WO2020084905A1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

コンテンツのプロファイル識別情報を処理する情報処理装置を提供する。 情報処理装置は、コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶する記憶部と、前記プロファイル識別情報を他の機器に送信する送信部を具備する。前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素を含み、少なくとも1つは、プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包する。

Description

情報処理装置及び情報処理方法
 本明細書で開示する技術は、コンテンツのプロファイル識別情報を処理する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
 DLNA(登録商標)(Digital Living Network Alliance)は、ホームネットワークを通じて動画や音楽、写真などのコンテンツを機器間で配信する際の互換性を確保するためのガイドラインを規定している。また、DLNAリンクプロテクションガイドラインでは、DTCP-IPを必須条件の著作権管理技術として採用した。したがって、DLNAの仕様に対応した機器間では、DTCP-IPに則ってコンテンツ伝送が行われる。
 ここで、DTCP(Digital Transmission Control Protocol)は、ホームネットワークやパーソナルネットワーク内のコピー防止を主な目的として規定された暗号化伝送方式である。IP(Internet Protocol)上で実現されているDTCPはDTCP-IPと呼ばれる。さらに、4KやHDR(High Dynamic Range)といった高解像度、高品質なコンテンツに適合すべく、より高度なコンテンツ保護方式となるDTCP2も公開されている。電波産業会(ARIB:Association of Radio Industries and Business)でも、デジタル放送をDTCP-IPを使用してネットワーク配信することを認可している。
 また、DLNAは、機器をネットワークに接続するプロトコルとして、UPnP(Universal Plug and Play)を採用している。したがって、DLNA機器間では、CDS(Content Directory Service)を始めとして、UPnPで規定される機能を利用することができる(例えば、特許文献1を参照のこと)。
 DLNAは2017年に解散し、DLNAのガイドラインも2016年版を最後に、拡張されなくなった。
特開2018-110445号公報
 本明細書で開示する技術の目的は、コンテンツのプロファイル識別情報を処理する情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
 本明細書で開示する技術の第1の側面は、
 コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶する記憶部と、
 前記プロファイル識別情報を他の機器に送信する送信部と、
を具備する情報処理装置である。
 前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素と、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素を含む。
 また、前記複数のプロファイル要素のうち少なくとも1つは、プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包する。
 また、本明細書で開示する技術の第2の側面は、
 コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶部に記憶するステップと、
 前記プロファイル識別情報を他の機器に送信するステップと、
を有する情報処理方法である。
 また、本明細書で開示する技術の第3の側面は、
 コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得する取得部と、
 プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理する処理部と、
を具備する情報処理装置である。
 第3の側面に係る情報処理装置は、前記プロファイル識別情報に含まれる各プロファイル要素が表す情報に基づいて、前記処理部による当該コンテンツの処理可能性を判定することができる。
 前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素を少なくとも含む。したがって、第3の側面に係る情報処理装置は、前記処理部が備えるパーサは前記プロファイル要素が示すコンテナフォーマットに対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定することができる。
 また、前記プロファイル識別情報は、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素と、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含む。したがって、第3の側面に係る情報処理装置は、前記処理部は保護方式に関するプロファイル要素が示す保護方式に対応し、又は前記処理部が備えるデコーダはエンコード形式に関するプロファイル要素が示すエンコード形式に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定することができる。
 また、前記複数のプロファイル要素のうち少なくとも1つは、プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包する。したがって、第3の側面に係る情報処理装置は、前記処理部はプロファイル要素が表すコンテンツのプロファイルに対応し、且つ入れ子のプロファイル要素が表すプロファイル要素の区分け又はその他の補足情報に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定することができる。
 また、第3の側面に係る情報処理装置は、非対応と判定されたプロファイル識別情報を登録する非対応リストを備え、非対応リストに登録されたプロファイル識別情報を持つコンテンツを前記処理部は処理できないと判定することができる。
 また、本明細書で開示する技術の第4の側面は、
 コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得するステップと、
 プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理するステップと、
を有する情報処理方法である。
 本明細書で開示する技術によれば、コンテンツのプロファイル識別情報を提供するための処理を実施する情報処理装置及び情報処理方法、並びにプロファイル識別情報に従ってコンテンツに関する処理を実施する情報処理装置及び情報処理方法を提供することができる。
 なお、本明細書に記載された効果は、あくまでも例示であり、本発明の効果はこれに限定されるものではない。また、本発明が、上記の効果以外に、さらに付加的な効果を奏する場合もある。
 本明細書で開示する技術のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、コンテンツ配信システム100の構成例を模式的に示した図である。 図2は、コンテンツ配信システム100における基本的な通信シーケンス例を示した図である。 図3は、サーバ101として動作する情報処理装置の機能的構成例を模式的に示した図である。 図4は、クライアント102として動作する情報処理装置の機能的構成例を模式的に示した図である。 図5は、プロファイル識別情報の書式の一例を示した図である。 図6は、プロファイル識別情報の書式の他の例を示した図である。 図7は、コンテンツのプロファイル識別情報に基づいてコンテンツの再生可能性について判定するための処理手順を示したフローチャートである。 図8は、再生に失敗したコンテンツのプロファイル識別情報を非対応リストに登録するための処理手順を示したフローチャートである。 図9は、再生に失敗したコンテンツのプロファイル識別情報を要素毎に個別に非対応リストに登録するための処理手順を示したフローチャートである。 図10は、要素毎に個別に登録した非対応リストへの登録済みを確認するための処理手順を示したフローチャートである。
 以下、図面を参照しながら本明細書で開示する技術の実施形態について詳細に説明する。
A.コンテンツ配信システム
 DLNA規格では、サーバとクライアントで構成されるモデル(2 Box Pull)が定義されている。なお、DLNA規格では、サーバとクライアントとコントローラで構成されるモデル(3 Box)も定義されているが、ここでは説明を省略する。
 図1には、2 Box Pullモデルのコンテンツ配信システム100の構成例を模式的に示している。図示のコンテンツ配信システム100は、サーバ101とクライアント102からなる。サーバ101は、デバイスクラス「DMS(Digital Media Server)」に相当し、クライアント102は、デバイスクラス「DMP(Digital Media Player)」に相当する。DMSとDMPは、「デバイスディスカバリー」を通じてお互いを認識し合うことができる。サーバ101とクライアント102は、ホームネットワーク、パーソナルネットワーク、IPネットワークなどを介して相互接続されているものとする。
 コンテンツ配信システム100の基本動作は、クライアント102は、サーバ101が提供可能なコンテンツを検索し、サーバ101は、クライアント102にコンテンツを伝送する、というものである。
 図2には、コンテンツ配信システム100における基本的な通信シーケンス例を示している。但し、サーバ101及びクライアント102はともにDLNAの仕様に対応した機器であるとする。
 まず、クライアント102は、ユーザからの指示などに応じて、サーバ101に対して、サーバ101が保有している(若しくは、サーバ101からクライアント102に提供することが可能な)コンテンツリストを要求する(SEQ201)。これに対し、サーバ101は、サーバ101が保有している(若しくは、提供可能な)コンテンツリストをクライアント102に送信する(SEQ202)。
 DLNAはUPnPプロトコルを採用している。したがって、ともにDLNAの仕様に対応したサーバ101とクライアント102間では、SEQ201~SSEQ202で実施されるコンテンツリストの要求及び送信は、UPnPで規定されている、コンテンツに関する情報を配信するCDS機能を利用して実施することができる。SEQ201では、クライアント102は、例えばコンテンツ情報を一括取得するBrowseコマンドを使用したり、検索条件の指定を伴ってコンテンツ情報を取得するSearchコマンドを使用したりする。そして、SEQ202では、サーバ101は、コンテンツのメタデータを読み出し、コンテンツリストに変換した上で、クライアント102に返信する。
 クライアント102は、サーバ101から受信したコンテンツリストを画面表示などして、ユーザに提示する(SEQ203)。ユーザは、コンテンツリストの中から、自分が再生したいコンテンツを指示することができる。
 クライアント102は、ユーザの指示に従って、受信したコンテンツリストの中からコンテンツを選択して、選択したコンテンツをサーバ101に要求する(SEQ204)。クライアント102は、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストの形式で、サーバ101にコンテンツを要求する。
 これに対し、サーバ101は、クライアント102から要求されたコンテンツをクライアント102に転送する(SEQ205)。クライアント102からHTTPリクエストの形式でコンテンツが要求された場合には、サーバ101は、例えばHTTPレスポンスの形式でコンテンツを送信する。
 サーバ101及びクライアント102はともにDLNAの仕様に対応した機器であり、SEQ204及びSEQ205からなるコンテンツ伝送は著作権保護が必要なコンテンツの場合はDTCP-IPに則って行われるものとする。すなわち、クライアント102がコンテンツ要求(SEQ204)(若しくは、コンテンツリスト要求(SEQ201))を行なう際には、サーバ101とクライアント102間では相互認証及び鍵交換(Authentication and Key Exchange:AKE)手続きが実施される。そして、SEQ205では、このAKE手続きを通じて取得した交換鍵に基づいて生成される暗号鍵を用いて、サーバ101とクライアント102間でコンテンツの暗号化伝送が実施される。
 そして、クライアント102は、サーバ101から転送されてきたコンテンツを受信し、再生する(SEQ206)。コンテンツ伝送がDTCP-IPに則って行われた場合には、クライアント102側では、サーバ101とのAKE手続きで生成した暗号鍵を用いて、暗号化コンテンツを復号してから再生する。
 図3には、サーバ101として動作する情報処理装置の機能的構成例を模式的に示している。サーバ101は、クライアント102からの要求に応じて、各種のサービスからコンテンツを取得して、クライアント102に送信する装置である。サービスには、放送、ストリーミング配信、ブルーレイディスクプレーヤなどのコンテンツ再生装置などが含まれる。例えば、テレビ受信機(TV)やSTB(Set Top Box)、ブルーレイディスクプレーヤなどのコンテンツ再生装置、パーソナルコンピュータ(PC)などにより、サーバ101が構成される。
 図3に示すサーバ101は、制御部301と、コンテンツ取得部302と、コンテンツ送信部303と、通信部304を備えている。サーバ101は、TVやSTBなど、サーバ101として適用される機器の構成などに応じて、図3に示した以外の構成要素を適宜装備するが、この点の詳細については説明を省略する。
 制御部301は、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備え、サーバ101として構成される装置全体の動作を統括的に制御する。通信部304は、LAN(Local Area Network)アダプタや無線モジュールなどの通信インターフェースを備え、ホームネットワークやパーソナルネットワーク、IPネットワークなどを介してクライアント102と相互接続している。
 制御部301は、クライアント102からのコンテンツリスト要求に応じて、クライアント102に提供可能なコンテンツリストを送信する処理や、クライアント102からのコンテンツ要求に応じて、クライアント102に対して要求されたコンテンツを送信する処理などを実施するために、サーバ101内の各部の動作を制御する。
 コンテンツ取得部302は、制御部301からの指示に従って、クライアント102から要求されたコンテンツを、各種のサービスから取得するための処理を実施する。サービスには、放送、ストリーミング配信、ブルーレイディスクプレーヤなどのコンテンツ再生装置などが含まれる(前述)。コンテンツ取得部302は、チューナや、LANアダプタなどの通信インターフェース、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)インターフェース、Videoポートなどで構成される。
 コンテンツ取得部302は、サービスから取得したコンテンツ(若しくは、クライアント102に提供可能なコンテンツ)を蓄積するための、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)といった大容量記憶装置を備えていてもよい。また、コンテンツ取得部302は、ブルーレイ(登録商標)ディスクなどのメディアを再生するメディアドライブであってもよい。
 また、コンテンツ取得部302は、コンテンツのメタデータもさらに取得するようにしてもよい。コンテンツ取得部302は、取得したメタデータを蓄積しておくようにしてもよい。
 コンテンツ送信部303は、制御部301からの指示に従って、コンテンツ取得部302が取得したコンテンツを、通信部304を介してクライアント102に送信するための処理を実施する。例えば、コンテンツ送信部303は、クライアント102からのHTTPリクエストに応答して、HTTPレスポンスによりコンテンツを送信する処理を実施する。
 本実施形態では、サーバ101はUPnPで規定されているCDS機能を通じてコンテンツリストを提供することを想定している。したがって、制御部301は、クライアント102からのBrowseコマンドやSearchコマンドに応答して、コンテンツのメタデータ(前述)に基づいてコンテンツリストを生成して、通信部304から送信するための制御を実施する。
 また、本実施形態では、DTCPやDTCP2といった著作権保護技術を適用して、サーバ101からクライアント102にコンテンツを暗号化伝送することを想定している。したがって、制御部301は、通信部304を通じて、クライアント102との間でAKE手続きを実施して、クライアント102に対する認証処理を実施する。また、制御部301は、AKE手続きを通じて取得した交換鍵に基づいて生成される暗号鍵を用いて送信コンテンツを暗号化するように、コンテンツ送信部303に指示する。
 図4には、クライアント102として動作する情報処理装置の機能的構成例を模式的に示している。クライアント102は、ユーザからの指示に応じて、再生したいコンテンツをサーバ101に要求し、サーバ101から受信したコンテンツを再生する装置である。例えば、TV、スマートフォンやタブレットなどの多機能情報端末、PCなどにより、クライアント102が構成される。
 図4に示すクライアント102は、制御部401と、通信部402と、ユーザインターフェース(UI)部403と、コンテンツ受信部404と、パーサ405と、Videoデコーダ406と、Audioデコーダ407と、出力部408を備えている。クライアント102は、TVや情報端末など、クライアント102として適用される機器の構成などに応じて、図4に示した以外の構成要素を適宜装備するが、この点の詳細については説明を省略する。
 制御部401は、CPUやメモリを備え、クライアント102として構成される装置全体の動作を統括的に制御する。通信部402は、LANアダプタや無線モジュールなどの通信インターフェースを備え、ホームネットワークやパーソナルネットワーク、IPネットワークなどを介してサーバ101と相互接続している。
 ユーザインターフェース部403は、例えばキーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスで構成され、ユーザからの指示を受け付けることができる。また、ユーザインターフェース部403は、音声エージェント機能を備え、ユーザとの対話を通じてユーザからの指示を受け付けるようにしてもよい。
 制御部401は、ユーザインターフェース部403を介したユーザからの指示に応じて、コンテンツリストやコンテンツをサーバ101から受信する処理や、コンテンツリストを提示したりコンテンツを再生したりする処理などを実施するために、クライアント102内の各部の動作を制御する。
 制御部401は、ユーザからコンテンツリストの提示が要求された場合には、通信部402を介してサーバ102にコンテンツリストを要求し、サーバ102からコンテンツリストを受信する。制御部401は、受信したコンテンツリストを処理し、ユーザインターフェース部403又は出力部408でコンテンツリストを提示する。ユーザは、提示されたコンテンツリストから、ユーザインターフェース部403を使って所望する(例えば再生したい)コンテンツを選択することができる。そして、制御部401は、ユーザがユーザインターフェース部403を介して選択したコンテンツをサーバ101から取得するように、コンテンツ受信部404に指示する。
 コンテンツ受信部404は、制御部401からの指示に従って、ユーザが要求するコンテンツを、通信部402を介してサーバ101から受信するための処理を実施する。パーサ405は、コンテンツ受信部404がサーバ101から受信したコンテンツの解析処理を実施する。ここでは、サーバ101からAVコンテンツを受信したとする。そして、パーサ405は、受信したコンテナからVideoデータとAudioデータを抽出する。但し、パーサ405は、非対応のデータ形式からなるコンテナからは、VideoデータとAudioデータを抽出することができない。
 Videoデコーダ406は、パーサ405から供給されるVideoデータをAVCデコーダやHEVCデコーダなどによりデコードして、Video信号を生成する。また、Audioデコーダ407は、パーサ405から供給されるAudioデータをデコードして、Audio信号を生成する。但し、Videoデコーダ406やAudioデコーダ407は、非対応のエンコード形式のVideoデータ並びにAudioデータをデコードすることはできない。
 出力部408は、例えばディスプレイ及びスピーカからなり、Videoデコーダ406が生成したVideo信号により映像出力し、Audioデコーダ407が生成したAudio信号により音響出力する。あるいは、出力部408は、Videoデコーダ406が生成したVideo信号及びAudioデコーダ407が生成したAudio信号を外部に出力するAV端子であり、外付けディスプレイ及び外付けスピーカ(いずれも図示しない)をこのAV端子に接続していてもよい。
 本実施形態では、クライアント102はUPnPで規定されているCDS機能を通じてコンテンツリストを要求することを想定している。したがって、制御部401は、ユーザからコンテンツリストが要求されると、通信部402を介してサーバ101にBrowseコマンドやSearchコマンドを送信する。また、制御部401は、通信部402を介してクライアント102から受信したコンテンツリストをユーザインターフェース部403又は出力部408で提示する。そして、ユーザは、提示されたコンテンツリストから、ユーザインターフェース部403を使って所望する(例えば再生したい)コンテンツを選択することができる。
 また、本実施形態では、DTCPやDTCP2といった著作権保護技術を適用して、サーバ101からクライアント102にコンテンツを暗号化伝送することを想定している。したがって、制御部401は、通信部402を通じて、サーバ101との間でAKE手続きを実施して、サーバ101との認証処理を実施する。また、制御部401は、AKE手続きを通じて取得した交換鍵に基づいて生成される暗号鍵を用いて受信コンテンツを復号するように、コンテンツ受信部404に指示する。
B.コンテンツのプロファイル識別情報
 DLNAガイドラインは、動画、音楽、写真などの各種データ形式を、Media Format Profile ID(以下、「Profile ID」ともいう)という識別子で分類して、同じProfile IDをサポートするサーバとクライアントの間で再生可能なコンテンツを確実に判別できるようにしていた。また、UPnPでは、protocolInfo情報の第4フィールド内のVendor Specific FieldにMedia Format Profile IDを格納して、CDSサービスによりコンテンツのプロファイル識別情報として提供することができる。
 ところが、4Kや8KなどのUltra HD動画やハイレゾ音楽が今後広まりつつあるが、これら新しいデータ形式はDLNAガイドラインに規定されていないため、再生互換性の確認が困難であるという問題がある。DLNAが解散されたことにより、DLNAのガイドラインの拡張も行われなくなったことから(前述)、今後、DLNAガイドラインが新しいデータ形式に対応するように拡張されるということもない。
 付言すれば、従来のProfile IDは特定のルールでデータ形式の内容を表現したものではない。このため、機器は、既知のProfile IDについては再生互換性を判別することができるが、未知のProfile IDからデータ形式の内容を解読して再生可否を判断することは難しいという問題もある。
 DLNAに代わって、Ultra HD動画やハイレゾ音楽などの新しいデータ形式に対応するプロファイル識別情報を検討し規格化するような標準化団体は現存しない。Profile IDに相当するプロファイル識別情報を各種サービスがそれぞれの規定で定めて運用したり、メーカー毎の独自のプロファイル識別情報を定義し運用したりすると、サービスやメーカーを超えた互換性を実現できなくなってしまう。
 各種サービスやメーカーを超えて、プロファイル識別情報の書式を共通化することができれば、その記述内容から再生互換性を判別し易くなる、ということもできる。例えば、図1に示したコンテンツ配信システム100において、クライアント102は、CDSなどのサービスを利用してコンテンツリストを要求して、サーバ101から未知の(若しくは、初めての)プロファイル識別情報が返されてきたとしても、その記述内容に基づいて再生互換性を判別し易くなる。
 そこで、本明細書では、記述内容から再生互換性を判別し易い書式からなるプロファイル識別情報、並びに、このようなプロファイル識別情報を利用したコンテンツ配信システム100の運用について、以下で提案する。
 クライアント102としてのコンテンツ再生機器がコンテンツを再生する際、コンテンツのデータ格納形式(コンテナフォーマット)に対応し、さらに格納されているコンテンツのエンコード形式に対応する必要がある。動画コンテンツの場合、コンテンツ再生機器は、VideoとAudioそれぞれのエンコード形式に対応していなければ、その動画コンテンツを正しく再生できない。さらには、エンコード形式にプロファイルやレベルといった区分けがある場合には、コンテンツ再生機器は、単にエンコード形式に対応しているだけでなく、コンテンツのエンコードで用いられた区分けに対応していないと、コンテンツを正しく再生できない可能性がある。もちろん、DTCPなどの伝送規格に則って暗号化伝送されるコンテンツの場合には、コンテンツ再生機器は、その暗号を解くための保護技術にも対応していなければ、コンテンツを再生できない。
 以上のことを踏まえて、本明細書では、図5に示すようなプロファイル識別情報の書式を提案する。コンテンツのプロファイル識別情報は、コンテンツのデータ格納形式(コンテナフォーマット)やエンコード形式など複数のプロファイル要素(以下、単に「要素」ともいう)を含み、且つ、要素の中には区分けがある場合がある。図5に示す書式は、プロファイル識別情報の各要素、及び要素毎の区分けを構造化して記述する書式ということもできる。したがって、コンテンツ再生機器は、未知のプロファイル識別情報であっても、その記述内容から再生互換性を判別し易くなる、という利点がある。
 図5に示すプロファイル識別情報の書式は、既に解散したDLNAで規定していたMedia Format Profile IDに置き換えて、コンテンツ配信などに利用することができる。もちろん、DLNAには限定されず、デジタルコンテンツを扱うさまざまなサービスにも適用することができる。
 図5に示すプロファイル識別情報は、簡単に言えば、複数の要素を連結して構成される。図5に示すプロファイル識別情報の書式の基本的なルールについて説明しておく。
 図5に示すプロファイル識別情報は、「保護」、「コンテナ」、「Vコーデック」、「Aコーデック」、「その他補足」の各要素を含んでいる。但し、[]で囲まれた要素は必須ではない。例えば、暗号化されていないコンテンツの場合には、先頭の要素“<保護>”は無しとなる。図5に示したプロファイル識別情報の場合、「コンテナ」のみが必須の要素となる。
 また、図示の書式のうち、[<要素A>[<要素B>]]のように入れ子になっている要素の場合、要素Aに内包される要素Bは、要素Aが存在する場合のみ記述され得る。もちろん、要素Aは存在するが要素Bが存在しない場合には、入れ子の要素“<要素B>”は無しとする。<Vコーデック>要素に内包される<V補足>要素には、<Vコーデック>要素の区分けなどが記述される。また、<Aコーデック>要素に内包される<A補足>要素には、<Aコーデック>要素の区分けなどが記述される。
 また、図示の書式のうち、“_”は、要素間の区切りを示すデリミタである。もちろん、“_”以外の文字又は文字列をデリミタに使用することもできる。デリミタとして使用する文字を要素中に使用することは禁止とするか、又は、特定のエスケープ文字を前につけてデリミタでないことを示すようにする。
 図5に示した書式は一例であり、必ずしもこれに限定されない。例えば要素の順番を入れ替えたり、別の要素を追加したり、図5に示したいずれか少なくとも1つの要素を除いたりして、プロファイル識別情報の書式を定義することもできる。また、各要素を配置する順番を固定にしなくてもよい。
 図6には、プロファイル識別情報の書式の他の例を示している。図6に示す書式も、図5と同様に、各要素、及び要素毎の区分けを構造化してプロファイル識別情報を記述する書式である。図6に示すプロファイル識別情報の書式も、既に解散したDLNAで規定していたMedia Format Profile IDに置き換えて、コンテンツ配信などに利用することができる。もちろん、DLNAには限定されず、デジタルコンテンツを扱うさまざまなサービスにも適用することができる。
 図6には、比較のため、図5と同様に、「保護」、「コンテナ」、「Vコーデック」、「Aコーデック」、「その他補足」の各要素を含み、これらの要素を連結して構成したプロファイル識別情報を例示している。
 図5との主な相違点は、図6に示すプロファイル識別情報では、各要素の先頭に、要素の種別を判定できる接頭語を付けている点である。(P)、(C)、(V)、(A)、及び(O)はそれぞれ、直後に続く要素に対する接頭語である。接頭語は、例えば、要素を記述する文字列の頭文字など、要素を識別可能な1文字又は短い文字列であってもよい。
 なお、要素だけでなく、<V補足>や<A補足>といった、他の要素の内包される要素(要素の区分けなどと)にも接頭語を付けるようにしてもよい。但し、それぞれを内包する<Vコーデック>要素、<Aコーデック>要素の各接頭語(V)及び(A)でカバーされる要素の一部とし、特に接頭語を付けなくても解釈可能な場合には、接頭語を省略することが考えられる。
 各要素に接頭語を付けた場合、要素の解釈が容易になる。したがって、配置する順番を固定にしなくても、各要素が何を表すかを解釈することが容易になる。また、図5に示す書式にあったデリミタは、接頭語が区切りになるため、削ってもよい。
 続いて、図5並びに図6に示したプロファイル識別情報に含まれる個々の要素について説明する。
 <保護>には、コンテンツに保護技術が適用される場合に、その方式を特定する文字列を示す。例えば“DTCP”、“DTCP2”などが考えられる。
 <コンテナ>には、コンテンツのデータフォーマットを特定する文字列を示す。例えば“MPEG-TS(Moving Picture Experts group-Transport Stream)”、“MP4”、“JPEG(Joint Photographic Experts Group)”、“MMT-TLV(MPEG Media Transport-Type Length Value)”などが考えられる。
 <Vコーデック>には、Videoのエンコード形式を特定する文字列を示す。例えば“AVC(Advanced Video Coding)(H.264)”、“HEVC(High Efficiency Video Coding)(H.265)”などが考えられる。なお、音楽コンテンツの場合はこの要素は省略される。<Vコーデック>が記述される場合は、必要に応じて内包される<V補足>として、動画のエンコード形式に関する補足情報を続けて記述する。
 <V補足>は、補足情報であることを示す文字‘:’などに続けて、補足内容を特定する文字列を示す。例えば、Videoコーデックのプロファイルを示す“:MP(Main)”や“:HP(High)”、画像の解像度を示す“:SD(Standard Definition)”、“:HD(High Definition)”、“:4K”、“:8K”、High Dynamic Rangeに関する情報を示す“:HLG(Hybrid Log-Gamma)”、“:HDR10”、“:SDR(Standard Dynamic Range)”などが挙げられる。なお、コーデックプロファイルと解像度のように異なる種類の情報は“:HP:HD”のようにコロンのような接続記号を用いて連結して複数列記してもよい。
 <Aコーデック>と<A補足>は、それぞれAudioのエンコード形式とその補足情報で、<Vコーデック>と<V補足>に対応するものである。
 以上の情報だけではプロファイル識別情報として不十分な場合には、<その他補足>にさらに補足情報が技術される。図5並びに図6に示す書式では、この要素は1つだけとなっているが、必要に応じて要素間の区切りと<その他補足>を複数記述してもよい。
 各要素に記述する文字列とその意味は、特定のwebサイトなどで一元管理することが望ましい。また、既存の文字列は別の文字列で登録できないようにすることが互換性確保のためには望ましいが、複数の規格で互いに不整合が起きないように個別に管理することも考えられる。
 例えば、DTCP2で保護して伝送するコンテンツのメディアフォーマットをUPnPのprotocolInfoで示す場合は、protocolInfoの第4フィールドにDTCP.COM_PN=(図5又は図6に示した書式のプロファイル識別情報) と記載する旨をDTCP2の仕様書に記載し、各要素の具体的な文字列を記述する。ここで、各要素の文字列は、既存の規定で図5又は図6に示し書式を用いるものと極力合わせるようにする。このようにすることで、DTCP2を用いて伝送するコンテンツについて、DLNAで実現していたのと同等の互換性を確保することが可能となる。
 図5又は図6に示した書式のプロファイル識別情報は、プロファイル識別情報の各要素、及び要素毎の区分けを構造化して記述する書式なので、その記述内容から再生互換性を判別し易い。図1に示したコンテンツ配信システム100におけるクライアント102など、コンテンツを再生する機器側では、そのコンテンツのプロファイル識別情報を参照すれば、<保護>、<コンテナ>、<Vコーデック>、<Aコーデック>のうち、記述されているものの内容がすべてサポートするものであれば、そのコンテンツを当該機器で再生できる可能性があると判断することができる。
 また、プロファイル識別情報中の<Vコーデック>要素や<Aコーデック>要素に入れ子の要素として再生可能な条件などの補足情報がさらに指定されている場合には、それぞれの補足情報を参照することで、より再生可否の判定の確度を上げることができる。
 例えば、あるコンテンツに対するプロファイル識別情報の値がDTCP2_MPEG-TS_HEVC:4K:HLG_M4AAC、すなわち<保護>がDTCP2、<コンテナ>がMPEG-TS、<Vコーデック>がHEVCで<V補足>が4KとHLG、<Aコーデック>がM4AACの場合、クライアント102は、自身がDTCP2の復号機能、MPEG-TSコンテナのパース機能、HEVCとMPEG4-AACのデコーダをすべて備える場合には、このコンテンツを再生できる可能性があると判断できるが、1つでも非対応のものがある場合、例えばクライアント102がHEVCのデコーダを持たない場合は、このコンテンツを再生できないと判断することができる。
 さらに、<Vコーデック>要素に基づいて再生の可能性があると判定される場合には、<Vコーデック>要素の入れ子の<V補足>要素を参照することによって、解像度が4KでHYBRID Log Gamma方式のHDR映像であるということが分かる。クライアント102が2Kの解像度までしか処理する能力を持たない場合、このプロファイル識別情報に基づいて、クライアント102がこのコンテンツを再生できないことが判断できる。
 ここで、サーバ101が同じコンテンツについて、2Kでも提供できることを別のプロファイル識別情報の値DTCP2_MPEG-TS_HEVC:2K:SDR_M4AACで示している場合、クライアント102は、そのプロファイル識別情報に対応するコンテンツの提供を受けることで正常に再生できる可能性がある。
 また、HEVCのデコーダにほとんど制約がないクライアント102の場合、<V補足>に未知の文字列が含まれていても、そのコンテンツの再生を試みるという判断も考えられる。一方、サーバ101との通信帯域が4Kコンテンツの伝送には不十分な場合には、安定伝送のためにクライアント102が敢えてプロファイル識別情報DTCP2_MPEG-TS_HEVC:2K:SDR_M4AACに対応するコンテンツの提供を受けるという動作も考えられる。
 そして、図5や図6に示した書式からなるコンテンツのプロファイル識別情報が示される限り、クライアント102は、コンテンツの提供元のサービス(放送、配信など)に依らずに上記のような判定処理を実施することができる。
C.本提案に係るプロファイル識別情報を利用したシステム動作
 コンテンツ配信システム100において、コンテンツリストの提示にUPnP規格のCDS機能を利用し、且つ、コンテンツの伝送にはDTCPやDTCP2といった著作権保護技術を適用した場合のサーバ101及びクライアント102の動作については、A項で概略的に説明した。ここでは、既に解散したDLNAで規定していたMedia Format Profile IDに代えて、本明細書で提案する書式からなるプロファイル識別情報を利用する場合の、サーバ101及びクライアント102の各動作について、詳細に説明する。
 サーバ101側では、クライアントに提供可能な各コンテンツについて、それぞれのメタデータに基づいて、図5又は図6に示した書式からなるプロファイル識別情報を作成する。そして、DTCP2で保護して伝送するコンテンツのメディアフォーマットをUPnPのprotocolInfoで示す場合は、protocolInfoの第4フィールドにDTCP.COM_PN=(図5又は図6に示した書式のプロファイル識別情報) と記載する。また、サーバ101は、例えば図2に示した通信シーケンスのSEQ202において、UPnP規格のCDS機能を通じて、図5又は図6に示した書式からなるプロファイル識別情報をクライアント102に開示する。
 クライアント102側では、UPnP規格のCDS機能を通じて、図5又は図6に示した書式からなるプロファイル識別情報を、サーバ101から取得することができる。プロファイル識別情報は、プロファイル識別情報の各要素、及び要素毎の区分けを構造化して記述する書式なので、その記述内容から再生互換性を判別し易い。
 クライアント102は、コンテンツのプロファイル識別情報を参照すれば、<保護>、<コンテナ>、<Vコーデック>、<Aコーデック>のうち、記述されているものの内容がすべてサポートするものであれば、そのコンテンツを当該機器で再生できる可能性があると判断することができる。
 また、プロファイル識別情報中の<Vコーデック>要素や<Aコーデック>要素に入れ子の要素として再生可能な条件などの補足情報がさらに指定されている場合には、クライアント102は、それぞれの補足情報を参照することで、より再生可否の判定の確度を上げることができる。
 図7には、クライアント102が、サーバから取得したコンテンツのプロファイル識別情報に基づいて、そのコンテンツの再生可能性について判定するための処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理手順は、クライアント102として構成される情報処理装置の制御部401の制御下で実施されるものとする。
 図示の処理手順を実施する際、クライアント102は、自機器で再生できないことが確定されたコンテンツのプロファイル識別情報を、非対応リストに登録していることを前提とする(非対応リストは、例えば、制御部301内のメモリに記録される)。また、この処理手順は、1つのコンテンツに対する判定処理を示している。コンテンツが複数ある場合には、クライアント102は、コンテンツ毎にこの判定処理を逐次適用するものとする。
 クライアント102は、取得したプロファイル識別情報を参照すると(ステップS701)、まずこのプロファイル識別情報が非対応リストに登録済みであるかどうかをチェックする(ステップS702)。
 このプロファイル識別情報が非対応リストに登録済みである場合には(ステップS702のYes)、プロファイル識別情報で示された各要素をチェックするまでもなく、自機器でそのコンテンツを再生できないことが明らかである。そこで、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 一方、処理中のプロファイル識別情報が非対応リストに登録されていない場合には(ステップS702のNo)、このプロファイル識別情報に記載されている各要素について、クライアント102が再生できないものが含まれていないかどうかを個別にチェックする。
 処理中のプロファイル識別情報中に、<保護>要素が存在する場合、クライアント102は、その値が示す保護方式のコンテンツの復号や、求められる保護規定の遵守が可能かどうかをチェックする(ステップS703)。そして、<保護>要素の値が示す保護方式のコンテンツの復号や、求められる保護規定の遵守が可能でない場合には(ステップS703のNo)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 なお、<保護>要素は必須ではない。処理中のプロファイル識別情報中に、<保護>要素が存在しない場合には、当該コンテンツに保護のための機能は不要であり、クライアント102は<保護>要素に対応している場合(ステップS703のYes)と同様として処理する。
 また、クライアント102は、パーサ405が<コンテナ>要素の値が示すフォーマットのデータ格納形式に対応し、コンテナからVideoデータとAudioデータを正しく抽出できるかどうかをチェックする(ステップS704)。そして、<コンテナ>要素の値が示すフォーマットのデータ格納形式にパーサ405が対応していない場合には(ステップS704のNo)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 また、処理中のプロファイル識別情報中に、<Vコーデック>要素が存在する場合、クライアント102は、その値が示す方式でエンコードされたVideoデータをVideoデコーダ406でデコードできるかどうかをチェックする(ステップS705)。そして、<Vコーデック>要素の値が示す方式でエンコードされたVideoデータをVideoデコーダ406でデコードできない場合には(ステップS705のNo)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 なお、<Vコーデック>要素は必須ではない。処理中のプロファイル識別情報中に、<Vコーデック>要素が存在しない場合には、クライアント102は、該当するコンテンツにはVideoデータは含まれないものとし、<Vコーデック>要素に対応している場合(ステップS705のYes)と同様として処理する。
 また、処理中のプロファイル識別情報中に、<Aコーデック>要素が存在する場合、クライアント102は、その値が示す方式でエンコードされたAudioデータをAudioデコーダ407でデコードできるかどうかをチェックする(ステップS706)。そして、<Aコーデック>要素の値が示す方式でエンコードされたAudioデータをAudioデコーダ407でデコードできない場合には(ステップS706のNo)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 なお、<Aコーデック>要素は必須ではない。処理中のプロファイル識別情報中に、<Aコーデック>要素が存在しない場合には、クライアント102は、該当するコンテンツにはAudioデータは含まれないものとし、<Aコーデック>要素に対応している場合(ステップS706のYes)と同様として処理する。
 また、処理中のプロファイル識別情報中に、<V補足>要素が存在する場合、クライアント102は、その値が示すVideo関連の処理が、クライアント102自身が対応していないなどの理由により、当該コンテンツの再生に支障を来す情報があるかどうかをチェックする(ステップS707)。そして、<V補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す情報がある場合には(ステップS707のYes)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 なお、<V補足>要素の値が複数の補足情報からなる場合には、ステップS707では、クライアント102は個々の補足情報についてチェックを行う。
 また、処理中のプロファイル識別情報中に、<A補足>要素が存在する場合、クライアント102は、その値が示すAudio関連の処理が、クライアント102自身が対応していないなどの理由により、当該コンテンツの再生に支障を来す情報があるかどうかをチェックする(ステップS708)。そして、<A補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す情報がある場合には(ステップS708のYes)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 なお、<A補足>要素の値が複数の補足情報からなる場合には、ステップS707では、クライアント102は個々の補足情報についてチェックを行う。
 また、処理中のプロファイル識別情報中に、<その他補足>要素が存在する場合、クライアント102は、その値が示す処理が、クライアント102自身が対応していないなどの理由により、当該コンテンツの再生に支障を来す情報があるかどうかをチェックする(ステップS709)。そして、<その他補足>要素の値が示す処理が当該コンテンツの再生に支障を来す情報がある場合には(ステップS709のYes)、クライアント102は、このコンテンツは再生不可と判定して(ステップS711)、本処理を終了する。
 なお、<その他補足>要素の値が複数の補足情報からなる場合には、ステップS709では、クライアント102は個々の補足情報についてチェックを行う。
 そして、当該コンテンツのプロファイル識別情報に含まれるすべての要素にクライアント102が対応し、且つ、入れ子の要素として指定されたすべての補足情報が当該コンテンツの再生に支障を来さないと判定された場合には、クライアント102はこのコンテンツを再生できる可能性ありと判定して(ステップS710)、本処理を終了する。
 クライアント102は、UPnP規格のCDS機能を通じてサーバ101からコンテンツリストを取得する際に、コンテンツリスト中の各コンテンツのプロファイル識別情報を参照する。
 そして、クライアント102は、コンテンツリストをユーザに提示する際に、図7に示した処理手順に従って再生不可と判定されたコンテンツを非表示にしたり、再生できない、あるいは再生に失敗したことを示す形式で表示したりする。また、再生不可と判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示又は非表示にするかを、ユーザの指示に基づいて切り替えられるようにしてもよい。また、再生不可と判定されたコンテンツであっても、ユーザがユーザインターフェース部403などを通じて選択した場合には、クライアント102は、そのコンテンツの再生を試行する動作を実施するようにしてもよい。
 図8には、クライアント102が、コンテンツの再生を試行して、再生に失敗したときにそのコンテンツのプロファイル識別情報を非対応リストに登録するための処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理手順は、クライアント102として構成される情報処理装置の制御部401の制御下で実施されるものとする。
 クライアント102は、コンテンツの再生に失敗したとき(ステップS801のYes)、そのコンテンツのプロファイル識別情報を非対応リストに登録済みであるかどうかをチェックする(ステップS802)。プロファイル識別情報が既に非対応リストに登録されている場合には(ステップS802のYes)、再度の非対応リストへの登録処理は不要であり、後続の処理をすべてスキップして、本処理を終了する。
 一方、再生に失敗したコンテンツのプロファイル識別情報がまだ非対応リストに登録されていない場合には(ステップS802のNo)、クライアント102は、そのプロファイル識別情報に、<V補足>、<A補足>、<その他補足>など補足情報が含まれていないかどうかをチェックする(ステップS803)。
 プロファイル識別情報にいずれの補足情報も含まれていない場合(ステップS803のYes)、クライアント102は<保護>、<コンテナ>、<Vコーデック>、及び<Aコーデック>の各要素がそれぞれ示す値にすべて対応している場合でもそのコンテンツを再生できない場合があることを意味する。したがって、そのプロファイル識別情報だけではコンテンツの再生の可否を判定できないので、クライアント102は、後続の処理をすべてスキップして、このプロファイル識別情報の非対応リストへの登録は差し控え、本処理を終了する。
 プロファイル識別情報にいずれかの補足情報が含まれている場合(ステップS803のNo)、クライアント102は、自身にとって未知の補足情報など、再生に支障を来す可能性がある情報が存在するかどうかをさらにチェックする(ステップS804)。
 そして、再生に支障を来す可能性がある補足情報がプロファイル識別情報中に存在する場合には(ステップS804のYes)、クライアント102は、そのプロファイル識別情報を非対応リストに登録して(ステップS805)、本処理を終了する。
 また、再生に支障を来す可能性がある補足情報がプロファイル識別情報中に含まれていない場合には(ステップS804のNo)、クライアント102は、そのプロファイル識別情報を非対応リストに登録せずに、本処理を終了する。
 図8に示した処理手順の変形例として、再生に失敗したコンテンツのプロファイル識別情報を非対応リストに登録する処理を、VideoとAudioで個別に行うことも考えられる。
 図9には、再生に失敗したコンテンツのプロファイル識別情報の非対応リストへの登録をVideoとAudionで個別に実施するための処理手順をフローチャートの形式で示している。この処理手順は、クライアント102として構成される情報処理装置の制御部401の制御下で実施されるものとする。
 クライアント102は、コンテンツの再生に失敗しなかったときには(ステップS901のNo)、後続の処理をすべてスキップして、本処理を終了する。
 クライアント102は、コンテンツの再生に失敗したときには(ステップS901のYes)、Videoの再生に失敗したかどうかをさらにチェックする(ステップS902)。
 Videoの再生に失敗しなかった場合には(ステップS902のNo)、後続の処理ステップS903~S905をスキップして、クライアント102は処理ステップS906に進む。
 一方、Videoの再生に失敗したときには(ステップS902のYes)、クライアント102は、そのコンテンツのプロファイル識別情報中に、<V補足>要素が含まれるかどうかをチェックする(ステップS903)。
 プロファイル識別情報中に<V補足>要素が含まれない場合には(ステップS903のNo)、後続の処理ステップS904~S905をスキップして、クライアント102は処理ステップS906に進む。
 プロファイル識別情報中に<V補足>要素が含まれる場合には(ステップS903のYes)、クライアント102は、その<V補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す可能性がある情報があるかどうかをチェックする(ステップS904)。
 <V補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す可能性がある情報がない場合には(ステップS904のNo)、後続の処理ステップS905をスキップして、クライアント102は処理ステップS906に進む。
 <V補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す可能性がある情報がある場合には(ステップS904のYes)、クライアント102は、<Vコーデック>要素と<V補足>要素のペアを非対応リストに登録する(ステップS905)。
 続いて、クライアント102は、Audioの再生に失敗したかどうかをさらにチェックする(ステップS906)。
 Audioの再生に失敗しなかった場合には(ステップS906のNo)、後続の処理ステップS907~S909をスキップして、クライアント102は本処理を終了する。
 一方、Audioの再生に失敗したときには(ステップS906のYes)、クライアント102は、そのコンテンツのプロファイル識別情報中に、<A補足>要素が含まれるかどうかをチェックする(ステップS907)。
 プロファイル識別情報中に<A補足>要素が含まれない場合には(ステップS907のNo)、後続の処理ステップS908~S909をスキップして、クライアント102は本処理を終了する。
 プロファイル識別情報中に<A補足>要素が含まれる場合には(ステップS907のYes)、クライアント102は、その<A補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す可能性がある情報があるかどうかをチェックする(ステップS908)。
 <A補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す可能性がある情報がない場合には(ステップS908のNo)、後続の処理ステップS905をスキップして、クライアント102は本処理を終了する。
 <A補足>要素の中に当該コンテンツの再生に支障を来す可能性がある情報がある場合には(ステップS908のYes)、クライアント102は、<Aコーデック>要素と<A補足>要素のペアを非対応リストに登録して(ステップS909)、本処理を終了する。
 図9に示した処理手順に従って、プロファイル識別情報の非対応リストへの登録をVideoとAudioで個別に実施する場合、若しくは、ある要素と、その要素の区分けなどを記述する入れ子の要素のペアを非対応リスト登録する場合には、非対応リストのチェックは、プロファイル識別情報の全体一致ではなく、要素毎の部分一致に基づいて行うことになる。
 図10には、図9に示した処理手順に従って非対応リストの登録処理を実施した場合に、図7に示したフローチャート中のステップS702の非対応リストの登録確認処理で実施すべき詳細な処理手順をフローチャートの形式で示している。
 クライアント102は、まず、コンテンツのプロファイル識別情報中に、<V補足>要素が含まれるかどうかをチェックする(ステップS1001)。
 プロファイル識別情報中に<V補足>要素が含まれない場合には(ステップS1001のNo)、処理ステップS1002をスキップして、クライアント102は処理ステップS1003に進む。
 プロファイル識別情報中に<V補足>要素が含まれる場合には(ステップS1001のYes)、クライアント102は、コンテンツのプロファイル識別情報の<Vコーデック>要素と<V補足>要素のペアが非対応リストに登録済みかどうかをチェックする(ステップS1002)。
 <Vコーデック>要素と<V補足>要素のペアが非対応リストに登録済みである場合には(ステップS1002のYes)、ステップS1005に進み、クライアント102は当該プロファイル識別情報に非対応と判定して、本処理を終了する。
 一方、<Vコーデック>要素と<V補足>要素のペアが非対応リストに登録されていない場合には(ステップS1002のNo)、クライアント102は、続いて、コンテンツのプロファイル識別情報中に、<A補足>要素が含まれるかどうかをチェックする(ステップS1003)。
 プロファイル識別情報中に<A補足>要素が含まれない場合には(ステップS1003のNo)、処理ステップS1004をスキップして、クライアント102は本処理を終了する。
 プロファイル識別情報中に<A補足>要素が含まれる場合には(ステップS1003のYes)、クライアント102は、コンテンツのプロファイル識別情報の<Aコーデック>要素と<A補足>要素のペアが非対応リストに登録済みかどうかをチェックする(ステップS1004)。
 <Aコーデック>要素と<A補足>要素のペアが非対応リストに登録されていない場合には(ステップS1004のNo)、クライアント102は、ステップS1005をスキップして、本処理を終了する。
 一方、<Aコーデック>要素と<A補足>要素のペアが非対応リストに登録済みである場合には(ステップS1004のYes)、ステップS1005に進み、クライアント102は当該プロファイル識別情報に非対応と判定して、本処理を終了する。
D.本提案に係るプロファイル識別情報による効果
 DLNAが解散したことで、コンテンツの素性を表すMedia Format Profile IDの標準化を行う場がなくなった。このため、今後利用が進みつつある4Kや8Kのコンテンツ、HDRコンテンツ、それをDTCP2で保護したものについて、Media Format Profile IDでコンテンツの素性を表すことができなくなる。コンテンツの素性を表すプロファイル識別情報を各種サービスが独自に規定することが考えられるが、そうなるとクライアントは、サービス毎のプロファイル識別情報に個別対応しないと互換性が確保できなくなる。
 これに対し、本明細書では、特定のサービスによらず、クライアントがコンテンツの素性を把握し易くなるようなプロファイル識別情報の書式について提案した。例えば、DTCP2の仕様書で、DTCP2でコンテンツを保護する場合のProfileIDの書式として、本明細書で提案する書式を規定すれば、少なくともDTCP2が適用されるコンテンツについてはサービス毎に独自のプロファイル識別情報が乱立するのを防ぐことにつながる。
 また、クライアントは、本明細書で提案する書式からなるプロファイル識別情報で示される各要素(保護、コンテナ、Videoコーデック、Audioコーデック)に対応しているかどうかをチェックすることによって、そのプロファイル識別情報に対応するコンテンツの再生可能性を判定することができる。さらに、クライアントは、少なくとも一部の要素の入れ子の要素として示される補足情報への対応の有無をチェックすることによって、対応するコンテンツの再生可能性を高い精度で見極めることができる。
 さらに、サーバが特定のコンテンツを複数の形式で提供できる場合には、クライアントは、形式毎に規定されたコンテンツのプロファイル識別情報に基づいて、再生品質や接続安定度など優先したいことに応じて最適なコンテンツを選択することも可能になる。
 以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明してきた。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
 本明細書で提案する、コンテンツのプロファイル識別情報の書式は、既に解散したDLNAで規定していたMedia Format Profile IDに置き換えて、コンテンツ配信などに利用することができる。もちろん、DLNAには限定されず、デジタルコンテンツを扱うさまざまなサービスに、本明細書で提案するプロファイル識別情報の書式を適用することができる。
 要するに、例示という形態により本明細書で開示する技術について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本明細書で開示する技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
 なお、本明細書の開示の技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶する記憶部と、
 前記プロファイル識別情報を他の機器に送信する送信部と、
を具備する情報処理装置。
(1-1)各プロファイル要素は、プロファイル要素を識別可能な1文字又は短い文字列からなる接頭語を含む、
上記(1)に記載の情報処理装置。
(2)前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素を少なくとも含む、
上記(1)に記載の情報処理装置。
(2-1)コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素は、当該コンテンツがMPEG- TS、MP4、JPEG、MMT-TLVを含むいずれのコンテナフォーマットであるかを示すプロファイル要素を含む、
上記(2)に記載の情報処理装置。
(3)前記プロファイル識別情報は、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素と、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含む、
上記(1)又は(2)のいずれかに記載の情報処理装置。
(3-1)コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素は、当該コンテンツにDTCP又はDTCP2が適用されるか否かを示す、
上記(3)に記載の情報処理装置。
(4)前記プロファイル識別情報は、Videoのエンコード形式に関するプロファイル要素と、Audioのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含む、
上記(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記複数のプロファイル要素のうち少なくとも1つは、入れ子のプロファイル要素を内包する、
上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を入れ子のプロファイル要素に記述する、
上記(5)に記載の情報処理装置。
(7)コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素は、そのエンコード形式の区分けを記述する入れ子のプロファイル要素を内包する、
上記(6)に記載の情報処理装置。
(7-1)Videoのエンコード形式に関するプロファイル要素は、コーデックプロファイルと解像度のうち少なくとも1つを記述する入れ子のプロファイル要素を内包する、
上記(7)に記載の情報処理装置。
(8)前記記憶部は、protocolInfo情報の第4フィールド内のVendor Specific Fieldに前記プロファイル識別情報を記憶する、
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)前記送信部は、UPnP規格のCDSに則って、前記他の機器に前記プロファイル識別情報を送信する、
上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶部に記憶するステップと、
 前記プロファイル識別情報を他の機器に送信するステップと、
を有する情報処理方法。
(11)コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得する取得部と、
 プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理する処理部と、
を具備する情報処理装置。
(11-1)前記取得部は、UPnP規格のCDSに則って、前記他の機器から前記プロファイル識別情報を取得する、
上記(11)に記載の情報処理装置。
(12)前記プロファイル識別情報に含まれる各プロファイル要素が表す情報に基づいて、前記処理部による当該コンテンツの処理可能性を判定する、
上記(11)に記載の情報処理装置。
(13)前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素を少なくとも含み、
 前記処理部が備えるパーサは前記プロファイル要素が示すコンテナフォーマットに対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
上記(12)に記載の情報処理装置。
(14)前記プロファイル識別情報は、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素と、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含み、
 前記処理部は保護方式に関するプロファイル要素が示す保護方式に対応し、又は前記処理部が備えるデコーダはエンコード形式に関するプロファイル要素が示すエンコード形式に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
上記(12)又は(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)前記プロファイル識別情報は、Videoのエンコード形式に関するプロファイル要素と、Audioのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含み、
 前記処理部が備えるVideoデコーダはVideoのエンコード形式に関するプロファイル要素が示すVideoのエンコード形式に対応し、又は前記処理部が備えるAudioデコーダはAudioのエンコード形式に関するプロファイル識別情報が示すAudioのエンコード形式に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
上記(12)乃至(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
(16)前記複数のプロファイル要素のうち少なくとも1つは、プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包し、
 前記処理部はプロファイル要素が表すコンテンツのプロファイルに対応し、且つ入れ子のプロファイル要素が表すプロファイル要素の区分け又はその他の補足情報に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
上記(12)乃至(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17)コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素は、そのエンコード形式の区分け又は補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包し、
 前記処理部が備えるデコーダはエンコード形式に関するプロファイル要素が示すエンコード形式に対応し、且つ、入れ子のプロファイル要素が示すエンコード形式の区分け又は補足情報にも対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
上記(12)乃至(16)のいずれかに記載の情報処理装置。
(18)非対応と判定されたプロファイル識別情報を登録する非対応リストを備え、
 非対応リストに登録されたプロファイル識別情報を持つコンテンツを前記処理部は処理できないと判定する、
上記(11)乃至(17)のいずれかに記載の情報処理装置。
(19)前記処理部がコンテンツの処理に失敗した原因となるプロファイル要素及びその入れ子のプロファイル要素をペアにして前記非対応リストに登録し、
 前記非対応リストに登録されたプロファイル要素及びその入れ子のプロファイル要素のペアを含むプロファイル識別情報を持つコンテンツを前記処理部は処理できないと判定する、
上記(18)に記載の情報処理装置。
(20)コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得するステップと、
 プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理するステップと、
を有する情報処理方法。
(21)コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶する記憶部、
 前記プロファイル識別情報を他の機器に送信する送信部、
としてコンピュータを機能させるようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラム。
(22)コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得する取得部、
 プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理する処理部、
としてコンピュータを機能させるようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータプログラム。
 100…コンテンツ配信システム
 101…サーバ、102…クライアント
 301…制御部、302…コンテンツ取得部
 303…コンテンツ送信部、304…通信部
 401…制御部、402…通信部
 403…ユーザインターフェース部、404…コンテンツ受信部
 405…パーサ、406…Videoデコーダ
 407…Audioデコーダ、408…出力部

Claims (20)

  1.  コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶する記憶部と、
     前記プロファイル識別情報を他の機器に送信する送信部と、
    を具備する情報処理装置。
  2.  前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素を少なくとも含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3.  前記プロファイル識別情報は、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素と、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4.  前記プロファイル識別情報は、Videoのエンコード形式に関するプロファイル要素と、Audioのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含む、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5.  前記複数のプロファイル要素のうち少なくとも1つは、入れ子のプロファイル要素を内包する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6.  プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を入れ子のプロファイル要素に記述する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7.  コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素は、そのエンコード形式の区分けを記述する入れ子のプロファイル要素を内包する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8.  前記記憶部は、protocolInfo情報の第4フィールド内のVendor Specific Fieldに前記プロファイル識別情報を記憶する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9.  前記送信部は、UPnP(Universal Plug and Play)規格のCDS(Content Directory Service)に則って、前記他の機器に前記プロファイル識別情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10.  コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を記憶部に記憶するステップと、
     前記プロファイル識別情報を他の機器に送信するステップと、
    を有する情報処理方法。
  11.  コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得する取得部と、
     プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理する処理部と、
    を具備する情報処理装置。
  12.  前記プロファイル識別情報に含まれる各プロファイル要素が表す情報に基づいて、前記処理部による当該コンテンツの処理可能性を判定する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13.  前記プロファイル識別情報は、コンテンツのコンテナフォーマットに関するプロファイル要素を少なくとも含み、
     前記処理部が備えるパーサは前記プロファイル要素が示すコンテナフォーマットに対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14.  前記プロファイル識別情報は、コンテンツに適用される保護方式に関するプロファイル要素と、コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含み、
     前記処理部は保護方式に関するプロファイル要素が示す保護方式に対応し、又は前記処理部が備えるデコーダはエンコード形式に関するプロファイル要素が示すエンコード形式に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  15.  前記プロファイル識別情報は、Videoのエンコード形式に関するプロファイル要素と、Audioのエンコード形式に関するプロファイル要素のうち少なくとも1つを含み、
     前記処理部が備えるVideoデコーダはVideoのエンコード形式に関するプロファイル要素が示すVideoのエンコード形式に対応し、又は前記処理部が備えるAudioデコーダはAudioのエンコード形式に関するプロファイル識別情報が示すAudioのエンコード形式に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  16.  前記複数のプロファイル要素のうち少なくとも1つは、プロファイル要素の区分け又はその他の補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包し、
     前記処理部はプロファイル要素が表すコンテンツのプロファイルに対応し、且つ入れ子のプロファイル要素が表すプロファイル要素の区分け又はその他の補足情報に対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  17.  コンテンツのエンコード形式に関するプロファイル要素は、そのエンコード形式の区分け又は補足情報を記述する入れ子のプロファイル要素を内包し、
     前記処理部が備えるデコーダはエンコード形式に関するプロファイル要素が示すエンコード形式に対応し、且つ、入れ子のプロファイル要素が示すエンコード形式の区分け又は補足情報にも対応しているかどうかに基づいて当該コンテンツの処理可能性を判定する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  18.  非対応と判定されたプロファイル識別情報を登録する非対応リストを備え、
     非対応リストに登録されたプロファイル識別情報を持つコンテンツを前記処理部は処理できないと判定する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  19.  前記処理部がコンテンツの処理に失敗した原因となるプロファイル要素及びその入れ子のプロファイル要素をペアにして前記非対応リストに登録し、
     前記非対応リストに登録されたプロファイル要素及びその入れ子のプロファイル要素のペアを含むプロファイル識別情報を持つコンテンツを前記処理部は処理できないと判定する、
    請求項18に記載の情報処理装置。
  20.  コンテンツに関する複数のプロファイル要素を表す情報を連結したプロファイル識別情報を取得するステップと、
     プロファイル識別情報に基づいてコンテンツを処理するステップと、
    を有する情報処理方法。
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