WO2019049211A1 - 推定方法、推定装置および推定システム - Google Patents

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Abstract

推定方法は、開度によって流量を調整するバルブを用いて、ポンプから圧送された配管内の流体の流量を所定流量に調整し、前記バルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する、処理をコンピュータが実行する。

Description

推定方法、推定装置および推定システム
 本件は、推定方法、推定装置および推定システムに関する。
 配管内の詰まりを予測することで、配管の詰まりに起因する不具合を防止する技術が望まれている。例えば、冷却水量と弁開度との関係を把握しておき、弁開度により詰まりを検知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-175464号公報
 しかしながら、上記技術では、流量が下限値に達する時期(閉塞時期)の予測は困難である。
 本件は上記課題に鑑みなされたものであり、閉塞時期に関する情報を推定することができる推定方法、推定装置および推定システムを提供することを目的とする。
 1つの態様では、推定方法は、開度によって流量を調整するバルブを用いて、ポンプから圧送された配管内の流体の流量を所定流量に調整し、前記バルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する、処理をコンピュータが実行する。
 閉塞時期に関する情報を推定することができる。
(a)は実施例1に係る配管診断システムの全体構成を例示するブロック図であり、(b)はデータ格納部に格納されるデータを例示する図であり、(c)はデータ格納部、解析部、データベースおよび表示部のハードウェア構成を例示するブロック図である。 経過時間と配管内の流量との関係を例示する図である。 経過時間と調整バルブの開度との関係を例示する図である。 流量曲線を例示する図である。 調整バルブの開度と容量係数Cvとの関係を例示する図である。 ポンプの性能曲線を例示する図である。 流量制御によって調整される運用値と、調整バルブの全開での流量との関係を例示する図である。 (a)および(b)は配管診断が行われる際に配管診断システムによって実行されるフローチャートを例示する図である。 実施例2に係る配管診断システムの全体構成を例示するブロック図である。 配管診断システムの他の例を表す図である。
 以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
 図1(a)は、実施例1に係る推定システム100の全体構成を例示するブロック図である。図1(a)で例示するように、推定システム100は、配管10、ポンプ20、流量計30、バルブ制御部40、バルブ50、データ格納部60、解析部70、データベース部80、表示部90などを備えている。
 配管10内には、冷却水、温水などの流体が流動している。ポンプ20は、配管10の途中に設けられており、配管10内の流体に圧力を加えて圧送する。流量計30は、配管10の途中であってポンプ20よりも下流側に設けられている。流量計30は、ポンプ20から圧送される流体の流量を検出し、検出結果をバルブ制御部40およびデータ格納部60に送る。
 バルブ制御部40は、バルブ50の開度を制御することで、流量制御を行う。具体的には、バルブ制御部40は、流量計30が検出した流量に応じてバルブ50の開度を調整することで、配管10内を流動する流体の流量を所望の運用値にフィードバック制御する。バルブ制御部40は、調整後の開度をデータ格納部60に送る。データ格納部60は、流量計30から受け取った流量と、バルブ制御部40から受け取った開度とを、所定の周期でデータとして格納する。図1(b)は、データ格納部60に格納されるデータを例示する図である。
 解析部70は、データ格納部60に格納されたデータと、データベース部80に格納された情報とを用いて、配管10内の将来的な流量を推測することで、閉塞時期に関する情報を推定する。データベース部80に格納された情報は、バルブ50の開度と容量係数との関係、ポンプ20の性能曲線、流量の経時変化の学習結果などである。解析部70は、推定結果を表示部90に送る。表示部90は、解析部70から受け取った推定結果を表示する。
 図1(c)は、バルブ制御部40、データ格納部60、解析部70、データベース部80および表示部90のハードウェア構成を例示するブロック図である。図1(c)で例示するように、バルブ制御部40、データ格納部60、解析部70、データベース部80および表示部90は、CPU101、RAM102、記憶装置103、表示装置104などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。CPU101が記憶装置103に記憶されている推定プログラムを実行することによって、バルブ制御部40、データ格納部60、解析部70、データベース部80および表示部90が実現される。表示装置104は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネルなどであり、解析部70の推定結果を表示する。
 ここで、配管10の閉塞時期について説明する。配管10は、内部を流体が流動するため、流体に含まれる含有物、析出したスケール等により閉塞することがある。配管10を安定して運用するためには、配管10をメンテナンス(洗浄や部品交換等)することが好ましい。メンテナンスを最適なタイミングで実施するには、配管10の閉塞時期を推定できることが好ましい。
 含有物、析出したスケール等により閉塞する速度は、配管10の構造、流体の水質や水温、外気温等により変化する。したがって、メンテナンス後に閉塞に至るまでの時間は、毎回同じとは限らない。そのため、流量の経時変化等をモニタすることで、配管10の閉塞時期を推定することが考えられる。
 図2は、経過時間と配管10内の流量との関係を例示する図である。図3は、経過時間とバルブ50の開度との関係を例示する図である。バルブ制御部40は、配管10内の流量が所望の運用値となるようにバルブ50の開度を調整することで、流量制御を行う。メンテナンス後に、時間の経過とともに配管10に閉塞が生じ始める。しかしながら、閉塞の初期においては、配管10内の圧力損失に大きな影響が生じない。したがって、図2および図3で例示するように、メンテナンス後の初期の期間においては、バルブ50の開度を大きくしなくても、運用値が実現される。
 配管10の閉塞が進行すると、バルブ50の開度を大きくしないと、流量が運用値よりも少なくなる。そこで、バルブ制御部40は、バルブ50の開度を大きくすることで、流量を運用値に制御する。閉塞の進行に伴って、バルブ制御部40は、バルブ50の開度を徐々に大きく制御する。開度が最大値となると、バルブ50は全開の状態となる。この状態において、流量制御は終了することになる。さらに閉塞が進行すると、バルブ50の開度をさらに大きくすることはできないため、流量が減少することになる。流量が下限値にまで低下すると、配管10の交換が行われることになる。流量が下限値にまで低下する時期が、閉塞時期である。
 上述した特許文献1では、冷却水量と弁開度との関係を把握しておき、弁開度により閉塞を検知している。しかしながら、工場の操業に応じて、流量の運用値、流量の上限値、および流量の下限値が異なることが多い。したがって、特許文献1の技術では、バルブ全開までの予測はできても、流量が下限値に達するまでの閉塞時期の予測は困難であった。
 本実施例に係る推定システム100は、流量制御を行っている段階から、閉塞時期に関する情報を推定することができる構成を有している。以下、詳細について説明する。
 バルブ50の圧力損失は、開度に応じて変化する。流量制御においては、所望の運用値(流量Q)が実現されるように、バルブ50の開度が調整される。このように、流量制御においては、流量が一定値(Q)に制御されるため、バルブ50の開度から閉塞時期を予測することは困難である。そこで、流量制御の段階において、バルブ50の開度を全開にした状態での流量Qが得られれば、閉塞時期の推定が可能となる。そこで、流量Qの算出方法について説明する。
 流量Qを実現する流量制御において、配管10内の圧力損失ΔPは、下記式(1)で表すことができる。下記式(1)において、ΔPpumpはポンプ20の圧力であり、ΔPvalveはバルブ50の圧力損失である。
ΔP=ΔPpump-ΔPvalve   (1)
 配管10の圧力損失ΔPは、配管10内の流体の流速の2乗に比例する。したがって、下記式(2)および下記式(3)の関係が得られる。下記式(2)および下記式(3)において、Cは比例定数であり、vは流体の流速であり、Qは運用値であり、Sは配管10の断面積である。
ΔP=C・v=C(Q/S)   (2)
C/S=ΔP/Qo=(ΔPpump-ΔPvalve)/Q    (3)
 バルブ50を全開(ΔPvalve=0)にしたときの流量Qは、下記式(4)から算出することができる。下記式(4)において、ΔPは、流量Qでの配管10の圧力損失である。
ΔP´pump=ΔP=C/S・Q =(ΔPpump-ΔPvalve)/Q ・Q    (4)
 データベース部80に格納されているポンプ20の性能曲線から下記式(5)の関係が得られると、流量Qは下記式(6)を満たす。したがって、流量Qは、下記式(6)から算出することができる。
ΔP´pump=f(Q)   (5)
(ΔPpump-ΔPvalve)/Q ・Q =f(Q)   (6)
 バルブ50を全開にしたときの流量Qを継続的に評価、算出しておくことにより、図4で例示するような流量曲線(経時変化)が得られる。例えば、所定の周期で流量Qを算出し、算出された各時刻の流量Qから、流量曲線を算出することができる。流量曲線(流量Qと経過時間との関係)は、配管10の構成、水質、水温、外気温等に依存することが予想される。過去の流量曲線を学習してデータベース部80に格納しておき、初期値からの変化を最適な関数でフィッティング(図4の破線)させることにより、配管の閉塞時期を推定することができる。
 以下、具体的な数値を用いた算出について説明する。まず、バルブ50の圧力損失ΔPvalveを算出する。バルブ50の開度と、容量係数Cvとは、図5で例示するような関係を有している。容量係数Cvは、バルブ50を全開にした場合の、単位時間あたりにバルブ50を通過する流体の体積または重量のことであり、一般的にバルブ50の種類、ポートの口径等によって決まる。図5の関係から、バルブ50の圧力損失ΔPvalveは、下記式(7)で算出することができる。下記式(7)において、Gは流体密度であり、Qは流量である。
ΔPvalve=G(11.6Q/Cv)   (7)
 次に、ポンプ20の圧力を算出する。ポンプ20の性能曲線は、データベース部80に格納されていることから、既知である。図6は、ポンプ20の性能曲線を例示する図である。図6の関係から、ポンプ20の圧力ΔPpumpは、下記式(8)で算出することができる。下記式(8)において、圧力単位はMPaであり、流量の単位はm/hrsである。
ΔPpump=f(Q)=-0.033×Q+0.30   (8)
 上記式(7)で算出された圧力損失ΔPvalveと、上記式(8)で算出された圧力ΔPpumpとから、上記式(1)の配管10の圧力損失ΔPを算出することができる。また、上記式(2)を用いて比例定数を算出することができる。バルブ50を全開にしたときの流量Qは上記式(6)を満たすため、上記式(8)から下記式(9)を得ることができる。したがって、下記式(9)から流量Qを算出することができる。
(ΔPpump-ΔPvalve)/Q ・Q =-0.033×Q+0.30   (9)
 図7は、流量制御によって調整される運用値Qと、バルブ50の全開での流量Qとの関係を例示する。運用値Qは一定値であるため、運用値Qから閉塞時期を推定することは困難である。一方、流量Qに関しては、過去の流量曲線を学習し、最適な関数でフィッティングを行うことで、流量制御を行っている段階で閉塞時期を推定できるようになる。また、閉塞時期の推定だけでなく、将来の流量の推定も可能となる。流量が推定できれば工場の操業(例えば別の配管系統から融通等)が容易になる。
 図8(a)は、バルブ制御部40が流量制御を行う場合に実行されるフローチャートを例示する図である。図8(a)のフローチャートは、所定の周期で実行される。図8(a)で例示するように、バルブ制御部40は、配管10内流量が運用値となるようにバルブ50の開度を制御する(ステップS1)。
 次に、バルブ制御部40は、流量計30が検出した流量を受け取ることで、運用値が実現されているか否かを判定する(ステップS2)。例えば、バルブ制御部40は、検出された流量が、運用値を含む所定範囲内に入っているか否かを判定する。ステップS2で「Yes」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。ステップS2で「No」と判定された場合、ステップS1が再度実行される。
 図8(b)は、閉塞時期に関する情報の推定が行われる際に推定システム100によって実行されるフローチャートを例示する図である。図8(b)のフローチャートは、図8(a)の流量制御と並行して実行される。図8(b)で例示するように、解析部70は、データ格納部60から最新のデータを受け取る(ステップS11)。データ格納部60から受け取るデータには、バルブ50の開度、流量計30が検出した流量などが含まれる。
 次に、解析部70は、データ格納部60から受け取ったデータを用いて、バルブ50を全開にした場合の流量Qを算出する(ステップS12)。この場合、解析部70は、データベース部80に格納されている、バルブ50の開度と容量係数との関係、ポンプ20の性能曲線などを用いる。次に、解析部70は、ステップS11およびステップS12を所定回数繰り返した否かを判定する(ステップS13)。
 ステップS13で「No」と判定された場合、ステップS11から再度実行される。ステップS13で「Yes」と判定された場合、解析部70は、データベース部80に格納されている過去の流量曲線の中から最適な流量曲線を選択して当該流量曲線にフィッティングを行う。それにより、解析部70は、閉塞時期を推定する(ステップS14)。次に、表示部90は、解析部70が推定した閉塞時期に関する情報を表示する(ステップS15)。その後、フローチャートの実行が終了する。
 本実施例によれば、バルブ50を用いて流量が所定流量(運用値)に調整され、バルブ50の開度と運用値とから、バルブ50が全開した場合の流量が推定される。推定された流量を用いて閉塞時期を推定することができるため、本実施例によれば、閉塞時期に関する情報を推定することが可能である。それにより、閉塞時期を推定することができる。このように、本実施例によれば、配管の診断を行うことができる。
 図9は、実施例2に係る推定システム100aの全体構成を例示するブロック図である。図9で例示するように、推定システム100aにおいては、複数の配管系統A~Eが備わっている。配管系統A~Eのそれぞれには、図1(a)で例示した配管10、ポンプ20、流量計30およびバルブ50が備わっている。データ格納部60は、配管系統A~Eのそれぞれから、バルブ50の開度および配管10の流量を受け取って格納する。解析部70は、配管系統A~Eのそれぞれについて、閉塞時期を推定する。表示部90は、各配管の閉塞時期を表示する。
 各配管の緊急度や操業への影響を考慮することで、このようなシステムにより工場全体の配管メンテナンスを容易に実施することが可能となる。閉塞時期の推定だけでなく、将来の流量の推定も可能となる。各配管の流量が把握できれば、工場の操業が容易になる。
(他の例)
 図10は、推定システムの他の例を表す図である。図10で例示するように、推定システムは、流量計30およびバルブ50が、インターネットなどの電気通信回線301を通じてクラウド302と接続された構成を有する。クラウド302は、図1(c)のCPU101、RAM102、記憶装置103、表示装置104などを備え、バルブ制御部40、データ格納部60、解析部70、データベース部80、および表示部90としての機能を実現する。なお、クラウド302の代わりに、イントラネットなどを介して接続されたサーバを用いてもよい。
 上記各例においては、流量制御の運用値とバルブ50の開度とから、バルブ50が全開となった場合の流量Qを推定したが、それに限られない。例えば、流量制御の運用値とバルブ50の開度とから、バルブ50が運用値よりも大きい開度となった場合の流量Qを推定してもよい。例えば、バルブ50の開度が99%、98%などとなった場合の流量を推定してもよい。この場合、推定した流量Qの流量曲線(経時変化)から、閉塞時期を推定することができる。例えば、図5の関係を用いれば、開度が100%以外の場合の容量係数Cvを取得することができる。
 上記各例において、ポンプ20が、配管内の流体を圧送するポンプの一例として機能する。バルブ50が、開度を調整することで、前記ポンプから圧送される前記流体の流量を所定流量に調整するバルブの一例として機能する。解析部70が、前記バルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する推定部の一例として機能する。
 以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
 10 配管
 20 ポンプ
 30 流量計
 40 バルブ制御部
 50 バルブ
 60 データ格納部
 70 解析部
 80 データベース部
 90 表示部
 100 推定システム

Claims (10)

  1.  開度によって流量を調整するバルブを用いて、ポンプから圧送された配管内の流体の流量を所定流量に調整し、
     前記バルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する、
     処理をコンピュータが実行することを特徴とする推定方法。
  2.  推定した流量の経時変化から、前記配管の閉塞時期に関する情報を推定する処理を、コンピュータが実行することを特徴とする請求項1記載の推定方法。
  3.  推定した流量の経時変化から、前記バルブが前記大きい開度に調整した場合の将来の流量を推定する処理を、コンピュータが実行することを特徴とする請求項1または2に記載の推定方法。
  4.  推定した流量の経時変化から、前記バルブが前記大きい開度に調整した場合に、前記流量が閾値に低下する時期を推定する処理を、コンピュータが実行することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の推定方法。
  5.  推定された前記時期を表示装置に表示させる処理を、コンピュータが実行することを特徴とする請求項4記載の推定方法。
  6.  過去に推定された流量の経時変化が記憶部に記憶されており、
     前記記憶部に記憶された過去の前記経時変化を用いて、前記バルブが前記大きい開度に調整した場合の流量を推定する処理を、コンピュータが実行することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の推定方法。
  7.  前記大きい開度は、前記バルブの全開の開度であることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の推定方法。
  8.  前記ポンプおよび前記バルブが設けられた配管が複数本設けられており、
     各配管において、
     前記バルブを用いて前記配管内の流体の流量を所定流量に調整し、
     前記バルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する、
     処理をコンピュータが実行することを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の推定方法。
  9.  配管内の流体を圧送するポンプから圧送される前記流体の流量を所定流量に調整するバルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する推定部、を備えることを特徴とする推定装置。
  10.  配管内の流体を圧送するポンプと、
     開度を調整することで、前記ポンプから圧送される前記流体の流量を所定流量に調整するバルブと、
     前記バルブの開度と、前記所定流量とから、前記バルブが前記開度よりも大きい開度に調整した場合の流量を推定する推定部と、を備えることを特徴とする推定システム。
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