JPH08193592A - 配水ポンプ圧力制御装置 - Google Patents
配水ポンプ圧力制御装置Info
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- JPH08193592A JPH08193592A JP389595A JP389595A JPH08193592A JP H08193592 A JPH08193592 A JP H08193592A JP 389595 A JP389595 A JP 389595A JP 389595 A JP389595 A JP 389595A JP H08193592 A JPH08193592 A JP H08193592A
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- discharge pressure
- water distribution
- pump
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の配水ポンプ圧力制御装置は、吐出圧
力計測値と吐出圧力設定値との差値を演算する減算器７
と、減算器７からの出力差値を四捨五入して予め定めた
差幅の段階値を算出する絶対値演算器８と、絶対値演算
器８からの出力値によって配水ポンプ２の運転台数を決
定する台数決定器９と、台数決定器９によって選定され
た運転台数および予め定めた運転順序によって配水ポン
プ２に運転停止指令を出力する号機決定器10とを備えた
ことを特徴とする。 【効果】 本発明によって配水ポンプの運転効率を向上
させることが可能である。
力計測値と吐出圧力設定値との差値を演算する減算器７
と、減算器７からの出力差値を四捨五入して予め定めた
差幅の段階値を算出する絶対値演算器８と、絶対値演算
器８からの出力値によって配水ポンプ２の運転台数を決
定する台数決定器９と、台数決定器９によって選定され
た運転台数および予め定めた運転順序によって配水ポン
プ２に運転停止指令を出力する号機決定器10とを備えた
ことを特徴とする。 【効果】 本発明によって配水ポンプの運転効率を向上
させることが可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、浄水場におい
て、同容量で可変速のポンプを複数台使用して、配水池
から各需要家に配水する配水ポンプの速度制御により配
水圧力を一定に制御するための配水ポンプ圧力制御装置
に関する。
て、同容量で可変速のポンプを複数台使用して、配水池
から各需要家に配水する配水ポンプの速度制御により配
水圧力を一定に制御するための配水ポンプ圧力制御装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】浄水場設備において、複数台の同容量ポ
ンプを用いて各需要家に配水するための配水ポンプによ
る配水圧力制御装置として、従来から、圧力目標値と、
圧力実測値よりＰＩＤ制御によりあらかじめ決められた
号機の速度制御を行うものが良く知られている。
ンプを用いて各需要家に配水するための配水ポンプによ
る配水圧力制御装置として、従来から、圧力目標値と、
圧力実測値よりＰＩＤ制御によりあらかじめ決められた
号機の速度制御を行うものが良く知られている。
【０００３】そして、従来の圧力制御装置では、圧力目
標値と圧力実測値よりＰＩＤ制御により予め決められた
１台のみを速度制御することにより目標吐出圧力を吐出
する制御装置である。
標値と圧力実測値よりＰＩＤ制御により予め決められた
１台のみを速度制御することにより目標吐出圧力を吐出
する制御装置である。
【０００４】また、別の従来の圧力制御装置において
は、圧力目標値と、圧力実測値よりＰＩＤ制御によりあ
らかじめ決められた複数台のポンプを同じ速度で制御す
る。すなわち、揃速制御を行うことにより目標吐出圧力
を吐出する制御装置である。
は、圧力目標値と、圧力実測値よりＰＩＤ制御によりあ
らかじめ決められた複数台のポンプを同じ速度で制御す
る。すなわち、揃速制御を行うことにより目標吐出圧力
を吐出する制御装置である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、目標吐
出圧力と圧力実測値の偏差により速度制御範囲を小さく
変動させなければならないときに複数台数のポンプによ
り速度制御を行うことにより圧力変動が大きくなる場合
がある。
出圧力と圧力実測値の偏差により速度制御範囲を小さく
変動させなければならないときに複数台数のポンプによ
り速度制御を行うことにより圧力変動が大きくなる場合
がある。
【０００６】また、目標吐出圧力と圧力実測値の偏差に
より速度制御範囲を大きく変動させなければならないと
きに、１台のみのポンプにより速度制御を行うことによ
り目標圧力にするために時間を要することになる。
より速度制御範囲を大きく変動させなければならないと
きに、１台のみのポンプにより速度制御を行うことによ
り目標圧力にするために時間を要することになる。
【０００７】この発明は、このような従来の問題点を解
決するように速度制御台数の演算を行い、速度制御によ
る圧力変動を最小限におさえ、最適な配水ポンプ圧力制
御装置を提供することを目的とする。
決するように速度制御台数の演算を行い、速度制御によ
る圧力変動を最小限におさえ、最適な配水ポンプ圧力制
御装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の配水ポンプ圧力
制御装置は、互いに並列に接続されて需要家に配水する
複数台の配水ポンプと、配水ポンプの吐出側に設けられ
て吐出圧力を計測する吐出圧力計と、吐出圧力計からの
吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設定値とから制御
偏差値を算出して配水ポンプに速度制御信号を出力する
速度制御器とを有する配水ポンプ圧力制御装置におい
て、吐出圧力計測値と吐出圧力設定値との差の絶対値を
演算する絶対値演算器と、絶対値の大きさに対応して、
速度制御器により速度制御されるポンプ台数が設定され
ており、絶対値演算器により求められた絶対値に対応し
た配水ポンプの制御対象台数を決定する台数決定器とを
備えたことを特徴とする。また、請求項２に記載したの
配水ポンプ圧力制御装置は、互いに並列に接続されて需
要家に配水する複数台の配水ポンプと、配水ポンプの吐
出側に設けられて吐出圧力を計測する吐出圧力計と、吐
出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設
定値とから制御偏差値を算出して配水ポンプに速度制御
信号を出力する速度制御器とを有する排水ポンプ圧力制
御装置において、需要家の必要とする配水ポンプの時刻
毎の吐出圧力を予め定めた需要量／時刻関係関数器と、
需要量／時刻関係関数器からの関数データによって速度
制御器により速度制御される配水ポンプの台数を決定す
る台数決定器とを備えたことを特徴とする。更に、請求
項３に記載した配水ポンプ圧力制御装置は、互いに並列
に接続されて需要家に配水する複数台の配水ポンプと、
配水ポンプの吐出側に設けられて吐出圧力を計測する吐
出圧力計と、吐出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定
めた吐出圧力設定値とから制御偏差値を算出して配水ポ
ンプに速度制御信号を出力する速度制御器とを有する排
水ポンプ圧力制御装置において、需要家の末端部に設け
られて配水ポンプの末端部圧力を計測する末端圧力計
と、末端圧力計によって計測された末端部圧力計測値と
予め設定された末端圧力目標値との差の絶対値を演算す
る絶対値演算器と、絶対値の大きさに対応して、速度制
御器により速度制御されるポンプ台数が設定されてお
り、絶対値演算器により求められた絶対値に対応した配
水ポンプの制御対象台数を決定する台数決定器とを備え
たことを特徴とする。
制御装置は、互いに並列に接続されて需要家に配水する
複数台の配水ポンプと、配水ポンプの吐出側に設けられ
て吐出圧力を計測する吐出圧力計と、吐出圧力計からの
吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設定値とから制御
偏差値を算出して配水ポンプに速度制御信号を出力する
速度制御器とを有する配水ポンプ圧力制御装置におい
て、吐出圧力計測値と吐出圧力設定値との差の絶対値を
演算する絶対値演算器と、絶対値の大きさに対応して、
速度制御器により速度制御されるポンプ台数が設定され
ており、絶対値演算器により求められた絶対値に対応し
た配水ポンプの制御対象台数を決定する台数決定器とを
備えたことを特徴とする。また、請求項２に記載したの
配水ポンプ圧力制御装置は、互いに並列に接続されて需
要家に配水する複数台の配水ポンプと、配水ポンプの吐
出側に設けられて吐出圧力を計測する吐出圧力計と、吐
出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設
定値とから制御偏差値を算出して配水ポンプに速度制御
信号を出力する速度制御器とを有する排水ポンプ圧力制
御装置において、需要家の必要とする配水ポンプの時刻
毎の吐出圧力を予め定めた需要量／時刻関係関数器と、
需要量／時刻関係関数器からの関数データによって速度
制御器により速度制御される配水ポンプの台数を決定す
る台数決定器とを備えたことを特徴とする。更に、請求
項３に記載した配水ポンプ圧力制御装置は、互いに並列
に接続されて需要家に配水する複数台の配水ポンプと、
配水ポンプの吐出側に設けられて吐出圧力を計測する吐
出圧力計と、吐出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定
めた吐出圧力設定値とから制御偏差値を算出して配水ポ
ンプに速度制御信号を出力する速度制御器とを有する排
水ポンプ圧力制御装置において、需要家の末端部に設け
られて配水ポンプの末端部圧力を計測する末端圧力計
と、末端圧力計によって計測された末端部圧力計測値と
予め設定された末端圧力目標値との差の絶対値を演算す
る絶対値演算器と、絶対値の大きさに対応して、速度制
御器により速度制御されるポンプ台数が設定されてお
り、絶対値演算器により求められた絶対値に対応した配
水ポンプの制御対象台数を決定する台数決定器とを備え
たことを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明の配水ポンプ圧力制御装置においては、
複数台の配水ポンプを互いに並列に接続し、配水ポンプ
の吐出側に吐出圧力計を設けて吐出圧力を計測し、吐出
圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設定
値とから制御偏差値を算出して配水ポンプに制御信号を
出力し、吐出圧力計測値と吐出圧力設定値との差の絶対
値を演算し、絶対値の大きさに対応して、速度制御器に
より速度制御されるポンプ台数が設定されており、絶対
値演算器により求められた絶対値に対応した配水ポンプ
の制御台数を決定することを特徴とする。また、請求項
２に記載した配水ポンプ圧力制御装置においては、複数
台の配水ポンプを互いに並列に接続して需要家に配水
し、配水ポンプの吐出側に吐出圧力計を設けて吐出圧力
を計測し、吐出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定め
た吐出圧力設定値とから制御偏差値を算出して配水ポン
プに制御信号を出力し、需要家の必要とする配水ポンプ
の時刻毎の吐出圧力を予め定め、需要量／時刻関係関数
器からの関数データによって速度制御器により速度制御
される配水ポンプの台数を決定することを特徴とする。
更に、請求項３に記載した配水ポンプ圧力制御装置にお
いては、複数台の配水ポンプを互いに並列に接続して需
要家に配水し、配水ポンプの吐出側に吐出圧力計を設け
て吐出圧力を計測し、吐出圧力計からの吐出圧力計測値
と予め定めた吐出圧力設定値とから制御偏差値を算出し
て配水ポンプに制御信号を出力し、需要家の末端部に末
端圧力計を設けて配水ポンプの末端部圧力を計測し、末
端圧力計によって計測された末端部圧力計測値と予め設
定された末端圧力目標値との差の絶対値を演算し、絶対
値の大きさに対応して、速度制御器により速度制御され
るポンプ台数が設定されており、絶対値演算器により求
められた絶対値に対応した配水ポンプの制御対象台数を
決定することを特徴とする。
複数台の配水ポンプを互いに並列に接続し、配水ポンプ
の吐出側に吐出圧力計を設けて吐出圧力を計測し、吐出
圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設定
値とから制御偏差値を算出して配水ポンプに制御信号を
出力し、吐出圧力計測値と吐出圧力設定値との差の絶対
値を演算し、絶対値の大きさに対応して、速度制御器に
より速度制御されるポンプ台数が設定されており、絶対
値演算器により求められた絶対値に対応した配水ポンプ
の制御台数を決定することを特徴とする。また、請求項
２に記載した配水ポンプ圧力制御装置においては、複数
台の配水ポンプを互いに並列に接続して需要家に配水
し、配水ポンプの吐出側に吐出圧力計を設けて吐出圧力
を計測し、吐出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定め
た吐出圧力設定値とから制御偏差値を算出して配水ポン
プに制御信号を出力し、需要家の必要とする配水ポンプ
の時刻毎の吐出圧力を予め定め、需要量／時刻関係関数
器からの関数データによって速度制御器により速度制御
される配水ポンプの台数を決定することを特徴とする。
更に、請求項３に記載した配水ポンプ圧力制御装置にお
いては、複数台の配水ポンプを互いに並列に接続して需
要家に配水し、配水ポンプの吐出側に吐出圧力計を設け
て吐出圧力を計測し、吐出圧力計からの吐出圧力計測値
と予め定めた吐出圧力設定値とから制御偏差値を算出し
て配水ポンプに制御信号を出力し、需要家の末端部に末
端圧力計を設けて配水ポンプの末端部圧力を計測し、末
端圧力計によって計測された末端部圧力計測値と予め設
定された末端圧力目標値との差の絶対値を演算し、絶対
値の大きさに対応して、速度制御器により速度制御され
るポンプ台数が設定されており、絶対値演算器により求
められた絶対値に対応した配水ポンプの制御対象台数を
決定することを特徴とする。
【００１０】
【実施例】次に本発明の配水ポンプ圧力制御装置の一実
施例を説明する。図１において、配水ポンプ２は複数台
数が互いに並列となって浄水池１に接続されて需要家20
に配水する給水用のとポンプである。吐出圧力計４は吐
出弁３を介して配水ポンプ２の吐出側に接続して設けら
れ、配水ポンプ２の吐出圧力を計測する。ＰＩＤ制御器
５は吐出圧力計４からの吐出圧力計測値と予め定めた吐
出圧力設定値ＰＳＶとから制御偏差値を算出して配水ポ
ンプ２に制御信号ＭＶを出力する。減算器７は吐出圧力
計４に接続され、吐出圧力計４からの吐出圧力計測値と
吐出圧力設定値ＰＰＶとの差値を演算する。絶対値演算
器８は減算器７に接続され、減算器７からの出力差値を
四捨五入して予め定めた差幅の段階値を算出する。台数
決定器９は絶対値演算器８に接続され、絶対値演算器８
からの出力値によって配水ポンプ２の速度制御対象台数
を決定する。号器決定器10は台数決定器９に接続され、
台数決定器９によって選定された台数および予め定めた
優先順位によって配水ポンプ２に固定／可変切換信号19
を出力する。そして、圧力制御装置６は減算器７、絶対
値演算器８、台数決定器９および号機決定器10などによ
って構成される。即ち、本実施例は、複数台の同容量で
可変速ポンプを用いて浄水場の配水池から各需要家に配
水するための配水ポンプによる配水圧力制御装置におい
て、次の３つの手段からなる制御装置である。
施例を説明する。図１において、配水ポンプ２は複数台
数が互いに並列となって浄水池１に接続されて需要家20
に配水する給水用のとポンプである。吐出圧力計４は吐
出弁３を介して配水ポンプ２の吐出側に接続して設けら
れ、配水ポンプ２の吐出圧力を計測する。ＰＩＤ制御器
５は吐出圧力計４からの吐出圧力計測値と予め定めた吐
出圧力設定値ＰＳＶとから制御偏差値を算出して配水ポ
ンプ２に制御信号ＭＶを出力する。減算器７は吐出圧力
計４に接続され、吐出圧力計４からの吐出圧力計測値と
吐出圧力設定値ＰＰＶとの差値を演算する。絶対値演算
器８は減算器７に接続され、減算器７からの出力差値を
四捨五入して予め定めた差幅の段階値を算出する。台数
決定器９は絶対値演算器８に接続され、絶対値演算器８
からの出力値によって配水ポンプ２の速度制御対象台数
を決定する。号器決定器10は台数決定器９に接続され、
台数決定器９によって選定された台数および予め定めた
優先順位によって配水ポンプ２に固定／可変切換信号19
を出力する。そして、圧力制御装置６は減算器７、絶対
値演算器８、台数決定器９および号機決定器10などによ
って構成される。即ち、本実施例は、複数台の同容量で
可変速ポンプを用いて浄水場の配水池から各需要家に配
水するための配水ポンプによる配水圧力制御装置におい
て、次の３つの手段からなる制御装置である。
【００１１】(1)配水ポンプの吐出圧力目標値と実測吐
出圧力値との偏差により速度制御ポンプ台数を決定する
手段。
出圧力値との偏差により速度制御ポンプ台数を決定する
手段。
【００１２】(2)時刻による需要予測データに従って速
度制御ポンプ台数を決定する手段。
度制御ポンプ台数を決定する手段。
【００１３】(3)末端圧力実測値により速度制御ポンプ
台数を決定する手段。
台数を決定する手段。
【００１４】即ち、図１は、配水ポンプ２の吐出圧力目
標値と実測値との偏差から速度制御ポンプ台数を決定す
る装置に関するブロック図を示している。
標値と実測値との偏差から速度制御ポンプ台数を決定す
る装置に関するブロック図を示している。
【００１５】配水ポンプ設備として、浄水池１より複数
台の配水ポンプ２を用いて需要家20に配水する。
台の配水ポンプ２を用いて需要家20に配水する。
【００１６】配水ポンプ２の吐出側には、吐出弁３が設
置してあり、その先に吐出圧力計４を設置している。
置してあり、その先に吐出圧力計４を設置している。
【００１７】配水ポンプ２の圧力制御装置６において、
まず、減算器７にて、配水ポンプ２の吐出圧力目標と実
測値の偏差値を演算する。演算された偏差値の絶対値を
絶対値演算器８にて演算し、その値が予め台数決定器９
に設定された値α1 より大の場合速制台数を３台とし、
値α1 より小さく値α2 より大の場合は、２台とし、値
α2 より小の場合は、１台とする。台数決定器９により
演算した台数になるように号機決定器10にて現在運転中
の配水ポンプの中から予め設定してある優先度に従って
速度制御号機を決定し、その号機の速度制御をＰＩＤ制
御器５からの演算値により行う。
まず、減算器７にて、配水ポンプ２の吐出圧力目標と実
測値の偏差値を演算する。演算された偏差値の絶対値を
絶対値演算器８にて演算し、その値が予め台数決定器９
に設定された値α1 より大の場合速制台数を３台とし、
値α1 より小さく値α2 より大の場合は、２台とし、値
α2 より小の場合は、１台とする。台数決定器９により
演算した台数になるように号機決定器10にて現在運転中
の配水ポンプの中から予め設定してある優先度に従って
速度制御号機を決定し、その号機の速度制御をＰＩＤ制
御器５からの演算値により行う。
【００１８】また、速度制御号機に選ばれなかった号機
に対しては、現在の速度を維持するか、予め設定してあ
る速度にて運転するかを圧力制御装置６で予め設定して
おき、その速度に固定して運転する。
に対しては、現在の速度を維持するか、予め設定してあ
る速度にて運転するかを圧力制御装置６で予め設定して
おき、その速度に固定して運転する。
【００１９】また、図２において、需要量／時刻関係関
数器11は需要家の必要とする配水ポンプの時刻毎の吐出
出力を予め定めた制御器である。台数決定器９は需要量
／時刻関係係数器11に接続され、需要量／時刻関係係数
器11からの関数データによって配水ポンプ２の運転台数
を決定する。
数器11は需要家の必要とする配水ポンプの時刻毎の吐出
出力を予め定めた制御器である。台数決定器９は需要量
／時刻関係係数器11に接続され、需要量／時刻関係係数
器11からの関数データによって配水ポンプ２の運転台数
を決定する。
【００２０】図２は、１日の需要予測データを用いて、
運転時間帯により速度制御ポンプの運転台数を決定する
装置に関するブロック図を示している。
運転時間帯により速度制御ポンプの運転台数を決定する
装置に関するブロック図を示している。
【００２１】配水ポンプ設備は図１と同様とする。圧力
制御装置６において、予め登録にある１日分の配水量需
要量と時刻との関係図より制御時刻において、需要量が
予め台数決定器９に設定された値β1 より大の場合、速
制台数を３台とし、値β1 より小さく、値β2 より大の
場合は、２台とし、値β2 より小の場合は、１台とす
る。
制御装置６において、予め登録にある１日分の配水量需
要量と時刻との関係図より制御時刻において、需要量が
予め台数決定器９に設定された値β1 より大の場合、速
制台数を３台とし、値β1 より小さく、値β2 より大の
場合は、２台とし、値β2 より小の場合は、１台とす
る。
【００２２】台数決定器９により演算した台数になるよ
うに号機決定器10にて現在運転中の配水ポンプ２の中か
ら予め設定してある優先度に従って速度制御号機を決定
し、その号機の速度制御をＰＩＤ制御器５からの演算値
により行う。
うに号機決定器10にて現在運転中の配水ポンプ２の中か
ら予め設定してある優先度に従って速度制御号機を決定
し、その号機の速度制御をＰＩＤ制御器５からの演算値
により行う。
【００２３】また、速度制御号機に選ばれなかった号機
に対しては、現在の速度を維持するか、予め設定してあ
る速度にて運転するかを圧力制御装置６で予め設定して
おきその速度に固定して運転する。
に対しては、現在の速度を維持するか、予め設定してあ
る速度にて運転するかを圧力制御装置６で予め設定して
おきその速度に固定して運転する。
【００２４】更に、図３において、末端圧力計12は需要
家20の末端に設けられて配水ポンプ２の末端部圧力を計
測する。末端圧力減算器７Ａは末端圧力計12によって計
測された末端部圧力計測値と吐出圧力設定値ＰＳＶとの
差値を演算する。
家20の末端に設けられて配水ポンプ２の末端部圧力を計
測する。末端圧力減算器７Ａは末端圧力計12によって計
測された末端部圧力計測値と吐出圧力設定値ＰＳＶとの
差値を演算する。
【００２５】即ち、図３は、末端圧力実測値により速度
制御ポンプの運転台数を決定する装置に関するプロック
図を示している。配水ポンプ設備は、図１と同様とする
が、需要家20の手前において、末端圧力計12を設置し、
末端圧力を測定する。圧力制御装置６において、減算器
７にて予め設定してある末端圧力目標値と、末端圧力計
12にて測定した実測値との偏差値を演算する。演算され
た偏差値の絶対値を絶対値演算機８にて演算し、その値
が予め台数決定器９内に設定された値ε、より大の場
合、速制台数を３台とし、値ε1 より小さく、値ε2 よ
り大の場合は、２台とし、値ε2 より小さい場合は、１
台とする。台数決定器９により演算した台数になるよう
に号機決定器10にて現在運転中の配水ポンプの中から予
め設定してある優先度に従って速度制御号機を決定し、
その号機の速度制御をＰＩＤ制御器５からの演算値によ
り行う。
制御ポンプの運転台数を決定する装置に関するプロック
図を示している。配水ポンプ設備は、図１と同様とする
が、需要家20の手前において、末端圧力計12を設置し、
末端圧力を測定する。圧力制御装置６において、減算器
７にて予め設定してある末端圧力目標値と、末端圧力計
12にて測定した実測値との偏差値を演算する。演算され
た偏差値の絶対値を絶対値演算機８にて演算し、その値
が予め台数決定器９内に設定された値ε、より大の場
合、速制台数を３台とし、値ε1 より小さく、値ε2 よ
り大の場合は、２台とし、値ε2 より小さい場合は、１
台とする。台数決定器９により演算した台数になるよう
に号機決定器10にて現在運転中の配水ポンプの中から予
め設定してある優先度に従って速度制御号機を決定し、
その号機の速度制御をＰＩＤ制御器５からの演算値によ
り行う。
【００２６】また、速度制御号機に選ばれなかった号機
に対しては、現在の速度を維持するか、予め設定してあ
る速度にて運転するかを圧力制御装置６であらかじめ設
定しておきその速度に固定して運転する。
に対しては、現在の速度を維持するか、予め設定してあ
る速度にて運転するかを圧力制御装置６であらかじめ設
定しておきその速度に固定して運転する。
【００２７】
【発明の効果】以上にように、本発明によれば、複数台
の同容量で可変速ポンプを用いて浄水場の配水池から各
需要家に配水するための配水ポンプによる配水圧力制御
装置において、速度制御ポンプの運転台数を可変するこ
とにより配水圧力の急激な言動をおさえることができ、
安定した制御を行うことができる。
の同容量で可変速ポンプを用いて浄水場の配水池から各
需要家に配水するための配水ポンプによる配水圧力制御
装置において、速度制御ポンプの運転台数を可変するこ
とにより配水圧力の急激な言動をおさえることができ、
安定した制御を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示すポンプ圧力制御装置の
構成図である。
構成図である。
【図２】請求項２の実施例を示す構成図である。
【図３】請求項３の実施例を示す構成図である。
２…配水ポンプ ７…減算器 ８…絶対値演算器 ９…台数決定器 10…号機決定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０５Ｄ 16/20 Ｄ
Claims (3)
- 【請求項１】 互いに並列に接続されて需要家に配水す
る複数台の配水ポンプと、これらの配水ポンプの吐出側
に設けられて吐出圧力を計測する吐出圧力計と、この吐
出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設
定値とから制御偏差値を算出して前記配水ポンプに速度
制御信号を出力する速度制御器とを有する配水ポンプ圧
力制御装置において、前記吐出圧力計測値と前記吐出圧
力設定値との差の絶対値を演算する絶対値演算器と、前
記絶対値の大きさに対応して前記速度制御器により速度
制御されるポンプ台数が設定されており、前記絶対値演
算器により求められた前記絶対値に対応した前記配水ポ
ンプの制御対象台数を決定する台数決定器と、を具備し
たことを特徴とする配水ポンプ圧力制御装置。 - 【請求項２】 互いに並列に接続されて需要家に配水す
る複数台の配水ポンプと、これらの配水ポンプの吐出側
に設けられて吐出圧力を計測する吐出圧力計と、この吐
出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設
定値とから制御偏差値を算出して前記配水ポンプに速度
制御信号を出力する速度制御器とを有する排水ポンプ圧
力制御装置において、前記需要家の必要とする配水ポン
プの時刻毎の吐出圧力を予め定めた需要量／時刻関係関
数器と、この需要量／時刻関係関数器からの関数データ
によって前記速度制御器により速度制御される配水ポン
プの台数を決定する台数決定器と、を具備したことを特
徴とする配水ポンプ圧力制御装置。 - 【請求項３】 互いに並列に接続されて需要家に配水す
る複数台の配水ポンプと、これらの配水ポンプの吐出側
に設けられて吐出圧力を計測する吐出圧力計と、この吐
出圧力計からの吐出圧力計測値と予め定めた吐出圧力設
定値とから制御偏差値を算出して前記配水ポンプに速度
制御信号を出力する速度制御器とを有する排水ポンプ圧
力制御装置において、前記需要家の末端部に設けられて
前記配水ポンプの末端部圧力を計測する末端圧力計と、
この末端圧力計によって計測された末端部圧力計測値と
予め設定された末端圧力目標値との差の絶対値を演算す
る絶対値演算器と、前記絶対値の大きさに対応して、前
記速度制御器により速度制御されるポンプ台数が設定さ
れており、前記絶対値演算器により求められた前記絶対
値に対応した前記配水ポンプの制御対象台数を決定する
台数決定器と、を具備したことを特徴とする配水ポンプ
圧力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP389595A JPH08193592A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 配水ポンプ圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP389595A JPH08193592A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 配水ポンプ圧力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193592A true JPH08193592A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11569928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP389595A Pending JPH08193592A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 配水ポンプ圧力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193592A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2003013866A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Toshiba Corp | ポンプ台数制御装置 |
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-
1995
- 1995-01-13 JP JP389595A patent/JPH08193592A/ja active Pending
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