WO2018216360A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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康弘 大石
弘和 土居
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ダイキン工業株式会社
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    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate

Definitions

  • the symmetry axis L ⁇ b> 3 of the heat exchange part 40 a having a line-symmetric shape of the heat exchanger 40 coincides with the center line in the longitudinal direction of the casing body 1.
  • FIG. 8 shows a bottom view of the indoor unit with the panel 2 removed.
  • Reference numeral 61 denotes a heat insulating material that covers the side and bottom surfaces of the drain pan 60 (shown in FIG. 4), and 61a denotes a portion that protrudes toward the air passage P1 of the heat insulating material 61.
  • FIG. 9 shows a bottom view of the indoor unit shown in FIG. 5 with a flap 20 (shown by hatching) attached
  • FIG. 10 shows a bottom view of the indoor unit with the flap 20 removed.
  • the flap 20 which controls the wind direction of the blowing air from the said blower outlet 10 is provided with the flap main body 20a provided along the 1st wall part 11 of the casing main body 1, and the flap main body 20a, as shown in FIG. And an auxiliary flap 20b extending toward the second wall 12 side of the casing body 1 from both ends.
  • FIG. 13 shows the relationship between the heat exchanger 40 and the air outlet 10 when the indoor unit is viewed from the side (Y direction).
  • the same components as those in FIG. X is the direction seen from the side on the second wall 12 side
  • Y is the direction seen from the side on the third wall 13 side.
  • the said blower outlet 10 is extended toward the partition plate 50 side from the 1st blower outlet part 10a provided along one side of the casing main body 1, and the both ends of the 1st blower outlet part 10a.
  • the 2nd blower outlet part 10b provided in this, the area of the blower outlet 10 can be expanded, the pressure loss of a blower outlet part can be reduced, and performance can be improved further.
  • the turbo fan 30 is used as a centrifugal fan, but other centrifugal fans such as a sirocco fan may be used.

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Abstract

空気調和機の室内機は、ケーシング本体(1)と、ケーシング本体(1)内に配置されたターボファン(30)と、ケーシング本体(1)内にターボファン(30)の三方を囲うように配置された熱交換器(40)と、熱交換器(40)の両端を連結して、熱交換器(40)と共にターボファン(30)を囲う仕切板(50)と、熱交換器(40)に対して仕切板(50)と反対の側に、吹出空気が下方に吹き出すように設けられた吹出口(10)を備える。上記ケーシング本体(1)内における熱交換器(40)から吹出口(10)までの風通路(P)の下流側が、ケーシング本体(1)の一辺に沿う第1風通路領域(Aa)と、第1風通路領域(Aa)の両端部から第2壁部(12)側に向かって延びる第2風通路領域(Ab)とを有する断面形状をしている。これにより、風通路の圧力損失を低減することができ、性能を向上できる空気調和機の室内機を提供する。

Description

空気調和機の室内機
 この発明は、空気調和機の室内機に関する。
 従来、空気調和機の室内機としては、コの字形状の熱交換器を備え、ターボファンにより吸い込んだ空気を熱交換器を介して三方向に吹き出すものがある(例えば、特開2002-349890号公報(特許文献1)参照)。
特開2002-349890号公報
 上記従来の空気調和機の室内機では、コの字形状の熱交換器の対向する熱交換部は平行に配置することが望ましい。
 しかしながら、このようなコの字形状の熱交換器を備えた空気調和機の室内機において一方向に吹き出すようにした場合、対向する熱交換部を平行に配置すると、風通路のスペースが制限され、風通路の断面積を十分に広くすることができず、性能が低下するという問題がある。
 そこで、この発明の課題は、簡単な構成で風通路の断面積を広げて、風通路の圧力損失を低減することができ、性能を向上できる空気調和機の室内機を提供することにある。
 この発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、
 ケーシングと、
 上記ケーシング内に配置された遠心ファンと、
 上記ケーシング内に上記遠心ファンの三方を囲うように配置された熱交換器と、
 上記熱交換器の両端を連結して、上記熱交換器と共に上記遠心ファンを囲う仕切部と、
 上記ケーシングの上記熱交換器に対して上記仕切部と反対の側に、吹出空気が下方に吹き出すように設けられた吹出口と
を備え、
 上記ケーシング内における上記熱交換器から上記吹出口までの風通路の下流側の少なくとも一部が、上記ケーシングの一辺に沿う第1風通路領域と、上記第1風通路領域の両端部から上記仕切部側に向かって延びる第2風通路領域とを有する断面形状をしていることを特徴とする。
 上記構成によれば、ケーシング内に遠心ファンの三方を囲うように熱交換器を配置し、熱交換器から吹出口までの風通路の下流側の少なくとも一部を、ケーシングの一辺に沿う第1風通路領域と、その第1風通路領域の両端部から仕切部側に向かって延びる第2風通路領域とを有する断面形状とすることによって、簡単な構成で、風通路の断面積を広げて、風通路の圧力損失を低減することができ、性能を向上できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記ケーシング内かつ上記熱交換器の下側に配置されたドレンパンを備え、
 上記風通路のうちの上記ドレンパンの上端よりも下流側の少なくとも一部が、上記第1風通路領域と上記第2風通路領域とを有する断面形状をしている。
 上記実施形態によれば、風通路のうちのドレンパンの上端よりも下流側の少なくとも一部を、上記第1風通路領域と上記第2風通路領域とを有する断面形状とすることによって、流路断面積が狭い風通路部分を広げることにより圧力損失を効果的に低減できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機は、
 上記吹出口は、上記ケーシングの一辺に沿うように設けられた第1吹出口部と、上記第1吹出口部の両端部から上記仕切部側に向かって延在するように設けられた第2吹出口部とを有することを特徴とする。
 上記実施形態によれば、吹出口が、ケーシングの一辺に沿うように設けられた第1吹出口部と、その第1吹出口部の両端部から仕切部側に向かって延在するように設けられた第2吹出口部とを有することによって、吹出口の面積を広げて、吹出口部分の圧力損失を低減でき、性能をさらに向上できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記熱交換器は、上記吹出口に対向する第1熱交換部と、その第1熱交換部の一端から延びる第2熱交換部と、その第1熱交換部の他端から延びる第3熱交換部とを有し、
 上記第2,第3熱交換部は、上記第1熱交換部側から先端側に向かって上記ケーシングの対向する辺との間隔が徐々に狭くなっている。
 上記実施形態によれば、吹出口に対向する第1熱交換部の両端から延びる第2,第3熱交換部とケーシングの対向する辺との間隔を、第1熱交換部側から先端側に向かって徐々に狭くすることによって、コの字形状の熱交換器の両端間の開口側を開いて、第1熱交換部と第2熱交換部との連結部分および第1熱交換部と第3熱交換部との連結部分をケーシングの内側に寄せることにより、その空いたスペースを第2吹出口部に利用して、吹出口の面積を広げることが可能になる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記熱交換器は、上記吹出口に対向する第1熱交換部と、その第1熱交換部の一端から延びる第2熱交換部と、その第1熱交換部の他端から延びる第3熱交換部とを有し、
 上記第2,第3熱交換部は、上記ケーシングの対向する辺と平行になるように延在している。
 上記実施形態によれば、吹出口に対向する第1熱交換部の両端から延びる第2,第3熱交換部とケーシングの対向する辺とを平行にすることによって、第1熱交換部と第2熱交換部との連結部分および第1熱交換部と第3熱交換部との連結部分を湾曲または屈曲させてケーシングの内側に寄せることにより、その空いたスペースを第2吹出口部に利用して、吹出口の面積を広げることが可能になる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記吹出口からの吹出空気の風向を制御するフラップを備え、
 上記フラップは、上記ケーシングの一辺に沿うように設けられたフラップ本体と、上記フラップ本体の両端部から上記ケーシングの一辺と反対の側に延びる補助フラップとを有する。
 上記実施形態によれば、ケーシングの一辺に沿うように設けられたフラップ本体20aによって、第1吹出口部10aから吹き出す吹出空気の風向を制御できると共に、フラップ本体20aの両端部からケーシングの一辺と反対の側に延びる補助フラップ20bによって、第2吹出口部10bから吹き出す吹出空気の風向を制御できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記吹出口の上記第2吹出口部の夫々は、上記第1吹出口部側から先端部に向かって上記第2吹出口部間の距離が徐々に広くなっている。
 上記実施形態によれば、第1吹出口部側から先端部に向かって第2吹出口部間の距離が徐々に広くなった吹出口形状にすることによって、コの字形状の熱交換器の湾曲部分または屈曲部分によってケーシング内にできたスペースを第2吹出口部に有効利用できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記第1熱交換部と上記第2熱交換部との連結部分および上記第1熱交換部と上記第3熱交換部との連結部分が湾曲しており、
 上記第1熱交換部における上記第1吹出口部の長手方向と平行な接線を含む第1平面と、上記第2熱交換部の上記第1熱交換部との連結部分を除く外側面に接する第2平面と、上記熱交換器の外側面とで囲まれた領域が平面視において上記吹出口の一部と重なると共に、
 上記第1熱交換部における上記第1吹出口部の長手方向と平行な接線を含む上記第1平面と、上記第3熱交換部の上記第1熱交換部との連結部分を除く外側面に接する第3平面と、上記熱交換器の外側面とで囲まれた領域が平面視において上記吹出口の一部と重なる。
 上記実施形態によれば、第1熱交換部における第1吹出口部の長手方向と平行な接線を含む第1平面と、第2熱交換部の第1熱交換部との連結部分を除く外側面に接する第2平面と、熱交換器の外側面とで囲まれた領域が平面視において吹出口の一部と重なると共に、第1熱交換部における第1吹出口部の長手方向と平行な接線を含む第1平面と、第3熱交換部の第1熱交換部との連結部分を除く外側面に接する第3平面と、熱交換器の外側面とで囲まれた領域が平面視において吹出口の一部と重なる。これによって、第1熱交換部と第2熱交換部との連結部分および第1熱交換部と第3熱交換部との連結部分の外側に、吹出口に利用可能な空スペースを確保できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記遠心ファンに対して上記吹出口と反対の方向から見た側面視において、上記第2,第3熱交換部の少なくとも一部と上記吹出口の上記第2吹出口部とが重なっている。
 上記実施形態によれば、遠心ファンに対して吹出口と反対の方向から見た側面視において、第2,第3熱交換部の少なくとも一部と吹出口の第2吹出口部とを重ねることによって、ケーシング内のスペースを有効に利用できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記吹出口の上記第1吹出口部の延在方向のいずれか一方から見た側面視において、上記熱交換器の一部と上記吹出口の上記第2吹出口部とが重なっている。
 上記実施形態によれば、吹出口の第1吹出口部の延在方向のいずれか一方から見た側面視において、熱交換器の一部と吹出口の第2吹出口部とを重ねることによって、ケーシング内のスペースを有効に利用できる。
 また、一実施形態の空気調和機の室内機では、
 上記遠心ファンに対して上記吹出口と反対の方向から見た側面視において、上記吹出口の幅が上記熱交換器の幅よりも大きい。
 上記実施形態によれば、遠心ファンに対して吹出口と反対の方向から見た側面視において、吹出口の幅を熱交換器の幅よりも大きくしたことによって、吹出口面積をさらに広げることができる。
 以上より明らかなように、この発明によれば、ケーシング内に遠心ファンの三方を囲うように配置された熱交換器に対して仕切部と反対の側に、ケーシングの一辺に沿うように第1吹出口部を設け、その第1吹出口部の両端部から仕切部側に向かって延在するように第2吹出口部を設けることによって、簡単な構成で吹出口の面積を広げることができ、性能を向上できる。
図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機の室内機を斜め下方から見た斜視図である。 図2は上記室内機を斜め上方から見た斜視図である。 図3は上記室内機の下面図である。 図4は図3のIV-IV線から見た断面図である。 図5は上記室内機のパネルやドレンパンなどを外した状態を示す下面図である。 図6は上記室内機のターボファンの中心の位置を示す図である。 図7は上記室内機のターボファンの中心の位置を示す図である。 図8は上記室内機のパネルを外した状態を示す下面図である。 図9は図5の室内機にフラップを取り付けた状態を示す下面図である。 図10は上記室内機のフラップを外した状態を示す下面図である。 図11は上記室内機の熱交換器の湾曲部分の外側領域と吹出口との関係を示す図である。 図12は上記室内機を側方(X方向)から見たときの熱交換器と吹出口との関係を示す図である。 図13は上記室内機を側方(Y方向)から見たときの熱交換器と吹出口との関係を示す図である。 図14は上記室内機を側方(X方向)から見たときの熱交換器の幅と吹出口の幅を示す図である。 図15はこの発明の第2実施形態の空気調和機の室内機のパネルやドレンパンなどを外した状態を示す下面図である。
 以下、この発明の空気調和機の室内機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
 〔第1実施形態〕
 図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機の室内機を斜め下方から見た斜視図を示している。この室内機は、天井埋め込み型の室内機である。
 この第1実施形態の空気調和機の室内機は、図1に示すように、ケーシング本体1と、ケーシング本体1の下側に取り付けられた矩形状のパネル2と、パネル2に着脱可能に取り付けられたグリル3とを備えている。上記ケーシング本体1とパネル2およびグリル3でケーシングを構成している。
 上記パネル2の長手方向の一方かつパネル2の下面に、吹出空気が下方に吹き出す吹出口10をパネル2の短辺に沿って設けている。また、パネル2にフラップ20を回動可能に取り付けている。図1では、フラップ20により吹出口10が閉じられた状態を示す。
 また、上記ケーシング本体1の側壁から突出するようにドレンソケット7を設けている。このドレンソケット7に外部からドレンホース(図示せず)を接続する。また、配管接続部5,6を、ケーシング本体1の第2壁部12(図5に示す)から突出するように設けている。この配管接続部5,6に、外部から冷媒配管(図示せず)を接続する。
 なお、図1において、8は電装品部であり、101~103は、ケーシング本体1から側方に突出するように夫々設けられた吊り金具である。
 また、図2は上記室内機を斜め上方から見た斜視図を示しており、図2において、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 また、図3は上記室内機の下面図を示している。図3において、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図3に示すように、ケーシング本体1の中央部分に吸込口1aを設けている。この吸込口1aとグリル3との間にフィルタ4(図4に示す)を取り付けている。
 図4は図3のIV-IV線から見た断面図を示しており、図4において、図1~図3と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図4に示すように、ケーシング本体1内に、モータ31により駆動されるターボファン30を配置している。また、ケーシング本体1の吸込口1aとターボファン30との間にベルマウス32を配置している。また、ケーシング本体1内かつターボファン30の周囲に熱交換器40と仕切板50を配置している。さらに、ケーシング本体1内かつ熱交換器40と仕切板50の下側にドレンパン60を配置している。また、ケーシング本体1内にドレンパン60の側面および底面を覆う断熱材61を配置している。この断熱材61の風通路Pに面する側の部分61aは、風通路P1側に突出している(図8参照)。
 上記ターボファン30は、遠心ファンの一例である。また、仕切板50は、仕切部の一例である。なお、仕切部は、ケーシングと一体に形成されていてもよい。
 また、ケーシング本体1内に、ターボファン30からの吹出空気をパネル2の吹出口10に案内する通風路Pを形成している。
 また、図5はパネル2やドレンパン60などを外した状態の室内機の下面図を示している。
 図5に示すように、ケーシング本体1は、吹出口10(図10に示す)側の第1壁部11と、その第1壁部11に対向する第2壁部12と、第1壁部11と第2壁部12との間に設けられて互いに対向する第3壁部13と第4壁部14とを有する。図5において、10aは第1吹出口部、10bは第2吹出口部である
 上記熱交換器40は、平面視において、第1熱交換部41と、上記第1熱交換部41に対してターボファン30の回転方向(矢印R1)の上流側に位置する第2熱交換部42と、上記第1熱交換部41に対してターボファン30の回転方向(矢印R1)の下流側に位置する第3熱交換部43とを有する。
 そして、円弧形状の仕切板50を介して熱交換器40の両端を連結して、熱交換器40と仕切板50によりターボファン30を囲んでいる。仕切板50は、外側に向かって膨出している。
 上記熱交換器40の第3熱交換部43の端部に配管接続部5,6を接続している。また、ケーシング本体1内かつ仕切板50と第2壁部12との間の第3壁部13側に、ドレンポンプ70を配置している。
 また、上記熱交換器40の第1熱交換部41のターボファン30の回転方向(矢印R1)の下流側に位置する第3熱交換部43を、第1熱交換部41のターボファン30の回転方向(矢印R1)の上流側に位置する第2熱交換部42よりも短くすることによって、第3熱交換部43の端部に、配管接続部5,6に接続される配管のスペースをケーシング本体1内に確保することができる。また、第2熱交換部42と第3熱交換部43を同じ長さにした場合に比べて、仕切板50の下流側の端部とターボファン30の外周との隙間を、仕切板50の上流側の端部とターボファン30の外周との隙間よりもより広くすることができる。
 また、上記パネル2の熱交換器40に対して仕切板50と反対の側に吹出口10を設けることによって、ターボファン30からの吹出空気が、熱交換器40を介して吹出口10からスムーズに吹き出すことができる。
 図6は上記室内機のターボファン30の中心O1の位置を示しており、ターボファン30の中心O1は、仕切板50の両端を結ぶ線分L1の垂直二等分線L2に対して、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(矢印R2)における上流側(図6中の垂直二等分線L2の左側)に位置する。
 これによって、熱交換器40の開口部を覆う仕切板50の下流側の端部とターボファン30の外周との隙間が、仕切板50の上流側の端部とターボファン30の外周との隙間よりも広くなって、大きな異音が発生する仕切板50の下流側の端部近傍の圧力が下がるので、熱交換器40の開口部を覆う仕切板50の端部において発生する高圧部の圧力を低減でき、異音の発生を抑制することができる。
 本発明者は、ターボファン30の中心O1を、仕切板50の両端を結ぶ線分L1の垂直二等分線L2に対して、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(R2)における上流側にした条件でシミュレーションを実施した。このシミュレーションによって、仕切板50の下流側の端部近傍の圧力が下がり、熱交換器40の開口部を覆う仕切板50の端部で発生する高圧部の圧力が低減されて、異音の発生を抑制することが確認できた。
 また、図6に示すように、平面視において仕切板50(仕切部)の両端を結ぶ線分L1よりも仕切板50が外側に向かって膨出しており、その仕切板50(仕切部)の両端を結ぶ線分L1と仕切板50によって囲まれた領域にターボファン30の一部が重なることによって、外側に向かって膨出するように湾曲した仕切板50に沿ってターボファン30が回転して、ターボファン30からの吹出空気を仕切板50がスムーズに案内すると共に、ケーシング本体1内の収納スペースを小さくできる。
 さらに、上記ターボファン30の中心O1の位置は、図7に示すように設定されている。上記熱交換器40は、平面視において線対称な形状の熱交換部40a(図7に示す斜線領域)を有している。この線対称な形状の熱交換部40aにおける対称軸L3に対して、ターボファン30の中心O1が、ターボファン30と仕切板50との間の気流方向(矢印R2)における上流側(図7中の対称軸L3の左側)に位置するように、ターボファン30を配置している。
 ここで、熱交換器40とケーシング本体1との位置関係については、熱交換器40の線対称な形状の熱交換部40aの対称軸L3と、ケーシング本体1の長手方向の中心線が一致するように、ケーシング本体1内に熱交換器40を配置するのが望ましい。
 図8は上記室内機のパネル2を外した状態の下面図を示しており、図8において、図1~図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。また、61はドレンパン60(図4に示す)の側面および底面を覆う断熱材、61aは断熱材61の風通路P1側に突出している部分である。
 図8に示すように、ケーシング本体1内における熱交換器40から吹出口10までの風通路Pのドレンパン60の上端よりも下流側を、ケーシング本体1の一辺に沿う第1風通路領域Aaと、その第1風通路領域Aaの両端部から第2壁部12に向かって延びる第2風通路領域Abとを有する断面形状としている(図8の斜線領域A)。ここで、風通路Pの第1,第2風通路領域Aa,Abを有する断面形状は、ターボファン30の回転軸に直交する平面に沿った水平断面の形状である。
 また、図9は図5に示す室内機にフラップ20(斜線で示す)を取り付けた状態の下面図を示しており、図10は上記室内機のフラップ20を外した状態の下面図を示している。図9,図10において、図1~図7と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図9,図10に示すように、平面視においてコの字形状の熱交換器40は、ケーシング本体1の第1壁部11に平行に配置された第1熱交換部41と、その第1熱交換部41の一端に連なる第2熱交換部42と、第1熱交換部41の他端に連なる第3熱交換部43とを備えている。
 上記第2熱交換部42は、第1熱交換部41側から先端側に向かって第3壁部13との間隔が徐々に狭くなっている。また、第3熱交換部43は、第1熱交換部41側から先端側に向かって第4壁部14との間隔が徐々に狭くなっている。すなわち、熱交換器40は、第2熱交換部42と第3熱交換部43との間隔が両端に向かって徐々に広がっている。
 また、上記吹出口10からの吹出空気の風向を制御するフラップ20は、図9に示すように、ケーシング本体1の第1壁部11に沿うように設けられたフラップ本体20aと、フラップ本体20aの両端部からケーシング本体1の第2壁部12側に向かって延びる補助フラップ20bとを有する。
 また、上記吹出口10は、図10に示すように、ケーシング本体1の第1壁部11(図9に示す)に沿うように設けられた長方形状の第1吹出口部10aと、第1吹出口部10aの両端部からケーシング本体1の第2壁部12(図9に示す)に向かって延在する第2吹出口部10bを設けている。ここで、吹出口10は、図10における斜線領域であり、パネル2に垂直な方向から見て風通路Pが見えている領域である。
 上記ケーシング本体1の一辺に沿うように設けられたフラップ本体20aによって、第1吹出口部10aから吹き出す吹出空気の風向を制御できると共に、フラップ本体20aの両端部からケーシング本体1の一辺と反対の側に延びる補助フラップ20bによって、第2吹出口部10bから吹き出す吹出空気の風向を制御できる。
 図11は上記室内機の熱交換器40の湾曲部分の外側領域S1,S2と吹出口10との関係を示している。
 図11に示すように、第1熱交換部41における第1吹出口部10aの長手方向と平行な接線F1を含む第1平面と、第2熱交換部42の第1熱交換部41との連結部分を除く外側面に接する接線F2を含む第2平面と、熱交換器40の外側面とで囲まれた領域S1が平面視において吹出口10の第2吹出口部10bの一部と重なる。また、第1熱交換部41における第1吹出口部10aの長手方向と平行な接線F1を含む第1平面と、第3熱交換部43の第1熱交換部41との連結部分を除く外側面に接する接線F3を含む第3平面と、熱交換器40の外側面とで囲まれた領域S2が平面視において吹出口10の第2吹出口部10bの一部と重なる。
 これによって、第1熱交換部41と第2熱交換部42との連結部分および第1熱交換部41と第3熱交換部43との連結部分の外側に、第2吹出口部10bに利用可能な空スペースを確保することができる。
 また、第1吹出口部10a側から先端部に向かって第2吹出口部10b間の距離が徐々に広くなった吹出口形状にすることによって、コの字形状の熱交換器40の湾曲部分によってケーシング本体1内にできたスペースを第2吹出口部10bに有効利用できる。
 なお、この第1実施形態では、コの字形状の熱交換器40の第1熱交換部41における第1吹出口部10aの長手方向と平行な接線F1を含む第1平面を用いたが、第1吹出口部が長方形状ではなく湾曲している場合も、第1吹出口部の中央部分に接する接線の方向を第1吹出口部の長手方向とする。
 また、図12は上記室内機を側方(X方向)から見たときの熱交換器40と吹出口10との関係を示している。図12において、図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。また、Xは第2壁部12側の側方から見た方向であり、Yは第3壁部13側の側方から見た方向である。
 図12に示すように、ターボファン30に対して吹出口10と反対の方向(X方向)から見た側面視において、第2,第3熱交換部42,43の領域S3,S4と吹出口10の第2吹出口部10bとを重ねることによって、ケーシング本体1内のスペースを有効に利用できる。なお、第2,第3熱交換部42,43全部と吹出口10の第2吹出口部10bとが重なっていてもよい。
 また、図13は上記室内機を側方(Y方向)から見たときの熱交換器40と吹出口10との関係を示している。図13において、図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。また、Xは第2壁部12側の側方から見た方向であり、Yは第3壁部13側の側方から見た方向である。
 図13に示すように、吹出口10の第1吹出口部10aの延在方向の一方(Y方向)から見た側面視において、熱交換器40の領域S5と吹出口10の第2吹出口部10bとを重ねることによって、ケーシング本体1内のスペースを有効に利用できる。
 また、図14は上記室内機を側方(X方向)から見たときの熱交換器40の幅W2と吹出口10の幅W1を示している。図14において、図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。また、Xは第2壁部12側の側方から見た方向であり、Yは第3壁部13側の側方から見た方向である。
 図14に示すように、ターボファン30に対して吹出口10と反対の方向(X方向)から見た側面視において、吹出口10の幅W1を熱交換器40の幅W2よりも大きくしたことによって、吹出口面積をさらに広げることができる。
 上記構成の室内機によれば、ケーシング本体1内にターボファン30(遠心ファン)の三方を囲うように熱交換器40を配置し、熱交換器40から吹出口10までの風通路Pの下流側を、ケーシング本体1の一辺に沿う第1風通路領域Aaと、その第1風通路領域Aaの両端部から仕切部50側に向かって延びる第2風通路領域Abとを有する断面形状とすることによって、簡単な構成で、風通路Pの断面積を広げて、風通路Pの圧力損失を低減することができ、性能を向上できる。
 また、上記風通路Pのうちのドレンパン60の上端よりも下流側を、第1風通路領域Aaと第2風通路領域Abとを有する断面形状とすることによって、風通路Pの流路断面積が狭い部分を広げることにより圧力損失を効果的に低減できる。
 なお、この第1実施形態では、風通路Pのうちのドレンパン60の上端よりも下流側を、第1風通路領域Aaと第2風通路領域Abとを有するコの字形状の断面としたが、ケーシング内における熱交換器から吹出口までの風通路の下流側の少なくとも一部の断面が、ケーシングの一辺に沿う第1風通路領域と、第1風通路領域の両端部から仕切部側に向かって延びる第2風通路領域とを有するコの字形状であればよい。
 また、上記吹出口10が、ケーシング本体1の一辺に沿うように設けられた第1吹出口部10aと、その第1吹出口部10aの両端部から仕切板50側に向かって延在するように設けられた第2吹出口部10bとを有することによって、吹出口10の面積を広げて、吹出口部分の圧力損失を低減でき、性能をさらに向上できる。
 また、上記吹出口10に対向する第1熱交換部41の両端から延びる第2,第3熱交換部42,43とケーシング本体1の対向する辺との間隔を、第1熱交換部41側から先端側に向かって徐々に狭くすることによって、コの字形状の熱交換器40の両端間の開口側を開いて、第1熱交換部41と第2熱交換部42との連結部分および第1熱交換部41と第3熱交換部43との連結部分をケーシング本体1の内側に寄せることにより、その空いたスペースを第2吹出口部10bに利用して、吹出口10の面積を広げることが可能になる。
 上記第1実施形態では、遠心ファンとしてターボファン30を用いたが、シロッコファンなどの他の遠心ファンを用いてもよい。
 〔第2実施形態〕
 図15はこの発明の第2実施形態の空気調和機の室内機のパネルやドレンパンなどを外した状態の下面図を示している。この第2実施形態の空気調和機の室内機は、コの字形状の熱交換器140を除いて第1実施形態の空気調和機の室内機と同一の構成をしており、図1~図3を援用する。
 この第2実施形態の空気調和機の室内機は、図15に示すように、平面視においてコの字形状の熱交換器140を備えている。この熱交換器140は、ケーシング本体1の第1壁部11に平行に配置された第1熱交換部141と、その第1熱交換部141の一端に連なる第2熱交換部142と、第1熱交換部141の他端に連なる第3熱交換部143とを備えている。第2熱交換部142は、第2壁部12に対して平行になるように延在している。また、第3熱交換部143は、第3壁部13に対して平行になるように延在している。
 上記構成の室内機によれば、吹出口10に対向する第1熱交換部141の両端から延びる第2,第3熱交換部142,143とケーシング本体1の対向する辺とを平行にすることによって、第1熱交換部141と第2熱交換部142との連結部分および第1熱交換部141と第3熱交換部143との連結部分を、ケーシング本体1の内側に寄せるように湾曲させることにより、その空いたスペースを第2吹出口部10bに利用して、吹出口10の面積を広げることが可能になる。第1熱交換部141と第2熱交換部142との連結部分および第1熱交換部141と第3熱交換部143との連結部分の曲率を大きくするほど、吹出口10の面積を広げることができる。
 上記第2実施形態の空気調和機の室内機は、第1実施形態の空気調和機の室内機と同様の効果を有する。
 なお、ケーシング本体の形状によらず、第1熱交換部141の両端から延びる第2,第3熱交換部142,143が互いに平行になるように延在していればよい。
 〔第3実施形態〕
 この発明の第3実施形態の空気調和機の室内機は、熱交換器を除いて第1実施形態の空気調和機の室内機と同一の構成をしており、図1~図5を援用する。
 上記第1実施形態では、熱交換器40は、第1熱交換部41と、第1熱交換部41の一端に連なる第2熱交換部42と、第1熱交換部41の他端に連なる第3熱交換部43とを有する熱交換器40を備えた室内機について説明したが、この第3実施形態の空気調和機の室内機は、第1熱交換部と第2熱交換部と第3熱交換部とが分割された熱交換器40を備えている。
 上記第3実施形態の空気調和機の室内機は、第1実施形態の空気調和機の室内機と同様の効果を有する。
 上記第1~第3実施形態では、ケーシング本体1とパネル2およびグリル3で構成されたケーシングを備えた室内機について説明したが、ケーシングの形状はこれに限らない。
 また、上記第1~第3実施形態では、コの字形状の熱交換器40を備えた室内機について説明したが、熱交換器はこれに限らず、円弧形状やV字形状などの熱交換器であってもよい。
 また、上記第1~第3実施形態では、天井埋め込み型の室内機について説明したが、室内機はこれに限らず、天吊り型の室内機などにこの発明を適用してもよい。
 この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1~第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1~第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
 1…ケーシング本体
 1a…吸込口
 2…パネル
 3…グリル
 4…フィルタ
 5,6…配管接続部
 7…ドレンソケット
 8…電装品部
 10…吹出口
 11…第1壁部
 12…第2壁部
 13…第3壁部
 14…第4壁部
 20…フラップ
 20a…フラップ本体
 20b…補助フラップ
 30…ターボファン(遠心ファン)
 31…モータ
 32…ベルマウス
 40,140…熱交換器
 41,141…第1熱交換部
 42,142…第2熱交換部
 43,143…第3熱交換部
 50…仕切板(仕切部)
 60…ドレンパン
 61…断熱材
 70…ドレンポンプ
 P…風通路

Claims (11)

  1.  ケーシング(1,2,3)と、
     上記ケーシング(1,2,3)内に配置された遠心ファン(30)と、
     上記ケーシング(1,2,3)内に上記遠心ファン(30)の三方を囲うように配置された熱交換器(40,140)と、
     上記熱交換器(40,140)の両端を連結して、上記熱交換器(40,140)と共に上記遠心ファン(30)を囲う仕切部(50)と、
     上記ケーシング(1,2,3)の上記熱交換器(40,140)に対して上記仕切部(50)と反対の側に、吹出空気が下方に吹き出すように設けられた吹出口(10)と
    を備え、
     上記ケーシング(1,2,3)内における上記熱交換器(40,140)から上記吹出口(10)までの風通路(P)の下流側の少なくとも一部が、上記ケーシング(1,2,3)の一辺に沿う第1風通路領域(Aa)と、上記第1風通路領域(Aa)の両端部から上記仕切部(50)側に向かって延びる第2風通路領域(Ab)とを有する断面形状をしていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2.  請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
     上記ケーシング(1,2,3)内かつ上記熱交換器(40,140)の下側に配置されたドレンパン(60)を備え、
     上記風通路(P)のうちの上記ドレンパン(60)の上端よりも下流側の少なくとも一部が、上記第1風通路領域(Aa)と上記第2風通路領域(Ab)とを有する断面形状をしていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  3.  請求項1または2に記載の空気調和機の室内機において、
     上記吹出口(10)は、上記ケーシング(1,2,3)の一辺に沿うように設けられた第1吹出口部(10a)と、上記第1吹出口部(10a)の両端部から上記仕切部(50)側に向かって延在するように設けられた第2吹出口部(10b)とを有することを特徴とする空気調和機の室内機。
  4.  請求項3に記載の空気調和機の室内機において、
     上記熱交換器(40)は、上記吹出口(10)に対向する第1熱交換部(41)と、その第1熱交換部(41)の一端から延びる第2熱交換部(42)と、その第1熱交換部(41)の他端から延びる第3熱交換部(43)とを有し、
     上記第2,第3熱交換部(42,43)は、上記第1熱交換部(41)側から先端側に向かって上記ケーシング(1,2,3)の対向する辺との間隔が徐々に狭くなっていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  5.  請求項3に記載の空気調和機の室内機において、
     上記熱交換器(140)は、上記吹出口(10)に対向する第1熱交換部(141)と、その第1熱交換部(141)の一端から延びる第2熱交換部(142)と、その第1熱交換部(141)の他端から延びる第3熱交換部(143)とを有し、
     上記第2,第3熱交換部(142,143)は、上記ケーシング(1,2,3)の対向する辺と平行になるように延在していることを特徴とする空気調和機の室内機。
  6.  請求項3から5までのいずれか1つに記載の空気調和機の室内機において、
     上記吹出口(10)からの吹出空気の風向を制御するフラップ(20)を備え、
     上記フラップ(20)は、上記ケーシング(1,2,3)の一辺に沿うように設けられたフラップ本体(20a)と、上記フラップ本体(20a)の両端部から上記ケーシング(1,2,3)の一辺と反対の側に延びる補助フラップ(20b)とを有することを特徴とする空気調和機の室内機。
  7.  請求項4または5に記載の空気調和機の室内機において、
     上記吹出口(10)の上記第2吹出口部(10b)の夫々は、上記第1吹出口部(10a)側から先端部に向かって上記第2吹出口部(10b)間の距離が徐々に広くなっていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  8.  請求項4または5に記載の空気調和機の室内機において、
     上記第1熱交換部(41,141)と上記第2熱交換部(42,142)との連結部分および上記第1熱交換部(41,141)と上記第3熱交換部(43,143)との連結部分が湾曲しており、
     上記第1熱交換部(41,141)における上記第1吹出口部(10a)の長手方向と平行な接線を含む第1平面と、上記第2熱交換部(42,142)の上記第1熱交換部(41,141)との連結部分を除く外側面に接する第2平面と、上記熱交換器(40)の外側面とで囲まれた領域(S1)が平面視において上記吹出口(10)の一部と重なると共に、
     上記第1熱交換部(41,141)における上記第1吹出口部(10a)の長手方向と平行な接線を含む上記第1平面と、上記第3熱交換部(43,143)の上記第1熱交換部(41,141)との連結部分を除く外側面に接する第3平面と、上記熱交換器(40)の外側面とで囲まれた領域(S2)が平面視において上記吹出口(10)の一部と重なることを特徴とする空気調和機の室内機。
  9.  請求項4または5に記載の空気調和機の室内機において、
     上記遠心ファン(30)に対して上記吹出口(10)と反対の方向から見た側面視において、上記第2,第3熱交換部(42,43)の少なくとも一部と上記吹出口(10)の上記第2吹出口部(10b)とが重なっていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  10.  請求項3から9までのいずれか1つに記載の空気調和機の室内機において、
     上記吹出口(10)の上記第1吹出口部(10a)の延在方向のいずれか一方から見た側面視において、上記熱交換器(40)の一部と上記吹出口(10)の上記第2吹出口部(10b)とが重なっていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  11.  請求項1から10までのいずれか1つに記載の空気調和機の室内機において、
     上記遠心ファン(30)に対して上記吹出口(10)と反対の方向から見た側面視において、上記吹出口(10)の幅(W1)が上記熱交換器(40)の幅(W2)よりも大きいことを特徴とする空気調和機の室内機。
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