WO2019043889A1 - 人事評価サポートシステム、人事評価サポート方法及び人事評価サポートプログラム - Google Patents

人事評価サポートシステム、人事評価サポート方法及び人事評価サポートプログラム Download PDF

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Abstract

被評価者の能力の高低を評価できるとともに、評価者が少ない場合でも評価の信頼性を向上させることができる人事評価サポートシステムを提供する。人事評価サポートシステムは、評価認識部112と、評価補正部113とを備える。 評価認識部112は、第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて第2ユーザpによる第1ユーザrのコンピテンシー(質問q)に対する3段階以上の入力スコアsijkを認識する。 評価補正部113は、第2ユーザpの評価能力に関するデータである評価能力データを認識し、又は第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて入力スコアsijkを入力するときの入力状況を認識し、かつ、評価能力データ及び入力状況の一方又は両方に基づいて入力スコアsijkを補正するように構成されている。

Description

人事評価サポートシステム、人事評価サポート方法及び人事評価サポートプログラム
 本発明は、人事評価サポートシステム、人事評価サポート方法及び人事評価サポートプログラムに関する。
 従来、情報技術の発展により、様々な形態において人事評価の支援を行う人材評価サポートシステムが知られている。例えば、特許文献1に記載されるように、人材を募集する企業が、就職希望者の家族、友人又は知人等(評価者)が有する携帯端末に入力された情報に基づいて就職希望者(被評価者)を評価する人材評価サポートシステムが知られている。
 特許文献1の人材評価サポートシステムは、インターネットや無線通信網等の通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続された人材評価サポートサーバと、ユーザ端末と、他者端末と、企業端末とを含んでいる。
 特許文献1の人材評価サポートサーバは、他者評価情報記憶手段と、ソーシャルランク決定手段と、ソーシャルランク表示手段とを備える。他者評価情報記憶手段は、評価者が使用する評価者端末からネットワークを介して受信した被評価者に関する各種情報を記憶する。ソーシャルランク決定手段は、当該被評価者に関する各種情報に基づいて、被評価者の社会的評価の程度を示すソーシャルランクを決定する。ソーシャルランク表示手段は、企業担当者が使用する企業端末に被評価者のソーシャルランクを表示させる。
 特許文献1の人材評価サポートサーバにおいては、ソーシャルランク決定手段は、被評価者に対する被評価者に関する各種情報に基づいてソーシャルランクを決定する際に、多数の評価者のソーシャルネットワーキングサービスにおける人的ネットワーク数又はコメント数に応じて被評価者による評価の重みづけを変更することにより、被評価者の社会的影響力を勘案して被評価者のソーシャルランクを決定できるようにしている。
特開2014-38442号公報
 しかし、特許文献1記載の人材評価サポートサーバにおいては、多数の評価者がレコメンドしているかしていないか、スカウトしているかしていないか、評価を行ったか、行っていないか、肯定的な評価又は否定的な評価というような基本的に2値の評価である。
 このような人材評価サポートサーバにおいては、多数の評価者のレコメンド、スカウト、評価等を受ければ受けるほど、ソーシャルランクが高くなるという仕組みとなっている。
 このような場合、社会的活動(特にSNS(social networking service)上での活動)が活発で友人又は知人(評価者)が多い人のソーシャルランクは高くなりやすくなるものの、社会的活動があまり活発でなく友人又は知人が少ない人のソーシャルランクは高くなりにくい。すなわち、このようなソーシャルランクは、被評価者の友人又は知人の数等の被評価者の社会的な活動の活発さを表すものとは考えられるものの、被評価者の能力の高低を示すとは限らなかった。
 被評価者の能力の高低を適切に評価するためには、例えば、評価者に被評価者の能力の高低で評価させることが考えられる。しかし、評価者が少ない場合には、評価者数が多い場合に比べ、評価の信頼性が低下しやすくなる。
 そこで、このような問題に鑑み、本発明は、被評価者の能力の高低を評価できるとともに、評価者が少ない場合でも評価の信頼性を向上させることができる人事評価サポートシステム、人事評価サポート方法及び人事評価サポートプログラムを提供することを目的とする。
 本発明の人事評価サポートシステムは、
 第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と人事評価サポートサーバとを備え、
 前記第1ユーザ端末は、通信を行う第1端末通信部と、前記第1ユーザと関連するユーザを特定するための情報の入力を受け付ける第1端末入力部と、前記第1端末入力部を介して入力された情報を前記第1端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第1端末制御部とを備え、
 前記第2ユーザ端末は、通信を行う第2端末通信部と、前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面を表示する第2端末表示部と、スコアの入力を受け付ける第2端末入力部と、前記第2端末入力部を介して入力された入力スコアを前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第2端末制御部とを備え、
 前記人事評価サポートサーバは、
 前記第1ユーザの情報と第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付ける関連付部と、
 前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2ユーザによる前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上の入力スコアを認識する評価認識部と、
 前記複数のユーザ端末のうちの一または複数の端末から受信した前記第2ユーザの評価能力に関するデータである評価能力データを認識し、又は前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力するときの入力状況を認識し、かつ、前記評価能力データ及び前記入力状況の一方又は両方に基づいて前記入力スコアを補正するように構成されている評価補正部とを備えることを特徴とする。
 本明細書において、「コンピテンシー」との用語は、「職務又は役割における効果的又は優れた行動に結果的に結びつく個人特性」を意味する。本明細書において、「コンピテンシー」との用語には、例えば課題解決に関する取組む能力又は態度のほか、プログラミングスキル等のスキルが含まれうる。
 当該構成の人事評価サポートシステムによれば、評価認識部により、第2ユーザが使用する第2ユーザ端末から受信された情報に基づいて、前記第2ユーザによる第1ユーザのコンピテンシーに対する入力スコアが認識される。この入力スコアは3段階以上のスコアであるから、第1ユーザのコンピテンシーへの評価の高低が量的に評価される。
 ここで、第2ユーザは、関連付部により、前記第1ユーザの情報と第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと関連付けられたユーザであるから、第1ユーザが認知している第1ユーザの友人等の何らかの関係を持ったユーザである。第2ユーザが第1ユーザと何らかの関係を持っているということは、第2ユーザは第1ユーザのコンピテンシーについて認知している可能性が高い。このように評価者を第1ユーザ端末から受信した情報に基づいて関連付けられた第2ユーザに限定することにより、コンピテンシーの評価の信頼性を向上させることが出来る。
 また、評価補正部により、前記第2ユーザの評価能力を示す評価能力データが認識され、又は前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力するときの入力状況が認識される。
 第2ユーザの評価能力を示す評価能力データ及び入力スコアの入力状況は、入力スコアの信頼性に関係すると考えられる。
 評価補正部により、このような入力スコアの信頼性に関係しうる評価能力データ及び入力スコアの入力状況の一方または両方に基づいて、前記入力スコアが補正される。これにより、入力スコアの信頼性に勘案する事項が勘案されて入力スコアが補正されるので、評価の信頼性をさらに向上させることが出来る。
 以上述べたとおり、当該構成の人事評価サポートシステムによれば、被評価者(第1ユーザ)のコンピテンシーへの評価の高低を量的に評価できるとともに、評価者(第2ユーザ)の評価能力を示す評価能力データ及び入力スコアの入力状況に基づいて個々の入力スコアが補正されるので、評価者が少なかったとしても当該評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
 前記評価補正部は、前記入力状況として、前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2端末表示部に前記情報の入力を促す画面を表示してから前記第2端末入力部に前記情報が入力されるまでの時間である回答時間を認識し、かつ、前記回答時間が所定の第1時間以上である場合には前記回答時間が前記第1時間未満である場合よりも前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることが好ましい。
 第2ユーザが情報を入力する際に迷っていたりすると、入力された情報に示される評価の信頼性は低くなると考えられる。そして、前記第2ユーザ端末において前記情報の入力を促す画面を表示してから前記情報が入力されるまでの時間である回答時間は、第2ユーザの情報を入力する際の迷いを反映していると考えられる。
 当該構成の人事評価サポートシステムによれば、前記評価補正部により、前記入力状況として、前記第2ユーザ端末において前記情報の入力を促す画面を表示してから前記情報が入力されるまでの時間である回答時間が認識される。そして、当該評価補正部により、前記回答時間が所定の第1時間以上である場合、前記回答時間が前記第1時間未満である場合よりも、ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度が決定される。そして、評価決定部により、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいてソーシャルスコアが決定される。これにより、回答時間に示される第2ユーザの迷いを勘案した形でソーシャルスコアへの入力スコアの影響度が決定されるので、評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
 前記評価補正部は、前記入力状況として、前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2端末表示部に前記情報の入力を促す画面を表示してから前記第2端末入力部に前記情報が入力されるまでの時間である回答時間を認識し、かつ、前記回答時間が所定の第2時間未満である場合、前記回答時間が所定の第2時間以上である場合よりも、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることが好ましい。
 あまりにも短時間で評価をする場合、その評価の信頼性は低いと考えられる。この点に鑑みて構成された当該構成の人事評価サポートシステムによれば、前記評価補正部により、前記第2ユーザ端末において、入力状況としての前記回答時間が認識される。
 そして、当該評価補正部により、前記回答時間が所定の第2時間未満である場合、前記回答時間が所定の第2時間以上である場合よりも、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度が決定される。そして、評価決定部により、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいてソーシャルスコアが決定される。これにより、評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
 前記評価補正部は、前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2端末表示部に前記情報の入力を促す画面を表示してから前記第2端末入力部に前記情報が入力されるまでの前記第2ユーザの入力操作の態様を認識し、
 前記評価補正部は、前記第2ユーザの入力操作の態様が所定の態様である場合、前記第2ユーザの入力操作の態様が所定の態様でない場合よりも、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることが好ましい。
 第2ユーザの入力操作の態様は、第2ユーザの迷いを反映しうると推察される。当該構成の人事評価サポートシステムによれば、前記評価補正部により、前記第2ユーザ端末において、前記入力状況としての前記情報が入力される際の前記第2ユーザの入力操作の態様が認識される。
 前記評価補正部により、前記第2ユーザの入力操作の態様が所定の態様である場合、前記第2ユーザの入力操作の態様が所定の態様でない場合よりも、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度が決定される。そして、評価決定部により、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいてソーシャルスコアが決定される。これにより、第2ユーザの入力操作の態様に示される第2ユーザの迷いを勘案した形でソーシャルスコアへの入力スコアの影響度が決定されるので、評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
 前記第2ユーザ端末は、日時を認識する時計部を備え、
 前記第2端末制御部は、前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面を前記第2端末表示部に最初に表示したときに前記時計部により認識された日時である開始日時を示す開始日時情報を、前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信し、
 前記評価補正部は、前記第1ユーザ端末より受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力すべき期間である実施期間と、前記第2ユーザ端末から受信した開始日時情報に含まれる開始日時とを認識し、前記開始日時が当該実施期間の終期に近いほど前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度を決定することが好ましい。
 実施期間の終期に近い期間などに評価が開始されると、評価がおろそかになりがちであるので、比較的入力スコアの信頼性が低くなりやすい。この点に鑑みて構成された当該構成の人事評価サポートシステムによれば、前記評価補正部により、実施期間と開始日時とが認識される。そして、前記評価補正部により、前記開始日時が当該実施期間の終期に近いほど前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度が決定される。そして、評価決定部により、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいてソーシャルスコアが決定される。
 これにより、評価の開始日時に鑑みた評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
 前記第2ユーザ端末は、日時を認識する時計部を備え、
 前記第2端末制御部は、それぞれの入力スコアごとに、前記入力スコアの入力を前記第2端末入力部で検知したときに前記時計部により認識された日時である回答日時を示す回答日時情報を、前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信し、
 前記評価補正部は、前記第2ユーザ端末から受信した回答日時情報に示される回答日時を認識し、当該回答日時から現時点までの経過期間が長いほど、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることが好ましい。
 時間がたてば人のコンピテンシーは変化すると考えられるから、回答日時から時間が経過するほど、第1ユーザに対する評価が妥当しなくなると考えられる。この点に鑑みて構成された当該人事評価サポートシステムによれば、前記評価補正部により、前記入力スコアの入力を前記第2端末入力部で検知したときに前記時計部により認識された日時である回答日時が認識され、当該回答日時から現時点までの経過期間が長いほど、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度が決定される。そして、評価決定部により、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいてソーシャルスコアが決定される。これにより、回答日時からの時間の経過が反映された形で、ソーシャルスコアへの入力スコアの影響度が決定される。これにより、回答日時からの経過期間に鑑みて、評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記評価補正部は、前記第2ユーザの所属先を認識し、前記評価能力データとしての当該所属先に関連付けられた前記第2ユーザの単位期間あたりの実収入、単位期間あたりの推定収入又は単位期間あたりの仮想収入を示すバリュエーションスコアを認識し、
 前記評価補正部は、前記バリュエーションスコアに基づいて、前記バリュエーションスコアが大きいほど前記第1ユーザに対する入力スコアが連続的または断続的に大きくなり又は前記第1ユーザに対する入力スコアが小さいほど前記入力スコアが連続的または断続的に小さくなるように前記第1ユーザに対する入力スコアを補正するように構成されていることが好ましい。
 この点に鑑みて構成された当該構成の人事評価サポートシステムによれば、前記評価補正部により、前記第2ユーザの所属先が認識され、当該所属先に関連付けられた前記第2ユーザの単位期間あたりの実収入、単位期間あたりの推定収入又は単位期間あたりの仮想収入を示すバリュエーションスコアが認識される。
 第2ユーザの単位期間あたりの実収入、単位期間あたりの推定収入又は単位期間あたりの仮想収入が高ければ、第2ユーザによる入力スコアの信頼性も比較的高いと期待される。一方、第2ユーザの単位期間あたりの実収入、単位期間あたりの推定収入又は単位期間あたりの仮想収入が低ければ、第2ユーザによる入力スコアの信頼性は比較的低いと考えられる。
 前記評価補正部により、第2ユーザの単位期間あたりの収入を示す前記バリュエーションスコアに基づいて前記バリュエーションスコアが大きいほど前記第1ユーザに対する入力スコアが連続的または断続的に大きくなり又は前記第1ユーザに対する入力スコアが小さいほど前記入力スコアが連続的または断続的に小さくなるように前記第1ユーザに対する入力スコアが補正される。
 これにより、第2ユーザの単位期間あたりの収入に鑑みて入力スコアが補正されるので、評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記評価認識部は、前記第2ユーザによる前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する入力スコアを認識し、
 前記評価補正部は、前記評価能力データとしての、前記第2ユーザの対象のコンピテンシーのスコアを認識し、かつ、前記第2ユーザの前記対象のコンピテンシーのスコアが低いほど、前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する入力スコアが断続的または連続的に低くなるように、前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する前記入力スコアを補正するように構成されていることが好ましい。
 発明者らの検討により、第2ユーザの対象のコンピテンシーのスコアが低いほど、他人の対象のコンピテンシーの評価が甘くなる(評価が高くなる)傾向が強いことが判明した。
 この点に鑑みて構成された当該構成の人事評価サポートシステムによれば、評価補正部により第2ユーザの対象のコンピテンシーのスコアが認識される。そして、前記評価補正部により、前記第2ユーザの前記対象のコンピテンシーのスコアが低いほど、前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する入力スコアが断続的または連続的に低くなるように、前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する前記入力スコアが補正される。これにより、第2ユーザの対象のコンピテンシーの低さに起因した評価の甘さが是正されるので、被評価者と関係を有する他者による評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムにおいて、
 前記評価補正部は、前記評価能力データとしての、前記第2ユーザの評価の経験回数を認識し、かつ、前記第2ユーザの評価の経験回数が乏しいほど、前記入力スコアが断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアを補正するように構成されていることが好ましい。
 本発明者らの検討により、評価の経験回数が乏しいほど、他者への評価が甘くなる(評価が高くなる)傾向が強いことが判明した。
 この点に鑑みて構成された当該構成の人事評価サポートシステムによれば、評価補正部により前記評価能力としての前記第2ユーザの評価の経験回数が認識される。そして、前記評価補正部により、前記第2ユーザの評価の経験回数が乏しいほど、前記入力スコアが断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアが補正される。これにより、第2ユーザの評価経験の乏しさに起因した評価の甘さが是正されるので、被評価者と関係を有する他者による評価の信頼性を向上させることが出来る。
 本発明の人事評価サポートシステムは、
 第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と人事評価サポートサーバとを備え、
 前記第1ユーザ端末は、通信を行う第1端末通信部と、前記第1ユーザと関連するユーザを特定するための情報の入力を受け付ける第1端末入力部と、前記第1端末入力部を介して入力された情報を前記第1端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第1端末制御部とを備え、
 前記第2ユーザ端末は、通信を行う第2端末通信部と、前記第1ユーザに対するコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面を表示する第2端末表示部と、スコアの入力を受け付ける第2端末入力部と、前記第2端末入力部を介して入力された入力スコアを前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第2端末制御部とを備え、
 前記人事評価サポートサーバは、
 前記第1ユーザの情報と第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付ける関連付部と、
 第2ユーザのそれぞれが使用するそれぞれの第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて、前記第2ユーザのそれぞれによる第1ユーザに対する3段階以上のスコアを認識する評価認識部と、
 前記第1ユーザを評価する複数の第2ユーザの能力を示すスコアの平均値を認識し、かつ、前記能力を示すスコアの平均値が大きいほど前記入力スコアが連続的または断続的に大きくなり、前記能力を示すスコアの平均値が小さいほど前記入力スコアが連続的または断続的に小さくなるように、前記それぞれの入力スコアを補正するように構成されている評価補正部とを備えることを特徴とする。
 当該構成の人事評価サポートシステムによれば、評価認識部により、第2ユーザのそれぞれが使用するそれぞれの第2ユーザ端末から受信された情報に基づいて、前記第2ユーザのそれぞれによる第1ユーザに対する入力スコアが認識される。
 ここで、第1ユーザに対する入力スコアは、第2ユーザのそれぞれの能力によっても入力スコアの示す意味が異なることがある。例えば、第1ユーザを評価する第2ユーザのほとんどまたは全部が優秀な人である場合、第1ユーザが優秀であっても、第1ユーザは中程度の入力スコアとの評価を受けることがある。
 特に、家族、友人又は知人など、被評価者と一定の関係を有する者が評価者である場合、ある被評価者を評価する複数の評価者は、互いに他の評価者と活動の範囲が重複している蓋然性が高い。各評価者の活動の範囲が重複している場合、各評価者は、他の評価者と友人又は知人等であり、被評価者の普段の評判など、被評価者に対する見解について話し合ったりしていることがある。
 このような場合、複数の評価者から一の被評価者への評価が、比較的同様の評価となる可能性がある。例えば、この複数の評価者のほとんどまたは全部が優秀な人であると、被評価者が優秀な人であったとしても、被評価者に対する評価が中程度の評価となる可能性がある。
 換言すれば、ある被評価者に対する評価は、当該被評価者を評価する個々の評価者の評価能力のみならず、当該被評価者を評価する複数の評価者全体の優秀さにも影響を受ける可能性がある。
 このことに鑑みて構成された当該構成の人事評価サポートシステムにおいては、評価補正部により、前記第1ユーザを評価する複数の第2ユーザの能力を示すスコアの平均値が認識され、かつ、前記能力を示すスコアの平均値が大きいほど前記入力スコアが連続的または断続的に大きくなり、前記能力を示すスコアの平均値が小さいほど前記入力スコアが連続的または断続的に小さくなるように、前記それぞれ入力スコアが補正される。
 これにより、第2ユーザの能力を示すスコアの平均値に基づいて第1ユーザに対する入力スコアが補正されるので、第1ユーザに対する入力スコアの信頼性を向上させることが出来る。
人事評価サポートシステムの全体構成図。 図2Aは、ユーザ属性情報の一例を示す図で、図2Bは、評価情報の一例を示す図。 図3Aは、評価者情報の一例を示す図で、図3Bは、所属先属性情報の一例を示す図で、図3Cは、ソーシャルスコア情報の一例を示す図。 被評価者のソーシャルスコアを決定する処理の概要を示すフローチャート。 評価認識処理のフローチャート。 評価者のユーザ端末に出力される被評価者に対する評価を入力するための画面の一例を示す図。 スコアごとのスコア補正処理のフローチャート。 図8Aは、評価実施期間と評価の信頼性との関係を説明する図で、図8Bは、比較的古い時点に行われた評価及び比較的新しい時点に行われた評価の信頼性を説明する図で、図8Cは、評価者のコンピテンシーと評価の傾向との関係を説明する図で、図8Dは、評価者のバリュエーションスコアと評価との関係を示す図。 評価者ごとのスコア補正処理のフローチャート。 図10Aは、評価者ごとの評価の厳格さを説明する図で、図10Bは、評価者と被評価者との関係による評価への影響を説明する図で、図10Cは、評価経験回数の多少と評価の傾向とを説明する図。 図11Aは、各評価者のスコアが比較的高い場合の評価を示す図で、図11Bは、各評価者のスコアが比較的低い場合の評価を示す図。
 図1~図11を参照して、本発明の実施形態の人事評価サポートシステムを説明する。
 (人事評価サポートシステムの構成)
 図1を参照して、人事評価サポートシステムの構成を説明する。
 人事評価サポートシステムは、人事評価サポートサーバ100と、複数のユーザ端末200とを備える。
 人事評価サポートサーバ100は、インターネット等の広域ネットワークを介して、ユーザ端末200のそれぞれと接続されている。複数のユーザ端末200は、それぞれ異なるユーザUi(i=1,2,3、・・・)(図1では、ユーザU、U、Uを例示)に使用される。
 (人事評価サポートサーバ)
 人事評価サポートサーバ100は、サーバ制御部110と、サーバ記憶部120と、サーバ通信部150と、サーバ時計部160とを備えている。なお、人事評価サポートサーバ100を構成するコンピュータの一部または全部が、ユーザ端末200を構成するコンピュータにより構成されていてもよい。たとえば、移動局としての一または複数のユーザ端末200により、人事評価サポートサーバ100の一部または全部が構成されていてもよい。
 サーバ制御部110は、CPU等の演算処理装置、メモリ、及びI/Oデバイスなどにより構成されている。サーバ制御部110は、一のプロセッサにより構成されてもよく、相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
 人事評価サポートサーバ100には、人事評価サポートサーバプログラム121がインストールされている。サーバ記憶部120に記憶された人事評価サポートサーバプログラム121が起動されることにより、サーバ制御部110は、後述の演算処理を実行する関連付部111、評価認識部112、評価補正部113及び評価決定部114として機能するように構成されている。
 サーバ記憶部120は、例えばROM,RAM、HDD等の記憶装置により構成されている。サーバ記憶部120は、サーバ制御部110の演算結果、又はサーバ制御部110がサーバ通信部150を介して受信したデータを記憶するように構成されている。
 サーバ記憶部120は、人事評価サポートサーバプログラム121、ユーザ属性情報122、評価情報123、評価者情報124、所属先属性情報125及びソーシャルスコア情報126を保存するように構成されている。ユーザ属性情報122及びソーシャルスコア情報126は、認証されたユーザU自身またはユーザUが明示的又は黙示的に閲覧を許諾した企業などの第三者の端末に提供されうる。
 ユーザ属性情報122は、ユーザ端末200のユーザUごとの当該ユーザUの属性を示す情報である。ユーザ属性情報122は、例えば、図2Aに示されるように、ユーザID1221と、所属先情報1222と、評価実施期間情報1223と、家族ID1224と、友人ID1225とを含む情報である。これに加えて又は代えて、ユーザ属性情報122は、ユーザUの住所、年齢、性別、趣味、又はユーザの顔写真等を含んでいてもよい。ユーザ属性情報122は、例えば、Facebook(登録商標)等のSNS(Social Networking Service)から取得されうる。
 ユーザID1221は、それぞれのユーザUを識別するため、それぞれのユーザに一意に割り振られた数字または文字列である。
 所属先情報1222は、ユーザUの所属先を示す情報であり、例えば、ユーザUが通う学校、学部、学科若しくは研究室又はユーザUが勤務する企業若しくは団体等の所属先を識別するための情報である。
 評価実施期間情報1223は、それぞれのユーザUに対する評価を実施するための期間を示す情報であり、例えば、ユーザUが就職を希望する就職先により指定される期間である。サーバ制御部110は、例えば、不図示のデータベースに記憶されたユーザUのユーザIDと関連付けられた組織のIDと、不図示のデータベースに記憶された組織のIDと関連付けられた評価期間とから、ユーザUに対する評価を実施するための期間を認識し、評価実施期間情報1223に記憶する。
 なお、一の装置が情報を「認識する」とは、一の装置が他の装置から当該情報を受信すること、一の装置が当該一の装置に接続された記憶媒体に記憶された情報を読み取ること、一の装置が当該一の装置に接続されたセンサから出力された信号に基づいて情報を取得すること、一の装置が、受信した情報又は記憶媒体に記憶された情報又はセンサから取得した情報に基づいて、所定の演算処理(計算処理又は検索処理など)を実行することにより当該情報を導出すること、一の装置が他の装置による演算処理結果としての当該情報を当該他の装置から受信すること、一の装置が当該受信信号にしたがって内部記憶装置又は外部記憶装置から当該情報を読み取ること等、当該情報を取得するためのあらゆる演算処理が実行されることを意味する。
 家族ID1224は、それぞれのユーザUの家族のユーザIDを格納する情報である。例えば、図2Aでは、ユーザID「1」の家族IDには「3」が格納されているので、人事評価サポートシステムは、ユーザIDが「1」のユーザは、ユーザIDが「3」であるユーザと家族関係を有しているとして扱う。
 友人ID1225は、それぞれのユーザUの友人のユーザIDを格納する情報である。例えば、図2Aでは、ユーザID「1」の友人IDには「2」が格納されているので、人事評価サポートシステムは、ユーザIDが「1」のユーザは、ユーザIDが「2」であるユーザと友人関係を有しているとして扱う。
 補足すると、サーバ制御部110は、家族ID1224又は友人ID1225を参照し、各ユーザのユーザ端末200に対し、各ユーザの家族又は友人の他のユーザに対する評価を行うことの要求を送信し、ユーザ端末200から受信した評価(スコア)をユーザ間の関係性等により補正する処理を行う。スコアの補正処理の詳細については後述する。
 ユーザ属性情報122には、さらに、それぞれのユーザの上司、部下、先輩、後輩、恋人、婚約者、伴侶、親友等の他のユーザとの人間関係を示す情報が含まれていてもよい。
 評価情報123は、あるユーザが他のユーザを評価したときの、コンピテンシーごとの情報である。評価情報123は、例えば、図2Bに示されるように、評価者ID1231と、被評価者ID1232と、質問ID1233と、コンピテンシー情報1234と、スコア情報1235と、回答時間情報1236と、操作回数情報1237と、回答日時情報1238とを含む。例えば後述する図5の処理において、評価者により被評価者の複数のコンピテンシーについて評価がなされたときに、図2Bに示されるように、質問ごとに評価情報123のフィールドが生成される。
 評価者ID1231は、評価をするユーザのユーザIDである。評価者ID1231には、ユーザIDと同じ形式のデータが格納されるが、図2B及び以下においては、説明の便宜のため、評価者IDをpのように、pと下付数字で表す。また、評価者IDがpであるユーザを、適宜「評価者p」と表す。
 被評価者ID1232は、評価をされるユーザのユーザIDである。被評価者ID1232には、ユーザIDと同じ形式のデータが格納されるが、図2B及び以下においては、説明の便宜のため、被評価者IDをrのように、rと下付数字で表す。また、被評価者IDがrであるユーザを、適宜「被評価者r」と表す。
 質問ID1233は、評価対象のコンピテンシーにかかる質問のIDである。図2B及び以下においては、説明の便宜のため、質問IDをqのように、qと下付数字で表す。また、質問IDがqである質問を、適宜「質問q」と表す。
 コンピテンシー情報1234は、評価対象のコンピテンシーを示す情報である。
 本明細書において、「コンピテンシー」との用語は、「職務又は役割における効果的又は優れた行動に結果的に結びつく個人特性」を意味する。本明細書において、「コンピテンシー」との用語には、例えば課題解決に関する取組む能力又は態度のほか、プログラミングスキル等のスキルが含まれうる。
 コンピテンシーの例は、課題設定、解決意向、耐性、決断力、共感・傾聴力、創造性、論理的思考、語学スキル及びプログラミングスキルである。
 課題設定のコンピテンシーとは、職務又は役割における課題を設定する個人特性である。すなわち、職務又は役割における課題を適切に設定することができれば、職務又は役割において効果的又は優れた行動をとることが出来ると考えられるところ、課題設定のコンピテンシーは、どの程度適切に職務又は役割における課題を設定することが出来るかという個人特性を示す。
 また、解決意向のコンピテンシーとは、職務又は役割における課題を解決する意向を示す個人特性である。すなわち、職務又は役割における課題を解決する意向を適切に有せば、職務又は役割において効果的又は優れた行動をとることが出来ると考えられるところ、解決意向のコンピテンシーは、どの程度適切に職務又は役割における課題を解決する意向を有しているかという個人特性を示す。
 また、語学スキルのコンピテンシーは、日本語、英語等の各言語に関する個人特性である。すなわち、各言語に精通してれば、各言語の使用又は理解を必要とされる職務又は役割において効果的又は優れた行動をとることが出来ると考えられるところ、語学スキルのコンピテンシーは、各言語にどの程度精通しているかという個人特性を示す。
 スコア情報1235は、評価者による被評価者の評価対象のコンピテンシーのスコアである。例えば、スコアは、0~100の整数で表される。また、評価者pによって回答された(評価者pのユーザ端末200から受信した)被評価者rに対する質問IDがqへのスコアを、適宜「入力スコアsijk」と表す。
 回答時間情報1236は、評価者が被評価者の評価対象のコンピテンシーのスコアの入力を促されてから、評価者が実際にスコアを入力するまでの時間である。
 操作回数情報1237は、評価者が被評価者の評価対象のコンピテンシーのスコアの入力を促されてから、評価者が実際にスコアを入力するまでの操作の回数である。
 回答日時情報1238は、評価者が被評価者の評価対象のコンピテンシーのスコアを入力した日時である。なお、日時とは、日付と時刻とを含む情報である。
 評価者情報124は、評価者の評価能力を示す情報である。評価者情報124は、例えば、図3Aに示されるように、ユーザID1241、バリュエーションスコア情報1242、シビアネス情報1243、スコア平均情報1244及び評価経験情報1245を含む。
 ユーザID1241は、評価者のユーザIDである。
 バリュエーションスコア情報1242は、評価者の市場価値を示す数値であり、当該数値が大きいほど、評価者の市場価値が高いことを示す。バリュエーションスコアは、例えば、処理対象の評価者により入力された処理対象の評価者の実年収であってもよい。バリュエーションスコアは、処理対象の評価者のプロファイルから推定される推定年収であってもよいし、処理対象の評価者のプロファイルから仮定的に定められる仮想年収であってもよい。バリュエーションスコアは、実年収、推定年収、及び仮想年収の平均値であってもよい。また、年収以外にも、月収、時給などがバリュエーションスコアとして使用されてもよい。
 シビアネス情報1243は、評価者の評価の厳格ささを示す情報である。シビアネス情報1243は、例えば、評価者によって評価されたスコアの平均値を示すスコア平均情報1244であったり、評価者によって評価されたスコアの分散を示す情報であってもよい。
 スコア平均情報1244は、評価者によって評価されたスコアの平均値を示す情報である。
 評価経験情報1245は、評価者の評価経験を示す情報であり、例えば、評価者の評価回数である。
 所属先属性情報125は、図3Bに示されるように、ユーザの所属先属性情報1251と、バリュエーションスコア情報1256とを関連付けた情報である。所属先が企業である場合には、当該企業における平均の年収を当該バリュエーションスコアとしてもよい。また、所属先が学校である場合には、当該学校を卒業した人の平均の年収(いわば、学校に通学している人の仮想的な年収)に基づいて当該バリュエーションスコアを決定してもよい。例えば、当該学校を卒業した人の30歳の平均年収の8割がバリュエーションスコアとして決定されてもよい。また、所属先が特定の職業、例えば、医師、弁護士等である場合には、当該職業の平均的な年収をバリュエーションスコアとしてもよい。
 ソーシャルスコア情報126は、入力スコアsijkに基づいて決定される被評価者rのソーシャルスコアを示す情報である。ソーシャルスコア情報126は、図3Cに示されるように、被評価者のユーザID1261と、被評価者のそれぞれのコンピテンシーのスコアを示す情報1262~1268を含む。
 サーバ通信部150は、ネットワークとしての公衆通信網(例えばインターネット)に接続され、外部の機器(例えばユーザ端末200)と通信する通信装置により構成されている。
 サーバ時計部160は、NTP(Network time protocol)サーバと通信することにより、日時を認識するように更新されている。サーバ時計部160は、GPS(Global Positioning System)センサにより構成されることにより、日時を認識するように更新されていてもよい。
 (ユーザ端末の構成)
 複数のユーザ端末200は、細かくは個々の端末ごとに異なるけれども、概略的には以下のような構成を有する。なお、被評価者が使用するユーザ端末200が、本発明の「第1ユーザ端末」に相当し、評価者が使用するユーザ端末200が、本発明の「第2ユーザ端末」に相当する。各ユーザが相互に評価しあう場合、各ユーザのユーザ端末200が、本発明の「第1ユーザ端末」又は「第2ユーザ端末」として機能する。
 ユーザ端末200は、端末制御部210と、端末記憶部220と、端末出力部230と、端末入力部240と、端末通信部250と、端末時計部260とを備える。
 ユーザ端末200のユーザUが被評価者である場合、端末制御部210が本発明の「第1端末制御部」として機能し、端末入力部240が本発明の「第1端末入力部」として機能し、端末通信部250が本発明の「第1端末通信部」として機能する。
 また、ユーザ端末200のユーザUが評価者である場合、端末制御部210が本発明の「第2端末制御部」として機能し、端末出力部230が本発明の「第2端末表示部」として機能し、端末入力部240が本発明の「第2端末入力部」として機能し、端末通信部250が本発明の「第2端末通信部」として機能し、端末時計部260が本発明の「第2端末時計部」として機能する。 ユーザ端末200は、タブレット型端末またはスマートフォンなど、ユーザUによる携帯が可能なようにサイズ、形状および重量が設計されているコンピュータにより構成されていてもよく、デスクトップコンピュータなど、特定箇所に設置されるように、サイズ、形状および重量が設計されているコンピュータにより構成されていてもよい。
 端末制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、メモリ、及びI/O(Input/Output)デバイスなどにより構成されている。ユーザ端末200には、外部よりダウンロードした人事評価サポート端末プログラム221がインストールされている。端末記憶部220に記憶された人事評価サポート端末プログラム221が起動されることにより、端末制御部210は、後述の演算処理を実行するように構成されている。
 端末制御部210は、端末入力部240におけるユーザUのタッチ操作の態様を認識するように構成されている。タッチ操作には、タップ(シングルタップ、ダブルタップおよびロングタップ)、フリック(上フリック、下フリック、左フリックおよび右フリック)、スワイプ、ピンチ(ピンチインおよびピンチアウト)またはマルチタッチなどが含まれる。
 端末記憶部220は、例えばROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。
 端末記憶部220は、端末制御部210による演算処理及び端末制御部210が端末通信部250を介して受信したデータを記憶するように構成されている。
 端末記憶部220には、人事評価サポート端末プログラム221及びユーザ端末200のユーザUを識別するためのユーザID222が記憶されている。なお、端末記憶部220にユーザ端末200のユーザUを識別するためのユーザIDが記録されていることに代えて又は加えて、端末入力部240を介してユーザ端末200のユーザUを識別するためのユーザIDの入力を受け付けてもよい。
 端末出力部230は液晶パネルのような表示装置により構成され、端末入力部240はタッチパッドのような位置入力装置により構成され、これらが組み合わせられてタッチパネルが構成されている。
 端末通信部250は、有線通信またはWiFi(登録商標)等の遠距離での無線通信に適した通信規格にしたがった無線通信を介して、人事評価サポートサーバ100などの外部機器と相互通信するよう構成されている。
 端末時計部260は、NTPサーバと通信することにより、日時を認識するように更新されている。端末時計部260は、GPSセンサにより構成されることにより、日時を認識するように更新されていてもよい。
 (関連付処理)
 関連付部111は、一のユーザ端末200(以下、「招待端末」と呼ぶ。)から、当該招待端末のユーザ(以下、「招待者」と呼ぶ。)のユーザIDと、別のユーザ端末200(以下、「被招待端末」と呼ぶ。)へのアクセス情報(例えばメールアドレス)等とを受信したとき、当該アクセス情報と、招待者のユーザIDとを関連付けてサーバ記憶部120に記憶する。
 また、関連付部111は、当該アクセス情報に基づいて、当該被招待端末にユーザ登録を促すメッセージを送信する。
 当該被招待端末の端末制御部は、当該被招待端末の端末出力部にユーザ登録を促すメッセージを含む画面を出力し、当該被招待端末のユーザ(以下、「被招待者」と呼ぶ。)に対し、ユーザ登録に必要な情報の入力を促す。
 当該被招待端末の端末制御部は、当該被招待端末の端末入力部を介して入力された情報を人事評価サポートサーバ100に送信する。ユーザ登録に必要な情報とは、被招待者の所属先、就職希望先、年齢、性別などのである。
 関連付部111は、当該被招待端末から受信した情報に基づいて、当該被招待者を識別するためのユーザIDを決定する。被招待者のユーザIDは、例えば、当該被招待者のメールアドレスと同一の文字列であってもよい。
 関連付部111は、ユーザ登録に必要な情報と被招待者のユーザIDとを含むフィールドをユーザ属性情報122(図2A)に追加する。関連付部111は、被招待者の友人IDとして、招待者のユーザIDを追加する。また、招待者のユーザ属性情報の友人IDに、被招待者のユーザIDを追加する。
 また、各ユーザ(以下、「検索ユーザ」という。)は、自己のユーザ端末(以下、「検索端末」という。)を介してユーザ検索を行うことにより、検索端末を介して自己のユーザIDと別のユーザ(以下、「被検索ユーザ」という。)を友人として追加することを希望する情報とを人事評価サポートサーバ100に送信することができる。
 この場合、関連付部111は、当該被検索ユーザのユーザ端末(以下、「被検索端末」という。)に対し、友人希望をするユーザがいる旨を知らせるメッセージと検索ユーザのIDとを送信する。
 被検索端末は、端末出力部に、検索ユーザが友人となることを希望をしている旨のメッセージを含む画面を出力し、友人希望を受諾するかどうかの入力を促す。被検索端末は、入力された情報を人事評価サポートサーバ100に送信する。
 関連付部111は、当該被検索端末から友人希望を受諾する旨の情報を受信すると、検索ユーザのユーザ属性情報の友人IDに被検索ユーザのユーザIDを追加するとともに、被検索ユーザのユーザ属性情報の友人IDに検索ユーザのユーザIDを追加する。
 また、各ユーザ端末は、上記友人の検索と同様にして、ユーザの操作に応じて、家族等の検索を行うこともできる。この場合、関連付部111は、検索ユーザ及び被検索ユーザの双方のユーザ属性の家族ID等の欄に、被検索ユーザのユーザID又は検索ユーザのユーザIDを追加する。
 また、各ユーザ端末は、ユーザの操作に応じて、自己のユーザIDと、各友人のユーザIDと、当該友人が家族等である旨の情報を人事評価サポートサーバ100に送信することもできる。関連付部111は、受信した各ユーザIDのユーザ情報の家族ID等の欄を更新する。
 このような処理により、各ユーザが互いに関連付けられる。
 (ソーシャルスコア決定処理)
 図4を参照して、被評価者のソーシャルスコアを決定する処理の概要を説明する。
 評価認識部112は、ユーザ端末200と通信することにより、ユーザ端末200のユーザである評価者p(i=1,2,3、・・・)による、別のユーザ端末200のユーザである被評価者r(j=1,2,3、・・・、j≠i)に対する質問q(k=1,2,3、・・・)への入力スコアsijkを認識する(図4/STEP102)。図4/STEP102の処理の詳細は後述する。
 図4/STEP102において、評価認識部112は、サーバ通信部150を介して、評価者pのユーザ端末より、評価者pのユーザID、被評価者rのユーザID、質問ID、評価対象となったコンピテンシー、入力スコアsijk、回答時間、操作回数、回答日時を受信し、サーバ記憶部120の評価情報123を更新する。評価認識部112は、質問IDを基に不図示のテーブル等を参照することにより、評価対象となったコンピテンシーを認識してもよい。
 評価補正部113は、被評価者rごとに、図4/STEP104~STEP116の処理を行う。以下においては、図4/STEP104~STEP116の処理の対象となった被評価者rを、「処理対象の被評価者r」と呼ぶ。
 評価補正部113は、被評価者rを評価した評価者pそれぞれに対して、図4/STEP104~STEP110の処理をループして実行する。以下においては、図4/STEP104~STEP110の処理の対象となった評価者pを、「処理対象の評価者p」と呼ぶ。
 また、サーバ制御部110は、処理対象の評価者pによる被評価者rに対する質問qへの入力スコアsijkそれぞれに対して、図4/STEP104~STEP106の処理をループして実行する。以下においては、図4/STEP104~STEP106の処理となったコンピテンシー、入力スコアsijkを、「処理対象のコンピテンシー」「処理対象の入力スコアsijk」と呼ぶ。なお、図4/STEP104~STEP106の処理において処理対象となる入力スコアsijkは、図4/STEP102で認識された入力スコアsijkだけに限られず、過去になされた入力スコアsijkも処理対象となる。
 評価認識部112は、更新された評価情報123を参照して、評価者のIDが処理対象の評価者pのユーザIDかつ被評価者のIDが処理対象の被評価者rのユーザIDである情報のうち、処理対象のコンピテンシー、処理対象の入力スコアsijk、処理対象のコンピテンシーの回答時間、処理対象のコンピテンシーの操作回数、処理対象のコンピテンシーの回答日時を認識する(図4/STEP104)。
 評価補正部113は、後述するスコアごとのスコア補正処理(図7)を実行することにより(図4/STEP106)、処理対象の入力スコアsijkを補正する。
 評価補正部113は、未処理の入力スコアsijkが存在するか否かを判定する(図4/STEP108)。当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP108・・YES)、評価補正部113は、未処理の入力スコアsijkを新たな処理対象の入力スコアsijkとして、図4/STEP104の処理を実行する。当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP108・・NO)、サーバ制御部110は、図4/STEP110の処理に進む。
 図4/STEP110において、評価補正部113は、後述する評価者pごとの評価補正処理(図8)を実行する。
 評価補正部113は、処理対象の被評価者rに対して未処理の評価者pが存在するか否かを判定する(図4/STEP112)。当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP112・・YES)、評価補正部113は、未処理の評価者pを新たな処理対象の評価者pとして、図4/STEP104の処理を実行する。当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP112・・NO)、評価補正部113は、図4/STEP114の処理に進む。
 評価補正部113は、処理対象の被評価者rに応じて評価を補正する(図4/STEP114)。
 評価補正部113は、補正された入力スコアsijkを記憶する(図4/STEP116)。
 評価決定部114は、補正された入力スコアsijkに基づいて、処理対象の被評価者rのコンピテンシーのソーシャルスコアを決定し、ソーシャルスコア情報126を更新する(図4/STEP118)。なお、この際、評価決定部114は、ゼロに補正された入力スコアsijkを破棄してソーシャルスコアを決定する。
 この場合、各入力スコアsijkが、本発明の「入力スコア」及び「入力スコアの影響度」を兼ねる。この場合、入力スコアsijkがゼロである場合、当該入力スコアsijkのソーシャルスコアの影響の割合はゼロである一方、入力スコアsijkがゼロでない場合、当該入力スコアsijkのソーシャルスコアの影響の割合は1となる。
 これに代えて、評価補正部113は、図7のSTEP304~STEP312の判定結果に応じて当該入力スコアsijkのソーシャルスコアの影響の割合を3段階以上で決定してもよい。
 この場合、評価補正部113は、回答時間が所定の第1時間以上である場合には回答時間が前記第1時間未満である場合よりもソーシャルスコアへの入力スコアの影響の割合が低くなるように、入力スコアの影響度を決定することが好ましい。
 また、評価補正部113は、回答時間が所定の第2時間未満である場合、回答時間が所定の第2時間以上である場合よりも、ソーシャルスコアへの入力スコアの影響の割合が低くなるように、入力スコアの影響度を決定することが好ましい。
 また、評価補正部113は、操作の回数が所定の回数以上である場合、操作の回数が所定の回数未満である場合よりも、ソーシャルスコアへの入力スコアの影響の割合が低くなるように、入力スコアの影響度を決定することが好ましい。
 また、評価補正部113は、図7のSTEP310で認識された日時が実施期間の終期に近いほどソーシャルスコアへの入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように入力スコアの影響度を決定することが好ましい。
 また、評価補正部113は、回答日時から現時点までの経過期間が長いほど、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度を決定することが好ましい。
 (評価認識処理)
 図5~図6を参照して、図4/STEP102の評価認識処理の詳細を説明する。
 この処理は、例えば、被評価者rが使用するユーザ端末から人事評価サポートサーバ100を介して評価者pが使用するユーザ端末に評価を依頼するリクエストが送信された後、評価者pのユーザ端末からそのリクエストに応じて評価をすることを受諾した旨のレスポンスが人事評価サポートサーバ100に送信された場合に実行されうる。当該リクエストには被評価者rのユーザIDが含まれ、レスポンスには、評価者pのユーザIDと被評価者rのユーザIDとが含まれる。
 サーバ制御部110は、質問情報を評価者pのユーザ端末に送信する(図5/STEP202)。質問情報には、被評価者rのIDと、一または複数の質問qのそれぞれについての質問ID、質問の内容、一部または全部のスコアに対応する定性的な文章が含まれうる。
 質問の内容は、例えば、被評価者rのコンピテンシー「共感・傾聴力」に関する質問「他人の成功を素直に喜ぶことが出来るか」である。
 また、一部または全部のスコアに対応する定性的な文章の例には、スコア100に対応する定性的な文章「他者の成功を喜び、その気持ちを相手に伝えることができる。」、スコア1に対応する定性的な文章「他者の成功を喜ぶことができず、嫉妬を露わにする。」が挙げられる。定性的な文章に加えて又は代えて、スコアに対応する図形等が含まれていてもよい。
 サーバ制御部110は、評価者pと被評価者rとに基づいて、不図示の質問に関する情報を格納するデータベース等を参照し、送信する一または複数の質問の質問ID、質問の内容及び定性的な文章等を認識してもよい。
 評価者piのユーザ端末200の端末制御部210は、質問情報を受信したか否かを判定する(図5/STEP252)。質問情報には、前述したように、少なくとも被評価者rのユーザIDと、一または複数の質問qが含まれる。
 当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP252・・NO)、端末制御部210は、図5/STEP252を実行する。
 当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP252・・YES)、端末制御部210は、質問情報に含まれる一つの質問qを含む質問画面を出力部に出力する(図5/STEP254)。端末制御部210は、表示中の質問qを識別するための質問IDを端末記憶部220に記憶する。なお、質問画面が、本発明の「第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面」に相当する。
 質問画面は、例えば、図6に示されるような画面P1である。画面P1は、質問qを示す質問表示P11と、被評価者rの情報を示す被評価者表示P12と、スコアを示すスコア表示P13と、ボタンP14とを含む。
 質問表示P11は、被評価者rのコンピテンシーに関する質問qを示す表示である。例えば、質問表示P11は、図6に示されるように、被評価者rのコンピテンシー「共感・傾聴力」に関する質問「他人の成功を素直に喜ぶことが出来るか」を示す表示である。
 被評価者表示P12は、被評価者rが使用しているアイコンP121と、被評価者名表示P122とを含む。端末制御部210は、例えば、質問情報qに含まれる被評価者のユーザIDに基づいて端末通信部250を介して人事評価サポートサーバ100と通信することにより被評価者表示P12に必要な情報を取得する。
 スコア表示P13は、スライドバーP131と、スライドバー上に表示され、かつ、縮小された被評価者rのアイコンP132と、アイコンのある位置におけるコンピテンシーの説明表示P133とを含む。スコア表示P13は、3段階以上のスコアの入力を促す表示となっていればよく、例えば、スコアを示す数字を入力させる表示であってもよい。
 スライドバーP131上の被評価者rのアイコンP132の位置が、評価者piによる被評価者rの質問qへの入力スコアsijkを示す。アイコンP132をスライドバーP131の右端にスライドさせた場合、評価者piによる被評価者rに対する質問qへの入力スコアsijkが最高のスコア(例えば100)となる。アイコンP132をスライドバー131の左端にスライドさせた場合、評価者piによる被評価者rに対する質問qへの入力スコアsijkが最低のスコア(例えば1)となる。アイコンP132は、スライドバーP131上を例えばn分割した位置をスライドすることにより、n段階の入力スコアsijkを示すように構成されていてもよい。例えば、アイコンP132は、スライドバーP131上を100分割した位置をスライドすることにより、1~100の100段階の入力スコアsijkを示すように構成されていてもよいし、スライドバーP131上を4分割した位置をスライドすることにより、1,33,67、100等の4段階の入力スコアsijkを認識するように構成されていてもよい。
 説明表示P133は、スライドバーP131上のアイコンP132の位置に応じたスコアの定性的な文章を示す表示である。例えば、アイコンP132がスライドバーP131の右端にある場合、説明表示P133は、スコア100に対応する「他者の成功を喜び、その気持ちを相手に伝えることができる。」との表示となる。また、アイコンP132がスライドバーP131の左端にある場合、説明表示P133は、スコア1に対応する「他者の成功を喜ぶことができず、嫉妬を露わにする。」との表示となる。
 ボタンP14は、ネクストボタンP141と、スキップボタンP142とを含む。端末制御部210は、ネクストボタンP141の押圧操作を検知したときのアイコンP132のスライドバーP131上の位置に対応するスコアを認識する。
 端末制御部210は、端末時計部260に示される日時を認識し、質問IDに関連付けて端末記憶部220に認識された日時を記憶する(図5/STEP256)。
 端末制御部210は、端末入力部を介してネクストボタンP141又はスキップボタンP142の押圧操作を検知したか否かを判定する(図5/STEP258)。
 当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP258・・NO)、端末制御部210は、図5/STEP258の処理を再度実行する。
 当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP258・・YES)、端末制御部210は、図5/STEP260に進む。端末制御部210は、スキップボタンP142の押圧操作が検知された場合、図5/STEP268に進んでもよい。
 図5/STEP260において、端末制御部210は、質問IDに関連付けてボタンの押圧操作までに行われた操作の内容mijk(例えばタッチの個所、操作の回数)を端末記憶部220に記憶する。
 端末制御部210は、端末時計部260に示される日時を認識し、質問IDに関連付けて認識された日時tijkを端末記憶部220に記憶させる(図5/STEP262)。
 端末制御部210は、図5/STEP262で認識された日時と、図5/STEP256で認識された日時とから、回答にかかった時間nijkを認識し、質問IDに関連付けて回答にかかった時間を端末記憶部220に記憶する(図5/STEP264)。
 端末制御部210は、スコア表示P13に示される入力スコアsijkを質問IDに関連付けて端末記憶部220に記憶する(図5/STEP266)。
 端末制御部210は、図5/STEP252で受信した質問情報に含まれる質問のうち、未処理の質問があるか否かを判定する(図5/STEP268)。
 当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP268・・YES)、端末制御部210は、未処理の質問に対し、図5/STEP254の処理を実行する。
 当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP268・・NO)、端末制御部210は、端末記憶部220に記憶されたユーザID「p」と、質問情報に含まれる被評価者のユーザID「r」と、それぞれの質問の質問ID「q(k=1,2,3、・・・)」と、当該質問IDに関連付けられた操作の内容mijk、回答時間nijk及び入力スコアsijk、図5/STEP262で取得された日時tijkとを人事評価サポートサーバ100に端末通信部を介して送信する(図5/STEP270)。
 評価認識部112は、サーバ通信部150を介して情報を受信したか否かを判定する(図5/STEP204)。
 当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP204・・NO)、評価認識部112は、図5/STEP204の処理を実行する。
 当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP204・・YES)、評価認識部112は、サーバ記憶部120の評価情報123に受信した情報を追加することにより、評価情報123を更新する(図5/STEP206)。
 (スコアごとのスコア補正処理)
 次に、図7~図8Cを参照しながら、図4/STEP106のスコアごとのスコア補正処理の詳細について説明する。この処理は、図2Bに示される評価情報123に含まれる入力スコアsijk(評価情報123の各フィールド)ごとに実行される。
 評価補正部113は、サーバ時計部160、評価情報123、評価者情報124及びソーシャルスコア情報126を参照して、サーバ時計部160に示される日時、処理対象の入力スコアsijk、質問qへの回答時間nijk、操作回数mijk、評価日時tijk、評価期間の終期及び評価者pの質問qのコンピテンシーと同一のコンピテンシーのソーシャルスコアを認識する(図7/STEP302)。処理対象の入力スコアsijk、質問qへの回答時間nijk、操作回数mijk及び評価日時tijkが、本発明の「入力情報」に相当する。評価者pの質問qのコンピテンシーと同一のコンピテンシーのソーシャルスコアが、本発明の「評価能力」及び「第2ユーザのコンピテンシーのスコア」に相当する。
 評価補正部113は、回答時間情報1236に示される回答時間nijkが所定の第1時間以上か否かを判定する(図7/STEP304)。所定の第1時間とは、評価者が回答に大いにまよったと推定される時間であり、例えば、あらかじめ定められた時間(例えば10秒)、処理対象の評価者pの評価にかかる平均の回答時間の所定の値を乗じた時間(例えば、処理対象の評価者pの評価にかかる平均の回答時間に2.5を乗じた時間)、すべての評価者の評価にかかる平均の回答時間の所定の倍数を乗じた時間若しくは処理対象の被評価者rの処理対象の評価にかかる平均の回答時間に所定の値を乗じた時間またはこれらの平均値である。第1時間は、質問qごとに定められてもよいし、評価者pごとに定められてもよいし、被評価者rごとに定められてもよい。所定の第1時間以上かかった回答は、信頼性が低いと考えられる。
 当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP304・・YES)、評価補正部113は、図7のSTEP316の処理に進む。図7のSTEP316の処理の詳細は後述する。
 当該判定結果が否定的である場合(図7/STEP304・・NO)、評価補正部113は、回答時間情報1236に示される回答時間nijkが所定の第2時間未満か否かを判定する(図7/STEP306)。第2時間は、評価者pが回答に当たってまったく又はほとんど考えずに回答したと推定される時間である。第2時間は、例えば、あらかじめ定められた時間(例えば0.1秒)または、処理対象の評価者pの平均の回答時間の所定の割合以下の時間(例えば処理対象の評価者pの平均の回答時間の30%未満の時間)、すべての評価者の平均の回答時間の所定の割合以下の時間若しくは処理対象の被評価者rの処理対象の評価にかかる平均の回答時間の所定の割合以下の時間またはこれらの平均値である。第2時間は、質問qごとに定められてもよいし、評価者pごとに定められてもよいし、被評価者rごとに定められてもよい。回答時間nijkが所定の第2時間未満の回答は、評価者pが質問を認識していない可能性が高く、入力スコアsijkの信頼性が低いと考えられる。
 当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP306・・YES)、評価補正部113は、図7のSTEP316の処理に進む。
 図7/STEP306の判定結果が否定的である場合(図7/STEP306・・NO)、評価補正部113は、操作回数情報1237に示される操作の回数mijkが所定の回数以上か否かを判定する(図7/STEP312)。
 所定の回数とは、評価者pが評価に当たり必要以上の操作を行っているといえる回数である。所定の回数は、例えば、あらかじめ定められた値(例えば3)、処理対象の評価者pの一評価あたりの操作回数の平均値に所定の値(例えば2)を乗じた数、すべての評価者の一評価あたりの操作回数の平均値若しくは処理対象の被評価者rの処理対象の評価の平均の操作回数に所定の値を乗じた数またはこれらの平均値である。所定の回数は、質問qごとに定められてもよいし、評価者pごとに定められてもよいし、被評価者rごとに定められてもよい。
 操作の回数mijkが多ければ多いほど、評価者pが評価にあたって迷っていることを示すこととなり、迷った入力スコアsijkの信頼性は高くないと考えられる。
 当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP308・・YES)、評価補正部113は、図7のSTEP316の処理に進む。
 当該判定結果が否定的である場合(図7/STEP308・・NO)、評価補正部113は、評価者IDが評価者pのユーザIDかつ被評価者IDが被評価者rのユーザIDであるフィールドのうち、図2Bの回答日時情報1238に示される回答日時tijkが最古のフィールドを認識し、当該最古のフィールドにおける回答日時から図2Aの評価実施期間情報1223に示される被評価者の評価実施期間の終期までの日数が所定の日数以下か否かを判定する(図7/STEP310)。当該最古のフィールドにおける回答日時が、本発明の「開始日時」に相当する。
 図8Aに示されるように、評価実施期間の終期に開始された評価は、荒くなり、その入力スコアsijkの信頼性が低くなると考えられる。
 当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP310・・YES)、評価補正部113は、図7のSTEP316の処理に進む。
 当該判定結果が否定的である場合(図7/STEP310・・NO)、評価補正部113は、図2Bの回答日時情報1238に示される回答日時tijkから現在までの経過日数が、所定の日数以上であるか否かを判定する(図7/STEP312)。
 図8Bに示されるように、比較的新しい評価のスコアの方が、現在の被評価者を精度よく表していると考えられるため信頼性が比較的高い一方、比較的古い評価のスコアの信頼性は比較的低いと考えられる。
 当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP312・・YES)、評価補正部113は、図7のSTEP316の処理に進む。
 当該判定結果が否定的である場合(図7/STEP312・・NO)、評価補正部113は、評価情報123のコンピテンシー情報1234に示されるコンピテンシー(処理対象のコンピテンシー)についての、評価者のソーシャルスコアに応じた補正係数Cijkを認識する(図7/STEP314)。
 図8Cに示されるように、評価者pのコンピテンシーが低いコンピテンシー(評価者が苦手としている又は詳しくないコンピテンシー)については、他者に対するスコアが甘くなる傾向がある。他方、評価者pのコンピテンシーが高いコンピテンシー(評価者が得意としている又は詳しいコンピテンシー)については、他者に対するスコアが厳しくなる傾向がある。
 このことに鑑み、上記補正係数Cijkは、評価者pの対象のコンピテンシーのソーシャルスコアが低いほど処理対象の入力スコアsijkを断続的または連続的に小さい値に補正する補正係数となり、評価者pの対象のコンピテンシーのスコアが高いほど処理対象の入力スコアsijkを断続的または連続的に大きい値に補正する補正係数となることが好ましい。この補正係数は例えば0~2の値である。
 例えば、評価者のユーザIDが「2」で、処理対象のコンピテンシーが「課題設定」である場合、評価補正部113は、既存のソーシャルスコア情報126を参照して、ユーザID「2」のコンピテンシー「課題設定」のスコア「90」を認識する。評価補正部113は、例えば、図7/STEP314における補正係数Cijkを、当該スコア「90」を最高のスコア「100」の半分「50」で割った90/50=1.8として認識する。
 また、例えば、評価者pがユーザID「3」で、処理対象のコンピテンシーが「課題設定」である場合、評価補正部113は、既存のソーシャルスコア情報126を参照して、ユーザID「3」のコンピテンシー「課題設定」のスコア「18」を認識する。評価補正部113は、例えば、図7/STEP314における補正係数Cijkを、当該スコア「18」を最高のスコア「100」の半分「50」で割った18/50=0.36として認識する。
 なお、評価補正部113は、処理対象のコンピテンシーについての、評価者pのソーシャルスコアについて、図7/STEP104~STEP118の実行前に算出された評価者pのソーシャルスコアを用いることに代えて、図7/STEP314の実行時に評価者pのソーシャルスコアを評価してもよい。
 例えば、評価補正部113は、評価者pの評価者pのソーシャルスコア、評価者pの評価者pのソーシャルスコア・・・を再帰的に図7/STEP104~STEP118と同様の手法で評価することにより、評価者pのソーシャルスコアを図7/STEP104~STEP118と同様の手法で評価し、評価された評価者pのソーシャルスコアに基づいて、図7/STEP314において被評価者rのソーシャルスコアの補正係数を算出してもよい。
 この場合、評価補正部113は、評価者pからたどれるすべての評価者に対して再帰的な評価を行ってもよいし、予め定められた数だけ再帰的な評価を行ってもよい。
 また、例えば、評価補正部113は、図7/STEP314の処理とは関係なく、定期的に、各ユーザのソーシャルスコアが変化しなくなるまで図7/STEP104~STEP118の処理を繰り返してもよいし、他の手法により、各ユーザのソーシャルスコアを認識してもよい。
 図7のSTEP316において、評価補正部113は、0(ゼロ)を補正係数Cijkとして認識する。
 図7のSTEP314又はSTEP316の処理の後、図7のSTEP318において、評価補正部113は、補正係数により処理対象の入力スコアsijkを補正し、評価情報123を更新する。
 例えば、評価補正部113は、以下の式(1)により処理対象の入力スコアsijkを補正する。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 ここで、sijkは処理対象の評価者pによる処理対象の被評価者rの処理対象の質問qへのスコア、Cijkは補正係数、saijkは補正後の処理対象の評価者pによる処理対象の被評価者rの処理対象のコンピテンシーのスコアである。
 (評価者ごとの評価補正処理)
 次に、図8D~図10Cを参照しながら、図4/STEP110の評価者pごとのスコア補正処理の詳細について説明する。この処理は、被評価者rに対する評価者pごとに実行される。
 評価補正部113は、評価情報123を参照することにより、評価者piによる被評価者rに対する質問qへの入力スコアsijkを認識する(図9/STEP402)。この入力スコアsijkは、図7のSTEP318において、更新されたスコアである。
 評価補正部113は、ゼロのスコアを除外する(図9/STEP404)。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pのバリュエーションスコアを認識する(図9/STEP406)。処理対象の評価者pのバリュエーションスコアが本発明の「評価能力」に相当する。評価補正部113は、例えば、図3Bに示される所属先属性情報125を参照し、ユーザ属性情報122の所属先情報1222に示される評価者pの所属先に基づいて、評価者pのバリュエーションスコアを認識する。
 評価補正部113は、評価者pのバリュエーションスコアに応じた第1補正スコアs1を認識する(図9/STEP408)。
 バリュエーションスコアは、前述したように、処理対象の評価者pの市場価値である。図8Dに示されるように、市場価値が高い評価者pによるスコアは、比較的正確と推察される。また、市場価値が低い評価者pによるスコアは、甘めになりやすいと推察される。
 このため、評価補正部113は、処理対象の評価者のバリュエーションスコアが高いほど処理対象のスコアが連続的にまたは断続的に大きくなるような第1補正スコアs1を認識する。
 例えば、評価補正部113は、最高のバリュエーションスコアの評価者piの第1補正スコアs1を各入力スコアsijkに1を乗じたスコアとし、最低のバリュエーションスコアの評価者piの第1補正スコアs1をゼロとする。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pのシビアネスを認識する(図9/STEP410)。シビアネスとは、処理対象の評価者pによる評価の厳しさを示す値であり、例えば、処理対象の評価者pがつけた入力スコアsijkの平均値svと分散sdによって表される。処理対象の評価者pのシビアネスが本発明の「評価能力」に相当する。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pのシビアネスに応じた第2補正スコアs2を認識する(図9/STEP412)。第2補正スコアs2は、処理対象の評価者pの評価シビアであるほど大きい値である。
 例えば、当該第2補正スコアs2は、以下の式(2)で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 ここで、svは、一般的なスコアの平均値であり、例えば、1~100の範囲の場合、50である。
 sdは、一般的なスコアの分散である。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係を認識する(図9/STEP414)。
 例えば、評価補正部113は、ユーザ属性情報122を参照することにより、処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係を認識する。評価補正部113は、評価者pによりなされたスコアの平均svと、評価者pによる被評価者rに対するスコアの平均svijとのかい離を、処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係として認識してもよい。処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係が本発明の「評価能力」に相当する。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係に応じた第3補正スコアs3ijを認識する(図9/STEP416)。
 第3補正スコアs3ijは、処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係が親しいほど小さく、処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係が疎であるほど大きい値であることが好ましい。
 また、評価者pによりなされたスコアの平均svと、評価者pによる被評価者rに対するスコアの平均svijとのかい離が処理対象の評価者pと処理対象の被評価者rとの関係として用いられる場合、評価者pによる被評価者rに対するスコアの平均svijが、評価者pによりなされたスコアの平均svよりも大きいほど、第3補正スコアs3ijが断続的または連続的に小さい値であることが好ましく、評価者pによる被評価者rに対するスコアの平均svijが、評価者pによりなされたスコアの平均svよりも小さいほど、第3補正スコアs3ijが断続的または連続的に大きい値であることが好ましい。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pの評価経験を認識する(図9/STEP418)。処理対象の評価者pの評価経験が本発明の「評価能力」に相当する。
 評価補正部113は、処理対象の評価者pの評価経験に応じた第4補正スコアs4iを認識する(図9/STEP420)。評価補正部113は、処理対象の評価者pの評価経験が乏しいほど、断続的または連続的に小さくなるように第4補正スコアs4iを認識する。これは、図10Cに示されるように、評価経験が乏しいほど、甘い評価をしがちなことに起因する。
 評価補正部113は、第1補正スコアs1~第4補正スコアs4に基づいて各入力スコアsijkを更新する(図9/STEP422)。例えば、評価補正部113は、第1補正スコアs1~第4補正スコアs4を各入力スコアsijkに加算することで、新たな各入力スコアsijkを算出し、当該算出された各入力スコアsijkを評価情報123のスコア情報1235に記憶してもよい。
 (図4のSTEP114の処理の補足)
 また、図11A及び図11Bを参照して、図4のSTEP114の処理について補足する。
 図11Aは、あるコンピテンシーについて、評価者18~20が、被評価者21を評価したときの図である。評価者18のソーシャルスコアの平均は85であり、評価者19のソーシャルスコアの平均は95であり、評価者20のソーシャルスコアの平均は90であるとする。また、評価者18による被評価者21に対するスコアは50であり、評価者19による被評価者21に対するスコアは40であり、評価者20による被評価者21に対するスコアは60であるとする。
 図11Bは、あるコンピテンシーについて、評価者22~24が、被評価者25を評価したときの図である。評価者22のソーシャルスコアの平均は35であり、評価者23のソーシャルスコアの平均は45であり、評価者24のソーシャルスコアの平均は40であるとする。また、評価者22による被評価者25に対するスコアは50であり、評価者23による被評価者25に対するスコアは40であり、評価者24による被評価者25に対するスコアは60であるとする。
 図11A及び図11Bのそれぞれにおいて、被評価者21、25に対する評価の平均はいずれも60である。しかし、図11Aの評価者18~20のソーシャルスコアの平均が図11Bの評価者22~24のソーシャルスコアの平均よりも高いことから、被評価者21のソーシャルスコアの方が、被評価者25のソーシャルスコアよりも高いと推察される。
 このため、評価補正部113は、被評価者rを評価する評価者pのソーシャルスコアの平均が高いほど、被評価者rに対する質問qへのスコアが連続的または断続的に大きくなるようにスコアを補正し、被評価者rを評価する評価者pのソーシャルスコアの平均が低いほど、被評価者rに対する質問qへのスコアが連続的または断続的に小さくなるようにスコアを補正する。この場合、評価者pのソーシャルスコアが、本発明の「評価者の能力を示すスコア」に相当する。
 評価補正部113は、これに代えて又は加えて、評価者pのバリュエーションスコアが高いほど、被評価者rに対する質問qへのスコアが連続的または断続的に大きくなるようにスコアを補正し、評価者pのバリュエーションスコアが低いほど、被評価者rに対する質問qへのスコアが連続的または断続的に小さくなるようにスコアを補正してもよい。この場合、評価者pのバリュエーションスコアが、本発明の「評価者の能力を示すスコア」に相当する。
 例えば、評価補正部113は、次の式(3)により各評価者p(i=1、2、・・・u)による被評価者rに対する質問qへの入力スコアs1jk,s2jk、・・・sujkに基づいて、最終的な被評価者rに対する質問qへのスコアfsjkを決定する。s1jkは、第1の評価者pによる被評価者rに対する質問qへのスコア(図9のSTEP322による補正済)であり、s2jkは、第2の評価者pによる被評価者rに対する同一の質問qへののスコア(図9のSTEP322による補正済)であり、sujkは、第uの評価者pによる被評価者rに対する質問qへのスコア(図9のSTEP322による補正済)である。また、図4のSTEP114で認識された補正係数をvとする。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 評価決定部114は、これらから求めた補正後のスコアfsjkを各コンピテンシーごとに平均値を算出することにより、被評価者の各コンピテンシーのスコアを認識し、図3Cのソーシャルスコア情報126を作成する。
 (変形態様)
 上記実施形態では、評価者pのバリュエーションスコア、シビアネス、被評価者rjとの関係性、評価経験に基づいて第1補正スコア~第4補正スコアを算出し、第1補正スコア~第4補正スコアを各入力スコアsijkに加算したが、これに代えて、評価者pのソーシャルスコア、シビアネス、被評価者rとの関係性、評価経験に基づいてそれぞれ第1補正スコア~第4補正スコアと同様の傾向の値を認識し、当該値を各入力スコアsijkに乗算その他の適当な演算をすることにより、各入力スコアsijkを補正してもよい。
 また、複数の評価者p、p、・・について、評価者pのバリュエーションスコア、シビアネス、被評価者rとの関係性、評価経験のいずれかに基づいて定まる値xと、評価者p・・・によるのバリュエーションスコア、シビアネス、被評価者rとの関係性、評価経験の一部または全部に基づいて定まる値xと、・・・を用いて、以下の式(4)により得られた値を新たな各入力スコアsijkとしてもよい。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 100‥人事評価サポートサーバ、111‥関連付部、112‥評価認識部、113‥評価補正部、114‥評価決定部、200‥ユーザ端末。

Claims (13)

  1.  第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と人事評価サポートサーバとを備え、
     前記第1ユーザ端末は、通信を行う第1端末通信部と、前記第1ユーザと関連するユーザを特定するための情報の入力を受け付ける第1端末入力部と、前記第1端末入力部を介して入力された情報を前記第1端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第1端末制御部とを備え、
     前記第2ユーザ端末は、通信を行う第2端末通信部と、前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面を表示する第2端末表示部と、スコアの入力を受け付ける第2端末入力部と、前記第2端末入力部を介して入力された入力スコアを前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第2端末制御部とを備え、
     前記人事評価サポートサーバは、
     前記第1ユーザの情報と前記第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付ける関連付部と、
     前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2ユーザによる前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上の入力スコアを認識する評価認識部と、
     前記複数のユーザ端末のうちの一または複数の端末から受信した前記第2ユーザの評価能力に関するデータである評価能力データを認識し、又は前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力するときの入力状況を認識し、かつ、前記評価能力データ及び前記入力状況の一方又は両方に基づいて前記入力スコアを補正するように構成されている評価補正部とを備えることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  2.  請求項1記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
     前記評価補正部は、前記入力状況として、前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2端末表示部に前記情報の入力を促す画面を表示してから前記第2端末入力部に前記情報が入力されるまでの時間である回答時間を認識し、かつ、前記回答時間が所定の第1時間以上である場合には前記回答時間が前記第1時間未満である場合よりも前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  3.  請求項1又は2記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
     前記評価補正部は、前記入力状況として、前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2端末表示部に前記情報の入力を促す画面を表示してから前記第2端末入力部に前記情報が入力されるまでの時間である回答時間を認識し、かつ、前記回答時間が所定の第2時間未満である場合、前記回答時間が所定の第2時間以上である場合よりも、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  4.  請求項1~3のうちいずれか1項記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
     前記評価補正部は、前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2端末表示部に前記情報の入力を促す画面を表示してから前記第2端末入力部に前記情報が入力されるまでの前記第2ユーザの入力操作の態様を認識し、
     前記評価補正部は、前記第2ユーザの入力操作の態様が所定の態様である場合、前記第2ユーザの入力操作の態様が所定の態様でない場合よりも、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が低くなるように、前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  5.  請求項1~4のうちいずれか1項記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
     前記第2ユーザ端末は、日時を認識する時計部を備え、
     前記第2端末制御部は、前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面を前記第2端末表示部に最初に表示したときに前記時計部により認識された日時である開始日時を示す開始日時情報を、前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信し、
     前記評価補正部は、前記第1ユーザ端末より受信した情報に基づいて前記情報を入力すべき期間である実施期間と、前記第2ユーザ端末から受信した開始日時情報に含まれる開始日時とを認識し、前記開始日時が当該実施期間の終期に近いほど前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度を決定することを特徴とする人事評価サポートシステム。
  6.  請求項1~5のうちいずれか1項記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記人事評価サポートサーバは、複数の第2ユーザ端末から受信した前記第1ユーザのコンピテンシーの入力スコアと当該入力スコアの影響度とに基づいて前記第1ユーザのコンピテンシーのスコアであるソーシャルスコアを決定する評価決定部を備え、
     前記第2ユーザ端末は、日時を認識する時計部を備え、
     前記第2端末制御部は、それぞれの入力スコアごとに、前記入力スコアの入力を前記第2端末入力部で検知したときに前記時計部により認識された日時である回答日時を示す回答日時情報を、前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信し、
     前記評価補正部は、前記第2ユーザ端末から受信した回答日時情報に示される回答日時を認識し、当該回答日時から現時点までの経過期間が長いほど、前記ソーシャルスコアへの前記入力スコアの影響の割合が断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアの影響度を決定するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  7.  請求項1~6のうちいずれか1項記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記評価補正部は、前記第2ユーザの所属先を認識し、前記評価能力データとしての当該所属先に関連付けられた前記第2ユーザの単位期間あたりの実収入、単位期間あたりの推定収入又は単位期間あたりの仮想収入を示すバリュエーションスコアを認識し、
     前記評価補正部は、前記バリュエーションスコアに基づいて、前記バリュエーションスコアが大きいほど前記第1ユーザに対する入力スコアが連続的または断続的に大きくなり又は前記第1ユーザに対する入力スコアが小さいほど前記入力スコアが連続的または断続的に小さくなるように前記第1ユーザに対する入力スコアを補正するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  8.  請求項1~7のうちいずれか1項記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記評価認識部は、前記第2ユーザによる前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する入力スコアを認識し、
     前記評価補正部は、前記評価能力データとしての、前記第2ユーザの対象のコンピテンシーのスコアを認識し、かつ、前記第2ユーザの前記対象のコンピテンシーのスコアが低いほど、前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する入力スコアが断続的または連続的に低くなるように、前記第1ユーザの対象のコンピテンシーに対する前記入力スコアを補正するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  9.  請求項1~8のうちいずれか1項記載の人事評価サポートシステムにおいて、
     前記評価補正部は、前記評価能力データとしての、前記第2ユーザの評価の経験回数を認識し、かつ、前記第2ユーザの評価の経験回数が乏しいほど、前記入力スコアが断続的または連続的に低くなるように前記入力スコアを補正するように構成されていることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  10.  第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と人事評価サポートサーバとを備え、
     前記第1ユーザ端末は、通信を行う第1端末通信部と、前記第1ユーザと関連するユーザを特定するための情報の入力を受け付ける第1端末入力部と、前記第1端末入力部を介して入力された情報を前記第1端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第1端末制御部とを備え、
     前記第2ユーザ端末は、通信を行う第2端末通信部と、前記第1ユーザに対するコンピテンシーに対する3段階以上のスコアの入力を求める画面を表示する第2端末表示部と、スコアの入力を受け付ける第2端末入力部と、前記第2端末入力部を介して入力された入力スコアを前記第2端末通信部を介して前記人事評価サポートサーバに送信する第2端末制御部とを備え、
     前記人事評価サポートサーバは、
     前記第1ユーザの情報と前記第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付ける関連付部と、
     第2ユーザのそれぞれが使用するそれぞれの第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて、前記第2ユーザのそれぞれによる第1ユーザに対する3段階以上のスコアを認識する評価認識部と、
     前記第1ユーザを評価する複数の第2ユーザの能力を示すスコアの平均値を認識し、かつ、前記能力を示すスコアの平均値が大きいほど前記入力スコアが連続的または断続的に大きくなり、前記能力を示すスコアの平均値が小さいほど前記入力スコアが連続的または断続的に小さくなるように、前記それぞれの入力スコアを補正するように構成されている評価補正部とを備えることを特徴とする人事評価サポートシステム。
  11.  第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と通信する人事評価サポートサーバであって、
     前記第1ユーザの情報と前記第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付ける関連付部と、
     前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2ユーザによる前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上の入力スコアを認識する評価認識部と、
     前記複数のユーザ端末のうちの一または複数の端末から受信した前記第2ユーザの評価能力に関するデータである評価能力データを認識し、又は前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力するときの入力状況を認識し、かつ、前記評価能力データ及び前記入力状況の一方又は両方に基づいて前記入力スコアを補正するように構成されている評価補正部とを備えることを特徴とする人事評価サポートサーバ。
  12.  第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と通信するコンピュータが実行する方法であって、
     前記第1ユーザの情報と前記第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付けるステップと、
     前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2ユーザによる前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上の入力スコアを認識するステップと、
     前記複数のユーザ端末のうちの一または複数の端末から受信した前記第2ユーザの評価能力に関するデータである評価能力データを認識し、又は前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力するときの入力状況を認識するステップと、
     前記評価能力データ及び前記入力状況の一方又は両方に基づいて前記入力スコアを補正するように構成されているステップとを含むことを特徴とする人事評価方法。
  13.  第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と前記第1ユーザと異なる第2ユーザが使用する第2ユーザ端末とを含む複数のユーザ端末と通信するコンピュータに、
     前記第1ユーザの情報と前記第2ユーザの情報とに基づいて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを関連付けるステップと、
     前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記第2ユーザによる前記第1ユーザのコンピテンシーに対する3段階以上の入力スコアを認識するステップと、
     前記複数のユーザ端末のうちの一または複数の端末から受信した前記第2ユーザの評価能力に関するデータである評価能力データを認識し、又は前記第2ユーザ端末から受信した情報に基づいて前記入力スコアを入力するときの入力状況を認識するステップと、
     前記評価能力データ及び前記入力状況の一方又は両方に基づいて前記入力スコアを補正するように構成されているステップとを実行させることを特徴とする人事評価プログラム。
     
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