WO2019220490A1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

室内熱交換器と、室内ファンと、室内熱交換器と室内ファンとの間に配置され、室内ファンを清掃するファン清掃部(51)と、ファン清掃部(51)の基端部(51a)を中空部(50b)で支持する軸状の支持部(50)とを備えている。少なくともファン清掃部(51)の運転停止の際には、支持部(50)の中空部(50b)内のファン清掃部(51)の基端部(51a)を少なくとも下側で支持している面(50f)は傾斜している。

Description

空気調和機
 本発明は、空気調和機に関する。
 本技術分野の背景技術として、特開2007-71210号公報(特許4046755号の公開公報)(特許文献1)がある。この公報には、「流体送り装置のファンケーシング部にファンに付着する塵埃を除去するための可動式のファン清掃装置が設置されている」と記載されている(要約参照)。
特開2007-71210号公報
 前記特許文献1の技術では、ファン清掃装置と当該ファン清掃装置を制御する制御装置とを備えている。そして、調和空気を室内に吹出す通常運転モードと、ファンを低速で回転させるとともにファン清掃装置を可動するファン清掃運転モードを有し、ファン清掃装置は先端にファン清掃部を備え、ファン掃除運転モード時にはファン清掃部を退避させる位置に可動する。
 しかしながら、ファン清掃装置がファン清掃部(ブラシ等)とその支持部とを備える構成において、ファン清掃装置は室内機の内部に配置されるため、ファン清掃装置自身にも結露が生じる。特に、ファン清掃装置が室内熱交換器の周辺に配置される場合は結露が生じやすい。そして、ファン清掃装置が結露した状態が長期に継続すると、ファン清掃装置にカビや錆が発生する要因となる。特に、ファン清掃部と支持部とが接触する部分は風が通りにくく、乾燥させることが困難である。その対策として、防カビ材等を使用してもよいが、製造コストやランニングコストの上昇の要因となる。
 そこで、本発明は、ファン清掃装置のカビや錆等の発生を抑制することができる空気調和機を提供することを課題とする。
 上記課題を解決するため、本発明の一形態の空気調和機は、室内熱交換器と、室内ファンと、前記室内ファンを清掃するファン清掃部と、前記ファン清掃部の基端部を内部で支持する支持部とを備え、前記ファン清掃部の運転停止時に、前記支持部内の前記ファン清掃部の基端部を下側で支持している面は傾斜している。
 本発明によれば、ファン清掃装置のカビや錆等の発生を抑制することができる空気調和機を提供することができる。
 上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1に係る空気調和機の冷媒回路の系統図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機の室内機の横断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機の室内機の一部を切り欠いた斜視図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機の制御系を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機のファン清掃装置を径方向に切断した状態の横断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機のファン清掃装置を径方向に切断した状態の正面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機のファン清掃装置の横断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機のファン清掃装置の横断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機のファン清掃装置と室内ファンとの接触状態を示す横断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機の制御部が実行する処理のフローチャートである。 本発明の実施例1に係る空気調和機の室内ファンの清掃中の状態を示す横断面図である。 本発明の実施例1に係る空気調和機の室内熱交換器の解凍中の状態を示す横断面図である。 本発明の実施例2に係る空気調和機のファン清掃装置の横断面図である。 本発明の実施例の変形例に係る空気調和機の室内機の横断面図である。 本発明の実施例の別の変形例に係る空気調和機が備える室内ファン及びファン清掃装置の模式的な斜視図である。
 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。以下で、上下方向をいうときは、図面中で適宜図示した矢印に従う。また、前後方向を矢印で示すときには、その前後方向は水平方向である。
 図1は、本実施例に係る空気調和機100の冷媒回路Qの系統図である。なお、図1の実線矢印は、暖房運転時における冷媒の流れを示している。また、図1の破線矢印は、冷房運転時における冷媒の流れを示している。
 図1に示すように、空気調和機100は、圧縮機11と、室外熱交換器12と、室外ファン13と、膨張弁14と、を備えている。また、空気調和機100は、前記した構成の他に、室内熱交換器15と、室内ファン16と、四方弁17と、を備えている。
 圧縮機11は、圧縮機モータ11aの駆動によって、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する機器である。
 室外熱交換器12は、その伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室外ファン13から送り込まれる外気との間で熱交換を行う熱交換器である。
 室外ファン13は、室外ファンモータ13aの駆動によって、室外熱交換器12に外気を送り込むファンであり、室外熱交換器12の近傍に設置されている。
 膨張弁14は、「凝縮器」(空調運転の種類に応じて室外熱交換器12及び室内熱交換器15の一方)で凝縮した冷媒を減圧する弁である。なお、膨張弁14において減圧された冷媒は、「蒸発器」(空調運転の種類に応じて室外熱交換器12及び室内熱交換器15の他方)に導かれる。
 室内熱交換器15は、その伝熱管g(図2参照)を通流する冷媒と、室内ファン16から送り込まれる室内空気(空調対象空間の空気)との間で熱交換を行う熱交換器である。
 室内ファン16は、室内ファンモータ16c(図4参照)の駆動によって、室内熱交換器15に室内空気を送り込むファンであり、室内熱交換器15の近傍に設置されている。より詳しく説明すると、室内ファン16が正回転している場合の空気の流れにおいて、室内ファン16は室内熱交換器15の下流側に設置されている。
 四方弁17は、空気調和機100の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。例えば、冷房運転時(図1の破線矢印を参照)には、圧縮機11、室外熱交換器12(凝縮器)、膨張弁14、及び室内熱交換器15(蒸発器)が、四方弁17を介して環状に順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
 一方、暖房運転時(図1の実線矢印を参照)には、圧縮機11、室内熱交換器15(凝縮器)、膨張弁14、及び室外熱交換器12(蒸発器)が、四方弁17を介して環状に順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
 なお、図1に示す例では、圧縮機11、室外熱交換器12、室外ファン13、膨張弁14、及び四方弁17が、室外機Uoに設置されている。一方、室内熱交換器15及び室内ファン16は、室内機Uiに設置されている。
 図2は、室内機Uiの横断面図である。なお、図2では、ファン清掃装置24による室内ファン16の清掃が行われていない状態を図示している。室内機Uiは、前記した室内熱交換器15や室内ファン16の他に、露受皿18と、筐体ベース19と、フィルタ20a,20bと、前面パネル21と、左右風向板22と、上下風向板23と、ファン清掃装置24とを備えている。
 室内熱交換器15は、複数枚のフィンfと、それらのフィンfを貫通する複数本の伝熱管gとを有している。また、別の観点から説明すると、室内熱交換器15は、前側室内熱交換器15aと、後側室内熱交換器15bとを有している。前側室内熱交換器15aは、室内ファン16の前側(室内側)に配置されている。一方、後側室内熱交換器15bは、室内ファン16の後側(壁側)に配置されている。そして、前側室内熱交換器15aの上端部と、後側室内熱交換器15bの上端部とが接続されている。
 露受皿18は、室内熱交換器15の凝縮水を受けるものであり、室内熱交換器15(図2に示す例では、前側室内熱交換器15a)の下方に配置されている。
 室内ファン16は、例えば、円筒状のクロスフローファンであり、室内熱交換器15の付近に配置されている。室内ファン16は、複数のファンブレード16aと、これらのファンブレード16aが設置される仕切板16bと、駆動源である室内ファンモータ16c(図4参照)とを備えている。
 なお、室内ファン16は、親水性のコーティング剤でコーティングされていることが好ましい。このようなコーティング材として、例えば、親水性材料であるイソプロピルアルコール分散シリカゾルに、バインダー(加水分解性基を有するケイ素化合物)、ブタノール、テトラヒドロフラン、及び抗菌剤を添加したものを用いてもよい。
 これによって、室内ファン16の表面に親水性膜が形成されるため、室内ファン16の表面の電気抵抗値が小さくなり、室内ファン16に塵埃が付着しにくくなる。つまり、室内ファン16の駆動中、空気との摩擦に伴う静電気が室内ファン16の表面に生じにくくなるため、室内ファン16への塵埃の付着を抑制できる。このように、前記したコーティング剤は、室内ファン16の帯電防止剤としても機能する。
 図2に示す筐体ベース19は、室内熱交換器15や室内ファン16等の機器が設置される筐体である。
 フィルタ20aは、前側の空気吸込口h1に向かう空気から塵埃を除去するものであり、室内熱交換器15の前側に設置されている。
 フィルタ20bは、上側の空気吸込口h2に向かう空気から塵埃を除去するものであり、室内熱交換器15の上側に設置されている。
 前面パネル21は、前側のフィルタ20aを覆うように設置されるパネルであり、下端に回転軸(図示せず)が設けられていて前側に回動可能になっている。なお、前面パネル21が回動しない構成であってもよい。
 左右風向板22は、室内ファン16の回転に伴って室内に吹き出される空気の左右方向の流れを調整する板状部材である。左右風向板22は、吹出風路h3に配置され、左右風向板用モータ25(図5参照)によって左右方向に回動するようになっている。
 上下風向板23は、室内ファン16の回転に伴って室内に吹き出される空気の上下方向の流れを調整する板状部材である。上下風向板23は、空気吹出口h4の近傍に配置され、上下風向板用モータ26(図5参照)によって上下方向に回動するようになっている。
 空気吸込口h1,h2を介して吸い込まれた空気は、室内熱交換器15の伝熱管gを通流する冷媒と熱交換し、熱交換した空気が吹出風路h3に導かれる。この吹出風路h3を通流する空気は、左右風向板22及び上下風向板23によって所定方向に導かれ、さらに、空気吹出口h4を介して室内に吹き出される。
 なお、空気の流れに伴って空気吸込口h1,h2に向かう塵埃の多くは、フィルタ20a,20bで捕集される。しかしながら、細かい塵埃がフィルタ20a,20bを通り抜けて、室内熱交換器15や室内ファン16に付着することがある。したがって、室内熱交換器15や室内ファン16を定期的に清掃することが望ましい。そこで、本実施例では、以下に説明するファン清掃装置24を用いて室内ファン16を清掃した後、室内熱交換器15を水で洗い流すようにしている。
 図2に示すファン清掃装置24は、室内ファン16を清掃するものであり、室内熱交換器15と室内ファン16との間に配置されている。より詳しく説明すると、縦断面視で<字状を呈する前側室内熱交換器15aの凹部rよりも室内ファン16側の位置に、ファン清掃装置24が配置されている。図2に示す例では、ファン清掃装置24の下方に、室内熱交換器15(前側室内熱交換器15aの下部)が存在するとともに、露受皿18が存在している。
 図3は、室内機Uiの一部を切り欠いた斜視図である。ファン清掃装置24は、図3に示す支持部50及びファン清掃部51の他に、ファン清掃用モータ24c(図4参照)を備えている。支持部50は、室内ファン16の軸方向に平行な軸状の部材であり、その両端は筐体ベース19に軸支されている(図示せず)。
 ファン清掃部51は、ファンブレード16aに付着した塵埃を除去するものであり、支持部50に基端部が支持されている。ファン清掃部51は、ブラシや、ゴム製で可撓性のブレード等で構成することができる。すなわち、ファン清掃部51は、ファンブレード16aに付着した塵埃を掻き落とすことができる部材であれば様々な部材を用いてよい。
 ファン清掃用モータ24c(図4参照)は、例えば、ステッピングモータであり、支持部50を所定角度だけ回転させる機能を有している。
 ファン清掃装置24によって室内ファン16を清掃する際には、室内ファン16にファン清掃部51が接触するように(図10A参照)、ファン清掃用モータ24c(図4参照)が駆動されるとともに、室内ファン16が逆回転される。そして、ファン清掃装置24による室内ファン16の清掃が終了すると、ファン清掃用モータ24cが再び駆動されてファン清掃部51が回動し、室内ファン16からファン清掃部51が離間した状態になる(図2参照)。
 図4は、空気調和機100の制御系を示す機能ブロック図である。図4に示す室内機Uiは、前記した構成の他に、リモコン送受信部27と、室内制御回路31と、を備えている。
 リモコン送受信部27は、リモコン40との間で所定の情報をやり取りする。
 室内制御回路31は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成されている。そして、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。
 図4に示すように、室内制御回路31は、記憶部31aと、室内制御部31bと、を備えている。
 記憶部31aには、所定のプログラムの他、リモコン送受信部27を介して受信したデータや、各種センサ(図示せず)の検出値等が記憶される。
 室内制御部31bは、記憶部31aに記憶されたデータに基づいて、ファン清掃用モータ24c、室内ファンモータ16c、左右風向板用モータ25、上下風向板用モータ26等を制御する。
 室外機Uoは、前記した構成の他に、室外制御回路32を備えている。室外制御回路32は、図示はしないが、CPU、ROM、RAM、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成され、通信線を介して室内制御回路31に接続されている。図4に示すように、室外制御回路32は、記憶部32aと、室外制御部32bとを備えている。
 記憶部32aには、所定のプログラムの他、室内制御回路31から受信したデータ等が記憶される。室外制御部32bは、記憶部32aに記憶されたデータに基づいて、圧縮機モータ11a、室外ファンモータ13a、膨張弁14等を制御する。以下では、室内制御回路31及び室外制御回路32を一括して「制御部30」という。
 ところで、前記特許文献1の技術では、ファン清掃装置と当該ファン清掃装置を制御する制御装置とを備えている。そして、調和空気を室内に吹出す通常運転モードと、ファンを低速で回転させるとともにファン清掃装置を可動するファン清掃運転モードを有し、ファン清掃装置は先端にファン清掃部を備え、ファン掃除運転モード時にはファン清掃部を退避させる位置に可動する。
 しかしながら、ファン清掃装置がファン清掃部(ブラシ等)とその支持部とを備える構成において、ファン清掃装置は室内機の内部に配置されるため、ファン清掃装置自身にも結露が生じる。特に、ファン清掃装置が室内熱交換器の周辺に配置される場合は結露が生じやすい。そして、ファン清掃装置が結露した状態が長期に継続すると、ファン清掃装置にカビや錆が発生する要因となる。特に、ファン清掃部と支持部とが接触する部分は風が通りにくく、乾燥させることが困難である。その対策として、防カビ材等を使用してもよいが、空気調和機の製造コストやランニングコストの上昇の要因となる。
 そこで、以下では、係る不具合に対策を施したファン清掃装置24を中心に説明する。
 図5Aは、ファン清掃装置24を径方向に切断した状態の横断面図、図5Bは、同正面図である。図5A、図5Bの状態は、室内ファン16の清掃時以外のときの状態を示している。本実施例では、室内ファン16の清掃時以外では、図2、図3にも示すように、ファン清掃部51の先端部51bの先が略鉛直下方を向くようにしている。具体的には、室内ファン16の清掃時以外(通常の空調運転中も含む)では、ファン清掃部51の先端が略鉛直下方を向いた状態で、室内ファン16から離間している。
 ただし、本発明は、室内ファン16の清掃時以外に、ファン清掃部51の先端が鉛直下方を向くことに限定されない。図6は、ファン清掃装置24の横断面図である。すなわち、図6に例示するように、ファン清掃部51の長手方向が鉛直上下方向と鋭角をなすように位置していてもよい。この場合、ファン清掃部51の先端側が前側室内熱交換器15a側に寄っていても、室内ファン16側に寄っていてもよい。以下では、室内ファン16の清掃時以外では、ファン清掃部51の先端が略鉛直下方を向いた状態で、室内ファン16から離間しているとして説明する。
 図5A、図5Bに示すように、ファン清掃装置24は、ファン清掃部51及び支持部50を備えている。支持部50は、長尺の軸状部材であり(図3)、ファン清掃部51の運転停止の際(図5A、図5Bの状態)に支持部50の下部となる位置に支持部50の軸方向に延びる長孔50aが形成されている。この長孔50aは支持部50の軸芯部分に達し、当該軸芯部分では、図5A、図5Bにおいて左右方向に拡がって長孔50aに接続した中空部50bが形成されている。
 ファン清掃部51は、ブラシや、ゴム製で可撓性のブレード等で構成することができる。すなわち、ファン清掃部51は、ファンブレード16aに付着した塵埃を掻き落とすことができる部材であれば様々な部材を用いてよい。ファン清掃部51は、図5A、図5Bの状態では、その基端部51aが左右に張り出している。そして、この左右に張り出した基端部51aは、中空部50bと嵌合し、ファン清掃部51の先端側51bは、長孔50aを出口として支持部50の外に飛び出している。支持部50の中空部50bは長孔50aより図5の状態で左右に拡がっていて、ファン清掃部51の基端部51aも左右に張り出しているので、ファン清掃部51の基端部51aは支持部50の中空部50bに係合し、支持部50からのファン清掃部51の抜け止めがなされる。
 なお、ファン清掃部51の基端部51aは支持部50の中空部50bと嵌合していて、この両者は接着、溶着などの手段により接合されてはいない。その理由は、ファン清掃部51が経年劣化などによって交換する必要が生じたときには、ファン清掃部51だけを支持部50から取り外せるようにするためである。ファン清掃部51と支持部50とが接合していると、ファン清掃部51の交換の際に支持部50ごと空気調和機100の筐体ベース19から取り外さなければならない。支持部50は所定の構造により、その両端が筐体ベース19に軸支されている。よって、ファン清掃部51を支持部50ごと交換するのは困難が伴う。また、ファン清掃部51だけを交換して支持部50を生かせば、ユーザにとって部品交換コストの節減にもなる。
 また、少なくともファン清掃部51の運転停止の際(図5A、図5Bの状態)には、支持部50内の中空部50bでファン清掃部51の基端部51aを少なくとも下側で支持している面50fは傾斜している面である。より具体的には、面51fは支持部50からのファン清掃部51の出口である長孔50aに向かって下り傾斜している。
 さらに、少なくともファン清掃部51の運転停止の際(図5A、図5Bの状態)には、支持部50内のファン清掃部51の基端部51aの外面51d側からファン清掃部51の出口である長孔50aに向かって水を流す方向に傾斜している。また、当該外面51dの周囲に位置する支持部50の内面50c(中空部50bの内周面)も内面50c側からファン清掃部51の出口である長孔50aに向かって水を流す方向に傾斜している。
 すなわち、ファン清掃部51の基端部51aの外面51dにおいて、基端部51a左右の面は略垂直方向の面であり、ファン清掃部51の長孔50aを挿通している面も略垂直方向の面である。さらに、基端部51aの上面も、図5A、図5Bの例では左側から右側にやや下り傾斜していて水平面ではない(右側から左側に下り傾斜していてもよい)。同様に、支持部50の内面50c(中空部50bの内周面等)において、中空部50bの左右の面は略垂直方向の面であり、長孔50aの内面も略垂直方向の面である。さらに、内面50cの上面も左側から右側にやや下り傾斜していて水平面ではない(右側から左側に下り傾斜していてもよい)。なお、図6以下の図面で図5A、図5Bと同様のファン清掃装置24を図示するときは、図5A、図5Bのような状態にあるときに、基端部51aの上面及び内面50cの上面は、略水平面として図示する。すなわち、これらの面は必ずしも水平面でなくともよい。
 支持部50の外面50dは、少なくともファン清掃装置24の運転停止の際(図5の状態)には傾斜している。具体的には、図5A、図5Bの例では、支持部50の外面50dは、その径方向断面の外形形状が略円形である。そのため、外面50dには水平な面が存在しない。
 支持部50は、ファン清掃部51の基端部51aを支持している内部の中空部50bと外部とを連通している貫通孔50eをファン清掃部51の出口である長孔50aとは別に備えている。この貫通孔50eは、支持部50のどこに貫通していてもよい。図5A、図5Bの例では、長孔50aの両側に2列、複数個の貫通孔50eが所定間隔を空けて支持部50の長手方向に並んでいる。この貫通孔50eは、図5A、図5Bの状態で、ファン清掃部51の基端部51aを支持している中空部50bから外部に向けて下り傾斜している。なお、この場合に、中空部50b内の下方の内面は、各貫通孔50eに向けて下り傾斜していることが望ましい。
 図7は、ファン清掃装置24の横断面図である。ファン清掃装置24において、ファン清掃部51の支持部50内に収容されている部分の長さaよりも収容されていない部分の長さbの方が長くなっている。
 図8は、ファン清掃装置24と室内ファン16との接触状態を示す横断面図である。図8は、ファン清掃部51で室内ファン16の清掃を行う際の状態を示している。この場合、ファン清掃部51の先端側51bのうち室内ファン16とラップする部分の長さαは、支持部50の中空部50bにおけるファン清掃部51の基端部51aと中空部50bの長孔50a側との間のギャップ長さβよりも長い。
 次に、空気調和機100の作用効果について説明する。
 図9は、制御部30が実行する処理のフローチャートである(適宜、図2を参照)。なお、図9の「START」時には空調運転が行われておらず、また、ファン清掃部51の先端側51bが略鉛直下方を向いた状態(図5、図2、図3に示す状態)にあるものとする。
 図9のステップS101において制御部30は、ファン清掃装置24によって、室内ファン16を清掃する。なお、室内ファン16の清掃を開始するトリガとして、例えば、前回清掃時からの空調運転の積算時間が所定時間に達するという条件が挙げられる。
 図10Aは、室内ファン16の清掃中の状態を示す横断面図である。なお、図10Aでは、室内熱交換器15、室内ファン16、及び露受皿18を図示し、他の部材については図示を省略している。
 制御部30は、ファン清掃部51を室内ファン16に接触させ、通常の空調運転時とは逆向きに室内ファン16を回転(逆回転)させる。
 つまり、制御部30は、ファン清掃部51の先端が鉛直下方を向いた状態(図5、図2、図3参照)から、支持部50を中心に約90°回動させ、ファン清掃部51の先端が室内ファン16に臨むようにする(図10A参照)。これによって、室内ファン16のファンブレード16aにファン清掃部51が接触する。
 なお、図10Aの例では、一点鎖線Lで示すように、ファン清掃部51が室内ファン16に接触した状態での接触位置Kの下方に、室内熱交換器15(前側室内熱交換器15a)が存在するとともに、露受皿18も存在している。
 室内ファン16は逆回転しているため、ファンブレード16aの移動に伴ってファン清掃部51の先端がたわみ、ファンブレード16aの背面をなでるようにファン清掃部51が押し付けられる。そして、ファンブレード16aの外側端部(径方向の端部)に溜まった塵埃が、ファン清掃部51によって除去される。
 本実施例では、前記したように、ファンブレード16aにファン清掃部51を接触させ、室内ファン16を逆回転させるようにしている。これによって、ファンブレード16aの背面の外側端部にファン清掃部51が接触し、ファンブレード16aの腹・背面の両方の外側端部に溜まった塵埃が、一体となって除去される。
 ここで、一般的に室内熱交換器15の下流側に室内ファン16が設置されているため、室内機Uiの内部は、空気吹出口h4からユーザがお手入れするのに困難な構造である(図2)。冷房運転や除湿運転において、室内ファン16の周囲は高湿の状態が続くとともに、条件によっては室内ファン16の表面温度が周囲空気の露点温度を下回る場合がある。そうすると、室内ファン16表面に結露が生じて、その結露によって周囲の塵埃が付着し、堆積した塵埃にカビが存在するとカビの成長を促してしまい、室内ファン16のクリーン性が低下するとともに、カビの菌糸が塵埃の付着を助長してしまう恐れがある。さらに、室内ファン16の周囲に位置する支持部50及びファン清掃部51でも結露が生じて、カビや錆が発生するおそれがある。
 そこで、本実施例では、図5等に示すように、支持部50内の中空部50bでファン清掃部51の基端部51aを少なくとも下側で支持している面50fは傾斜面としている。より具体的には、面51fは支持部50からのファン清掃部51の出口である長孔50aに向かって下り傾斜している。従って、中空部50bに滞留する水分の長孔50aからの排出を促進し、中空部50bや基端部51a等に付着する水分を低減させて、カビの発生や塵埃の付着の問題を抑制することができる。また、支持部50が金属で形成されている場合の錆の発生も抑制することができる。
 また、支持部50内のファン清掃部51における基端部51aの外面51d及び当該外面51dの周囲に位置する支持部50の内面50c(中空部50bの内周面)は支持部50からファン清掃部51の出口である長孔50aに向かって水を流す方向に傾斜している。少なくともファン清掃部51の運転停止の際(図5の状態)には、かかる状態となる。よって、中空部50b、長孔50a、基端部51aに付着する水分を低減させて、カビの発生や塵埃の付着の問題を抑制することができる。また、支持部50が金属で形成されている場合の錆の発生も抑制することができる。
 さらに、支持部50の外面50dは、少なくともファン清掃装置24の運転停止の際(図5A、図5Bの状態)には傾斜している。具体的には、図5A、図5Bの例では、支持部50の外面50dは、その径方向断面の外形形状が略円形である。そのため、支持部50の外面50dに付着する結露を流出し易くすることができる。よって、ファン清掃装置24のカビの発生や塵埃の付着の問題を抑制することができる。また、支持部50が金属で形成されている場合の錆の発生も抑制することができる。また、径方向断面の外形形状が略円形であると、外形形状が複雑な場合に比べて、支持部50が室内ファン16によって発生する空気の流れを阻害しにくくすることができる。
 その上、支持部50は、ファン清掃部51の基端部51aを支持している内部の中空部50bと支持部50の外部とを連通している貫通孔50eを、ファン清掃部51の出口である長孔50aとは別に備えている。よって、中空部50b内の水分を貫通孔50eから排出し易くすることができる。
 この場合、貫通孔50eは少なくともファン清掃装置24の運転停止の際(図5の状態)に水平面よりも上側に向かって開口していてもよい。この場合でも中空部50b内の水分は蒸気となって排出されるのが期待できるからである。
 しかし、望ましくは、この貫通孔50eは、図5の状態で、ファン清掃部51の基端部51aを支持している中空部50bから支持部50外部に向けて下り傾斜しているのが望ましい。この場合は、中空部50b内の水分は液体のまま貫通孔50eを流れて排出され易いので、水分の排出性が高いからである。また、この場合に、中空部50b内の下方の内面は、各貫通孔50eに向けて下り傾斜していることが望ましい。この場合は、中空部50b内の水分が各貫通孔50eに向けて流れ易くなるため、水分の排出性を更に高めることができるからである。
 なお、少なくともファン清掃装置24の運転停止の際に図6の状態になる場合は、図5Aの構成の作用効果を発揮するように、必要に応じて各部の構成を図5Aとは異ならせる必要がある。例えば、図6に示すように、2つ図示されている面50fのうち、右側の面50fは、図A5の例より傾斜を急峻にしている。また、図6に2つ図示されている貫通孔50eの長手方向も、図5Aの例に比べるとファン清掃部51の長手方向に近づくように傾斜角度を変えている。
 また、図7に示すように、ファン清掃部51の支持部50内に収容されている部分の長さaよりも収容されていない部分の長さbの方が長くなるようにしている。これは、前記の対策を講じても、ファン清掃装置24内に入り込む水分を完全に防止することができないからである。すなわち、支持部50内に水分が滞留し、カビ等の問題が生じやすい部分の長さaよりも、当該問題が生じにくい部分の長さbを長くして、ファン清掃装置24にカビ等の問題が生じにくくしたものである。
 さらに、図8に示すように、ファン清掃部51の先端側51bのうち室内ファン16とラップする部分の長さαは、支持部50の中空部50bにおけるファン清掃部51の基端部51aと中空部50bの長孔50a側との間のギャップ長さβよりも長い。すなわち、ファン清掃装置24による室内ファン16の清掃で、ファン清掃部51が室内ファン16に押圧されて、ギャップ長さβ分だけ支持部50内に引っ込む可能性がある。このギャップ長さβが長過ぎると、ファン清掃部51の先端側51bのうち室内ファン16とラップする部分の長さαが0となって清掃ができなくなる。そこで、ファン清掃部51の先端側51bのうち室内ファン16とラップする部分の長さαを、支持部50の中空部50bにおけるファン清掃部51の基端部51aと中空部50bの長孔50a側とのギャップ長さβよりも長くした。
 また、室内ファン16を逆回転させることによって、室内機Ui(図2参照)の内部で、正回転時(図4参照)とは逆向きの緩やかな空気の流れが生じる。したがって、室内ファン16から除去された塵埃j(図10A)が空気吹出口h4(図2参照)には向かわず、図10Aに示すように、前側室内熱交換器15aと室内ファン16との間の隙間を介して、露受皿18に導かれる。
 より詳しく説明すると、ファン清掃部51によって室内ファン16から除去された塵埃j(図10A)が、風圧で前側室内熱交換器15aに軽く押し付けられる。さらに、前記した塵埃jは、前側室内熱交換器15aの傾斜面(フィンfの縁)に沿って、露受皿18に落下する(図10Aの矢印を参照)。したがって、室内ファン16と露受皿18との間の微少な隙間を介して、上下風向板23(図2参照)の裏面に塵埃jが付着することは、ほとんどない。これによって、次回の空調運転中に塵埃jが室内に吹き出されることを防止できる。
 なお、室内ファン16から除去された塵埃jの一部が、露受皿18に落下せずに、前側室内熱交換器15aに付着する可能性もある。このように前側室内熱交換器15aに付着した塵埃jは、後記するステップS103の処理で洗い流される。
 図9のステップS101の処理が終わった後、ステップS102において制御部30は、ファン清掃装置24を移動させる。すなわち、制御部30は、ファン清掃部51の先端が室内ファン16に臨んだ状態(図10A参照)から、支持部50を中心にファン清掃部51を90°回動させ、ファン清掃部51の先端が略鉛直下方を向くようにする(図10B参照)。
 次に、ステップS103において制御部30は、室内熱交換器15の凍結・解凍を順次に行う。まず、制御部30は、室内熱交換器15を蒸発器として機能させ、室内機Uiに取り込まれた空気に含まれる水分を室内熱交換器15に着霜させて凍結させる。
 室内熱交換器15を凍結させているとき、制御部30は、室内熱交換器15に流入する冷媒の蒸発温度を低くすることが好ましい。すなわち、制御部30は、室内熱交換器15を蒸発器として機能させ、この室内熱交換器15を凍結(凝縮水を付着)させているとき、通常の空調運転時よりも冷媒の蒸発温度が低くなるように、室内熱交換器15に流入する冷媒の圧力を調整する。
 例えば、制御部30は、膨張弁14(図1参照)の開度を小さくすることによって、低圧で蒸発温度が低い冷媒を室内熱交換器15に流入させる。これによって、室内熱交換器15で霜や氷(図14Bに示す符号i)が成長しやすくなるため、その後の解凍中、室内熱交換器15を多量の水で洗い流すことができる。
 また、室内熱交換器15において、ファン清掃装置24の下方に位置する領域は、室内熱交換器15を通流する冷媒の流れの下流域ではない(つまり、上流域又は中流域である)ことが好ましい。これによって、少なくともファン清掃装置24の下方(下側)には、低温の気液二相冷媒が流れるため、室内熱交換器15に付着する霜や氷の厚さを厚くすることができる。したがって、その後の解凍中、室内熱交換器15を多量の水で洗い流すことができる。
 なお、室内熱交換器15においてファン清掃装置24の下方に位置する領域は、ファン清掃装置24によって室内ファン16から掻き落とされた塵埃が付着しやすい。そこで、室内熱交換器15においてファン清掃装置24の下方に位置する領域に低温の気液二相冷媒を流すことで、霜や氷が成長しやすくなり、さらに、これらの霜や氷を溶かすことで室内熱交換器15の塵埃を適切に洗い流すことができる。
 また、室内熱交換器15を蒸発器として機能させ、この室内熱交換器15を凍結(凝縮水を付着)させているとき、制御部30は、上下風向板23(図2参照)を閉じるか、又は、上下風向板23の角度を水平よりも上向きにすることが好ましい。これによって、室内熱交換器15で冷やされた低温の空気が室内に漏れ出ることを抑制し、ユーザにとって快適な状態で室内熱交換器15の凍結等を行うことができる。
 このようにして室内熱交換器15を凍結(図9のS103)させた後、制御部30は、室内熱交換器15を解凍する(S103)。例えば、制御部30は、各機器の停止状態を維持することで、室内熱交換器15を室温で自然解凍させる。なお、制御部30が暖房運転又は送風運転を行うことによって、室内熱交換器15に付着した霜や氷を溶かすようにしてもよい。
 図10Bは、室内熱交換器15の解凍中の状態を示す横断面図である。室内熱交換器15が解凍されることで、室内熱交換器15に付着した霜や氷が溶け、フィンfを伝って露受皿18に多量の水wが流れ落ちる。これによって、空調運転中に室内熱交換器15に付着した塵埃jを洗い流すことができる。
 また、ファン清掃部51による室内ファン16の清掃に伴って、前側室内熱交換器15aに付着した塵埃jも一緒に洗い流され、露受皿18に流れ落ちる(図10Bの矢印を参照)。このようにして露受皿18に流れ落ちた水wは、室内ファン16の清掃中に露受皿18に直接的に落下した塵埃j(図10A参照)とともに、ドレンホース(図示せず)を介して外部に排出される。解凍中に室内熱交換器15から多量の水が流れ落ちる、ドレンホース等(図示せず)が塵埃jで詰まるおそれはほとんどない。
 なお、図9では省略しているが、室内熱交換器15の凍結・解凍(S103)を行った後、制御部30が暖房運転又は送風運転を行うことで、室内機Uiの内部を乾燥させてもよい。これによって、室内熱交換器15等に菌が繁殖することを抑制できる。
 本実施例によれば、ファン清掃装置24によって室内ファン16が清掃されるため(図9のS101)、室内に塵埃jが吹き出されることを抑制できる。また、前側室内熱交換器15aと室内ファン16との間にファン清掃装置24が配置されるため、室内ファン16からファン清掃部51で掻き落とされた塵埃jを露受皿18に導くことができる。
 また、室内ファン16の清掃中、制御部30は、室内ファン16を逆回転させる。これによって、前記した塵埃jが空気吹出口h4に向かうことを防止できる。
 ちなみに、室内ファン16に多量の塵埃が付着すると、場合によっては、冷房運転中、室内ファン16の性能低下を補うように空気の吹出温度が低くされて、室内への露垂れが生じる可能性がある。これに対して本実施例では、前記したように、室内ファン16が適切に清掃されるため、塵埃の付着に伴う室内ファン16の風量低下が抑制される。したがって、本実施例によれば、室内ファン16の塵埃に起因する露垂れを防止できる。
 また、制御部30が室内熱交換器15の凍結・解凍を順次に行うことで(図9のS103)、室内熱交換器15に付着していた塵埃jが水wで洗い流され、露受皿18に流れ落ちる。このように本実施例によれば、室内ファン16を清潔な状態にすることができるとともに、室内熱交換器15も清潔な状態にすることができる。したがって、空気調和機100によって、快適な空調を行うことができる。また、室内熱交換器15や室内ファン16の清掃に要するユーザの手間やメンテナンス時の出費を低減できる。
 図11は、本実施例2に係る空気調和機100のファン清掃装置24Aの横断面図である。図11も図5Aと同様、少なくともファン清掃装置24Aの運転停止の際におけるファン清掃装置24Aの状態を示している。
 本実施例2が前記実施例1と異なる点は、支持部50Aの形状が前記支持部50と異なる点である。その他の点は、本実施例の空気調和機100も実施例1と同様であるため、共通する部材等については同一符号を用い、詳細な説明は省略する。
 実施例1の支持部50における径方向断面の外形形状は略円形であった。これに対して、本実施例2の支持部50Aにおける径方向断面の外形形状は左右方向が張り出し、上側も張り出した形状をしている。さらに下側も鉛直下方に長く延びている。本実施例2においても支持部50Aの径方向断面の外形形状は、ファン清掃部の運転停止の際には傾斜している形状である。
 本実施例2においても、図11の状態で、基端部51aは左右に張り出している。そのため、実施例2では、基端部51aの左右の張り出しと対峙する支持部50Aの左右部分を肉厚にすることができる。よって、ファン清掃部51を支持する支持部50Aの強度を高めることができる。また、基端部51aを支持してファン清掃部51から清掃時等に下側の力を受ける支持部50Aの下側の部分を肉厚にできる。よって、この点でも、ファン清掃部51を支持する支持部50Aの強度を高めることができる。
 なお、実施例2においても、少なくともファン清掃装置24の運転停止の際に図6のようにファン清掃部51の長手方向の向きを斜めにしてもよい。この場合には、図6の例と同様、必要に応じて面50fの傾きや、貫通孔50eの長手方向の傾きを図11とは変えるようにする。
 以上、本発明に係る空気調和機100について実施例で説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
 図12は、本実施例の変形例に係る空気調和機の室内機UAiの横断面図である。図16に示す変形例では、縦断面視で凹状を呈する溝部材Mが、前側室内熱交換器15aの下方に設置されている。また、溝部材Mの底面から上側に延びるリブ28が、溝部材Mに設置されている。なお、その他の点については実施例と同様である。
 図12に示す溝部材Mにおいて、リブ28の前側の部分は、室内熱交換器15の凝縮水を受ける露受部18Aとして機能する。また、溝部材Mにおいて、リブ28の後側の部分は、室内熱交換器15や室内ファン16から落下した塵埃を受ける塵埃受け部29として機能する。この塵埃受け部29は、室内熱交換器15の下方に配置されている。
 さらに、ファン清掃部51の下方には、室内熱交換器15(前側室内熱交換器15aの下部)が存在しているとともに、塵埃受け部29も存在している。より詳しく説明すると、図示は省略するが、ファン清掃部51が室内ファン16に接触した状態での接触位置の下方に、室内熱交換器15が存在しているとともに、塵埃受け部29も存在している。このような構成であっても、前記した実施例と同様の効果が奏される。
 なお、室内熱交換器15の解凍時には、露受部18Aに水が流れ落ちるとともに、塵埃受け部29にも水が流れ落ちる。したがって、塵埃受け部29に溜まった塵埃の排出に支障が生じるおそれはない。
 また、図12に示す例では、リブ28の上端が前側室内熱交換器15aに接触していないが、これに限らない。すなわち、リブ28の上端が前側室内熱交換器15aに接触していてもよい。
 図13は、本実施例の別の変形例に係る空気調和機が備える室内ファン16及びファン清掃装置24Bの模式的な斜視図である。図13に示す変形例では、室内ファン16の軸方向と平行な方向におけるファン清掃部51の長さは、室内ファン16自体の軸方向の長さよりも短い。この点で前記のファン清掃部51と異なる。一対の軸支部材24dは、支持部50の両端を軸支する部材である。そして、室内ファン16の清掃中、ファン清掃装置24Aが、室内ファン16の軸方向(室内機の正面から見て左右方向)に移動するようになっている。つまり、室内ファン16の軸方向において、ファン清掃装置24Aの長さに相当する所定領域ごとに、室内ファン16が順次に清掃されるようになっている。このように、その長さが比較的短いファン清掃装置24Aを移動させる構成にすることで、前記の実施例に比べて、空気調和機の製造コストを削減できる。
 なお、支持部50と平行に延びる棒(図示せず)をファン清掃装置24Aの付近(例えば、支持部50の上側)に設け、所定の移動機構(図示せず)が、この棒に沿ってファン清掃装置24Aを移動させるようにしてもよい。また、ファン清掃装置24Aによる清掃後、移動機構(図示せず)がファン清掃装置24Aを適宜に回動又は平行移動させ、ファン清掃装置24Aを室内ファン16から退避させるようにしてもよい。
 前記実施例では、制御部30が、ファン清掃装置24を室内ファン16に接触させ、通常の空調運転時とは逆向きに室内ファン16を回転(逆回転)させる処理について説明したが、これに限らない。すなわち、制御部30が、ファン清掃装置24を室内ファン16に接触させ、通常の空調運転時と同一の向きに室内ファン16を回転(正回転)させるようにしてもよい。
 このように室内ファン16にファン清掃部51を接触させて、室内ファン16を正回転させることで、ファンブレード16aの腹の先端付近に付着した塵埃が効果的に除去される。また、室内ファン16を逆回転させるための制御回路や制御プログラムが不要になるため、空気調和機100の製造コストを削減できる。
 また、前記実施例では、ファン清掃装置24の支持部50を中心にファン清掃部51が回動する構成について説明したが、これに限らない。例えば、室内ファン16を清掃する際には、制御部30が、支持部50を室内ファン16の方に移動させ、ファン清掃部51を室内ファン16に接触させるようにしてもよい。そして、室内ファン16の清掃終了後は、制御部30が、支持部50を退避させ、ファン清掃部51を室内ファン16から離間させるようにしてもよい。
 さらに、前記実施例では、室内熱交換器15において、ファン清掃装置24の下方に位置する領域が、冷媒の流れの下流域ではない構成について説明したが、これに限らない。例えば、室内熱交換器15において、その高さがファン清掃装置24よりも高い領域が、室内熱交換器15を通流する冷媒の流れの下流域ではない(つまり、上流域又は中流域である)という構成であってもよい。より詳しく説明すると、前側室内熱交換器15aにおいて、通常の空調運転時に空気の流れの下流側に位置する領域であって、その高さがファン清掃装置24よりも高い領域は、室内熱交換器15を通流する冷媒の流れの下流域ではないことが好ましい。このような構成によれば、前側室内熱交換器15aにおいて通常の空調運転時に空気の流れの下流側に位置する領域(図2に示す前側室内熱交換器15aの紙面右部)であって、その高さがファン清掃装置24よりも高い領域には、室内熱交換器15の凍結に伴って、厚さが厚い霜が付着する。そして、その後に室内熱交換器15を解凍させると、フィンfを伝って多量の水が流れ落ちる。その結果、室内熱交換器15に付着した塵埃(室内ファン16から除去された塵埃を含む)を露受皿18に洗い落とすことができる。
 その上、前記実施例では室内熱交換器15の凍結等によって、室内熱交換器15を洗浄する処理について説明したが、これに限らない。例えば、室内熱交換器15を結露させ、その結露水(凝縮水)で室内熱交換器15を洗浄するようにしてもよい。例えば、制御部30は、室内空気の温度及び相対湿に基づいて、室内空気の露点を算出する。そして、制御部30は、室内熱交換器15の温度が、前記した露点以下であり、かつ、所定の凍結温度よりも高くなるように、膨張弁14の開度等を制御する。
 前記した「凍結温度」とは、室内空気の温度を低下させたとき、室内空気に含まれる水分が、室内熱交換器15で凍結し始める温度である。このように室内熱交換器15を結露させることによって、その結露水(凝縮水)で室内熱交換器15の塵埃を洗い落とすことができる。
 また、制御部30が、冷房運転や除湿運転を行うことによって、室内熱交換器15を結露させ、その結露水(凝縮水)で室内熱交換器15を洗浄するようにしてもよい。
 さらに、前記実施例(図2参照)では、ファン清掃装置24の下方に室内熱交換器15及び露受皿18が存在する構成について説明したが、これに限らない。すなわち、ファン清掃装置24の下方に、室内熱交換器15及び露受皿18のうち少なくとも一方が存在している構成であってもよい。例えば、縦断面視で<字状を呈する室内熱交換器15の下部が鉛直方向に延びている構成において、ファン清掃装置24の下方(真下)に露受皿18が存在していてもよい。
 その上、実施例では、室内機Ui(図1参照)及び室外機Uo(同図参照)が一台ずつ設けられる構成について説明したが、これに限らない。すなわち、並列接続された複数台の室内機を設けてもよいし、また、並列接続された複数台の室外機を設けてもよい。
 また、実施例では、壁掛型の空気調和機100について説明したが、他の種類の空気調和機にも適用することが可能である。
 また、各実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
 また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
 15  室内熱交換器
 16  室内ファン
 50  支持部
 50a 長孔(出口)
 50b 中空部(内部)
 50c 内面
 50d 外面
 50e 貫通孔
 50f 面
 51  ファン清掃部
 51a 基端部
 51b 先端側
 51d 外面
 100 空気調和機
 a   ファン清掃部の支持部に収容されている部分の長さ
 b   ファン清掃部の支持部に収容されていない部分の長さ
 α   ファン清掃部の先端側のうち室内ファンとラップする部分の長さ
 β   ギャップ長さ

Claims (9)

  1.  室内熱交換器と、
     室内ファンと、
     前記室内ファンを清掃するファン清掃部と、
     前記ファン清掃部の基端部を内部で支持する支持部とを備え、
     前記ファン清掃部の運転停止時に、前記支持部内の前記ファン清掃部の基端部を下側で支持している面は傾斜している空気調和機。
  2.  少なくとも前記ファン清掃部の運転停止時に、前記基端部を下側で支持している前記支持部内の面は、前記ファン清掃部が貫通する長孔側が下側になるよう傾斜している請求項1に記載の空気調和機。
  3.  前記支持部の外面のうち前記ファン清掃部の運転停止時に上側に位置する面は傾斜している請求項1に記載の空気調和機。
  4.  前記支持部の外面は、その径方向断面の外形形状が略円形である請求項3に記載の空気調和機。
  5.  前記支持部は、前記ファン清掃部の基端部を支持している内部と外部とを連通している貫通孔を前記ファン清掃部が貫通する長孔とは別に備える請求項1に記載の空気調和機。
  6.  前記ファン清掃部の運転停止時に、前記貫通孔は前記ファン清掃部の基端部を支持している前記支持部の内部から外部に向けて下り傾斜している請求項5に記載の空気調和機。
  7.  前記ファン清掃部は、前記支持部に収容されている部分よりも収容されていない部分の方が長い請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  8.  前記ファン清掃部で前記室内ファンの清掃を行う際に当該ファン清掃部の先端側のうち当該室内ファンとラップする部分の長さは、前記支持部の内部における前記ファン清掃部の基端部と前記支持部内部の前記ファン清掃部の出口側とのギャップ長さよりも長い請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  9.  前記ファン清掃部は、前記室内熱交換器と前記室内ファンとの間に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
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