JP2013172363A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構造のアンテナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】磁性体41が挿入される端子カバー43は、磁性体保持壁43Aが配置された挿入部43Bと、挿入部43Bの底面から端子カバー43の外部へ向けて抜差し可能に接続端子44が貫通する貫通孔43Cとを有し、アンテナ装置60が構成される。このような構成により、インサート成型等の複雑な工程が必要無くなるため、簡便な構造のアンテナ装置60を提供することが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】磁性体41が挿入される端子カバー43は、磁性体保持壁43Aが配置された挿入部43Bと、挿入部43Bの底面から端子カバー43の外部へ向けて抜差し可能に接続端子44が貫通する貫通孔43Cとを有し、アンテナ装置60が構成される。このような構成により、インサート成型等の複雑な工程が必要無くなるため、簡便な構造のアンテナ装置60を提供することが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両のドアの施解錠等を遠隔制御で行うアンテナ装置に関するものである。
近年、車両に搭載されたアンテナ装置を介して、車両のドアの施解錠を遠隔制御で行う車両が増えており、このようなアンテナ装置は、車両のドアハンドル内部等に配置可能なものとなっている。
このような従来のアンテナ装置について、図4を用いて説明する。
図4は従来のアンテナ装置の分解斜視図であり、同図において、アンテナ装置20は、アンテナ体1と、ケース2と、防水リング3と、コネクタ4を備えている。
また、アンテナ体1は、磁性体11と、コイル12と、端子台13と、静電容量素子14と、接続端子15を備える。
ここで、フェライト等の磁性体11にエナメル線等で形成されたコイル12が巻回される。
また、絶縁樹脂製の端子台13の右端部に磁性体11が挿入され保持される。また、端子台13にはチップコンデンサ等の静電容量素子14が、端子台13から露出した接続端子15にハンダ付け等で固定されている。
また、接続端子15は導電金属製で板状に構成される。この接続端子15は、三本に分かれ、端子台13にインサート成型されている。
ここで、一本目の接続端子15は、一端が端子台13の側面から露出しコイル12の一端が巻回され、他端が端子台13の左端から延出している。二本目の接続端子15は、一端が端子台13の側面から露出しコイル12の一端が巻回され、他端が静電容量素子14にハンダ付け等で接続している。三本目の接続端子15は、一端が静電容量素子14にハンダ付け等で接続され、他端が端子台13の左端から延出している。
つまり、静電容量素子14とコイル12が、端子台13の左端から延出している二本の接続端子15の間で直列共振回路を構成するよう、接続端子15に接続されている。
また、ケース2の開口部2Aを介して、アンテナ体1が磁性体11側から挿入される。さらに、端子台13の左端から延出した二本の接続端子15に左側から防水リング3がはめ込まれ、さらに左方から筒状のコネクタ4が挿入される。なお、ここで、コネクタ4内部には、接続端子15の左端が露出している。
なお、このように構成されたアンテナ装置20は、車両のドアハンドル内部等に配置され、車両のインスツルメントパネル内等に配置された制御装置と接続される。
ここで、制御装置から延出されたケーブルの端部に設けた車両側コネクタ(図示せず)を、アンテナ装置20のコネクタ4内に挿入することにより、接続端子15を介して制御装置とアンテナ装置20が接続される。
そして、例えば携帯機(図示せず)を携帯した運転者等が車両に近づくと、携帯機とアンテナ装置20との間で通信して、制御装置により車両のドアを解錠したり、逆に車両から離れると車両のドアを施錠したりするものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
しかしながら従来のアンテナ装置においては、磁性体を挿入し保持する端子台には、複数の接続端子のインサート成型や静電容量素子のハンダ付け等で、複雑な構造となっていた。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡便な構造のアンテナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、特に、端子カバーに、磁性体保持壁を備えた挿入部と、挿入部の底面から端子カバー外部に向けて抜差し可能に接続端子が貫通する貫通孔とが設けられ、アンテナ装置が構成される。
本発明によれば、端子カバーに、磁性体保持壁を備えた挿入部と、挿入部の底面から端子カバー外部に向けて抜差し可能に接続端子が貫通する貫通孔とが設けられ、アンテナ装置が構成される。
このような構成により、インサート成型や静電容量素子のハンダ付けのような複雑な製造工程を経ずにアンテナ装置が構成されるため、簡便な構造のアンテナ装置を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるアンテナ装置の斜視図である。
図1は本発明の一実施の形態によるアンテナ装置の斜視図である。
同図において、アンテナ装置60は、アンテナ体31とケース32を備える。
また、図2はアンテナ装置に用いるアンテナ体の分解斜視図で、図3は同断面図である。
アンテナ体31は、磁性体41と、コイル42と、端子カバー43と、二本の接続端子44を備える。
ここで磁性体41はフェライト、鉄、パーマロイ等の磁性材料で略直方体の形状で構成される。
そして、コイル42は、例えば直径0.1mm〜0.7mmのエナメル線等の被覆金属線が磁性体41に巻回されて構成される。
また、端子カバー43は、磁性体保持壁43Aで囲まれた挿入部43Bを備えている。また、挿入部43Bの底面から端子カバー43の外部に向かい、二つの断面がL字形状の貫通孔43Cが設けられている。また、磁性体保持壁43Aには、二つの溝43Dが、磁性体保持壁43Aの端面と貫通孔43Cを結ぶように設けられている。
なお、端子カバー43の材料は、磁性体41を挿入する際の若干の変形を許容する観点からポリプロピレン等の樹脂が好ましい。また、端子カバー43の変形を防ぐ観点から金属を材料としても良い。
さらに、二本の接続端子44は、導線部44Aと絶縁被覆部44Bを備える。導線部44Aは銅や鉄等の導電性金属を材料とする。また、絶縁被覆部44Bはポリエチレンやポリ塩化ビニル等の絶縁材料が、導線部44Aの一部を覆って構成される。絶縁被覆部44Bは導線部44Aに、ポリウレタン等の絶縁材料を塗布しても良い。
これらの二本の接続端子44は、L字形状に折り曲げられ、溝43Dを通しながら、貫通孔43Cに挿入される。そして、接続端子44の一端が端子カバー43の左端面から露出し、他端が溝43Dから露出する。
接続端子44は、切断された被覆金属線の両端の絶縁被覆を剥ぐことで簡便に製造できる。また、被覆金属線は配線用途等で一般に広く使われており安価に入手でき、簡便に絶縁性能を向上できる。
そして、磁性体41が挿入部43Bに挿入され、磁性体保持壁43Aで保持される。ここで、図3で示すように、磁性体41の左端は、挿入部43Bの底面に接しており、接続端子44は磁性体41より左側に配置される構成となる。磁性体41は左端面を挿入部43Bの底面に接し、かつ側面を磁性体保持壁43Aで保持されるので、がたつきが抑制される。
そして、コイル42の両端は二本の接続端子44が溝43Dから露出した部分に固定されており、これにより二本の接続端子44とコイル42が接続される。
また、ケース32は、上面開口の方形箱状に構成されている。ケース32内にアンテナ体31が配置され、封止剤をケース32内に満たすことで封止される。ここで、接続端子44の左端部は、ケース32から露出している。なお、この接続端子44の左端部にコネクタを接続しても良い。
このように構成されたアンテナ装置60は、車両のドアハンドル内部等に配置され、車両のインスツルメントパネル内等に配置された制御装置(図示せず)と接続される。
ここで、制御装置の内部には、チップコンデンサ等の静電容量素子(図示せず)が配置され、この静電容量素子とコイル42は電気回路上、直列に接続され、直列共振回路を構成する。
そして、アンテナ装置60が使用される際には、例えば携帯機(図示せず)を携帯した運転者等が車両に近づくと、携帯機とアンテナ装置60との間で通信が行われ、アンテナ装置60に接続された制御装置は車両のドアを解錠等する。一方、運転者等が車両から離れると車両のドアの施錠等が行われる。
なお、貫通孔43Cは断面がL字形状の例について説明したが、挿入部43Bの底面から、端子カバー43の外部へ貫通していれば、いかなる形状でも良い。
また、貫通孔43Cを二つ備える例について説明したが、一つであっても良い。その場合、二本の接続端子44の間でショートしないようにするため、接続端子44は、絶縁被覆部44Bを備えることが望ましい。
このように本実施の形態によれば、磁性体41が挿入される端子カバー43に、磁性体保持壁43Aが配置された挿入部43Bと、挿入部43Bの底面から端子カバー43の外部に向けて抜差し可能に接続端子44が貫通する二つの貫通孔43Cとが設けられ、アンテナ装置60が構成される。
このような構成により、インサート成型や静電容量素子のハンダ付け等の複雑な工程が必要無くなるため、簡便な構造のアンテナ装置60を提供することが出来る。
また、接続端子44を導線部44Aと絶縁被覆部44Bから構成することにより、安価に入手可能な被覆導線を用いて簡便に接続端子間の絶縁性能を向上させることが可能となる。
本発明によるアンテナ装置は、簡便な構成のアンテナ装置を得ることが出来るという有利な効果を有し、車両のドアの施解錠等を行うための通信用として有用である。
31 アンテナ体
32 ケース
41 磁性体
42 コイル
43 端子カバー
43A 磁性体保持壁
43B 挿入部
43C 貫通孔
43D 溝
44 接続端子
44A 導線部
44B 絶縁被覆部
60 アンテナ装置
32 ケース
41 磁性体
42 コイル
43 端子カバー
43A 磁性体保持壁
43B 挿入部
43C 貫通孔
43D 溝
44 接続端子
44A 導線部
44B 絶縁被覆部
60 アンテナ装置
Claims (2)
- 磁性体と、前記磁性体に巻回されたコイルと、前記磁性体が挿入される端子カバーと、前記コイルに接続され且つ前記端子カバーに挿入される接続端子とを備え、前記端子カバーは、前記磁性体を保持する磁性体保持壁と、前記磁性体保持壁が周囲に配置された挿入部と、前記挿入部の底面から前記端子カバーの外部へ向けて抜差し可能に前記接続端子が貫通する貫通孔とを有するアンテナ装置。
- 前記接続端子は導線部と絶縁被覆部から構成される請求項1記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012035900A JP2013172363A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012035900A JP2013172363A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013172363A true JP2013172363A (ja) | 2013-09-02 |
Family
ID=49266029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012035900A Pending JP2013172363A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013172363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015204557A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | スミダコーポレーション株式会社 | アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法 |
CN109473784A (zh) * | 2017-09-07 | 2019-03-15 | 东京零件工业股份有限公司 | 天线装置 |
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2012
- 2012-02-22 JP JP2012035900A patent/JP2013172363A/ja active Pending
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CN109473784A (zh) * | 2017-09-07 | 2019-03-15 | 东京零件工业股份有限公司 | 天线装置 |
JP2019047448A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | 東京パーツ工業株式会社 | アンテナ装置 |
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