WO2018128115A1 - 発電装置 - Google Patents

発電装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2018128115A1
WO2018128115A1 PCT/JP2017/046464 JP2017046464W WO2018128115A1 WO 2018128115 A1 WO2018128115 A1 WO 2018128115A1 JP 2017046464 W JP2017046464 W JP 2017046464W WO 2018128115 A1 WO2018128115 A1 WO 2018128115A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
magnet
coil
pipe
attached
power generation
Prior art date
Application number
PCT/JP2017/046464
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
信 羽鳥
Original Assignee
信 羽鳥
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 信 羽鳥 filed Critical 信 羽鳥
Publication of WO2018128115A1 publication Critical patent/WO2018128115A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit
    • H02K35/02Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit with moving magnets and stationary coil systems

Definitions

  • the induced current generated in the first coil 10 depends on the strength of the magnetic force of the second magnet 2, the speed of passing through the first coil 10, the number of windings of the first coil 10, and the like.
  • the voltage of the second magnet 2 and the number of windings of the first coil 10 are as follows: Since it is sufficient to determine a value that can turn on the two light emitting diodes 12 by normal wheel rotation, the resistor 63, the capacitor 62, etc. may be omitted, or a plurality of light emission may be performed by increasing the value of each component.
  • the diode 12 may be turned on.
  • the second magnet 2 and the fourth magnet 30 are attracted to each other, and the second pipe 23 having the power generation body 83 therein is press-fitted into the first coil 10 and the second coil 28, so that the power generation body 83 is in the first state.
  • the inside of the coil 10 and the second coil 28 can be moved. Since the parts other than the first wheel 4 and the second wheel 11 described in the first embodiment and other power generation units are the same as those in the first embodiment and are described, the drawings and the description are omitted.
  • the positions of the third magnet 3 and the first magnet 1 fixed to the second wheel 11 and the first wheel 4 do not cause repulsion to the fourth magnet 30 and the second magnet 2 in the second pipe 23, for example, When the circumference is at 0 degrees and 180 degrees, the fourth magnet 30 and the second magnet 2 in the second pipe 23 repel each other and move near both ends of the second pipe 23 To do.
  • the first pipe receiver 36 and the second pipe receiver 37 attached to the first coil 10 and the second coil 28 are cylindrical, and one side is hermetically sealed in the same manner as the interpolation plate in the previous section. A part is installed inside the coil so that it can be removed. As a result, when either one of the pipe receivers is removed, the power generator 69 inside can be taken out. In addition, since both ends of the power generation body 69 are supported by these pipe receivers, the first pipe receiver 36 and the second pipe receiver 37 that have been worn out by friction can be exchanged.
  • a plurality of magnets including a sixth magnet 73 and a seventh magnet 74 connected to each other by a plurality of connecting plates 72 in the plurality of coils, and circular power generation that can be rotated and moved in the coils.
  • a body 80 There is a body 80.
  • FIG. 16B shows the details of the power generation body 80.
  • the sixth magnet 73 and the seventh magnet 74 are fixed to the connecting plate 72, and the projection 79 of the other connecting plate 72 is inserted into the hole 78 of the connecting plate 72.
  • the plurality of connecting plates 72 are connected so that the connecting plate 72 can be formed in a circular shape.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】 様々な形態の車輪や水車の低速回転においても確実に発電し、外部に取り付けた発光ダイオードを点灯することができる発電装置を提供する。 【解決手段】 第2マグネット2を有する第1パイプ6を第1コイル10内に挿入して、ケース15に取り付け、第2マグネット2に反発力を与える第1マグネット1を近づけ、両マグネットの反発力により、第2マグネット2が第1コイル内を移動して第1コイル10に誘導電流を発生させて発電し、更に第1マグネット1が遠ざかり、第2マグネット2に反発力を与える第3マグネット3を近づけ、両マグネットの反発力により、第2マグネット2が第1コイル内を移動して第1コイル10に誘導電流を発生させて発電し、終端の発光ダイオードを点灯する。

Description

発電装置
本発明は、回転する移動部に取り付けられたマグネットの移動によって、発電部のマグネ
ットが回転軸に対して平行に移動し、又は、回転方向と同じ方向に移動してコイル内を移
動し、コイルに誘導電流を発生させて発電し、その電気エネルギーで発光ダイオードや電
灯等が動作する発電装置に関する物である。
発電部のマグネットがコイル内を移動して発電し、電気エネルギーを得る物として振動発
電装置があり、それを応用した物が数多く提案されている。
1つは、発電部のパイプ内にマグネットを挿入し、前記パイプの外側にコイルを設け、前
記マグネットの自重を利用して、コイル下部に前記マグネットを配置しておき、一方で、
発電部の前記マグネットに反発力を与える極性の移動部のマグネットを近づけて、発電部
のマグネットを反発させてコイル内を通過させ、電気エネルギーを得ている。
更に、移動部のマグネットが移動して遠ざかり、両マグネットの反発する磁力が弱まるこ
とで、発電部のマグネットの自重により、コイル内を通過して元の位置に戻している。(
文献1)
その他に、発電部のマグネット下部にバネを接続してパイプの外側にコイルを設け、それ
ら全体に振動を与えて、前記マグネットが前記コイル内を移動して発電しているものもあ
る。(文献3)
或は、前記バネの代わりに、前記マグネットに反発力を与える極性のマグネットを、前記
パイプの下部に配置し、同様に全体に振動を与えて発電エネルギーを取得している物もあ
る。(文献2)
もう1つは、発電部のパイプ内に、コイルに誘導電流を発生させるマグネットを挿入し、
そのパイプの外側に前記コイルを設け、パイプ内のマグネットに反発力を与える別のマグ
ネットを有する蓋を、パイプの端部に取り付けて、誘導電流をコイルに発生させるマグネ
ットを常にコイルの端部へ移動させておき、パイプ内のマグネットに反発力を与える極性
の移動部のマグネットを近づけて、パイプ内のマグネットを反発させてコイル内を通過さ
せ、電気エネルギーを得ている。
更に、移動部のマグネットが移動して遠ざかり、両マグネットの反発する磁力が弱まるこ
とで、蓋に取り付けたマグネットの反発力により、パイプ内のマグネットを反発させて移
動させ、コイル内を通過し、発電して元の位置に戻している。(文献4)
特開昭60-13464号公報 特開2010-200479号公報 特開2002-374661号公報 特開2014-189047号公報
特許文献1で提案されているように、発電部のパイプ内のマグネットの自重を利用して、
前記マグネットを元の位置へ戻している発電装置は、前記マグネットが軽い場合は、復帰
に於けるコイル内を移動するスピードも遅くなり、発電効率も悪くなる可能性がある。
又、前記パイプを垂直に設けて前記マグネットの自重を利用しているので、前記パイプを
水平に位置づけた場合、前記マグネットの復帰は難しくなり、連続した発電を行なえない
可能性もある。
更に、パイプ内のマグネットの移動方向が、回転軸に対して垂直で、外側に移動する為、
移動部のマグネットの移動速度が遅く、移動部のマグネットの取り付け位置が、回転軸か
ら近い位置に取り付けられた場合、移動部のマグネットがパイプ内のマグネットに近づき
始めると、パイプ内のマグネットが徐々に移動し始める為、パイプ内のマグネットが移動
するスピードは高速回転時に比べて遅くなり、発電効率が低下します。
 文献2、3に於いては、パイプ内のマグネットに振動を与えないと電気エネルギーを得
ることができない。
 文献4においては、パイプの端部に取り付けたマグネットの反発力により、常にパイプ
内のマグネットに反発力を与えているので、移動部のマグネットが近づいてもパイプ内の
マグネットの移動速度は減速される。
 したがって、本発明の発電装置は、振動発電の発電方法を応用し、コイルに誘導電流を
発生させるマグネットを、コイルとパイプに振動を与えることなく移動させ、パイプの両
端に配置した移動部のマグネットを交互に回転移動させて、パイプ内のマグネットがコイ
ル内を移動し、又は、コイルに誘導電流を発生させるマグネットに吸引力を与えながら回
転させ、電気エネルギーを取得できるようにしたものである。
 本発明の発電装置は、発電部のマグネットを内部に有するパイプとパイプの外側にコイ
ルを取り付け、パイプ内の前記マグネットに反発力を与える極性の移動部のマグネットを
パイプの両端に備えている。
 移動部のマグネットは回転する車輪の側面に取り付けられ、前記車輪を支えている回転
軸の車軸を発電装置のケース内で保持している。
コイルはケース内に取り付けられ、コイルからの出力は、電線にて制御部のブリッジダイ
オード、コンデンサー、抵抗に接続され、外部機器の発光ダイオードを点灯する。
コイルに誘導電流を発生させるマグネットをパイプ内に入れてコイルの端におき、回転す
る移動部のマグネットを移動させて近づけ、パイプ内にあるマグネットに反発する磁力を
加え、回転軸の車軸に対して平行にパイプ内のマグネットを移動させ、パイプの外側に取
り付けられたコイル内を移動させることにより、コイルに誘導電流を発生させて電気エネ
ルギーを取得する。
移動部に設けたマグネットが移動して遠ざかり、両マグネットの磁界が弱まり、更に、パ
イプの反対側に配置した、別の移動部のマグネットを移動させて近づけ、パイプ内にある
マグネットに反発する磁力を加え、パイプ内にあるマグネットの移動速度が減衰すること
なく、パイプの外側に取り付けられたコイル内を移動することにより、コイルに誘導電流
を発生させて電気エネルギーを取得する。
本発明の発電装置は、ケース内に制御部を設け、コイルからの出力は電線にて制御部のブ
リッジダイオード、コンデンサー、抵抗等に接続され、更に、その出力により外部機器で
ある発光ダイオードを点灯させ、周囲にその発電装置が取り付けられた場所を知らせるこ
ともできる。
本発明の発電装置は、コイルをケースに固定し、マグネットを有するパイプを、コイル内
に圧入してコイルに固定し、前記コイル内部に挿入した前記パイプを取り外し、前記マグ
ネットの移動ですり減った前記パイプの交換を行なうことができる。
発電装置全体を示した斜視図である。 発電内容の詳細を示す為に、移動部の第1車輪部分と発電部の第1コイル部分と制御部のブリッジダイオード部分を拡大して示した図である。 図1の発電装置を上から見た平面図であり、車輪と発電部の一部分を断面で表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、(A)は、パイプにコイル押さえを取り付けた断面図であり、(B)は1つのパイプ内に2つのマグネットと、2つのコイルを取り付け、一部分を断面で表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、(A)は可動式の止め板を取り付けた図であり、(B)は止め板を取り付けた図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、(A)は2つのマグネットをネジと連結板で接続した図であり、(B)は2つの連結板で2つのマグネットを接続した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、複数のマグネットを複数の連結板で接続し、発電部の一部分を断面で表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、コイル内部に補間板を挿入する様子を表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、複数の発電部を固定台に取り付け、その左右に移動部である回転体を取り付け、更に水車を取り付けた斜視図である。 (A)は、図9の発電部と回転体の部分を断面で表した図であり、(B)は、回転体に取り付けられたマグネットの取り付け位置を波線で表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、(A)は分割した回転体を取り付ける様子を表した図であり、(B)は2個の固定台と3個の回転体を車軸に取り付け、一部分を断面で表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、固定台の一部分に切り込みを設けた斜視図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、固定台に移動可能な止め板を取り付けた図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、固定台に円形の止め板と回転体を取り付ける様子を表した図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、固定台に円形の発電体と回転体を取り付けた斜視図である。 (A)は、図15の固定台に取り付けられた円形の発電体と回転体部分の詳細を表した斜視図であり、(B)は、発電体を分離した状態の斜視図である。 本発明の実施形態における発電装置の他の実施形態を示したもので、(A)は、円形の発電体の内側に回転体を取り付けた斜視図であり、(B)は、円形の発電体の外側に他の円形の発電体を追加し、回転体にもマグネットを追加した斜視図である。 本発明のコイルとブリッジダイオード等の配線及び発光ダイオードを示した回路図である。
請求項に記載されている本発明に係る発電装置の好適な実施形態を、以下図面に従って説
明する。
 図1は本発明による発電装置13のケース15の内部を示した斜視図である。
図2は発電内容の詳細を示す為に、回転する移動部の第1車輪4部分と発電部の第1コイ
ル10部分と制御部のブリッジダイオード8部分を拡大して示したものである。
又、図3は図1の発電装置13を上から見た平面図であり、車輪と発電部の一部分を断面
で表した図である。
 移動部は発電装置13の両側に有る第2車輪11と第1車輪4、第1マグネット1、第
3マグネット3で形成され、発電部は第1蓋7と第1パイプ6、第1コイル10、第2マ
グネット2、第2蓋22等で形成され、制御部はブリッジダイオード8とコンデンサー6
2、抵抗63で形成されている。
第1コイル10より発生する誘導電流は、ブリッジダイオード8で整流され、その電気エ
ネルギーで、外部機器の発光ダイオード12を点灯する。
図2と図3で示すように、第1車輪4の側面に第1マグネット1をネジ19とナット20
で固定し、一方で、ケース15に第1コイル10を、接着剤や図8で示すコイル架台40
等で固定する。
更に、回転軸の車軸5に対して平行に移動する発電部の第2マグネット2を内部に有する
第1パイプ6を、第1コイル10に圧入して、第1コイル10から第1パイプ6を取り外
して、第1パイプ6を交換できるようにし、更に、第1パイプ6の両端部に第1蓋7と第
2蓋22を取り付ける。
第1パイプ6の両端部はネジ加工されており、同様にネジ加工された第1蓋7と第2蓋2
2を回しながら移動させ、第3マグネット3と第2マグネット2の反発力、第1マグネッ
ト1と第2マグネット2の反発力を調整して、第1コイル10に対する第2マグネット2
の最良の発電位置を決めている。
第1パイプ6の取り付け位置は、第1マグネット1、第3マグネット3が回転する軌道上
の最も近い位置に成るように固定する。
又、第1マグネット1、第3マグネット3の固定する位置は相手側となる第2マグネット
2との間隔及び反発力が最良の状態になるように、それぞれの調整板21の厚みを調整し
て第1車輪4と第2車輪11に取り付ける。
この時、第1マグネット1と第2マグネット2の向き合う極性、第3マグネット3と第2
マグネット2の向き合う極性は互いに反発し合う極性にし、第1マグネット1の極性がN
極の場合、第2マグネット2の極性もN極とし、第2マグネット2の極性がS極の場合、
第3マグネット3の極性もS極とする。
図3において、第1マグネット1と第2マグネット2の反発力を調整する為に、調整板2
1の厚みを変化させ、距離をとることにより反発する磁界を変化させているが、第1マグ
ネット1とネジ19を一体化して、ネジ19とナット20で第1マグネット1の取り付け
位置を変化させ、反発力が最良の状態になるようにして、調整板21を省く構造にしても
よい。
 図1と図3に示すように、回転する移動部の第2車輪11と第1車輪4を、回転軸であ
る車軸5の左右に取り付け、車軸5を2つの車軸受け16により、ケース15に取り付け
る。
又、図2に示すように、車軸5に取り付けられた第1車輪4の側面にネジ19等を利用し
て第1マグネット1が取り付けられ、第2車輪11の側面にもネジ19等を利用して第3
マグネット3が取り付けられている。
 図1と図3において、第2車輪11に固定された第3マグネットの位置と第1車輪4に
固定された第1マグネット1及び、第1パイプ6内の第2マグネット2の取り付け位置は
、車軸5から同じ距離で、第1マグネット1と第3マグネット3は、車軸5を中心に異な
る位置にして、第1車輪4と第2車輪11を車軸5に固定する。
 例えば、第1マグネット1の取り付け位置が円周の90度の場合、第3マグネット3の
位置は270度となるようにする。
 第2車輪11と第1車輪4に固定された第3マグネット3と第1マグネット1の位置が
、第1パイプ6内に有る第2マグネット2に反発を与えない位置、例えば、円周の0度と
180度の位置にあった場合、第1パイプ6内に有る第2マグネット2は、両車輪に取り
付けられたマグネットの影響を受けず、初めは任意の位置にある。
第1パイプ6の内部と第2マグネット2、第1パイプ6の外周と第1コイル10間の隙間
は出来る限り狭くし、第2マグネット2が第1コイル10内を移動することによって発電
する効率を高めるようにする。
 図3に示すように、第1パイプ6の両端部と外側にある第1蓋7、第2蓋22は共にネ
ジ加工してあり、第1マグネット1と第3マグネット3が、第2マグネット2に与える磁
力を、第1蓋7と第2蓋22の移動によって変化させ、第2マグネットの停止位置や反発
力を調整できるようにし、第1コイル10に対しての最適な発電位置を調整できる。
 この時、第1パイプ6の両端部の一方と、両方の蓋の一方をネジ加工せず、片側だけの
ネジ加工で第2マグネットの反発力を調整しても良い。
 第1コイル10から発生する誘導電流は、図18の回路図で示すように、制御部のブリ
ッジダイオード8に出力され、電線9により、コンデンサー62、抵抗63に出力され、
図1にも示すように、電線14によって保持板17に取り付けられた、外部機器の発光ダ
イオード12に出力される。
 図1に示すように、ケース15には架台18が取り付けられ、この架台18は左右に可
動出来るように取り付けられている。
 これにより、架台18を引っ張って移動すると、発電装置13の両車輪が回転して発電
装置13も移動する。
 図2に示すように、第3マグネット3の反発力によって、第1パイプ6内に有る第2マ
グネット2は、第1コイル10の右端部付近に位置しているが、両輪が回転して第3マグ
ネット3が移動し、第3マグネット3の反発力が弱まり、第1車輪4が回転して、第1車
輪4に固定された第1マグネット1が、第1パイプ6の右端部付近にある第2マグネット
2に近づき、両マグネットが反発し始めるが移動しない。
 更に第1車輪4が回転して、第1マグネット1が第2マグネット2に最接近すると、第
1マグネット1の磁力と第2マグネット2の反発する磁力により、第2マグネット2が第
1パイプ6内を移動し、更に、第1コイル10内を移動して第1コイル10の左端部に移
動する。
この時、第1コイル10には誘導電流が発生し、ブリッジダイオード8で整流され、その
電気エネルギーにより、図1に示す保持板17に取り付けられた発光ダイオード12を点
灯する。
続いて第1車輪4が回転して第1マグネット1が遠ざかると、第2マグネット2との反発
力が弱る。
一方で反対側の第2車輪に取りつけられた第3マグネット3が回転して近づき、第3マグ
ネット3の反発力により、第2マグネット2は第1コイル10の左端より第1コイル10
の右端部付近に移動して発電する。
第1コイル10の発生電流はブリッジダイオード8で整流され、その電気エネルギーで発
光ダイオード12を点灯する。
第1コイル10から発生する誘導電流は図18の回路図に示すように、制御部の第1ブリ
ッジダイオード8へ流れ、その後、コンデンサー62や抵抗63を経て、保持板17の両
端にある外部機器の発光ダイオード12へ出力される。
図1で第1マグネット1と第3マグネット3は第1車輪4と第2車輪11に1個だけ取り
付いているが、それぞれの車輪の中心である車軸5から同じ距離で角度の異なる場所へ複
数個取り付けることも可能で、1回転に複数回発光ダイオードを点灯させることができる
図18の発光ダイオード12の出力部分に、コンセントを並列に取り付けると、コンセン
トより発電エネルギーを取り出すことが出来る為、このコンセントにプラグ等を差込み、
プラグより電線をつなげて長くし、先端に別の発光ダイオードを接続して、別の発光ダイ
オードを取り付けた場所を点灯しても良い。
これにより、夜間に、この発電装置13を取り付けた前方や、別の発光ダイオードを取り
付けた場所を確認でき、安全性が確保できる。
第1コイル10に発生する誘導電流は、主に第2マグネット2の磁力の強さと、第1コイ
ル10内を通過するスピード、及び第1コイル10の巻き線数等により、6~10数ボル
トの電圧が発生するが、第2マグネット2の磁力の強さと第1コイル10の巻き線数は、
通常の車輪の回転で2個の発光ダイオード12を点灯させることができる値を決めれば良
い為、抵抗63やコンデンサー62等を省いても良く、又は各部品の値を大きくして複数
個の発光ダイオード12を点灯してもよい。
ケース15の横幅や第1コイル10の位置、第1マグネット1と第2マグネット2、第3
マグネット3の磁力の大きさと間隔等が一定の値となった場合、第2マグネット2の位置
調整が必要なくなるので、第1パイプ6の両端部と両蓋のネジ加工をなくし、ネジ加工無
しの蓋を取り付けても良い。
この場合、ネジ加工無しの蓋はパイプの端部から簡単に外れない材質等で形成して、パイ
プとの密着性を良くする必要がある。
また、図1で示すケース15の側面66は、ケース15の途中で途切れており、これを、
ケース15の下端部まで延長すると、第1パイプ6内の第2マグネット2の外部への飛び
出しを防ぐことが可能となり、ケース15の幅が一定な場合、第1パイプ6の両端に取り
付ける蓋を省くことができる。
 図18のブリッジダイオード8の出力側に、外部機器のマイコンや明るさを判断するセ
ンサー、リレー、発電エネルギーを蓄電する蓄電池、スイッチ、終端に電灯等を取り付け
ると、昼間の移動時に発電した電力を蓄電して、暗くなり始めた時に前記センサーにより
、電灯等を点滅させ、車輪を停止してから一定時間、前記マイコンの指示により電灯等を
点灯させることができるようになる。
本案による移動部の第1マグネット1と第3マグネット3、発電部の第2マグネット2は
ネオジウム磁石を用い、その磁力は非常に強い為、第1車輪4と第2車輪11を回転させ
て使用する場合、第2マグネット2との間隔を10~20ミリ程度まで離すことができ、
両車輪の回転ブレで生ずる各マグネットとケース15との接触等を回避し、安全な発電を
行なうことができる。
又、図2では、第1パイプ6の内部に挿入する第2マグネット2の形状は円筒形であるが
、第1パイプ6や第1コイル10等の形状を多角や他の形状等にし、挿入する第2マグネ
ット2を多角や他の形状にしてもよい。
本発明では第2マグネット2が第1マグネット1と第3マグネット3の交互の接近により
、第1コイル10内を左右に移動でき、又、第1蓋7と第2蓋22の移動により第2マグ
ネット2が第1コイル10内を移動する幅を調整でき、第2マグネット2と第1コイル1
0の移動開始位置、移動時の軌道が常に同じ状態になり、安定した誘導電流を発生するこ
とができる。
図4(A)は、実施例1で行った第1パイプ6と第1コイル10の接続を、圧入で行なわ
ないで、第1コイル10の内部を広くして、第1パイプ6が第1コイル10より、簡単に
取り外しできるようにし、更に、第1コイル10の両端に2つのコイル押さえ68を取り
付けたものである。
これにより、第1コイル10内に第1パイプ6を挿入し、続いて、取り外しできる2つの
コイル押さえ68により、第1コイル10の両端を固定すると、第1コイル10と第1パ
イプ6を密着させて固定することが可能となり、第2マグネットの移動で内部がすり減っ
た第1パイプを交換することが出来るようになる。
第1マグネット1、第2マグネット2、第3マグネット3以外の部品は、これら3個のマ
グネットの磁力に出来る限り影響を与えない非磁性体の物を使用する。
例えば、ゴムやプラスチック、ガラス、真ちゅう、アルミ、木、銅、ステンレス等の材質
で形成されるようにする。
次に、実施例1で説明した図3において、第1コイル10を増やし、第1パイプ6内に有
る第2マグネット2を増やし、それら2つのマグネットを連結して移動させ、発電する方
法について説明する。
図4(B)は、実施例1で説明した図3の第1パイプ6内に有る第2マグネット2を増や
し、増やした第4マグネット30と第2マグネット2を非磁性体の連結板67によって接
続された発電体83を、第2パイプ23の内部に挿入した図である。
また、第2パイプ23の外周に第2コイル28を取り付け、ケース15の幅が広くなり、
両車輪間の間隔が広くなった場合に対応できるようにしたものである。
これにより、第2マグネット2と第4マグネット30は吸引しあい、又、発電体83を内
部に有する第2パイプ23を第1コイル10と第2コイル28内に圧入し、発電体83が
第1コイル10と第2コイル28内を移動できるようになる。
実施例1で説明した第1車輪4や第2車輪11及び、その他の発電部以外の部品は実施例
1と同様であり説明してあるので、図面と説明内容は省略する。
図4(B)において、第2車輪11が回転すると、それに取り付けられた第3マグネット
3が近づいて第4マグネット30に反発力を与え、連結板67で連結された第4マグネッ
ト30と第2マグネット2は、それぞれ第2コイル28と第1コイル10内を通過して発
電し、第2パイプ23の右端部付近へ移動して停止する。
更に両車輪が回転し、第3マグネット3が移動して遠ざかり、第3マグネット3と第4マ
グネット30の反発力は弱まり、連結された第2マグネット2は第2パイプ23の右端部
の位置に移動したままの状態となっている。
更に、車軸5に取り付けられた左右の車輪が回転し、右側に有る第1車輪4に取り付けら
れた第1マグネット1が近づくと、第1マグネット1と第2マグネット2の反発力により
、発電体83は左に移動して第1コイル10と第2コイル28内を通過して発電し、第2
パイプ23の左端部へ移動して停止する。
図4(B)において、第2パイプ23内に有る第4マグネット30と、第2車輪11に取
り付けられた第3マグネット3の極性を逆にし、連結板67を取り除いて、第4マグネッ
ト30と第2マグネット2が第2パイプ23内でそれぞれ自由に動けるようにする。
 第2車輪11と第1車輪4に固定された第3マグネット3と第1マグネット1の位置が
、第2パイプ23内に有る第4マグネット30と第2マグネット2に反発を与えない位置
、例えば、円周の0度と180度の位置に在った場合、第2パイプ23内に有る第4マグ
ネット30と第2マグネット2は、互いに反発し合って第2パイプ23の両端部付近に移
動する。
 これにより、第2パイプ23内の2つのマグネットの動作は、文献4で紹介した内容と
同じ動作となり、第4マグネット30と第2マグネット2が移動部のマグネットの磁力の
影響を得ないときは、常に両マグネットが互いに反発しあい第2パイプ23の両端部付近
へ移動していると同じ状況になる。
 この状態で、図1の架台18を引っ張って移動させると、車軸5に固定された左右の車
輪が回転し、第2車輪11が回転して、第3マグネット3が第4マグネット30に近づく
と、第4マグネット30は反発して第2コイル28内を移動して発電するが、常に第2マ
グネット2の反発する磁力の影響を受けるため、移動速度は図4(B)の時の状態より減
衰する。
続いて第2車輪11が回転して第3マグネット3が遠ざかると、第4マグネット30との
反発力が弱まり、一方で第2マグネット2の反発力により、第4マグネット30は再度第
2コイル28内を通過して発電し、元の位置の第2パイプ23の左端部付近へ戻る。
更に移動を続け、第1車輪4の第1マグネット1が第2マグネット2に近づくと、今度は
第2パイプ23の右端部付近にある第2マグネット2が反発して第1コイル10内を移動
して発電するが、常に第4マグネット30の反発する磁力の影響を受けるため、移動速度
は図4(B)の時の状態より減衰する。
更に第1車輪4が回転して第1マグネット1が遠ざかると、第2マグネット2との反発力
が弱まり、一方で第4マグネット30の反発力により、第2マグネット2は再度第1コイ
ル10内を移動して発電する。
このように、第2車輪11に有る第3マグネット3と第4マグネット30の極性を反対に
し、常に第2パイプ23内の第4マグネット30と第2マグネット2を第2パイプ23の
両端部付近へ移動させて動作させた場合、回転する両車輪の速度が低速の場合は2つのマ
グネットが第2コイル28と第1コイル10内を移動して発電を行なうことができる。
しかし、車輪が高速回転した場合や、ケース15の幅が広くなった場合は、第4マグネッ
ト30と第2マグネット2は、第3マグネット3と第1マグネット1の反発力により、第
2パイプ23の中央部分に移動し続けて共に第2パイプ23の両端部付近に移動できない
状態となり、それにより、第2コイル28と第1コイル10内を左右に移動できなくなり
、発電効率は落ちる。
又、常に第4マグネット30と第2マグネット2は反発している為、移動部のマグネット
が近づいた時でも反発力の磁力を与え続けているので、第4マグネット30と第2マグネ
ット2の移動速度は前延べの項目で説明した移動速度より衰え、発電効率は落ちる。
しかしながら、図4(B)のように、第2パイプ23内の2つのマグネットを連結板67
により連結して、又、両端部に有る第3マグネット3と第1マグネット1により、交互に
反発力を得られるようにすると、第1コイル10及び第2コイル28内を移動するときに
、第4マグネット30と第2マグネット2は移動を妨げる磁界の影響を受けないので、移
動スピードが速くなり、第2パイプ23の両端部付近へ移動し、より速い車輪の回転にも
対応できるようになり、効率の良い発電を行なうことができる。
又、ケース15の幅が広くなった場合でも、中間に有る連結板67の長さを長くすること
により、効率の良い発電を行なうことができる。
図4(B)において、ケース15の幅が広く、第1コイル10と第2コイル28間の距離
が有り、第2マグネット2と第4マグネット30を接続する連結板67の長さを長く出き
、第2マグネット2と第4マグネット30同士の磁力の影響が無い時は、第4マグネット
30と第3マグネット3の極性を逆の極性にして動作させても良い。
図4(B)において、第2パイプ23と両端の蓋を取り除き、図7で利用する第1パイプ
受け36を第1コイル10に挿入し、同様に、第2パイプ受け37を第2コイル28に挿
入して発電体83の両端を支え、更に、図8で利用する第1補間板41、第2補間板42
を第1コイル10と第2コイル28に挿入して発電体83を支え、移動ですり減った各マ
グネットや連結板67、パイプ受け、補間板を交換できるようにしても良い。
次に、実施例1で説明した図2、図3において、両端部に取り付けた蓋の代わりに、第1
パイプ6内に有る第2マグネット2を停止できる、他の方法について説明する。
 図5(A)は、実施例1で利用した第1パイプ6の端部に取り付けた第1蓋7を利用し
ないで、止め板26を利用したものである。
 図3で示した第1パイプ6の右端部に取り付けられた第1蓋7を取り外し、架台24を
ケース15に取り付け、移動可能な非磁性体の止め板26を架台24に取り付ける。
 これにより、第1パイプ6内の第2マグネット2は、この止め板26により停止し、止
め板26を移動させると第2マグネット2を取り出せ、移動で磨り減った第2マグネット
2の交換を容易に行なうことができ、第1パイプ6内の異物の除去等を行なうことができ
る。
 一方で、反対側には架台24に移動可能な磁性体の停止板27を設け、止め板26が第
1パイプ6より離れている場合、この停止板27を第1パイプ6の端部へ移動させると、
第1パイプ6内の第2マグネット2に吸引力を与えて、第1パイプ6内での第2マグネッ
ト2の移動を停止して、第1コイル10内の移動を止めることができるようになり、発電
を停止することができる。
 図5(B)は、止め板26の移動を必要としない場合、それに対応した止め板29を取
り付けた図である。
 これは、実施例1で説明した図3のケース15の側面66を利用した場合と同じで、ケ
ース15の幅が一定で、第1パイプ6内での第2マグネット2の移動距離が一定な場合、
第1蓋7を省くことが可能となるようにしたものである。
 移動可能な止め板26や止め板29、停止板27は第1パイプ6の左端部への取り付け
も可能である。
また、図5(B)のように停止板27が取り付けられた架台24を移動して、第1パイプ
6の中央部に停止板27が移動できるようにし、第2マグネット2に吸引力を与えて、第
2マグネット2の移動を停止し、発電を停止してもよい。
 次に、図4(B)において、第2マグネット2と第4マグネット30との連結を、連結
板67で行なったが、他の連結で行なう方法について図面に従って説明する。
 図6(A)は、連結板67の内部をネジ加工した連結板32にして、その内部を断面で
表したものであり、第2パイプ23内の第4マグネット30と第2マグネット2は各々ネ
ジ31により接続されている。
 これにより、ネジ31を有する第4マグネット30と、第2マグネット2をそれぞれ回
転して、連結板32内に挿入すると、連結された第4マグネット30と第2マグネット2
の両端部の距離は変化することになり、2つのコイルに対する位置を変化させることがで
き、又、移動距離が変化する為、2つの車輪に取り付けられた第1マグネット1と第3マ
グネット3との反発力を調整することも可能となる。
 図6(B)は、図4(B)の連結板67を2分割して第4マグネット30と第2マグネ
ット2を埋め込んだものであり、内部をネジ加工した連結板34とネジ35を取り付けた
連結板33の断面を表したものである。
これにより、第4マグネット30と第2マグネット2は連結板33と連結板34により連
結される。
又、2つのマグネットは、それぞれの連結板に埋め込まれているので、移動時に於けるマ
グネットの磨耗を防ぐことができる。
 第4マグネット30を有する連結板33の長さと、第2マグネット2を有する連結板3
4の長さをそれぞれ変化させ、更にネジ35を回転すると、連結された第4マグネット3
0と第2マグネット2の両端部の距離は変化することになり、2つのコイルに対する位置
を変化せせることができ、又、移動距離が変化する為、2つの車輪に取り付けられた第1
マグネット1と第3マグネット3との反発力を調整することも可能となる。
 次に、図4(B)の連結板67とコイルの数を複数個にして、コイル内部に挿入するパ
イプを削除し、ケース15の幅が広い場合に対応できるようにした実施例を図面に従って
説明する。
 図7は図4(B)のコイルと、コイル内を移動するマグネット、連結板をそれぞれ複数
個にして一部分を断面で表したものであり、図8は第3コイル39部分の詳細を示した図
である。
 移動部の車輪は実施例1と同じなので説明を省略し、コイル以降の制御部の部品も同じ
物を増やしたものであり、第4マグネット30と第2マグネット2は長さの違う連結板3
8によって連結され、更に、第4マグネット30と第2マグネット2の間は、複数個の連
結板38によって各マグネットを連結し、5個以上は省略してあり、また、コイルも4個
以上は省略してある。
 図7に示すように、第2マグネットと第4マグネット30と複数のマグネットを連結板
38で接続し、これらの連結された発電体69を第1コイル10、第2コイル28及び、
第3コイル39を含む複数のコイル内に挿入し、発電体69の両端を第1コイル10に取
り付けた第1パイプ受け36と第2コイル28に取り付けた第2パイプ受け37で支える
ようにする。
 これにより、実施例1で示すケース15の幅が広く、両車輪間の距離が長くなった場合
でも対応できるようになる。
 図7に示すように、発電体69の途中に取り付ける第3コイル39にコイル架台40を
設け、発電体69が長くなった場合、中間部で発電体69を支えるようにしてある。
また、図8に示すように、第3コイル39の内部には2分割された第1補間板41と第2
補間板42が挿入されている。
 この2つの補間板は第3コイル39内部に圧入され、発電体69の移動によって生じる
第3コイル39の磨耗を防ぐことができる。
 それ故、発電体69の長さが短く、発電体69を支える必要がない時は2つの補間板を
取り付ける必要はなくなる。 
 又、コイル架台40は発電体69の中間部に取り付け、各コイルに対して各マグネット
の最良の発電位置を決めることができ、発電体69の長さが短いときは取り付ける必要は
ない。
 図7と図8において、第3コイル39をコイル架台40に固定し、コイル架台40のケ
ース15への取り付けは、コイル架台40の長穴43にネジ44を入れてケース15に固
定する。
 長穴43は第3コイル39の位置調整が出来るように長い穴が開いており、これにより
、コイル架台40を複数個取り付けると、発電体69の中間部に有る、複数個のマグネッ
トに対する最適な位置あわせができるようになる。
 第3コイル39内に挿入する第1補間板41と第2補間板42は同じ形状であり、取り
外しが可能であるので、発電体69との摩擦ですり減った場合に、取り外して交換するこ
とができるようになり、第1補間板41と第2補間板42を上下に交換することもできる

 また、発電体69の移動方向が水平の場合、発電体69の重力は、主に下に有る第2補
間板42に加わるので、第1補間板41を削除し、動作させても良い。
 図7において、第1コイル10と第2コイル28に取り付けた第1パイプ受け36と第
2パイプ受け37は円筒型になっており、片側は密閉されて前項の補間板と同じように、
一部がコイル内部に入り、取り外しできるように取り付けられている。
これにより、どちらか一方のパイプ受けを取り外すと内部に有る発電体69を取り出すこ
とができる。
 また、発電体69の両端部をこれらのパイプ受けで支えているので、摩擦ですり減った
第1パイプ受け36と第2パイプ受け37の交換を行なうこともできる。
 本案実施例においては、ケース15の幅が広くなった場合、長いパイプを必要としない
ので、すり減ったパイプの交換をする必要がなくなり、発電体69が長い場合、接触部分
を減らすことができるので、発電体69の移動速度の減衰を少なくすることができ、発電
効率を上げることができる。
図7において、連結された発電体69の重量が軽量でパイプに与える摩擦力が小さい場合
は、長いパイプを利用して、この長いパイプを各コイル内に挿入し、連結された発電体6
9を長いパイプ内に挿入して、更に、補間板や両端のパイプ受けを取り除き、図4(B)
のような形状で動作させても良い。
 次に、実施例3の図4(B)の発電部を複数個組み合わせ、大容量の発電量を得ること
ができるようにした実施例について説明する。
 図9はその全体を示した斜視図であり、図10(A)は、図9の発電部と両側にある移
動部の回転体を一部断面にして表した図であり、図10(B)は複数のマグネットを取り
付ける位置を波線で表した図である。
図9や図10で示すように、実施例3で説明した図4(B)の第1車輪4に取り付けた第
1マグネット1を、第1回転体46の中心である車軸60から同じ距離で、外周方向へ複
数個取り付け、同様に、第2車輪11に取り付けた第3マグネット3を反対側に有る第2
回転体47に中心から同じ距離で外周方向へ複数個取り付ける。
又、第1コイル10と第2コイル28を第1固定台45へ取り付け、第2パイプ23の取
り付け位置は、第1マグネット1と第3マグネット3と同じように車軸60から同じ距離
にする。
第1回転体46と第2回転体47は、両端部がネジ加工された車軸60のネジ48部分に
ナット49により取り付けられ、車軸60はベアリング50によって保持され、このベア
リング50は第2固定台70に支えられている。
第1、第2回転体へ取り付ける複数の第1マグネット1と第3マグネット3の取り付け位
置は、図10(B)の第1波線51と第2波線75で示すように、回転軸である車軸60
の中心から共に等しい間隔に取り付けられ、また、取り付け角度は、複数の第1マグネッ
ト1と複数の第3マグネット3が、車軸60の中心から異なる角度になるように取り付け
てある。
例えば、1つの第1マグネット1の取り付け位置が円周の0度の場合、第3マグネット3
は315度の位置となり、2つ目の第1マグネット1の取り付け位置が円周の180度の
場合、第3マグネット3の位置は135度の位置となり、3つ目の第1マグネット1の取
り付け位置が円周の90度の場合、第3マグネット3の位置は45度の位置となるように
する。
これにより、第2パイプ23内の第4マグネット30と第2マグネット2は、両回転体に
取り付けられた第1マグネット1と第3マグネット3の反発力により、両回転体が回転す
ると、各コイル内を左右に移動できるようになる。
移動部の第1回転体46と第2回転体47の間には、実施例3で説明した、図4(B)の
第4マグネット30と第2マグネット2を内部に有する第2パイプ23と、その外側に第
2コイル28と第1コイル10で形成される発電部が有り、第2コイル28と第1コイル
10は第1固定台45によって固定され、複数の発電部が取り付けられている。
又、第2パイプ23の取り付け位置は、図10(B)の第1波線51と第2波線75で示
され、車軸60から同じ距離で、発電体83が第1マグネット1と第3マグネット3の反
発力を得ることができる位置にする。
第2コイル28と第1コイル10は第1固定台45によって固定されている為、第1コイ
ル10と第2コイル28から第2パイプ23を分離することができ、第2パイプ23の両
端にある第1蓋7と第2蓋22を取り外すと、各コイルから複数の第2パイプ23を取り
外すことができる。
又、これら発電部の第1固定台45への取り付け位置は、両回転体に取り付けられた、第
1マグネット1と第3マグネット3が回転して交互に近づくと、第2パイプ23内に有る
第4マグネット30と第2マグネット2が左右に移動して、第2コイル28と第1コイル
10内を移動できるようにし、更に各第2パイプ23間の距離をとって、各第2パイプ2
3内に有るマグネット同士が干渉し、移動の妨げをしないような配置にしてある。
第2固定台70に取り付けられたベアリング50により保持されている車軸60は、図1
0(A)の断面図で示すように、第1固定台45の中心部に挿入され、車軸60の両端の
ネジ48に第1回転体46と第2回転体47を取り付け、ナット49で固定されている。
続いて図9のように、右側のネジ48に連結器52を取り付け、更に連結棒54を連結し
、連結棒54の端部にプーリー53を挿入して固定し、ベルト55と別のプーリー53を
介して水車56と連結する。
これにより、岸辺にこの装置を設置し、水車56を川等の流れの有る水面、或は水中に入
れて回転させると、その回転力がベルト55、プーリー53、連結棒54を経て車軸60
へ伝えられ、車軸60に取り付けられた第1回転体46と第2回転体47は回転し始め、
第1マグネット1と第3マグネット3も回転軸である車軸60を中心として、それぞれ回
転して円運動を開始する。
これにより、図10(A)で示すように、第3マグネット3が第2パイプ23内にある第
4マグネット30に近づくと、第4マグネット30に反発力を与え、連結板67によって
連結された第2マグネット2も右側へ移動し、第2コイル28と第1コイル10内を移動
して発電し、右側に有る第1蓋7付近に移動して停止する。
更に、水車56が回転し、第3マグネット3が移動して離れていき、続いて第1マグネッ
ト1が近づくと、第2マグネット2と第4マグネット30は左へ移動して、第1コイル1
0と第2コイル28内を移動して発電し、左側に有る第2蓋22付近に移動して停止する
水車56が回転し続けると、上記の動作を繰り返し図4(B)で説明した発電量の数十倍
の電力を得ることが出来るようになる。
本案の発電装置では、川の流れが緩やかでも、水車56を回転する水量、または、強い力
が有れば、大きな発電量を得ることが出来るので山間部の水流の速い場所へ設置する必要
もなくなり、穏やかな流れの下流の川での発電に応用できる。
また、車軸60の他方の端部にも水車56を取り付ければ、より強い力を得ることができ
、実施例6の図7で説明した発電体69と複数のコイルを、第1固定台45に取り付けれ
ば、更に大きな発電量を得ることができる。
車軸60に水車56の代わりに風車など、他の自然エネルギーを利用して回転する別な機
構の回転体を接続すれば、水車56と同じ様に回転数の低いエネルギーで発電を行なう事
もできる。
図9において、第1固定台45の幅を広くして、実施例6の図7で説明した発電体69と
複数個のコイルを固定台45に取り付け、各コイルからの電線を直列や並列に接続すると
、終端部にはコイルの個数に応じた高い電圧を取り出すことが可能となり、発光ダイオー
ド12以外のモーターや蛍光灯等、100Vで動作するような電子機器を動作させること
も可能となる。
実施例7の図9では、第1回転体46と第2回転体47は、両端部がネジ加工された車軸
60のネジ48部分にナット49により取り付けられており、第1回転体46と第2回転
体47の取り付け角度を移動して取り付けていた。
 図11(A)は図9の第1回転体46の代わりに、2分割した第3回転体57と第4回
転体58をネジとナット等で車軸60へ取り付けたものである。
これにより、車軸60に第3回転体57と第4回転体58を簡単に取り付けることができ
るようになる。
 また、図11(B)のように、第1固定台45を2個にした場合、中間部の回転体の取
り付けは、第1固定台45から車軸59を分離せずに行なえ、第3回転体57と第4回転
体58の取り付け位置の移動や交換を容易に行なうことができるようになる。
 次に第1固定台45を車軸に複数個取り付け、大きな発電量を得ようとした実施例を図
面に従って説明する。
 図11(B)は実施例7の図10(A)の第1固定台45が2個の場合の実施例であり
、長くした車軸59に間隔を空けて第1固定台45を取り付け、中間部を含めて3箇所に
第4回転体58が取り付けられた状態を示した断面図である。
 これにより、図10(A)の場合の2倍の発電量を得ることができるようになり、車軸
59の長さを長くし、第1固定台45の数を複数にすると、より大きな発電量を得ること
ができる。
更に、図10(B)の第1回転体46の波線75の外側に新たな第1マグネット1を取り
付け、一方で、第1固定台45の外側にも発電部を増やせば、更に大きな発電量を得るこ
とができるようになる。
 図12は、実施例7の図9の第1固定台45に切り込み61を設けたものである。
 これにより、実施例9の図11(B)のように複数の第1固定台45を利用する場合、
長い車軸の中間に第1固定台45を追加することが可能となり、又、第1固定台45を上
方へ取り出して、各マグネットや各コイル等の部品の交換、及び修理等が容易に行なえる
ようになる。
 図13は、実施例7の図9の第2パイプ23の両端部に取り付けられた第1蓋7と第2
蓋22を取り除き、第1蓋7と第2蓋22の代わりに、図5(A)で説明した止め板26
を第3固定台65に取り付けた図である。
実施例3及び4と同じように、第2パイプ23内の第2マグネット2と第4マグネット3
0はこの止め板26により停止し、止め板26を移動させると第2マグネット2と第4マ
グネット30を取り出せ、移動で磨り減った各マグネットの交換を容易に行なうことがで
き、第2パイプ23内の異物の除去等を行なうことができる。
 又、止め板26の代わりに、図14に示すような止め板64を第3固定台65と第1回
転体46の間に取り付け、各第2パイプ23の端部を塞ぐようにすれば、複数の止め板2
6と同様の役割を、止め板64一枚で行なうことができる。
 実施例1~11までは、パイプ内に有るマグネットに反発力を与える磁力を、外部より
与えてパイプ内のマグネットを移動させていたが、パイプ内のマグネットに吸引力を与え
る磁力により、コイル内のマグネットを移動させて発電する方法について図面に従って説
明する。
 図15は、実施例7の図9の固定台45の形状を変えて、第1回転体46を支えること
ができるようにし、更に複数のコイルを支えているコイル架台71も取り付けられる形状
の第4固定台81を使用している。
 プーリー53以降は実施例7の図9と同様に水車56に連結され、図15では省略して
あり、図16(A)は、詳細を説明する為に、第4固定台81の一部と車軸60やネジ4
8部分等を削除してある。
 図16(A)において、第1回転体46には実施例7の説明と同じように、第1マグネ
ット1が第1回転体46の中心部より、第1波線51で示す同じ距離で、更に角度が異な
る位置に複数取り付けられている。
 一方で、第4固定台81には複数のコイル架台71が取り付けられ、その先端に第4コ
イル76、第5コイル77を含めた複数のコイルが取り付けられている。
 又、複数のコイル内には複数の連結板72によって連結された、第6マグネット73や
第7マグネット74を含む複数のマグネットを有し、コイル内を回転して移動できるよう
な円形型の発電体80がある。
 図16(B)はその発電体80の詳細を示しており、第6マグネット73と第7マグネ
ット74はそれぞれ連結板72に固定され、連結板72の穴78に他の連結板72の突起
79を挿入して、複数の連結板72を連結し、連結板72の形状を円形が形成できるよう
にする。
 連結板72に取り付けられたマグネットの極性は、図16(B)のように、例えば、連
結板72の穴78側がN極の場合、突起側をS極とし、第1回転体46に取り付けられた
、複数の第1マグネットからの吸引力を得られるように取り付け、配置しておく。
 又、図16(A)で示す第1マグネット1の取り付け位置は、第1波線51で示すよう
に第1回転体46の中心部より同じ距離に有り、発電体80に有る複数のマグネットに吸
引力を与え、第1回転体46が回転すると、発電体80が回転できるようにする。
 図15において、実施例7の図9で説明したように、水面に接する水車56が回転する
と、ベルト55や連結器52を回転させて、第1回転体46も回転し始める。
 第1回転体46に取り付けられた複数の第1マグネットも回転し、それに吸引されてい
る、反対側に有る発電体80も回転し始める。
 この時、発電体80の部品である連結板72と複数のマグネットは、第1マグネットに
吸引される為に、第1回転体46側に移動し、第4コイル76を含む複数のコイルに接し
ながら回転する。
発電体80が長時間回転すれば、コイル内部と発電体80は磨耗し、それぞれを交換しな
ければならないが、図8で利用した第1補間板41や第2補間板42をコイル内に挿入す
るとコイルの磨耗を防ぐことができる。
また、図16(B)のように連結板72が分離できるので、過度にすり減った連結板72
を交換することができる。
 図16(B)では、連結板72の穴78に他の連結板72の突起79を挿入して、円形
が形成できるようにしていたが、穴78や突起79の代わりに、ネジを利用してもよく、
連結板72の長さを短くして、各マグネットの磁力を高め、各連結板を吸引させて円形を
形成しても良い。
 図15では、第1回転体46の回転方向に対し第1マグネットの磁力は垂直に交差し、
反対側の発電体80に有る第6マグネット73や第7マグネット74にも、図16(B)
のように交差する磁力を与えて吸引しているが、図17(A)に示すように、発電体80
の内側に第5回転体82を入れ、その外側に第1マグネット1を配置して、更にその極性
を回転軸に対して外側に向くようにして、第6マグネット73や第7マグネット74に吸
引力を与えて回転させても良い。
 図15では、ネジ48と連結棒54を連結器52により水平に繋ぎ、第1回転体46と
発電体80を、重力に対して、上下するような動きで回転をしていたが、連結器52の構
造を傘歯車や他の歯車を組み合わせて、図17(B)のように車軸を垂直になるようにし
、第1回転体と発電体80を水平に回転するようにしても良い。
 また、図17(B)のように、発電体80の外側に別の発電体を配置し、反対側の第1
回転体46にも第2波線で示す同じ位置に、第1マグネット1を配置して、発電量を大き
くするようにしても良い。
 
 1  第1マグネット
 2  第2マグネット
 3  第3マグネット
 4  第1車輪
 5  車軸
 6  第1パイプ
 7  第1蓋
 8  ブリッジダイオード
 9  電線
 10  第1コイル
 11  第2車輪
 12  発光ダイオード
 13  発電装置
 14  電線
 15  ケース
 16  車軸受け
 17  保持板
 18  架台
 19  ネジ
 20  ナット
 21  調整板
 22  第2蓋
 23  第2パイプ
 24  架台
 25  ネジ
 26  止め板
 27  停止板
 28  第2コイル
 29  止め板
 30  第4マグネット
 31  ネジ
 32  連結板
 33  連結板
 34  連結板
 35  ネジ
 36  第1パイプ受け
 37  第2パイプ受け
 38  連結板
 39  第3コイル
 40  コイル架台
 41  第1補間板
 42  第2補間板
 43  長穴
 44  ネジ
 45  第1固定台
 46  第1回転体
 47  第2回転体
 48  ネジ
 49  ナット
 50  ベアリング
 51  第1波線
 52  連結器
 53  プーリー
 54  連結棒
 55  ベルト
 56  水車
 57  第3回転体
 58  第4回転体
 59  車軸
 60  車軸
 61  切り込み
 62  コンデンサー
 63  抵抗
 64  止め板
 65  第3固定台
 66  側面
 67  連結板
 68  コイル押さえ
 69  発電体
 70  第2固定台
 71  コイル架台
 72  連結板
 73  第6マグネット
 74  第7マグネット
 75  第2波線
 76  第4コイル
 77  第5コイル
 78  穴
 79  突起
 80  発電体
 81  第4固定台
 82  第5回転体
 83  発電体
 

Claims (14)

  1. 回転する移動部に取り付けられた第1マグネットの移動によって、前記第1マグネットに
    反発力を与える極性の第1パイプ内にある第2マグネットが、第1コイル内を移動して発
    電し、
    更に他方の回転する移動部に取り付けられた第3マグネットの移動によって、前記第3マ
    グネットに反発力を与える極性の前記第2マグネットが前記第1コイル内を移動して発電
    する発電装置において、
    前記第1パイプの両端に回転する移動部と前記第1パイプの外側に前記第1コイルを有す
    る発電部を、前記第2マグネットの移動方向が、前記移動部の回転軸と平行になるように
    固定し、
    移動部に取り付けられた第1マグネットを移動して近づけ、前記第2マグネットを反発さ
    せて前記第1コイル内を移動させ、誘導電流を発生させて発電し、
    前記第1マグネットが移動して遠ざかり、続いて、他方の移動部に取り付けた第3マグネ
    ットを移動して近づけ、前記第2マグネットに反発力を与え、前記第2マグネットが前記
    第1コイル内を移動し、誘導電流を発生させて発電し、電気エネルギーを取得する事を特
    徴とした発電装置。
  2. 請求項1記載の発電装置において、前記第1コイルの内部に前記第1パイプを圧入して発
    電部を形成し、前記第1コイルから前記第1パイプを抜き取り、前記第1パイプと前記第
    1コイルを分離できるようにしたことを特徴とした発電装置。
  3.  請求項1~2記載のいずれか1項記載の発電装置において、前記第1パイプの端部、又
    は両端部をネジ加工し、ネジ加工された第1蓋と第2蓋、又はどちらか一方をネジ加工し
    た蓋を前記第1パイプの端部、又は両端部に取り付け、
    第1蓋または、第2蓋を回しながら移動させ、前記第1コイルに対する第2マグネットの
    最良の発電位置決めをすることができるようにしたことを特徴とした発電装置。
  4. 請求項1~3記載のいずれか1項記載の発電装置において、移動部に取り付けられた第1
    マグネットまたは、第3マグネットと移動部の間に、調整板を挿入して、前記調整板の厚
    みを変化させ、
    前記第2マグネットとの反発する磁界を変化させ、前記第2マグネットの移動距離や速度
    を変化することを特徴とした発電装置。
  5. 請求項1~4記載のいずれか1項記載の発電装置において、前記第1パイプの代わりに第
    2パイプを利用し、前記第2マグネットと第4マグネットを、非磁性体の連結板で接続し
    て形成される発電体を前記第2パイプ内に挿入し、更に、前記第2パイプの外側に前記第
    1コイルと第2コイルを有する発電部を固定し、
    移動部に取り付けられた第1マグネットを移動して近づけ、前記第2マグネットを反発さ
    せて、前記第2マグネットが前記第1コイル内を移動し、前記第4マグネットが前記第2
    コイル内を移動して、誘導電流を発生させて発電し、
    前記第1マグネットが移動して遠ざかり、続いて、他方の移動部に取り付けた第3マグネ
    ットを移動して近づけ、前記第4マグネットに反発力を与え、前記第4マグネットが前記
    第2コイル内を移動し、前記第2マグネットが前記第1コイル内を移動して、誘導電流を
    発生させて発電し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電装置。
  6. 請求項5記載の発電装置において、第4マグネットと第2マグネット間の距離を、連結板
    の長さにより変化させたことを特徴とした発電装置。
  7.  請求項5~6記載のいずれか1項記載の発電装置において、ネジを取り付けた第4マグ
    ネットと第2マグネット、又は、第4マグネットと第2マグネットのどちらか一方にネジ
    を取り付け、内部をネジ加工した連結板で第4マグネットと第2マグネットを接続し、
    第4マグネットと第2マグネットの距離を、ネジの回転移動により変化させたことを特徴
    とした発電装置。
  8.  請求項5~7のいずれか1項記載の発電装置において、前記第1蓋と前記第2蓋、及び
    前記第2パイプを取り除き、前記第1コイルと前記第2コイルをケースに取り付けて固定
    して、取り外し可能な第1パイプ受けを前記第1コイル10内に挿入し、
    前記発電体を前記第1コイルと前記第2コイル内に挿入し、更に、取り外し可能な第2パ
    イプ受けを前記第2コイル内に挿入し、
    前記発電体の両端部を、前記第1パイプ受けと前記第2パイプ受けにより支え、前記発電
    体を前記第1コイルと前記第2コイル内より取り外しできるようにした事を特徴とした発
    電装置。
  9. 請求項8記載の発電装置において、取り外し可能な補間板を前記第1コイルと前記第2コ
    イル内に挿入して、前記発電体を補間板内に挿入し、
    前記発電体を前記補間板により支え、前記発電体、又は前記補間板の交換をできるように
    した事を特徴とした発電装置。
  10. 請求項5記載の発電装置において、前記発電部を回転軸の車軸から同じ距離で、同じ間隔
    で、更に角度が違う位置に複数個、第1固定台に取り付け、
    前記移動部に取り付けた第1マグネットを、前記各発電部の第2マグネットに反発力を与
    え、車軸から同じ位置に複数個、回転する第1回転体に取り付け、
    同様に、他方の前記移動部に取り付けた第3マグネットを、前記各発電部の第4マグネッ
    トに反発力を与え、車軸から同じ位置に複数個、回転する第2回転体に取り付け、
    前記発電体の移動方向が、前記第1回転体の回転軸と平行になるように各発電部を前記第
    1固定台に固定し、
    前記第1回転体に取り付けられた第1マグネットを移動して近づけ、前記第2マグネット
    を反発させて、前記第2マグネットが前記第1コイル内を移動し、前記第4マグネットが
    前記第2コイル内を移動して、誘導電流を発生させて発電し、
    前記第1マグネットが移動して遠ざかり、続いて、第2回転体に取り付けた第3マグネッ
    トを移動して近づけ、前記第4マグネットに反発力を与え、前記第4マグネットが前記第
    2コイル内を移動し、前記第2マグネットが前記第1コイル内を移動して、誘導電流を発
    生させて発電し、
    水力、又は風力の自然エネルギーにより、前記第1回転体と第2回転体の回転を行なうよ
    うにした事を特徴とした発電装置。
  11. 請求項10記載の発電装置において、前記第1回転体の代わりに、2分割した第3回転体
    と第4回転体を、前記車軸に取り付けることができるようにした事を特徴とした発電装置
  12. 請求項10~11のいずれか1項記載の発電装置において、前記第1固定台に切り込みを
    入れて、前記車軸より前記第1固定台が取り外しできるようにした事を特徴とした発電装
    置。
  13. 回転する移動部に取り付けられた第1マグネットの移動によって、コイル内にある前記第
    1マグネットに吸引力を与える極性のマグネットが、前記コイル内を移動して発電する発
    電装置において、
    第4固定台に複数の第1マグネットを有する回転する移動部と複数のコイル架台を取り付
    け、前記コイル架台に第4コイルと第5コイルを含む複数のコイルを取り付け、
    第6マグネット、第7マグネットを含む複数のマグネットを、連結板で接続して円形型に
    形成される発電体を複数の前記コイル内に挿入し、
    前記発電体のマグネットに吸引力を与える複数の前記第1マグネットを前記移動部の回転
    軸から同じ距離で、角度が違う位置に配置し、
    前記発電体の回転方向が、前記移動部の回転方向と同じ向きになるようにコイル架台を固
    定し、
    前記移動部に取り付けられた前記第1マグネットの吸引力により、前記発電体を回転させ
    て、複数の前記コイルに誘導電流を発生させて発電し、電気エネルギーを取得する事を特
    徴とした発電装置。
  14. 請求項13記載の発電装置において、前記マグネットを有し、取り外し可能な複数の前記
    連結板を組み合わせ、前記発電体を円形に形成できるようにした事を特徴とした発電装置

     
PCT/JP2017/046464 2017-01-05 2017-12-25 発電装置 WO2018128115A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017-000465 2017-01-05
JP2017000465A JP6464339B2 (ja) 2017-01-05 2017-01-05 発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2018128115A1 true WO2018128115A1 (ja) 2018-07-12

Family

ID=62789529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2017/046464 WO2018128115A1 (ja) 2017-01-05 2017-12-25 発電装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6464339B2 (ja)
WO (1) WO2018128115A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112737213A (zh) * 2021-01-18 2021-04-30 Oppo广东移动通信有限公司 电子设备及其供电装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013464A (ja) * 1983-06-30 1985-01-23 Eastern Electric Kk 発電装置
JP2010283983A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Katsuyuki Kamibayashi 発電機
JP2014189047A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Makoto Hatori 発電方法とそれを用いた自転車の発電及び認識装置
JP2015035892A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 スミダコーポレーション株式会社 振動発電機
JP2016503641A (ja) * 2013-10-14 2016-02-04 サンライジング エコ−フレンドリー テクノロジー カンパニー、リミテッド 移動誘導及び発電装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022140A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Sumida Corporation 回転型電磁発電機及び回転型電磁発電機の製造方法
JP5153955B1 (ja) * 2012-07-03 2013-02-27 勝行 上林 エネルギー変換装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013464A (ja) * 1983-06-30 1985-01-23 Eastern Electric Kk 発電装置
JP2010283983A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Katsuyuki Kamibayashi 発電機
JP2014189047A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Makoto Hatori 発電方法とそれを用いた自転車の発電及び認識装置
JP2015035892A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 スミダコーポレーション株式会社 振動発電機
JP2016503641A (ja) * 2013-10-14 2016-02-04 サンライジング エコ−フレンドリー テクノロジー カンパニー、リミテッド 移動誘導及び発電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112737213A (zh) * 2021-01-18 2021-04-30 Oppo广东移动通信有限公司 电子设备及其供电装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6464339B2 (ja) 2019-02-06
JP2018110496A (ja) 2018-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7573143B2 (en) Generator utilizing fluid-induced oscillations
US6756719B1 (en) Electrical generator with separated coil and set of magnets
CA2707177A1 (en) Generator utilizing fluid-induced oscillations
US20160036310A1 (en) Magnetic Levitation Electrical Generator
WO2018128115A1 (ja) 発電装置
JP2020182285A (ja) 発電装置
EP2097309B1 (en) Bicycle generator
JP2019205256A (ja) 発電装置
JP7481749B2 (ja) 発電機
KR20170008389A (ko) 자석 체결구를 이용한 자전거용 비접촉식 발전 장치 및 조명 장치
JP2005218263A (ja) 小型発電機
RU2656351C2 (ru) Тихоходный линейный магнитоэлектрический генератор с плоскими катушками (ТИЛИМЭГ ПК)
US11626225B2 (en) Magnetic levitation electrical generator
JP2021182829A (ja) 発電機
JP7473256B1 (ja) 発電機
US20180375418A1 (en) Magnetic levitation electrical generator
JP2020162302A (ja) 発電装置
CN214674572U (zh) 一种节能直流永磁电动机
JP2019176585A (ja) 発電装置
WO2014010104A1 (ja) 動力発生装置
JP2023115471A (ja) 発電機
CA3051741A1 (en) Magnetic levitation electrical generator
JP2020025371A (ja) 発電装置
JPH05321818A (ja) 永久磁石の磁力と、重力と、磁性流体と非磁性体との比重差と、電磁力とを利用したエネルギー変換方法及びその装置
KR20070074198A (ko) 영구자석을 이용한 동력발생기

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 17889903

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 17889903

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1