WO2017149774A1 - 通信システム、中継装置、受信装置、中継方法、受信方法、中継プログラム、および受信プログラム - Google Patents
通信システム、中継装置、受信装置、中継方法、受信方法、中継プログラム、および受信プログラム Download PDFInfo
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Abstract
中継装置は、受信SNR値に基づいて受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する推定部と、受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された第1信号の尤度を検出する軟復調部と、量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する第1記憶部と、前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得らえた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る量子化部と、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を受信装置へ送信する伝送部とを有する。
Description
本発明は、送信装置からの信号を中継することで通信品質を改善する通信システム、中継装置、受信装置、中継方法、受信方法、中継プログラム、および受信プログラムに関する。
本明細書では、送信装置、中継装置、及び受信装置をそれぞれ送信ノード、中継ノード、及び受信ノードと記載することがある。
通信システム、とりわけ無線通信システムにおいて、送信ノードと受信ノードの間に存在する複数の中継ノードを利用して通信品質を改善する通信システムが検討されている(例えば、非特許文献1を参照。)。図1は、複数の中継ノードを利用した通信システムの構成を説明する図である。図1に示す通信システムは、送信ノード100と、第1中継ノード200-1と、第2中継ノード200-2と、受信ノード300とを示す。第1中継ノード200-1と第2中継ノード200-2とは、それらを区別しない場合、中継ノード200と総称する。通信システムにおける中継ノード200の数は1以上の任意の数でもよい。送信ノード100と中継ノード200との間の接続および中継ノード200と受信ノード300との間の接続は、有線接続、無線接続のいずれでもよい。
通信システム、とりわけ無線通信システムにおいて、送信ノードと受信ノードの間に存在する複数の中継ノードを利用して通信品質を改善する通信システムが検討されている(例えば、非特許文献1を参照。)。図1は、複数の中継ノードを利用した通信システムの構成を説明する図である。図1に示す通信システムは、送信ノード100と、第1中継ノード200-1と、第2中継ノード200-2と、受信ノード300とを示す。第1中継ノード200-1と第2中継ノード200-2とは、それらを区別しない場合、中継ノード200と総称する。通信システムにおける中継ノード200の数は1以上の任意の数でもよい。送信ノード100と中継ノード200との間の接続および中継ノード200と受信ノード300との間の接続は、有線接続、無線接続のいずれでもよい。
送信ノードと中継ノードとの間の通信で中継ノードにおいて検出される尤度を量子化して受信ノードへ転送する通信システムがある。さらに、尤度の量子化ビットを削減するために、検出した尤度の確率分布に応じて量子化パラメータを適応的に変化させる中継システムが検討されている(例えば、非特許文献2を参照。)。
無線通信システム、とりわけ移動体通信システムにおいて、基地局機能の一部を搭載した複数のアンテナユニットが物理的に張り出し、そのアンテナユニットを分散局として用いる構成が検討されている。アンテナユニットは伝送インタフェースと無線送受信機及びアンテナを搭載するユニットを意味する。分散局が張り出した基地局は、中央局として複数の分散局を制御する機能を担う。
図2は、中継ノードと受信ノードと間が有線接続である場合における尤度適応量子化を用いた通信システムの構成を説明する図である。この場合における送信ノード100、中継ノード200、受信ノード300は、それぞれ上述した基地局機能を中央局と分散局に分けた移動体通信システムにおける端末、分散局、中央局と捉えることもできる。
まず、送信ノード100から送信された信号は中継ノード200の無線受信部21において受信される。その信号には雑音が加わる。各中継ノード200の軟復調部22は受信した信号に対して軟復調を行うことで受信信号の尤度を検出する。次に、量子化パラメータ計算部23は、検出した尤度の確率分布を観測することで量子化パラメータ(どのような量子化幅を採用するか)を算出する。尤度適応量子化部24はその量子化パラメータに従って尤度の適応量子化を行う。量子化パラメータは、例えば、尤度を量子化した後の値である量子化レベル値であってもよい。
量子化された尤度は、‘0’と‘1’のビットで表される尤度量子化ビット値として各中継ノード200の有線送信部25から受信ノード300へ伝送される。受信ノード300は、伝送された尤度に対してどのような量子化パラメータで量子化が行われているかが未知である。このため、中継ノード200は尤度量子化ビット値と共に量子化パラメータを受信ノード300に通知する必要がある。図2において符号R1は、尤度量子化ビット値と量子化パラメータとを含む信号を示している(図3においても同様)。最後に、受信ノード300の逆量子化部32は通知された量子化パラメータに基づいて逆量子化の処理を行い受信ビットを判定し、信号を上位レイヤ機能部33へと転送する。
図3は、中継ノード200と受信ノード300との間の接続が無線接続である場合における尤度適応量子化を用いた通信システムの構成を説明する図である。この場合、中継ノード200において尤度適用量子化を行うまでの処理は図2の構成と同様である。尤度量子化ビット値は、無線送信部26で変調され、無線信号として受信ノード300へ送信される。受信ノード300では、各無線受信部34が各中継ノード200からの信号を受信する。復調部35は、受信された信号を復調し、逆量子化部32は復調された信号の逆量子化の処理を行う。この時、復調の処理は硬判定と軟判定のいずれでもよい。
図2及び図3で示した通信システムにより、送信ノードと受信ノードで直接通信を行うよりも、通信品質を向上させることができる。
衣斐 信介、三瓶 政一、信学技報,vol.113, no.456, RCS2013-336, 181-186頁、「再生量子化中継伝送における量子化しきい値の最適化に関する一検討」、2014年3月。
Clemens Novak, et al., Proc. ISIT 2009, pp.1070-1074,"Quantization for Soft-Output Demodulators in Bit-Interleaved Coded Modulation Systems" July,2009.
しかし、図2及び図3の構成では、受信品質によって変化する量子化パラメータを通知する際に必要となるビット数が多くなる。そのため、中継ノードから受信ノードへ送られる信号のオーバーヘッドが増加するという課題が生じる。例えば、尤度を3ビットで量子化する場合、8段階の量子化レベル値(量子化パラメータ)を受信品質が変化する度に受信ノードへ通知する必要がある。また、各量子化レベル値を表すためには、浮動小数点数のような数値表現を用いる必要がある。例えば倍精度浮動小数点数を用いた場合、1つの量子化レベル値につき64ビットのビット数が必要である。つまり、中継ノードは現在の信号に適応されている量子化パラメータ(段階毎の量子化レベル値)を受信ノードに通知しなければならない。上記例の場合、512ビット(=8段階×64ビット)ものビット数が1回の量子化パラメータ通知に必要となる。
本発明の目的は、このような課題を解決するため、中継装置が送信装置からの信号の尤度を検出および量子化して受信装置へ伝送する場合に、量子化パラメータの通知に必要なビット数を低減し、伝送のオーバーヘッドを縮小できる通信システム、中継装置、受信装置、中継方法、受信方法、中継プログラム、および受信プログラムを提供することである。
本発明の第1の実施態様に係る通信システムは、送信装置と、受信装置と、前記送信装置からの信号を前記受信装置に中継する中継装置とを備える。
前記送信装置は、第1信号を送信する。
前記中継装置は、前記送信された第1信号を受信する第1受信部と、前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する推定部と、前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された第1信号の尤度を検出する軟復調部と、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する第1記憶部と、前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る量子化部と、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する伝送部とを有する。
前記受信装置は、前記送信された第2信号を受信する第2受信部と、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する第2記憶部と、前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する逆量子化部とを有する。
前記送信装置は、第1信号を送信する。
前記中継装置は、前記送信された第1信号を受信する第1受信部と、前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する推定部と、前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された第1信号の尤度を検出する軟復調部と、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する第1記憶部と、前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る量子化部と、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する伝送部とを有する。
前記受信装置は、前記送信された第2信号を受信する第2受信部と、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する第2記憶部と、前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する逆量子化部とを有する。
本発明の第2の実施態様に係る中継装置は、送信装置からの信号を受信装置に中継するための中継装置である。この中継装置は、前記送信装置によって送信された第1信号を受信する第1受信部と、前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する推定部と、前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された第1信号の尤度を検出する軟復調部と、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する第1記憶部と、前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得らえた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る量子化部と、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する伝送部とを有する。
本発明の第3の実施態様に係る受信装置は、第2の実施態様に係る中継装置によって送信された前記第2信号を受信するための受信装置である。この受信装置は、前記中継装置によって送信された第2信号を受信する第2受信部と、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する第2記憶部と、前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する逆量子化部とを有する。
本発明の第4の実施態様に係る中継方法は、送信装置からの信号を受信装置に中継するための中継方法である。この中継方法は、前記送信装置によって送信された第1信号を受信し、前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択し、前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記第1信号の尤度を検出し、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを参照することにより、前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することによりことにより、尤度量子化ビット値を得て、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信することを含む。
本発明の第5の実施態様に係る受信方法は、第4の実施態様に係る中継方法によって送信された前記第2信号を受信するための受信方法である。この受信方法は、前記中継方法によって送信された第2信号を受信し、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを参照することにより、前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて、前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化することを含む。
本発明の第6の実施態様に係る中継プログラムは、送信装置からの信号の受信装置への中継をコンピュータに実現させるための中継プログラムである。この中継プログラムは、前記送信装置によって送信された第1信号を受信し、前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信SNR(Signal to Noise Ratio)値を推定し、前記受信SNR値に基づいて、前記受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択し、前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記第1信号の尤度を検出し、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック毎に示す第1量子化コードブックを参照することにより、前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより、尤度量子化ビット値を得て、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信することをコンピュータに実行させる。
本発明の第7の実施態様に係る受信プログラムは、第2の実施態様に係る中継装置によって送信された前記第2信号の受信をコンピュータに実現させるための受信プログラムである。この受信プログラムは、前記中継装置によって送信された第2信号を受信し、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを参照することにより、前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて、前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化することをコンピュータに実行させる。
本発明の実施形態に係る中継装置、受信装置、中継方法、受信方法、中継プログラム、および受信プログラムによれば、中継装置が送信装置からの信号の尤度を検出および量子化して受信装置へ伝送する場合に、量子化パラメータの通知に必要なビット数を低減し、伝送のオーバーヘッドを縮小できる。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施形態であり、本発明は、以下の実施形態に制限されない。本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一の構成要素を示す。
本発明の実施形態は、尤度の確率分布と最適な量子化パラメータが送信ノードと中継ノードとの間で使用している通信システムにおける変調方式と受信SNR(Signal to Noise Ratio)からあらかじめ計算できることを利用する。各変調方式の時に尤度の確率分布が同一とみなせる範囲の受信SNRごとに、最適な量子化パラメータをあらかじめ計算して量子化コードブックとして中継ノードと受信ノードで備えておく。各中継ノードは受信SNRの範囲に対応するコードブック番号のみを受信ノードに通知する。その結果、中継ノードから受信ノードへ送信される信号のオーバーヘッドが削減される。例えば、変調方式が2種類、受信SNR範囲が2段階ある場合、合計4種類の量子化パラメータを用意する。この量子化パラメータの通知に必要なコードブック番号のビット数は4通りのビット系列が表せる2ビットとなる。図4は、尤度の量子化ビット数が2である上記例の量子化コードブックの一例である。
(第1実施形態)
図5は、第1実施形態における通信システムの構成を説明する図である。図5に示す通信システムは、信号を送信する送信ノード(送信装置)100と、前記信号を受信する受信ノード(受信装置)301と、送信ノード100と受信ノード301との間で前記信号を中継する第1および第2中継ノード(中継装置)201-1、201-2と、を備える。第1中継ノード201-1と第2中継ノード201-2とは、それらを区別しない場合、中継ノード201と総称する(中継ノード202~204も同様)。
図5において符号R2は、尤度量子化ビット値とコードブック番号とを含む信号を示している(図6~8においても同様)。
図5は、第1実施形態における通信システムの構成を説明する図である。図5に示す通信システムは、信号を送信する送信ノード(送信装置)100と、前記信号を受信する受信ノード(受信装置)301と、送信ノード100と受信ノード301との間で前記信号を中継する第1および第2中継ノード(中継装置)201-1、201-2と、を備える。第1中継ノード201-1と第2中継ノード201-2とは、それらを区別しない場合、中継ノード201と総称する(中継ノード202~204も同様)。
図5において符号R2は、尤度量子化ビット値とコードブック番号とを含む信号を示している(図6~8においても同様)。
中継ノード201は、送信ノード100からの信号を受信ノード301に中継する。中継ノード201と受信ノード301との間の信号伝送に用いる信号変換には既存のPON(Passive Optical Network)等のインタフェースを用いてもよいし、独自のインタフェースを用いてもよい。
中継ノード201は、無線受信部(第1受信部)21と、受信SNR推定部(推定部)27と、軟復調部22と、第1コードブック記憶部(第1記憶部)28と、尤度適応量子化部(量子化部)24と、有線送信部(伝送部)25とを有する。
無線受信部(第1受信部)21は、送信ノード100によって送信された信号(第1信号)を受信する。
受信SNR推定部27は、前記受信された信号の信号電力と雑音電力とから受信SNR値を推定する。さらに、受信SNR推定部27は、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する。
軟復調部22は、前記受信された信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された信号の尤度を検出する。
第1コードブック記憶部28は、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する。第1コードブック記憶部28は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)によって構成されていてもよい。
尤度適応量子化部24は、前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得る。さらに、尤度適応量子化部24は、前記得らえた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る。
有線送信部25は、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を受信ノード300へ送信する。
中継ノード201は、無線受信部(第1受信部)21と、受信SNR推定部(推定部)27と、軟復調部22と、第1コードブック記憶部(第1記憶部)28と、尤度適応量子化部(量子化部)24と、有線送信部(伝送部)25とを有する。
無線受信部(第1受信部)21は、送信ノード100によって送信された信号(第1信号)を受信する。
受信SNR推定部27は、前記受信された信号の信号電力と雑音電力とから受信SNR値を推定する。さらに、受信SNR推定部27は、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する。
軟復調部22は、前記受信された信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された信号の尤度を検出する。
第1コードブック記憶部28は、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する。第1コードブック記憶部28は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)によって構成されていてもよい。
尤度適応量子化部24は、前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得る。さらに、尤度適応量子化部24は、前記得らえた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る。
有線送信部25は、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を受信ノード300へ送信する。
中継ノード201は、コンピュータに中継プログラムを読み込ませることで実現することができる。中継ノード201は、CPU(Central Processing Unit)によって中継プログラムを実行することにより、各処理を実現してもよい。
中継プログラムは、送信ノード100によって送信された信号(第1信号)を受信し、前記受信された信号の信号電力と雑音電力とから受信SNR値を推定し、前記受信SNR値に基づいて、前記受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択することをコンピュータに実行させる。
また、中継プログラムは、前記受信された信号に対して軟復調を行うことにより、前記信号の尤度を検出し、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック毎に示す第1量子化コードブックを参照することにより、前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得ることをコンピュータに実行させる。
さらに、中継プログラムは、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより、尤度量子化ビット値を得て、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む信号(第2信号)を受信ノード301へ送信することをコンピュータに実行させる。
中継プログラムは、送信ノード100によって送信された信号(第1信号)を受信し、前記受信された信号の信号電力と雑音電力とから受信SNR値を推定し、前記受信SNR値に基づいて、前記受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択することをコンピュータに実行させる。
また、中継プログラムは、前記受信された信号に対して軟復調を行うことにより、前記信号の尤度を検出し、尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック毎に示す第1量子化コードブックを参照することにより、前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得ることをコンピュータに実行させる。
さらに、中継プログラムは、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより、尤度量子化ビット値を得て、前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む信号(第2信号)を受信ノード301へ送信することをコンピュータに実行させる。
受信ノード301は、送信ノード100から送信され、中継ノード201で中継された信号を受信する。
受信ノード301は、有線受信部(第2受信部)31と、第2コードブック記憶部(第2記憶部)38と、逆量子化部32とを有する。
有線受信部31は、中継ノード201によって送信された信号(第2信号)を受信する。
第2コードブック記憶部38は、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する。第2コードブック記憶部38は、ROMまたはRAMによって構成されていてもよい。
逆量子化部32は、前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得る。逆量子化部32は、前記得られた関係を用いて前記受信された信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する。
受信ノード301は、有線受信部(第2受信部)31と、第2コードブック記憶部(第2記憶部)38と、逆量子化部32とを有する。
有線受信部31は、中継ノード201によって送信された信号(第2信号)を受信する。
第2コードブック記憶部38は、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する。第2コードブック記憶部38は、ROMまたはRAMによって構成されていてもよい。
逆量子化部32は、前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得る。逆量子化部32は、前記得られた関係を用いて前記受信された信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する。
受信ノード301は、コンピュータに受信プログラムを読み込ませることで実現することができる。受信ノード301は、CPUによって受信プログラムを実行することにより、各処理を実現してもよい。
受信プログラムは、前記中継装置によって送信された信号(第2信号)を受信することをコンピュータに実行させる。
また、受信プログラムは、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを参照することにより、前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて、前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化することをコンピュータに実行させる。
受信プログラムは、前記中継装置によって送信された信号(第2信号)を受信することをコンピュータに実行させる。
また、受信プログラムは、前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを参照することにより、前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて、前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化することをコンピュータに実行させる。
第1の実施形態では、図2及び図3の中継ノード200の量子化パラメータ計算部23が行う量子化パラメータ計算の代替に、各中継ノード201の受信SNR推定部27が受信信号をもとに受信SNRを推定する。受信SNRは、まず受信電力と雑音電力を推定した後、受信電力から雑音電力を差し引くことで受信信号電力を計算し、受信信号電力と雑音電力の比を計算することで推定できる。雑音電力は送信信号の中に無信号区間を設けておくことで推定することが可能である。
受信SNR推定部27は、推定した受信SNRから対応する受信SNR範囲を示すコードブック番号を選択し、尤度適応量子化部24に通知する。すなわち、受信SNR推定部27は、複数の受信SNR範囲(第1受信SNR範囲、第2受信SNR範囲等)のうち、推定した受信SNRの値を含む範囲を有する受信SNR範囲を特定する。さらに、受信SNR推定部27は、特定された受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する。コードブック番号は、予め受信SNR推定部27に設定されている。受信SNR推定部27は、コードブック番号(または、第1コードブック)を第1コードブック記憶部28から取得してもよい。
上位レイヤ機能部33は、中継ノード201に対して、送信ノード100と中継ノード201との間の通信に用いられる変調方式の種類を事前に通知している。このため、受信SNR推定部27は、変調方式の種類を事前に特定している。よって、受信SNR推定部27は、受信SNR範囲を特定することにより、コードブック番号を特定できる。
上位レイヤ機能部33は、中継ノード201に対して、送信ノード100と中継ノード201との間の通信に用いられる変調方式の種類を事前に通知している。このため、受信SNR推定部27は、変調方式の種類を事前に特定している。よって、受信SNR推定部27は、受信SNR範囲を特定することにより、コードブック番号を特定できる。
尤度適応量子化部24は、複数パターンの量子化パラメータが格納された量子化コードブックを参照することで通知されたコードブック番号に対応する量子化パラメータを読み込む。さらに、尤度適応量子化部24は、その量子化パラメータを用いて尤度を量子化し、尤度量子化ビット値を得る。そして、各中継ノード201の伝送部(有線送信部25)は、尤度量子化ビット値と受信SNR推定部27から通知されたコードブック番号を受信ノード301へ伝送する。
受信ノード301の逆量子化部32は、通知されたコードブック番号をもとに、第2コードブック記憶部38に記憶されている量子化コードブックを参照し、中継ノード201で行われている量子化の量子化パラメータを読み込んだ上で、受信した尤度量子化ビット値に対して逆量子化の処理を行う。逆量子化部32は、逆量子化を行うことにより、尤度量子化ビット値を量子化パラメータに変換してもよい。
送信ノード100と中継ノード201との間の接続は有線接続でもよい。送信ノード100と中継ノード201との間で送受信される信号はシングルキャリア信号、マルチキャリア信号のいずれでもよい。中継ノード201は、軟復調の処理の後に復号の処理を行ってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態の手法を用いる場合において、中継ノードと受信ノードとの間の接続が無線接続である場合の例である。図6は、第2実施形態の通信システムの構成を説明する図である。第2実施形態では、中継ノード202の伝送部が無線送信部26、受信ノード302の第2受信部が無線受信部34となる。第2実施形態も、尤度量子化ビット値とコードブック番号を取得するまでの処理は第1実施形態と同様である。第2実施形態では、伝送部に相当する無線送信部26が尤度量子化ビット値とコードブック番号を含む信号を変調し、変調された信号を無線信号として受信ノード302へ送信する。この時、各中継ノード202と受信ノード302の間の無線伝送において、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)伝送を行ってもよい。受信ノード302では、各無線受信部34では、各中継ノード202からの信号を受信する。復調部35は、受信された信号を復調する。逆量子化部32は、第1実施形態と同様に逆量子化の処理を行う。この時、復調の処理は硬判定と軟判定のいずれでもよい。MIMO伝送の場合は復調処理の前に、MIMO処理部36でMIMO処理を行う。
第2実施形態は、第1実施形態の手法を用いる場合において、中継ノードと受信ノードとの間の接続が無線接続である場合の例である。図6は、第2実施形態の通信システムの構成を説明する図である。第2実施形態では、中継ノード202の伝送部が無線送信部26、受信ノード302の第2受信部が無線受信部34となる。第2実施形態も、尤度量子化ビット値とコードブック番号を取得するまでの処理は第1実施形態と同様である。第2実施形態では、伝送部に相当する無線送信部26が尤度量子化ビット値とコードブック番号を含む信号を変調し、変調された信号を無線信号として受信ノード302へ送信する。この時、各中継ノード202と受信ノード302の間の無線伝送において、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)伝送を行ってもよい。受信ノード302では、各無線受信部34では、各中継ノード202からの信号を受信する。復調部35は、受信された信号を復調する。逆量子化部32は、第1実施形態と同様に逆量子化の処理を行う。この時、復調の処理は硬判定と軟判定のいずれでもよい。MIMO伝送の場合は復調処理の前に、MIMO処理部36でMIMO処理を行う。
送信ノード100と中継ノード202との間の接続は有線接続でもよい。送信ノード100と中継ノード202との間で送受信される信号はシングルキャリア信号、マルチキャリア信号のいずれでもよい。各中継ノード202の無線送信部21は、変調を行う前に符号化の処理を行ってもよい。中継ノード202あるいは受信ノード302は、復調を行った後に復号の処理を行ってもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1実施形態の手法を用いる場合において、送信ノード数及び中継ノード数が任意の数、あるいは無線接続区間において各送信ノードのアンテナ数及び各中継ノードのアンテナ数が任意の数である場合の例である。図7は、第3実施形態の通信システムの構成を説明する図である。ここでは送信ノード100の数をM、中継ノード203の数をNとしている。この場合、無線区間において単一もしくは複数のデータストリームを伝送するMIMO伝送を行ってもよい。その場合、各中継ノード203はMIMO処理部29をさらに備える。
第3実施形態は、第1実施形態の手法を用いる場合において、送信ノード数及び中継ノード数が任意の数、あるいは無線接続区間において各送信ノードのアンテナ数及び各中継ノードのアンテナ数が任意の数である場合の例である。図7は、第3実施形態の通信システムの構成を説明する図である。ここでは送信ノード100の数をM、中継ノード203の数をNとしている。この場合、無線区間において単一もしくは複数のデータストリームを伝送するMIMO伝送を行ってもよい。その場合、各中継ノード203はMIMO処理部29をさらに備える。
中継ノード203は、受信SNRの推定をMIMO処理の後の信号に対して行なう。その後、中継ノード203は、データストリーム毎に、第1実施形態で説明したように軟復調及び尤度適応量子化を行う。さらに、中継ノード203の並列直列変換部29aは、尤度量子化ビット値とコードブック番号とを並列直列変換して、変換後の尤度量子化ビット値とコードブック番号とを受信ノード303へ伝送する。
受信ノード303の直列並列変換部39aは、各中継ノード203から伝送された尤度量子化ビット値とコードブック番号とを直列並列変換する。受信ノード303の逆量子化部32は、変換された尤度量子化ビット値とコードブック番号とをもとに第1実施形態で説明したように逆量子化の処理を行い、データストリーム毎にビットを判定して判定結果を上位レイヤ機能部33へと転送する。
送信ノード100と中継ノード203との間の接続は有線接続でもよい。送信ノード100と中継ノード203と間で送受信される信号はシングルキャリア信号、マルチキャリア信号のいずれでもよい。中継ノード203は、軟復調の処理を行った後に復号の処理を行ってもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第2実施形態の手法を用いる場合において、送信ノード数及び中継ノード数が任意の数、あるいは無線接続区間において各送信ノードのアンテナ数及び各中継ノードのアンテナ数が任意の数である場合の例である。図8は、第4実施形態の通信システムの構成を説明する図である。ここでは送信ノード100の数をM、中継ノード204の数をNとしている。この場合、無線区間において単一もしくは複数のデータストリームを伝送するMIMO伝送を行ってもよい。その場合、各中継ノード204はMIMO処理部29をさらに備える。第1送信ノード100-1から第M送信ノード100-Mは、それらを区別しない場合、送信ノード100と総称する。
第4実施形態は、第2実施形態の手法を用いる場合において、送信ノード数及び中継ノード数が任意の数、あるいは無線接続区間において各送信ノードのアンテナ数及び各中継ノードのアンテナ数が任意の数である場合の例である。図8は、第4実施形態の通信システムの構成を説明する図である。ここでは送信ノード100の数をM、中継ノード204の数をNとしている。この場合、無線区間において単一もしくは複数のデータストリームを伝送するMIMO伝送を行ってもよい。その場合、各中継ノード204はMIMO処理部29をさらに備える。第1送信ノード100-1から第M送信ノード100-Mは、それらを区別しない場合、送信ノード100と総称する。
中継ノード204は、受信SNRの推定をMIMO処理の後の信号に対して行なう。その後、中継ノード204は、データストリーム毎に、第2実施形態で説明したように軟復調及び尤度適応量子化を行い、尤度量子化ビット値とコードブック番号を受信ノード304へ伝送する。
受信ノード304では、第2実施形態で説明したように、各無線受信部34が受信した各中継ノード204から信号を受信し、各復調部35が受信信号を復調し、逆量子化部32が逆量子化の処理を行う。この時、復調部35によって行われる復調の処理は硬判定と軟判定のいずれでもよい。
送信ノード100と中継ノード204との間の接続は有線接続でもよい。送信ノード100と中継ノード204と間で送受信される信号はシングルキャリア信号、マルチキャリア信号のいずれでもよい。各中継ノード100の無線送信部21は、変調を行う前に符号化の処理を行ってもよい。中継ノード100あるいは受信ノード304は、復調を行った後に復号の処理を行ってもよい。
(発明の効果)
尤度の量子化パラメータを適応的に変化させた上で、量子化した尤度を中継ノードから受信ノードに伝送する通信システムにおいて、1回の通知に多くのビットを必要とする量子化パラメータの代わりに受信SNR範囲を示すコードブック番号のみを中継ノードから受信ノードに伝送することによって、中継ノードと受信ノードとの間の伝送におけるオーバーヘッドが削減可能となる。
尤度の量子化パラメータを適応的に変化させた上で、量子化した尤度を中継ノードから受信ノードに伝送する通信システムにおいて、1回の通知に多くのビットを必要とする量子化パラメータの代わりに受信SNR範囲を示すコードブック番号のみを中継ノードから受信ノードに伝送することによって、中継ノードと受信ノードとの間の伝送におけるオーバーヘッドが削減可能となる。
以上に示した複数の実施形態に係る各装置(例えば、中継ノード、受信ノード)の機能を実現するためのプログラム(例えば、中継プログラム、受信プログラム)をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、処理を行ってもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」は、オペレーティング・システム(OS:Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含んでもよい。
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置を含む。
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明は、通信システム、中継装置、受信装置、中継方法、受信方法、中継プログラム、および受信プログラムに適用してもよい。
21:無線受信部
22:軟復調部
23:量子化パラメータ計算部
24:尤度適応量子化部
25:有線送信部
26:無線送信部
27:受信SNR推定部
28:第1コードブック記憶部
29:MIMO処理部
29a:並列直列変換部
31:有線受信部
32:逆量子化部
33:上位レイヤ機能部
34:無線受信部
35:復調部
36:MIMO処理部
38:第2コードブック記憶部
39a:直列並列変換部
100:送信ノード(送信装置)
200~204:中継ノード(中継装置)
300~304:受信ノード(受信装置)
22:軟復調部
23:量子化パラメータ計算部
24:尤度適応量子化部
25:有線送信部
26:無線送信部
27:受信SNR推定部
28:第1コードブック記憶部
29:MIMO処理部
29a:並列直列変換部
31:有線受信部
32:逆量子化部
33:上位レイヤ機能部
34:無線受信部
35:復調部
36:MIMO処理部
38:第2コードブック記憶部
39a:直列並列変換部
100:送信ノード(送信装置)
200~204:中継ノード(中継装置)
300~304:受信ノード(受信装置)
Claims (7)
- 送信装置と、受信装置と、前記送信装置からの信号を前記受信装置に中継する中継装置と、を備える通信システムであって、
前記送信装置は、第1信号を送信し、
前記中継装置は、
前記送信された第1信号を受信する第1受信部と、
前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する推定部と、
前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された第1信号の尤度を検出する軟復調部と、
尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する第1記憶部と、
前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る量子化部と、
前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する伝送部と、を有し、
前記受信装置は、
前記送信された第2信号を受信する第2受信部と、
前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する第2記憶部と、
前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する逆量子化部と、を有する
通信システム。 - 送信装置からの信号を受信装置に中継するための中継装置であって、
前記送信装置によって送信された第1信号を受信する第1受信部と、
前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択する推定部と、
前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記受信された第1信号の尤度を検出する軟復調部と、
尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを記憶する第1記憶部と、
前記第1量子化コードブックを参照することにより前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得らえた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより尤度量子化ビット値を得る量子化部と、
前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する伝送部と、
を有する中継装置。 - 請求項2に記載の中継装置によって送信された前記第2信号を受信するための受信装置であって、
前記中継装置によって送信された第2信号を受信する第2受信部と、
前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを記憶する第2記憶部と、
前記第2量子化コードブックを参照することにより前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、前記得られた関係を用いて前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する逆量子化部と、
を有する受信装置。 - 送信装置からの信号を受信装置に中継するための中継方法であって、
前記送信装置によって送信された第1信号を受信し、
前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信Signal to Noise Ratio(SNR)値を推定し、
前記推定された受信SNR値に基づいて、前記推定された受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択し、
前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記第1信号の尤度を検出し、
尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック番号毎に示す第1量子化コードブックを参照することにより、前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、
前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することによりことにより、尤度量子化ビット値を得て、
前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する、
ことを含む中継方法。 - 請求項4に記載の中継方法によって送信された前記第2信号を受信するための受信方法であって、
前記中継方法によって送信された第2信号を受信し、
前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを参照することにより、前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、
前記得られた関係を用いて、前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する、
ことを含む受信方法。 - 送信装置からの信号の受信装置への中継をコンピュータに実現させるための中継プログラムであって、
前記送信装置によって送信された第1信号を受信し、
前記受信された第1信号の信号電力と雑音電力とから受信SNR(Signal to Noise Ratio)値を推定し、
前記受信SNR値に基づいて、前記受信SNR値を含む範囲を有する受信SNR範囲に対応するコードブック番号を選択し、
前記受信された第1信号に対して軟復調を行うことにより、前記第1信号の尤度を検出し、
尤度を量子化するための量子化パラメータと量子化された尤度を示す尤度量子化ビット値との関係をコードブック毎に示す第1量子化コードブックを参照することにより、前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、
前記得られた関係を用いて前記検出された尤度を適応的に量子化することにより、尤度量子化ビット値を得て、
前記得られた尤度量子化ビット値と前記選択されたコードブック番号とを含む第2信号を前記受信装置へ送信する、
ことをコンピュータに実行させる中継プログラム。 - 請求項2に記載の中継装置によって送信された前記第2信号の受信をコンピュータに実現させるための受信プログラムであって、
前記中継装置によって送信された第2信号を受信し、
前記第1量子化コードブックと同じ内容の第2量子化コードブックを参照することにより、前記受信された第2信号に含まれる前記選択されたコードブック番号に対応する量子化パラメータと尤度量子化ビット値との関係を得て、
前記得られた関係を用いて、前記受信された第2信号に含まれる尤度量子化ビット値を逆量子化する、
ことをコンピュータに実行させる受信プログラム。
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