WO2019097834A1 - ゴムクローラ - Google Patents

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Abstract

[課題]泥離れ性に優れたゴムクローラを提供する。 [解決手段]ラグ42a、42bをクローラ本体部幅方向に離間する離間部36のラグ根元側端部におけるクローラ本体部幅方向の幅寸法W1を、ラグ42a、42bの高さ寸法H以上とする。

Description

ゴムクローラ
 本発明は、ゴムクローラ、特にクローラ本体部の外周面にラグを有するゴムクローラに関する。
 ゴムクローラはゴム製の無限軌道帯であり、最初に農業機器の足廻り部品として開発されて以来、活発な研究・開発が行われ、現在では様々の用途に普及拡大し、その構成・種類も多岐に亘っている。このゴムクローラを例えば農業機器の足廻り部品に用いる場合、ゴムクローラによる機体の不整地走破性、所謂牽引力を向上するために、無端帯状に形成されたクローラ本体部の外周面に、クローラ本体部の幅方向に伸長するラグを、例えばクローラ本体部の周方向に一定の間隔で突設する場合がある。但し、ラグがクローラ本体部の幅方向に連続して伸長すると、泥が抜け難くなり、ラグ間に泥が詰まりやすいという問題が生じる。そこで、下記特許文献1では、クローラ本体部の幅方向中央部でラグに離間部を設け、この離間部によってラグをクローラ本体部幅方向両側に離間し、ラグ間に詰まる泥の量を低減している。
特開2015-202785号公報
 しかしながら、前述の特許文献1記載のゴムクローラでは、ラグ間に詰まる泥の量を低減することは可能であっても、泥が詰まらないための泥離れ性には改善の余地がある。
 本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、泥離れ性に優れたゴムクローラを提供することにある。
 上記目的を達成するため請求項1に記載のゴムクローラは、
 無端帯状に形成され、内周面の幅方向中央部に所定間隔をおいて二条形成され且つ転輪が当接されて通過する転輪通過面と、略幅方向に伸長するように外周面に突出形成され且つ幅方向中央部の離間部によって幅方向両側に離間されたラグと、を有するクローラ本体部を備えるゴムクローラにおいて、前記ラグの根元側端部における前記離間部の前記幅方向の幅寸法は前記ラグの高さ寸法以上であることを特徴とする。
 この構成によれば、ラグの根元から泥が剥がれやすくなることから泥離れ性が向上する。即ち、ラグの根元側端部における離間部の幅寸法がラグの高さ寸法より小さいと、離間部によって離間されたラグの根元部分間の空間(隙間)が小さいことから泥が詰まりやすく、クローラ本体部の幅方向外側から内側へ力が加わったときに、その詰まった泥がラグの根元部分間に入り込んで取れなくなる。これに対し、ラグの根元側端部における離間部の幅寸法をラグの高さ寸法以上とすることで、ラグの根元部分間の空間が大きくなり、泥が剥がれやすくなる。
 請求項2に記載のゴムクローラは、請求項1に記載のゴムクローラにおいて、前記ラグが前記クローラ本体部の周方向に所定のピッチで設けられ、前記ラグの高さ寸法は前記ラグのピッチ寸法の半分以上であることを特徴とする。
 なお、ラグのピッチとは、クローラ本体部の周方向に隣り合うラグ同士の間隔であり、もし隣り合うラグ同士の形状が異なる場合には、周方向におけるラグ間の最も短い間隔がラグのピッチとなる。
 この構成によれば、トラクション、つまり牽引力の確保又は増大を図ることができる。即ち、牽引力の効果は、ラグのピッチとラグの高さに依存する。この場合、ラグの高さ寸法をラグのピッチ寸法の半分以上とすることで、牽引力をほぼ最大にすることができることから、牽引力の低下を回避し、更には牽引力の増大を図ることも可能になる。
 請求項3に記載のゴムクローラは、請求項1又は2に記載のゴムクローラにおいて、前記ラグの根元側端部における前記離間部の前記幅方向の幅は、前記クローラ本体部の全幅の15%~45%であり、前記ラグの前記幅方向中央部寄りの対向面は、前記幅方向に対して60°~80°の傾斜角を有することを特徴とする。
 この構成によれば、ラグの離間部について、まず、ラグの根元側端部における離間部のクローラ本体部幅方向(以下、単に幅方向とも示す)の幅をクローラ本体部の全幅の15%~45%とし、更に離間部を挟んだラグの対向面の傾斜角を従来よりも急峻なものとすることにより、離間部の空間を大きくすることが可能となると共に、泥の残りやすいラグの根本部分を小さくすることができる。そのため、離間部によるラグ間の空間容積が大きくなることで、ラグによって切り取られる移動路面の泥の体積が減少し、これによりラグ間に泥が詰まりにくくなり、泥離れ性を向上することができる。
 請求項4に記載のゴムクローラは、請求項1乃至3の何れか1項に記載のゴムクローラにおいて、前記転輪通過面よりも前記幅方向外側領域で、前記ラグの形成領域の前記内周面から前記ラグの突出側端部までの厚さを厚くした嵩上げ部を設けたことを特徴とする。
 この構成によれば、ラグの幅方向外側領域に嵩上げ部を形成することにより、幅方向外側領域での牽引力を増加させることが可能となる。従って、離間部の空間を大きくすることによるラグの牽引力の低下を抑制することも可能である。
 請求項5に記載のゴムクローラは、請求項1乃至4の何れか1項に記載のゴムクローラにおいて、前記嵩上げ部は、前記内周面から前記外周面までの厚さを厚くすることなく、前記ラグの前記外周面からの高さを高くすることで構成したことを特徴とする。
 この構成によれば、ラグ高さを高くすることで嵩上げ部が実質的に構成されるので、トラクション、即ち牽引力が向上する。また、嵩上げ部は、元来、変形性の高いクローラ本体部の幅方向外側領域で形成されるので、ラグ高さが高くなることによる泥だまりの問題は少ない。
 請求項6に記載のゴムクローラは、請求項5に記載のゴムクローラにおいて、前記嵩上げ部は、前記幅方向の外側端部へ向かって徐々に厚みが増すように形成されたことを特徴とする。
 この構成によれば、ラグの根元部分におけるクローラ本体部の外周面に、クローラ本体部周方向(以下、単に周方向とも示す)に隣接するラグ間の空間が幅方向外側に向けて徐々に大きくなる傾斜面が形成されるので、ゴムクローラの回転による泥落とし効果が向上する。
 請求項7に記載のゴムクローラは、請求項1乃至6の何れか1項に記載のゴムクローラにおいて、前記離間されたラグの前記幅方向中央部寄りの各突出側端部の前記幅方向位置は、前記二条の転輪通過面の前記幅方向中央部寄りの各端部の前記幅方向位置とほぼ等しい位置とされたことを特徴とする。
 この構成によれば、ラグの対向する突出側端部の幅方向の位置を、離間部の幅を最も広くすることが可能な位置である転輪通過面の幅方向中央部寄りの端部の位置とほぼ等しくすることにより、クローラ本体部を変形や損傷から保護しながら離間部によるラグ間の空間容積を可及的に大きくすることができ、これにより泥離れ性をより一層向上することができる。
 請求項8に記載のゴムクローラは、請求項1乃至7の何れか1項に記載のゴムクローラにおいて、前記ラグは、前記幅方向の途中で該幅方向から前記クローラ本体部周方向に折れ曲がる屈曲部を有し、該屈曲部と前記幅方向と平行な部分との折れ曲がり点は、前記転輪通過面よりも前記幅方向外側領域に位置することを特徴とする。
 この構成によれば、ゴムクローラの回転に伴って幅方向中央部の泥が幅方向外側に押し出され、泥詰まりがなくなると共に、転輪からの荷重がかかる部分に折れ曲がり点がないことから、振動性能に影響がない。
 請求項9に記載のゴムクローラは、請求項8に記載のゴムクローラにおいて、前記屈曲部の平面視伸長中心線と前記幅方向となす角度θが8~45°であることを特徴とする。
 この構成によれば、泥離れ性と牽引力を両立することが可能となる。
 以上説明したように、本発明によれば、ラグの根元から泥が剥がれやすくなり、泥離れ性が向上する。また、ラグによるトラクションを確保又は増大することができ、その結果、牽引力を確保又は増大することが可能となる。
本発明のゴムクローラの一実施形態を示す機体取付状態の正面図である。 図1のゴムクローラの外周面を示す平面図である。 図2のゴムクローラのA-A断面図である。 従来のゴムクローラの外周面を示す平面図である。 図4のゴムクローラのB-B断面図である。
 以下に、本発明のゴムクローラの一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態のゴムクローラ10をフレーム(機体)12に取付けた状態の正面図である。この実施の形態のゴムクローラ10は、例えば農業機器の足廻り部品として用いられるゴム製の無限軌道帯である。このゴムクローラ10は、駆動輪14及び遊動輪16を両端(進行方向前後端)として掛け回されている。
 駆動輪14は、例えばかご型のスプロケットであり、図示しない駆動源によって回転駆動される。この駆動輪14は、2枚のフランジ部14aを回転軸14bで連結すると共に、その半径方向中間領域の同一円周上で等間隔に配置された図示しない複数の駆動ピンが2枚のフランジ部14a間に架け渡されており、この駆動ピンが、ゴムクローラ10を駆動するための歯部を構成している。また、遊動輪16は、同じく2枚のフランジ部16aを回転軸16bで連結して構成されている。駆動輪14と遊動輪16の間の下部、つまり移動路面側には、複数の、図では3つの転輪18が配置されている。この転輪18も、遊動輪16と同じく、2枚のフランジ部18aを回転軸18bで連結して構成されている。なお、ゴムクローラ10(クローラ本体部28)の外周面28bには、後述するようにクローラ本体部28の幅方向に伸長するラグ42a、42bが周方向に等間隔(ピッチ)で突出形成されているのであるが、図1では、その詳細な図示を省略し、全体の外形のみを二点鎖線で示している。
 図2は、図1のゴムクローラ10の外周面28bを示す平面図、図3は、図2のゴムクローラ10のA-A断面図である。無限軌道帯であるゴムクローラ10の主体は、無端帯状のゴム製のクローラ本体部28によって構成されている。この無端帯状のクローラ本体部28内には、図3の一点鎖線の位置において、クローラ本体部28の周方向に沿って多数のスチールコード24が平行に埋設されている。また、クローラ本体部28の内周面28aには、クローラ本体部28の幅方向中央部において、例えば図3に示すような爪状の突起部34が突出形成されている。この突起部34は、例えば図2の左右方向、つまりクローラ本体部28の幅方向に並ぶ2個一対のゴム被覆爪状突起からなる。この突起部34は、前述した駆動輪14の歯部、つまり駆動ピンと噛合するものであり、同時に転輪18の2枚のフランジ部18間に挟まるようにして、それら転輪18を案内する。従って、クローラ本体部28の内周面28aのうち、この突起部34のクローラ本体部幅方向両側には、夫々、一条ずつ、転輪18が当接(回転)して通過する平坦な転輪通過面30がクローラ本体部28の周方向に連続して形成されている。つまり、転輪通過面30は、夫々がクローラ本体部周方向に連続した状態でクローラ本体部28の幅方向に所定間隔をおいてクローラ本体部28の内周面28aに二条形成されている。
 この突起部34は、図1に示すように、クローラ本体部28の周方向に等間隔に配設され、それら突起部34の位置には、図3に示すように、芯金32が配設されている。この芯金32は、クローラ本体部28の幅方向両側に向けて左右の両翼部を有し、幅方向中央部には突起部34に内包される突部が形成されている。また、このクローラ本体部28の外周面28bには、後段に詳述するように、同じくゴム製のラグ42a、42bがクローラ本体部28と一体的に突出形成されている。これらのラグ42a、42bは、移動路面に作用するもの、例えば泥濘などの不整地を掻くものであり、クローラ本体部28の周方向に所定の間隔をあけて、具体的には内周面28a側のクローラ本体部周方向に隣り合う突起部34の間に位置するようにしてクローラ本体部28の外周面28bから突出形成されている。
 ゴムクローラ10は、前述したスチールコード24や芯金32を内包するようにして全体にゴム材料で構成され、突起部32やラグ42a、42bがクローラ本体部28と一体的に形成されている。このようなゴム材料としては、例えば耐候性に優れたエチレン-プロピレン-ジエンゴムを配合したゴム材料が適用可能である。また、ゴム材料の硬度、所謂ゴム硬度を規定する場合には、JIS K6253に定義されるデュロメータ硬さ試験に従い、タイプA試験機を用いて、20℃の室温条件下で測定された硬度とする。
 前述したように、この実施の形態では、クローラ本体部内周面28a側のクローラ本体部周方向に隣り合う突起部34の間に位置するようにして、クローラ本体部28の外周面28bからラグ42a、42bが突出形成されている。これらラグ42a、42bは、何れもクローラ本体部28の略幅方向に伸長するようにクローラ本体部28から突設されているが、このうち符号42aで示すラグは、クローラ本体部幅方向の外側端部がクローラ本体部28自身の幅方向端部に位置し、符号42bで示すラグは、クローラ本体部幅方向の外側端部がクローラ本体部28自身の幅方向端部よりもクローラ本体部幅方向内側に位置している。そのため、これ以降、符号42aで示すラグを長ラグ、符号42bで示すラグを短ラグと示す。なお、この実施の形態では、クローラ本体部周方向に、長ラグ42aと短ラグ42bとが交互に配設されるようにした。従って、この実施の形態におけるラグのピッチ(ピッチ寸法)Pは、図2に明示するように、長ラグ42aと短ラグ42bとのクローラ本体部周方向の間隔である。
 更に詳細に長ラグ42a、短ラグ42bについて説明すると、図3に明示するように、何れのラグ42a、42bも、クローラ本体部幅方向中央部に設けられた離間部36によってクローラ本体部幅方向両側に分割されている。この離間部36は、底部がクローラ本体部28の外周面28bに位置するため、クローラ本体部幅方向両側のラグ42a、42bは、クローラ本体部28自身によって連結されている箇所を除いて、何れも完全に離間されている。この実施の形態では、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36のクローラ本体部幅方向の幅(幅寸法)W1は、ラグ42a、42b自体の高さ(高さ寸法)H以上とした。これにより、離間部36のクローラ本体部周方向と直交する断面の断面積を大きくすることができている。ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36の幅W1がラグ高さHより小さいと、離間部36によって離間されているラグ42a、42bの根元部分間における空間が小さくなり、そこに泥が詰まりやすい。その状態で、例えば農業機器の旋回に伴って、クローラ本体部幅方向外側から内側に力が作用すると、離間されたラグ42a、42bの根元部分間に泥が入り込んで取れなくなってしまうおそれがある。これに対し、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36の幅W1をラグ高さH以上とすることで、ラグ42a、42bの根元部分間の空間が大きくなり、泥が剥がれやすくなることから泥離れ性を向上することができる。なお、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36には、例えばラグ42a、42bの根元部分と所謂隅Rが設けられているので、上記離間部36の幅W1がラグ高さHより若干小さくなることもあり得るが、それは許容誤差の範囲である。
 また、この実施の形態では、ラグ42a、42bの高さ(高さ寸法)Hをラグ42a、42bのピッチ(ピッチ寸法)Pの半分以上とした。ゴムクローラ10におけるラグ42a、42bによる牽引力の効果は、ラグ42a、42bの高さHとピッチPに依存する。具体的に、ラグ42a、42bによって得られる牽引力は、ラグ42a、42bの高さHがピッチPの半分程度で飽和する傾向にあり、従ってラグ42a、42bの高さHをピッチPの半分以上とすることで、ゴムクローラ10の牽引力をほぼ最大とすることができる。前述のように、離間部36の断面積を大きくすることにより、ラグ42a、42bによるトラクションが低下することもあり得るが、ラグ42a、42bの高さHをピッチPの半分以上とすることで、それを補うことも可能である。なお、例えば図3に示すように、クローラ本体部28の外周面は完全な平坦ではないことから、ラグ高さHの測定部位によっては、ラグ42a、42bの高さHがピッチPの半分より若干小さくなることもあり得るが、それは許容誤差の範囲である。
 また、この実施の形態では、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36のクローラ本体部幅方向の幅W1は、クローラ本体部28の全幅W2の15%~45%、好ましくは25%~35%とした。これにより、離間部36によって離間されたラグ42a、42bの根元部分間の空間を確実に大きくすることができる。
 また、図3に二点鎖線で示すように、離間部36によってクローラ本体部幅方向両側に離間された各ラグ42a、42bの突出方向先端部(突出側端部)におけるクローラ本体部幅方向中央部寄りのクローラ本体部幅方向位置は、前述した二条の転輪通過面30の各クローラ本体部幅方向中央部寄りの端部のクローラ本体部幅方向位置とクローラ本体部28の厚さ方向にほぼ等しい位置にある。ここでほぼ等しい位置とは、例えば離間部36のクローラ本体部幅方向の幅W1に対する比で±3%である。なお、ラグ42a、42bが転輪18の下方にあるときに転輪18の直下にラグ42a、42bが存在していないと、クローラ本体部28に曲げ応力や剪断応力が大きく作用し、クローラ本体部28に変形や損傷の生じるおそれがあるが、各ラグ42a、42bの突出側端部におけるクローラ本体部幅方向中央部寄りのクローラ本体部幅方向位置を、二条の転輪通過面30の各クローラ本体部幅方向中央部寄りの端部のクローラ本体部幅方向位置とクローラ本体部28の厚さ方向にほぼ等しい位置とすることにより、クローラ本体部28を変形や損傷から保護することができる。つまり、このラグ42a、42bのクローラ本体部幅方向中央部寄りの位置が、離間部36の最大幅を実質的に規定する。
 更に、この実施の形態では、離間部36側の各ラグ42a、42bの突出側端部がややクローラ本体部幅方向外側、離間部36側の各ラグ42a、42bの根元側端部がややクローラ本体部幅方向内側になるようにして各ラグ42a、42bのクローラ本体部幅方向中央部寄りの対向面が傾斜する一連の稜線を描くように形成し、この各ラグ42a、42bのクローラ本体部幅方向中央部寄りの対向面がクローラ本体部幅方向となす角度αを60°~80°、好ましくは65°~75°、この実施の形態では68°とした。
 以上の構成により、クローラ本体部28の幅方向に平行で且つクローラ本体部28の周方向と直交する断面における離間部36の断面積、具体的には上記ラグ42a、42bの根元部分間の空間を可及的に大きくすることができ、その結果、泥濘などの不整地移動時、離間部36への泥詰まりを低減すると共に、ラグ42a、42bによって移動路面から切り取られる泥の量(体積)を低減し、例えばクローラ本体部周方向に隣り合うラグ42a、42b間に詰まろうとする泥の量を低減する効果、つまり泥離れ性の向上が期待できる。しかし一方で、離間部36の断面積を大きくすればするほど、ラグ42a、42bの断面積は相対的に減少するため、ラグ42a、42bの泥や土に対する掻き力(トラクション)は低下し、例えば不整地移動時の牽引力が低下する。
 そこで、この実施の形態では、転輪通過面30よりクローラ本体部幅方向外側領域で、ラグ42a、42bの形成領域におけるクローラ本体部28の内周面28aからラグ42a、42bの突出側端部までの厚さを厚くして嵩上げ部38を設けた。また、この実施の形態では、嵩上げ部38におけるクローラ本体部28の内周面28aから外周面28bまでの厚さを厚くすることなく、クローラ本体部28の外周面28bからのラグ42a、42bの高さを高くすることで嵩上げ部28を構成した。これにより、クローラ本体部28の幅方向外側領域において、特に長ラグ42aの高さが高くなり、前述した離間部36の断面積増大に伴うラグの掻き力低下を補って、特に長ラグ42a全体の掻き力が向上し、これにより牽引力の低下を抑制することができる。なお、嵩上げ部38は、元来、変形性の高いクローラ本体部28の幅方向外側領域で形成されるので、ラグ42a、42bの高さが高くなることによる泥だまりの問題は少ない。
 更に、この実施の形態では、クローラ本体部28の幅方向外側端部へ向かって徐々に厚みが増すように嵩上げ部38を形成した。その結果、ラグ42a、42bの根元部分におけるクローラ本体部28の外周面28bに、クローラ本体部28の周方向に隣接するラグ42a、42b間の空間がクローラ本体部28の幅方向外側に向けて徐々に大きくなる傾斜面が形成されるので、ゴムクローラ10の回転に伴う泥落とし効果が向上する。
 なお、この実施の形態では、クローラ本体部28の幅方向外側領域に嵩上げ部38を設けたことより、転輪通過面30の部分とでクローラ本体部28の内周面28aにクローラ本体部厚さ方向の段差が生じる。このクローラ本体部28の内周面28aの転輪通過面30の部分とのクローラ本体部厚さ方向の段差は15~20mmとした。これは、これ以上、クローラ本体部28の幅方向端部内周面28aを転輪通過面30から離すと、クローラ本体部28の内周面28aがフレーム12と干渉するおそれがあるためである。
 また、この実施の形態では、図3に明示するように、長ラグ42aの突出方向先端部のうち、クローラ本体部幅方向内側部分はクローラ本体部幅方向と略平行であるが、それよりもクローラ本体部幅方向外側部分は、クローラ本体部幅方向外側がクローラ本体部28の外周面28bに近接するテーパ面としている。これは、機体旋回時の抵抗を低減するためであるが、用途によっては、長ラグ42aの幅方向端部までクローラ本体部幅方向と平行であっても差し支えない。
 また、この実施の形態では、図2に示すように、長ラグ42aのクローラ本体部幅方向外側部分の平面視伸長中心線はクローラ本体部幅方向と略平行であるが、これよりもクローラ本体部幅方向内側部分及び短ラグ42bの平面視伸長中心線はクローラ本体部幅方向に対して斜めになるように形成され、このクローラ本体部幅方向に対して斜めの部分がラグ42a、42bの屈曲部43を構成している。具体的には、この実施の形態では、このラグ42a、42bの屈曲部43の平面視伸長中心線がクローラ本体部幅方向となす角度θを8~45°とした。ラグ42a、42bの平面視伸長中心線とクローラ本体部幅方向とのなす角度が8°未満であると、クローラ本体部幅方向中央部の泥が残存し、クローラ本体部周方向に隣り合うラグ42a、42b間に泥が詰まりやすくなる。従って、クローラ本体部幅方向となす角度が8°以上の屈曲部43を設けることで、ゴムクローラ10の回転に伴ってクローラ本体部幅方向中央部の泥が同幅方向外側に押し出され、泥詰まりが低減される。一方、ラグ42a、42bの平面視伸長中心線とクローラ本体部幅方向とのなす角度が45°を超えると、泥や土を掻く力、つまり牽引力が低下する。また、この屈曲部43のクローラ本体部幅方向と平行な部分との折れ曲がり点は、転輪通過面30よりもクローラ本体部幅方向外側領域に位置する。これにより、転輪18からの荷重がかかる部分を避けることで振動性能への影響がない。
 図4は、従来のゴムクローラ10の外周面28bを示す平面図、図5は、図4のゴムクローラ10のB-B断面図である。符号は、実施の形態で用いたものと同じ符号を用いる。この従来例でも、クローラ本体部幅方向中央部に設けられた離間部36によってラグ42a、42bは、共にクローラ本体部幅方向両側に離間されており、離間部36によってクローラ本体部幅方向両側に離間された各ラグ42a、42bの突出端部におけるクローラ本体部中央部寄りのクローラ本体部幅方向位置は、この実施の形態と同様に、二条の転輪通過面30の各クローラ本体部中央部寄り端部のクローラ本体部幅方向位置とほぼ同じ位置となっている。一方、各ラグ42a、42bのクローラ本体部幅方向中央部寄りの対向面がクローラ本体部幅方向となす角度αは約53°であり、実施の形態のものよりも小さい。また、その結果、ラグ42a、42bの根本側端部における離間部36の幅(幅寸法)W1はラグ高さ(高さ寸法)Hより小さくなっている。
 従って離間部36のクローラ本体部周方向と直交する断面の断面積は、実施の形態のものよりも小さい。そのため、従来のゴムクローラ10ではラグ42a、42bの掻き力が不足することはなく、従ってクローラ本体部28の幅方向外側領域に嵩上げ部を形成するような必要はない。しかし一方で、例えばクローラ本体部周方向に隣り合うラグ42a、42b間に詰まろうとする泥の泥離れ性には改善の余地がある。即ち、離間部36によって離間されたラグ42a、42bの根元部分間の空間が小さく、その小さな空間に詰まった泥が取れなくなってしまうおそれがある。
 このように、この実施の形態のゴムクローラ10では、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36の幅寸法W1をラグ高さ寸法H以上としたことにより、ラグ42a、42bの根元から泥が剥がれやすくなり、その結果、泥離れ性が向上する。ここで、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36の幅寸法W1がラグ高さ寸法Hより小さいと、離間部36によって離間されたラグ42a、42bの根元部分間の空間が小さいことから泥が詰まりやすく、クローラ本体部幅方向外側から内側への力が加わったときに、その詰まった泥がラグ42a、42bの根元部分間に入り込んで取れなくなる。これに対し、ラグ42a、42bの根元側端部における36離間部の幅寸法W1をラグ高さ寸法H以上とすることで、ラグ42a、42bの根元部分間の空間が大きくなり、泥が剥がれやすくなる。
 また、ラグ高さ寸法Hをラグピッチ寸法Pの半分以上としたことにより、牽引力の確保又は増大を図ることができる。即ち、牽引力の効果は、ラグピッチ寸法Hとラグ高さHに依存し、ラグ高さ寸法Hがラグピッチ寸法Pの半分以上で牽引力がほぼ最大になることから、牽引力の低下を回避し、更には牽引力の増大を図ることも可能になる。
 また、ラグ42a、42bの根元側端部における離間部36の幅寸法W1をクローラ本体部28の全幅W2の15%~45%とし、ラグ42a、42bの幅方向中央部寄りの対向面の傾斜角を幅方向に対して60°~80°としたことにより、離間部36の空間を大きくすることが可能となると共に、泥の残りやすいラグ42a、42bの根本部分を小さくすることができる。これにより、離間部36によるラグ42a、42b間の空間容積が大きくなることで、ラグ42a、42bによって切り取られる移動路面の泥の体積が減少し、これによりラグ間に泥が詰まりにくくなり、泥離れ性を向上することができる。
 また、ラグ42a、42bの対向する突出側端部の幅方向の位置を、離間部36の幅を最も広くすることが可能な位置である転輪通過面30の幅方向中央部寄りの端部の位置とほぼ等しくすることにより、クローラ本体部28を変形や損傷から保護しながら離間部36によるラグ42a、42b間の空間容積を可及的に大きくすることができ、これにより泥離れ性をより一層向上することができる。
 また、転輪通過面30よりクローラ本体部幅方向外側領域で、ラグ42a、42bの形成領域におけるクローラ本体部28の内周面28aからラグ42a、42bの突出端部までの厚さを厚くして嵩上げ部38を設けると共に、嵩上げ部38におけるクローラ本体部28の内周面28aから外周面28bまでの厚さを厚くすることなく、クローラ本体部28の外周面28bからのラグ42a、42bの高さを高くすることで嵩上げ部28を構成した。これにより、クローラ本体部28の幅方向外側領域において、特に長ラグ42aの高さが高くなり、前述した離間部36の断面積増大に伴うラグの掻き力低下を補って、特に長ラグ42a全体の掻き力が向上し、これにより牽引力の低下を抑制することができる。
 また、クローラ本体部28の幅方向外側端部へ向かって徐々に厚みが増すように嵩上げ部38を形成したことにより、ラグ42a、42bの根元部分におけるクローラ本体部28の外周面28bに、クローラ本体部28の周方向に隣接するラグ42a、42b間の空間がクローラ本体部28の幅方向外側に向けて徐々に大きくなる傾斜面が形成され、これによりゴムクローラ10の回転に伴う泥落とし効果が向上する。
 また、ラグ42a、42bのクローラ本体部幅方向途中からクローラ本体部周方向に折れ曲がる屈曲部43を設け、その屈曲部43の幅方向と平行な部分との折れ曲がり点を転輪通過面30よりもクローラ本体部幅方向外側領域に位置した。これにより、ゴムクローラ10の回転に伴ってクローラ本体部幅方向中央部の泥がクローラ本体部幅方向外側に押し出され、泥詰まりが低減されると共に、転輪18からの荷重がかかる部分に折れ曲がり点がないことから、振動性能に影響がない。
 また、ラグ42a、42bの屈曲部43の平面視伸長中心線とクローラ本体部幅方向とのなす角度を8°~45°とすることにより、泥離れ性と牽引力を両立することが可能となる。
 本発明が上記していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当とされる特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
 10 ゴムクローラ
 12 フレーム(機体)
 14 駆動輪
 16 遊動輪
 18 転輪
 28 クローラ本体部
 30 転輪通過面
 32 芯金
 34 突起部
 36 離間部
 38 嵩上げ部
 42a、42b ラグ
 43 屈曲部

Claims (9)

  1.  無端帯状に形成され、内周面の幅方向中央部に所定間隔をおいて二条形成され且つ転輪が当接されて通過する転輪通過面と、略幅方向に伸長するように外周面に突出形成され且つ幅方向中央部の離間部によって幅方向両側に離間されたラグと、を有するクローラ本体部を備えるゴムクローラにおいて、
     前記ラグの根元側端部における前記離間部の前記幅方向の幅寸法は前記ラグの高さ寸法以上であることを特徴とするゴムクローラ。
  2.  前記ラグが前記クローラ本体部の周方向に所定のピッチで設けられ、
     前記ラグの高さ寸法は前記ラグのピッチ寸法の半分以上であることを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ。
  3.  前記ラグの根元側端部における前記離間部の前記幅方向の幅は、前記クローラ本体部の全幅の15%~45%であり、
     前記ラグの前記幅方向中央部寄りの対向面は、前記幅方向に対して60°~80°の傾斜角を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のゴムクローラ。
  4.  前記転輪通過面よりも前記幅方向外側領域で、前記ラグの形成領域の前記内周面から前記ラグの突出側端部までの厚さを厚くした嵩上げ部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のゴムクローラ。
  5.  前記嵩上げ部は、前記内周面から前記外周面までの厚さを厚くすることなく、前記ラグの前記外周面からの高さを高くすることで構成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のゴムクローラ。
  6.  前記嵩上げ部は、前記幅方向の外側端部へ向かって徐々に厚みが増すように形成されたことを特徴とする請求項5に記載のゴムクローラ。
  7.  前記離間されたラグの前記幅方向中央部寄りの各突出側端部の前記幅方向位置は、前記二条の転輪通過面の前記幅方向中央部寄りの各端部の前記幅方向位置とほぼ等しい位置とされたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のゴムクローラ。
  8.  前記ラグは、前記幅方向の途中で該幅方向から前記クローラ本体部周方向に折れ曲がる屈曲部を有し、該屈曲部と前記幅方向と平行な部分との折れ曲がり点は、前記転輪通過面よりも前記幅方向外側領域に位置することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のゴムクローラ。
  9.  前記屈曲部の平面視伸長中心線と前記幅方向となす角度θが8~45°であることを特徴とする請求項8に記載のゴムクローラ。
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