WO2017033250A1 - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
空気調和機は、空調空間の空調を行う空調機本体と、空調機本体に設けられ、空調機本体の運転状態を表示する表示部と、表示部の動作を制御する制御部と、を備え、表示部は、空調機本体に設けられ、穴が形成された筐体と、筐体の穴に配置され、空調機本体の運転又は停止を示す第1の発光素子と、筐体の穴に配置され、空調機本体の運転モードを示し、第1の発光素子とは異なる色で発光する第2の発光素子と、を有し、制御部は、空調機本体が運転しているとき、第1の発光素子を点灯させると共に第2の発光素子を消灯させ、空調機本体の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子を消灯又は出力低下させると共に第2の発光素子を点灯させるものである。
Description
本発明は、運転状態を表示する表示部を備える空気調和機に関する。
従来、現在の運転状態をユーザに知らせる表示装置が前面に設けられた空気調和機が知られている。表示装置は、発光素子と、発光素子からの光を透過する透光表示パネルとからなる。表示装置として、例えば運転ランプとモードランプとが設けられている。運転ランプは、空気調和機が運転している間、常時点灯することによって、運転又は停止をユーザに知らせるものである。モードランプは、リモートコントローラ等から運転モードを変更する信号を受信したとき、運転モードに応じた色を所定時間だけ点灯し、選択された運転モードをユーザに知らせるものである。これにより、ユーザが運転モードを誤って選択しても、ユーザは誤選択であることを認識することができる。なお、運転モードとしては、暖房運転、冷房運転及び除湿運転等がある。特許文献1には、発光色の異なる複数の発光素子と、複数の発光素子を覆う透光表示パネルとを有する表示装置を備えた空気調和装置が開示されている。複数の発光素子は、一つの筐体に設けられた筒状の反射体に設置されており、これにより省スペース化を図っている。また、発光素子の前面には、透光表示パネルが設置されている。特許文献1は、少なくとも一つの発光素子と透光表示パネルとの間の距離と、そのほかの発光素子と透光表示パネルとの間の距離とが異なる。これにより、発光素子同士の明るさの差を軽減し、表示装置の視認性を高めようとするものである。
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和装置の表示装置は、発光色の異なる複数の発光素子が同時に点灯するため、混色又は薄色化する。従って、表示装置の視認性が悪化する。一方、発光素子同士の距離を空ければ、視認性悪化は解消されるものの、表示部のスペースが大きくなってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、表示部の省スペース化を実現した上で、表示部の視認性を向上させる空気調和機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機は、空調空間の空調を行う空調機本体と、空調機本体に設けられ、空調機本体の運転状態を表示する表示部と、表示部の動作を制御する制御部と、を備え、表示部は、空調機本体に設けられ、穴が形成された筐体と、筐体の穴に配置され、空調機本体の運転又は停止を示す第1の発光素子と、筐体の穴に配置され、空調機本体の運転モードを示し、第1の発光素子とは異なる色で発光する第2の発光素子と、を有し、制御部は、空調機本体が運転しているとき、第1の発光素子を点灯させると共に第2の発光素子を消灯させ、空調機本体の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子を消灯又は出力低下させると共に第2の発光素子を点灯させるものである。
本発明によれば、第1の発光素子及び第2の発光素子は筐体の穴に設けられており、また、運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子を消灯又は出力低下させると共に第2の発光素子を点灯させる。これにより、第1の発光素子の色が薄まり、第2の発光素子の色と第1の発光素子の色との混色又は薄色化を抑制することができる。従って、表示部の省スペース化を実現した上で、表示部の視認性を向上させることができる。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す模式図である。この図1に基づいて、空気調和機1について説明する。図1に示すように、空気調和機1は、空調空間の空調を行う空調機本体2と、空調機本体2の運転状態を示す表示部10と、空調機本体2及び表示部10の動作を制御する制御部20とを備えている。
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す模式図である。この図1に基づいて、空気調和機1について説明する。図1に示すように、空気調和機1は、空調空間の空調を行う空調機本体2と、空調機本体2の運転状態を示す表示部10と、空調機本体2及び表示部10の動作を制御する制御部20とを備えている。
空気調和機1は、例えばリモートコントローラ3からの信号に基づいて、空調空間の空調を行う。リモートコントローラ3からの信号としては、空気調和機1の運転開始を指令する運転開始信号、空気調和機1の停止を指令する停止信号、空気調和機1の運転モードの変更を指令する運転モード信号、空気調和機1の設定温度を含む信号等が挙げられ、赤外線信号として空気調和機1に送信される。ここで、空気調和機1の運転モードとは、例えば冷房運転、暖房運転及び除湿運転等が挙げられる。なお、空調機本体2は、例えば熱交換器及び送風機を備える室内機である。
図2は、本発明の実施の形態1における表示部10を示す分解斜視図、図3は、本発明の実施の形態1における表示部10を示す断面図である。図2,図3に示すように、表示部10は、筐体11と、固定具12と、基板13と、第1の発光素子14と、第2の発光素子15と、表示シート16と、前面パネル17とを備えている。筐体11は、空調機本体2に設けられ、後面、即ち矢印Y2方向の面が開口された直方体状をなしており、例えば3個の円錐台状の穴11aを有する。穴11aは、光が通過するものであり、筐体11の前面側、即ち矢印Y1方向側から後面側、即ち矢印Y2方向側に向かって縮径され、穴11aの壁面は、光を反射する反射体となっている。固定具12は、矩形状をなしており、前面、即ち矢印Y1方向の面に基板13が固定されるものである。基板13は、矩形状をなしており、固定具12の前面、即ち矢印Y1方向の面に固定された状態で、筐体11の内部に固定される。
第1の発光素子14は、基板13に実装されると共に筐体11の穴11aに配置され、空調機本体2の運転又は停止を示す運転ランプである。第1の発光素子14は、例えば1個のLEDモジュールからなり、第1の発光素子14の発光色は白色である。第1の発光素子14は、基板13から供給される電源が調整されることにより、出力が変化する。第2の発光素子15は、基板13に実装されると共に筐体11の穴11aに配置され、空調機本体2の運転モードを示すモードランプである。第2の発光素子15は、第1の発光素子14とは異なる色で発光する。第2の発光素子15は、例えば3個のLEDモジュールからなり、第2の発光素子15の発光色は複数の色に切り替え自在である。3個のLEDモジュールは、夫々赤色LED、緑色LED及び青色LEDである。
第2の発光素子15は、基板13から供給される電源が調整されることにより、赤色LED、緑色LED及び青色LEDの出力が255階調で変化する。例えば、第2の発光素子15において、赤色LEDの出力を最大の255階調、緑色LEDの出力を0階調、青色LEDの出力を0階調とすると、第2の発光素子15は、赤色に点灯する。例えば、第2の発光素子15において、赤色LEDの出力を最大の255階調、緑色LEDの出力を160階調、青色LEDの出力を0階調とすると、第2の発光素子15は、橙色に点灯する。
運転モードが冷房運転であるとき、第2の発光素子15において、赤色LEDの出力を0階調、緑色LEDの出力を30階調、青色LEDの出力を255階調として、第2の発光素子15が青色系に点灯される。運転モードが暖房運転であるとき、第2の発光素子15において、赤色LEDの出力を255階調、緑色LEDの出力を160階調、青色LEDの出力を0階調として、第2の発光素子15が橙色に点灯される。運転モードが除湿運転であるとき、第2の発光素子15において、赤色LEDの出力を0階調、緑色LEDの出力を160階調、青色LEDの出力を30階調として、第2の発光素子15が緑色系に点灯される。
なお、第1の発光素子14及び第2の発光素子15は、基板13上に隣接して配置されており、基板13が筐体11に固定されると、第1の発光素子14及び第2の発光素子15は、筐体11に設けられた1個の穴11aに収まる。また、本実施の形態1では、第1の発光素子14及び第2の発光素子15という2個の発光素子を例示しているが、3個以上の発光素子が用いられてもよい。
表示シート16は、矩形状をなした透過フィルムであり、3個の図形16aが記載されている。表示シート16が筐体11の前面、即ち矢印Y1方向の面に貼付されると、3個の図形16aの位置が、筐体11の穴11aの位置と重なる。これにより、第1の発光素子14及び第2の発光素子15から出射された光が反射体である穴11aで反射され、表示シート16に至り、図形16aが点灯して表示される。前面パネル17は、矩形状をなしており、光が透過するものである。前面パネル17は、筐体11と共に表示シート16を挟み込むように筐体11に固定されている。表示部10は、空調機本体2の前面、即ち矢印Y1方向の面に取り付けられることにより、空調機本体2の意匠面の一部となる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示すブロック図である。制御部20は、表示部10の動作を制御するものであり、図4に示すように、受信手段21と、室内制御手段22と、駆動手段23とを備えている。受信手段21は、リモートコントローラ3から信号を受信し、入力処理信号として室内制御手段22に送信する。室内制御手段22は、入力処理信号を演算処理又は判断処理し、演算結果又は判断結果に基づいた出力信号を駆動手段23に送信する。駆動手段23は、出力信号に基づいて、第1の発光素子14及び第2の発光素子15を駆動するものである。駆動手段23は、第1の発光素子14及び第2の発光素子15の点灯、消灯及び調光といった出力の調整を行う。
具体的には、室内制御手段22及び駆動手段23は、空調機本体2が運転しているとき、第1の発光素子14を点灯させると共に第2の発光素子15を消灯させる。また、空調機本体2の運転時、室内制御手段22及び駆動手段23は、受信手段21がリモートコントローラ3から信号を受信すると、第1の発光素子14を消灯又は出力低下させると共に、第2の発光素子15を点灯させる。なお、この信号には、運転開始信号又は停止信号と、運転モード信号とが含まれる。また、制御部20は、空調機本体2が停止している場合、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14を消灯させたまま第2の発光素子15を点灯させるものである。
このように、制御部20は、空調機本体2が運転しているとき、第1の発光素子14を点灯させると共に第2の発光素子15を消灯させ、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14を消灯又は出力低下させると共に第2の発光素子15を点灯させるものである。なお、駆動手段23は、第1の発光素子14及び第2の発光素子15のほかに、空気を吹き出す送風機(図示せず)の回転速度を制御し、吹き出す空気の向きを変更する風向制御板(図示せず)の動作を制御する。また、駆動手段23は、空気調和機1の室外機(図示せず)に設けられた圧縮機(図示せず)等の動作を制御する。
図5,図6,図7は、本発明の実施の形態1における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。次に、表示部10の動作について説明する。図5は、リモートコントローラ3からの信号が運転開始信号であり、且つ、空気調和機1が運転しているときの動作を示す。この場合、図5に示すように、運転ランプである第1の発光素子14は点灯し、モードランプである第2の発光素子15は消灯している。この状態において、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第1の発光素子14を消灯させ、第2の発光素子15を点灯させる。なお、この信号には、運転開始信号又は停止信号と、運転モード信号とが含まれる。
即ち、制御部20は、空調機本体2が運転しているとき、第1の発光素子14を点灯させると共に第2の発光素子15を消灯させ、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14の出力を低下させると共に第2の発光素子15の出力を上昇させる。これにより、ユーザは、第2の発光素子15の発光により、空調機本体2がリモートコントローラ3から信号を受信したことを認識する。このとき、第2の発光素子15は、リモートコントローラ3から受信した信号に含まれる運転モードに応じた色で点灯される。そして、制御部20は、予め定められたモード切替時間T1が経過したとき、第1の発光素子14を点灯させ、第2の発光素子15を消灯させる。
ここで、モード切替時間T1は、ユーザが操作したことを認識することができるために十分な時間とすればよく、例えば2秒程度である。このように、制御部20は、多色の第2の発光素子15の点灯時間を限定し、白色の第1の発光素子14を点灯させることによって、空気調和機1が運転中であることをユーザに認識させている。従って、発光時間の寿命が短い多色の第2の発光素子15の点灯時間が減るため、第2の発光素子15の使用期間を延ばすことができる。また、高額な多色の第2の発光素子15の点灯時間が減るため、第2の発光素子15の交換費用を削減することができる。
図6は、リモートコントローラ3からの信号が運転開始信号であり、且つ、空気調和機1が停止しているときの動作を示す。図6に示すように、運転ランプである第1の発光素子14は消灯し、モードランプである第2の発光素子15も消灯している。制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第1の発光素子14の消灯を維持し、第2の発光素子15を点灯させる。即ち、制御部20は、空調機本体2が停止している場合、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14を消灯させたまま第2の発光素子15の出力を上昇させる。これにより、ユーザは、第2の発光素子15の発光により、空調機本体2がリモートコントローラ3から信号を受信したことを認識する。このとき、第2の発光素子15は、リモートコントローラ3から受信した信号に含まれる運転モードに応じた色で点灯される。そして、制御部20は、予め定められたモード切替時間T1が経過したとき、第1の発光素子14を点灯させ、第2の発光素子15を消灯させる。
図7は、リモートコントローラ3からの信号が停止信号であり、且つ、空気調和機1が運転しているときの動作を示す。図7に示すように、運転ランプである第1の発光素子14は点灯し、モードランプである第2の発光素子15は消灯している。制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第1の発光素子14を消灯させ、第2の発光素子15の消灯を維持する。これにより、ユーザは、空気調和機1の運転が停止したことを認識する。
図8は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1の動作を示すフローチャートである。次に、空気調和機1の動作について説明する。図8に示すように、先ず、空調機本体2の制御部20の受信手段21によって、リモートコントローラ3からの信号が受信される(ステップST1)。なお、この信号には、運転開始信号又は停止信号と、運転モード信号とが含まれる。次に、制御部20の室内運転制御手段によって、リモートコントローラ3からの信号が運転開始信号であるか停止信号であるかが判断される(ステップST2)。信号が停止信号の場合(ステップST2のNo)、第1の発光素子14が消灯されると共に第2の発光素子15が消灯され、空気調和機1が停止される(ステップST7)。これは、図7に示すタイミングチャートに相当する。その後、ステップST1に戻る。
一方、信号が運転開始信号の場合(ステップST2のYes)、信号に含まれる運転モードが把握され、運転モードに応じて第2の発光素子15の色が決定される(ステップST3)。その後、空気調和機1が運転しているか停止しているかが判断される(ステップST4)。空気調和機1が停止している場合(ステップST4のNo)、第1の発光素子14が消灯されると共に第2の発光素子15が点灯される(ステップST5)。即ち、制御部20は、空調機本体2が停止している場合、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14を消灯させたまま第2の発光素子15の出力を上昇させる。そして、運転モードが変更される(ステップST8)。運転モードが変更された後、モード切替時間T1が経過する(ステップST9)と、第1の発光素子14が点灯されると共に第2の発光素子15が消灯される(ステップST10)。これは、図6に示すタイミングチャートに相当する。その後、ステップST1に戻る。
一方、空気調和機1が運転している場合(ステップST4のYes)、第1の発光素子14が消灯されると共に第2の発光素子15が点灯される(ステップST6)。即ち、制御部20は、空調機本体2が運転しているとき、第1の発光素子14を点灯させると共に第2の発光素子15を消灯させ、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14の出力を低下させると共に第2の発光素子15の出力を上昇させる。そして、運転モードが変更される(ステップST8)。運転モードが変更された後、モード切替時間T1が経過する(ステップST9)と、第1の発光素子14が点灯されると共に第2の発光素子15が消灯される(ステップST10)。これは、図5に示すタイミングチャートに相当する。その後、ステップST1に戻る。
本実施の形態1によれば、第1の発光素子14及び第2の発光素子15は筐体11の穴11aに設けられており、また、運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14を消灯又は出力低下させると共に第2の発光素子15を点灯させる。これにより、第1の発光素子14の色が薄まり、第2の発光素子15の色と第1の発光素子14の色との混色又は薄色化を抑制することができる。従って、表示部10の省スペース化を実現した上で、表示部10の視認性を向上させることができる。また、表示部10をコンパクトにすることができるため、意匠性を向上させることができる。
また、制御部20は、空調機本体2が停止している場合、空調機本体2の運転モードが切り替えられたとき、第1の発光素子14を消灯させたまま第2の発光素子15を点灯させるものである。これにより、第1の発光素子14の色が薄まり、第2の発光素子15の色と第1の発光素子14の色との混色又は薄色化を抑制することができる。従って、表示部10の省スペース化を実現した上で、表示部10の視認性を向上させることができる。
更に、制御部20は、第1の発光素子14を消灯又は出力低下させると共に第2の発光素子15を点灯させてから点灯又は消灯を維持するモード切替時間T1経過したとき、第1の発光素子14を点灯させると共に第2の発光素子15を消灯又は出力低下させるものである。また、第1の発光素子14の発光色は白色であり、第2の発光素子15の発光色は複数の色に切り替え自在である。このように、制御部20は、多色の第2の発光素子15の点灯時間を限定し、白色の第1の発光素子14を点灯させることによって、空気調和機1が運転中であることをユーザに認識させている。従って、発光時間の寿命が短い多色の第2の発光素子15の点灯時間が減るため、第2の発光素子15の使用期間を延ばすことができる。また、高額な多色の第2の発光素子15の点灯時間が減るため、第2の発光素子15の交換費用を削減することができる。
運転ランプ及びモードランプのいずれにも多色の発光素子が使用されると、品質を確保するためには製品が高価となる。本実施の形態1は、運転ランプである第1の発光素子14は比較的長い時間点灯する必要があるため、長寿命の白色の発光素子が使用され、モードランプである第2の発光素子15は一定時間のみ点灯すればよいため、比較的低寿命の多色の発光素子が使用される。このため、第2の発光素子15の使用期間を延ばすことができる。
なお、本実施の形態1では、リモートコントローラ3からの信号が運転開始であるか停止であるかが判断されている(図8のステップST2)が、別の信号で判断されてもよい。例えば、運転モード、風向等を変更する信号で判断されてもよい。この場合、信号は、空気調和機1の停止信号ではないため、ステップST3に進む。
(第1変形例)
図9は、本発明の第1変形例における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。図9に示すように、第1変形例では、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第2の発光素子15の出力を、点灯と消灯との間の遷移期間T2において段階的に増加させ、第2の発光素子15の出力が最大になって点灯させたとき、第1の発光素子14を消灯させる。そして、制御部20は、第2の発光素子15の出力を徐々に低下させ、モード切替時間T1が経過したときに消灯させる。このように、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に増加させることにより、第2の発光素子15に急激に電力が供給されることが抑制される。従って、第2の発光素子15の耐久性を向上させることができる。なお、遷移期間T2は、適宜変更可能である。
図9は、本発明の第1変形例における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。図9に示すように、第1変形例では、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第2の発光素子15の出力を、点灯と消灯との間の遷移期間T2において段階的に増加させ、第2の発光素子15の出力が最大になって点灯させたとき、第1の発光素子14を消灯させる。そして、制御部20は、第2の発光素子15の出力を徐々に低下させ、モード切替時間T1が経過したときに消灯させる。このように、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に増加させることにより、第2の発光素子15に急激に電力が供給されることが抑制される。従って、第2の発光素子15の耐久性を向上させることができる。なお、遷移期間T2は、適宜変更可能である。
(第2変形例)
図10は、本発明の第2変形例における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。図10に示すように、第2変形例では、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第1の発光素子14の出力を遷移期間T2において段階的に減少させ、第1の発光素子14の出力が零になって消灯させる。また、制御部20は、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に増加させ、第2の発光素子15の出力が最大になって点灯させる。そして、制御部20は、第1の発光素子14の出力を遷移期間T2において段階的に増加させ、第1の発光素子14の出力が最大になって点灯させる。また、制御部20は、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に減少させ、第2の発光素子15の出力が零になって消灯させる。
図10は、本発明の第2変形例における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。図10に示すように、第2変形例では、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第1の発光素子14の出力を遷移期間T2において段階的に減少させ、第1の発光素子14の出力が零になって消灯させる。また、制御部20は、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に増加させ、第2の発光素子15の出力が最大になって点灯させる。そして、制御部20は、第1の発光素子14の出力を遷移期間T2において段階的に増加させ、第1の発光素子14の出力が最大になって点灯させる。また、制御部20は、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に減少させ、第2の発光素子15の出力が零になって消灯させる。
このように、第1の発光素子14及び第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に変化させることにより、第1の発光素子14及び第2の発光素子15に急激に電力が供給されることが抑制される。従って、第1の発光素子14及び第2の発光素子15の耐久性を向上させることができる。なお、遷移期間T2は、夫々同じ期間でもよく、異なる期間でもよい。
(第3変形例)
図11は、本発明の第3変形例における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。図11に示すように、第3変形例では、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に増加させ、第2の発光素子15の出力が最大になって点灯させる。そして、制御部20は、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に減少させ、モード切替時間T1が経過したときに消灯させる。このように、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に変化させることにより、第2の発光素子15に急激に電力が供給されることが抑制される。従って、第2の発光素子15の耐久性を向上させることができる。
図11は、本発明の第3変形例における表示部10の動作を示すタイミングチャートである。図11に示すように、第3変形例では、制御部20は、リモートコントローラ3から信号を受信したとき、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に増加させ、第2の発光素子15の出力が最大になって点灯させる。そして、制御部20は、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に減少させ、モード切替時間T1が経過したときに消灯させる。このように、第2の発光素子15の出力を遷移期間T2において段階的に変化させることにより、第2の発光素子15に急激に電力が供給されることが抑制される。従って、第2の発光素子15の耐久性を向上させることができる。
このように、第1変形例、第2変形例及び第3変形例において、制御部20は、第1の発光素子14又は第2の発光素子15の出力を、点灯と消灯との間の遷移期間T2において段階的に変化させるものである。これにより、第1の発光素子14又は第2の発光素子15に急激に電力が供給されることが抑制される。従って、第1の発光素子14又は第2の発光素子15の耐久性を向上させることができる。
1 空気調和機、2 空調機本体、3 リモートコントローラ、10 表示部、11 筐体、11a 穴、12 固定具、13 基板、14 第1の発光素子、15 第2の発光素子、16 表示シート、16a 図形、17 前面パネル、20 制御部、21 受信手段、22 室内制御手段、23 駆動手段。
Claims (6)
- 空調空間の空調を行う空調機本体と、
前記空調機本体に設けられ、前記空調機本体の運転状態を表示する表示部と、
前記表示部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記表示部は、
前記空調機本体に設けられ、穴が形成された筐体と、
前記筐体の前記穴に配置され、前記空調機本体の運転又は停止を示す第1の発光素子と、
前記筐体の前記穴に配置され、前記空調機本体の運転モードを示し、前記第1の発光素子とは異なる色で発光する第2の発光素子と、を有し、
前記制御部は、
前記空調機本体が運転しているとき、前記第1の発光素子を点灯させると共に前記第2の発光素子を消灯させ、
前記空調機本体の運転モードが切り替えられたとき、前記第1の発光素子を消灯又は出力低下させると共に前記第2の発光素子を点灯させるものである
空気調和機。 - 前記制御部は、
前記空調機本体が停止している場合、前記空調機本体の運転モードが切り替えられたとき、前記第1の発光素子を消灯させたまま前記第2の発光素子を点灯させるものである請求項1記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記第1の発光素子又は前記第2の発光素子の出力を、点灯と消灯との間の遷移期間において段階的に変化させるものである請求項1又は2記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記第1の発光素子を消灯又は出力低下させると共に前記第2の発光素子を点灯させてから点灯又は消灯を維持するモード切替時間が経過したとき、前記第1の発光素子を点灯させると共に前記第2の発光素子を消灯又は出力低下させるものである請求項1~3のいずれか1項に記載の空気調和機。 - 前記第1の発光素子の発光色は白色である請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 前記第2の発光素子の発光色は複数の色に切り替え自在である請求項1~5のいずれか1項に記載の空気調和機。
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