WO2019189348A1 - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents
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- F16B5/02—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread
Definitions
- a fastening structure using a plurality of sets of bolts and nuts eliminates the need to form a female thread in the casing, which is advantageous in terms of strength and durability.
- Both end portions of the motor rotating shaft 22 are rotatably supported by the back surface portion 39b of the main body casing 39 and the motor casing cover 29v of the motor portion 21 via rolling bearings 27 and 28, respectively.
- the suspension bracket 17 is preferably made of aluminum or other light metal.
- the suspension bracket 17 may be an aluminum casting.
- the present invention is advantageously used in electric vehicles and hybrid vehicles.
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Abstract
インホイールモータ駆動装置は、車輪ハブ軸受部と、モータ部と、モータ部のモータ回転軸から車輪ハブ軸受部の回転輪までの回転伝達経路を収容するケーシングと、サスペンション装置と連結可能なブラケット部(17m)と、該ブラケット部をケーシング(29)に取付固定する固定手段とを備える。固定手段は、ブラケット部(17m)に形成される複数のブラケット貫通孔(17h,17h)と、ケーシング(29)に形成されて複数のブラケット貫通孔にそれぞれ接続する複数のケーシング貫通孔(46,46)と、互いに接続する各ブラケット貫通孔(17h)および各ケーシング貫通孔(46)を貫通するボルト(47)と、複数のボルトのそれぞれと螺合する雌ねじ(48f)を少なくとも2個含む雌ねじ部材(48)を有する。
Description
本発明は、インホイールモータ駆動装置をサスペンションに連結する構造に関する。
車輪の内空領域に配置されるインホイールモータ駆動装置はサスペンション装置に連結される。かかる連結構造としては従来、例えば、特開2015-073370号公報(特許文献1)に記載のごときものが知られている。特許文献1記載のインホイールモータは、サスペンション装置のナックルアームに複数のボルトで取付固定される。各ボルトは車軸と平行に延び、ボルト頭部がナックルアームに接触する。複数のボルトのうち、1のボルト軸部が、ホイールハブの外輪部材に形成される雌ねじに螺合する。他のボルト軸部は、図示されていないものの、インホイールモータのケーシングに形成される雌ねじに螺合すると考えられる。
しかし、上記従来のようなボルトによる締結構造にあっては、さらに改善すべき点があることを本発明者は見いだした。つまり従来の締結構造では、ボルト軸部と螺合する雌ねじを、インホイールモータのケーシングにタップ加工を施して形成する。このため軽量化を目的としてケーシングをアルミニウム鋳造物にする場合、ケーシングのねじ山の強度を充分に確保できない虞がある。この理由として、ケーシングに含まれる鋳巣によってねじ山が欠損することと、車両メインテナンスによるボルトの脱着の繰り返しによるねじ山の経時的な欠損が懸念されるためである。そこでケーシングとは別体のナットを準備し、ボルトおよびナットの締結によってナックルアームをケーシングに取付固定する構造が考えられる。
複数組のボルトおよびナットを使用する締結構造であれば、ケーシングに雌ねじを形成する必要が無くなり、強度および耐久性の点で有利である。しかし締結作業においてナットが脱落しないよう、またナットがボルトとともに共回りしないよう、複数のナットを全て支持する必要がある。このため、作業効率において改善の余地がある。
本発明は、上述の実情に鑑み、複数のナットを使用する場合と比較して、作業効率に優れる連結構造を提供することを目的とする。
この目的のため本発明によるインホイールモータ駆動装置は、車輪と一体回転する回転輪、回転輪と径方向隙間を介して対面する固定輪、および径方向隙間に配置される複数の転動体を有する車輪ハブ軸受部と、回転輪を駆動するモータ部と、モータ部のモータ回転軸から回転輪までの回転伝達経路を収容するケーシングと、サスペンション装置と連結可能な連結座部、および連結座部と結合するブラケット部を含む懸架ブラケットと、ブラケット部をケーシングに取付固定する固定手段とを備える。そして固定手段は、ブラケット部に形成される複数のブラケット貫通孔と、ケーシングに形成されて複数のブラケット貫通孔にそれぞれ接続する複数のケーシング貫通孔と、互いに接続する各ブラケット貫通孔および各ケーシング貫通孔を貫通するボルトと、複数のボルトのそれぞれと螺合する雌ねじを少なくとも2個含む雌ねじ部材を有する。
かかる本発明によれば、複数のボルトで懸架ブラケットをケーシングに固定する際、1個の雌ねじ部材を脱落しないよう支持すれば、複数のボルトを当該1個の雌ねじ部材に螺合させることができる。したがって個々のボルトを脱落しないよう支持するとともに回り止めする必要が無くなり、作業効率が向上する。また懸架ブラケットおよびケーシングに雌ねじを形成する必要が無くなるので、軽量化を目的として懸架ブラケットおよび/またはケーシングをアルミニウム鋳造物にすることができる。したがってサスペンション装置のばね下荷重を軽減することができ、電動車両の走行特性が向上する。
本発明の全てのボルトは、少なくとも1個の雌ねじ部材と螺合することが好ましい。固定手段は1個のみ、あるいは複数個の雌ねじ部材を有する。本発明の他の局面として固定手段は、雌ねじ部材と異なる箇所に配置されるナットをさらに有し、ナットは1本のボルトと螺合する。かかる局面によれば、固定手段が雌ねじ部材とは別に周知のナットを有し、複数のボルトのうちの1本に周知のナットを螺合させて、懸架ブラケットをケーシングに連結固定できる。
雌ねじ部材の形状は特に限定されない。本発明の一局面として雌ねじ部材は、複数の雌ねじをそれぞれ構成する複数のナット部と、複数のナット部の端面と結合する1枚のプレート部を有する。かかる局面によれば、ナット部を長くして雌ねじのねじ山を充分確保することができ、連結箇所の強度を大きくし得る。また周知のナットおよびプレートから雌ねじ部材を作製できるので、雌ねじ部材のコストを低下させることができる。ナットおよびプレートの結合は例えば溶接である。
本発明のさらに好ましい局面として、ブラケット部あるいはケーシングにはナットおよび/またはナット部の形状に対応する凹部が形成され、ナットおよび/またはナット部は凹部に嵌合して回り止めされる。かかる局面によれば、雌ねじ部材あるいは単体のナットを脱落しないよう支持するとともに回り止めすることができる。ナット(部)と凹部の嵌合は、隙間を伴う緩い係合であってもよいし、あるいは圧入嵌めであってもよい。他の局面として別なボルトを準備して、別なボルトで雌ねじ部材をブラケット部あるいはケーシングに固定してもよい。
雌ねじ部材の形状は特に限定されない。本発明の一局面として、雌ねじ部材は厚み一定のプレートで形成され、雌ねじはプレートに穿設されてプレートの厚み方向に延びる。かかる局面によれば、プレートにタップ加工を施すのみで雌ねじ部材を製作できるので、雌ねじ部材のコストを益々低下させることができる。
ケーシングおよびブラケット部の形状は特に限定されない。本発明の一局面として、ケーシングの外壁面には突起部が形成され、突起部はケーシングの外壁面と連続する一側面および他側面を有し、ケーシング貫通孔は突起部の一側面から他側面まで突起部を貫通して延び、ブラケット部は突起部の一側面に隣接して配置される。かかる局面によれば、雌ねじ部材およびボルト頭部の双方がケーシング外部に配置される。したがってボルトの締め込みおよび雌ねじ部材の設置が容易になる。
このように本発明によれば、複数のボルトを1個の雌ねじ部材で締結させることができ懸架ブラケットをインホイールモータ駆動装置のケーシングに取付固定する作業の効率が向上する。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態になるインホイールモータ駆動装置を示す展開断面図である。図2は、同実施形態のインホイールモータ駆動装置をサスペンション装置とともに示す全体図であり、車幅方向内側からみた状態を表す。図3は、同実施形態のインホイールモータ駆動装置をサスペンション装置とともに示す全体図であり、車両前後方向にみた状態を表す。図1に示すように、インホイールモータ駆動装置10は、車輪の中心に設けられる車輪ハブ軸受部11と、車輪を駆動するモータ部21と、モータ部21の回転を減速して車輪ハブ軸受部11に伝達する減速部31とを備える。モータ部21および減速部31は、車輪ハブ軸受部11の軸線Oからオフセットして配置される。軸線Oは車幅方向に延び、車軸に一致する。軸線O方向位置に関し、車輪ハブ軸受部11はインホイールモータ駆動装置10の軸線方向一方(アウトボード側)に配置され、モータ部21はインホイールモータ駆動装置10の軸線方向他方(インボード側)に配置され、減速部31はモータ部21よりも軸線方向一方に配置され、減速部31の軸線方向位置が車輪ハブ軸受部11の軸線方向位置と重なる。
車輪は、図2に示すロードホイールWの外周にタイヤ(図略)を装着したものである。インホイールモータ駆動装置10はロードホイールWの内空領域に配置される。車輪ハブ軸受部11および減速部31はロードホイールWの内空領域に収容される。モータ部21はロードホイールWの内空領域から軸線方向他方(インボード側)に突出するが、図示しない変形例としてモータ部21はロードホイールWの内空領域に収容されてもよい。
車輪ハブ軸受部11は、回転内輪・固定外輪とされ、ロードホイールWと結合する回転輪(ハブ輪)としての内輪12と、内輪12の外径側に同軸に配置される固定輪としての外輪13と、内輪12と外輪13との間の環状空間に配置される複数の転動体14を有する。
外輪13は、ボルト等の結合手段によって、減速部31の本体ケーシング39の正面部分39fに取付固定される。正面部分39fは、本体ケーシング39のうち減速部31の軸線O方向一方端を覆うケーシング壁部である。
モータ部21は、モータ回転軸22、ロータ23、ステータ24、およびモータケーシング29を有し、この順序でモータ部21の軸線Mから外径側へ順次配置される。モータ部21は、インナロータ、アウタステータ形式のラジアルギャップモータであるが、他の形式の電動モータであってもよい。例えば図示しなかったがモータ部21はアキシャルギャップモータであってもよい。モータケーシング29はステータ24の外周を包囲する。モータケーシング29の軸線M方向一方端は、減速部31の本体ケーシング39の背面部分39bと結合する。モータケーシング29の軸線M方向他方端は、板状のモータケーシングカバー29vで封止される。背面部分39bは、本体ケーシング39のうち減速部31の軸線O方向他方端を覆うケーシング壁部である。
本体ケーシング39、モータケーシング29、およびモータケーシングカバー29vは、インホイールモータ駆動装置10の外郭をなすケーシングを構成し、単にケーシングともいう。このケーシングはアルミニウム、あるいはアルミニウム合金製である。
モータ回転軸22の両端部は、転がり軸受27,28を介して、本体ケーシング39の背面部分39bと、モータ部21のモータケーシングカバー29vに回転自在にそれぞれ支持される。
モータ回転軸22およびロータ23の回転中心になる軸線Mは、車輪ハブ軸受部11の軸線Oと平行に延びる。つまりモータ部21は、車輪ハブ軸受部11の軸線Oから離れるようオフセットして配置される。例えば図2に示すようにモータ部の軸線Mは、軸線Oから車両前後方向にオフセットして、具体的には軸線Oよりも車両前方、に配置される。
減速部31は、図1に示すようにモータ部21のモータ回転軸22と同軸に結合する入力軸32と、入力軸32の外周面に同軸に設けられる入力歯車33と、複数の中間歯車34,36と、これら中間歯車34,36の中心と結合する中間軸35と、車輪ハブ軸受部11の内輪12に連結される出力軸38と、出力軸38の外周面に同軸に設けられる出力歯車37と、これら複数の歯車および回転軸を収容する本体ケーシング39を有する。本体ケーシング39は減速部31の外郭をなすことから減速部ケーシングともいう。
入力歯車33は外歯のはすば歯車である。入力軸32は中空構造であり、入力軸32の中空孔32hにモータ回転軸22の軸線方向一方端部22eが差し込まれて相対回転不可能にスプライン嵌合(セレーションも含む、以下同じ)する。入力軸32は入力歯車33の両端側で、転がり軸受32a,32bを介して、本体ケーシング39の正面部分39fおよび背面部分39bに回転自在にそれぞれ支持される。
減速部31の中間軸35の回転中心になる軸線Nは軸線Oと平行に延びる。中間軸35の両端は、転がり軸受35a,35bを介して、本体ケーシング39の正面部分39fおよび背面部分39bに回転自在に支持される。中間軸35の軸線N方向他方端部には、第1中間歯車34が同軸に設けられる。中間軸35の軸線N方向中央領域には、第2中間歯車36が同軸に設けられる。
第1中間歯車34および第2中間歯車36は、外歯のはすば歯車であり、第1中間歯車34の径が第2中間歯車36の径よりも大きい。大径の第1中間歯車34は、第2中間歯車36よりも軸線N方向他方側に配置されて、小径の入力歯車33と噛合する。小径の第2中間歯車36は、第1中間歯車34よりも軸線N方向一方側に配置されて、大径の出力歯車37と噛合する。
中間軸35の軸線Nは、図2に示すように、軸線Oおよび軸線Mよりも上方に配置される。また中間軸35の軸線Nは、軸線Oよりも車両前方、軸線Mよりも車両後方に配置される。減速部31は、車両前後方向に間隔を空けて配置されて互いに平行に延びる軸線O,N,Mを有する3軸の平行軸歯車減速機であり、2段階で減速される。なお図示しない変形例として減速部31は、複数の中間軸を有する多段階の平行軸歯車減速機であってもよい。
説明を図1に戻すと出力歯車37は外歯のはすば歯車であり、出力軸38の軸線O中央部に同軸に設けられる。出力軸38は軸線Oに沿って延びる。出力軸38の軸線O方向一方端部は、内輪12の中心孔に差し込まれて相対回転不可能に嵌合する。出力軸38の軸線O方向中央部は、内輪12の軸線O方向他方端部によりも外径側で転がり軸受38aを介して、本体ケーシング39の正面部分39fに回転自在に支持される。出力軸38の軸線O方向他方端部は、転がり軸受38bを介して、本体ケーシング39の背面部分39bに回転自在に支持される。
図1に示すように減速部31は、小径の駆動歯車と大径の従動歯車の噛合、即ち入力歯車33と第1中間歯車34の噛合、また第2中間歯車36と出力歯車37の噛合、により入力軸32の回転を減速して出力軸38に伝達する。減速部31の入力軸32から出力軸38までの回転要素は、モータ部21の回転を車輪ハブ軸受部11の内輪12に伝達する回転伝達経路を構成する。
本体ケーシング39は、これまで説明した正面部分39fおよび背面部分39bの他、筒状部分を含む。当該筒状部分は、互いに平行に延びる軸線O、N、Mを取り囲むように減速部31の内部部品を覆う。板状の正面部分39fは、減速部31の内部部品を軸線方向一方側から覆い、筒状部分の一方端と結合する。板状の背面部分39bは、減速部31の内部部品を軸線方向他方側から覆い、筒状部分の他方端と結合する。本体ケーシング39の背面部分39bは、モータケーシング29と結合し、減速部31の内部空間およびモータ部21の内部空間を仕切る隔壁でもある。モータケーシング29は本体ケーシング39に支持されて、本体ケーシング39から軸線方向他方側へ突出する。
本体ケーシング39は、減速部31の内部空間を区画し、減速部31の全ての回転要素(回転軸および歯車)を内部空間に収容する。図2に示すように本体ケーシング39の下部は、オイル貯留部39tとされる。オイル貯留部39tの高さ位置はモータ部21の下部の高さ位置と重なる。本体ケーシング39の内部空間の下部を占めるオイル貯留部39tには、モータ部21および減速部31を潤滑する潤滑油が貯留する。
入力軸32と、中間軸35と、出力軸38は、上述した転がり軸受によって両持ち支持される。これらの転がり軸受32a,35a,38a,32b,35b,38bはラジアル軸受である。
インホイールモータ駆動装置10外部からモータ部21に電力が供給されると、モータ部21のロータ23が回転し、モータ回転軸22から減速部31に回転を出力する。減速部31はモータ部21から入力軸32に入力された回転を減速し、出力軸38から車輪ハブ軸受部11へ出力する。車輪ハブ軸受部11の内輪12は、出力軸38と同じ回転数で回転し、内輪12に取付固定されるロードホイールWを駆動する。
本体ケーシング39の外壁面には懸架ブラケット17が固定される。図2を参照して車両前後方向に関し、懸架ブラケット17は、モータ部21とは反対側、具体的には車両後方、にオフセットして配置される。
図3に示すように懸架ブラケット17は上下方向に延びる。懸架ブラケット17の上端部17bは、減速部31よりも車幅方向内方に配置され、ロードホイールWの内空領域からはみ出す。また上端部17bは、モータ部21の後側(車両後方)に配置される。また上端部17bは、インホイールモータ駆動装置10の上部に配置されるが、減速部31の上部よりも低い位置とされる。上端部17bは、ボルト18等の固定手段によってストラット41の下端部に固定される。
サスペンション装置のばね下荷重を低減するため、懸架ブラケット17はアルミニウム製、あるいは他の軽金属製であることが好ましい。また懸架ブラケット17はアルミニウム鋳物であってもよい。
ストラット41は、上下方向に延びるサスペンション部材であり、具体的にはダンパ等の減衰手段およびコイルスプリング等の弾性手段を組み合わせたショックアブソーバである。サスペンション部材からみてばね下に取り付けられるインホイールモータ駆動装置10が上下方向にバウンドおよびリバウンドすると、ストラット41が上下方向に伸縮して、インホイールモータ駆動装置10のバウンドおよびリバウンドを減衰させる。図2および図3に表されるストラット41は、外筒と内筒を組み合わせた入れ子式ダンパである。
懸架ブラケット17の上下方向中央部17cは、上下方向に延び、懸架ブラケット17の上端部17bおよび下端部17dを結合する。上下方向中央部17cにはタイロッドアーム19が設けられる。タイロッドアーム19は懸架ブラケット17から車両前後方向に突出する。タイロッドアーム19の先端部は図示しない操舵装置のタイロッドに連結される。
図2に示すように下端部17dの高さ位置は、オイル貯留部39tの高さ位置と重なる。また図3に示すように懸架ブラケット17の下端部17dは、減速部31よりも下方に配置され、ロードホイールWの内空領域に収容される。下端部17dはボールジョイント51を介して、ロアアーム42に連結される。ボールジョイント51のボール中心と、ストラット41の上端を結ぶ直線は転舵軸線Kを構成する。インホイールモータ駆動装置10はロードホイールW(車輪)とともに転舵軸線K回りに転舵可能である。ボール中心はハードポイントともいう。
ロアアーム42は、インホイールモータ駆動装置10および懸架ブラケット17の下側に配置されて車幅方向に延びるサスペンション部材であり、車幅方向内側端43,44および車幅方向外側端45を有する。車幅方向内側端43,44は図示しない車体側メンバに枢軸を介して連結される。車幅方向外側端45は、下端部17dの直下に配置され、ボールジョイント51のスタッド52と結合する。
ロアアーム42は、車幅方向内側端43,44を基端とし、車幅方向外側端45を遊端として、上下方向に揺動可能である。これによりサスペンション部材からみてばね下に取り付けられるインホイールモータ駆動装置10が上下方向にバウンドおよびリバウンド可能とされる。
ロアアーム42およびストラット41はサスペンション装置を構成する。本実施形態はストラット式サスペンション装置である。なお車体側メンバとは、説明する部材からみて車体側に取り付けられる部材をいう。
次に懸架ブラケット17をインホイールモータ駆動装置10のケーシングに連結する構造を詳細に説明する。
図4は同実施形態の懸架ブラケットを取り出して示す斜視図である。懸架ブラケット17の上端部17bおよび下端部17dはそれぞれ、サスペンション装置と連結可能な連結座部を構成する。
上端部17bには通孔17f、貫通孔17g、およびスリット17jが形成される。貫通孔17gは上端部17bを貫通して上下方向に延びる。スリット17jも上端部17bを上下方向に貫通する。そしてスリット17jは車両前後方向に開いた隙間を構成し、貫通孔17gの内周面と上端部17bの外側面を接続する。通孔17fは上端部17bを貫通して車両前後方向に延び、スリット17jと交差する。
貫通孔17gには図2に示すようにストラット41の下端部が通され、通孔17fにボルト18が通され、ボルト18の先端にナット18nが螺合する。ボルト18およびナット18nを締め付けるとスリット17jが狭められて上端部17bがストラット41下端に固定される。
下端部17dには、ボールジョイント51(図2)のソケットが取付固定されるが、ソケットは図2~図4に表れない。なおソケットはボールジョイント51の上端に配置されてボールジョイント51のボールを摺動自在に保持する。これによりボールジョイント51のスタッド52が下端部17dに対して方向自在とされる。
上端部17bの下側にはブラケット部17mが形成され、下端部17dの上側にはブラケット部17nが形成される。懸架ブラケット17は図4に示すように略C字状であり、ブラケット部17m,17nは上下方向の間隔を空けて隣り合う。各ブラケット部17m,17nは後側で懸架ブラケット17の上下方向中央部17cと結合する。ブラケット部17m,17nは図5に示す固定手段によってインホイールモータ駆動装置10のケーシングに取付固定される。
図5は、懸架ブラケットとインホイールモータ駆動装置のケーシングの連結箇所を取り出して示す断面図であり、図2中、平面A―Aでインホイールモータ駆動装置を切断し、切断面を矢で示すように下方から上方へみた状態を表す。インホイールモータ駆動装置10のケーシングをブラケット部17mに固定する固定手段は、ブラケット部17m,17nに形成される複数のブラケット貫通孔17hと、インホイールモータ駆動装置10のケーシングに形成されて複数のブラケット貫通孔17h,17hにそれぞれ接続する複数のケーシング貫通孔46と、互いに接続するブラケット貫通孔17hおよびケーシング貫通孔46を貫通するボルト47と、ボルト47のそれぞれと螺合する雌ねじ48fを少なくとも2個含む雌ねじ部材48を有する。
本実施形態のブラケット貫通孔17hは、各ブラケット部17m,17nに2個ずつ、合計4個設けられる。ケーシング貫通孔46は、ブラケット貫通孔17hと同数設けられ、ブラケット貫通孔17hと同じ配置にされる。これらの貫通孔は軸線O(図3)と平行に延びる。
インホイールモータ駆動装置10のケーシングの外壁面には突起部49が形成される。突起部49は例えばモータケーシング29および/または本体ケーシング39と一体結合する。突起部49は、ケーシングの外壁面と連続する一側面49pおよび他側面49qを有する。一側面49pは車幅方向外側に指向し、他側面49qは車幅方向内側に指向する。複数のケーシング貫通孔46は一側面49pから他側面49qまで突起部49を貫通して延びる。ブラケット部17mは一側面49pに隣接して配置される。複数のケーシング貫通孔46は、複数のブラケット貫通孔17hに対応するよう配置される。
ブラケット部17mも、車幅方向外側面17pおよび車幅方向内側面17qを有する。複数のブラケット貫通孔17hは車幅方向外側面17pから車幅方向内側面17qまで延びる。ブラケット部17mは車幅方向内側面17qで突起部49の他側面49qと接触する。
互いに接続するブラケット貫通孔17hおよびケーシング貫通孔46には、突起部49側からボルト47が通される。ボルト47の頭部は突起部49の他側面49qに係止される。ボルト47の軸部は、ケーシング貫通孔46と、ブラケット貫通孔17hを貫通し、ボルト47の先端が車幅方向外側面17pから突出する。そして各ボルト47は車幅方向に延びる。
図6は雌ねじ部材を取り出して示す斜視図である。雌ねじ部材48は複数のナット部48nと、複数のナット部48nを互いに結合するプレート部48pを含む。各ナット部48nの中心孔は雌ねじ48fを構成する。図6に示すように各ナット部48nの側面は、正六角形等、多角形断面とされる。
プレート部48pは溶接等によりナット部48nの端面と結合する。プレート部48pにはナット部48nと同数の貫通孔が形成され、各ナット部48nの中心孔はプレート部48pの貫通孔と接続する。雌ねじ部材48は、ブラケット部17mに隣接して配置される。具体的にはプレート部48pがブラケット部17mの車幅方向外側面17pに接触し、各ナット部48nが各ボルト47の先端と螺合する。
本実施形態の雌ねじ部材48は、4個のケーシング貫通孔46のうち突起部49に形成される2個のケーシング貫通孔46と、4個のブラケット貫通孔17hのうちブラケット部17mに形成される2個のブラケット貫通孔17hに対応して、2個のナット部48nを含む。そして雌ねじ部材48は、2個のケーシング貫通孔46にそれぞれ接続する2個の雌ねじ48fを含み、各雌ねじ48fが各ケーシング貫通孔46から突出する各ボルト47と螺合する。
プレート部48pのうちナット部48nと異なる箇所には、貫通孔48hがさらに形成される。本実施形態では、2個のナット部48n,48n間に貫通孔48hが設けられる。図5に示すようにブラケット部17mの車幅方向外側面17pには、貫通孔48hと接続する雌ねじ17rが形成される。貫通孔48hには、車幅方向外側からボルト50が差し込まれ、ボルト50は雌ねじ17rに螺合する。これにより雌ねじ部材48は、脱落しないようブラケット部17mに取り付けられる。ボルト50の長さは、図5に示すプレート部48pから本体ケーシングの背面部分39bまでの距離よりも短くされる。
プレート部48pからみて、本実施形態のナット部48nはブラケット部17mと反対側に配置される。
ブラケット部17nも、上述したブラケット部17mと同様にインホイールモータ駆動装置10のケーシングに連結固定される。
懸架ブラケット17をインホイールモータ駆動装置10のケーシングに連結固定する本実施形態の連結構造は、1枚のプレート部48pが複数のナット部48nを互いに結合する。これにより、複数のボルト47をナット部48nにそれぞれ螺合する作業において、1個の雌ねじ部材48を支持することにより全てのナット部48nを支持することができ、全てのナット部48nの共回りを防止して各ボルト47を迅速かつ容易に雌ねじ48fに螺合させることができる。つまり複数のボルト47を1個の雌ねじ部材48で締結させることができ、懸架ブラケット17をインホイールモータ駆動装置10のケーシングに連結固定する作業の効率が向上する。
また懸架ブラケット17およびインホイールモータ駆動装置10のケーシングに雌ねじを設ける必要が無く、懸架ブラケット17およびケーシングをアルミニウム鋳造物にすることができる。懸架ブラケット17およびケーシングにおいて少しの鋳巣は問題にならず、ばね下荷重の軽量化およびコスト低減が達成される。また雌ねじ部材48のねじ山を必要量確保すれば、懸架ブラケット17とケーシングの連結箇所の強度が犠牲にならない。
またボルト50で雌ねじ部材48を相手材(ブラケット部17m)に固定することにより、図5に示すように本体ケーシングの背面部分39bおよび懸架ブラケット17間の狭小な空間において、雌ねじ部材48を支持する負担が解消され、複数のボルト47をナット部48nに容易に螺合させることができる。
次に本実施形態の変形例につき説明する。図7は、変形例の懸架ブラケットとインホイールモータ駆動装置のケーシングの連結箇所を取り出して示す断面図である。図8は、図7に矢Bで示す方向から雌ねじ部材48をみた状態を表す図である。この変形例につき、前述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。この変形例ではプレート部48pからみて、ナット部48nはブラケット部17mと同じ側に配置される。ブラケット部17mの車幅方向外側面17pには、各ナット部48nを収容する凹部17sが複数形成される。各凹部17sは各ブラケット貫通孔17hと接続する。各凹部17sは各ナット部48nに対応する形状、例えば正六角形断面にされる。これにより、各ナット部48nは各凹部17sに嵌合して回り止めされる。上述したボルト50および貫通孔48hは省略可能である。
図7の変形例によれば、複数の凹部17sによって雌ねじ部材48を支持することができる。したがって雌ねじ部材48が脱落し難くなり、図7に示すように本体ケーシングの背面部分39bおよび懸架ブラケット17間の狭小な空間においてボルト47をナット部48nに螺合させる際、雌ねじ部材48を支持する負担が軽減される。
次に本実施形態の他の実施形態につき説明する。図9は、他の実施形態の懸架ブラケットとインホイールモータ駆動装置のケーシングの連結箇所を取り出して示す断面図である。他の実施形態につき、前述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。他の実施形態では、上述した1個の雌ねじ部材48に代えて、複数のナット58でブラケット部17nを突起部49に連結固定する。なお別のブラケット部17mは雌ねじ部材48で突起部49に連結固定される。
ナット58は周知の形状である。つまり側面が正六角形断面であり、中心孔に雌ねじ58fを有する。各ナット58は車幅方向外側から各凹部17sに挿入される。各ナット58はボルト47と螺合する。凹部17sの側面はナット58の側面に係合して、ナット58を回り止めする。なおナット58側面と凹部17s側面の間には隙間が形成されてもよい。あるいは図示しない変形例として、ナット58が凹部17sに圧入され、両者の隙間は0にされてもよい。
図9に示す他の実施形態によれば、各凹部17sによって各ナット58を支持することができる。したがってナット58が脱落し難くなり、図9に示すように本体ケーシングの背面部分39bおよび懸架ブラケット17間の狭小な空間においてボルト47をナット58に螺合させる際、ナット58を支持する負担が軽減される。
また図9に示す他の実施形態によれば、各凹部17sによって各ナット58を回り止めすることができる。
次に本実施形態のさらに他の実施形態につき説明する。図10は、さらに他の実施形態の懸架ブラケットとインホイールモータ駆動装置のケーシングの連結箇所を取り出して示す断面図である。さらに他の実施形態につき、前述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。さらに他の実施形態では、厚み一定のプレートからなる1個の雌ねじ部材59が複数のボルト47と螺合する。
雌ねじ部材59にはプレートの厚み方向に貫通する雌ねじ59fが複数穿設される。複数の雌ねじ59fの配置は、複数のブラケット貫通孔17hに対応する。雌ねじ59をブラケット部17nの車幅方向外側面17pに接触させて、各雌ねじ59fを各ブラケット貫通孔17hに接続する。そして突起部49側から各ボルト47を各ケーシング貫通孔46に差し込む。各ボルト47の軸部は、各ケーシング貫通孔46および各ブラケット貫通孔17hを貫通して、各雌ねじ59fに螺合する。
図10に示すさらに他の実施形態によれば、上述したナット部48nが不要になり、単純な形状の雌ねじ部材59を提供することができる。
上述した各実施形態では、車幅方向内側から外側に向かって、ボルト47頭部、ケーシングの突起部49、ブラケット部17m、雌ねじ部材48の順序で配置される。この他にも図示しない変形例として、車幅方向内側から外側に向かって、ボルト47頭部、ブラケット部17m、ケーシングの突起部49、雌ねじ部材48の順序で配置されてもよい。あるいは、上述したボルト47頭部と雌ねじ部材48の配置を入れ替えてもよい。
次に本発明の変形例につき説明する。図11は、図2の実施形態の変形例を示す全体図である。図12は、図3の実施形態の変形例を示す全体図である。図12に示すように懸架ブラケット17は、上下方向中央部17cから上方へ向かうほど車幅方向内側へ向かうよう傾斜して延びる。上端部17bと減速部31との間には複数の動力線ケーブル61,61,61が通される。各動力線ケーブル61の先端部は、モータ部21の上部に設けられた端子ボックス25に引き込まれ、スリーブ26で端子ボックス25の後壁に固定される。なお後壁とは端子ボックス25の車両後方の壁をいう。
図13は、図11および図12に表される変形例の懸架ブラケットを取り出して示す斜視図であり、車幅方向内側からみた状態を表す。図13に示すように貫通孔17gを区画する略円筒形の上端部17bには、当該円筒外周に沿うように広がる傾斜面17kが形成される。傾斜面17kは、車幅方向外側から内側に向かうほど、車両後方から前方へ向かうよう傾斜する。
傾斜面17kのうち通孔17fとの接続箇所には、座ぐりによって座面17tが形成される。座面17tは通孔17fと直交する円環状の平面であり、傾斜面17kから後退しており、車両後方へ指向する。座面17tはリブ17vによって囲繞される。リブ17vは、円弧状に延び、傾斜面17kと接続する。
図14は、図13の懸架ブラケットを示す斜視図であり、車幅方向外側からみた状態を表す。通孔17fの両端には、座ぐりによって座面17t,17tがそれぞれ形成される。17b前側の座面17tは車両前方へ指向し、図14に表されない17b後側の座面17tは車両後方へ指向する。このように各座面17tは車両前後方向へ指向し、リブ17vによって囲繞される。
懸架ブラケット17の下端部17dは、上下方向中央部17cからみて車幅方向外側へ突出する。かかる下端部17dには、上下方向に延びる貫通孔17wと、貫通孔17wと接続するスリット17jと、スリット17jに直交する通孔17fが形成される。
下端部17dのスリット17jは、貫通孔17wよりも車幅方向外側に設けられ、下端部17dの車幅方向外側部分を車両前後方向に分割する。上端部17bに形成されるスリット17j(図13)も上端部17bの車幅方向内側部分を車両前後方向に分割する点で、これら上側および下側のスリット17j,17jは共通する。
下端部17dの通孔17fの両端にも、座ぐりによって座面17t,17tがそれぞれ形成される。下端部17dの各座面17tは、車両前後方向へ指向し、リブ17vによって囲繞される。
図15は、懸架ブラケットにストラット41およびロアアーム42を取り付けた状態を示す斜視図である。下端部17dの貫通孔17wには、ボールジョイント51のソケットに設けられる突起53が差し込まれる。下端部17dの通孔にはボルト20が通され、当該ボルト20の軸部にはナット20nが螺合する。ボルト20およびナット20nを締結すると、スリット17jは圧縮力を受け、ボールジョイント51のソケットはクリンチにより下端部17dに取付固定される。
ボルト18,20およびナット18n,20nの締結により、環状の各座面17t(図13,図14)は、ボルト18,20の頭部およびナット18n,20nとそれぞれ接触する。各座面17tは、ボルト18およびナット18nの締結と、ボルト20およびナット20nの締結を確実にする。
図11~図15に示す変形例の懸架ブラケット17には、リブ17vが立設されることから、ボルト18およびナット18n周辺の締結部の強度が大きくなる。ボルト20およびナット20n周辺の締結部の強度についても同様である。これにより懸架ブラケット17をアルミニウム製にして軽量化できる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。例えば上述した1の実施形態から一部の構成を抜き出し、上述した他の実施形態から他の一部の構成を抜き出し、これら抜き出された構成を組み合わせてもよい。
本発明は、電気自動車およびハイブリッド車両において有利に利用される。
10 インホイールモータ駆動装置、11 車輪ハブ軸受部、12 内輪(回転輪)、13 外輪(固定輪)、17 懸架ブラケット、17b 上端部(連結座部)、17d 下端部(連結座部)、17h ブラケット貫通孔、17m,17n ブラケット部、21 モータ部、29 モータケーシング(ケーシング)、31 減速部、39 本体ケーシング、背面部分39b(ケーシング)、41 ストラット(サスペンション部材)、42 ロアアーム(サスペンション部材)、48 雌ねじ部材、48f 雌ねじ、48n ナット部、48p プレート部、46 ケーシング貫通孔、49 突起部(ケーシング)、M,N,O 軸線、W ロードホイール。
Claims (6)
- 車輪と一体回転する回転輪、前記回転輪と径方向隙間を介して対面する固定輪、および前記径方向隙間に配置される複数の転動体を有する車輪ハブ軸受部と、
前記回転輪を駆動するモータ部と、
前記モータ部のモータ回転軸から前記回転輪までの回転伝達経路を収容するケーシングと、
サスペンション装置と連結可能な連結座部、および前記連結座部と結合するブラケット部を含む懸架ブラケットと、
前記ブラケット部を前記ケーシングに取付固定する固定手段とを備え、
前記固定手段は、前記ブラケット部に形成される複数のブラケット貫通孔と、
前記ケーシングに形成されて前記複数のブラケット貫通孔にそれぞれ接続する複数のケーシング貫通孔と、
互いに接続する各ブラケット貫通孔および各ケーシング貫通孔を貫通するボルトと、
複数の前記ボルトのそれぞれと螺合する雌ねじを少なくとも2個含む雌ねじ部材を有する、インホイールモータ駆動装置。 - 前記固定手段は、前記雌ねじ部材と異なる箇所に配置されるナットをさらに有し、
前記ナットは、1本の前記ボルトと螺合する、請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。 - 前記雌ねじ部材は、複数の前記雌ねじをそれぞれ構成する複数のナット部と、前記複数のナット部の端面と結合する1枚のプレート部を有する、請求項1または2に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記ブラケット部あるいは前記ケーシングには前記ナットおよび/または前記ナット部の形状に対応する凹部が形成され、
前記ナットおよび/または前記ナット部は前記凹部に嵌合して回り止めされる、請求項3に記載のインホイールモータ駆動装置。 - 前記雌ねじ部材は厚み一定のプレートで形成され、
前記雌ねじは前記プレートに穿設されて前記プレートの厚み方向に延びる、請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。 - 前記ケーシングの外壁面には突起部が形成され、
前記突起部は、前記外壁面と連続する一側面および他側面を有し、
前記ケーシング貫通孔は前記一側面から前記他側面まで前記突起部を貫通して延び、
前記ブラケット部は前記一側面に隣接して配置される、請求項1~5のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。
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- 2019-03-27 WO PCT/JP2019/013162 patent/WO2019189348A1/ja not_active Ceased
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