WO2017134823A1 - 蓋体 - Google Patents

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和彦 金澤
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    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/16Closures not otherwise provided for with means for venting air or gas

Definitions

  • the present invention relates to a lid for sealing an opening of a container body in a storage container for storing and storing the container (hereinafter simply referred to as “container”) that needs to be vented. More specifically, the present invention relates to a lid that can prevent air from flowing into the storage container from the outside and surely vent the gas from the storage container while having a simple and compact structure.
  • the present invention was devised in view of the above points, and while having a simple and compact structure, it is possible to prevent the inflow of air from the outside into the storage container and to reliably vent the gas from the storage container.
  • An object is to provide a simple lid.
  • FIG. 5 (a) is a partial cross-sectional side view of the YY arrow portion of FIG. 3 (a), and FIG. It is the side surface partial sectional view in the state with which the main body was mounted
  • FIGS. 6A and 6B are explanatory views of the valve opening operation of the valve portion, in which FIG. 6A is a partial cross-sectional side view of the valve portion when the valve is opened, and FIG. FIG. 7A is a partial cross-sectional side view of an outer peripheral portion of a cap having a valve portion according to another embodiment, FIG. 7A is a partial cross-sectional side view of the valve portion having a thin-walled structure, and FIG. It is side surface partial sectional drawing of a valve part. It is a top view of the cap which has a lid support part of another form.
  • the direction indicated by the arrow F in FIG. 1 is the front
  • the direction indicated by the arrow U is the upper side
  • the position and direction of each part described below are based on the front and the upper side.
  • the container body 3 has a bottom surface 3b, and a storage part 3d for storing coffee beans ground powder 4 and the like, which is a container that needs to be vented, and a lower end connected to the storage part 3d.
  • the above-described opening 3a is composed of a lid mounting portion 3c formed at the top.
  • the cap 2 is fixed so as to be connected to the bottom surface of the gripping portion 7 so as to be attached to the bottom surface of the gripping portion 7 and grips the cap 2 by hand, and closes the opening 3a. And a possible thin plate-like sheet 8.
  • a communication gap 12 communicating with the outside can be provided between the opening inner wall 3a2 and the outer peripheral portion 6a of the lid main body portion 6, and has flowed out of the container main body 3 via the valve structure 10 described later.
  • the gas can be discharged to the outside from the gap 13 through the communication gap 12. For this reason, it is not necessary to provide a special exhaust path separately, and the number of parts is reduced.
  • the valve receiving portion 6e is formed with the lower end at the portion contacting the U-shaped connecting boundary line 8d as described above and gradually reducing the circumferential width. After extending to the end of the lid main body 6 on the side of the lid support portion 5 so as to project obliquely upward, it is formed by connecting to the lower surface 5a1 of the lid support portion 5 as it is.
  • the cap 2A has a bending rigidity of the valve portion by making the thickness of the valve portion 8c1 of the seat 8 of the cap 2 smaller than the thickness of the surrounding pressure receiving portion. Is made smaller.
  • the lid to which the present invention is applied has a simple and compact structure, and can reliably prevent the inflow of air from the outside into the storage container and vent the gas from the storage container. It has become.

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Abstract

本発明を適用したキャップ2は、ガス抜きを要する収容物である挽き豆を貯溜する容器本体3の開口3aに係止される蓋支持部5と、この蓋支持部5に連設されると共に、開口3aに挿入されて、この開口3aの開口内壁3a2との間に、外部に連通する連通隙間12を形成する蓋本体部6と、この蓋本体部6に連設されると共に、平面視で開口内壁3a2の内寸よりも所定量だけ外側に張り出した外周部8aが開口内壁3a2に弾性的に当接して開口3aを閉塞するシート8と、このシート8で閉塞状態にある容器本体3内のガス圧が作用する受圧部分8cの面積差により、所定の受圧部分である弁部分8c1が開口3a側に優先的に屈曲して開弁する弁構造10とを備えている。

Description

蓋体
 本発明は、ガス抜きを要する収容物(以下、単に「収容物」とする)を容器本体内に貯溜して保存する保存容器において、この容器本体の開口を封止するための蓋体に関する。詳しくは、簡単でコンパクトな構造でありながら、外部から保存容器内への空気流入の防止と、保存容器内からのガス抜きが確実に可能な蓋体に係わるものである。
 従来より、焙煎後のコーヒー豆やその挽き粉、味噌などの発酵食品、固形薬品などは保存中にガスを発生することから、保存容器にはガス抜き構造が設けられている。
 このガス抜き構造としては、保存容器の容器本体の開口を気密状態で封止する蓋体を設け、この蓋体にガス抜き構造を形成することにより、外部から保存容器内への空気流入を防止しつつ、容器本体内に貯溜した収容物からのガス、例えば焙煎後のコーヒー豆や挽き粉から発生する炭酸ガスなどを外部に排出する技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
 この技術によると、侵入してきた空気と接触して収容物の品質が劣化したり、収容物から発生するガスで保存容器内の内圧が外気圧力よりも高くなって保存容器が変形や破裂を起こしたりするのを、防止することができる。
特開2002-34458号公報
 しかしながら、前述の技術において開口を気密状態で封止するには、キャップ状の蓋体の内面に雌ねじ部を形成する一方、容器本体から突出させると共に先端に開口を有する円筒部を設け、この円筒部の先端外周面に雄ねじ部を形成した上で、前述の蓋体を円筒部にねじ込んで装着するようにしている。
 このため、封止構造は必ずしも簡単なものではなく、特に、容器本体を金属、ガラス、セラミックなどで構成する場合には、円筒部や各ねじ部の形成のための加工コストが高くなる。更に、螺合による気密性を確実なものにするには、蓋体の雌ねじ部へのシール材の塗布などが欠かせず、部品コストも高くなる。加えて、蓋体の装着には慎重なねじ込み動作が欠かせないことから、収容物の収容保存に手間や時間がかかって蓋体の装着作業性が劣る。
 また、前述の技術のガス抜き構造は、蓋体の基板部の貫通孔に張設したフィルムに弁孔を設け、この弁孔に、ガス抜き用の弁片を熱溶着などによって開閉可能に固着したものである。このため、部品点数が増加することから、部品コストが更に高くなると共に、大きな組込み空間が必要となって蓋体の大型化を招く。
 本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、簡単でコンパクトな構造でありながら、外部から保存容器内への空気流入の防止と、保存容器内からのガス抜きが確実に可能な蓋体を提供することを目的とする。
 上記の目的を達成するために、本発明の蓋体は、ガス抜きを要する収容物を貯溜する容器本体の開口に係止される蓋支持部と、該蓋支持部に連設されると共に、前記開口に挿入されて、該開口の開口内壁との間に、外部に連通する連通隙間を形成する蓋本体部と、該蓋本体部に連設されると共に、平面視で前記開口内壁の内寸よりも所定量だけ外側に張り出した閉塞部外周が開口内壁に弾性的に当接して開口を閉塞する弾性閉塞部と、該弾性閉塞部で閉塞状態にある容器本体内のガス圧が作用する受圧部分の面積差により、所定の受圧部分が開口側に優先的に屈曲して開弁する弁構造とを備えている。
 そして、ガス抜きを要する収容物を貯溜する容器本体の開口に係止される蓋支持部と、該蓋支持部に連設されると共に、前記開口に挿入されて、該開口の開口内壁との間に、外部に連通する連通隙間を形成する蓋本体部とによって、容器本体内の貯溜空間の容量適正化を図ることができる。すなわち、開口と蓋支持部との間の離間間隔や、蓋本体部の長さを変更することで、弾性閉塞部の位置調整が可能となり、例えば、収容物の貯溜量を増やしたい場合には、離間間隔を広げたり、蓋本体部の長さを短縮したりして、弾性閉塞部を開口寄りに設定し、容器本体内の貯溜空間を拡大することができる。あるいは、たとえ貯溜量が少なくても侵入空気への収納物の接触をできるだけ抑制したい場合には、逆に、離間間隔を縮めたり、蓋本体部の長さを長くしたりして、弾性閉塞部を収容物寄りに設定し、容器本体内の貯溜空間を縮小することができる。
 更に、蓋支持部に連設されると共に、前記開口に挿入されて、該開口の開口内壁との間に、外部に連通する連通隙間を形成する蓋本体部によって、部品コストの低減を図ることができる。すなわち、弁構造を介して流出してきたガスは、連通隙間を利用して外部に排出することができ、特殊な排気経路を別体に設ける必要がなく、部品点数を減少させることができる。
 加えて、蓋本体部に連設されると共に、平面視で前記開口内壁の内寸よりも所定量だけ外側に張り出した閉塞部外周が開口内壁に弾性的に当接して開口を閉塞する弾性閉塞部によって、構造の簡素化、加工コスト、部品コストの低減、及び蓋体の装着作業性の向上を図ることができる。すなわち、弾性閉塞部を容器本体の開口側に向けるようにして蓋体を容器本体に装着するだけで、この蓋体の弾性閉塞部が開口を気密状態で封止することができ、螺合構造、ねじ切りなどの加工作業、気密性確保のためのシール材などの別部材、及び慎重なねじ込み動作を省くことができる。
 更に、弾性閉塞部で閉塞状態にある容器本体内のガス圧が作用する受圧部分の面積差により、所定の受圧部分が開口側に優先的に屈曲して開弁する弁構造によって、部品コストの低減、蓋体のコンパクト化が図れる。すなわち、弾性閉塞部の受圧部分に面積差を設け、所定の受圧部分に弁機能を付与するだけの簡単な構成でガス抜き構造を形成することができ、フィルムに設けた弁孔にガス抜き用の弁片を熱溶着などによって開閉可能に固着するといった複雑な構造を省いて、部品点数の減少、組込み空間の縮小を図ることができる。
 また、前記弁構造が、前記弾性閉塞部にあって、前記受圧部分のうちで周囲よりも面積が大きい弁部分と、前記蓋本体部にあって、前記弁部分の開閉動作に必要な空間である弁可動凹部が形成される弁受け部分とを有する場合は、蓋体装着時に弾性閉塞部を気密状態で挿入するのに伴い容器本体の内部空気を短時間で排出したり、収容物保存中の収容物からのガス放出が著しくてガスを多量に排出したりする必要がある際に、弁部分を弁可動凹部内に収めるようにして開口側に大きく屈曲させて、大きな弁開度を得ることができる。これにより、蓋体装着時に容器本体内の内圧の増加を防いで挿入抵抗が低下し、蓋体の装着作業性が一層向上すると共に、たとえガス放出量や貯溜量が多くなってもガス抜きが確実に行え、様々な種類の収容物やサイズの容器本体に対応することができ、蓋体の汎用性も向上する。
 また、前記弁部分が、前記開口内壁に弾性的に当接する閉塞部外周を含む第1屈曲領域と、該第1屈曲領域よりも内側にあって、受圧時に前記蓋本体部との接続境界線を中心にして開口側に屈曲する第2屈曲領域とを有する場合は、周囲よりも大きい面積を利用することで、単一の弁材に、第1屈曲領域の屈曲による開口封止機能と、続く第2屈曲領域の屈曲によるガス抜き機能とを付与することができる。これにより、弁部材を一体物で形成することができ、部品点数の減少による部品コストの低減、弁部分の組込み空間の縮小による蓋体のコンパクト化を進めることができる。
 また、前記弁受け部分の弁可動凹部が、シート状に形成された前記弾性閉塞部の一面を一端に固着した柱状の蓋本体部において、該蓋本体部の本体部外周を径方向内側に凹ませることにより形成され、前記弁部分が、前記弁可動凹部形成によって露出した弾性閉塞部の露出部分から閉塞部外周にかけて形成される場合は、弁受け部分と弁部分のいずれも、蓋体の一部を利用して形成することができる。これにより、弁構造を蓋体内に一体的に組み込むことができ、部品点数の減少による部品コストの低減、組込み空間の縮小による蓋体のコンパクト化を更に進めることができる。
 また、前記弁構造が、受圧時に前記弁受け部分と弁部分とに挟まれた袋空間から該袋空間内の空気を外部に排出する空気抜き構造を有する場合は、袋空間内の空気が空気抜き構造によって外部に円滑に排出されるため、弁部分の開口側への屈曲が、袋空間内の空気の圧縮抵抗によって阻害されることがない。これにより、大きな弁開度を容易に得ることができ、蓋体の装着作業性や蓋体の汎用性を更に向上させることができる。
 また、前記空気抜き構造が、受圧時に前記弁受け部分と弁部分との間に形成される空気抜き用隙間を有する場合は、弁受け部分と弁部分を利用することで、袋空間内の空気が空気抜き用隙間を通って外部に排出される空気抜き構造を形成することができる。これにより、空気抜き構造までも蓋体内に一体的に組み込むことができ、部品点数の減少による部品コストの低減、組込み空間の縮小による蓋体のコンパクト化を更に一層進めることができる。
 また、前記弁部分が、周囲の弾性閉塞部よりも薄くした薄肉構造と、周囲の弾性閉塞部よりも大きい弾性変形能を有する複合構造との少なくとも一方を有する場合は、ガス圧が作用する受圧部分の面積差に加え、弁部分自体の曲げ剛性も低く設定することができる。これにより、保存容器内のガス圧に対する弁部分の動作感度を高めることができ、たとえ収容物からのガス放出が僅かであっても確実にガス抜きを行うことができる。
 本発明に係わる蓋体は、簡単でコンパクトな構造でありながら、外部から保存容器内への空気流入の防止と、保存容器内からのガス抜きが確実に可能なものとなっている。
本発明に係わる蓋体であるキャップを装着する保存容器の全体構成を示す斜視図であって、図1(a)はキャップを装着した状態の外観を示す斜視図、図1(b)はキャップを容器本体から取り外した状態の外観を示す斜視図である。 キャップの構成を示す斜視図であって、図2(a)はキャップの正面斜視図、図2(b)は同じく背面斜視図である。 キャップの構成を示す図であって、図3(a)はキャップの平面図、図3(b)は同じく正面図、図3(c)は同じく底面図である。 弁部分以外におけるキャップ外周部の側面一部断面図であって、図4(a)は図3(a)のX-X矢視部の側面一部断面図、図4(b)はキャップを容器本体に装着した状態における同じく側面一部断面図である。 弁部分におけるキャップ外周部の側面一部断面図であって、図5(a)は図3(a)のY-Y矢視部の側面一部断面図、図5(b)はキャップを容器本体に装着した状態における同じく側面一部断面図である。 弁部分の開弁動作の説明図であって、図6(a)は開弁時の弁部分の側面一部断面図、図6(b)は同じく正面図である。 別形態の弁部分を有するキャップの外周部の側面一部断面図であって、図7(a)は薄肉構造を有する弁部分の側面一部断面図、図7(b)は複合構造を有する弁部分の側面一部断面図である。 別形態の蓋支持部を有するキャップの平面図である。
 以下、蓋体に関する本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
 なお、図1の矢印Fで示す方向を前方とし、矢印Uで示す方向を上方とし、以下で述べる各部の位置や方向などは、この前方と上方を基準とするものである。
 まず、本発明を適用した蓋体の一例であるキャップ2を装着した保存容器1の全体構成について、図1、図4により説明する。
 保存容器1は、開口3aが上方に開いた有底筒状の容器本体3と、この開口3aに着脱可能に装着されるキャップ2とを備えている。
 このうちの容器本体3は、底面3bを有し、ガス抜きを要する収容物であるコーヒー豆の挽き粉4などを収容するための貯溜部3dと、この貯溜部3dに下端が連設されると共に前述の開口3aが上部に形成された蓋装着部3cとから構成される。
 この蓋装着部3cは、貯溜部3dよりも拡径されており、蓋装着部3cと貯溜部3dとの境部分には段差部3eが形成されている。
 これにより、一方の手で貯溜部3dを把持し、他方の手で蓋装着部3cの開口3aにキャップ2を押し込んで装着する際などに、たとえ、容器本体3が一方の手から滑って落ちようとしても、この段差部3eが一方の手に係止され、容器本体3のそれ以上の滑り落ちを止めることができる。
 更に、本実施例の容器本体3では、板厚約0.5mmのステンレス鋼板に深絞り加工を施すことにより、蓋装着部3cと貯溜部3dとを一体的に形成しているが、別体構造としてもよい。
 加えて、素材についても、アルミニウムなどの他の金属、ガラス、セラミック、合成樹脂、木などであってもよく、ガスが発生する収容物の保存に適したものであれば、容器本体3の構造や素材は特に限定されるものではない。
 また、キャップ2は、手で把持してキャップ2の着脱動作を行う短円柱状の把持部7と、この把持部7の下面に連設するように固着されると共に、前述の開口3aを閉塞可能な薄板状のシート8とを備えている。
 このうちの把持部7は、セラミック製であって、後で詳述するように、前述の開口3aに係止される蓋支持部5と、この蓋支持部5の下端に連設されると共に、同じ開口3aに挿入される蓋本体部6とを一体的に形成したものである。
 この把持部7も、前述の容器本体3と同様、蓋支持部5と蓋本体部6を別体構造にしてもよく、加えて、素材も、ステンレスやアルミニウムなどの金属、ガラス、合成樹脂、木などであってもよく、ガスが発生する収容物の保存に適したものであれば、把持部7の構造や素材は特に限定されるものではない。
 更に、シート8は、シリコンゴム、クロロプレンゴムなどの弾性体から形成されると共に、閉塞部外周である外周部8aは、開口3aの開口内壁3a2の内寸よりも、所定の張出量9だけ外側に張り出している。
 これにより、前述の把持部7を把持し、蓋本体部6を開口3a内に挿入すると、外周部8aが開口内壁3a2に弾性的に当接し、シート8によって開口3aを閉塞して気密状態で封止することができる。このため、簡単な構造で外部から保存容器1内への空気の流入を防止し、従来のような螺合構造、ねじ切りなどの加工作業、気密性確保のためのシール材などの別部材、及び慎重なねじ込み動作を省くことができる。
 次に、キャップ2の詳細構成について、図1乃至図6により説明する。
 図2に示すように、キャップ2は、前述した、把持部7を構成する蓋支持部5、蓋本体部6とシート8とに加え、蓋本体部6からシート8にかけて形成される弁構造10を備えている。以下に、各部の構成について詳述する。
 図1乃至図4に示すように、このうちの蓋支持部5は、短円柱状であって、その外周部5aは、前述の開口3aの開口内壁3a2の内寸よりも所定の張出量16だけ外側に張り出している。
 これにより、キャップ2を開口3aに装着する際、外周部5aの下面5a1が開口3aの上端縁3a1に当接して蓋支持部5のそれ以上の挿入ができずに、蓋支持部5が開口3aに係止された状態となる。
 この際、前述のシート8の弾性力によって、外周部5aの下面5a1は開口3aの上端縁3a1から上方に押し上げられて離間状態となっており、下面5a1と上端縁3a1との間には、常に隙間13が形成されている。
 更に、蓋支持部5の上面には、上方に開いた凹部5bが形成されている。
 これにより、蓋支持部5の体積を減らして、キャップ2の軽量化を図ると共に、この凹部5bと外周部5aの下面5a1との間を複数の指先の間で挟持しながら引き上げることにより、キャップ2を容器本体3から簡単に取り外せるようにしている。
 蓋本体部6は、前述の蓋支持部5よりも小径の短円柱状であって、この蓋本体部6の外周を構成する本体部外周である外周部6aは、開口3aの開口内壁3a2の内寸よりも所定の隙間量11だけ内側となるように形成されている。
 これにより、開口内壁3a2と、蓋本体部6の外周部6aとの間に、外部に連通する連通隙間12を設けることができ、後述する弁構造10を介して容器本体3内から流出してきたガスを、この連通隙間12を通って前述の隙間13から外部へ排出することができる。このため、特殊な排気経路を別体に設ける必要がなく、部品点数が減少する。
 更に、前述の開口3aの上端縁3a1と蓋支持部5の下面5a1との間の離間間隔14や、蓋本体部6の上下方向の長さ15を変更することで、シート8の上下位置調整が行えるようにしている。例えば、キャップ2を上方に引き上げて離間間隔14を広げたり、蓋本体部6の長さ15を短く形成したりして、シート8を開口3a寄りに設定し、逆に、キャップ2を下方に押し込んで離間間隔14を縮めたり、蓋本体部6の長さ15を長く形成したりして、シート8を収容物寄りに設定することができる。
 これにより、開口3a寄りのシート8配置によって、容器本体3内の貯溜空間を拡大して収容物の貯溜量を増やしたり、逆に、収容物寄りのシート8配置によって、容器本体3内の貯溜空間を縮小して収容物の貯溜量を少なくして侵入空気への収納物の接触をできるだけ抑制したりすることが可能となる。
 加えて、蓋本体部6の下面にも、蓋支持部5と同様に、下方に開いた凹部6bが形成されている。
 これにより、蓋本体部6の体積を減らして、キャップ2の軽量化を図ると共に、凹部6bの外周に略リング状の底面6cを設け、この底面6cに略リング状のシート8を貼着することにより、高価なシリコンゴムなどの素材を使用する場合に、シート8の使用量を減らして部品コストの低減が図れるようにしている。
 シート8は、このように略リング状であって、外周部8a、内周部8bのいずれも同心状に円形に形成されるが、内周部8bのうちで前述の弁構造10を有する部分は、内側に張り出すように湾曲されており、前述の蓋本体部6の底面6cも、弁構造10を有する部分では、内周部8bに沿って、内側に張り出すように湾曲されている。
 これにより、シート8の内周部8bを、略一定幅の貼り代17をもって蓋本体部6の底面6cに貼着することができ、周方向位置にかかわらず、シート8を蓋本体部6の底面6cに均一な接着力で貼着し、局所剥離を抑制してシート8の剥離強度を高めるようにしている。
 更に、シート8で蓋本体部6の底面6cよりも外側に張り出した部分(以下、「受圧部分」とする)8cには、後述するようにして、閉塞状態にある容器本体3内のガス圧が作用する。ここで、前述したように、シート8の外周部8aは円形であるのに対し、シート8の内周部8b、蓋本体部6の底面6cのいずれも、弁構造10を有する部分では内側に張り出すように湾曲されている。
 このため、受圧部分8cにおいて弁構造10を有する部分(以下、「弁部分」とする)8c1で、蓋本体部6の底面6cよりも外側に張り出す弁張出量18aは、その他の部分(以下、「閉塞部分」とする)8c2で、蓋本体部6の底面6cよりも外側に張り出す所定のシート張出量18bよりも、大きく設定されている。なお、このシート張出量18bは、前述した開口内壁3a2から外方へのシート8の張出量9と、同じ開口内壁3a2から蓋本体部6の外周部6aまでの隙間量11との和から求められる。
 これにより、受圧部分8cにおいて、弁部分8c1の面積を周囲の受圧部分8cよりも大きく設定して面積差を設けることができ、ガス圧によって弁部分8c1が開口3a側に優先的に屈曲して開弁する弁構造10が形成される。従って、簡単な構成でガス抜き構造を形成することができ、従来のような複雑な構造をなくして、部品点数の減少、組込み空間の縮小を図ることができる。
 加えて、シート8の外周部8aの端面は、断面視で上方に湾曲したR形状に形成されている。
 これにより、キャップ2を容器本体3に装着する際、たとえ開口内壁3a2の形状や寸法が周方向で大きくばらついても、シート8の外周部8aを開口内壁3a2に隙間なく当接させることができ、シート8による開口3aの気密性が更に向上する。
 また、図2乃至図6に示すように、弁構造10は、前述したようなシート8の弁部分8c1と、蓋本体部6にあって、弁部分8c1の開閉動作に必要な空間である弁可動凹部6dが形成された弁受け部分6eとを有している。
 このうちの弁部分8c1は、前述の如く周囲の閉塞部分8c2よりも面積が大きく設定されており、図2、図5、図6に示すように、容器本体3の開口内壁3a2に弾性的に当接する外周部8aを含む第1屈曲領域19と、この第1屈曲領域19よりも内側にあって、受圧時に蓋本体部6との接続境界線8dを中心にして開口3a側に屈曲する第2屈曲領域20とから構成される。なお、本実施例の接続境界線8dは、平面視で前方に開いたU字状に形成されている。
 そして、第1屈曲領域19は、キャップ2を容器本体3に装着する際、図4、図5に示すように、周囲の閉塞部分8c2の上方への屈曲に連動して上方に屈曲される。
 これにより、キャップ2装着時には、閉塞部分8c2と弁部分8c1の第1屈曲領域19とが協動して開口内壁3a2に弾性的に当接されて、開口3aを確実に閉塞することができる。
 第2屈曲領域20は、キャップ2装着後に収容物からガスが発生すると、弁部分8c1の下面全体にガス圧が作用して、図6に示すように、接続境界線8dを中心にして更に上方に屈曲される。すると、弁部分8c1と開口内壁3a2との間に排出隙間21が形成され、収容物から発生したガスは、矢印22に示すように、この排出隙間21から前述の隙間13を通って外部に直接排出されたり、あるいは、この排出隙間21から弁部分8c1左右側方の閉塞部分8c2の連通隙間12に流れ込んだ後、この連通隙間12から隙間13を通って外部に排出されたりする。
 これにより、複数のガス排出経路を設けて、ガス排出量を増加させることができる。加えて、周囲の閉塞部分8c2よりも大きな面積を利用して、単一の弁材である弁部分8c1に、第1屈曲領域19の屈曲による開口封止機能と、続く第2屈曲領域20の屈曲によるガス抜き機能という複数の機能を付与することができる。
 弁受け部分6eにおいては、前述の如くシート状の弾性閉塞部であるシート8の上面を一端の底面6cに固着した短円柱状の蓋本体部6の外周部6aが、径方向内側に凹むようにして、弁可動凹部6dが形成される。
 そして、この弁受け部分6eは、図2、図3、図5に示すように、前述した平面視U字状の接続境界線8dに接する部分を下端とし、周方向幅を徐々に狭めながら外斜め上方に張り出すようにして、蓋本体部6の蓋支持部5側端まで延設された後、そのまま蓋支持部5の下面5a1に接続して形成される。
 これにより、前述の如く、下面全体にガス圧作用して弁部分8c1が更に上方に屈曲する際、弁部分8c1が弁可動凹部6d内に収まるようにすることで、弁部分8c1を開口3a側に大きく屈曲させることができ、大きな弁開度が得られる。
 このため、キャップ2装着時にシート8を気密状態で挿入する際に、容器本体3の内部空気を短時間で排出して円滑な装着を可能とし、収容物からのガス放出が著しい際にも、ガスを迅速に排出することができる。
 更に、本実施例の如く、前述のように蓋本体部6の外周部6aを径方向内側に凹ませて弁受け部分6eの弁可動凹部6dを形成することで、シート8の上面を大きく露出させ、この露出部分8eから外周部8aにかけて弁部分8c1を設けるようにした場合は、弁受け部分6eと弁部分8c1のいずれもキャップ2の一部を利用することができる。
 これにより、弁構造10を形成すると共に、この弁構造10をキャップ2内に一体的に組み込むことができる。
 加えて、弁部分8c1に容器本体3内のガス圧が作用し、弁部分8c1の第2屈曲領域20が、前述の如く接続境界線8dを中心にして更に上方に屈曲されると、図6に示すように、弁受け部分6eと弁部分8c1とによって挟まれて空間(以下、「袋空間」とする)23が形成される。
 この際、弁部分8c1の外周部8aが弁受け部分6eの内壁に隙間なく押圧されると、袋空間23は気密状態となり、この袋空間23内部の空気の圧縮抵抗によって、弁部分8c1のそれ以上の開口3a側への屈曲が抑制される。
 そこで、この袋空間23に対しては、その少なくとも一部に、袋空間23内の空気を外部に排出するための空気抜き構造が設けられている。本実施例では、袋空間23形成時の弁受け部分6eと弁部分8c1との間に、空気抜き用隙間24が形成されるようにしている。
 これにより、袋空間23内の空気が空気抜き用隙間24を通って隙間13より外部に円滑に排出され、弁部分8c1の開口3a側への屈曲が、袋空間23内の空気の圧縮抵抗によって阻害されることがなく、大きな弁開度を容易に得ることができる。しかも、このように、袋空間23内の空気排出をキャップ2の弁受け部分6eと弁部分8c1を利用して行うことで、空気抜き構造までもキャップ2内に一体的に組み込むことができる。
 次に、キャップ2の各種別形態について、図3、図5、図7、図8により説明する。
 図5、図7(a)に示すように、キャップ2Aは、前述したキャップ2のシート8の弁部分8c1の厚みを、周囲の受圧部分の厚みよりも小さくすることで、弁部分の曲げ剛性を小さくしたものである。
 このキャップ2Aでは、シート8Aにおける弁部分8A1の厚みは25であって、周囲の受圧部分8A2の厚み26よりも小さく設定されており、弁部分8A1は、前述の弁部分8c1よりも小さなガス圧で容易に屈曲して開弁することができる。
 図5、図7(b)に示すように、キャップ2Bは、前述したキャップ2のシート8の弁部分8c1を、周囲よりも大きい弾性変形能を有する別素材に変更することで、弁部分の曲げ剛性を小さくしたものである。
 このキャップ2Bでは、シート8Bにおける弁部分8B1に、例えば、シリコンゴムの場合より軟質のシリコンゴムと混合して周囲の受圧部分8B2よりも曲げ剛性を小さくした軟質シリコンゴムを使用することにより、弁部分8B1は、前述の弁部分8c1よりも小さなガス圧で容易に屈曲して開弁することができる。
 以上のようにして、ガス圧が作用する受圧部分の面積差に加え、弁部分8A1、8B1自体の曲げ剛性も低く設定することができ、保存容器1内のガス圧に対する弁部分の動作感度を高めることができる。
 また、図3、図8に示すように、キャップ2Cは、前述したキャップ2の蓋支持部5の外周部5aに、径方向内側に凹んだ切り欠き部5A1を90度ピッチで凹設して、収容物からのガスの排出量を増加させたものである。
 このようなキャップ2Cを容器本体3に装着すると、容器本体3内から排出隙間21、連通隙間12を通って流出してきたガスは、前述の隙間13に加え、切り欠き部5A1からも外部へ排出させることができる。
 これにより、切り欠き部5A1の位置や断面積などを調整することで、収容物から発生するガスの種類や量に適したガス排出経路を設け、優れたガス抜き機能をキャップ2Cに付与することができる。
 以上のように、本発明を適用した蓋体は、簡単でコンパクトな構造でありながら、外部から保存容器内への空気流入の防止と、保存容器内からのガス抜きが確実に可能なものとなっている。
 3 容器本体
 3a 開口
 3a2 開口内壁
 4 挽き豆(収容物)
 5 蓋支持部
 6 蓋本体部
 6a 外周部(本体部外周)
 6d 弁可動凹部
 6e 弁受け部分
 8 シート(弾性閉塞部)
 8a 外周部(閉塞部外周)
 8c 受圧部分
 8c1 弁部分
 8d 接続境界線
 8e 露出部分
 10 弁構造
 12 連通隙間
 19 第1屈曲領域
 20 第2屈曲領域
 23 袋空間
 24 空気抜き用隙間

Claims (7)

  1.  ガス抜きを要する収容物を貯溜する容器本体の開口に係止される蓋支持部と、
     該蓋支持部に連設されると共に、前記開口に挿入されて、該開口の開口内壁との間に、外部に連通する連通隙間を形成する蓋本体部と、
     該蓋本体部に連設されると共に、平面視で前記開口内壁の内寸よりも所定量だけ外側に張り出した閉塞部外周が開口内壁に弾性的に当接して開口を閉塞する弾性閉塞部と、
     該弾性閉塞部で閉塞状態にある容器本体内のガス圧が作用する受圧部分の面積差により、所定の受圧部分が開口側に優先的に屈曲して開弁する弁構造とを備える
     蓋体。
  2.  前記弁構造は、
     前記弾性閉塞部にあって、前記受圧部分のうちで周囲よりも面積が大きい弁部分と、
     前記蓋本体部にあって、前記弁部分の開閉動作に必要な空間である弁可動凹部が形成される弁受け部分とを有する
     請求項1に記載の蓋体。
  3.  前記弁部分は、
     前記開口内壁に弾性的に当接する閉塞部外周を含む第1屈曲領域と、
     該第1屈曲領域よりも内側にあって、受圧時に前記蓋本体部との接続境界線を中心にして開口側に屈曲する第2屈曲領域とを有する
     請求項2に記載の蓋体。
  4.  前記弁受け部分の弁可動凹部は、
     シート状に形成された前記弾性閉塞部の一面を一端に固着した柱状の蓋本体部において、該蓋本体部の本体部外周を径方向内側に凹ませることにより形成され、
     前記弁部分は、
     前記弁可動凹部形成によって露出した弾性閉塞部の露出部分から閉塞部外周にかけて形成される
     請求項2または請求項3に記載の蓋体。
  5.  前記弁構造は、
     受圧時に前記弁受け部分と弁部分とに挟まれた袋空間から該袋空間内の空気を外部に排出する空気抜き構造を有する
     請求項4に記載の蓋体。
  6.  前記空気抜き構造は、
     受圧時に前記弁受け部分と弁部分との間に形成される空気抜き用隙間を有する
     請求項5に記載の蓋体。
  7.  前記弁部分は、
     周囲の弾性閉塞部よりも薄くした薄肉構造と、周囲の弾性閉塞部よりも大きい弾性変形能を有する複合構造との少なくとも一方を有する
     請求項2に記載の蓋体。
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