆って保護する端部保護部材と、端部保護部材に取り付けられ、端部保護部材をパネルに貼り付ける第1の両面粘着剤と、を備える。
Description
本発明は、採光装置に関する。
本願は、2019年2月7日に日本で出願された特願2019-20716号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2019年2月7日に日本で出願された特願2019-20716号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献1には導光フィルム11と、導光フィルム11が固定されるガラス又はアクリル製の透光板16と、透光板16をパネルのフレーム2に固定するクイックリリース機構17とを備える導光装置1eが開示されている。透光板16には、パネル側の第1面に導光フィルム11が固定され、パネルとは反対側の第2面にクイックリリース機構17が固定される。クイックリリース機構17は、パネル厚み方向におけるパネルから最も離れたフレーム2の端面に取り付けられている。
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、導光装置(以下、これを採光装置と呼んでもよい)が、少なくともフレーム及びクイックリリース機構の厚み分、パネルから厚み方向に突出し、特に、クイックリリース機構は、フレームから突出している。このため、パネルを移動させた際に、フレームから突出したクイックリリース機構が周囲の部材と干渉し、パネルの可動性が低下する可能性がある、との課題があった。
本発明の一つの態様は、上記課題に鑑みなされたものであって、設置対象となるパネルの可動性の低下を抑制できる採光装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の採光装置は、パネルから入光する入射光の角度を変えて出射光として出光する採光フィルムと、少なくとも採光フィルムの上辺の一部を含む端部に取り付けられ、採光フィルムの端部を覆って保護する端部保護部材と、端部保護部材に取り付けられ、端部保護部材をパネルに貼り付ける第1の両面粘着剤と、を備える。
本発明の一態様によれば、設置対象となるパネルの可動性を損なわせにくい採光装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1に本実施の形態における採光装置100を示す。また図2は、図1のII-IIの概略断面図である。図1に示すように採光装置100は、パネル101から入光する入射光103の角度を変えて出射光104として出光する採光フィルム105を備える。
図1に本実施の形態における採光装置100を示す。また図2は、図1のII-IIの概略断面図である。図1に示すように採光装置100は、パネル101から入光する入射光103の角度を変えて出射光104として出光する採光フィルム105を備える。
室外からの入射光103は、パネル101の室内側に設置された採光装置100によって室内への出射光104として出射される。パネル101は、例えば建物や乗り物の窓などに使用される透光性を有する板状のガラスや樹脂などである。またパネル101は、パネル101の全周に設けられパネル101の開閉を可能とするサッシなどの枠102によって支えられる。
採光装置100は、少なくとも採光フィルム105の上辺の一部を含む端部に取り付けられ、採光フィルム105の端部を覆って保護する端部保護部材106,108を備える。また採光装置100は、端部保護部材106,108に取り付けられ、端部保護部材106,108をパネル101に貼り付ける両面粘着剤203,204を備える。
また端部保護部材106,108に設けられた溝211,212に採光フィルム105は挿入される。採光フィルム105は、入光する入射光103の角度を変えて出射光104とするプリズム層と、剛性を担保するためなどに図示せぬ基材とを備えている。
採光フィルム105には、設置される際の鉛直方向の上側に孔107A,107B,107C(107)が設けられている。また端部保護部材106には、孔107A,107B,107Cに対応する突部202A,202B,202C(202)が設けられている。なお突部202A,202Bに関しては図示していない。
図1において端部保護部材106は採光フィルム105の上辺の全体を覆っているが、端部保護部材106は採光フィルム105の上辺の一部を覆っていればよいものとする。同様に図1において端部保護部材108は採光フィルム105の下辺の全体を覆っているが、端部保護部材108は採光フィルム105の下辺の一部を覆っていればよいものとする。
端部保護部材106は、採光装置100がパネル101に貼り付けられた状態においてパネル101側となる端部保護部材106Aと、室内側となる端部保護部材106Bとに分離する。例えば突部202は端部保護部材106Aに設けられ、端部保護部材106Bには突部202に対応する孔部又は凹部が設けられる場合、端部保護部材106Aは端部保護部材106Bを固定することができる。なお端部保護部材106Bの外周につめ部が設けられていて、端部保護部材106Bは端部保護部材106Aにはめ込むようにして固定されてもよい。
端部保護部材106が端部保護部材106A,106Bに分離可能であるため、採光装置100がパネル101に設置される際に、端部保護部材106Aが両面粘着剤203によって固定されうる。これにより、パネル101に対する採光装置100の設置位置が決められる。
採光装置100がパネル101に設置される詳細な手順としては、端部保護部材106Aがパネル101に固定された後、端部保護部材108が両面粘着剤204によってパネル101に固定される。次に孔107と突部202とがそれぞれ迎合することで採光フィルム105が端部保護部材106Aに支持される。この場合は端部保護部材106の内側に設けられた突部202が採光フィルム105を支持する支持部となる。なお支持部を内側に設け、支持部を隠すことで採光装置100の外観を整え、採光装置100を設置した場合にもパネル101の外観を損ねにくくすることができる。
なお採光フィルム105が端部保護部材106Aに支持される際、端部保護部材108に採光フィルム105を挿入するために採光フィルム105を曲げる必要がある。次に端部保護部材106Bに設けられた突部202に対応する孔部又は凹部と、突部202とが迎合することで端部保護部材106Bが端部保護部材106Aに固定される。
以上のように本実施の形態における採光装置100では、端部保護部材106,108を両面粘着剤203,204によって、枠102ではなくパネル101に貼り付けるため、パネル101の可動性を損なわせにくい。
例えば、採光装置100が、枠102の前面(図1における手前側の面)や側面(図1における上下左右の面)に、採光装置100を枠102に取り付けるための取り付け部材によって固定すると、取り付け部材が、枠102から突出する。
このため、パネル101を移動させる際に、枠102から突出した取り付け部材が、枠102の周囲の部材と干渉し、パネル101の可動性を損なわせるおそれがある。これに対して、端部保護部材106,108を両面粘着剤203,204によって、枠102ではなくパネル101に貼り付けるため、採光装置100の一部が枠102から突出することを抑制でき、パネル101の可動性の低下を抑制できる。
また採光装置100では、端部保護部材106のみがパネル101に貼り付けられ、採光装置100とパネル101との接触箇所が限定され、パネル101への負荷が抑制されるため、採光装置100とパネル101とを容易に着脱が可能となる。
また採光装置100では、採光フィルム105が端部保護部材106によって支持されるため、採光装置100をパネル101と同程度の大きさとしやすいため、複数個の採光装置100をパネル101に敷き詰めなければいけない場合が少なくなる。このため、採光装置100をパネル101に設置した場合においても、パネル101の外観や意匠性を保ちやすくなる。
また採光フィルム105に両面粘着剤203,204を直接貼り付けないため、採光フィルム105の熱収縮や熱膨張によって採光装置100がパネル101から剥がれてしまう懸念をしなくてよい。採光フィルム105の熱収縮や熱膨張を考慮しなくてよいため、採光装置100を所定の大きさ以上としやすくなる。
採光フィルム105の熱収縮や熱膨張を考慮しなくてよいため、例えば採光装置100の幅を1.8m以上とすることが容易となる。
昼夜の温度差を30℃とし、採光フィルム105の素材をポリエステルフィルム(以下、これをPETフィルムと呼んでもよい)とし、パネル101の素材をガラスとした場合、幅1.8m当たりの採光フィルム105の熱収縮や熱膨張は1mmを超え、パネル101との熱膨張や熱収縮の差も0.5mmを超える。なおPETフィルムの熱膨張率2.0(10-5/℃)であり、ガラスの熱膨張率の約2倍であるとしている。
例えば採光フィルム105を直接パネル101に貼り付ける場合に採光フィルム105を薄くすると採光フィルム105の熱膨張や熱収縮によって、採光フィルム105がパネル101から剥がれたり採光フィルム105が撓んだりしてしまう。これに対して本願発明の採光装置で100では採光フィルム105に両面粘着剤203,204を直接貼り付けないため、採光装置100を所定の大きさ以上とした場合も採光フィルム105がパネル101から剥がれたり、採光フィルム105が歪んだりしにくい。
また採光装置100の一部である端部保護部材106Aのみで採光装置100がパネル101に設置される位置が決められるため、採光装置100は意図されたように容易にパネル101に設置されることができる。
なお端部保護部材108は端部保護部材106と同様にパネル101に貼り付ける側と室内側とで分離できてもよく、先にパネル101に貼り付ける側を貼り付けてもよい。このため分離できる場合は採光フィルム105が端部保護部材106Aに支持される際、端部保護部材108に採光フィルム105を挿入するために採光フィルム105が曲げられる必要がなくなる。
端部保護部材108を分離可能とする場合、端部保護部材106と同様に端部保護部材108に支持部として突部を設け、採光フィルム105の設置される際の鉛直方向の下側に突部と対応する孔を設けてもよい。この場合、端部保護部材106に加えて端部保護部材108でも採光フィルム105を鉛直方向の下側で支持ため、端部保護部材108に突部を設けない場合と比較して、端部保護部材106,108が採光フィルム105をしっかり支持することができる。
なお端部保護部材108に支持部を設ける場合は端部保護部材106に支持部を設けなくてもよい。これは、端部保護部材108に設けられた支持部によって採光フィルム105の幅方向の動きを制限でき、端部保護部材106によって採光フィルム105の厚さ方向の動きを制限できればよいためである。端部保護部材108に支持部を設け、端部保護部材106に支持部を設けない場合も端部保護部材108に支持部を設けず、端部保護部材106に支持部を設けた場合同様に採光フィルムを支持することができる。
端部保護部材106,108と採光フィルム105の端部との間には空隙部213,214が設けられており、採光フィルム105が膨張した際にも、採光フィルム105がゆがまないようにすることができる。
具体的には空隙部213は採光フィルム105の上端部と、端部保護部材106との間に形成され、空隙部214は採光フィルム105の下端部と、端部保護部材108との間に形成される。
また端部保護部材106Aの内面と、端部保護部材106Bの内面との間の距離は、採光フィルム105の厚み寸法よりも大きい。また突部202から端部保護部材106Bの内側下面(フィルム厚さ方向に延出する部分の下面)までの距離は、採光フィルム105の上端から孔107までの距離よりも大きい。
なおゴムなどの弾性を有する素材からなる弾性シーリング材201がパネル101と枠102との隙間を埋めていてもよい。また図示していないが、引き違い窓などのように枠102の外側には外枠が設けられていてもよく、枠102と外枠との間にパネル101を開閉するための機構が設けられていてもよい。
端部保護部材106,108の厚さと両面粘着剤203,204の厚さとの和t2は、パネル101の外側から、パネル101の全周に設けられパネル101を支えるパネルの開閉のための枠102の外側までの厚さt1よりも小さい。なお例えば厚さt1は5mm~10mm程度とする。このため、採光装置100は引き違い窓などに適用された場合も枠102の可動性を確保することが可能となる。
両面粘着剤203は、端部保護部材106の端部保護部材106がパネル101と対面する面の全面に付着している。同様に両面粘着剤204は、端部保護部材108の端部保護部材106がパネル101と対面する面の全面に付着している。なお本実施の形態においては、上述のように端部保護部材106によって採光フィルム105は支持されるため、端部保護部材108はなくてもよい。
端部保護部材108が設けられる場合は、採光フィルム105の上辺に設けられた端部保護部材106と対応するように採光フィルム105の下辺に設けられ、端部保護部材106が採光フィルム105を支持できなくなった場合に代わりに支持するようにする。なお端部保護部材106,108は採光フィルム105を支持するという観点から採光フィルム105と同じ幅程度であることが望ましく、孔107及び突部202は少なくとも両端と中央部に設けられることが望ましい。
なお孔107及び突部202は、20cm程度の所定の間隔ごとに設けられることがより望ましい。孔107及び突部202を所定の間隔ごとに設けることで、採光フィルム105に熱膨張や熱収縮が発生した際に採光フィルム105の熱膨張や熱収縮を等しく分散することができ、採光フィルム105の撓みを抑制することができる。
このように採光装置100とパネル101とが対面する面の全面には両面粘着剤203,204を付着せずに、パネル101の端部に設けられた端部保護部材106,108がパネル101と対面する面のみに両面粘着剤203,204を付着することで、付着面積を低減させることができ、採光装置100をパネル101から容易に剥がすことができる。
また上述の付着面積の低減により、パネル101から採光装置100を剥がす際に両面粘着剤203,204の一部がパネル101に残りづらくすることができるためパネル101への負荷が少なくすることができる。
また採光フィルム105は端部保護部材106に支持されるのみで固定されていないため、採光フィルム105と端部保護部材106との熱膨張率の差による影響を抑制することができる。このため、例えば、採光フィルム105が膨張や収縮した際に端部保護部材106へは影響が及ばず、採光フィルム105の影響で端部保護部材106が変形することはない。また採光フィルム105の影響で端部保護部材106が変形することはないため、端部保護部材106の変形による応力で両面粘着剤203が剥がれることがない。
さらに両面粘着剤203は、粘着性を有する粘着材料205,207と剛性を有する基材206からなり、粘着材料205は、端部保護部材106と基材206とを付着し、粘着材料207は基材206とパネル101とを付着する。同様に両面粘着剤204は、粘着性を有する粘着材料208,210と剛性を有する基材209からなり、粘着材料208は、端部保護部材108と基材209とを付着し、粘着材料210は基材209とパネル101とを付着する。
両面粘着剤203,204においては、入射光103側(パネル101側)の粘着材料207,210の剥離強度及びせん断接着強度の少なくとも1つ(以下、これを粘着強度と呼んでもよい)が出射光104側(端部保護部材106,108側)の粘着材料205,208よりも低い。このため、採光装置100をパネル101から簡単に剥がすことができ、かつ、パネル101から剥がされる際に採光装置100は端部保護部材106,108と両面粘着剤203,204との付着を維持することができる。
粘着材料205,208は、例えばアクリル系の粘着材料で、90°剥離試験での評価結果として剥離強度が2N/cm以上、せん断接着強度が1N/cm2以上とする。また粘着材料207,210は、例えばアクリル系やシリコーン系の粘着材料で、90°剥離試験での評価結果として剥離強度が2N/cm以下、せん断接着強度が1N/cm2以上とし、自己吸着性粘着剤などとする。
なお本実施の形態の両面粘着剤203,204には、粘着材料205,208と粘着材料207,210との間に両面粘着剤203,204の剛性を高くするために基材206,209が設けられている。両面粘着剤203,204の剛性は、基材206,209の厚さや基材206,209の材料を変更することで調節する。両面粘着剤203,204の剛性は、採光装置100をパネル101から剥がしやすくするような所定の値以上とする。
なお端部保護部材106が所定値以上の剛性であり、端部保護部材106が採光フィルム105の重量に耐え採光フィルム105を支持するのに十分な剛性を有する場合、粘着材料205と粘着材料207とを直接結合してもよい。
例えば端部保護部材106を1cm幅、厚さ50μmのPETフィルムとしとした場合、端部保護部材106は採光フィルム105の重量に耐え、採光フィルム105を支持するのに十分な剛性を有するといえる。
なおここで剛性とは曲げ剛性を指し、曲げ剛性は曲げ剛性(EI)=ヤング率(E)×断面二次モーメント(I)の式であらわされる物性値であり、ヤング率は材料に特有の値、断面二次モーメントは断面形状に依存する値である。断面が幅b、厚さhの対象物の場合、断面二次モーメントはI= bh3/12で求められる。PETフィルムのヤング率は材料によって多少異なるが、3~4GPaというのが一般的な値である。
粘着材料205と粘着材料207とを直接結合した場合も採光装置100からのパネル101の剥がしやすさは両面粘着剤203に基材206を設けられた場合と変わらない。なお、端部保護部材108に付着させる両面粘着剤204についても同様に基材209を設けずに粘着材料208と粘着材料210とを直接結合してもよい。
なお、保護部材106等の構成は、図3(A)(B)(C)に示す第1の実施の形態による別の採光装置の拡大図に示すようにしてもよい。図3(A)に示すようにすべての突部202に採光フィルム105の厚さと同程度よりも厚さが少し厚く断面が矩形で、突部202の幅方向に延伸する切かけ部301を設けてもよい。
切かけ部301は採光フィルム105の厚さ方向の動きを制限するため、切かけ部301を設けない場合に比べ採光フィルム105のへ端部保護部材106の支持を強くし、採光フィルム105のぐらつきを押さえることができる。
また図3(B)に示すようにすべての突部202に採光フィルム105の厚さと同程度よりも厚さが少し厚く断面が三角形で突部202の幅方向に延伸する切かけ部302を設けてもよい。
切かけ部302は採光フィルム105が自重で食い込めば食い込むほど、採光フィルム105の厚さ方向の動きを制限する。このため切かけ部301を設けた場合に比べて、より採光フィルム105のへ端部保護部材106の支持を強くし、採光フィルム105のぐらつきを押さえることができる。
また本実施の形態の採光装置100においては図3(C)に示す孔107を設けない採光フィルム305のようにすることもできる。この場合、採光フィルム305の上辺に設置する端部保護部材303の内側に採光フィルム305を支持する支持部としてクリップ部304が設けられる必要がある。例えばクリップ部304は、1つ以上であればよく、例えば幅方向に3つ設けられる。
クリップ部304は、端部保護部材303のパネル側の内面に、端部保護部材303の内面に対向する面(対向面)に向かって突出して設けられ、採光フィルム105の厚さ方向に弾性変形可能である。
クリップ部304は、端部保護部材303の対向面303Bに採光フィルム105を採光フィルム105の厚さ方向に押圧することで採光フィルムを支持し鉛直方向下向きに採光フィルム105が落下するのを防ぐ。採光装置100にクリップ部304が設けられた場合も、採光装置100に突部202が設けられている場合と同様の効果が得られる。
またクリップ部304が設けられる場合は、採光装置100が設置される際に端部保護部材303を分離することなく採光フィルム105が設置できるため、端部保護部材303は分離可能でなくてよい。
なお本実施の形態の採光装置100においては、端部保護部材106,108をパネル101に固定しなくてもよく、枠102の可動性を確保できる場合であれば、端部保護部材106,108を枠102の鉛直方向に設けられている面に固定してもよい。端部保護部材106,108を枠102の鉛直方向に設けられている面に固定しても枠102の可動性を確保できる場合の一例としては、引き違い窓ではなく外倒し窓などに採光装置100を適用する場合が挙げられる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、採光フィルム105,305の上辺に設けられた端部保護部材106,303に設けられた支持部で採光フィルム105を主に支持する場合について述べた。これに対して本実施の形態では、主に、採光フィルム405の下辺に設けられた端部保護部材402によって採光フィルム405を主に支持している点が第1の実施の形態と異なる。
第1の実施の形態においては、採光フィルム105,305の上辺に設けられた端部保護部材106,303に設けられた支持部で採光フィルム105を主に支持する場合について述べた。これに対して本実施の形態では、主に、採光フィルム405の下辺に設けられた端部保護部材402によって採光フィルム405を主に支持している点が第1の実施の形態と異なる。
図4は、本実施の形態における採光装置400を示す。また図5は、図4のV-Vの概略断面図である。図4、図5に示すように本実施の形態における採光装置400においては、採光フィルム405の下辺に設けられた端部保護部材402によって採光フィルム405を主に支持している。
図4に示すように採光装置400は、パネル101から入光する入射光103の角度を変えて出射光104として出光する採光フィルム405を備える。室外からの入射光103は、パネル101の室内側に設置された採光装置400によってされた室内への出射光104として出射される。
採光装置400は、採光フィルム405の端部の全周を覆って保護する端部保護部材401,402,403,404を備える。また採光装置400は、端部保護部材401,402に取り付けられ、端部保護部材401,402をパネル101に貼り付ける両面粘着剤501,502を備える。図示していないが端部保護部材403,404も同様に両面粘着剤によってパネル101に貼り付けられている。
端部保護部材401,402,403,404をパネル101に貼り付ける両面粘着剤501,502などは、第1の実施の形態の両面粘着剤203,204と同様とするためここでは説明を省略する。
また端部保護部材401,402の厚さと両面粘着剤501,502の厚さとの和t3を厚さt1よりも小さくことで採光装置400は引き違い窓などに適用することができる。
端部保護部材401,403,404と採光フィルム405の端部との間には空隙部が設けられており、採光フィルム405が膨張した際にも、採光フィルム105がゆがまないようにすることができる。具体的には、端部保護部材401と端部保護部材402のそれぞれの内面の間の寸法は、採光フィルム405の鉛直方向における寸法よりも大きい。
また、端部保護部材403と端部保護部材404のそれぞれの内面の間の寸法は、採光フィルム405の幅方向における寸法よりも大きい。なお端部保護部材402は採光フィルム305を支持するため、端部保護部材402と採光フィルム405の鉛直方向の下側の端面との間には空隙部が設けられない。
採光装置400を設置した状態でパネル101の外観を保つために、端部保護部材401,402,403,404は隙間なく採光フィルム405の外周を覆うようにする。また採光装置400の外観を保つため、それぞれの端部保護部材401,402,403,404の接続部は斜めとする。本実施の形態においては、支持部が不要となり端部を保護するような構成のみで実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態においては、採光フィルム105,305,405が端部保護部材106,108,303,401,402,403,404によって1重に覆われている。これに対して本実施の形態では、端部保護部材601,602,603,604の外周の一部を隅部保護部材605,606,607,608が覆う点が第1及び第2の実施の形態と異なる。
第1及び第2の実施の形態においては、採光フィルム105,305,405が端部保護部材106,108,303,401,402,403,404によって1重に覆われている。これに対して本実施の形態では、端部保護部材601,602,603,604の外周の一部を隅部保護部材605,606,607,608が覆う点が第1及び第2の実施の形態と異なる。
図6は、本実施の形態における採光装置600を示す。また図7は、図6のVII-VIIの概略断面図である。図6、図7に示すように本実施の形態における採光装置600においては、採光フィルム405を端部保護部材601,602,603,604が覆う。さらに採光装置600においては、端部保護部材601,602,603,604の外周の一部を隅部保護部材605,606,607,608が覆う。
図6に示すように採光装置600は、パネル101から入光する入射光103の角度を変えて出射光104として出光する採光フィルム405を備える。室外からの入射光103は、パネル101の室内側に設置された採光装置600によってされた室内への出射光104として出射される。
採光装置600は、採光フィルム405の端部を覆って保護する端部保護部材601,602,603,604を備える。また採光装置600は、端部保護部材601,602に取り付けられ、端部保護部材601,602をパネル101に貼り付ける両面粘着剤701,702を備える。図示していないが端部保護部材603,604も同様に両面粘着剤によってパネル101に貼り付けられている。
採光装置600は、端部保護部材601,602,603,604のさらに外周の採光フィルム405の隅部を覆って保護する隅部保護部材605,606,607,608を備える。また採光装置600は、隅部保護部材606,608に取り付けられ、隅部保護部材606,608をパネル101に貼り付ける両面粘着剤703,704を備える。図示していないが隅部保護部材605,607も同様に両面粘着剤によってパネル101に貼り付けられている。
端部保護部材601,602,603,604及び隅部保護部材605,606,607,608をパネル101に貼り付ける両面粘着剤701,702,703,704などは、第1の実施の形態の両面粘着剤203,204と同様とし、ここでは説明を省略する。
なお両面粘着剤703,704などのパネル101との粘着強度は、両面粘着剤701,702などのパネル101との粘着強度よりも強いことが望ましい。また両面粘着剤701,702などは採光装置600をパネル101に着脱可能とする観点から自己吸着性粘着剤であることが望ましいが、両面粘着剤703,704などはパネル101との粘着面積が少ないため自己吸着性粘着剤でなくてもよい。
言い換えると両面粘着剤701,702などがパネル101から剥がれるまでの時間(以下、これを故障モードと呼んでもよい)と両面粘着剤703,704など故障モードを変えることが望ましい。
例えば両面粘着剤702と両面粘着剤704との故障モードが異なれば、両面粘着剤702が剥がれ端部保護部材602が採光フィルム405を支持できなくなってしまっても、両面粘着剤704によって粘着された隅部保護部材608が採光フィルム405を支持するため、採光フィルム405は落下しない。
このように例えば両面粘着剤702と両面粘着剤704との故障モードとを変えることで、採光フィルム405の落下を未然に防ぐことができる。また採光フィルム405が落下せずに両面粘着剤702が剥がれている場合、少なくとも両面粘着剤702を交換しなければならない事がわかり、採光装置600の交換時期の目安を使用者が知ることができる。
また端部保護部材601,603,604と採光フィルム405の端部との間には空隙部が設けられており、採光フィルム405が膨張した際にも、採光フィルム105がゆがまないようにすることができる。なお端部保護部材402は採光フィルム405を支持するため、端部保護部材602と採光フィルム405の端部との間には空隙部が設けられない。
また採光装置600を設置した状態でパネル101の外観を保つために、端部保護部材601,602,603,604及び隅部保護部材605,606,607,608は採光フィルム405の外周を覆うようにすることが好ましい。またこの場合は採光フィルム405のそれぞれの辺において、隅部保護部材605,606,607,608は端部保護部材601,602,603,604の一部を覆うようにする。
また端部保護部材601,602の厚さと両面粘着剤701,702の厚さとの和t4は、隅部保護部材606,608の厚さと両面粘着剤703,704の厚さとの和t5より小さい。
和t4を和t5より小さくすることで隅部保護部材605,606,607,608は端部保護部材601,602,603,604の一部を覆うようにすることができる。厚さt1より和t5を小さくすることで採光装置400は引き違い窓などに適用することができる。
採光装置600が隅部保護部材605,606,607,608の4つを備える場合を述べたが、本実施の形態はこれに限らず、例えば採光装置600は両面粘着剤702などによってパネル101に固定される隅部保護部材607,608の2つを備えてもよい。採光装置600が隅部保護部材607,608の2つを備える場合の効果は、隅部保護部材605,606,607,608を4つ備える場合と同様であるため説明を省略する。
また第1の実施の形態において隅部保護部材607,608の2つを備えてもよく、この場合も本実施の形態と同様の効果となるため、説明を省略する。また第1の実施の形態において端部保護部材108を備えずに、隅部保護部材607,608の2つを備えてもよい。この場合は隅部保護部材607,608が端部保護部材108の代わりの役割と効果を果たす。
本発明は、上記第1乃至第3の実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
Claims (9)
- パネルから入光する入射光の角度を変えて出射光として出光する採光フィルムと、
少なくとも前記採光フィルムの上辺の一部を含む端部に取り付けられ、前記採光フィルムの端部を覆って保護する端部保護部材と、
前記端部保護部材に取り付けられ、前記端部保護部材を前記パネルに貼り付ける第1の両面粘着剤と、を備える、
採光装置。 - 前記端部保護部材は、
前記採光フィルムが挿入される溝と、
前記採光フィルムの端部との間の空隙部と、を備える、
請求項1に記載の採光装置。 - 前記採光フィルムを支持する支持部が、前記採光フィルムの上辺の一部に取り付けられた前記端部保護部材の内側に設けられた、
請求項1又は2に記載の採光装置。 - 前記採光フィルムを支持する支持部が、前記採光フィルムの下辺の一部に取り付けられた前記端部保護部材の内側に設けられた、
請求項1~3のいずれか1項に記載の採光装置。 - 前記端部保護部材の厚さと前記第1の両面粘着剤の厚さとの和は、前記パネルの外側から、前記パネルの全周に設けられ前記パネルを支えるパネルの開閉のための枠の外側までの厚さよりも小さい、
請求項1~4のいずれか1項に記載の採光装置。 - 前記採光フィルムの下辺の2隅をそれぞれ覆って保護する隅部保護部材と、
前記隅部保護部材に取り付けられ、前記隅部保護部材をパネルに貼り付ける第2の両面粘着剤と、をさらに備える、
請求項1~5のいずれか1項に記載の採光装置。 - 前記採光フィルムの4隅をそれぞれ覆って保護する隅部保護部材と、
前記隅部保護部材に取り付けられ、前記隅部保護部材をパネルに貼り付ける第3の両面粘着剤と、をさらに備え、
前記採光フィルムのそれぞれの辺において、前記隅部保護部材は前記端部保護部材の一部を覆い、
前記端部保護部材及び前記隅部保護部材は、前記採光フィルムの全周を覆っている、
請求項1~5のいずれか1項に記載の採光装置。 - 前記隅部保護部材に取り付けられた前記第2の両面粘着剤の前記パネルとの粘着強度及び前記第3の両面粘着剤の前記パネルとの粘着強度は、前記端部保護部材に取り付けられた前記第1の両面粘着剤の前記パネルとの粘着強度よりも強い、
請求項6又は7に記載の採光装置。 - 前記第1の両面粘着剤は、前記パネルに対して脱着可能である、
請求項1~8のいずれか1項に記載の採光装置。
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