WO2017090412A1 - コイル装置及びコイル装置の製造方法 - Google Patents
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Definitions
- the holding member 20 is a bobbin made of synthetic resin having insulation properties, and as shown in FIG. 11, a cylindrical tubular portion 21, and a partition plate 22 that protrudes spirally from the outer periphery of the tubular portion 21. It has.
- the cylindrical portion 21 has a cylindrical shape, and has an inner diameter that allows the column portion 32 of the core 30 to be inserted.
- an insulating holding member 20 that holds the coil 11 is provided, and the holding member 20 includes a partition plate 22 that partitions adjacent turn portions 12. In this way, the adjacent turn parts 12 can be reliably insulated by the partition plate 22.
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Abstract
コイル装置10は、被覆が形成されていない裸の導体からなり、巻回された複数のターン部12及び外部と接続される端子部13を有するコイル11と、複数のターン部12を収容するケース40と、少なくとも隣り合うターン部12間に配され、ケース40に充填された状態の絶縁性の充填部45と、を備える。
Description
本明細書に記載される技術は、コイル装置に関する。
自動車等の車両には、DC-DCコンバータ等の電気接続箱が搭載されており、この電気接続箱等の回路部品としてコイルが用いられている。特許文献1のリアクトル装置は、コイルとコアとがケースに収容されている。コイルを構成する素線導体には、絶縁のためのエナメル被覆が形成されており、コイルの端子についてはエナメル被覆を剥離する作業を行った後に、配索導体(バスバー)へ継合され、DC/DC電圧変換器の一次側や、主回路の半導体素子へ電気的に接続されている。
ここで、特許文献1に示されるように、コイルに絶縁のためのエナメル被覆が形成されていると、コイルの端子については、エナメル被覆を剥離する作業が必要になり、製造工程が複雑になるという問題があった。
本明細書に記載された技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コイル装置の製造工程を簡略化することを目的とする。
本明細書に記載されたコイル装置は、被覆が形成されていない裸の導体からなり、巻回された複数のターン部及び外部と接続される端子部を有するコイルと、前記複数のターン部を収容するケースと、少なくとも隣り合う前記ターン部間に配され、前記ケースに充填された状態の絶縁性の充填部と、を備える。
本明細書に記載されたコイル装置の製造方法は、被覆が形成されていない裸の導体からなり、複数のターン部を有するように巻回されているコイルと、前記複数のターン部を収容するケースと、備えるコイル装置の製造方法であって、絶縁性の充填材を少なくとも隣り合う前記ターン部間に配されるように前記ケースに充填して充填部を形成する。
上記構成によれば、コイル装置における被覆が形成されていない裸の導体からなるコイルは、外部と接続される端子部について、例えばエナメル等からなる被覆を剥離する工程が必要ないため、コイル装置の製造工程を簡略化することができる。ここで、裸の導体からなるコイルは、隣り合うターン部間の絶縁性が懸念されるが、本構成によれば、ケースに充填された状態の絶縁性の充填部が少なくとも隣り合うターン部間に配されるため、隣り合うターン部間の絶縁性を保持することができる。
本明細書に記載された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記コイルを保持する絶縁性の保持部材を備え、前記保持部材は、隣り合う前記ターン部間を仕切る仕切り板を備える。
このようにすれば、仕切り板により、隣り合うターン部間を確実に絶縁することができる。
前記コイルを保持する絶縁性の保持部材を備え、前記保持部材は、隣り合う前記ターン部間を仕切る仕切り板を備える。
このようにすれば、仕切り板により、隣り合うターン部間を確実に絶縁することができる。
前記コイルは、平角線の短辺側を内径面とするように巻回されたエッジワイズコイルであり、前記仕切り板は、前記コイルに沿って巻回されている。
このようにすれば、保持部材により、エッジワイズコイルの形状を保持することができる。
このようにすれば、保持部材により、エッジワイズコイルの形状を保持することができる。
前記保持部材は、前記仕切り板の内側に連結された筒状の筒状部を備え、前記筒状部の内側に挿通される柱部を有し、前記ケースに収容された磁性体のコアを備える。
本明細書に記載された技術によれば、コイル装置の製造工程を簡略化することができる。
<実施形態1>
実施形態1のコイル装置10について、図1~図11を参照して説明する。
本実施形態のコイル装置10は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両のDC/DCコンバータ等に備えられ、例えば出力電圧を平滑化するチョークコイルとして用いることができる。コイル装置10は任意の向きで配置できるが、以下では、X方向を右方、Y方向を前方、Z方向を上方として説明する。
実施形態1のコイル装置10について、図1~図11を参照して説明する。
本実施形態のコイル装置10は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両のDC/DCコンバータ等に備えられ、例えば出力電圧を平滑化するチョークコイルとして用いることができる。コイル装置10は任意の向きで配置できるが、以下では、X方向を右方、Y方向を前方、Z方向を上方として説明する。
(コイル装置10)
コイル装置10は、図3に示すように、コイル11と、コイル11の形状を保持する保持部材20と、磁性体のコア30と、コイル11、保持部材20及びコア30を収容するケース40と、ケース40に充填された状態の充填部45とを備える。
コイル装置10は、図3に示すように、コイル11と、コイル11の形状を保持する保持部材20と、磁性体のコア30と、コイル11、保持部材20及びコア30を収容するケース40と、ケース40に充填された状態の充填部45とを備える。
(コイル11)
コイル11は、いわゆるエッジワイズコイルであって、例えば銅又は銅合金からなり、図6,図8に示すように、扁平な矩形状の断面を有する平角線を、短辺側が内径面及び外径面となるように螺旋状に巻回して形成したものであり、エナメル等の被覆が形成されていない裸の導体とされている。このコイル11は、帯状の平角線を螺旋状に巻回して形成された複数(本実施形態では4個)の環状のターン部12と、外部と接続される一対の端子部13とを有する。
コイル11は、いわゆるエッジワイズコイルであって、例えば銅又は銅合金からなり、図6,図8に示すように、扁平な矩形状の断面を有する平角線を、短辺側が内径面及び外径面となるように螺旋状に巻回して形成したものであり、エナメル等の被覆が形成されていない裸の導体とされている。このコイル11は、帯状の平角線を螺旋状に巻回して形成された複数(本実施形態では4個)の環状のターン部12と、外部と接続される一対の端子部13とを有する。
複数のターン部12は、同一形状(内径及び外径が同一)であって、ターン部12の軸A1方向に沿って並んでおり、軸A1方向に沿って隣り合うターン部12が周方向に連なっている。複数のターン部12により、コイル11は、全体として、軸A1方向に弾性変形可能となっている。
一対の端子部13は、共に直線状で互いに平行に配置されており、複数のターン部12の始端部及び終端部のそれぞれに連なり、ターン部12の内周及び外周の接線方向に沿って直線状に延びている。端子部13の先端部には、図示しない締結部材としてのボルトの軸部が挿通可能な円形状の接続孔14が貫通形成されている。端子部13は、被覆が形成されていない裸の状態であり、例えば図示しない回路基板のバスバー等から延びる相手側端子の接続孔に締結部材としてのボルトの軸部を通してナットで締結することで、端子部13と相手側端子とが接続される。
(保持部材20)
保持部材20は、絶縁性を有する合成樹脂製のボビンであって、図11に示すように、円筒形状の筒状部21と、筒状部21の外周から螺旋状に突出する仕切り板22とを備えている。筒状部21は、円筒形状であって、その内径は、コア30の柱部32を挿通可能な寸法とされている。
保持部材20は、絶縁性を有する合成樹脂製のボビンであって、図11に示すように、円筒形状の筒状部21と、筒状部21の外周から螺旋状に突出する仕切り板22とを備えている。筒状部21は、円筒形状であって、その内径は、コア30の柱部32を挿通可能な寸法とされている。
仕切り板22は、筒状部21の外周にほぼ一定の突出寸法で螺旋状に突出形成されている。仕切り板22の始端22A及び終端22Bと、その隣りの仕切り板22との間は、コイル11を装着する際の差込み口とされている。仕切り板22のうち、始端22A及び終端22Bの近傍は、筒状部21に対して軸A1方向と直交する方向に突出しており、始端22A及び終端22Bに向けてやや先細に形成されている。各仕切り板22は、隣り合うターン部12間に配され、その突出寸法は、仕切り板22の全長に亘って一定であり、帯状に延びるコイル11の幅よりわずかに大きい寸法とされている。
(コア30)
コア30は、フェライト等の高透磁率の磁性体で形成されており、図3に示すように、上下一対の分割部材31A,31Bを組み合わせて構成されている。各分割部材31A,31Bは、円柱状の柱部32と、円弧状に湾曲した内面を有する側壁部33と、柱部32と側壁部33を連結してコイル11及び保持部材20を支持する板状の連結支持部34と、を備え、これらが一体に形成されている。
コア30は、フェライト等の高透磁率の磁性体で形成されており、図3に示すように、上下一対の分割部材31A,31Bを組み合わせて構成されている。各分割部材31A,31Bは、円柱状の柱部32と、円弧状に湾曲した内面を有する側壁部33と、柱部32と側壁部33を連結してコイル11及び保持部材20を支持する板状の連結支持部34と、を備え、これらが一体に形成されている。
(ケース40)
ケース40は、絶縁性を有する合成樹脂製であって、図1,図2に示すように、角筒状の角筒部41と、角筒部41を閉鎖する奥壁部44とを備えている。角筒部41の前端部には、コイル11及び保持部材20を挿通可能な長方形状の開口部42が形成されており、角筒部41の前端部は、外方側にわずかに張り出して厚みが厚くされている。角筒部41の両側壁には、ネジ(図示しない)でネジ留めするための留め部43が張り出している。留め部43には、ネジの軸部が挿通されるネジ孔が貫通形成されている。奥壁部44は、角筒部41の背面を隙間なく覆っており、ターン部12及び仕切り板22の形状に応じた凹凸が形成されている。
ケース40は、絶縁性を有する合成樹脂製であって、図1,図2に示すように、角筒状の角筒部41と、角筒部41を閉鎖する奥壁部44とを備えている。角筒部41の前端部には、コイル11及び保持部材20を挿通可能な長方形状の開口部42が形成されており、角筒部41の前端部は、外方側にわずかに張り出して厚みが厚くされている。角筒部41の両側壁には、ネジ(図示しない)でネジ留めするための留め部43が張り出している。留め部43には、ネジの軸部が挿通されるネジ孔が貫通形成されている。奥壁部44は、角筒部41の背面を隙間なく覆っており、ターン部12及び仕切り板22の形状に応じた凹凸が形成されている。
(充填部45)
充填部45は、ケース40内の隙間を埋めるように充填材が充填されたものであり、図3に示すように、仕切り板22とターン部12との間の隙間、ターン部12や仕切り板22とコア30との間の隙間、コア30とケース40との間の隙間等に入り込んでいる。本実施形態では、充填材は、例えば、エポキシ樹脂が用いられているが、これに限られず、他の公知の材料等を用いることも可能である。また、充填材は、ケース40への注入時には、液体である。例えばケース40への注入後に加熱により固化する熱硬化性樹脂や、加熱せずに硬化する常温硬化型の樹脂を用いてもよい。また、充填材は、ケース40への注入後に硬化せずに、ある程度、形状を保持できる程度の粘性を有する材料を用いてもよい。充填材の粘性は、コイル11や仕切り板22等との間の隙間に液体の状態の充填材が浸入する程度の粘性を有するものとされ、コイル11や仕切り板22等の隙間の寸法に応じて適切な粘性の材料が使用される。
充填部45は、ケース40内の隙間を埋めるように充填材が充填されたものであり、図3に示すように、仕切り板22とターン部12との間の隙間、ターン部12や仕切り板22とコア30との間の隙間、コア30とケース40との間の隙間等に入り込んでいる。本実施形態では、充填材は、例えば、エポキシ樹脂が用いられているが、これに限られず、他の公知の材料等を用いることも可能である。また、充填材は、ケース40への注入時には、液体である。例えばケース40への注入後に加熱により固化する熱硬化性樹脂や、加熱せずに硬化する常温硬化型の樹脂を用いてもよい。また、充填材は、ケース40への注入後に硬化せずに、ある程度、形状を保持できる程度の粘性を有する材料を用いてもよい。充填材の粘性は、コイル11や仕切り板22等との間の隙間に液体の状態の充填材が浸入する程度の粘性を有するものとされ、コイル11や仕切り板22等の隙間の寸法に応じて適切な粘性の材料が使用される。
次に、コイル装置10の組み付けについて説明する。
コイル11の端部側を仕切り板22の始端22A又は終端22Bの差込み口に入るようにコイル11を回動させ、螺旋状の仕切り板22間の隙間に複数のターン部12の全体を嵌め入れる。この状態のコイル11及び保持部材20をコア30を構成する下側の分割部材31Bに載置し、上側の分割部材31Aを嵌め合わせた状態とし、ケース40に収容する。次に、コイル11、保持部材20及びコア30が収容されたケース40を開口部42が上向きとなる向きとし、図示しない注入機により充填材を注入する。ケース40の所定の深さまで充填材が充填されたら、注入を終了する。充填材が固化すると充填部45が形成されてコイル装置10が形成される。
コイル11の端部側を仕切り板22の始端22A又は終端22Bの差込み口に入るようにコイル11を回動させ、螺旋状の仕切り板22間の隙間に複数のターン部12の全体を嵌め入れる。この状態のコイル11及び保持部材20をコア30を構成する下側の分割部材31Bに載置し、上側の分割部材31Aを嵌め合わせた状態とし、ケース40に収容する。次に、コイル11、保持部材20及びコア30が収容されたケース40を開口部42が上向きとなる向きとし、図示しない注入機により充填材を注入する。ケース40の所定の深さまで充填材が充填されたら、注入を終了する。充填材が固化すると充填部45が形成されてコイル装置10が形成される。
本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏する。
本実施形態によれば、コイル装置10における被覆が形成されていない裸の導体からなるコイル11は、外部と接続される端子部13について、例えばエナメル等からなる被覆を剥離する工程が必要ないため、コイル装置10の製造工程を簡略化することができる。ここで、裸の導体からなるコイル11は、巻回された状態の隣り合うターン部12間についての絶縁性が懸念されるが、本実施形態によれば、ケース40に充填された状態の絶縁性の充填部45が少なくとも隣り合うターン部12間に配されるため、隣り合うターン部12間の絶縁性を保持することができる。
本実施形態によれば、コイル装置10における被覆が形成されていない裸の導体からなるコイル11は、外部と接続される端子部13について、例えばエナメル等からなる被覆を剥離する工程が必要ないため、コイル装置10の製造工程を簡略化することができる。ここで、裸の導体からなるコイル11は、巻回された状態の隣り合うターン部12間についての絶縁性が懸念されるが、本実施形態によれば、ケース40に充填された状態の絶縁性の充填部45が少なくとも隣り合うターン部12間に配されるため、隣り合うターン部12間の絶縁性を保持することができる。
また、コイル11を保持する絶縁性の保持部材20を備え、保持部材20は、隣り合うターン部12間を仕切る仕切り板22を備える。
このようにすれば、仕切り板22により、隣り合うターン部12間を確実に絶縁することができる。
このようにすれば、仕切り板22により、隣り合うターン部12間を確実に絶縁することができる。
また、コイル11は、平角線の短辺側を内径面とするように巻回されたエッジワイズコイルであり、仕切り板22は、コイル11に沿って巻回されている。
このようにすれば、保持部材20により、エッジワイズコイル11の形状を保持することができる。
このようにすれば、保持部材20により、エッジワイズコイル11の形状を保持することができる。
また、保持部材20は、仕切り板22の内側に連結された筒状の筒状部21を備え、筒状部21の内側に挿通される柱部32を有し、ケース40に収容された磁性体のコア30を備える。
このようにすれば、筒状部21と充填部45によりコイル11とコア30との間の絶縁性を保持することができる。
このようにすれば、筒状部21と充填部45によりコイル11とコア30との間の絶縁性を保持することができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、保持部材20を備える構成としたが、保持部材20を備えないコイル装置としてもよい。この場合、例えば、ケース40内の充填部45によりコイル11の位置が保持されるようにしてもよい。
本明細書に記載された技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、保持部材20を備える構成としたが、保持部材20を備えないコイル装置としてもよい。この場合、例えば、ケース40内の充填部45によりコイル11の位置が保持されるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、コイル装置10は、車両のDC/DCコンバータに用いられることとしたが、これに限られず、他の機器等に使用されるコイル装置としてもよい。
(3)上記実施形態では、複数のターン部12及び仕切り板22の全体が充填部45に埋設されているが、これに限られず、複数のターン部12及び仕切り板22の一部が充填部45に埋設されず、外部に露出していてもよい。
10: コイル装置
11: コイル
12: ターン部
13: 端子部
20: 保持部材
21: 筒状部
22: 仕切り板
30: コア
32: 柱部
40: ケース
45: 充填部
11: コイル
12: ターン部
13: 端子部
20: 保持部材
21: 筒状部
22: 仕切り板
30: コア
32: 柱部
40: ケース
45: 充填部
Claims (5)
- 被覆が形成されていない裸の導体からなり、巻回された複数のターン部及び外部と接続される端子部を有するコイルと、
前記複数のターン部を収容するケースと、
少なくとも隣り合う前記ターン部間に配され、前記ケースに充填された状態の絶縁性の充填部と、を備えるコイル装置。 - 前記コイルを保持する絶縁性の保持部材を備え、
前記保持部材は、隣り合う前記ターン部間を仕切る仕切り板を備える、請求項1に記載のコイル装置。 - 前記コイルは、平角線の短辺側を内径面とするように巻回されたエッジワイズコイルであり、
前記仕切り板は、前記コイルに沿って巻回されている、請求項2に記載のコイル装置。 - 前記保持部材は、前記仕切り板の内側に連結された筒状の筒状部を備え、
前記筒状部の内側に挿通される柱部を有し、前記ケースに収容された磁性体のコアを備える、請求項2又は請求項3に記載のコイル装置。 - 被覆が形成されていない裸の導体からなり、複数のターン部を有するように巻回されているコイルと、前記複数のターン部を収容するケースと、備えるコイル装置の製造方法であって、
絶縁性の充填材を少なくとも隣り合う前記ターン部間に配されるように前記ケースに充填して充填部を形成する、コイル装置の製造方法。
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JP2010267932A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル |
JP2014082266A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コイル |
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2015
- 2015-11-27 JP JP2015231476A patent/JP2017098476A/ja active Pending
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2016
- 2016-11-07 WO PCT/JP2016/082913 patent/WO2017090412A1/ja active Application Filing
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