WO2018105294A1 - 発光装置、ファイバレーザ、及び、地絡判定方法 - Google Patents

発光装置、ファイバレーザ、及び、地絡判定方法 Download PDF

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Abstract

地絡が生じているか否かの判定を消灯状態において行うことが可能であり、且つ、その判定にシャント抵抗を用いる必要がない発光装置を実現する。発光装置(1)は、複数のレーザダイオード(LD1~LD6)とその上流に設けられた電源(PS)とを含む電流路(11)と、レーザダイオード(LD1)を含む区間の両端電圧(VPQ)に基づいて、地絡が生じているか否かを判定するLD制御部(13)と、を備えている。

Description

発光装置、ファイバレーザ、及び、地絡判定方法
 本発明は、直列に接続された複数の発光素子を備えた発光装置であって、地絡が生じているか否かを判定するための構成を備えた発光装置に関する。また、そのような発光装置を励起光源として備えたファイバレーザに関する。また、直列に接続された複数の発光素子を備えた発光装置において、地絡が生じているか否かを判定する判定方法に関する。
 各種装置の各種光源として、直列に接続された複数の発光素子(以下、「発光素子列」とも記載)を備えた発光装置が広く用いられている。例えば、ファイバレーザにおいては、レーザダイオード(LD:Laser Diode)列を備えた発光装置が、励起光源として用いられている。或いは、テレビジョン受像機においては、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)列を備えた発光装置が、バックライトとして用いられている。
 このような発光装置においては、「地絡」と呼ばれる故障が生じることがある。ここで、地絡とは、発光素子列を含む電流路上の点がグランドと短絡する故障(発光素子内部の半導体がグランドと短絡する故障を含む)のことを指す。地絡が派生すると、発光装置を正常に制御することが不可能になる。このため、このような発光装置においては、地絡が生じているか否かを判定するための構成や、地絡が生じていると判定された場合に電源をオフ状態に切り替えるための構成などが必要とされる。
 地絡が生じているか否かを判定するための構成を備えた発光装置を開示した文献としては、例えば、特許文献1~2が挙げられる。
 特許文献1の図1には、発光ダイオード列を備えた発光装置が示されている。この発光装置においては、検出対象区間に含まれる発光ダイオードと並列に抵抗を接続すると共に、検出対象区間の下流側(グランド側)の端点を地絡検出回路に接続する構成が採用されている。この発光装置における地絡の判定は、発光ダイオード列に電源として接続されたDC/DCコンバータをオン状態に切り替えた後に点灯状態(故障が発生していなければ全ての発光ダイオードが点灯する状態)において行われる。検出対象区間において地絡が生じると、検出対象区間の下流側の端点の電圧が接地電位まで低下する。このため、この電圧の変化を地絡検出回路で検出することによって、地絡が生じているか否かを判定することができる。
 特許文献2の図12には、発光ダイオード列に電力を供給するLEDドライバが示されている。このLEDドライバにおいては、発光ダイオード列の下流側にシャント抵抗を挿入し、シャント抵抗を含む区間の両端を地絡検出回路に接続する構成が採用されている。このLEDドライバにおける地絡の判定は、発光ダイオード列に電源として接続されたDC/DCコンバータをオン状態に切り替えた後に点灯状態において行われる。地絡が生じると、DC/DCコンバータから供給された電流の一部がシャント抵抗に流入する前に短絡点からグランドに流出する。したがって、地絡が生じていない場合と比べて、シャント抵抗を流れる電流が少なくなり、その結果、シャント抵抗の両端電圧が小さくなる。このため、シャント抵抗の両端電圧の低下を地絡検出回路で検出することによって、地絡が生じているか否かを判定することができる。
 特許文献2の図1にも、発光ダイオード列に電力を供給するLEDドライバが示されている。このLEDドライバにおいては、発光ダイオード列の下流側にダイオード及びシャント抵抗を挿入し、ダイオードの上流側の端部に検知電流出力回路を接続し、ダイオード及びシャント抵抗を含む区間の両端を地絡検出回路に接続する構成が採用されている。このLEDドライバにおける地絡の判定は、発光ダイオード列に電源として接続されたDC/DCコンバータをオン状態に切り替える前に消灯状態(故障が発生していなければ全ての発光ダイオードが消灯する状態)において行われる。地絡が生じると、検知電流出力回路から供給された電流の一部がダイオード及びシャント抵抗に流入する前に短絡点からグランドに流出する。したがって、地絡が生じていない場合と比べて、ダイオード及びシャント抵抗を流れる電流が少なくなり、ダイオード及びシャント抵抗の両端電圧が小さくなる。このため、シャント抵抗の両端電圧の低下を地絡検出回路で検出することによって、地絡が生じているか否かを判定することができる。
日本国公開特許公報「特開2008-251227号」(公開日:2008年10月16日) 日本国公開特許公報「特開2014-154448号」(公開日:2014年 8月25日)
 特許文献1の図1に記載の発光装置、及び、特許文献2の図12に記載のLEDドライバにおいては、地絡が生じているか否かの判定を、点灯状態において行う必要がある。すなわち、特許文献1の図1に記載の発光装置、及び、特許文献2の図12に記載のLEDドライバにおいては、地絡が生じているか否かの判定を、消灯状態において行うことができないという問題があった。
 また、特許文献2の図12に記載のLEDドライバ、及び、特許文献2の図1に記載のLEDドライバにおいては、地絡が生じているか否かの判定に、固定抵抗と比べて格段にサイズの大きいシャント抵抗を用いる必要がある。すなわち、特許文献2の図12に記載のLEDドライバ、及び、特許文献2の図1に記載のLEDドライバにおいては、装置の小型化が困難であるという問題があった。
 本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、地絡が生じているか否かの判定を消灯状態(故障が発生していなければ全ての発光ダイオードが消灯する状態)において行うことが可能であり、且つ、その判定にシャント抵抗を用いる必要がない発光装置を実現することにある。
 上記の課題を解決するために、本発明に係る発光装置は、直列に接続された複数の発光素子と上記複数の発光素子の上流に設けられた電源とを含む電流路と、上記電流路において少なくとも1つの発光素子を含む区間の両端電圧に基づいて、地絡が生じているか否かを判定する制御部と、を備えている、ことを特徴とする。
 また、上記の課題を解決するために、本発明に係る判定方法は、直列に接続された複数の発光素子と上記複数の発光素子の上流に設けられた電源とを含む電流路を備えた発光装置において、地絡が生じているか否かを判定する判定方法であって、上記電流路において少なくとも1つの発光素子を含む区間の両端電圧に基づいて地絡が生じているか否かを判定する工程を含む、ことを特徴とする。
 本発明によれば、地絡が生じているか否かの判定を消灯状態において行うことが可能であり、且つ、その判定にシャント抵抗を用いる必要がない発光装置を実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る発光装置の回路ブロック図である。 発光装置の正常動作を示すタイミングチャートである。 動作開始前に地絡が発生したときの発光装置の動作を示すタイミングチャートである。 動作開始後に地絡が発生したときの発光装置の動作を示すタイミングチャートである。 図1に示す発光装置が備える電圧検知回路の第1の構成例を示す回路図である。 図1に示す発光装置が備える電圧検知回路の第2の構成例を示す回路図である。
 (発光装置の構成)
 本発明の一実施形態に係る発光装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る発光装置1の回路ブロック図である。
 発光装置1は、電流路11と、電圧検知回路12と、LD制御部13(特許請求の範囲における「制御部」に相当)と、を備えている。発光装置1は、ファイバレーザ等の光学装置に、励起光源等の光源として含まれ、その光学装置の主制御部2によって制御される。
 電流路11には、電源PSと、複数(本実施形態においては6個)のレーザダイオードLD1~LD6(請求項の範囲における「発光素子」に相当)と、スイッチSWと、シャント抵抗SR(特許請求の範囲における「抵抗体」に相当)とが、この順に直列に挿入されている。すなわち、電源PSは、負極が接地され、正極がレーザダイオードLD1のアノードに接続されている。レーザダイオードLD1は、アノードが電源PSの正極に接続され、カソードがレーザダイオードLD2のアノードに接続されている。レーザダイオードLDi(i=2~5)は、アノードがレーザダイオードLDi-1のカソードに接続され、カソードがLDi+1のアノードに接続されている。レーザダイオードLD6は、アノードがレーザダイオードLD5のカソードに接続され、カソードがスイッチSWの一端に接続されている。スイッチSWは、一端がレーザダイオードLD6のカソードに接続され、他端がシャント抵抗SRの一端に接続されている。シャント抵抗SRは、一端がスイッチSWの他端に接続され、他端が接地されている。
 電源PSのオン状態とオフ状態との切り替えは、主制御部2によって行われ、スイッチSWのオン状態とオフ状態との切り替えは、LD制御部13によって行われる。主制御部2によって電源PSがオフ状態からオン状態へと切り替えられた後、LD制御部13によってスイッチSWがオフ状態からオン状態へと切り替えられると、電源PSから供給された駆動電流が電流路11を流れ、この駆動電流によってレーザダイオードLD1~LD6が発光する。
 電圧検知回路12は、電流路11において少なくとも1つのレーザダイオード(本実施形態においては最も上流に設けられたレーザダイオードLD1のみ)を含む注目区間の両端電圧VPQ、すなわち、注目区間の上流側の端点Pの電圧VPと当該区間の下流側の端点Qの電圧VQとの電位差VPQ=VP-VQを検知するための回路である。電圧検知回路12は、両端電圧VPQが閾値電圧Vthを上回っているか否かを判定し、判定結果を示す検知信号をLD制御部13に提供する。なお、電圧検知回路12の構成例については、参照する図面を代えて後述する。
 LD制御部13は、主制御部2からの発光開始命令に基づいてスイッチSWをオフ状態からオン状態へと切り替える。また、LD制御部13は、地絡が生じているかを判定し、判定結果を示すアラーム信号ALMを主制御部2に提供する。LD制御部13は、この判定処理を、(1)電源PSがオン状態にあり、且つ、スイッチSWがオフ状態にある場合には、電圧検知回路12からの検知信号に基づいて行い、(2)電源PSがオン状態にあり、且つ、スイッチSWがオン状態にある場合には、シャント抵抗SRの両端電圧VSRに基づいて行う。
 電源PSをオン状態に切り替えてからスイッチSWをオン状態に切り替えるまでの期間、すなわち、電源PSがオン状態であり、且つ、スイッチSWがオフ状態である場合、電流路11において注目区間の端点Q(本実施形態においては、レーザダイオードLD1のカソード)よりも下流側で地絡が生じているか否かに応じて、注目区間の両端電圧VPQが変化する。すなわち、注目区間の端点Qよりも下流側で地絡が生じていない場合、注目区間に含まれるレーザダイオードLD1に電流は流れないため、注目区間の両端電圧VPQはゼロになる。一方、注目区間の端点Qよりも下流側で地絡が生じている場合、注目区間に含まれるレーザダイオードLD1に電流が流れるため、注目区間の両端電圧VPQがゼロでない値(例えば、1.7V)を持つ。したがって、電源PSがオン状態であり、且つ、スイッチSWがオフ状態である場合、注目区間に0でない両端電圧VPQが生じるか否かに基づいて、注目区間の端点Qよりも下流側で地絡が生じているか否かを判定することができる。詳細については、後述する「地絡が発生していない場合の発光装置の動作」及び「動作開始前に地絡が発生した場合の発光装置の動作」を参照されたい。
 また、スイッチSWをオン状態に切り替えてからの期間、すなわち、電源PSがオン状態であり、且つ、スイッチSWがオフ状態である場合、電流路11においてシャント抵抗SRよりも上流側で地絡が生じているか否かに応じて、シャント抵抗SRの両端電圧VSRが変化する。すなわち、シャント抵抗SRよりも上流側で地絡が生じていない場合、電源PSから供給された電流が全てシャント抵抗SRを流れるので、シャント抵抗SRの両端電圧VSRは所定の値を持つ。一方、シャント抵抗SRよりも上流側で地絡が生じている場合、電源PSから供給された電流の一部(又は全部)が地絡を生じた点からグランドに流出し、シャント抵抗SRに流入する電流が減少する(又はゼロになる)ので、シャント抵抗SRの両端電圧VSRは所定の値よりも小さくなる(又はゼロになる)。したがって、電源PSがオン状態であり、且つ、スイッチSWがオフ状態である場合、シャント抵抗の両端電圧VSRが所定の値よりも小さくなっているか否かに基づいて、シャント抵抗SRよりも上流側で地絡が生じているか否かを判定することができる。詳細については、後述する「動作開始後に地絡が発生した場合の発光装置の動作」を参照されたい。
 なお、本実施形態においては、電源PSがオン状態であり、且つ、スイッチSWがオフ状態である場合に関して、地絡が生じているか否かを判定するために、レーザダイオードLD1を含む区間を注目区間とし、この注目区間の両端電圧VPQを参照する構成を採用しているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、(a)レーザダイオードLD1以外のレーザダイオードLDi(2≦i≦6)を含む区間を注目区間とする構成を採用してもよいし、(b)互いに隣接して配置された複数のレーザダイオードLDi~LDj(1≦i≦5,i<j≦6)を含む区間を注目区間とする構成を採用してもよい。レーザダイオードLDi(2≦i≦6)を含む区間を注目区間とする構成(a)を採用した場合、注目区間の両端電圧VPQを参照することよって、注目区間の端点Q(レーザダイオードLDiのカソード)よりも下流側で地絡が生じているか否かを判定することができる。例えば、レーザダイオードLD3を含む注目区間の両端電圧VPQを参照することによって、LD3のカソードよりも下流側で地絡が生じているか否かを判定することができる。また、複数のレーザダイオードLDi~LDj(1≦i≦5,i<j≦6)を含む区間を注目区間とする構成(b)を採用した場合、注目区間の両端電圧VPQを参照することよって、注目区間の端点Q(注目区間のなかで最も下流側に配置されたレーザダイオードLDjのカソード)よりも下流側で地絡が生じているか否かを判定することができる。例えば、3つのレーザダイオードLD1~LD3を含む区間の両端電圧VPQを参照することによって、LD3のカソードよりも下流側で地絡が生じているか否かを判定することができる。
 なお、複数のレーザダイオードLDi~LDjを含む区間を注目区間とする構成(b)を採用した場合には、地絡が起きた場所によって注目区間の両端電圧VPQが変化する。例えば、3つのレーザダイオードLD1~LD3を含む区間を注目区間とする構成を採用した場合、レーザダイオードLD3のカソードよりも下流側で地絡が起きると1.7V×3=5.1V程度の両端電圧VPQが生じるのに対して、レーザダイオードLD2のカソードとレーザダイオードLD3のアノードとの間で地絡が起きると1.7×2=3.4V程度の両端電圧VPQが生じ、レーザダイオードLD1のカソードとレーザダイオードLD2のアノードとの間で地絡を生じると1.7V程度の両端電圧VPQが生じる。したがって、注目区間のなかで最も上流側のレーザダイオードLDiのカソードと注目区間のなかで最も下流側のレーザダイオードLDjのアノードとの間で地絡が起きた場合には、注目区間の両端電圧VPQの大きさから地絡が起きた場所を特定することもできる。
 (地絡が発生していない場合の発光装置の動作)
 次に、地絡が発生していない場合の発光装置1の動作(正常動作)について、図2を参照して説明する。図2は、地絡が発生していない場合における発光装置1の動作を示すタイミングチャートである。
 まず、主制御部2が、電源PSをオフ状態からオン状態へと切り替え、電源電圧VPSを0Vから例えば24Vに上昇させる。スイッチSWの状態は、初期状態であるオフ状態に保たれている。このため、レーザダイオードLD1のカソードよりも下流側で地絡が発生していなければ、レーザダイオードLD1に駆動電流が流れることはなく、レーザダイオードLD1が点灯することもない。したがって、注目区間の両端電圧VPQは、電源PSがオン状態に切り替えられた後も0Vに保たれる。
 主制御部2は、電源PSをオン状態に切り替えた時点から所定の時間Δtが経過した時点でアラーム信号がローレベル(地絡が発生していないことを示す)である場合、発光開始命令をLD制御部13に与える。発光開始命令を受けたLD制御部13は、スイッチSWをオフ状態からオン状態へと切り替える。これにより、電源PS及びスイッチSWの両方がオン状態となり、駆動電流が電流路11を流れ、レーザダイオードLD1~LD6が発光する。このとき、注目区間の両端電圧VPQも、0Vから例えば1.7Vに上昇する。
 (動作開始前に地絡が発生した場合の発光装置の動作)
 次に、動作開始前に地絡が発生した場合の発光装置1の動作について、図3を参照して説明する。図3は、動作開始前に地絡が発生した場合の発光装置1の動作を示すタイミングチャートである。
 まず、主制御部2が、電源PSをオフ状態からオン状態へと切り替え、電源電圧VPSを0Vから例えば24Vに上昇させる。スイッチSWの状態は、初期状態であるオフ状態に保たれている。しかしながら、レーザダイオードLD1のカソードよりも下流側で地絡が発生していると、レーザダイオードLD1に駆動電流が流れ、レーザダイオードLD1が点灯する。したがって、レーザダイオードLD1を含む注目区間の両端電圧VPQは、電源PSがオン状態に切り替えられた後に上昇する。
 注目区間の両端電圧VPQが閾値電圧Vthを上回ると、電圧検知回路12は、検知信号の値をローレベル(VPQ<Vthであることを示す)からハイレベル(VPQ>Vthであることを示す)に切り替える。検知信号の値がハイレベルに切り替わると、LD制御部13は、アラーム信号ALMの値をローレベルからハイレベルに切り替える。アラーム信号ALMの値がハイレベルに切り替わると、主制御部2は、電源PSをオン状態からオフ状態へと切り替え、電源電圧VPSを低下させる。電源電圧VPSが低下すると、レーザダイオードLD1が消灯し、注目区間の両端電圧VPQが低下する。なお、図3では、因果関係を明らかにするために、本段落にて説明した各動作が起こるタイミングをずらして示しているが、これらの動作は短時間のうちに連続して起こる。
 なお、主制御部2は、電源PSをオン状態に切り替えた時点から上記所定の時間Δtが経過した時点でアラーム信号がハイレベル(地絡が発生していることを示す)であるため、発光開始命令をLD制御部13に与えない。したがって、スイッチSWは、オフ状態に保たれる。
 以上のように、発光装置1において、LD制御部13は、電源PSがオン状態にあり、且つ、スイッチSWがオフ状態にある場合、注目区間の両端電圧VPQが予め定められた閾値電圧Vthを上回っているときに地絡が生じていると判定する。これにより、動作開始前に発生した地絡を、動作開始後直ちに検出することができる。
 なお、複数のレーザダイオードLDi~LDjを含む区間を注目区間とする場合には、注目区間の両端電圧VPQの大きさから地絡が起きた場所を特定する構成を採用してもよい。例えば、3つのレーザダイオードLD1~LD3を含む区間を注目区間とする場合には、(1)注目区間の両端電圧VPQが5.1V程度(例えば、4.25V以上)となったときに、レーザダイオードLD3のカソードよりも下流側で地絡が起きたと判定し、(2)注目区間の両端電圧VPQが3.4V程度(例えば、2.55V以上4.25V未満)となったときに、レーザダイオードLD3のカソードよりも下流側で地絡が起きたと判定し、(3)注目区間の両端電圧VPQが1.7V程度(例えば、0.85V以上2.55V未満)となったときに、レーザダイオードLD1のカソードとレーザダイオードLD2のアノードとの間で地絡が起きたと判定する判定する構成を採用することができる。
 (動作開始後に地絡が発生した場合の発光装置の動作)
 次に、動作開始後に地絡が発生した場合の発光装置1の動作について、図4を参照して説明する。図4は、動作開始後に地絡が発生した場合の発光装置1の動作を示すタイミングチャートである。なお、図4のタイミングチャートには、図2のタイミングチャートに加え、シャント抵抗SRの両端電圧VSRを図示している。
 レーザダイオードLD1~LD6が発光を開始してから注目区間の両端電圧VPQが0Vから例えば1.7Vに変化するまでの動作は、図2のタイミングチャートと同じであるため、ここではその説明を省略する。
 スイッチSWをオン状態に切り替えると、シャント抵抗SRに駆動電流が流れ、シャント抵抗SRの両端電圧VSRが上昇する。その後、レーザダイオードLD1~LD6のいずれかにおいて地絡が発生すると、シャント抵抗SRを流れる駆動電流が減少し、その結果、シャント抵抗SRの両端電圧VSRも減少する。完全な地絡が生じた場合には、シャント抵抗SRを流れる駆動電流が0になり、その結果、シャント抵抗SRの両端電圧VSRも0になる。
 LD制御部13は、スイッチSWがオン状態にあるときにシャント抵抗SRの両端電圧VSRが閾値電圧Vth2を下回ったことを検知すると、アラーム信号ALMの値をローレベルからハイレベルに切り替える。アラーム信号ALMの値がハイレベルに切り替わると、主制御部2は、電源PSをオン状態からオフ状態へと切り替え、電源電圧VPSを低下させる。電源電圧VPSが低下すると、レーザダイオードLD1~LDiが消灯し、注目区間の両端電圧VPQが低下する。なお、図4では、本段落にて説明した各動作が起こるタイミングをずらして示しているが、これらの動作は短時間のうちに連続して起こる。
 以上のように、発光装置1において、LD制御部13は、電源PSがオン状態にあり、スイッチSWがオン状態にある場合、シャント抵抗SRの両端電圧VSRが予め定められた閾値電圧Vth2を下回っているときに地絡が生じていると判定する。これにより、動作開始後に発生した地絡を、地絡発生後直ちに検出することができる。
 (電圧検知回路の構成例1)
 次に、電圧検知回路12の第1の構成例について、図5を参照して説明する。図5は、電圧検知回路12の第1の構成例を示す回路図である。
 図5に示す電圧検知回路12は、第1分圧回路R1、第2分圧回路R2、減算回路S、及びコンパレータ(比較回路)Cを備えている。減算回路Sは、抵抗Ra~抵抗Rd、ならびにオペアンプOPを有している。
 第1分圧回路R1は、注目区間の上流側の端点Pの電圧VPを分圧するための回路であり、(1)一端が端点Pに接続され、他端が分圧抵抗R12の一端に接続された分圧抵抗R11と、(2)一端が分圧抵抗R11の他端に接続され、他端が接地された分圧抵抗R12とにより構成されている。R12/(R11+R12)=αとすると、第1分圧回路R1の出力電圧VR1は、VR1=αVPとなる。
 第2分圧回路R2は、注目区間の下流側の端点Qの電圧VPを分圧するための回路であり、(1)一端が端点Qに接続され、他端が分圧抵抗R22の一端に接続された分圧抵抗R21と、(2)一端が分圧抵抗R21の他端に接続され、他端が接地された分圧抵抗R22とにより構成されている。R22/(R21+R22)=αとすると、第2分圧回路R2の出力電圧VR2は、VR2=αVQとなる。
 減算回路Sは、第1分圧回路R1の出力電圧VR1から第2分圧回路R2の出力電圧VR2を減算するための回路であり、(1)オペアンプOPと、(2)一端が第1分圧回路R1に接続され、他端がオペアンプOPの反転入力に接続された入力抵抗Raと、(3)一端が第2分圧回路R2に接続され、他端がオペアンプOPの非反転入力に接続された入力抵抗Rbと、(4)一端がオペアンプOPの出力に接続され、他端がオペアンプOPの反転入力に接続された帰還抵抗Rcと、(5)一端がオペアンプOPの非反転入力に接続され、他端が接地された接地抵抗Rdと、により構成されている。Rc/Ra=Rd/Rb=1とすると、減算回路Sの出力電圧VSは、VS=VR2-VR1=α(VQ-VP)となる。
 コンパレータCは、減算回路Sの出力電圧VSを基準電圧Vrefと比較するための素子である。基準電圧Vrefは、上述した閾値電圧Vthのα倍に設定されている。したがって、コンパレータCは、注目区間の両端電圧VPQ=VQ-VPを閾値電圧Vthと比較していると言い換えることができる。このコンパレータCの出力は、注目区間の両端電圧VPQが閾値電圧Vthを上回っているときハイレベルを取り、注目区間の両端電圧VPQが閾値電圧Vthを下回っているときローレベルを取る検知信号として、上述したLD制御部13に供給される。
 (電圧検知回路の構成例2)
 図6は、電圧検知回路12の第2の構成例について、図6を参照して説明する。図6は、電圧検知回路12の第2の構成例を示す回路図である。
 図6に示す電圧検知回路12は、トランジスタTR、分圧回路R1、及びダイオードDを備えている。
 トランジスタTRは、PNPタイプのバイポーラトランジスタであり、(1)エミッタが注目区間の上流側の端点Pと接続され、(2)ベースがダイオードDを介して注目区間の下流側の端点Qと接続され、(3)コレクタが分圧回路R1を介して接地されている。注目区間の両端電圧VPQ、すなわち、トランジスタTRのベース・エミッタ間電圧が閾値電圧Vthを超えると、トランジスタTRのコレクタ電圧Vcが分圧回路R1に印加される。なお、トランジスタTRのベースと注目区間の端点Qとの間に挿入されたダイオードDは、レーザダイオードLD1に駆動電流が流れていないときに順方向電圧Vfを補償するための構成である。
 分圧回路R1は、トランジスタTRのコレクタ電圧Vcを分圧するための回路であり、(1)一端がトランジスタTRのコレクタに接続され、他端が分圧抵抗R12の一端に接続された分圧抵抗R11と、(2)一端が分圧抵抗R11の他端に接続され、他端が接地された分圧抵抗R12と、(3)分圧抵抗R12に並列に接続されたツェナダイオードTDとにより構成されている。分圧回路R1の出力は、注目区間の両端電圧VPQが閾値電圧Vthを上回っているときハイレベルを取り、注目区間の両端電圧VPQが閾値電圧Vthを下回っているときローレベルを取る検知信号として、上述したLD制御部13に供給される。なお、分圧抵抗R12と並列に接続されたツェナダイオードTDは、過電流保護のための構成である。ツェナダイオードTDを、過電流保護機能を有する他の素子に置き換えたり、省略したりすることも可能である。
 (まとめ)
 本実施形態に係る発光装置(1)は、直列に接続された複数の発光素子と上記複数の発光素子の上流に設けられた電源(PS)とを含む電流路(11)と、上記電流路(11)において少なくとも1つの発光素子を含む区間の両端電圧(VPQ)に基づいて、地絡が生じているか否かを判定する制御部(13)と、を備えている、ことを特徴とする。
 本実施形態に係る判定方法は、直列に接続された複数の発光素子と上記複数の発光素子の上流に設けられた電源(PS)とを含む電流路(11)を備えた発光装置(1)において、地絡が生じているか否かを判定する判定方法であって、上記電流路(11)において少なくとも1つの発光素子を含む区間の両端電圧(VPQ)に基づいて地絡が生じているか否かを判定する工程を含む、ことを特徴とする。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子よりも下流側で地絡が生じているか否かを、消灯状態(故障が発生していなければ全ての発光ダイオードが消灯する状態、例えば、上記複数の発光素子の上流に設けられた電源(PS)がオン状態にあり、且つ、上記複数の発光素子の下流に設けられたスイッチ(SW)がオフ状態)において判定することができる。しかも、その判定に、シャント抵抗を用いる必要がない。
 本実施形態に係る発光装置(1)において、上記電流路(11)は、上記複数の発光素子の下流に設けられたスイッチ(SW)を更に含み、上記制御部(13)は、上記電源(PS)がオン状態にあり、且つ、上記スイッチ(SW)がオフ状態にある場合、上記両端電圧(VPQ)が予め定められた閾値電圧(Vth)を上回っているときに地絡が生じていると判定する、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子よりも下流側で地絡が生じているか否かを、消灯状態において判定する。しかも、その判定に、シャント抵抗を用いる必要がない。
 本実施形態に係る発光装置(1)において、上記電流路(11)は、抵抗体(SR)を更に含み、上記制御部(13)は、上記電源(PS)がオン状態にあり、且つ、上記スイッチ(SW)がオン状態にある場合、上記抵抗体(SR)の両端電圧(VSR)が予め定められた閾値電圧(Vth2)を下回っているときに地絡が生じていると判定する、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子よりも下流側で地絡が生じているか否かを、消灯状態においてのみならず、点灯状態においても判定することができる。
 本実施形態に係る発光装置(1)において、上記少なくとも1つの発光素子は、上記複数の発光素子のうち最も上流に設けられた発光素子である、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、最も上流に設けられた発光素子よりも下流側において生じた地絡を漏れなく検出することができる。
 本実施形態に係る発光装置(1)は、上記区間の一端の電圧を分圧する第1分圧回路(R1)と、上記区間の他端の電圧を分圧する第2分圧回路(R2)と、上記第1分圧回路(R1)の出力電圧(VR1)から上記第2分圧回路(R2)の出力電圧(VR2)を減算する減算回路(S)と、上記減算回路(S)の出力電圧(VS)を予め定められた閾値電圧(Vth)と比較する比較回路(C)と、を更に備え、上記制御部(13)は、上記比較回路(C)の出力電圧に基づいて地絡が生じているか否かを判定する、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子よりも下流側で地絡が生じているか否かを、消灯状態において精度良く判定することができる。
 本実施形態に係る発光装置(1)は、上記区間の一端にエミッタが接続され、上記区間の他端にベースが接続されたトランジスタ(TR)と、上記トランジスタ(TR)のコレクタ電圧を分圧する分圧回路(R1)と、を更に備え、上記制御部(13)は、上記分圧回路(R1)の出力電圧に基づいて地絡が生じているか否かを判定する、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子よりも下流側で地絡が生じているか否かを、消灯状態において精度良く判定することができる。
 本実施形態に係る発光装置(1)において、上記トランジスタ(TR)のベースは、ダイオードを介して上記区間の上記他端に接続されている、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子に動電流が流れていないときに順方向電圧を補償することができる。
 本実施形態に係る発光装置(1)において、上記発光素子は、レーザダイオード(LD1,LD2,…)である、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記発光素子が発光ダイオードである発光装置(1)よりも強い光を発する光源を実現することができる。
 本実施形態に係る発光装置(1)において、上記区間は、複数の発光素子を含み、上記制御部(13)は、上記区間の両端電圧に基づいて、上記電流路(11)において地絡が生じている箇所を特定する、ことが好ましい。
 上記の構成によれば、上記少なくとも1つの発光素子よりも下流側で地絡が生じているか否かに加えて、上記電流路(11)の何処で地絡が生じているかを特定することができる。
 なお、上記の発光装置(1)を励起光源として含むファイバレーザも本発明の範疇に含まれる。
 (付記事項)
 本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
  1 発光装置
  11 電流路
  12 電圧検知回路
  13 LD制御部(制御部)
  PS 電源
  LD1~LD6 レーザダイオード(発光素子)
  SW スイッチ
  SR シャント抵抗(抵抗体)

Claims (11)

  1.  直列に接続された複数の発光素子と上記複数の発光素子の上流に設けられた電源とを含む電流路と、
     上記電流路において少なくとも1つの発光素子を含む区間の両端電圧に基づいて、地絡が生じているか否かを判定する制御部と、を備えている、
    ことを特徴とする発光装置。
  2.  上記電流路は、上記複数の発光素子の下流に設けられたスイッチを更に含み、
     上記制御部は、上記電源がオン状態にあり、且つ、上記スイッチがオフ状態にある場合、上記両端電圧が予め定められた閾値電圧を上回っているときに地絡が生じていると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3.  上記電流路は、抵抗体を更に含み、
     上記制御部は、上記電源がオン状態にあり、且つ、上記スイッチがオン状態にある場合、上記抵抗体の両端電圧が予め定められた閾値電圧を下回っているときに地絡が生じていると判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4.  上記少なくとも1つの発光素子は、上記複数の発光素子のうち最も上流に設けられた発光素子である、
    ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の発光装置。
  5.  上記区間の一端の電圧を分圧する第1分圧回路と、
     上記区間の他端の電圧を分圧する第2分圧回路と、
     上記第1分圧回路の出力電圧から上記第2分圧回路の出力電圧を減算する減算回路と、
     上記減算回路の出力電圧を予め定められた閾値電圧と比較する比較回路と、を更に備え、
     上記制御部は、上記比較回路の出力電圧に基づいて地絡が生じているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の発光装置。
  6.  上記区間の一端にエミッタが接続され、上記区間の他端にベースが接続されたトランジスタと、
     上記トランジスタのコレクタ電圧を分圧する分圧回路と、を更に備え、
     上記制御部は、上記分圧回路の出力電圧に基づいて地絡が生じているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の発光装置。
  7.  上記トランジスタのベースは、ダイオードを介して上記区間の上記他端に接続されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8.  上記発光素子は、レーザダイオードである、
    ことを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の発光装置。
  9.  上記区間は、複数の発光素子を含み、
     上記制御部は、上記区間の両端電圧に基づいて、上記電流路において地絡が生じている箇所を特定する、
    ことを特徴とする請求項1~8までの何れか1項に記載の発光装置。
  10.  請求項1~9の何れか1項に記載の発光装置を励起光源として含む、
    ことを特徴とするファイバレーザ。
  11.  直列に接続された複数の発光素子と上記複数の発光素子の上流に設けられた電源とを含む電流路を備えた発光装置において、地絡が生じているか否かを判定する判定方法であって、
     上記電流路において少なくとも1つの発光素子を含む区間の両端電圧に基づいて地絡が生じているか否かを判定する工程を含んでいる、
    ことを特徴とする判定方法。
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