WO2019187004A1 - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネル Download PDFInfo
- Publication number
- WO2019187004A1 WO2019187004A1 PCT/JP2018/013613 JP2018013613W WO2019187004A1 WO 2019187004 A1 WO2019187004 A1 WO 2019187004A1 JP 2018013613 W JP2018013613 W JP 2018013613W WO 2019187004 A1 WO2019187004 A1 WO 2019187004A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- slits
- slit
- boundary region
- liquid crystal
- region
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1343—Electrodes
- G02F1/134309—Electrodes characterised by their geometrical arrangement
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1337—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
- G02F1/133707—Structures for producing distorted electric fields, e.g. bumps, protrusions, recesses, slits in pixel electrodes
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1337—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
- G02F1/133753—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers with different alignment orientations or pretilt angles on a same surface, e.g. for grey scale or improved viewing angle
- G02F1/133761—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers with different alignment orientations or pretilt angles on a same surface, e.g. for grey scale or improved viewing angle with different pretilt angles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Geometry (AREA)
Abstract
液晶表示パネルは、第1基板および画素電極(102)を有する第1基板部を備える。画素電極(102)は、第1配向領域における液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第1スリット(112A~112G)が形成された第1スリット形成領域(111)と、第2配向領域における液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第2スリット(122A~122H)が形成された第2スリット形成領域(121)と、第1スリット形成領域(111)と第2スリット形成領域(121)との間に設けられた境界領域(131)とを有する。境界領域(131)の第1,第2端部(131a,131c)には、スリットが形成されていない一方、境界領域(131)の中央部(131b)には、第3スリット(132)が少なくとも1つ形成されている。
Description
この発明は、表示モードがVAモードである液晶表示パネルに関する。
液晶表示装置は、表示のために液晶組成物を利用する表示装置であり、その代表的な表示方式は、一対の基板間に液晶組成物を封入し、この一対の基板および液晶組成物を一対の偏光板で挟持した液晶表示パネルに対してバックライトから光を照射し、液晶組成物に電圧を印加して液晶分子の配向を変化させることにより、液晶表示パネルを透過する光の量を制御するものである。このような液晶表示装置は、薄型、軽量及び低消費電力といった特長を有することから、スマートフォン、タブレットPC、カーナビゲーション等の電子機器に利用されている。
従来、液晶表示パネルとしては、一つの画素を複数の配向領域(ドメイン)に分割し、配向領域ごとに液晶分子を異なる方位に配向させることで、視野角特性の向上を図っているものがある。このような画素を配向分割する方法としては、例えば、半画素を2行2列の4つの配向領域に分割する方法が挙げられ、特許文献1,2の4D-RTN(4Domain-Reverse Twisted Nematic)モード、特許文献2の4D-ECB(4Domain-Electrically Controled Birefringence)モード等が検討されている。
液晶分子の配向方位が異なる領域同士の境界では、液晶分子の連続性のため、液晶分子の配向方向が一方の偏光板の偏光軸と平行となる部分が必ず存在する。このような状態で液晶表示が行われたとき、上記部分は、光を透過しないため暗線として視認され、透過率とコントラスト比を低下させる。
図21は、特許文献3の液晶表示パネルにおける暗線1120の発生領域の一例を示した一画素の模式平面図である。
上記特許文献3の液晶表示パネルでは、一画素を1列4行の4つの配向領域に分割している。より詳しく説明すると、画素1000は、液晶分子1041の配向方位(傾斜方位)が互いに異なる4つの配向領域1000a~1000dを有している。この配向領域1000a~1000dは、画素1000の長手方向(図21の上下方向)に沿って並んでいる。ここで、画素1000の短手方向(図21の左右方向)に沿った方位を0°と定義すると、配向領域1000aにおける液晶分子1041の配向方位は45°、配向領域1000bにおける液晶分子1041の配向方位は225°、配向領域1000cにおける液晶分子1041の配向方位は135°、配向領域1000dにおける液晶分子1041の配向方位は315°となっている。
配向領域1000aにおける液晶分子1041の配向方位が、配向領域1000bにおける液晶分子1041の配向方位と異なるため、暗線1120の一部1120bが、配向領域1000aと配向領域1000bの境界線に沿って延在している。配向領域1000cにおける液晶分子1041の配向方位が、配向領域1000dにおける液晶分子1041の配向方位と異なるため、暗線1120の他の一部1120aが、配向領域1000cと配向領域1000dの境界線に沿って延在している。
このように、液晶分子1041の配向方位を設定していることにより、暗線1120の一部1120bが配向領域1000aと配向領域1000bの境界線に沿って延在し、暗線1120の他の一部1120aが配向領域1000cと配向領域1000dの境界線に沿って延在している。
なお、図21の1011は配線である。
本発明者らは、更に、暗線1120の発生についてシミュレーションを行い、液晶分子の配向状態を観察した。
図22は、暗線1120の発生をシミュレーションした結果を示す一画素の写真図である。図22では、液晶分子1041をボルト形状で示している。より詳しく説明すると、ボルトの頭部は図21の円錐の底部に対応している。一方、ボルトの頭部側とは反対側の端部つまり先端部は図21の円錐の頂部に対応している。
図22から明かなように、配向領域同士の境界線を含む領域では、二重暗線が生じると共に、回位(disclination)P1001,P1002が不規則に発生してしまう。すなわち、回位P1001,P1002が発生する場所は、二重暗線毎に異なってしまう。例えば、ある二重暗線では画素の短手方向の中央部に回位が発生するが、他の二重暗線では画素の短手方向の端部に発生してしまう。これは、回位の位置が周りの液晶分子配向の配向方位のバランスで決まるためで、例えばプレチルト角の局所バラツキ、絵素電極周辺の形状および電界のバラツキなどに影響されるためである。
したがって、上記従来の液晶表示パネルでは、回位P1001,P1002の発生場所がばらつくため、表示がざらついてしまうという問題があった。
そこで、この発明の課題は、表示のざらつきを改善して、表示品位を高めることができる液晶表示パネルを提供することにある。
この発明の一態様に係る液晶表示パネルは、
複数の長方形状の画素と、
表示モードがVAモードである液晶表示パネルであって、
第1基板および画素電極を有する第1基板部と、
上記第1基板部上に設けられ、液晶分子を含有する液晶層と、
上記液晶層上に設けられ、第2基板および対向電極を有する第2基板部と
を備え、
上記複数の画素は、それぞれ、上記画素の長手方向に沿って配列された第1,第2配向領域を有し、
上記画素の長手方向に直交する方向を上記画素の短手方向とし、この短手方向に沿った方位を0°と定義したとき、上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に45°であり、かつ、上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位は実質的に225°であるか、または、上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に135°であり、かつ、上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に315°であり、
上記画素電極は、
上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第1スリットが形成された第1スリット形成領域と、
上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第2スリットが形成された第2スリット形成領域と、
上記第1スリット形成領域と上記第2スリット形成領域との間に設けられた境界領域と
を有し、
上記境界領域は、上記画素の上記短手方向に沿って並ぶ第1端部、中央部および第2端部を含んでおり、
上記境界領域の上記第1,第2端部には、スリットが形成されていない一方、上記境界領域の上記中央部には、第3スリットが少なくとも1つ形成されている。
複数の長方形状の画素と、
表示モードがVAモードである液晶表示パネルであって、
第1基板および画素電極を有する第1基板部と、
上記第1基板部上に設けられ、液晶分子を含有する液晶層と、
上記液晶層上に設けられ、第2基板および対向電極を有する第2基板部と
を備え、
上記複数の画素は、それぞれ、上記画素の長手方向に沿って配列された第1,第2配向領域を有し、
上記画素の長手方向に直交する方向を上記画素の短手方向とし、この短手方向に沿った方位を0°と定義したとき、上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に45°であり、かつ、上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位は実質的に225°であるか、または、上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に135°であり、かつ、上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に315°であり、
上記画素電極は、
上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第1スリットが形成された第1スリット形成領域と、
上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第2スリットが形成された第2スリット形成領域と、
上記第1スリット形成領域と上記第2スリット形成領域との間に設けられた境界領域と
を有し、
上記境界領域は、上記画素の上記短手方向に沿って並ぶ第1端部、中央部および第2端部を含んでおり、
上記境界領域の上記第1,第2端部には、スリットが形成されていない一方、上記境界領域の上記中央部には、第3スリットが少なくとも1つ形成されている。
ここで、上記液晶分子の配向方位とは、液晶層への電圧印加時における液晶分子の平面視において、液晶分子の長軸方向かつ第1基板部側の一端部から、液晶分子の長軸方向かつ第2基板部側の他端部へ向かう方向である。この場合、液晶分子の配向方位が0°であると言ったとき、この配向方位は、液晶分子の長軸方向かつ第1基板部側の一端部から右側方へ向かう方向(いわゆる3時の方向)に対応する。また、その場合、液晶分子の配向方位が45°であると言ったとき、その配向方位は、液晶分子の配向方位0°を反時計回りに45°回転させた配向方位に対応する。
また、上記実質的に45°とは、30°~60°の範囲内の角度、または、40°~50°の範囲内の角度を指す。また、上記実質的に135°とは、150°~120°の範囲内の角度、または、140°~130°の範囲内の角度を指す。また、上記実質的に225°とは、210°~240°の範囲内の角度、または、220°~230°の範囲内の角度を指す。また、上記実質的に315°とは、300°~330°の範囲内の角度、または、310°~320°の範囲内の角度を指す。
この発明の液晶表示パネルは、上記境界領域の上記第1,第2端部に、スリットを設けない一方、上記境界領域の中央部に、第3スリットを少なくとも1つ設けることにより、表示のざらつきを改善して、表示品位を高めることができる。
以下、この発明の液晶表示パネルを図示の実施の形態により詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
〔第1実施形態〕
図1は、この発明の第1実施形態の液晶表示パネルの断面を模式的に示した断面図である。
図1は、この発明の第1実施形態の液晶表示パネルの断面を模式的に示した断面図である。
液晶表示パネルは、表示モードがVAモードである液晶表示パネルであって、第1基板部10と、第1垂直配向膜20、液晶分子41(図2,図3に示す)を含有する液晶層30と、第2垂直配向膜40と、第2基板部50とを備えている。この第1垂直配向膜20、液晶層30、第2垂直配向膜40および第2基板部50は、第1基板部10上に順次積み重ねられる。また、第1垂直配向膜20と第2垂直配向膜40の間には、液晶層30を封止するためのシール材90が設けられている。ここで、第1基板部10側からの光は、液晶層30を通過した後、第2基板部50側へ向かう。すなわち、上記光は、液晶表示パネル内に入って、第2基板部50側から液晶表示パネル外に出る。
第1基板部10は、第1ガラス基板11と、このガラス基板11の上面に設けられた画素電極102とを有する。また、ガラス基板11の上面には薄膜トランジスタ13(図3,図4に示す)も設けられており、この薄膜トランジスタ13が画素電極102に電気的に接続されている。また、第1基板部10下には、第1偏光板60が配置されている。なお、第1ガラス基板11は第1基板の一例である。
第2基板部50は、第2ガラス基板51、カラーフィルタ52および対向電極103を有する。このカラーフィルタ52は、第2ガラス基板51の厚さ方向において、画素電極102と対向するように設けられている。また、第2基板部50上には、第1偏光板60の偏光軸(透過軸)と直交する偏光軸を有する第2偏光板70が配置されている。なお、第2ガラス基板51は第2基板の一例である。
画素電極102および対向電極103は、それぞれ、例えばITO(Indium Tin Oxide)からなる透明電極である。
図2は、液晶表示パネルを模式的に示した平面図である。図2では、液晶層30への電圧印加時における液晶分子41を円錐形状で示している。より詳しく説明すると、円錐の頂部に対応する液晶分子41の長軸方向の一端部は、第1基板部10側に位置する。一方、円錐の底部に対応する液晶分子41の長軸方向の他端部は、第2基板部50側に位置する。
液晶表示パネルでは、長方形状の画素101がマトリクス状に複数配列されている。各画素101は、液晶分子41の配向方位が互いに異なる4つの配向領域101a~101dを有している。また、配向領域101a~101dは、画素101の長手方向(図2中の上下方向)に沿って配列されている。なお、配向領域101a,101cは第1配向領域の一例である。また、配向領域101b,101dは第2配向領域の一例である。
また、液晶表示パネルを第2基板部50側から見た場合、液晶分子41の長軸方向の一端部から図2中の右側へ向かう方位を0°と定義すると、配向領域101aにおける液晶分子41の配向方位は実質的に135°、配向領域101bにおける液晶分子41の配向方位は実質的に315°、配向領域101cにおける液晶分子41の配向方位は実質的に45°であり、かつ、第2の配向領域における液晶分子41の配向方位は実質的に225°になっている。これらの配向方位は、例えば、光配向膜に偏光UV光をマスク照射することによって付与してもよい。
また、液晶層30の透過率を高くするため、画素101の短手方向は第1偏光板60の偏光軸と平行となるように設定されている。
ここで、液晶分子41の配向方位とは、第1ガラス基板11の上面の法線方向に対する傾斜角(プレチルト角)を考慮しない向きである。より詳しく説明すると、液晶分子41の配向方位とは、第1ガラス基板11の上面に液晶分子41を投影したとき、つまり、液晶分子41を第2基板部50側から見たとき、液晶分子41の長軸方向の他端部(第2基板部50側の端部)が向いている方向を意味する。例えば、液晶分子41の結晶方位が10°であれば、第2基板部50側から液晶分子41を見たとき、液晶分子41の長軸方向の他端部が、画素101の短手方向と平行な方向に対して、10°をなすように、液晶分子41が並んでいる。なお、画素101の短手方向と平行な方向に対して反時計回りの方向の角度が正の値とされている。
また、上記実質的に45°とは、30°~60°の範囲内の角度、または、40°~50°の範囲内の角度を指す。また、上記実質的に135°とは、150°~120°の範囲内の角度、または、140°~130°の範囲内の角度を指す。また、上記実質的に225°とは、210°~240°の範囲内の角度、または、220°~230°の範囲内の角度を指す。また、上記実質的に315°とは、300°~330°の範囲内の角度、または、310°~320°の範囲内の角度を指す。
なお、図2の14は、画素101の短手方向に沿って延在ずるゲート配線である。
図3は、液晶層30への電圧印加時における液晶分子41の姿勢を説明するための模式斜視図である。
配向領域101aにおける液晶分子41の傾斜角は、画素電極102と対向電極103との間において略一定なっている。これと同様に、配向領域101b,101c,101dのそれぞれでも、液晶分子41の傾斜角は、画素電極102と対向電極103との間において略一定なっている。ここで、液晶分子41の傾斜角は、液晶分子41の長軸がガラス基板11の上面に対してなす角度を指す。
画素電極102は、マトリクス状に複数配列され、長方形状の領域内に設けられている。この領域は、互いに平行な複数のゲート配線14,14,・・・と、互いに平行な複数のソース配線15,15,・・・とによって区画された領域である。
ゲート配線14,14,・・・は、第1ガラス基板11上に設けられて、画素101の短手方向と平行な方向に延在している。また、各ゲート配線14は薄膜トランジスタ13のゲートに電気的に接続されている。
ソース配線15は、第1ガラス基板11上に設けられ、画素101の長手方向と平行な方向に延在している。また、各ソース配線15は薄膜トランジスタ13のソースに電気的に接続されている。
薄膜トランジスタ13としては、例えばシリコンまたは酸化物半導体を用いてチャネルを形成したものが好適に用いられる。この酸化物半導体としては、例えば、インジウム、ガリウム、亜鉛および酸素から構成される化合物(In-Ga-Zn-O)、インジウム、スズ、亜鉛および酸素から構成される化合物(In-Tin-Zn-O)、または、インジウム、アルミニウム、亜鉛および酸素から構成される化合物(In-Al-Zn-O)を用いることができる。
また、ゲート配線14およびソース配線15としては、液晶表示パネルの分野において通常使用されるものを用いることができ、例えば、銅、チタン、クロム、アルミニウム、モリブデン等の金属、それらの合金等で形成することができる。
カラーフィルタ52は、赤色カラーフィルタ52A、緑色カラーフィルタ52Bおよび青色カラーフィルタ52Cで構成されている。この赤色カラーフィルタ52A、緑色カラーフィルタ52Bおよび青色カラーフィルタ52Cは、それぞれ、画素101の長手方向に沿って配列された複数の画素電極102上に位置し、画素101の長手方向に沿って延在している。
図4は、画素電極102およびその周辺部を拡大した平面図である。
薄膜トランジスタ13のドレインはドレイン配線16に電気的に接続されている。このドレイン配線16は、コンタクトホール17内の導電体を介して、画素電極102にも電気的に接続されている。
ゲート配線14,14,・・・とソース配線15,15,・・・とによって区画された長方形状の領域内には、容量配線18も形成されている。この容量配線18は、画素電極102の三辺に沿うように形成されて、画素電極102に電気的に接続されている。
画素電極102は、厚さ方向(図4の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101a,101bと対向する第1画素電極部102aと、厚さ方向において配向領域101c,101dと対向する第2画素電極部102bとを有している。この第1画素電極部102aと第2画素電極部102bとの間には、画素101の短手方向に沿って、長方形状の切り欠き部102cと、連結部102dとが設けられている。
切り欠き部102cは、画素電極102の一対の長辺の一方から、その一対の長辺の他方に向かって延在している。すなわち、この切り欠き部102cは、画素101の短手方向に沿って延在するように形成されている。
連結部102dは、第1画素電極部102aと第2画素電極部102bを連結する部分であり、切り欠き部102cに隣り合うように形成されている。また、連結部102dは上記一対の長辺の他方側に位置する。
図5は、第1画素電極部102aを拡大した平面図である。
第1画素電極部102aは、厚さ方向(図5の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101aに対向する第1スリット形成領域111と、厚さ方向において配向領域101bに対向する第2スリット形成領域121と、境界領域131とを有している。
第1スリット形成領域111には、配向領域101aにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する7本のスリット112A~112Gが形成されている。なお、このスリット112A~112Gは、第1スリットの一例である。
スリット112A~112Gは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット112A~112Gの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット112A~112G同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット112A~112Gの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定してもよい。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域121には、配向領域101bにおける液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット122A~122Hが形成されている。なお、スリット122A~122Hは、第2スリットの一例である。
スリット122A~122Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット122A~122Hの幅は、スリット112A~112Gの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット122A~122H同士の間隔も、スリット112A~112G同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、スリット122A~122Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域131は、第1スリット形成領域111と第2スリット形成領域121との間に設けられている。この境界領域131の幅(図5の上下方向の長さ)は、スリット112A~112Gまたはスリット122A~122Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域131は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部131a、中央部131bおよび第2端部131cを含んでいる。ここで、画素電極102の幅(図5の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部131a、中央部131bおよび第2端部131cは、それぞれ、例えばL/3の長さを有している。また、第1,第2端部131a,131cには、スリットが設けられていない一方、中央部131bには、スリット132が形成されている。なお、スリット132は第3スリットの一例である。
境界領域131の第1端部131aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット112A~112Dの境界領域131側の端部が配置されている。また、境界領域131の第1端部131aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット122Aの境界領域131側の端部が配置されている。
境界領域131の中央部131bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット112E,112Fの境界領域131側の端部が配置されている。また、境界領域131の中央部131bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット122B,122Cの境界領域131側の端部が配置されている。
境界領域131の第2端部131cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット112Gの境界領域131側の端部が配置されている。また、境界領域131の第2端部131cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット122D~122Hの境界領域131側の端部が配置されている。
スリット132は、スリット112A~112Gが延在する方向に非平行、かつ、スリット122A~122Hが延在する方向に非平行となるように形成されている。より具体的に言うと、スリット132は、画素101の長手方向に沿って延在している。また、スリット132は、スリット112Fの境界領域131側の端部に連なり、かつ、スリット122Cの境界領域131側の端部に連なって、スリット112Eとスリット122Bを繋げている。すなわち、スリット112Fとスリット122Cはスリット132を介して互いに連通している。
また、スリット112D~112Gの境界領域131側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット112D~112Gの境界領域131側の端部は、スリット112A~112Cの境界領域131側の端部よりも、境界領域131側に位置する。逆に言えば、スリット112A~112Cの境界領域131側の端部は、スリット112D~112Gの境界領域131側の端部よりも、境界領域131側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット112D~112Gの境界領域131側の端部は、境界領域131に到達しているが、スリット112A~112Cの境界領域131側の端部は、境界領域131に到達していない。
また、スリット122A~122Dの境界領域131側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット122A~122Dの境界領域131側の端部は、スリット122E~122Hの境界領域131側の端部よりも、境界領域131側に位置する。逆に言えば、スリット122E~122Hの境界領域131側の端部は、スリット122A~122Dの境界領域131側の端部よりも、境界領域131側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット122A~122Dの境界領域131側の端部は、境界領域131に到達しているが、スリット122E~122Hの境界領域131側の端部は、境界領域131に到達していない。
また、スリット112A~112Gと、スリット122A~122Hと、スリット132とが呈する形状は、点対称な形状になっていない。
図6は、第2画素電極部102bを拡大した平面図である。
第2画素電極部102bは、厚さ方向(図6の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101cに対向する第1スリット形成領域141と、厚さ方向において配向領域101dに対向する第2スリット形成領域151と、境界領域161とを有している。
第1スリット形成領域141には、配向領域101cにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット142A~142Hが形成されている。なお、このスリット142A~142Hは、第1スリットの一例である。
スリット142A~142Hは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット142A~142Hの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット142A~142H同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット142A~142Hの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定されている。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域151には、配向領域101dにおける液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット152A~152Hが形成されている。なお、スリット152A~152Hは、第2スリットの一例である。
スリット152A~152Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット152A~152Hの幅は、スリット142A~142Hの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット152A~152H同士の間隔は、スリット142A~142H同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、上記スリット152A~152Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域161は、第1スリット形成領域141と第2スリット形成領域151との間に設けられている。この境界領域161の幅(図6の上下方向の長さ)は、スリット142A~142Hまたはスリット152A~152Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域161は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部161a、中央部161bおよび第2端部161cを含んでいる。ここで、画素電極102の幅(図6の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部161a、中央部161bおよび第2端部161cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部161a,161cには、スリットが設けられていない一方、中央部161bには、スリット162が形成されている。なお、スリット162は第3スリットの一例である。
境界領域161の第1端部161aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット142Aの境界領域161側の端部が配置されている。また、境界領域161の第1端部161aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット152A~152Eの境界領域161側の端部が配置されている。
境界領域161の中央部161bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット142B,142Cの境界領域161側の端部が配置されている。また、境界領域161の中央部161bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット152F,152Gの境界領域161側の端部が配置されている。
境界領域161の第2端部161cに関しては、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット142D~142Hの境界領域161側の端部が配置されている。また、境界領域161の第2端部161cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット152Hの境界領域161側の端部が配置されている。
スリット162は、スリット142A~142Hが延在する方向に非平行、かつ、スリット152A~152Hが延在する方向に非平行となるように形成されている。より具体的に言うと、画素電極102の長手方向に沿って延在している。また、スリット162は、スリット142Cの境界領域161側の端部に連なり、かつ、スリット152Gの境界領域161側の端部に連なって、スリット142Cとスリット152Gとを繋げている。すなわち、スリット142Cとスリット152Gはスリット162を介して互いに連通している。
また、スリット142A~142Dの境界領域161側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット142A~142Dの境界領域161側の端部は、スリット142E~142Hの境界領域161側の端部よりも、境界領域161側に位置する。逆に言えば、スリット142E~142Hの境界領域161側の端部は、スリット142A~142Dの境界領域161側の端部よりも、境界領域161側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット142A~142Dの境界領域161側の端部は、境界領域161に到達しているが、スリット142E~142Hの境界領域161側の端部は、境界領域161に到達していない。
また、スリット152E~152Hの境界領域161側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット152E~152Hの境界領域161側の端部は、スリット152A~152Dの境界領域161側の端部よりも、境界領域161側に位置する。逆にいえば、スリット152A~152Dの境界領域161側の端部は、スリット152E~152Hの境界領域161側の端部よりも、境界領域161側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット152E~152Hの境界領域161側の端部は、境界領域161に到達しているが、スリット152A~152Dの境界領域161側の端部は、境界領域161に到達していない。
また、スリット142A~142Hと、スリット152A~152Hと、スリット162とが呈する形状は、点対称な形状になっていない。
また、図4に示すように、第1画素電極部102aのスリット132と、第2画素電極部102bのスリット162とは、画素101の長手方向に沿って位置が揃っている。
上記構成の液晶表示パネルによれば、液晶層30に電圧を印加したとき、画素101の第1画素電極部102a上の部分では、二重暗線が発生する。このとき、境界領域131の第1,第2端部131a,131cには、スリットが形成されていない一方、境界領域131の中央部131bには、スリット132が形成されていることにより、スリット132上における液晶分子41がスリット132で固定される。したがって、第1画素電極部102a上における二重暗線の回位をスリット132上に発生させることができる。
また、液晶層30に電圧を印加したとき、画素101の第2画素電極部102b上の部分においても、二重暗線が発生するが、境界領域161の第1,第2端部161a,161cへのスリットの非形成と、境界領域161の中央部161bへのスリット162の形成とにより、第2画素電極部102b上における二重暗線の回位をスリット162上に発生させることができる。
また、第1画素電極部102aのスリット132と、第2画素電極部102bのスリット162とは、画素101の長手方向に沿って位置が揃っているので、第1画素電極部102a上における二重暗線の回位の位置と、第2画素電極部102b上における二重暗線の回位の位置とを、画素101の長手方向に沿って揃えることができる。
このように、二重暗線の回位の位置を制御することができるので、表示のざらつきを改善して、表示品位を高めることができる。
また、第1画素電極部102aのスリット132はスリット112Fとスリット122Cを繋げているので、スリット132上で液晶分子41の配向方位を固定できる。したがって、スリット132上において二重暗線の回位が発生する可能性を高めることができる。
また、第2画素電極部102bのスリット162はスリット142Cとスリット152Gを繋げているので、スリット162上で液晶分子41の配向方位を固定できる。したがって、スリット162上において二重暗線の回位が発生する可能性を高めることができる。
また、スリット132,162が画素101の長手方向に沿って延在するので、スリット132,162の両側に回位が固定される。その結果、二重暗線の回位の数が増えるため、二重暗線の幅を抑制することができる。したがって、液晶層30の光透過率の低下の防止効果を高めることができる。
図7は、上記第1実施形態の暗線の発生をシミュレーションした結果を示す一画素の写真図である。図7では、液晶層30への電圧印加時における液晶分子41をボルト形状で示している。より詳しく説明すると、ボルトの頭部は図2,図3の円錐の底部に対応している。一方、ボルトの頭部側とは反対側の端部つまり先端部は図2,図3の円錐の頂部に対応している。
図7より、回位P101は第1画素電極部102aのスリット132上で発生し、回位P111は第2画素電極部102bのスリット162上で発生し、回位P101と回位P111は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることが分かる。
また、第1画素電極部102a上では回位P102,P103も発生し、第2画素電極部102b上では回位P112,P113も発生しているが、回位P102,P103と回位P112,P113は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることも分かる。
上記第1実施形態では、配向領域101a~101dは、配向領域101a~101dの順番で配列されていたが、その順番に限定されず、例えば、配向領域101b,101a,101d,101cの順番で配列されてもよい。
上記第1実施形態では、配向領域101a,101bは画素電極102の薄膜トランジスタ13側とは反対側の部分上に設けられ、配向領域101c,101dは画素電極102の薄膜トランジスタ13側の部分上に設けられていたが、配向領域101a,101bは画素電極102の薄膜トランジスタ13側の部分上に設けられ、配向領域101c,101dは画素電極102の薄膜トランジスタ13側とは反対側の部分上に設けられてもよい。
上記第1実施形態では、画素101は、配向領域101a~101dを有していたが、配向領域101a,101bを有するが、配向領域101c,101dを有さないようにしてもよいし、配向領域101c,101dを有するが、配向領域101a,101bを有さないようにしてもよい。すなわち、1つの画素101は、配向領域101a,101bだけを有するようにしてもよいし、配向領域101c,101dだけを有するようにしてもよい。
上記第1実施形態では、第1偏光板60の偏光軸を画素101の短手方向と平行にし、かつ、第2偏光板70の偏光軸を画素101の長手方向と平行していたが、第1偏光板60の偏光軸を画素101の長手方向と平行にし、かつ、第2偏光板70の偏光軸を画素101の短手方向と平行してもよい。
上記第1実施形態では、ゲート配線14は、画素電極102の長手方向の中央部と重なるように形成されていなかったが、画素電極102の長手方向の中央部と重なるように形成されてもよい。このようにするとき、ゲート配線14が延在する方向は、画素101の短手方向と平行にしてもよいし、画素101の短手方向と非平行にしてもよい。
上記第1実施形態では、スリット112A~112Gの幅と、スリット112A~112G同士の間隔とは、互いに同じになるようにしていたが、互いに異なるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、スリット122A~122Hの幅と、スリット122A~122H同士の間隔とは、互いに同じになるようにしていたが、互いに異なるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、画素電極102の短手方向の長さをLとしたとき、その短手方向において、第1端部131a、中央部131bおよび第2端部131cは、それぞれ、L/3の長さを有していたが、例えば、第1端部131aはL/4、中央部131bはL/2、第2端部131cはL/4を、それぞれ、有するようにしてもよい。要するに、画素電極102の短手方向の長さをLとしたとき、その短手方向において、中央部131bの長さは、L/3~L/2の範囲内としてもよい。
上記第1実施形態では、第1スリット形成領域111に形成したスリットの数は、7本であったが、7本以外の複数本としてもよい。
上記第1実施形態では、第2スリット形成領域121、第1スリット形成領域141および第2スリット形成領域151に形成したスリットの数は、8本であったが、8本以外の複数本としてもよい。
上記第1実施形態では、境界領域131の中央部131bに、スリット132を1本形成していたが、スリット132と同様のスリットを複数本形成してもよい。
上記第1実施形態では、第1,第2画素電極部102a,102bのスリット形状を、点対称な形状にしていなかったが、第1,第2画素電極部102a,102bの少なくとも一方のスリット形状を、点対称な形状にしてもよい。
〔第2実施形態〕
以下、上記第1実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の第2実施形態の液晶表示パネルについて説明する。
以下、上記第1実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の第2実施形態の液晶表示パネルについて説明する。
図8は、この発明の第2実施形態の液晶表示パネルが備える画素電極202およびその周辺部を拡大した平面図である。
上記第2実施形態の液晶表示パネルは、画素電極102に換えて画素電極202を備えている点が、上記第1実施形態の液晶表示パネルと異なっている。なお、第2実施形態の液晶表示パネルにおいて、画素電極202以外の部分は、上記第1実施形態の液晶表示パネルの対応部分と同様に構成されている。
画素電極202は、厚さ方向(図8の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101a,101bと対向する第1画素電極部202aと、厚さ方向において配向領域101c,101dと対向する第2画素電極部202bとを有している。
図9は、第1画素電極部202aを拡大した平面図である。
第1画素電極部202aは、厚さ方向(図9の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101aに対向する第1スリット形成領域211と、厚さ方向において配向領域101bに対向する第2スリット形成領域221と、境界領域231とを有している。
第1スリット形成領域211には、配向領域101aにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット212A~212Hが形成されている。なお、このスリット212A~212Hは、第1スリットの一例である。
スリット212A~212Hは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット212A~212Hの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット212A~212H同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット212A~212Hの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定してもよい。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域221には、配向領域101bにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット222A~222Hが形成されている。なお、スリット222A~222Hは、第2スリットの一例である。
スリット222A~222Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット222A~222Hの幅は、スリット212A~212Hの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット222A~222H同士の間隔も、スリット212A~212H同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、スリット222A~222Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域231は、第1スリット形成領域211と第2スリット形成領域221との間に設けられている。この境界領域231の幅(図9の上下方向の長さ)は、スリット212A~212Hまたはスリット222A~222Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域231は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部261a、中央部261bおよび第2端部261cを含んでいる。ここで、画素電極202の幅(図9の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部261a、中央部261bおよび第2端部261cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部261a,261cには、スリットが設けられていない一方、中央部261bには、スリット232が形成されている。なお、スリット232は第3スリットの一例である。
境界領域231の第1端部231aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット212A~212Eの境界領域231側の端部が配置されている。また、境界領域231の第1端部231aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット222Aの境界領域231側の端部が配置されている。
境界領域231の中央部231bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット212F,212Gの境界領域231側の端部が配置されている。また、境界領域231の中央部231bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット222B,222Cの境界領域231側の端部が配置されている。
境界領域231の第2端部231cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット212Hの境界領域231側の端部が配置されている。また、境界領域231の第2端部231cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット222D~222Hの境界領域231側の端部が配置されている。
スリット232は、スリット212A~212Hが延在する方向に非平行、かつ、スリット222A~222Hが延在する方向に非平行となるように形成されている。より具体的に言うと、スリット232は、画素101の短手方向に沿って延在している。また、スリット232は、スリット212Gの境界領域231側の端部に連なり、かつ、スリット222Bの境界領域231側の端部に連なって、スリット212Gとスリット222Bを繋げている。すなわち、スリット212Gとスリット222Bはスリット232を介して互いに連通している。
また、スリット212D,212E,212G,212Hの境界領域231側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット212D,212E,212G,212Hの境界領域231側の端部は、スリット212A~212C,212Fの境界領域231側の端部よりも、境界領域231側に位置する。逆に言えば、スリット212A~212C,212Fの境界領域231側の端部は、スリット212D,212E,212G,212Hの境界領域231側の端部よりも、境界領域231側の反対側に位置する。より詳しくは、スリット212D,212E,212G,212Hの境界領域231側の端部は、境界領域231に到達しているが、スリット212A~212C,212Fの境界領域231側の端部は、境界領域231に到達していない。
また、スリット222A,222B,222D,222Eの境界領域231側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット222A,222B,222D,222Eの境界領域231側の端部は、スリット222C,222F~222Hの境界領域231側の端部よりも、境界領域231側に位置する。逆に言えば、スリット222C,222F~222Hの境界領域231側の端部は、スリット222A,222B,222D,222Eの境界領域231側の端部よりも、境界領域231側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット222A,222B,222D,222Eの境界領域231側の端部は、境界領域231に到達しているが、スリット222C,222F~222Hの境界領域231側の端部は、境界領域231に到達していない。
また、スリット212A~212Hと、スリット222A~222Hと、スリット232とが呈する形状は、点対称な形状になっている。ここで、対称中心はスリット232に重なる。
図10は、第2画素電極部202bを拡大した平面図である。
第2画素電極部202bは、厚さ方向(図10の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101cに対向する第1スリット形成領域241と、厚さ方向において配向領域101dに対向する第2スリット形成領域251と、境界領域261とを有している。
第1スリット形成領域241には、配向領域101cにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット242A~242Hが形成されている。なお、このスリット242A~242Hは、第1スリットの一例である。
スリット242A~242Hは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット242A~242Hの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット242A~242H同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット242A~242Hの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定しもよい。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域251には、配向領域101dにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット252A~252Hが形成されている。なお、スリット252A~252Hは、第2スリットの一例である。
スリット252A~252Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット252A~252Hの幅は、スリット242A~242Hの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット252A~252H同士の間隔は、スリット242A~242H同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、上記スリット252A~252Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域261は、第1スリット形成領域241と第2スリット形成領域251との間に設けられている。この境界領域261の幅(図10の上下方向の長さ)は、スリット242A~242Hまたはスリット252A~252Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域261は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部261a、中央部261bおよび第2端部261cを含んでいる。ここで、画素電極202の幅(図10の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部261a、中央部261bおよび第2端部261cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部261a,261cには、スリットが設けられていない一方、中央部261bには、スリット262が形成されている。なお、スリット262は第3スリットの一例である。
境界領域261の第1端部261aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット242Aの境界領域261側の端部が配置されている。また、境界領域261の第1端部261aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット252A~252Eの境界領域261側の端部が配置されている。
境界領域261の中央部261bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット242B,242Cの境界領域261側の端部が配置されている。また、境界領域261の中央部261bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット252F,252Gの境界領域261側の端部が配置されている。
境界領域261の第2端部261cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット242D~242Hの境界領域261側の端部が配置されている。また、境界領域261の第2端部261cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット252Hの境界領域261側の端部が配置されている。
スリット262は、スリット242A~242Hが延在する方向に非平行、かつ、スリット252A~252Hが延在する方向に非平行となるように形成されている。より具体的に言うと、スリット262は、画素101の短手方向に沿って延在している。また、スリット262は、スリット242Bの境界領域261側の端部に連なり、かつ、スリット252Gの境界領域261側の端部に連なって、スリット242Bとスリット252Gとを繋げている。すなわち、スリット242Bとスリット252Gはスリット262を介して互いに連通している。
また、スリット242A,242B,242D,242Eの境界領域261側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット242A,242B,242D,242Eは、スリット242C,242F~242Hの境界領域261側の端部よりも、境界領域261側に位置する。逆に言えば、スリット242C,242F~242Hの境界領域261側の端部は、スリット242A,242B,242D,242Eの境界領域261側の端部よりも、境界領域261側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット242A,242B,242D,242Eの境界領域261側の端部は、境界領域261に到達しているが、スリット242C,242F~242Hの境界領域261側の端部は、境界領域261に到達していない。
また、スリット252D,252E,252G,252Hの境界領域261側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット252D,252E,252G,252Hの境界領域261側の端部は、スリット252A~252C,252Fの境界領域261側の端部よりも、境界領域261側に位置する。逆に言えば、スリット252A~252C,252Fの境界領域261側の端部は、スリット252D,252E,252G,252Hの境界領域261側の端部よりも、境界領域261側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット252D,252E,252G,252Hの境界領域261側の端部は、境界領域261に到達しているが、スリット252A~252C,252Fの境界領域261側の端部は、境界領域261に到達していない。
また、スリット242A~242Cと、スリット252F~252Hと、スリット262とが呈する形状は、点対称な形状になっている。ここで、対称中心はスリット262に重なる。
また、図8に示すように、第1画素電極部202aのスリット232と、第2画素電極部202bのスリット262とは、画素101の長手方向に沿って位置が揃っている。
上記構成の液晶表示パネルによれば、境界領域231,261の第1端部231a,261aと、境界領域231,261の第2端部231c,261cとには、スリットが形成されていない一方、境界領域231,261の中央部231b,261bには、スリット232,262が形成されていることにより、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、スリット232,262が画素101の短手方向に沿って延在するので、配向領域101aと配向領域101bによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができると共に、配向領域101cと配向領域101dとによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
また、スリット212A~212Hと、スリット222A~222Hと、スリット232とが呈する形状が、点対称な形状になっているので、配向領域101aと配向領域101bとによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
また、スリット242A~242Cと、スリット252F~252Hと、スリット262とが呈する形状が、点対称な形状になっているので、配向領域101cと配向領域101dとによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
また、スリット212Fの境界領域231側の端部は、スリット212D,212E,212G,212Hの境界領域231側の端部よりも、境界領域231側の反対側に位置する。また、スリット222Cの境界領域231側の端部は、スリット222A,222B,222D,222Eの境界領域231側の端部よりも、境界領域231側の反対側に位置する。したがって、製造バラツキによってスリット212F,222Cがスリット232と連結するのを抑制することができる。
また、スリット242Cの境界領域261側の端部は、スリット242A,242B,242D,242Eの境界領域261側の端部よりも、境界領域261側の反対側に位置する。また、スリット252Fの境界領域261側の端部は、スリット252D,252E,252G,252Hの境界領域261側の端部よりも、境界領域261側の反対側に位置する。したがって、製造バラツキによってスリット212F,222Cがスリット232と連結するのを抑制することができる。
図11は、上記第2実施形態の暗線の発生をシミュレーションした結果を示す一画素の写真図である。図11では、図7と同様に、液晶層30への電圧印加時における液晶分子41をボルト形状で示している。
図11より、回位P201は第1画素電極部202aのスリット232上で発生し、回位P211は第2画素電極部202bのスリット262上で発生し、回位P201と回位P211は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることが分かる。
また、第1画素電極部202a上では回位P202,P203も発生し、第2画素電極部202b上では回位P212,P213も発生しているが、回位P202,P203と回位P212,P213は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることも分かる。
上記第2実施形態では、スリット212A~212H,222A~222Hの全部が呈する形状を、点対称な形状にしていたが、スリット212A~212H,222A~222Hの境界領域231側の端部と、スリット232とだけが呈する形状を、点対称な形状にしてもよい。
上記第2実施形態では、スリット242A~242C,252F~252Hの全部が呈する形状を、点対称な形状にしていたが、スリット242A~242C,252F~252Hの境界領域261側の端部と、スリット262とだけが呈する形状を、点対称な形状にしてもよい。
上記第2実施形態では、スリット242A~242C,252F~252Hが呈する形状を、点対称な形状にしていたが、スリット242A~242H,252A~252Hが呈する形状を、点対称な形状にしてもよい。
〔第3実施形態〕
以下、上記第1実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の第3実施形態の液晶表示パネルについて説明する。
以下、上記第1実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の第3実施形態の液晶表示パネルについて説明する。
図12は、この発明の第3実施形態の液晶表示パネルが備える画素電極302およびその周辺部を拡大した平面図である。
上記第3実施形態の液晶表示パネルは、画素電極102に換えて画素電極302を備えている点が、上記第1実施形態の液晶表示パネルと異なっている。なお、第3実施形態の液晶表示パネルにおいて、画素電極302以外の部分は、上記第1実施形態の液晶表示パネルの対応部分と同様に構成されている。
画素電極302は、厚さ方向(図12の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101a,101bと対向する第1画素電極部302aと、厚さ方向において配向領域101c,101dと対向する第2画素電極部302bとを有している。
図13は、第1画素電極部302aを拡大した平面図である。
第1画素電極部302aは、厚さ方向(図13の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101aに対向する第1スリット形成領域311と、厚さ方向において配向領域101bに対向する第2スリット形成領域321と、境界領域331とを有している。
第1スリット形成領域311には、配向領域101aにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する7本のスリット312A~312Gが形成されている。なお、このスリット312A~312Gは、第1スリットの一例である。
スリット312A~312Gは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット312A~312Gの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット312A~312G同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット312A~312Gの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定してもよい。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域321には、配向領域101bにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット322A~322Hが形成されている。なお、スリット322A~322Hは、第2スリットの一例である。
スリット322A~322Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット322A~322Hの幅は、スリット312A~312Gの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット322A~322H同士の間隔も、スリット312A~312G同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、スリット322A~322Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域331は、第1スリット形成領域311と第2スリット形成領域321との間に設けられている。この境界領域331の幅(図13の上下方向の長さ)は、スリット312A~312Gまたはスリット322A~322Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域331は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部331a、中央部331bおよび第2端部331cを含んでいる。ここで、画素電極302の幅(図13の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部331a、中央部331bおよび第2端部331cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部331a,331cには、スリットが設けられていない一方、中央部331bには、スリット332が形成されている。なお、スリット332は第3スリットの一例である。
境界領域331の第1端部331aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット312A~312Dの境界領域331側の端部が配置されている。また、境界領域331の第1端部331aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット322Aの境界領域331側の端部が配置されている。
境界領域331の中央部331bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット312E,312Fの境界領域331側の端部が配置されている。また、境界領域331の中央部331bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット322B,322Cの境界領域331側の端部が配置されている。
境界領域331の第2端部331cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット312Gの境界領域331側の端部が配置されている。また、境界領域331の第2端部331cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット322D~322Hの境界領域331側の端部が配置されている。
スリット332は、スリット312Fと一直線上に並ぶ部分と、スリット322Bと一直線上に並ぶ部分とで構成されて、上記第2実施形態のスリット232よりも、開口面積が小さくなっている。また、スリット332は、スリット312Fの境界領域331側の端部に連なり、かつ、スリット322Bの境界領域331側の端部に連なって、スリット312Fとスリット322Bを繋げている。すなわち、スリット312Fとスリット322Bはスリット332を介して互いに連通している。
また、スリット312D,312F,312Gの境界領域331側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。また、スリット312C,312Eの境界領域331側の端部も、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット312D,312F,312Gの境界領域331側の端部は、スリット312A~312C,312Eの境界領域331側の端部よりも、境界領域331側に位置する。逆に言えば、スリット312A~312C,312Eの境界領域331側の端部は、スリット312D,312F,312Gの境界領域331側の端部よりも、境界領域331側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット312D,312F,312Gの境界領域331側の端部は、境界領域331に到達しているが、スリット312A~312C,312Eの境界領域331側の端部は、境界領域331に到達していない。
また、スリット322A,322B,322D,322Eの境界領域331側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット322A,322B,322D,322Eの境界領域331側の端部は、スリット322C,322F~322Hの境界領域331側の端部よりも、境界領域331側に位置する。逆に言えば、スリット322C,322F~322Hの境界領域331側の端部は、スリット322A,322B,322D,322Eの境界領域331側の端部よりも、境界領域331側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット322A,322B,322D,322Eの境界領域331側の端部は、境界領域331に到達しているが、スリット322C,322F~322Hの境界領域331側の端部は、境界領域331に到達していない。
また、スリット312A~312Gと、スリット322A~322Hと、スリット332とが呈する形状は、点対称な形状になっていない。
図14は、第2画素電極部302bを拡大した平面図である。
第2画素電極部302bは、厚さ方向(図14の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101cに対向する第1スリット形成領域341と、厚さ方向において配向領域101dに対向する第2スリット形成領域351と、境界領域361とを有している。
第1スリット形成領域341には、配向領域101cにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット342A~342Hが形成されている。なお、このスリット342A~342Hは、第1スリットの一例である。
スリット342A~342Hは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット342A~342Hの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット342A~342H同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット342A~342Hの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定してもよい。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域351には、配向領域101dにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット352A~352Hが形成されている。なお、スリット352A~352Hは、第2スリットの一例である。
スリット352A~352Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット352A~352Hの幅は、スリット342A~342Hの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット352A~352H同士の間隔は、スリット342A~342H同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、上記スリット352A~352Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域361は、第1スリット形成領域341と第2スリット形成領域351との間に設けられている。この境界領域361の幅(図14の上下方向の長さ)は、スリット342A~342Hまたはスリット352A~352Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域361は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部361a、中央部361bおよび第2端部361cを含んでいる。ここで、画素電極302の幅(図14の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部361a、中央部361bおよび第2端部361cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部361a,361cには、スリットが設けられていない一方、中央部361bには、スリット362が形成されている。なお、スリット362は第3スリットの一例である。
境界領域361の第1端部361aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット342Aの境界領域361側の端部が配置されている。また、境界領域361の第1端部361aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット352A~352Eの境界領域361側の端部が配置されている。
境界領域361の中央部361bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット342B,342Cの境界領域361側の端部が配置されている。また、境界領域361の中央部361bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット352F,352Gの境界領域361側の端部が配置されている。
境界領域361の第2端部361cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット342D~342Hの境界領域361側の端部が配置されている。また、境界領域361の第2端部361cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット352Hの境界領域361側の端部が配置されている。
スリット362は、スリット342Bと一直線上に並ぶ部分と、スリット352Gと一直線上に並ぶ部分とで構成されて、上記第2実施形態のスリット262よりも、開口面積が小さくなっている。また、スリット362は、スリット342Bの境界領域361側の端部に連なり、かつ、スリット352Gの境界領域361側の端部に連なって、スリット342Bとスリット352Gとを繋げている。すなわち、スリット342Bとスリット352Gはスリット362を介して互いに連通している。
また、スリット342A,342B,342D,342Eの境界領域361側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット342A,342B,342D,342Eの境界領域361側の端部は、スリット342C,342F~342Hの境界領域361側の端部よりも、境界領域361側に位置する。逆に言えば、スリット342C,342F~342Hの境界領域361側の端部は、スリット342A,342B,342D,342Eの境界領域361側の端部よりも、境界領域361側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット342A,342B,342D,342Eの境界領域361側の端部は、境界領域361に到達しているが、スリット342C,342F~342Hの境界領域361側の端部は、境界領域361に到達していない。
また、スリット352E,352G,352Hの境界領域361側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。また、スリット352D,352Fの境界領域361側の端部も、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット352E,352G,352Hの境界領域361側の端部は、スリット352A~352D,352Fの境界領域361側の端部よりも、境界領域361側に位置する。逆に言えば、スリット352A~352D,352Fの境界領域361側の端部は、スリット352E,352G,352Hの境界領域361側の端部よりも、境界領域361側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット352E,352G,352Hの境界領域361側の端部は、境界領域361に到達しているが、スリット352A~352D,352Fの境界領域361側の端部は、境界領域361に到達していない。
また、スリット342A~342Hと、スリット352A~352Hと、スリット362とが呈する形状は、点対称な形状になっていない。
また、図12に示すように、第1画素電極部302aのスリット332と、第2画素電極部302bのスリット362とは、画素101の長手方向に沿って位置が揃っている。
上記構成の液晶表示パネルによれば、境界領域331,361の第1端部331a,361aと、境界領域331,361の第2端部331c,361cとには、スリットが形成されていない一方、境界領域331,361の中央部331b,361bには、スリット332,362が形成されている。ここでは、第1,第2画素電極部302a,302bのスリット形状が上記第2実施形態とは異なっているため、画素101の短手方向においてスリット332,362の長さが上記第2実施形態よりも短くなっているが、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、スリット332,362は、上記第2実施形態のスリット232,262よりも、開口面積が小さくなっているので、上記第2実施形態よりも、液晶層30の光透過率を上げることができる。
また、スリット312Eの境界領域331側の端部は、スリット312D,312F,312Gの境界領域331側の端部よりも、境界領域331側の反対側に位置する。また、スリット322Cの境界領域331側の端部は、スリット322A,322B,322D,322Eの境界領域331側の端部よりも、境界領域331側の反対側に位置する。したがって、製造バラツキによってスリット312E,322Cがスリット332と連結するのを抑制することができる。
また、スリット342Cの境界領域361側の端部は、スリット342A,342B,342D,342Eの境界領域361側の端部よりも、境界領域361側の反対側に位置する。また、スリット352Fの境界領域361側の端部は、スリット352E,352G,352Hの境界領域361側の端部よりも、境界領域361側の反対側に位置する。したがって、製造バラツキによってスリット342C,352Fがスリット362と連結するのを抑制することができる。
図15は、上記第3実施形態の暗線の発生をシミュレーションした結果を示す一画素の写真図である。図15では、図7と同様に、液晶層30への電圧印加時における液晶分子41をボルト形状で示している。
図15より、回位P301は第1画素電極部302aのスリット332上で発生し、回位P311は第2画素電極部302bのスリット362上で発生し、回位P301と回位P311は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることが分かる。
また、第1画素電極部302a上では回位P302,P303も発生し、第2画素電極部302b上では回位P312,P313も発生しているが、回位P302,P303と回位P312,P313は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることも分かる。
〔第4実施形態〕
以下、上記第1実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の第4実施形態の液晶表示パネルについて説明する。
以下、上記第1実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の第4実施形態の液晶表示パネルについて説明する。
図16は、この発明の第4実施形態の液晶表示パネルが備える画素電極402およびその周辺部を拡大した平面図である。
上記第4実施形態の液晶表示パネルは、画素電極102に換えて画素電極402を備えている点が、上記第1実施形態の液晶表示パネルと異なっている。なお、第4実施形態の液晶表示パネルにおいて、画素電極402以外の部分は、上記第1実施形態の液晶表示パネルの対応部分と同様に構成されている。
画素電極402は、厚さ方向(図16の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101a,101bと対向する第1画素電極部402aと、厚さ方向において配向領域101c,101dと対向する第2画素電極部402bとを有している。
図17は、第1画素電極部402aを拡大した平面図である。
第1画素電極部402aは、厚さ方向(図17の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101aに対向する第1スリット形成領域411と、厚さ方向において配向領域101bに対向する第2スリット形成領域421と、境界領域431とを有している。
第1スリット形成領域411には、配向領域101aにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する7本のスリット412A~412Gが形成されている。なお、このスリット412A~412Gは、第1スリットの一例である。
スリット412A~412Gは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット412A~412Gの幅は、例えば3.0μmに設定されている。また、スリット412A~412G同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット412A~412Gの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定してもよい。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域421には、配向領域101bにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット422A~422Hが形成されている。なお、スリット422A~422Hは、第2スリットの一例である。
スリット422A~422Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット422A~422Hの幅は、スリット412A~412Gの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット422A~422H同士の間隔も、スリット412A~412G同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、スリット422A~422Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域431は、第1スリット形成領域411と第2スリット形成領域421との間に設けられている。この境界領域431の幅(図17の上下方向の長さ)は、スリット412A~412Gまたはスリット422A~422Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域431は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部431a、中央部431bおよび第2端部431cを含んでいる。ここで、画素電極402の幅(図17の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部431a、中央部431bおよび第2端部431cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部431a,431cには、スリットが設けられていない一方、中央部431bには、スリット432が形成されている。なお、スリット432は第3スリットの一例である。
境界領域431の第1端部431aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット412A~412Dの境界領域431側の端部が配置されている。また、境界領域431の第1端部431aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット422Aの境界領域431側の端部が配置されている。
境界領域431の中央部431bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット412E,412Fの境界領域431側の端部が配置されている。また、境界領域431の中央部431bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット422B,422Cの境界領域431側の端部が配置されている。
境界領域431の第2端部431cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット412Gの境界領域431側の端部が配置されている。また、境界領域431の中央部431bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット422D~422Hの境界領域431側の端部が配置されている。
スリット432は、画素101の短手方向に沿って延在している。また、スリット432は、スリット412E,412Fの境界領域431b側の端部との間に所定間隔を有し、かつ、スリット422B,422Cの境界領域431b側の端部との間に所定間隔を有して、スリット412E,412Fとスリット422B,422Cとを繋いでいない。
また、スリット412D,412Gの境界領域431側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。また、スリット412E,412Fの境界領域431b側の端部も、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット412D,412Gの境界領域431側の端部は、スリット412A~412C,412E,412Fの境界領域431側の端部よりも、境界領域431側に位置する。逆に言えば、スリット412A~412C,412E,412Fの境界領域431側の端部は、スリット412D,412Gの境界領域431側の端部よりも、境界領域431側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット412D,412Gの境界領域431側の端部は、境界領域431に到達しているが、スリット412A~412C,412E,412Fの境界領域431側の端部は、境界領域431に到達していない。
また、スリット422A,422D,422Eの境界領域431側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。また、スリット422B,422Cの境界領域431側の端部も、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット422A,422D,422Eの境界領域431側の端部は、スリット422B,422C,422F~422Hの境界領域431側の端部よりも、境界領域431側に位置する。逆に言えば、スリット422B,422C,422F~422Hの境界領域431側の端部は、スリット422A,422D,422Eの境界領域431側の端部よりも、境界領域431側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット422A,422D,422Eの境界領域431側の端部は、境界領域431に到達しているが、スリット422B,422C,422F~422Hの境界領域431側の端部は、境界領域431に到達していない。
また、スリット412A~412Gと、スリット422A~422Hと、スリット432とが呈する形状は、点対称な形状になっていない。
図18は、第2画素電極部402bを拡大した平面図である。
第2画素電極部402bは、厚さ方向(図18の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101cに対向する第1スリット形成領域441と、厚さ方向において配向領域101dに対向する第2スリット形成領域451と、境界領域461とを有している。
第1スリット形成領域441には、配向領域101cにおける液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット442A~442Hが形成されている。なお、このスリット442A~442Hは、第1スリットの一例である。
スリット442A~442Hは、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット442A~442Hの幅は、例えば3.0μmに設定されている。このとき、スリット442A~442H同士の間隔も、例えば3.0μmに設定されている。すなわち、スリット442A~442Hの形成ピッチは、例えば6.0μmに設定されている。なお、上記形成ピッチは、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
第2スリット形成領域451には、配向領域101dにおける液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する8本のスリット452A~452Hが形成されている。なお、スリット452A~452Hは、第2スリットの一例である。
スリット452A~452Hも、互いに異なる長さに設定されているが、互いに同じ幅を有している。このスリット452A~452Hの幅は、スリット442A~442Hの幅と同じ幅に設定されている。また、スリット452A~452H同士の間隔は、スリット442A~442H同士の間隔と同じ間隔に設定されている。なお、上記スリット452A~452Hの形成ピッチも、画素101の透過率を上げる観点上、例えば7.0μm以下とするのが好ましく、製造を容易にする観点上、例えば5.2μm以上とするのが好ましい。
境界領域461は、第1スリット形成領域441と第2スリット形成領域451との間に設けられている。この境界領域461の幅(図18の上下方向の長さ)は、スリット442A~442Hまたはスリット452A~452Hの幅と同じ幅に設定されている。また、境界領域461は、画素101の短手方向に沿って並ぶ第1端部461a、中央部461bおよび第2端部461cを含んでいる。ここで、画素電極402の幅(図14の左右方向の長さ)をLとしたとき、その幅方向において、第1端部461a、中央部461bおよび第2端部461cは、それぞれ、例えばL/3の幅を有している。また、第1,第2端部461a,461cには、スリットが設けられていない一方、中央部461bには、スリット462が形成されている。なお、スリット462は第3スリットの一例である。
境界領域461の第1端部461aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット442Aの境界領域461側の端部が配置されている。また、境界領域461の第1端部461aに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット452A~452Eの境界領域461側の端部が配置されている。
境界領域461の中央部461bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット442B,442Cの境界領域461側の端部が配置されている。また、境界領域461の中央部461bに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット452F,452Gの境界領域461側の端部が配置されている。
境界領域461の第2端部461cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の一方側には、スリット442D~442Hの境界領域461側の端部が配置されている。また、境界領域461の第2端部461cに関して、画素101の長手方向に沿った方向の他方側には、スリット452Hの境界領域461側の端部が配置されている。
スリット462は、画素101の短手方向に沿って延在している。また、スリット442B,442Cの境界領域431b側の端部との間に所定間隔を有し、かつ、スリット452F,452Gの境界領域431b側の端部との間に所定間隔を有して、スリット442B,442Cとスリット452F,452Gとを繋いでいない。
また、スリット442A,442D,442Eの境界領域461側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。また、スリット442B,442Cの境界領域461側の端部も、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット442A,442D,442Eの境界領域461側の端部は、スリット442B,442C,442F~442Hの境界領域461側の端部よりも、境界領域461側に位置する。逆に言えば、スリット442B,442C,442F~442Hの境界領域461側の端部は、スリット442A,442D,442Eの境界領域461側の端部よりも、境界領域461側の反対側に位置する。より詳しくは、スリット442A,442D,442Eの境界領域461側の端部は、境界領域461に到達しているが、スリット442B,442C,442F~442Hの境界領域461側の端部は、境界領域461に到達していない。
また、スリット452E,452Hの境界領域461側の端部は、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。また、スリット452F,452Gの境界領域461側の端部も、画素101の短手方向に沿って位置が揃っている。そして、スリット452E,452Hの境界領域461側の端部は、スリット452A~452D,452F,452Gの境界領域461側の端部よりも、境界領域461側に位置する。逆に言えば、スリット452A~452D,452F,452Gの境界領域461側の端部は、スリット452E,452Hの境界領域461側の端部よりも、境界領域461側の反対側に位置する。より詳しく説明すると、スリット452E,452Hの境界領域461側の端部は、境界領域461に到達しているが、スリット452A~452D,452F,452Gの境界領域461側の端部は、境界領域461に到達していない。
また、スリット442A~442Hと、スリット452A~452Hと、スリット462とが呈する形状は、点対称な形状になっていない。
また、図16に示すように、第1画素電極部402aのスリット432と、第2画素電極部402bのスリット462とは、画素101の長手方向に沿って位置が揃っている。
上記構成の液晶表示パネルによれば、境界領域431,461の第1端部431a,461aと、境界領域431,461の第2端部431c,461cとには、スリットが形成されていない一方、境界領域431,461の中央部431b,461bには、スリット432,462が形成されていることにより、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、スリット412A~412Gはスリット432を介してスリット422A~422Hに繋がらない。また、スリット442A~442Hもスリット462を介してスリット452A~452Hに繋がらない。したがって、スリット412A~412G、スリット422A~422H、スリット442A~442Hおよびスリット452A~452Hは、画素サイズ、画素形状などの要因で対称形にならなくても任意に配置できるため、設計自由度が高い。
また、スリット432が画素101の短手方向に沿って延在するので、配向領域101aと配向領域101bによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
また、スリット462が画素101の短手方向に沿って延在するので、配向領域101cと配向領域101dとによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
また、スリット412E,412Fの境界領域431側の端部は、スリット412D,412Gの境界領域431側の端部よりも、境界領域431側の反対側に位置する。また、スリット422B,422Cの境界領域431側の端部は、スリット422A,422D,422Eの境界領域431側の端部よりも、境界領域431側の反対側に位置する。したがって、製造バラツキによってスリット412E,412F,422B,422Cがスリット432と連結するのを抑制することができる。
また、スリット442B,442Cの境界領域461側の端部は、スリット442A,442D,442Eの境界領域461側の端部よりも、境界領域461側の反対側に位置する。また、スリット452F,452Gの境界領域461側の端部は、スリット452E,452Hの境界領域461側の端部よりも、境界領域461側の反対側に位置する。したがって、製造バラツキによってスリット442B,442C,452F,452Gがスリット462と連結するのを抑制することができる。
図19は、上記第4実施形態の暗線の発生をシミュレーションした結果を示す一画素の写真図である。図19では、図7と同様に、液晶層30への電圧印加時における液晶分子41をボルト形状で示している。
図19より、回位P401は第1画素電極部402aのスリット432近傍上で発生し、回位P411は第2画素電極部402bのスリット462近傍上で発生し、回位P401と回位P411は画素101の長手方向に沿って位置が揃っていることが分かる。
また、第1画素電極部402a上では他の回位P401以外の回位は発生せず、第2画素電極部402b上では回位P411以外の回位は発生していない。
〔参考例〕
以下、上記第1,第4実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1,第4実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の参考例の液晶表示パネルについて説明する。
以下、上記第1,第4実施形態の構成部と同一の構成部には、上記第1,第4実施形態の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、この発明の参考例の液晶表示パネルについて説明する。
図20は、この発明の参考例の液晶表示パネルの要部の平面図である。
上記参考例の液晶表示パネルは、画素電極102に換えて画素電極502を備えている点と、対向電極103に換えて対向電極503を備えている点とが、上記第1実施形態の液晶表示パネルと異なっている。なお、参考例の液晶表示パネルにおいて、画素電極502および対向電極503以外の部分は、上記第1実施形態の液晶表示パネルの対応部分と同様に構成されている。
画素電極502は、厚さ方向(図16の紙面に対して垂直な方向)において配向領域101a,101bと対向する第1画素電極部502aと、厚さ方向において配向領域101c,101dと対向する第2画素電極部502bとを有している。
第1画素電極部502aは、1スリット形成領域411、第2スリット形成領域421および境界領域531を有している。この境界領域531は、スリットを有さない点だけが、境界領域431と異なっている。
第2画素電極部502bは、第1スリット形成領域441、第2スリット形成領域451および境界領域561を有している。この境界領域561は、スリットを有さない点だけが、境界領域461と異なっている。
対向電極503は、第1画素電極部502aに対向する領域内に設けられたスリット532と、第2画素電極部502bに対向する領域内に設けられたスリット562とを有している。より詳しくは、境界領域531において中間部431bに対応する部分上にスリット532が位置する一方、境界領域561において中間部461bに対応する部分上にスリット562が位置する。
上記構成の液晶表示パネルによれば、対向電極503にスリット532,562を設けることにより、上記第4実施形態と同様の作用効果が得られる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1~5実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1~第4実施形態および参考例で記載した内容の一部を削除または置換したものを、この発明の一実施形態としてもよい。また、上記第1実施形態で記載した変形を第2~第4実施形態および参考例に行ったものを、この発明の一実施形態としてもよい。
また、特許第5184618号公報、特開2011-85738号公報および国際公開第2017/047532号の記載は、この発明の液晶表示パネルに援用できる。例えば、この発明の液晶表示パネルの材料、製造方法の一例として、特許第5184618号公報、特開2011-85738号公報および国際公開第2017/047532号の記載の材料、製造方法などを援用することができる。
すなわち、上記開示を纏めると、次のようになる。
この発明の一態様に係る液晶表示パネルは、
表示モードがVAモードである液晶表示パネルであって、
複数の長方形状の画素101と、
第1基板11および画素電極102,202,302,402を有する第1基板部10と、
上記第1基板部10上に設けられ、液晶分子41を含有する液晶層30と、
上記液晶層30上に設けられ、第2基板51および対向電極103を有する第2基板部50と
を備え、
上記複数の画素101は、それぞれ、上記画素101の長手方向に沿って配列された第1,第2配向領域101a,101c,101b,101dを有し、
上記画素101の長手方向に直交する方向を上記画素101の短手方向とし、この短手方向に沿った方位を0°と定義したとき、上記第1配向領域101a,101cにおける上記液晶分子41の配向方位が実質的に45°であり、かつ、上記第2配向領域101b,101dにおける上記液晶分子41の配向方位は実質的に225°であるか、または、上記第1配向領域101a,101cにおける上記液晶分子41の配向方位が実質的に135°であり、かつ、上記第2配向領域101b,101dにおける上記液晶分子41の配向方位が実質的に315°であり、
上記画素電極102,202,302,402は、
上記第1配向領域101a,101cにおける上記液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する複数の第1スリット112A~112G,142A~142H,212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342H,412A~412G,442A~442Hが形成された第1スリット形成領域111,141,211,241,311,341,411,441と、
上記第2配向領域101b,101dにおける上記液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する複数の第2スリット122A~122H,152A~152H,222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hが形成された第2スリット形成領域121,151,221,251,321,351,421,451と、
上記第1スリット形成領域111,141,211,241,311,341,411,441と上記第2スリット形成領域121,151,221,251,321,351,421,451との間に設けられた境界領域131,161,231,261,331,361,431,461と
を有し、
上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461は、上記画素101の上記短手方向に沿って並ぶ第1端部131a,161a,231a,261a,331a,361a,431a,461a、中央部131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461bおよび第2端部131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461cを含んでおり、
上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461の上記第1,第2端部131a,161a,231a,261a,331a,361a,431a,461a,131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461cには、スリットが形成されていない一方、上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461の上記中央部131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461bには、第3スリット132,162,232,262,332,362,432,462が少なくとも1つ形成されている。
表示モードがVAモードである液晶表示パネルであって、
複数の長方形状の画素101と、
第1基板11および画素電極102,202,302,402を有する第1基板部10と、
上記第1基板部10上に設けられ、液晶分子41を含有する液晶層30と、
上記液晶層30上に設けられ、第2基板51および対向電極103を有する第2基板部50と
を備え、
上記複数の画素101は、それぞれ、上記画素101の長手方向に沿って配列された第1,第2配向領域101a,101c,101b,101dを有し、
上記画素101の長手方向に直交する方向を上記画素101の短手方向とし、この短手方向に沿った方位を0°と定義したとき、上記第1配向領域101a,101cにおける上記液晶分子41の配向方位が実質的に45°であり、かつ、上記第2配向領域101b,101dにおける上記液晶分子41の配向方位は実質的に225°であるか、または、上記第1配向領域101a,101cにおける上記液晶分子41の配向方位が実質的に135°であり、かつ、上記第2配向領域101b,101dにおける上記液晶分子41の配向方位が実質的に315°であり、
上記画素電極102,202,302,402は、
上記第1配向領域101a,101cにおける上記液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する複数の第1スリット112A~112G,142A~142H,212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342H,412A~412G,442A~442Hが形成された第1スリット形成領域111,141,211,241,311,341,411,441と、
上記第2配向領域101b,101dにおける上記液晶分子41の配向方位と平行な方向に延在する複数の第2スリット122A~122H,152A~152H,222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hが形成された第2スリット形成領域121,151,221,251,321,351,421,451と、
上記第1スリット形成領域111,141,211,241,311,341,411,441と上記第2スリット形成領域121,151,221,251,321,351,421,451との間に設けられた境界領域131,161,231,261,331,361,431,461と
を有し、
上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461は、上記画素101の上記短手方向に沿って並ぶ第1端部131a,161a,231a,261a,331a,361a,431a,461a、中央部131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461bおよび第2端部131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461cを含んでおり、
上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461の上記第1,第2端部131a,161a,231a,261a,331a,361a,431a,461a,131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461cには、スリットが形成されていない一方、上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461の上記中央部131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461bには、第3スリット132,162,232,262,332,362,432,462が少なくとも1つ形成されている。
上記構成によれば、上記液晶層30へ電圧を印加すると、第1配向領域101a,101cと第2配向領域101b,101dとの境界線の近傍において二重暗線が発生する。このとき、上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461の第1,第2端部131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461cには、スリットが形成されていない一方、境界領域131,161,231,261,331,361,431,461の上記中央部131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461bには、第3スリット132,162,232,262,332,362,432,462が少なくとも1つ形成されていることにより、第3スリット132,162,232,262,332,362,432,462上またはその近傍では液晶分子41の配向方位が固定される。したがって、回位P101~P103,P111~P113,P201~P203,P211~P213,P301~P303,P311~P313,P401,P411が第3スリット132,162,232,262,332,362,432,462またはその近傍上で発生する。したがって、上記回位P101~P103,P111~P113,P201~P203,P211~P213,P301~P303,P311~P313,P401,P411の発生場所のばらつきを抑制できるので、表示のざらつきを改善して、表示品位を高めることができる。
一実施形態の液晶表示パネルでは、
上記第3スリット132,162,232,262,332,362は、上記複数の第1スリット112A~112G,142A~142H,212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342Hのうちの一つの第1スリット112F,142C,212G,242B,312F,342Bの上記境界領域131,161,231,261,331,361側の端部に連なり、かつ、上記複数の第2スリット122A~122H,152A~152H,222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hのうちの一つの第2スリット122C,152G,222B,252G,322B,352Gの上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461側の端部に連なって、上記第1スリット112F,142C,212G,242B,312F,342Bと上記第2スリット122C,152G,222B,252G,322B,352Gとを繋げている。
上記第3スリット132,162,232,262,332,362は、上記複数の第1スリット112A~112G,142A~142H,212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342Hのうちの一つの第1スリット112F,142C,212G,242B,312F,342Bの上記境界領域131,161,231,261,331,361側の端部に連なり、かつ、上記複数の第2スリット122A~122H,152A~152H,222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hのうちの一つの第2スリット122C,152G,222B,252G,322B,352Gの上記境界領域131,161,231,261,331,361,431,461側の端部に連なって、上記第1スリット112F,142C,212G,242B,312F,342Bと上記第2スリット122C,152G,222B,252G,322B,352Gとを繋げている。
上記実施形態によれば、上記第1スリット112F,142C,212G,242B,312F,342Bが第3スリット132,162,232,262,332,362を介して第2スリット122C,152G,222B,252G,322B,352Gに繋がることにより、第3スリット132,162,232,262,332,362上で液晶分子41の配向方位が固定される。したがって、第3スリット132,162,232,262,332,362上で回位P101,P111,P201,P211,P301,P311を確実に発生させることができる。
一実施形態の液晶表示パネルでは、
上記第3スリット132,162は上記画素101の長手方向に沿って延在する。
上記第3スリット132,162は上記画素101の長手方向に沿って延在する。
上記実施形態によれば、上記画素101の長手方向に沿って第3スリット132,162を延在させることにより、第3スリット132,162の両側に回位が固定される。その結果、二重暗線の回位の数が増えるため、二重暗線の幅を抑制することができる。したがって、液晶層30の光透過率の低下の防止効果を高めることができる。
一実施形態の液晶表示パネルでは、
上記第3スリット432,462は、上記第1スリット412A~412G,442A~442Hの上記境界領域431,461側の端部との間に所定間隔を有し、かつ、上記第2スリット422A~422H,452A~452Hの上記境界領域431,461側の端部との間に所定間隔を有して、上記第1スリット412A~412G,442A~442Hと上記第2スリット422A~422H,452A~452Hとを繋いでいない。
上記第3スリット432,462は、上記第1スリット412A~412G,442A~442Hの上記境界領域431,461側の端部との間に所定間隔を有し、かつ、上記第2スリット422A~422H,452A~452Hの上記境界領域431,461側の端部との間に所定間隔を有して、上記第1スリット412A~412G,442A~442Hと上記第2スリット422A~422H,452A~452Hとを繋いでいない。
上記実施形態によれば、上記第1スリット412A~412G,442A~442Hが第3スリット432,462を介して第2スリット422A~422H,452A~452Hに繋がらないことにより、第1スリット412A~412G,442A~442Hと第2スリット422A~422H,452A~452Hは、画素サイズ、画素形状などの要因で対称形にならなくても任意に配置できるため、設計自由度が高い。
一実施形態の液晶表示パネルでは、
上記第3スリット232,262,432,462は上記画素101の短手方向に沿って延在する。
上記第3スリット232,262,432,462は上記画素101の短手方向に沿って延在する。
上記実施形態によれば、上記画素101の短手方向に沿って第3スリット232,262,432,462を延在させることにより、第1配向領域101a,101cと第2配向領域101b,101dによるに生じる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
一実施形態の液晶表示パネルでは、
上記複数の第1スリット212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342H,412A~412G,442A~442Hの上記境界領域231,261,331,361,431,461側の端部のうち、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部は、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記第1,第2端部231a,261a,331a,361a,431a,461a,231c,261c,331c,361c,431c,461cと隣り合う端部よりも、上記境界領域231,261,331,361,431,461側の反対側に位置し、
上記複数の第2スリット222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hの上記境界領域231,261,331,361,431,461側の端部のうち、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部は、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記第1,第2端部231a,261a,331a,361a,431a,461a,231c,261c,331c,361c,431c,461cと隣り合う端部よりも、上記境界領域231,261,331,361,431,461側の反対側に位置する。
上記複数の第1スリット212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342H,412A~412G,442A~442Hの上記境界領域231,261,331,361,431,461側の端部のうち、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部は、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記第1,第2端部231a,261a,331a,361a,431a,461a,231c,261c,331c,361c,431c,461cと隣り合う端部よりも、上記境界領域231,261,331,361,431,461側の反対側に位置し、
上記複数の第2スリット222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hの上記境界領域231,261,331,361,431,461側の端部のうち、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部は、上記境界領域231,261,331,361,431,461の上記第1,第2端部231a,261a,331a,361a,431a,461a,231c,261c,331c,361c,431c,461cと隣り合う端部よりも、上記境界領域231,261,331,361,431,461側の反対側に位置する。
上記実施形態によれば、上記複数の第1スリット212A~212H,242A~242H,312A~312G,342A~342H,412A~412G,442A~442Hの境界領域231,261,331,361,431,461側の端部のうち、境界領域231,261,331,361,431,461の中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部は、境界領域231,261,331,361,431,461の第1,第2端部231a,261a,331a,361a,431a,461a,231c,261c,331c,361c,431c,461cと隣り合う端部よりも、境界領域231,261,331,361,431,461側の反対側に位置する。したがって、上記境界領域231,261,331,361,431,461の中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部が製造バラツキで第3スリット232,262,332,363,432,462と連結するのを抑制することができる。
また、上記複数の第2スリット222A~222H,252A~252H,322A~322H,352A~352H,422A~422H,452A~452Hの境界領域231,261,331,361,431,461側の端部のうち、境界領域231,261,331,361,431,461の中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部は、境界領域231,261,331,361,431,461の第1,第2端部231a,261a,331a,361a,431a,461a,231c,261c,331c,361c,431c,461cと隣り合う端部よりも、上記境界領域231,261,331,361,431,461側の反対側に位置する。したがって、上記境界領域231,261,331,361,431,461の中央部231b,261b,331b,361b,431b,461bと隣り合う端部が製造バラツキで第3スリット232,262,332,363,432,462と連結するのを抑制することができる。
一実施形態の液晶表示パネルでは、
上記複数の第1スリット212A~212H,242A~242Hと、上記複数の第2スリット222A~222H,252A~252Hと、上記第3スリット232,262とが呈する形状は、点対称な形状である。
上記複数の第1スリット212A~212H,242A~242Hと、上記複数の第2スリット222A~222H,252A~252Hと、上記第3スリット232,262とが呈する形状は、点対称な形状である。
上記実施形態によれば、上記複数の第1スリット212A~212H,242A~242Hと、上記複数の第2スリット222A~222H,252A~252Hと、上記第3スリット232,262とが呈する形状を、点対称な形状とすることにより、第1配向領域101a,101cと第2配向領域101b,101dによる二重暗線の形状が乱れるのを防ぐことができる。
10 第1基板部、
11 第1ガラス基板
20 第1垂直配向膜
30 液晶層
41 液晶分子
40 第2垂直配向膜
50 第2基板部
51 第2ガラス基板
90 シール材
101 画素
101a~101d 配向領域
102,202,302,402 画素電極
103 対向電極
102a,202a,302a,402a,502a 第1画素電極部
102b,202b,302b,402b,502b 第2画素電極部
111,141,211,241,311,341,411,441 第1スリット形成領域
112A~112G,122A~122H,132,142A~142H,152A~152H,162,212A~212H,222A~222H,232,242A~242H,252A~252H,262,312A~312G,322A~322H,332,342A~342H,352A~352H,362,412A~412G,422A~422H,432,442A~442H,452A~452H,462 スリット
121,151,221,251,321,351,421,451 第2スリット形成領域
131,161,231,261,331,361,431,461,531,561 境界領域
131a,161a,231a,261a,331a,361a,431a,461a 第1端部
131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461b 中央部
131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461c 第2端部
P101~P103,P111~P113,P201~P203,P211~P213,P301~P303,P311~P313,P401,P411 回位
11 第1ガラス基板
20 第1垂直配向膜
30 液晶層
41 液晶分子
40 第2垂直配向膜
50 第2基板部
51 第2ガラス基板
90 シール材
101 画素
101a~101d 配向領域
102,202,302,402 画素電極
103 対向電極
102a,202a,302a,402a,502a 第1画素電極部
102b,202b,302b,402b,502b 第2画素電極部
111,141,211,241,311,341,411,441 第1スリット形成領域
112A~112G,122A~122H,132,142A~142H,152A~152H,162,212A~212H,222A~222H,232,242A~242H,252A~252H,262,312A~312G,322A~322H,332,342A~342H,352A~352H,362,412A~412G,422A~422H,432,442A~442H,452A~452H,462 スリット
121,151,221,251,321,351,421,451 第2スリット形成領域
131,161,231,261,331,361,431,461,531,561 境界領域
131a,161a,231a,261a,331a,361a,431a,461a 第1端部
131b,161b,231b,261b,331b,361b,431b,461b 中央部
131c,161c,231c,261c,331c,361c,431c,461c 第2端部
P101~P103,P111~P113,P201~P203,P211~P213,P301~P303,P311~P313,P401,P411 回位
Claims (7)
- 表示モードがVAモードである液晶表示パネルであって、
複数の長方形状の画素と、
第1基板および画素電極を有する第1基板部と、
上記第1基板部上に設けられ、液晶分子を含有する液晶層と、
上記液晶層上に設けられ、第2基板および対向電極を有する第2基板部と
を備え、
上記複数の画素は、それぞれ、上記画素の長手方向に沿って配列された第1,第2配向領域を有し、
上記画素の長手方向に直交する方向を上記画素の短手方向とし、この短手方向に沿った方位を0°と定義したとき、上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に45°であり、かつ、上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位は実質的に225°であるか、または、上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に135°であり、かつ、上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位が実質的に315°であり、
上記画素電極は、
上記第1配向領域における上記液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第1スリットが形成された第1スリット形成領域と、
上記第2配向領域における上記液晶分子の配向方位と平行な方向に延在する複数の第2スリットが形成された第2スリット形成領域と、
上記第1スリット形成領域と上記第2スリット形成領域との間に設けられた境界領域と
を有し、
上記境界領域は、上記画素の上記短手方向に沿って並ぶ第1端部、中央部および第2端部を含んでおり、
上記境界領域の上記第1,第2端部には、スリットが形成されていない一方、上記境界領域の上記中央部には、第3スリットが少なくとも1つ形成されていることを特徴とする液晶表示パネル。 - 請求項1に記載の液晶表示パネルにおいて、
上記第3スリットは、上記複数の第1スリットのうちの一つの第1スリットの上記境界領域側の端部に連なり、かつ、上記複数の第2スリットのうちの一つの第2スリットの上記境界領域側の端部に連なって、上記第1スリットと上記第2スリットとを繋げていることを特徴とする液晶表示パネル。 - 請求項2に記載の液晶表示パネルにおいて、
上記第3スリットは上記画素の長手方向に沿って延在することを特徴とする液晶表示パネル。 - 請求項1に記載の液晶表示パネルにおいて、
上記第3スリットは、上記第1スリットの上記境界領域側の端部との間に所定間隔を有し、かつ、上記第2スリットの上記境界領域側の端部との間に所定間隔を有して、上記第1スリットと上記第2スリットとを繋いでいないことを特徴とする液晶表示パネル。 - 請求項2または4に記載の液晶表示パネルにおいて、
上記第3スリットは上記画素の短手方向に沿って延在することを特徴とする液晶表示パネル。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載の液晶表示パネルにおいて、
上記複数の第1スリットの上記境界領域側の端部のうち、上記境界領域の上記中央部と隣り合う端部は、上記境界領域の上記第1,第2端部と隣り合う端部よりも、上記境界領域側の反対側に位置し、
上記複数の第2スリットの上記境界領域側の端部のうち、上記境界領域の上記中央部と隣り合う端部は、上記境界領域の上記第1,第2端部と隣り合う端部よりも、上記境界領域側の反対側に位置することを特徴とする液晶表示パネル。 - 請求項1から6までのいずれか一項に記載の液晶表示パネルにおいて、
上記複数の第1スリットと、上記複数の第2スリットと、上記第3スリットとが呈する形状は、点対称な形状であることを特徴とする液晶表示パネル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201880091336.XA CN111886539B (zh) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 液晶显示面板 |
PCT/JP2018/013613 WO2019187004A1 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 液晶表示パネル |
US17/042,851 US11181781B2 (en) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | Liquid crystal display panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2018/013613 WO2019187004A1 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 液晶表示パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2019187004A1 true WO2019187004A1 (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68059614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2018/013613 WO2019187004A1 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 液晶表示パネル |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11181781B2 (ja) |
CN (1) | CN111886539B (ja) |
WO (1) | WO2019187004A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115561937A (zh) * | 2022-09-29 | 2023-01-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 阵列基板、显示面板和显示装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015031961A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. | 液晶表示装置 |
US20160109769A1 (en) * | 2014-10-16 | 2016-04-21 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
WO2017047532A1 (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | シャープ株式会社 | 液晶表示パネル |
WO2017057210A1 (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | シャープ株式会社 | 液晶表示パネル、液晶表示パネルの製造方法及び液晶表示パネルの製造装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4744518B2 (ja) | 2005-06-09 | 2011-08-10 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
JP2011085738A (ja) | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JP5555779B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2014-07-23 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
KR20150047399A (ko) * | 2013-10-24 | 2015-05-04 | 삼성디스플레이 주식회사 | 액정표시패널 |
US10175535B2 (en) * | 2014-08-19 | 2019-01-08 | Sakai Display Products Corporation | Liquid crystal display apparatus having four liquid crystal domains |
KR102259511B1 (ko) * | 2015-02-24 | 2021-06-04 | 삼성디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 |
KR102459604B1 (ko) * | 2016-01-06 | 2022-10-31 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 기판 및 이를 포함하는 액정표시장치 |
-
2018
- 2018-03-30 WO PCT/JP2018/013613 patent/WO2019187004A1/ja active Application Filing
- 2018-03-30 CN CN201880091336.XA patent/CN111886539B/zh active Active
- 2018-03-30 US US17/042,851 patent/US11181781B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015031961A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. | 液晶表示装置 |
US20160109769A1 (en) * | 2014-10-16 | 2016-04-21 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
WO2017047532A1 (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | シャープ株式会社 | 液晶表示パネル |
WO2017057210A1 (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | シャープ株式会社 | 液晶表示パネル、液晶表示パネルの製造方法及び液晶表示パネルの製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN111886539B (zh) | 2023-07-07 |
US11181781B2 (en) | 2021-11-23 |
US20210109407A1 (en) | 2021-04-15 |
CN111886539A (zh) | 2020-11-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2762965B1 (en) | Liquid crystal display having multiple pixel regions for improved transmittance | |
US7692750B2 (en) | Liquid crystal display device and method of driving the same | |
JP5167781B2 (ja) | 電界駆動型装置、液晶装置及び電子機器 | |
KR101528494B1 (ko) | 표시기판, 이를 갖는 액정표시패널 및 이 액정표시패널의 제조 방법 | |
KR100246980B1 (ko) | 액티브 매트릭스형 액정표시소자 | |
KR100741890B1 (ko) | 횡전계 방식의 액정표시장치 및 그의 제조방법 | |
KR100643039B1 (ko) | 횡전계형 액정표시장치 | |
KR100768365B1 (ko) | 액정 표시 장치 및 그 제조 방법 | |
US7193673B2 (en) | Liquid crystal display device | |
KR20020028477A (ko) | 프린지 필드 구동 액정 표시 장치 | |
JP2009237541A (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
KR19990056726A (ko) | 액정표시소자 | |
JP2007156392A (ja) | 液晶パネル | |
WO2018131533A1 (ja) | 液晶表示装置 | |
US20130208216A1 (en) | Liquid crystal display device | |
US10417978B2 (en) | Liquid-crystal display device | |
JP2013065048A (ja) | 電界駆動型装置及び電子機器 | |
JP2009014950A (ja) | 液晶装置及び電子機器 | |
WO2019187004A1 (ja) | 液晶表示パネル | |
JP2005215115A (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100698049B1 (ko) | 액정표시장치 및 그의 제조방법 | |
KR100294686B1 (ko) | 복합전계방식 액정표시소자 | |
WO2019187158A1 (ja) | 液晶表示パネル | |
WO2020044557A1 (ja) | 液晶表示パネル | |
KR100304916B1 (ko) | 횡전계방식 액정표시소자 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 18912831 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
122 | Ep: pct application non-entry in european phase |
Ref document number: 18912831 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: JP |